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トーンキュンストラー + ミヒャエル・サンデルリンク

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    Musikverein Großer Saal 2014年10月12日 15時30分〜17時50分


    Tonkünstler-Orchester Niederösterreich

    ピアノ Kit Armstrong

    指揮 Michael Sanderling


    Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)

     Konzert für Klavier und Orchester B-Dur KV 456 (1784)

    Anton Bruckner (1824-1896)

     Symphonie Nr. 5 B-Dur (1878)


    ピアニストのイゴール・レヴィットがキャンセルして

    弱冠22歳のキット・アームストロングが代役。


    モーツァルトだから、まぁ、誰でも演奏はできるよね、たぶん。


    我々の年代ではカリスマ指揮者だったクルト・サンデルリンクの息子

    ミヒャエル・サンデルリンクは

    黒髪、ちょっと長髪、衣装も上から下まで真っ黒のイケメン。


    しっかり熟睡。

    ちゃんと聴こうと一生懸命頑張ったのだが

    やっぱり熟睡。


    最初はリズムが見えず

    まるでスフマートのようにボワボワした感じで

    しかもちょっと劇的で、タメがあって

    リズムの揺れがあって

    へ〜っ、モーツァルトってこう演奏しても良いわけ?とか思っていたけれど

    それも熟睡の中の妄想だったのかもしれない。


    キット・アームストロングはアジア系の若い坊やで

    あれは、トーンキュンストラーの常連の年配層にはウケる(断定)


    かと言って、別に超絶技巧を自慢する曲じゃないし

    それなりに身体を揺らして動かして

    結構な音量で鳴らしてたけど、でもこちらは気持ち良く寝てるので

    音楽家の皆さま、本当にごめんなさい。


    アンコールはすごく不思議な曲だった。

    バッハを現代曲にしたような感じで

    モーツァルトとは全く表現が違うのだが

    淡々と粒の揃った音で演奏されて

    これはなかなか。


    さて、後半はブルックナーである。

    しかも5番である。


    ・・・普通、ブルックナーの5番って

    それだけでプログラム組むんじゃないの?


    いや、モーツァルトのピアノ協奏曲も

    ブルックナーの交響曲5番も

    両方とも変ロ長調。

    (その基準でプログラムかいっ!)


    前半は舞台が見える席が空いていたので移ったが

    ブルックナーの5番では

    できるだけ舞台から離れたい。


    ところでブルックナーの5番の演奏時の舞台の上が

    面白いオーケストラの並びだった。

    全部は見ていないが(安い席なので)

    バイオリンが対抗位置で、その後ろにビオラ。

    普通だったら向かって右手にいるチェロ軍団が

    どうも左手(だから見えないんだってば(汗))に

    コントラバスと一緒に居る模様。


    向かって右手にはティンパニが鎮座している。

    (これも通常は左手に位置する事が多い)


    で・・・

    まさかブルックナーで寝落ちするとは(冷汗)


    いえいえ、言い訳になっちゃうけど

    水曜日の夜から土曜日の午前中まで

    しつこい偏頭痛に悩まされて

    頭痛薬からアスピリンに至るまでを

    ガリガリやりながら仕事していたツケが来た。


    ベッドのマットレスとスラット・ベースを新しくしたので

    2日程、眠りが浅かった事もあって

    やっと土曜日から日曜日にかけて

    初めてグッスリ眠れた、というのと


    毎日曜日の朝、自宅の地下のサウナで

    ご近所さんの作った朝食を楽しみながらサウナに入るというのを

    ここ数ヶ月やっている上に


    今日の朝の飲み物はシュトルムだったのである!!!

    (シュトルムはこの季節限定で

     ワインになる前の、まだ発酵している

     ちょっとアルコールになりつつある葡萄ジュース)


    朝の9時〜12時までご飯食べてシュトルム飲んで

    サウナ入って水浴びして

    その後、少しソファの上でウトウトしたのだが

    それでも睡眠が足りなかったらしい。


    ブルックナーの交響曲は知らなければ

    突然の大音響に叩き起こされる筈なのだが

    幸か不幸か、私は5番は何回も聴いているから

    どこで大音響になるのか知っている・・・


    いやいや、気持ち良く寝ました。

    オーケストラの皆さま、ごめんなさい。


    力一杯の演奏で

    弦も見事に揃っていて

    特に金管の咆哮が、ノーミスで実に素晴らしかった。

    ちと力任せだよな、という音の出し方だったけれど

    モーツァルトの後に

    あの大曲を、よくぞ演奏した、という感じ。


    サンデルリンクの指揮のもとで面白かったのは

    この人、対位法を、くっきり、はっきり出して来る。

    音が潰れそうな箇所のパートが面白い程聴こえて来て

    あぁ、ここ、この楽器とこの楽器が

    対位法的に対比されてるんだ、という発見が

    あちこちであった。


    ・・・もしかしたら、それも夢だったのかもしれないが。


    下手にやればうるさくなるだけのブルックナーの5番を

    かなり精密に扱っていて

    さすがに最後の部分は非常にうるさかったけれど

    それ以外は、きっちりと聴こえて来たのも大したものだと思う。


    いや、あの、その、気持ち良く寝ていたので

    エラそうな事は言えませんが(恥)


    という訳で、コーヒー飲んで

    これからオペラ座でティーレマンのアリアドネ。

    舞台が見えない席で

    しかも今回は立てないから

    もしかして、また寝落ちしたらどうしよう・・・


    でもイソコスキがプリマドンナを歌うので

    頑張って最後まで聴かねば、と決心して

    オペラ座に向かう私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



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