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ウエスト・イースタン・デヴィヴァン・オーケストラ + バレンボイム

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    Großes Festspielhaus (Salzburg) 2012年8月2日 11時〜12時40分

    West-Eastern Divan Orchestra
    指揮 Daniel Barenboim

    Beethoven Symphonie Nr. 6
    Beethoven Symphonie Nr. 5
    Generalprobe

    コンサートっぽい題名なのに
    予告編にカテゴライズされているのは理由がある。

    ザルツブルク音楽祭の一環として
    祝祭大劇場で行われるコンサートは
    8月2日の20時からで

    午前11時からはゲネプロ(自爆)

    公開ゲネプロ・・・とまでは言わなくて
    一般ピープルには、あまり縁のない催物なのだが
    まぁ、とあるコネで
    わざわざ休暇を取って
    列車でザルツブルクとんぼ帰りで行ってきた(呆)

    通常、プロ・オーケストラのゲネプロと言えば
    だいたい全曲を通しで演奏して
    指揮者が、ほんの時々、演奏を止めて、何か言ったり
    あるいは、通しの演奏の後に
    コンサート・マスターに向かって、何か指示をしたりする。

    少なくとも、今までの私の経験ではそうだった。

    リハーサルだから
    オーケストラ・メンバーは私服。
    しかも、暑いので、すごい格好が多い(それは普通)
    ベビーカーで子供を舞台の上に乗せている
    カップルの弦楽プレイヤーもいる。
    (ああ、あんな子供の頃から舞台の上で無意識に聴いてるのか・・)

    指揮者が登場する前に
    各楽器が舞台上で練習しているのを見るのが
    意外に面白くて

    ベートーベンの交響曲5番と6番なのに
    全く関係のない曲を弾いたり、吹いたりしている連中も居るし
    フルート(これ巧い!)に至っては
    オーケストラの中には入らず
    ずっと離れたところで、一人っきりで立って
    「孤高のフルーティスト」という感じ(笑)

    音合わせも途中でバレンボイムが私服で入場。
    客席に居る人から拍手が起こるのを押さえて

    「本日はコンサートではありません。
     お静かにお願いします」

    わかってます、たぶん。
    (とは言え、隣の年配女性の2人連れは
     バレンボイムがオーケストラに指示をしている時に
     2人でお喋りするので、ハタ迷惑であったが)

    何が「ゲネ」プロなんだか(笑)
    最初は、バイオリンの後部の配置から手直し。
    途中で、ビオラ奏者の前後の席交換。

    最初はパストラーレの第1楽章。
    曲想の表情に手直し、木管の音合わせ
    ・・・それで終わり。

    考えてみれば、あの第1楽章
    確かに、同じメロディとリズムの繰り返しだけだもんなぁ・・・
    (というか、メロディ、極端に言えば何もないし)

    第2楽章はちらっとやったのかやらないのか
    第3楽章もほんの少し
    嵐の部分は最初だけであとカット
    最終楽章は最後のところだけ。

    プローベと思って来てるから良いけれど
    それでも、曲をブチブチちぎっての演奏は
    聴いている方には、ちょっと辛い。

    でも、興が乗って来た時の
    バレンボイムの歌い声って・・・・きれい(笑)

    ちょっとしたフレージングに手を入れると
    全く曲から受ける感じが変わる。
    賛成か反対かは好みの問題としても
    リハーサルを聴くと、指揮者の意図はよくわかる。

    第5交響曲も同じように
    ブチギレで、ほんの少しのところに手入れ。

    そりゃ、5番も6番も
    そこそこ知ってるから
    フレーズ一つでも、まぁ、こちらもわかるし
    指揮者の意図もわかってくると
    そこそこ面白いのだが

    やっぱりブチ切れの交響曲って、ちょっと(涙)

    途中で出て行く人あり
    (バレンボイムの指示も、オーケストラに向かっているから
     客席では、ほとんど聞こえて来ない。
     それに、もちろん英語ですし f(^^;))

    1時間で6番・5番が終わって
    オーケストラ・メンバーが帰り仕度を始めて

    ・・・・これで終わりなんだろうか????
    来ている人たちも、帰って行く人がいるし (・_・")?
    でも、何だか、まだ残って
    中でシャンパン飲んでいる人たちもいるし。

    会場に戻ってみたら
    舞台の椅子配置が変わっていて

    指揮台の廻りには
    バイオリン1台、ビオラ1台、チェロ1台にコントラバス1本。
    その横に、ホルン、ファゴット、クラリネット、オーボエとフルート。

    何をやるんだろう???

    バレンボイム出てきて客席に向かって言うには
    (声は籠っているので非常に聞こえにくい)
    これからマルティヌーの曲を演奏するらしい。

    わ〜い \(^O^)/

    マルティヌー、好きなんだも〜ん o(^o^)o

    室内楽というよりは
    オーケストラの楽器は(パーカッション除いて)
    全部揃っていて

    しかも、このマルティヌーの曲、明るくて素敵。
    バレンボイムの解説によれば(本当かどうかは知らん)
    最晩年の曲らしく
    1995年?か何かにザルツブルクで、マルティヌーの死後に初演されたとか。

    ヤナーチェックの影響が聴こえてくるところもあり
    全体的に悲惨にならず
    リズミックで、実に楽しい仕上がりになっている曲。

    これは途中、止める事なく通しで演奏してくれた。

    ベートーベンの5番・6番のフラグメントで
    欲求不満になっていたけれど

    とりあえず、マルティヌーを聴けたので
    往復の列車代金と、休暇1日は
    充分ペイした、と満足している私に

    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    14時1分のウィーン行きの列車に飛び乗り
    17時にはオフィスに着いて
    何故か、休暇中なのに仕事をしていたけれど
    ナマの音楽を聴いた後の仕事って
    はかどったりするんですよね〜(って、ヘンタイみたい、ワタシ)

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      • 2020.10.22 Thursday
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