<< フォルクス・オーパー 青髯公の秘密 2回目鑑賞記 | main | 新日本フィルハーモニー + ハウシルト >>

テイキング サイド

0

    銀河劇場 2013年2月4日 19時〜21時30

    テイキング サイド

    ヒトラーに翻弄された指揮者が裁かれる日


    秘密だが(何処が!(爆))日本に一時帰国している。


    言っておくが、これを「来日」と言ったら怒るよ!?(笑)


    仕事ではなくて、全く仕事はしない予定で

    まぁ、それは色々(以下省略)


    友人が勧めてくれた上記のお芝居。

    キャストなどは、公式ページに詳しいのでそちらをご参照の事。


    9000円は高いなぁ、と思ったけれど

    結果的には、行って良かった。


    筋とか書いてしまうと興を削ぐので止めるが

    ナチス問題というのは

    たぶん、ヨーロッパに住んでいると

    他人事ではなくなる。


    熱心な読者ご存知の通り

    ウチの彼氏モドキは、ものすごいナチス嫌いで

    (まぁ、ナチス好きとか言う人はいないが

     心の中でのシンパというのは、実はいないワケではなくて(以下省略))


    リヒャルト・シュトラウスはナチだから、というので

    絶対に聴かないし

    もちろん、カラヤンもフルトヴェングラーも

    カール・ベームも大っ嫌い。


    こと、ナチスに関する事になると

    耳タコというくらい喋り出す上に


    私が「芸術作品と作家とは別」と言うと

    「君は殺人者の握った寿司を食えるのか」とか

    ワケわかんない事を言い出すし(ホントです)


    ナチスがヨーロッパで行った虐殺は

    人間が、あれだけの残酷な事ができた、という

    恐ろしい事実を我々に突きつけてくるわけで


    アウシュヴィッツには行った事がないけれど

    職業の関係上

    (読者諸氏はお忘れかもしれないが

     私は実は旅行業界の人間である(笑))

    オーストリアの強制収容所跡のマウトハウゼンには

    何回か行った事がある。


    多少なりとも冷静な目で見られるようになったのは

    マウトハウゼン訪問4回目くらいからで

    かなりの部分が破壊されて

    ほんの少ししか残っていない

    しかも、虐殺のための収容所ではなくて

    仕事をさせるための収容所であった事を考慮したとしても


    最初に訪問した時は

    3日くらいは悪夢で眠れなかった。


    何て残虐、と驚いて

    こんな事をもうしては行けない、とは誰でも思う。


    が、私が真剣に悩んで

    ついでに彼氏モドキにも喧嘩をふっかけたのは


    あの状況に居て

    どの立場だったにせよ


    自分を守るためにだったら

    私は、いくらでも卑怯になれたのではないか、という

    恐ろしい自分に対する不信感が拭えなくて・・・


    (で、彼氏モドキに喰ってかかったのは

     「貴方は、あの状況で、自分を犠牲にしても

      聖人みたいに他の人を助けるために命を投げ出せるのか?」

     ・・・う〜ん、あの正義感の強さだったら

      ホントにやるかもしらん、というのはあるけれど

      でも、邪推すれば、本当は臆病者なので

      ついつい、ナチスに対する嫌悪感をあからさまに表現するのかなという

      いや、あの、その、人の事はどうでも良いが)


    あの時代のあの雰囲気の、あの状況の中だったら

    大人に対して良い顔をしたい私は

    絶対にナチの青年隊とか入って

    キャリア・ガールを目指しちゃったような気がする。


    でイヤな事実なのだが

    人間、何でも慣れてしまうところがあるから

    それが正しいと教え込まれてしまったら

    虐殺も進んでしてしまったかもしれない。


    あるいは、収容所に送られてしまったら

    ナチに尻尾振って気に入られる事は全部やって

    カポの立場になって

    囚人苛めに精を出していただろう。


    自分の命を犠牲にしてまで

    人を助けただろうか、と思うと


    うううう、この性格だったら

    やってないよ、絶対。


    マウトハウゼン訪問の時に色々説明を聞いて

    キリスト教の主の祈りに、何故

    「我を試みにあわせず」

    という1文があるかに

    深く納得した。


    あんな試みにあって

    命を賭けてまで「正しい」事を出来るほど

    私は強くない。


    たぶん、ナチスに入った人たちだって

    普通の平和な時代だったら

    それぞれに、有能な官吏やサラリーマンになっていたに違いないのである。


    自分の弱さを容赦なく抉ってくる歴史体験というのはコワイ。

    平和を叫ぶだけだったら、誰にでもできる。

    自分に害が及ばないところで

    「正しい」事を口先だけで言うなんて簡単な事だ(断定)


    戦争はなくなってはいない。

    現代でも、世界のあちこちで戦争があり

    暴動があり

    ・・・なんて書き出すと

    私の能力にも知識力にも及ばないテーマになってしまうので

    ここら辺で止めておくが


    主よ、私を本屋さんという

    恐ろしい誘惑の試みに


    会わせてちょ〜だいっ!(爆)


    30分の空き時間で、75冊の文庫本(6万円弱)を購入した私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    あくまでも休暇ですから

    独りで過ごすのが好きなので

    どうぞ、そこらへん、よろしく(お辞儀)


    スポンサーサイト

    0
      • 2019.12.07 Saturday
      • -
      • 23:30
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      calendar
      1234567
      891011121314
      15161718192021
      22232425262728
      293031    
      << December 2019 >>
      PR
      ★コンタクト・メイル★
      メイルはこちらへ
      ブログランキングに1クリックお願いします
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM