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赤いジゼル 4回目観賞記

Volksoper 2017年4月6日 19時〜21時

GISELLE ROUGE
Ballett von Boris Eifman
振付・照明 Boris Eifman
舞台・衣装 Wiacheslav Okunev
指揮 Andreas Schüller

音楽
1幕
Peter Iljitsch Tschaikowski : Serenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
Peter Iljitsch Tschaikowski : Der Strum, Pantasie nach dem Drama von William Shakespeare, op. 18
Alfred Schnitke : Ritual. In memory of the victims of the 2nd World War (for the 40th Anniversary of the liberation of Belgrade)
Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz
Peter Iljitsch Tschaikowski : Senrenade für Streicher, op. 48, Finale (Tema russo)
Peter Iljitsch Tschaikowski : Elegie (für Streichorchester)
Alfred Schnittke : Gogol-Suite, III. Satz (Das Portrait)
Peter Iljitsch Tschaikowski : Manfred. Sinfonie in vier Bildern nach dem dramatischen Gedicht von Byron, op. 58, IV. Satz und I. Satz
2幕
Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, III. Satz, Minuet
Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, I. Satz, Ouverture
Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 1, III. Satz, Adagietto
Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, IV. Satz, Farandole
Georges Bizet : L’Arlésienne Suite Nr. 2, II. Satz, Intermezzo
Walter Donaldson : Yes Sir, that’s my Baby
Elias Paul “Allie” Wrubel : The Lady in Red
Alfred Schnittke : Konzert für Viola und Orchester, II Satz
Alfred Schnittke : Gogol-Suite, IV. Satz (Die Bürokraten)
Alfred Schnittke : Gogol-Suite, VIII. Satz (Das Testament, Vermächtnis)
Alfred Schnittke : (K)ein Sommernachtstraum
Peter Iljitsch Tschaikowski : Francesca da Rimini. Fantasie op. 32
Adolphe Adam : Giselle (Finale)

バレリーナ Nina Poláková
教師 Kamil Pavelka
人民委員 Vladimir Shishov
パートナー Robert Gabdullin
パートナーの友人 James Stephens
バティルデ Oxana Kiyanenko

2015年に3回(ゲネプロ入れると4回)鑑賞した
エイフマンのバレエ「赤いジゼル」の
待ちに待った再演 ♡

2015年はオルガとケテヴァン
教師はエノとカミーユ
人民委員はキリルとシショフ
パートナーはローマンとローベルト
パートナーの友人がヤコブ
バティルデはずっと変わらずオクサーナ

今回はオルガさまもケテヴァンも産休中で
ニナ(ポラコヴァ)が初演の再演から踊っている。
(初日は行けなかった)

で、すごく正直に書いてしまうと
ニナ(ポラコヴァ)には申し訳ないんだけど
オルガさまの儚い美しさとか
ケテヴァンのあの存在感とかには
どうしてもニナは負けてしまう(すみません)

ニナはバレエ・ダンサーとしては
決して恵まれた表情を持っているわけではないから
その意味でプリンシパルに上り詰めるのに
どんなに大変だったか、想像できる。

恵まれたフェイスを持つ同期と比べたら
バレエのテクニックや表現をとことん磨き抜いて
その意味では、踊りについては素晴らしいし
身体もとても美しくて
クラシックからモダンまで、実に巧いダンサーなのだ。
(私は特にニナのモダンは好き)

ただ、最初のシーンで
コールドの中に主人公が出てくると
オルガさまなんかは、そこで既にピカッと光っていたわけですよ。
ニナは、そこでちょっと埋もれてしまうんですよね(すみません)

ただ、後半でニナが衣装換えして
黒い艶やかなドレスで登場した時の色気は凄かった。
ちょっと退廃的で、崩れたようなところが
すごく良く出ていて、驚いた。

人民委員、というよりは
怪しい秘密警察の権力者のシショフは
うはははは
えらく舞台映えするじゃないの。

背が高くて掴む空間が大きいし
冷たい瞳が実にリアルで
アクロバティックなリフトを軽々とやるのは
さすがプリンシパル同士のカップル ♡

ローベルトのリファール役はチャーミング。
で、ご存知の通り
ローベルトに絡む「ご友人」が
今回はジェームス ♡

いやもう、カワイイと言うか
いじらしいと言うか
腐女子が泣いて喜ぶシーンで・・・
(ごめんなさい)

ローベルト演じるリファール
でも完全にそのケという訳ではなさそうで
主人公のニナに心を残して
でもジェームスも可愛くて
・・・ああ、もう、この演目、役に名前ついてないから
ついついダンサーの名前で呼んでしまうじゃないの。

それが私の大好きなジゼルのシーンに繋がって行く。
ジゼルのシーンでのアルブレヒト役をやるローベルトに
ヒラリオンのジェームスが嫉妬するところなんて
もう、なんかいじらしくて
ローベルト、ジェームスをそんなに邪険にするんじゃない
とか、ついつい思ってしまったわよ(そんな事でどうする?)

久し振りにこの演目を鑑賞して思ったのは
バレエとしての構成や
アクロバティックでドラマチックな振付に加えて
音楽の選択が素晴らしい事。

チャイコフスキーやビゼーの中に
アルフレッド・シュニットケの音楽が混ざって
ロマンティックでありながら
ロマンティックに身を任せていると
背筋がゾクッとして
現実ではない空虚な穴に落ちてしまうという
いや、本当に巧いわ、この音楽。

バレエそのものも
ラブストーリーと歴史をきちんと描くかと思えば
主人公のダンサーの中で
現実とバレエ(ジゼル)が重なって
どんどん妄想の世界に入り込んでしまうところが
何とも薄気味悪いほどリアルに描かれている。

全部の公演には行けないけれど
あと2回ほど行く予定。

学校割引で若い中学生や高校生がたくさん来ていたけれど
(私は30ユーロ以上払っているけれど
 学生券はむちゃくちゃ安い(か無料))
私がバレエにハマったのも
エイフマンの作品からだから
若い頃からどんどんハマって
稼ぐようになったら高いチケットを買いなさいね
・・・とか嫉妬混じりで考えてしまう
けしからん私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。



オルガさまの踊ったトレイラーがあるので貼っておく。
ほんの少しだけど
ローマンとヤコブのカップルのシーンがあって(27秒からほんの少し)
やっぱりこちらの方がリアルだわ(って何の事?(笑))


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  • 2017.04.29 Saturday
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