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「皇帝ティートの慈悲」ウィーン国立オペラ座 2回目

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    Wiener Staatsoper 2012年6月1日 19時〜21時30分

    Wolfgang Amadeus Mozart
    LA CLEMENZA DI TITO
    Dramma Serio per Musica in zwei Akten

    指揮 Louis Langrée
    演出 Jürgen Flimm
    舞台 George Tsypin
    衣装 Birgit Hutter
    照明 Wolfgang Goebbel

    ティート Michael Schade
    ヴィッテリア Julianne Banse
    セルヴィリア Chen Reiss
    セスト Elína Garanča
    アンニオ Serena Malfi
    プブリオ Adam Plachetka
    ベレニーチェ Jennifer Larunsi

    ここで言及した通り
    今回は立とうが、乗り出そうが
    文句言っても、泣き喚いても、どうやっても舞台が見えない席(笑)

    だいたい、こういう席を買う人は、貧乏 オタクが多いのであって(断言)
    私の隣と後ろの年配の女性も
    「舞台見えなくても良いの。どうせヘンな演出だし」

    で、何も見えないので
    せめて、セリフを読もうと思っていたのだが

    レチタティーボの時って
    ほとんど目にも止まらぬ早さで
    ドイツ語のテキストが変わっていくので
    私の乏しいドイツ語能力じゃ無理(自爆)

    目を凝らしてテキストを読もうと努力しているうちに
    あぁ、もう良いわ、フン・・・という気分になってきて

    そのまま

        熟睡 (-_-).。o○

    もともとモーツァルトを聴くと反射的に爆睡するので
    熟睡鑑賞は、私の体質に最も合った鑑賞方法なのである。

        良い子の皆さんは真似しないで下さい。

    いや〜、シャーデやガランチャの美声を聴きつつ
    ウトウトする気持ち良さって、筆舌に尽くしがたい。

    (そう言えば、昔、ウィーン劇場のイドメネオで爆睡した時も
     タイトル・ロールはシャーデが歌っていたのだった)

    あっという間に気持ち良く1時間の前半が終わり
    寝たらすごく気分が良くなって
    やっぱり、これではいかん! と思い立って

    後ろの席のオバサマが
    「壁際だと、私のヘア・スタイルがダメになるから」と
    横に移動したのを機に
    「すみません、後ろの壁際を下さい」

    後ろに移動して、壁に身体を持たせかけて
    立っても、見える舞台は全体の端の4分の1くらいだが
    少なくとも、この態勢では寝ない(笑)

    後半も、ぐっすり寝る予定を変更したので
    例の、裏切り者紙製帽子を被せるシーンだとかは
    しっかり耳だけで鑑賞。

    前のオバサマが、立ったら見えるかしら、と
    時々立ち上がっていらしたけれど
    見えません(笑)

    時々、ほんの少し、舞台が見えるところがあって
    特に、ティートとセストのやり合いの場面なんか
    レチタティーボなんだけど

    ティート 「ほら、君、自分で僕を暗殺しようとしたんじゃないだろ?
          ほらほら、白状しなよ。ほら、言ってごらん」

    セスト(心の声)「言いたい、言いたい。
             ホントは皇帝を暗殺しようとしたのは
             ヴィットリアなのだ。
             ここで白状してしまえば楽になるし
             死ななくても済む。
             ああ、でも、ここで言ったら
             愛するヴィットリアを死に至らしめることになる。
             僕が犠牲になれば良いのだ。
             そうだ、愛する女性のために犠牲になるのだ」

    という、心理的な劇が、キネティックスで語られるというのは
    (特に、この部分、セストなんか歌うところもない)
    演技抜群のガランチャとシャーデの面目躍如というところである。
    (シャーデは、本当に女狂いの中年すけべオヤジに見える(爆))

    甘い声を持った素晴らしいテノールのミヒャエル・シャーデは
    三枚目役が好きだし(少なくともそう見えるし)
    時々、おちゃらけ者になっちゃって、アホを気取るのが好きだが

    実は、ものすごく綿密な計算を働かせる
    非常に頭の良い人だと思う。
      ・・・そうは見えないけど
        (というか、本人、そう見えないように必死になってる)

    もともと、シャーデに惚れたのは
    プログラム変更で、「美しき水車小屋の娘」を歌った時に
    オペラ版「美しき水車小屋の娘」と化してしまったのを聴いてからで

    この人、本当にドラマティック v(^^)v

    受難曲のエファンゲリストを歌わせると
    ただの「セリフ」なのに、全部に表情がついて
    正に「物語」にしてしまう人だからなぁ。

    美声揃いの歌手の中で
    バンセだけは、多少粗めの硬い声で、ちょっと浮いていたが
    ドラマティックな役と考えれば、それはそれで良いのかもしれない。

    モーツァルト聴きながら、ぐっすり寝たお陰で
    その後、オフィスに行ってからの仕事もはかどったし
    モーツァルト、好きというワケではないけれど
    精神的安定剤としての効き目は抜群。

    やっぱりモーツァルトって天才だなぁ、と
    ヘンな部分で感心している私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ガランチャが美しいのは前半なので
    (後半は顔にもグレイを使ったりして、憔悴を表す)
    ため息シーンは見逃したけれど
    やっぱり、ガランチャって、美人だわ〜 (*^^*)

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      • 2020.01.19 Sunday
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