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シモン・ボリバル交響楽団 + グスターボ・ドゥダメル

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    Musikverein Großer Saal 2017年3月28日 19時30分〜21時20分

    Simón Bolívar Symphony Orchestra of Venezuela
    指揮 Gustavo Dudamel

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Symphonie Nr. 5 c-Moll, op. 67
     Symphonie Nr. 6 F-Dur, op. 68 “Sinfonia pastorale”

    唐突で申し訳ないが
    ワタシはアホである。
    もう救いようのないアホで
    もしかしたら、既にアルツハイマー入ってるかも(涙)

    3月26日のコンサートを聴いて
    よし、月曜日と火曜日も行こう、と即決心。

    売り切れとは書いてあったが
    舞台上に席を作ったようで
    慌てて幕間と帰りの地下鉄の中で
    スマホでインターネットに入ってチケットを買って
    自宅の PC からプリント・アウトして

    本日夕方18時過ぎに
    さぁ、今日も舞台上だ、とチケットを取り出してみたら

    日付が違う・・・・(茫然自失 😱)

    慌ててウエブに入ったものの
    「当日残券は窓口にて」と書いてあるだけ。

    えええええっ
    だって、持ってるこのチケットのコンサートの日って
    私、行けない日だし

    しかも今日はベートーベンの交響曲の中でも
    最もポピュラーな5番と6番。

    行けないチケットを戻さねばならないし
    (再販できなかったらもう仕方ない)
    それで今日のチケットがなかったら
    仕方ないから、帰宅してフテ寝しよう、と
    悲愴な決心で向かう楽友協会。

    結果的にはチケットあったんですけど
    その後の事はあまり書きたくない・・・

    何でこの席、45ユーロもするんですか(涙)
    しかも
    できるだけオーケストラから離れたところで、と言ったのに
    座ってみれば一番近いところ。
    (席の並びがいつもと違って不規則だった)
    コントラバスが目の前で
    左手にはホルンが朝顔をワタシに向けて座っている。

    周囲に日本人らしき何人かがチラホラしていたし
    これ書いたら顔バレするんじゃないか、と思ったが
    わはは、私、それほど有名じゃないから大丈夫だろうきっと。

    妙齢の美人のコントラバス奏者が
    美しい筋肉質の腕を晒し出して前に居るのは良いのだが
    (お前はオジサンかっ)
    もちろん、このプレイヤーがしっかりと視界を遮っていて
    指揮者なんか全く見えない。

    オーケストラ・スコアをバッグの中に忍ばせているのだが
    観客からバッチリ見える席で
    スコア広げて見るだけの勇気はない(涙)
    (あぁ、せめて2列目か3列目かだったら良かったのに。
     見えないのは同じなのだし・・・)

    よって、ベートーベンの交響曲5番は
    コントラバスの音と
    時々入るホルンの咆哮と
    何故かその前に座っている木管が響いて来て

    例によって例のごとく
    (あの席はそういう席なのである)
    楽譜の裏返し状態。

    オーケストラの中に入って音を楽しむ
    あの Im Klang と思って開き直るしかないわ、もう。
    Im Klang だってチケットの値段はけっこうするし(やけっぱち)

    ある意味、現代音楽を聴いているようなもの(言い過ぎ)
    最初から最後まで
    コントラバスと(いや面白かった。6本ありました)
    ホルンと木管ばっかり聴いていた。

    音の響きとしては、ものすごく面白かったのだが
    これこそ、ベートーベンの5番には聴こえません。
    (席のせいです)

    本当に会場は満杯状態だった。
    でも、
    あのホルンの朝顔しっかりコッチに向いてます状態で
    パストラーレの農民の騒ぎとか聴いちゃったら
    難聴になりそうだったので
    何とか逃げて来た。
    (周囲の人は、あ、帰った、と思っただろう)

    交響曲6番「田園」は
    この間もウィーン・フィルで3回
    ウィーン交響楽団で1回聴いたばかりなのだが

    う〜ん、唸るよ、この曲。
    タッタカ・タッタカの繰り返しとか思っていたけれど
    この構成の妙と
    楽器の使い方の絶妙さに圧倒されるばかり。

    無駄な音が一切なくて
    必要な音は全部揃っているという・・・(沈黙)

    ドゥダメルの田園
    刻みをあまり前面に出さず
    スラーがかかっている小節を
    時々、もっと長いスラーで演奏したり
    全体が無理のない自然な進み方をしているし
    各楽器のバランスの取り方が巧い。

    第一楽章の繰り返しは、今回はきちんとやった。
    でも冗長にならず
    刻みとレガートのコンビネーションを
    実に巧く演奏して、飽きさせない。面白い。

    農民の祭りはえらくピアニッシモで始めて
    なんかおとなしいじゃないか、と思ったら
    騒ぎ出したら凄かった(笑)

    ただ、最初の日にあったような
    オーケストラの音が団子、というのは
    2日目から全くなくなった。
    たいした指揮者だよ、この人・・・(脱帽)

    どの演奏が何とか、とか言うのではなくて
    技量のあるオーケストラが
    優秀な指揮者で演奏したら
    細かい部分の表現はともかくとして
    作品そのものの持つ力が凄くて、圧倒されてしまう。

    ドラマチックでちょっとウエットで
    強弱が激しい演奏だったけれど

    ドゥダメルって、ソツがない、というか
    あれだけカリスマ纏って何年か前に
    彗星のごとく登場した天才指揮者ではあるのだけれど
    割に「優等生」っぽくなっちゃった感触。

    初期に聴いた頃は、もう少し尖っていた印象があるんだけど
    物馴れて来た、と言って失礼なら
    成熟した、というか
    ヨーロッパ慣れして
    一流の生活に慣れて来たんだろう、というのが
    音楽にも出ているような気がするのは

    私の勝手な思い込みなので
    読者の皆さまはマジメに取らないようご注意下さい。

    音楽家や指揮者はハングリーであれ、とか
    訳のわからない価値観を押し付ける気は一切ありませんので。

    うおおおお、とか、ひええええっ、とか
    大声出して喚きたくなって
    椅子からずり落ちるような演奏ではなく
    やっぱり、かなりマトモでヨーロピアンな演奏だったけれど

    その意味では
    さして悩みもなく
    かなり明るい音色の楽しい楽しい楽しいベートーベンで
    しかめっ面して
    難しい顔をして、演奏どうのこうのと言う
    アホな(私のごとき)ド素人評論家モドキは張り倒して

    儂はヒットメーカーだぞ
    何か文句あるか、楽しく聴け〜!!!(祝ベートーベン)

    ・・・ワケわからん事を書いてごめんなさい。

    でも難しい哲学的云々は全くなく
    文句なしに
    ハイリゲンシュタットのお散歩も
    農民の酔っ払いの喧嘩も
    嵐も雷も、その後の水滴が樹から落ちて太陽燦々の風景も
    目一杯楽しませてもらったコンサートだった。

    財布には大打撃だったけれど
    (それでなくとも
     ザルツブルク音楽祭だの
     トーンキュンストラーや楽友協会や
     コンツェルトハウスのチクルスもそろそろ請求書が来る筈)

    まぁ、飢え死にまでは行かないから
    (近いうちに行くかもしれないが(爆))
    この歳になったら
    楽しい思い出しか天国には持って行けないので(たぶん)
    フテ寝じゃなくて、ベートーベン聴けて良かった、と
    ひたすら自分を納得させようとしている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



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      • 2019.12.07 Saturday
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