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エデン・アラベスク + アルゼアール

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    Konservatorium Wien Privatuniversität
    Leonie-Rysanek Saal 2012年11月12日 19時30分〜21時30分

    Edenarabeske
    Paradiesisches Kammerspiel

    テキスト Jessica Huijnen
    作曲 Wolfgang Liebhart
    ケルビーノ Friedolin Obersteiner
    リンゴ Martin Mairinger
    ヘビ Celeste Haworth
    アダム Byungmo Park
    エヴァ Fjóla Nikulásdóttir
    ティグリス Eva Dmitrieva
    賭博師1 Heli Huuki
    ピション Misoo Ahn
    賭博師2 Manuel Grabner
    ギホン Florian Boberski
    賭博師3 Oğlcan Ҫınar

    Azreal (Tango-Oper)

    作曲 Dirk D`Ase
    テキスト Silke Hassler / Dirk D`Ase
    ムッシュ・アズレアル Maciej Idziorek
    ピノ Gëzim Berisha
    マリア Kaisa Makkonen
    賭博師 David Rodriguez

    指揮 Vinicius Kattah

    ウィーン・モデルン現代音楽祭の一環で
    ウィーン音楽大学(コンセルヴァトワール)の
    小ホールで行われた
    現代オペラ(一つは初演)

    エデンのアラベスクは
    大天使ケルビーノの口上から始まり
    アダムとエヴァと、ヘビとリンゴが
    ポーカー賭博をしている人たちの中で
    誘惑したりされたり、という内容(らしい)

    最初にケルビーノ(カウンター・テノール)がマイクを装着して登場したので
    ううう、こんな小さなホールでマイクかよ、と
    ゲッソリしたのだが
    他の歌手はマイクなしで登場(やれやれ)

    疲れているせいもあるけれど
    何か、盛り上がりに欠ける単調な感じがする。

    でも、これ、何となくギリシア演劇みたいな感じを彷彿とさせる。
    言葉がメロディになり(もちろん無調だが)
    メロディが言葉になり、という繰り返しなのだ。

    後半の「タンゴ・オペラ」って何だよ?と思ったら
    リズムはタンゴなのだが
    音の組み合わせは現代音楽(無調)という
    とんでもない事をやっている (^O^)

    ご存知、アズレアルは悪魔。
    (これがなかなか素晴らしい歌手で
     声も出るけど、存在感が凄い・・・と思ったら
     ウィーン劇場で既にレギュラーで歌ってるわ(笑))

    ピノという、ギャンブル狂いのアホ男が
    賭博師に負けて、恋人のマリアを差し出し
    マリアを殴って流産させて、賭博師と喧嘩して死ぬと

    アズレアルが出てきて
    「もう1度、チャンスをやるから」と生き返らせるが

    また「今度は勝つから」とギャンブルにハマってしまうという

    救いのないアホ男の話である。
    (でも、実際に居そうだよなぁ、こういう奴・・・)

    が、前半のエデンの園と比べれば
    音楽そのものはともかくとして
    テンポだけはラテン・タンゴだし
    動きは激しいし(本気で殴ってるよ(笑))
    登場人物も、ダメ男含めて、それなりに魅力的。

    ピノを歌ったコソボ出身のバリトン、なかなかイイ男で
    如何にもダメ男という役柄が、ピッタリ。

    マリア役はフィンランド人のソプラノ。
    将来的に太りそうな体型だが(すみません)
    今のところ、まだ大丈夫だし
    ダメ男に引っ掛かりそうな、一見しっかりした女性に見えるし
    賭博師に強姦されて身も心もボロボロという役どころ、見事だった。

    賭博師はベネズエラのカラカス出身のテノールで
    登場したとたん、目にも止まらぬ1回転。
    運動神経良さそうで、女好きそうで、剽軽なキャラクター。

    ドラマティックだが
    結局、同じ事の2回の繰り返しになるので
    ちょっと冗長な感じが否めないし

    だいたい、こちらの人って
    最後、終わり方が、しつこいというか、潔くないというか
    (だから、イタリア・オペラなんか
     最後は死ぬ死ぬ・・・というのが延々と続いて辟易する)

    ピノが死んだのか
    死なずに反省しているのか
    よ〜わからんところで
    また悪魔が出てきて
    長々とアリアを歌われると

    ちょっと、いや、かなりシツコイ。

    でも、リズムはタンゴなのである。
    よって、そこそこ「ノリ」があって
    でも、全体としては現代音楽で無調という・・・

    まぁ、色々な事を考えますね。
    こういうアイデアは初めてだから
    かなり面白かった。

    もちろん、出演者はプロもいるけれど
    ウィーン音楽大学(コンセルヴァトワール)の学生が中心で
    それに、監督として先生が出てくる、という感じ。

    ダブル・キャストで、11月13日・14日・16日に上演。
    プログラムは無料で配っているが
    インターネット上にも28ページ、そのまま載っている(ドイツ語)
    コンセプトや歌手に興味のある方は ここ をどうぞ。

    そろそろ現代音楽も終わりなので
    もう少しだけお付き合い下さい・・・と
    遠慮勝ちにちょっと言ってみる私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    いや、ホントにそろそろ
    段々、現代音楽、キツクなって来たので
    明日の楽友協会のコンサートはトンズラする予定 f(^^;)

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      • 2017.10.21 Saturday
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