Musikverein Großer Saal 2011年11月12日 15時30分〜17時30分
Wiener Philharmoniker
指揮 Mariss Jansons
ピアノ Rudolf Buchbinder
Johannes Brahms (1833-1897)
Konzert für Klavier und Orchester Nr.1 d-Moll, op. 15
Sergej Rachmaninow (1873-1943)
Symphonische Tänze, op. 45
おおお、太陽が出ている \(^O^)/
暗い冬に入ると、そんな事だけで、むちゃくちゃ嬉しい。
(だって、場合によっては、ずっと曇った日が数週間続くのだ、ここは)
ウィーン・フィル定期公演、マリス・ヤンソンスの登場。
ブーフビンダーがピアノを弾いて、ブラームスのピアノ協奏曲1番。
ところで、もう一度、念を押しておくが
これは、音楽評論でも批判でもなく
ただの、ドシロウトの私が受けた印象の覚え書きである。
最初の出だしで
うっつ、バランスが悪い (-"-;)
ワタクシ的な好みから言うと
最初は、弦でのメロディが、交響曲的にグッと前面に出てくる筈なのに
何故か、パーカッションばっかり聴こえてきて
弦のメロディが埋もれている。
しかも、何とも気張った感じの緊張感がオーケストラにあって
いつものウィーン・フィルらしい優雅さは何処に????
ブーフビンダーのピアノが入ってくる。
気張りがなくて、繊細で優しいのに、一本筋が通って無理がない。
ピアノが入ってきたら
あ、ちょっとオーケストラも落ち付いた(ような気がする)
なんか、ピアノ主導の協奏曲になってるぞ。
いや、しかし、ブーフビンダーのブラームスって
何で、こんなに正統的で、美しくて、自然で、力強くて、でも無理がないんだろう。
あまり海外公演をしないピアニストなので
日本では知られていないけれど
グラフェネックの音楽祭の監督もしていて
時々、グラフェネックで、小汚い カジュアルな格好で
ただの目立たない、そこらへんのオジサンという感じで歩いているが
不思議な事に、ヘンな気張りのない人なのだ(少なくともそう見える)
ピアニストである事が子供の頃から天職というか
別にテクニックを自慢するとかではなくて
この人には、ピアニストである事が、最も自然な事なのだろう。
リハーサル不足かもしれないが
まだ、オーケストラがバタバタしているところがあるし
ヤンソンスも、隠し味的な部分を、無理に聴かせようとするところがある。
細かい部分を全部聴かせる、というのは最近の流行なのかもしれないが
ポリフォニーだらけのマーラーならまだしも
ロマン派のブラームスだったら
やっぱり、メインの旋律を、しっかり出して
隠し味的な部分は、少し抑えて欲しいような気がする。
後半のラフマニノフは、ヤンソンスの指揮姿を久し振りに拝見。
ぎゃっ ( ̄  ̄;)
アンドリス・ネルソンスと・・・・そっくり!!!
