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シモン・ボリバル交響楽団 + グスターボ・ドゥダメル

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    Musikverein Großer Saal 2017年3月27日 19時30分〜21時30分

    Simón Bolívar Symphony Orchestra of Venezuela
    指揮 Gustavo Dudamel

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Symphonie Nr. 3 Es-Dur, op. 55 “Eroica”
     Symphonie Nr. 4 B-Dur, op. 60

    私はアホだが
    周囲に賢人の知人が多いので(有り難い!)
    シモン・ボリバル交響楽団の説明をしてもらった。

    2011年からユースではなくなって
    このオーケストラの下に
    テレサ・カレーニョ・ユースというオーケストラがあり
    彼らが今はナショナル・ユースの地位にある

    という情報をいただいた。
    (N.G. さま、感謝です ♡)

    さて、音楽家というのは
    ほとんどブラック企業じゃないのか(しかも肉体労働)と思うほど
    今回のシモン・ボリバルの公演は
    日曜日に1番・2番と序曲を2つ
    月曜日に3番と4番
    火曜日に5番と6番
    水曜日に7番と8番
    木曜日に9番
    ・・・・って、一日も休みナシ。

    リハーサルとかもあるだろうし
    体力的にも精神的にも、かなりキツイと思うのだが
    ちゃんとチケット買って行っている聴衆としては
    集中的にベートーベンの交響曲を聴けるのは、それなりに楽しい。

    というより、最初は行く気なかったんだけど(汗)

    さて交響曲3番、エロイカ。
    スコアを広げつつ聴いていたのだが
    すごいエネルギー。

    昨日の1番と2番のお行儀の良さはどうした?!(笑)
    あ、もしかして、ネコ被ってました?(爆笑)

    楽譜の音符の間を破って
    立ち上ってくるエネルギーにクラクラする。
    音量が大きいとかではなく
    フォルテはきちんとフォルティッシモとは区別しているのだが
    出てくる迸るようなエネルギーの総量が大きい。

    オーケストラの技量としては一流だが(失礼な言い方)
    このオーケストラをドゥダメル以外の指揮者で聴こうとは
    実はあまり思わない(すみません)

    ほんの小さなズレとか不揃いとか音程の上下が
    ないわけではないのだけれど
    そんな事、全く気にならないくらいの力強さで
    グイグイ押してくるところは
    すごくベートーベンらしい。

    まぁ、その意味では昨日と同じく
    かなり「正統派」の「伝統的」な演奏であって
    どこかの異端指揮者がやっているような
    なんだこれ本当にベートーベンかよ、という演奏ではない(笑)

    4番を聴いていて思ったのだが
    ドゥダメルって、時々、なんか突然、浪花節になるところがあって
    ズルッとセンチメンタルでウエットになる箇所がある。

    いや、それが良い、という人ももちろん多いだろう。
    割に「ロマン派」っぽい解釈で
    (だからエネルギッシュでドラマチックにもなる)
    時々、細かいアンサンブルを犠牲にしても
    力任せで音を出してしまうところもある。

    丁寧に、時々かなりウエットになって歌わせた第2楽章が
    ちょっと丁寧すぎて、かなり冗長に響いたなぁ、と思ったら
    第3楽章が、かなり重たくて驚いた。

    そりゃあの弦のアンサンブルを
    あそこまで鳴らしたら、あの部分が重くなるのは当然だが
    一応アレグロ・ヴィヴァーチェなんだけど
    なんかズルズル引き摺る感じ。

    それに比べると1楽章と最終楽章の
    アップテンポな楽章の処理は見事で、しっかり夢中にさせてくれる。

    無理な大音響は出していない。
    かと言ってピリオド奏法みたいにドライな音ではなく
    しっかりロマン派の香りがするので
    楽友協会ホールの音響にピッタリ嵌って
    この上なく美しい音響になる。

    まぁ、ここら辺の事を言い出すと
    もう「好み」の問題でしかない。

    しかしベートーベンってやっぱり人気があるんだなぁ。
    コンサートはバッチリ売り切れで
    もちろん常連のクラオタ連中の顔も見かけるけれど
    それ以上に
    今回が初めてのコンサート♡ という感じの観客も多い。
    (そぶりを見ていればわかります(笑)ヤな奴だなワタシ)

    でもベートーベンって楽しいでしょ?
    当時のヒットメーカーだもん。
    ドゥダメルは3番の最初のリピートはしなかったけれど
    その後のリピートは(4番は全部)ちゃんと演奏して

    聴き込んでいる曲だから
    それが多少冗長に聴こえてしまった、というのはあるかもしれないけれど

    CD もラジオも Youtube もない時代には
    ナマで聴くしかなかったのが音楽というモノだったから
    初めて聴きます(特に4番はそういう人が多いかも)という人には
    面白かったと思う。

    明日は5番と6番。
    さすがに明日のコンサートは完全に売り切れで空き席がないだろうから
    舞台の上で目立たないように寝てます・・・あっ、いやいやいや
    舞台の上でスコア広げてるのも恥ずかしいので
    しっかり聴いて来ます(ホントか?)と
    堅い決心をしている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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