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ファウスト 国立オペラ座 第2回目鑑賞記

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    Wiener Staatsoper 2012年2月10日 19時〜22時10分

    Charles Gounod
    FAUST

    指揮 Alain Altinoglu
    演出 Nicolas Joel, Stéphane Roche
    舞台 Andreas Reinhardt, Kristina Siegel

    ファウスト Jonas Kaufmann
    メフィストフェレス Albert Dohmen
    ヴァランタン Adrian Eröd
    ワグネル Hans Peter Kammerer
    マルグリード Inva Mula
    ジーベル Juliette Mars
    マルタ Monika Bohinec

    全国のオペラ・ファンの皆さま、こんばんは。

    ヨナス・カウフマン出演の「ファウスト」千秋楽。
    私が今回ゲットしたのは、正に天井桟敷の端っこで
    舞台は、ま〜ったく、全然、何にも見えない席である。

    まぁ、12ユーロですから、文句は申しません。

    視覚が遮断されている分、音楽だけに集中できる。
    しかも、ギャラリーは音響空間の真ん中だから、音は悪くない。

    ただ、オーケストラの真上なので
    オーケストラは、よく聴こえてくるが、舞台奥に歌手が入ると、イマイチ・・・

    2月1日の新聞評は、かなり辛辣で
    特に、メフィストフェレス役を、品がないとか、深みがないとか
    貶しまくっていたけれど、まぁ、それは好みの問題だろう。

    確かに、以前聴いた、エルヴィン・シュロットの方が良かったけれど
    ドーマンだって、声は出てるし、バランスも悪くなかった。

    さて、注目のヨナス・カウフマンだが

    どう聴いても、やっぱり、この人の声の質ってバリトンだわよ(きっぱり)
    声が太めで、その分、中音域や低音域の響きがかなりあって
    その意味では、聴いていて神経には障らないのだけれど

    どうしても一部、若くて魅力的なファウストというよりは
    やっぱり、ファウストは実はジジイなのね・・・みたいな感じが先に立つ。

    しかし、中音域と低音域がバリトンの声の質なのに
    高音の響きは、無理がなくて、実によく伸びて、素晴らしい!!!!

    コントロールが完璧なので
    ハイトーンで、フォルテからディミニュエンドした時の美しさというのは
    ちょっと他のテノールじゃ聴けないかも。

    ピアニッシモの響きも素晴らしい。
    やっぱり、身体のコントロールが上手なのだろうなぁ。

    線の細い、いわゆる「テノール」と比べると
    声が太いだけに、ちょっと押しの強いファウストになってはいるが
    やっぱり、人気が出るだけの実力はある人だ。

    それが好みかどうかは別の問題だが。

    マルグリードの Inva Mula は、声が可愛い。
    可憐である。健気である。
    芯が強くて、でも、可愛らしくて、いじらしい感じが声に出ている。

    以前聴いた時のマルグリード役は、イソコスキーが歌って
    この人も、実に可憐で可愛らしい、天使のようなマルグリードだったが
    声の質としては、ちょっと似ているかもしれない。

    (言ったら怒られるかもしれないが
     いわゆる、ちょっと「アニメ声」というか
     ともかく、いじらしいのだ。可愛いのだ。文句ある?)

    ジーベル役の Juliette Mars は、今日は不調。
    この間の方が良かったような気がするのだが
    今日は、声は出ていないし
    低音と高音で、声が全然違ってバランスが取れていなくて
    ありゃりゃ、という感じだった。まぁ、調子の良い悪いは誰にでもある。

    エロードは、やっぱり美声だし巧い。
    カウフマン・ドーマン・エロードの3重唱では
    ドーマンとエロードが上手く声を抑えて
    カウフマンの高音が響くようにサポートしていたのが見事。

    観客は、ヨナス・カウフマンのファンが多いのか
    地元のオペラ・ファンが多いのか
    変な観光客っぽい人が少なかったので
    拍手のフライングも一回もなし。

    舞台が見えない分
    舞台上で悶える歌手も見えなかったので(笑)
    気恥ずかしくなる事もなく
    音楽だけに集中できたのもありがたい。

    ごめんなさい、やっぱり私、オペラって、ちょっと気恥ずかしいです・・・

    照れ屋なのか、冷血なのか、自分でも判断がつきかねている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ところで、サー・サイモン・ラトルが、また面白いプロジェクトを立ち上げている。
    日本のアマチュア・オーケストラで演奏している方々
    ぜひ、ご応募下さい。

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