<< ウィーン交響楽団 + ジェームス・ガフィガン 2回目 | main | トーンキュンストラー + ミヒャエル・サンデルリンク >>

エフゲニー・オネーギン 室内オペラ版

0

    Kammeroper 2014年10月10日 19時〜20時50分


    Eugen Onegin

    Lyrisches Szenen in drei Aufzügen (1878)

    Musik von Peter Iljitsch Tschaikowski

    Kammerorchesterfassung : Jonathan Lyness


    指揮 Peter Valentovic

    演出 Ted Huffman

    舞台 Samal Blak

    照明 Norbert Chmel


    俳優 Thomas Engel

    タチヤーナ Victorija Bakan

    オルガ Natalia Kawałek-Plewniak

    エフゲニー・オネーギン Tobias Greenhalgh

    レンスキー Vladimir Dmitruk

    グレーミン Christoph Seidl


    オーケストラ Wiener KammerOrchester


    チャイコフスキーのエフゲニー・オネーギンの室内オペラ版。

    多少の省略があって

    オーケストラが室内オーケストラ(たぶん15人くらい)

    休憩なしの上演1時間50分。


    この程度ならオペラも歓迎(笑)


    カンマー・オーパーは会場こそ狭いが

    中の装飾はモロにバロックだし

    音響も良いし(小さいから響くのだ)

    後ろに座っても舞台は近いし

    ウィーン劇場の管轄だが

    ウィーン劇場よりずっとチケットが安い(これ大事)


    新聞評には、演出に見るべきところがある、みたいな事が書かれていたので

    さて、どんなものかな?とプログラム見たら


    何だろう、この「俳優」って???


    チャイコフスキーにしては薄いオーケストラの音で

    舞台の幕が開くと

    中央に机

    背景は取り付け家具のようになっていて

    そこに俳優さんが座っている。


    この俳優さんが

    壁のようになった家具の区画から

    花瓶を出したり、燭台を出したり

    ドアを開けたり、椅子を片付けたり

    俳優、というよりは黒子の役で出ずっぱり。


    ロシア語上映で、上にドイツ語の字幕が出る。


    しかし、あれだな、やっぱり劇場が狭いので

    歌手の声がむちゃくちゃ響く、というより

    今の歌手って、みんなむちゃ声量あるから

    反ってうるさいくらいに響いて、ちょっと驚く。

    (途中でうるささに負けたのか出ていった人もいた)


    ともかくみんな、声がでかい。

    身体もでかい。

    舞台が近いから、でかい身体がしっかり見える。

    これが国立オペラ座とかなら

    客席との距離が長いので、身体の大きさも声の大きさも気にならないだろうが。


    チャイコフスキーを室内管弦楽団版で聴くというのが

    面白い体験で

    フル・オーケストラより、ずっと音は痩せているのに

    時々、モロにチャイコフスキーのあの豊かな音響に化けるのが楽しい。


    舞台変換が、壁から俳優さんが取り出す小道具と

    上から釣られてくるシャンデリアとか肖像画だけなので

    舞台変換がないために

    休憩時間を挟む事なく2時間というのは有り難い。


    歌手の衣装も、帝政時代のロシアという感じで

    備え付け家具も壁と化しているので

    簡素な舞台に見えるが

    現代演出というのは全く感じさせず


    しかも歌手がみんなイケメンと美人揃いなので

    オペラと言うより、よく出来た映画を見ているみたいな気持ち良さ。

    役柄と歌手の間の違和感がないので

    オルガにもタチヤーナにも

    レンスキーにもオネーギンにも

    グレーミンにも、聴きながらしっかり同化できる。


    巧く出来たプロダクションだなぁ。

    このオペラ、国立オペラ座でも観たし

    もっと好きなのはバレエ・バージョンだが


    これだけ省略して無駄がなくて

    サクサク話が進んで

    ラブソングばっかりだが

    チャイコフスキーらしい甘いメロディの

    聴かせどころのアリア山盛りで

    しかも休憩なしの2時間弱。

    舞台は美しいし

    演出も現代ながら伝統的で


    このプロダクション、気に入った ♡


    まだ何回か上演されるので

    もう1度観に行きたい・・・けれど

    お金もそうだが、そんな時間、どこで見つけよう


    と真剣に悩んでいる私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    歌手、みんな本当に若くてカッコ良くて

    あの憎たらしいオネーギンでさえもイケメンでスタイル良いし

    グレーミンのバスなんか

    あぁ、年寄りで金持ちでステキ(以下省略)

    ・・・こほん、やっぱりオペラは見た目も大事(笑)


    スポンサーサイト

    0
      • 2019.10.18 Friday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
        12345
      6789101112
      13141516171819
      20212223242526
      2728293031  
      << October 2019 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM