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オルランド カンマー・オーパー

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    Kammeroper 2013年5月21日 19時〜21時45分

    Orlando

    Opera seria in drei Akten (1733)
    Musik von Georg Friedrich Händel

    指揮         Rubén Dubrovsky
    演出         Stefania Panighini
    舞台・衣裳     Federica Parolini

    Orlando     Rupert Enticknap
    Angelica     Çigdem Soyarslan
    Medoro         Gaia Petrone
    Dorinda     Anna Maria Sarra
    Zoroastro     Igor Bakan

    オーケストラ Bach Consort Wien

    ウィーン劇場の催し物の一環として上演されている
    カンマー・オーパー(室内歌劇場)でのヘンデルのオペラ「オルランド」

    大昔、ウィーン劇場がオペラ・ハウスとしてオープンした頃に
    アーノンクールが指揮して、観に行った事がある。
    記憶に残っているのは

    プログラム見たら、19時開演22時45分終演となっていてひっくり返った事
    (最後の方は空腹で倒れそうだった(笑))
    演出が原色使いで、童話か漫画みたいでコミカルだった事

    ・・・くらいである(呆)

    今回の上演は21時45分までで、少しバージョンとしては短い。

    カンマー・オーパーは本当にその名(室内歌劇場)の通り
    とても小さな劇場で
    取った席は28ユーロで後方だったが
    前が空いていて、しかも客席に傾斜があるので
    舞台が目の前に見える。

    10倍の望遠鏡、いや、オペラ・グラスだと
    歌手の顔が拡大されて見えてしまう(爆)

    さて、この「オルランド」というオペラ
    筋は、もう箸にも棒にもひっかからないアホらしさで
    ワケがわからん。
    (当時としては、何か意味があったのかもしれないし
     深読みすれば色々と出てくるのだろうが)

    貴族がヒマを持て余していたバロック時代のオペラだから
    朝7時半に起きて8時に通勤して、9時から18時30分まで目一杯仕事して
    急いで地下鉄でオペラに駆け付けて
    21時45分に終演後に、またオフィスに戻って真夜中過ぎまで仕事して
    ・・・という貧民には向かない。

    内容云々はともかくとして
    おとぎ話なので、アリアがいっぱい出てきて
    これが、もう、底抜けに楽しいバロック音楽 (^^)v

    オルランドは、もちろんカウンター・テノール。
    男声として唯一出てくるのがゾロアスター(魔法使い)
    普通だったら、高音が神経に障るハズなのに
    これ、めちゃくちゃ楽しい。

    演出は現代的・・・というより、現代のお伽話で
    原色を多用して
    出演者は、みんなパンクである!!!!

       

      
    (写真は公式サイトから拝借。
     クリックで大きくなります)

    歌手がみんな若いので
    (ゾロアスターだけが中年)
    このパンクの格好が似合って、実にカッコイイ。

    スタイル良いし、動きは素早いし
    (客席に乱入してくるシーンあり!
     目の前を、フルメイクのパンクが通ると
     ちょっとドキドキする(笑))
    アジリタはさすがバロック歌手だから完璧。

    劇場が小さいから、声を張り上げる必要がない。
    (ついついノッて声を張り上げる歌手もいたけど)

    小さい舞台だけど、小道具に凝って
    舞台装置も工夫が凝らされていて
    大規模な変換はないけれど、充分に楽しめる。

    やっぱり、バロック・オペラって
    こういう小劇場で観るべきものだ(断言)
    国立オペラ座のような大規模のマス対象の劇場で
    大声を張り上げないと聴こえないようなところで
    あんな細かいアジリタ歌うなんて、まず無理。

    オーケストラがまた良いの。
    こんな優秀な古楽器アンサンブルがウィーンにあるんですね。
    音はあくまでも透明で、パートもくっきり聴こえるし
    リズムに乗っての演奏は、音楽の歓び、という感じ。

    スター歌手とかで釣るのではなくて
    こじんまりした劇場で
    若い人たちが、みんな手作りして良いものを上演しよう、という感じが
    聴いている方にストレートに伝わってくる。

    大規模劇場より
    こういう親密な感じの劇場の方が楽しいなぁ、と
    しみじみ思った私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    若い人たちの活躍を目の前で見ると
    ついつい嬉しくなっちゃうのは、やっぱり歳取った証拠かも(自爆)


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