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ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 + パッパーノ

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    Musikverein Großer Saal 2013年4月8日 19時30分〜21時10分


    Orchestra dell'Accademia Nazionale di Santa Cecilia Roma

    指揮 Sir Antonio Pappano


    Gustav Mahler (1860-1911)

     Symphonie Nr. 6 a-Moll, "Tragische"


    イタリアのオーケストラで

    指揮がパッパーノで

    マーラーの交響曲6番・・・というので

    最後の最後まで迷ったコンサート。


    だいたい、マーラーの6番、それほど好きじゃないし

    (最後が心臓に悪い。特に何も見えない席だと・・・)

    今まで飽きる程、ナマでも聴いてるし

    気づいたのが遅かったせいで

    良い席(安い席)が空いていない。


    ただ、日曜日のチャイコフスキー聴いたら

    やっぱり、マーラーも行きたくなった。


    で・・・


    ワタクシは興奮している!!!!!!


    今まで聴いたマーラーの6番の中で

    間違いなくベストの演奏(断言)

    胸がドキドキして収まらない。


    音楽家の出待ちとかサインとか

    全く興味のなかった私が

    パッパーノの CD 買って

    真っ赤になりながら

    プログラムと CD にサインをねだったという

    例外中の例外のコンサートとなった。

    (ルイージにだって、サインをねだった事はない)


    パッパーノ、惚れましたワタシ。


    (Credit: Musacchio & Ianniello licensed to EMI Classics)


    最初から大音響でガンガンガンガン。

    金管がめちゃ優秀で

    まぁ、吹き捲くるわ吹き捲くるわ


    低音がバリバリ出て

    チャイコフスキーの時と同じように

    普通の指揮者なら無視するような

    下の方の音がどっか〜んと出るので

    普段聴いている音と全然違う。


    感情的と言えば、この上もなく感情的。

    ウィーンのオーケストラみたいに

    お上品じゃない(失礼!)


    熱演しても、どこかルーチン・ワークで醒めている感じの

    ウィーンのオーケストラの冷静な音ではなくて


    これ、ワーグナーですか? ヴェルディですか?


    という、感情テンコ盛りの力一杯の演奏


    良いんですか、あんなに感情入っちゃって。

    いや、良いのだ、それでこそイタリアのオーケストラ(意味不明)


    マーラーの複雑な矛盾性とかユダヤ性とか宗教性とか

    伝統的に、マーラーはこう演奏すべきである、みたいなところや

    最近の指揮者にありがちな分析的な部分が前に出てくる事なく

    感情の赴くままに

    オーケストラを

      歌わせ

        泣かせ

          咆哮させ

    自由自在に音に色をつけていくパッパーノ。


    好き嫌いが分かれるだろうが

    最初から最後まで

    あの、怒濤のような音響で

    ナマの感情たっぷりで演奏されると


      気持ちいい・・・(ヘンタイ気分)

      凄まじい陶酔感。


    第3楽章の天国のような

    この上もなく美しい音響の後

    第4楽章の始めでは

    低音が地獄を垣間見せて

    今思い出しても鳥肌が立つ。


    第4楽章のパーカッションも

    一応鳴ってるけど、だから?みたいな

    気の抜けた鳴り方ではなく

    もう、目一杯、おお、楽友協会の舞台の床が抜けるかっ、という位

    バッチリ聴こえてきて、劇的な効果を出す。


    グスタフ・マーラーって

    本当は、こういう大音響を目指していたんじゃないか、と

    すんなり納得できる説得力があった。


    最初から最後まで吹きっぱなしの金管は

    さすがに4楽章で多少のミスはあったけれど

    見事に吹き捲くって

    もう、もう、もう


    貴方たちって、何て優秀なのっ!!!!!!


    以前、ウィーン・フィルの指揮台に立った時は

    なんだこの指揮者?という感じだったのだが

    パッパーノがあれだけ感情的な表現を好むのであれば

    ウイーン・フィルではお上品過ぎる。


    このイタリアの力強いカンタービレなオーケストラこそ

    パッパーノの表現にしっかり寄り添って

    この上もなく劇的な

    ある意味、感情だだ漏れなマーラーを

    しっかりと受け止めてくれるオーケストラだろう。


    大枚26ユーロも出して

    買った CD のビニールを急いで破って

    CD にサインしてもらった。



    (でも、まだ聴きません。

     あのライブを聴いてしまった後に

     ホルマリン漬けか缶詰みたいな CD を聴くというのは

     何となく躊躇われる)


    ある意味、ヘンな伝統に縛られない

    音楽と感情の拮抗を見事に実現してくれたコンサートだった。


    アンコールも用意していたみたいだが

    コンサート・マスターに「今日はもう止め」という指示。

    そりゃそうだ

    聴いていた方も

    天国と地獄を引き摺りまわされて

    グッタリで、力が抜けて

    自分が何処にいるかも最後はわからなくなったような状態だった。


    4月19日に同じオーケストラで

    ロッシーニの小荘厳ミサ曲が CD で発売になるけれど

    これも狙っている私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    迷っていたけれど、行って本当に良かった。

    こういうコンサートを聴き逃していたら

    一生後悔するところだった。

    (って、聴いてなければ後悔も何もないだろうけど(笑))

    いまだに心臓バクバクしてます ♡♡♡

    興奮し過ぎて自宅でコンタクト・レンズを割ってしまった(冷汗)


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