というか、ヤンソンスが師匠だから、こちらが本家か(笑)
以前から、そっくりとは思っていたが
久し振りにヤンソンスの指揮を見ると
顔をしかめて、ゴリラになるところまで、ネルソンスが真似しているのがわかる。
最近、出なくなったけれど
考えてみれば、昔は、ヤンソンスも、時々指揮台で
輝くような笑顔を見せていたっけ。あれも踏襲されたんだなぁ・・・
ラフマニノフのシンフォニック・ダンスは
華麗な響きで、前半の不満を吹き飛ばしてくれる出来だったのだが
指揮姿に気を奪われて、あんまり音楽聴いている、という感じではなくて f(^^;)
すみません m(__)m
ラフマニノフの響きは
もともとウィーン・フィルの響きではないと思うけれど
ヤンソンスは、しっかり引き締まった情熱的な音楽を作っていたから
明日の2回目と、火曜日の3回目が楽しみかも・・・ (^^)v
どうせ好きモノですよ、と開き直る私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
もちろん、本日はダブルヘッダーで
この後、私は、そのまま、国立オペラ座に向かったのである。
ウィーン・フィルのメンバーも何人か同じ方向に行ったかも (^O^)
Wiener Philharmoniker
指揮 Mariss Jansons
ピアノ Rudolf Buchbinder
Johannes Brahms (1833-1897)
Konzert für Klavier und Orchester Nr.1 d-Moll, op. 15
Sergej Rachmaninow (1873-1943)
Symphonische Tänze, op. 45
おおお、太陽が出ている \(^O^)/
暗い冬に入ると、そんな事だけで、むちゃくちゃ嬉しい。
(だって、場合によっては、ずっと曇った日が数週間続くのだ、ここは)
ウィーン・フィル定期公演、マリス・ヤンソンスの登場。
ブーフビンダーがピアノを弾いて、ブラームスのピアノ協奏曲1番。
ところで、もう一度、念を押しておくが
これは、音楽評論でも批判でもなく
ただの、ドシロウトの私が受けた印象の覚え書きである。
最初の出だしで
うっつ、バランスが悪い (-"-;)
ワタクシ的な好みから言うと
最初は、弦でのメロディが、交響曲的にグッと前面に出てくる筈なのに
何故か、パーカッションばっかり聴こえてきて
弦のメロディが埋もれている。
しかも、何とも気張った感じの緊張感がオーケストラにあって
いつものウィーン・フィルらしい優雅さは何処に????
ブーフビンダーのピアノが入ってくる。
気張りがなくて、繊細で優しいのに、一本筋が通って無理がない。
ピアノが入ってきたら
あ、ちょっとオーケストラも落ち付いた(ような気がする)
なんか、ピアノ主導の協奏曲になってるぞ。
いや、しかし、ブーフビンダーのブラームスって
何で、こんなに正統的で、美しくて、自然で、力強くて、でも無理がないんだろう。
あまり海外公演をしないピアニストなので
日本では知られていないけれど
グラフェネックの音楽祭の監督もしていて
時々、グラフェネックで、小汚い カジュアルな格好で
ただの目立たない、そこらへんのオジサンという感じで歩いているが
不思議な事に、ヘンな気張りのない人なのだ(少なくともそう見える)
ピアニストである事が子供の頃から天職というか
別にテクニックを自慢するとかではなくて
この人には、ピアニストである事が、最も自然な事なのだろう。
リハーサル不足かもしれないが
まだ、オーケストラがバタバタしているところがあるし
ヤンソンスも、隠し味的な部分を、無理に聴かせようとするところがある。
細かい部分を全部聴かせる、というのは最近の流行なのかもしれないが
ポリフォニーだらけのマーラーならまだしも
ロマン派のブラームスだったら
やっぱり、メインの旋律を、しっかり出して
隠し味的な部分は、少し抑えて欲しいような気がする。
後半のラフマニノフは、ヤンソンスの指揮姿を久し振りに拝見。
ぎゃっ ( ̄  ̄;)
アンドリス・ネルソンスと・・・・そっくり!!!
というか、ヤンソンスが師匠だから、こちらが本家か(笑)
以前から、そっくりとは思っていたが
久し振りにヤンソンスの指揮を見ると
顔をしかめて、ゴリラになるところまで、ネルソンスが真似しているのがわかる。
最近、出なくなったけれど
考えてみれば、昔は、ヤンソンスも、時々指揮台で
輝くような笑顔を見せていたっけ。あれも踏襲されたんだなぁ・・・
ラフマニノフのシンフォニック・ダンスは
華麗な響きで、前半の不満を吹き飛ばしてくれる出来だったのだが
指揮姿に気を奪われて、あんまり音楽聴いている、という感じではなくて f(^^;)
すみません m(__)m
ラフマニノフの響きは
もともとウィーン・フィルの響きではないと思うけれど
ヤンソンスは、しっかり引き締まった情熱的な音楽を作っていたから
明日の2回目と、火曜日の3回目が楽しみかも・・・ (^^)v
どうせ好きモノですよ、と開き直る私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
もちろん、本日はダブルヘッダーで
この後、私は、そのまま、国立オペラ座に向かったのである。
ウィーン・フィルのメンバーも何人か同じ方向に行ったかも (^O^)