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ドイツ語上達法 その6

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    しつこいようだが
    その1は ここ
    その2は ここ
    その3は ここ
    その4は ここ
    その5は ここ

    その5では、上達法と言うより
    如何に誤魔化すか、を書いてしまったので
    本日は、とことんマジメに行く。

    テーマは

    ドイツ語の本を読みましょう

    ・・・と言っても、面倒な事の嫌いな私は
    最近はドイツ語の本など読まず
    もっぱら日本語のコミックを読んでいるのだが
    凝り性という事なら、かなり上級者なので
    学生時代には、ドイツ語の本を片っ端から読破していた事がある。

    当時はインターネットも何もなかった時代なのだが
    ドイツ語の書籍が注文できるところがあって
    カタログが1ヶ月に1回きて
    注文書を郵送(!)すると
    請求書と一緒に本が届いたりしたのだ(ああ、懐かしい)

    で、日本人的メンタリティとしては
    苦労しなくちゃ勉強じゃない! みたいなところがあって
    ワケのわからん難しい本を
    辞書を引き引き、冷汗をかきながら
    机の上でハチマキしつつ、深夜に暗い照明の中で読む
    ・・・というのが、美徳のようになっているが

    そんなコトしても意味ないです(断言)

    私の通った大学には罪作りな教授がいて
    新入生の最初の授業に、この本に言及して



    Es muss nicht immer Kavier sein
    (Johannes Mario Simmel)

    「この本を読んで、涎が出るようになったら
     キミ等のドイツ語も一人前だ」
    と断言なさったので
    すぐにドイツから取り寄せたは良いものの
    もちろん、新入生に歯が立つワケもなく

    後で本当に読むまで
    私は、ず〜〜〜〜〜っとこの本を

    料理の本だと思っていたのである!!!!

    話はまた飛ぶが
    私が最初に1冊、読了したのは
    サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のドイツ語訳本だった。

    ブンガクには全然興味がないし
    何故か、この本読みながら
    面白かったとか、感動したとかは一切なかったのだが
    (すみませんね、感受性ゼロだもんで。ふん)
    ただ、内容が理解できて
    あ、わかる、わかる、わかる、と読んでいるうちに
    あっという間に読めちゃった、という
    ただ、それだけなのだが

    演劇だって、レッシングとかグリルパルツァーで
    おかしい、何もわからん、何故だ!!!と絶望している時に
    オーデン・フォン・ホルヴァートとか
    トーマス・ベルンハルトの演劇を観ると
    内容に感激するかどうかはさて置いて
    わかる、というだけで、何か、むちゃくちゃ有難いような気がする。

    で、ドイツ語の読書に目覚めた若きワタクシは
    次々に安いペーパーバックを買って読み始めたのだが

    何せ、苦労も努力もキライなので
    簡単な指標を作った。

    読み始めたら
    面白くても、つまらなくても
    ともかく、最初の30ページを読む

    30ページ読んでみて、つまらなかったら止めて
    さっさと次の本に行く。

    だいたい、日本語の本だって、クソつまらんものはあるワケで
    最初の30ページで、だいたい見当はつく。
    面白かったら、30ページ原則もなにも
    そのまま夢中になって読み続けるものだ。

    よく、子供向け童話とかから入る人がいるけれど
    実は子供向けの本というのは、意外に難しい。
    (感受性が豊かな人には向いているかもしれないが)

    私が読んで面白かったのは
    ドイツ語で書いてある、日本についての本。

    日本社会への批判みたいな本があって
    これは、通学列車の中で読んでいたのだが

    何だ、このドイツ人は!と怒り狂うような
    日本社会への誤解・曲解、思い込みに偏見がタップリで
    電車の中でプンプン怒りながら読んだ。
    腹は立ったが、ある意味では非常に面白かった。

    日本の本の翻訳なども良い。
    だいたいの筋は知っているから
    わからない部分があっても、想像で読み飛ばせる。

    ともかく、自分の興味のあるテーマの本だったら
    30ページ過ぎたら、そのまま夢中で読めるというモノが多い。

    あと、翻訳モノも読みやすい。
    アガサ・クリスティの推理小説なんかは
    かなりドイツ語で読んだ。非常にわかりやすいし面白かった。

    今やドイツ語の書籍なんて
    日本でも手に入るし、ドイツのアマゾンから送らせる事も可能なので
    面白そうなペーパーバック(普通の本は高い!)を
    バサバサ買って
    30ページで面白くなかったものは捨て置いて
    面白いものだけ、どんどん読んでいけばよろしい。

    外国語教授法では
    6000ページというのが、一つの区切りらしい。
    6000ページ読むと、そこで外国語能力が飛躍的に向上する
    ・・・と言われている。

    6000ページなんて気の遠くなるようなページ数と思うだろうが
    上記のヨハネス・マリオ・ジンメルのペーパーバック1冊で
    だいたい600ページ。
    これを10冊、と考えれば、まぁ、たいした事はない。

    ついでに言わずもがなの事だと思うが
    本は読んでいる時に、辞書は引かないこと。
    わからない単語があっても
    推察できて大筋が理解できるようであれば
    敢えてすっ飛ばして読んで行くとリズムが狂わない。

    で、繰り返し出てくる単語は
    そのうち、文脈の中で、あっ、こういう意味かな、とわかってくる。

    さて、偉そうな事を書いた私だが
    新入生の時に、さっそく買った上の本は
    読まずにずっと置いてあって

    大学院入試の前に、腰痛で動けなくなった時に
    動けないので、仕方なく読み始めたら
    そのまま夢中になって、最後まで、えらい勢いで読了してしまい
    料理の本だと思っていた本が
    実は、全然違った、という事実に驚愕。

    時代的には、現代では、ちょっと古い感じがするかもしれないが
    上記の本は、お勧めです。
    本当に面白いし、ユーモアたっぷり、どんでん返しのテンコ盛り。
    読んで損はありません (^^)v

    最近、面倒でドイツ語の本を読まなくなってしまったけれど
    上達を目指す方は
    ぜひ、不明瞭な発音でオーストリア人を煙に巻くのと併せて
    ドイツ語の本もお読み下さい。

    と結構、マジメに書いた私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    しかし、いつまで続くんでしょうねぇ。この猛暑は (~Q~;)
    午後から夜にかけては、ずっと30℃以上です ぜいぜいぜい (-"-;)

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      • 2019.09.15 Sunday
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