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フィルハーモニア・オーケストラ + サロネン

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    Konzerthaus Großer Saal 2011年11月7日 19時30分〜21時45分

    Philharmonia Orchestra
    バイオリン Christian Tetzlaff
    指揮 Esa-Pekka Salonen

    Béla Bartók (1881-1945)
      Tanzsuite in sechs Sätzen Sz 77 (1923)
      Konzert für Violine und Orchester Nr.2 Sz 112 (1937/38)
      Konzert fü Orchester Sz 116 (1943/45)

    ロンドンのフィルハーモニア・オーケストラと
    指揮者 エサ=ペッカ サロネンのウィーン公演。
    プログラムはオール・バルトークである (^^)v

    同じ時間に楽友協会の大ホールでは
    フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団が、ズビン・メータと
    ルトスワフスキにベートーベンを演奏していたが
    (実はこれもチケットを持っていた f(^^;))
    今回はフィルハーモニアとサロネンの勝ち(笑)

    このサイトの読者には
    サロネンやテツラフのファンが何人か居る・・・と思う。
    だからと言って、それに媚びる事はないワケだが
    (勝手に個人的感想を書くサイトだし ← 他人の思惑は想定外)

    何か、ワタクシ、すごく不思議な感動に襲われている・・・

    感じるハートがゼリー状になって、ブルブル震えているような感覚。
    (ワケわからなくてすみません)

    最初の舞踏組曲は、まぁ、それなりとして
    バイオリン協奏曲第2番で

    どっか〜ん (ワケわからなくてすみません)

    何だ、何だ、何だこれ (((^^;)(;^^) ))
    あんな無調性に近い曲なのに

    何でこんなに抒情性豊かに響いてしまうワケ???

    いや、もう、バイオリンの音色がタダモノではないのである。
    繊細で、あくまでも美しく
    もちろん完全な技巧なのに、それをひけらかす事なく
    更に、感傷に溺れてはいないのに
    ものすごく優しく響くのだ。

    で、その音色を包み込むようなオーケストラのバランスが
    これまた、目を剥くほどに素晴らしい。

    バルトークの曲は、そうそう気軽に聴けるものではなくて
    近代音楽だが、けっこう、マジャール系も入っていて
    私には、なかなか難しい音楽である。
    オーストリア人の聴衆にも、そんなに取っつきの良いものではないと思う。

    なのに、ピアニッシモのフレーズでは、シ〜ンと静まりかえるという
    ジモッティ・ジジババの多いコンツェルトハウスでは、珍しい事態となった。

    プログラムのテツラフの説明を読んで、またもやビックリ。
    名のあるバイオリニストが、グアルネリだのストラディバリだのを
    どこかの銀行や財団から借りているのに

    この人、現代バイオリンですかっ!!!
    (興味のある方、この人の作ったバイオリンだそうです)

    一音たりとも忽せにせず
    神経に障らず、あくまでも澄んだ音色で、ガリガリやらないバイオリン。

    アンコールは、やっぱりバルトークだったのかなぁ。
    かなり近代・現代に近い、アトナールな曲だが
    バルトークの雰囲気を壊さず
    (アンコールでバッハとか弾かれていたら、私は引いたと思う)
    素晴らしい響きを聴かせてくれた。

    後半は、かの名曲、管弦楽のための協奏曲で
    これは、バルトーク苦手な私だって、それなりに知っている。

    フィルハーモニア・オーケストラは
    以前の公演でも思ったけれど、実にアンサンブルが精密。

    その精密なアンサンブルの利点を充分に活かして
    何が飛び出したかと言うと

    あくまでも、音響に、ひたすら拘ったバルトーク!!!!

    出てくる音響の手触りと色がスゴイのだ。
    ちょっと曇った感じの銀色を背景に
    モスグリーンや、薄めのブラウンが飛び交う感じ。
    (ワケわからなくて、すみません)

    第2楽章から最終楽章まで、アタッカで通してくれたのも
    咳の多いジジババばかりのコンサートなので
    集中力が途切れず、非常にありがたかった。
    (その代わり、第5楽章で立って出ていくご老人が結構いたけど(笑))

    特にエレジアのところで
    例の耳慣れたウインナー・ワルツの後に
    最初のメロディが弦で入ってくるところは
    抑え気味の、ちょっと曇ったような哀愁のある弦のアンサンブルに
    背筋がゾクッとして
    自分の心臓がジェリー状になって、ブルブル震える感じにドッキリ。

    あれだけ、細部にわたって
    音響に徹底的に拘って作りこんだバルトークは
    ヘンに元気だったり、感傷的だったりする演奏と全く違って
    実に新鮮で、不思議な感動をもたらしてくれる。

    いや〜、うっふっふっふっふ
    明日は、同じメンバーで、「青ひげ公の城」が演奏されるのだ。
    今日の感触から言うと
    あれだけ、音の響きを繊細に徹底的に追及するのなら

    ものすごく期待できるかも・・・(期待値ぐ〜んと上昇中)

    ヘンな興奮の仕方をしている私に
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    ウィーンは街中、枯れ葉がスゴイのだが
    こちらは、焚火とかはしないなぁ。
    まぁ、枯れ葉でジャガイモ焼いても、あまり意味ないかも。
    サツマイモがないのは残念!!!(あぁ、焼芋食べたい・・・)


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      • 2019.10.18 Friday
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