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ツィンマーマンの演奏中断に思うこと

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    今日もベルリン・フィルの演奏する

    マーラーの交響曲2番のコンサートに行って

    昨日、ちょっと気になった木管のフレーズは直っていたし

    金管が実に見事に、舞台裏も含めて

    素晴らしい名人芸を聴かせてくれて


    またもや、最後で涙ドバーッという状態だったのだが


    2日目の感想が1日目とそんなに変わるわけがないので

    今日は別テーマ。


    クラシック・オタクの皆さまは既にご存知だと思うが

    ポーランドのピアニスト、クリスチャン・ツィマーマンが

    ドイツのエッセンでのリサイタルの時に

    スマート・フォンで撮影している聴衆に気がついて

    コンサートを中断した、というニュース。


    ドイツの雑誌 Der Spiegel の記事は ここ


    オーストリアの新聞も取り上げているけれど

    基本的に内容は変わらないので割愛する。


    色々と考えさせられる事件ではある。

    ツィマーマン曰く

    CD 録音を企画したら

    それ、もう Youtube に入ってますよ、と言われて

    金儲け しっかりした演奏録音ができなかった事があるそうで

    Youtube は音楽文化の敵だ・・・・みたいな事らしい。


    国立オペラ座でも、とうとう今シーズンから

    上演中の録音・録画はお断りします、というアナウンスを

    ドイツ語と英語と日本語で上演前に流している。

    (我々音楽おたく仲間では

     日本語じゃなくて

     イタ●ア語、ロ●ア語、ス●イン語、中●語で流すべきだろうと

     もっぱら非難のタネなのだが)


    だが、どんなにアナウンスしても

    写真を撮る人は撮るし

    (しかもバレエの途中でフラッシュ炊いて撮るアホも多い)

    こっそり録画する人はしているのだ。


    しかもそれを自分のブログやら Youtube やらに

    自慢気にアップしている。


    いや、ここで社会問題とか取り上げる気はないのだが

    でも、それ、違法行為だし

    はっきり言えば、泥棒である。


    どんなに注意しても、そういうアホは減らないので

    強行手段として

    発覚したら、その劇場やコンサート・ホールの

    肖像権の請求書(アーティストの肖像権を含めて)を

    発行して払ってもらったら良いのだ。


    私の知っている限り

    ホール借りて、自分たちのコンサートをしても

    楽友協会は写真を撮るホールの肖像権だけで

    40万円くらい請求してくる(はずだ、たしか)


    何年か前に、コンサートの時に

    バルコン・ロジェの2列目に立って

    ずっと自分の iPad でコンサートの様子を録画していた人がいた。


    マジメな私は演奏中に注意するワケにもいかず

    幕間の時に係員にチクったのだが

    後半でもやるようだったら注意する、と言われて

    さすがに後半では目立った行動はしなかったので

    結局、前半に演奏された1曲全部が

    iPad にキレイにオーケストラと一緒に収まったはず。

    しかも完全に無料で(怒)


    どの劇場もホールも、せいぜいやんわり注意くらいで

    しかも、こういう人はやんわり注意されても

    係員が出ていけば、また同じ事を始めるので意味がない。


    だから請求書を発行して払わせたら良い・・・・って

    書いているうちに激高して来たので、書くのは止める。


    録音というものが始まった時代

    レコードが普及すれば、誰もコンサートなんか来なくなるだろう

    という懸念はあっただろう。


    それから時は経って

    レコードどころか、安価な CD の時代になっても

    やっぱりコンサートやオペラに行く人は行く。


    だって、本になった画集を見て

    あぁ、この絵、見たから良いや、と美術館に行かない人よりも

    印刷された絵だけではなく、本物を観たい、と

    美術館に足を運ぶケースの方が多いはず(希望的観測)


    海外の DVD や写真を見て

    ああ、もうこれで良いや、と行った気になる人もいるだろうが

    一度、この景色を本当に観てみたい、と

    旅行に出かける人も多いだろう(希望的観測)


    違法行為は論外としても

    インターネットというメディアの普及で

    手軽に音楽が無料で(あるいはローコストで)楽しめる時代になったからこそ

    本当のコンサート・ホールで

    録音や録画とは全く違う感動的な「一瞬の奇跡」は

    もっと価値が高くなるものと


    私は思うんですが、どうでしょうね?(笑)


    偶然だが

    面白いビデオ・クリップを見つけたので貼っておく。

    マーラーの交響曲2番の最後の部分だが

    音楽云々ではなくて、ちょっと笑える。




    まとまりがなくなってしまったけれど

    同じ感想を2回繰り返して書くよりマシだろうと

    一人で勝手に納得している私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。





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