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ノルウェー国立バレエ団「カルメン」3回目(千秋楽)

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    Theater an der Wien 2017年4月11日 19時〜21時50分

    CARMEN
    Ballett in drei Akten (2015)

    振付 Lian Scarlett
    指揮 Per Kristian Skalstad
    舞台 Jon Bausor
    照明 James Farncombe

    カルメン Yolanda Correa
    ドン・ホセ Yoel Carreño
    ミカエラ Leyna Magbutay
    エスカミーリオ Shane Urton
    フラスキータ Sonia Vinograd
    メルセデス Lisa Nielsen
    モラーレス Andreas Heise
    ズニーガ Kári F. Bjørnsson
    ジプシー Alberto Ballester, Martin Dauchez, Marco Pagetti

    バレエ団 Norwegisches Nationalballett
    オーケストラ Wiener KammerOrchester

    できれば初日のキャストの方も
    もう1度見たかったのだが
    何せオネーギンとバッティグしてしまったので
    日曜日のキャストの方でもう一回。

    しかしまぁ、よく出来た作品だなぁ。
    カルメンの別解釈による心理ドラマになっていると同時に
    切ないラブストーリーあり
    マッチョなシーンありで
    様々な要素が見応えのある振付で
    何ともリアルに踊られている。

    緞帳はスペイン風のレースで
    赤い照明でカルメン風の赤に見せて
    舞台装置は、ちょっと田舎の場末の雰囲気のある
    トラディショナルな感じのものだし

    衣装がまた美しい ♡
    色のバランスが見事で
    フラメンコ風のドレスから
    闘牛士の金色の糸を多用した贅沢な衣装まで
    視覚的にも贅沢な気分が味わえて幸せになる。

    ホセ役のダンサーが、やっぱり抜群に巧い。
    あの優雅なラインでソロを踊られると
    うわわわ、このダンサーで他のノーブル役を観たい、と
    本気で思わせる。

    カルメンとのパ・ド・ドゥのリフトも完璧で
    最後のシーンのあんな激しい動きの中でも
    しっかり役になりきっている上

    日曜日に見た時の表情と
    また違ってるんですけど・・・
    という事は
    このダンサー、計算して表情を作ってる訳じゃないのね?
    その役になりきったところで
    自然にあの表情が出てしまうわけ?

    すごいな、才能って・・・
    おバカな観客の私は、もう口を空けて感嘆する他ない。

    カルメン役のダンサーの美しさに
    目のチカラの強さ
    それがホセとのラブシーンでウルウルするところ
    もう見事にリアルで引き込まれてしまう。

    ものすごく飛び抜けたスター性のあるダンサーという訳ではないが
    国際的だし、様々なダンサーが居て、良いカンパニーだと思う。

    あと、私の耳慣れかもしれないが
    オーケストラが初日に比べて、格段に良くなった。

    ウィーン室内管弦楽団は
    コンツェルトハウスなどでチクルスを持ってはいるが
    ウィーンのオーケストラの中では比較的地味な存在で
    悪く言えば「伴奏オーケストラ」の仕事が多い。

    が、伴奏オーケストラが出来ちゃうというのは
    別の意味では、何でも弾けちゃうオーケストラでもある。

    最初は伴奏に徹してしまって
    ソロもあれ?という部分が結構あったのだが
    今日は、ちゃんと「音楽」に聴こえて来たし

    私が1回目と2回目で
    言わなかったけれど、何じゃそりゃ、というソロ・パートが
    本日は非常に美しく完璧に聴こえて来たのは
    プレイヤーが必死に練習した成果か
    あるいはプレイヤーのチェンジがあったのか(笑)

    オーケストラ・ボックス見えないのでわかりません。
    (それでもチケットは40ユーロもした。ウィーン劇場は高い)

    でも、あの舞台装置から衣装から
    全部、ノルウェーから持って来たのか、と思えば
    たった40ユーロ(うううう)で
    あの信じられない夢の世界を体験させてもらえたのは有り難い。

    舞台芸術を観ていると
    最前線に立って踊るダンサーだけではなく
    オーケストラも指揮者も
    大道具・小道具、照明や衣装、メイク・アップその他

    ものすごい人数のスタッフが
    緻密に計算して細かく気をつかって
    作り上げる贅沢な総合芸術なんだなぁ、と
    スタッフ全員に感謝したい気持ちで一杯になる。

    何て贅沢な時代に生きていられるんだろう、と
    神さまに感謝したくなっている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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      • 2017.08.21 Monday
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