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バランシン & ロビンス 国立オペラ座バレエ

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    Wiener Staatsoper 2011年9月23日 20時〜22時15分

    BALANCHINE & ROBBINS

    Glass Pieces (Jerome Robbins)
    In The Night (Jerome Robbins)
    Stravinsky Violin Concerto (George Balanchine)
    Thema und Variation (George Balanchine)

    指揮 Peter Ernst Lassen
    バイオリン・ソロ Rainer Honeck

    バレエ・ダンサーの名前を書き出すと、たぶん3ページでは済まないので
    ちょっと省略。お許しあれ。

    オーケストラのナマ音に餓えてます・・・とメイルに書いたら
    ウィーンに居て、何言ってるんですか! と呆れられたけれど
    コンサート・シーズンは未だ始まっていなくて、やっぱり、餓えてる。

    国立オペラ座バレエ団の、今シーズン最初の公演は
    ジェローム・ロビンスとジョージ・バランシンの作品。

    ジェローム・ロビンスの Glass Pieces と In The Night は
    先シーズンにも2回観賞したから、作品そのものは知っている。

    Glass Piecesの第一部には、木本全優と橋本清香のコンビが登場。
    他に Ioanna Avraam + Shane A. Wuerthner
    Reina Sawai + Alexandru Tcacenco のコンビ。

    皆さん、お帰りなさ〜い  (^-^)/~~

    いや〜、あっはっは。
    国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィル)に
    フィリップ・グラスの曲を演奏させるのも、かなり酷である(笑)
    最初のパート、木管なんか、かなりヤケッパチで演奏してたもんなぁ。
    もちろん、プロだから、ああいう繰り返しだけの音楽だって
    演奏しなければならないのはわかるが
    フィリップ・グラスで、あれだけゼイゼイ言っていたら
    スティーブ・ライヒだと全滅かもしれない(← 勝手な推測)

    第一部は、コールドが歩く中に、3組のダンサーが入るのだが
    このフォーメーションが素晴らしい。

    第二部はパ・ドゥ・ドゥで Maria Yakovleva + Kirill Kourlaev
    これは、もう、黄金のカップルというか
    ベテラン同士で、安定感があって、ロマンティックこの上ない。

    In The Night は、ショパンの調べ(ピアノ)に乗って
    3組のカップルが踊る。

    Natalie Kusch + Andrey Teterin
    Olga Esina + Roman Lazik
    Irina Tsymbal + Vladimir Shishov

    最初のカップルは、本当にロマンティック。
    次のカップルは、ちょっとよそよそしくて
    最後のカップルは、ツンデレで熱情的。

    で、Vladimir Shishov って、やっぱりハンサム (*^^*)
    背が高くて、顔がちょっと丸くて、頭が小さくて
    こういうツンデレの女に惚れて、追っかけて追っかけられてという役どころが
    ピッタリ嵌まるのだ。あああ、見た目って、やっぱり大事だわよ。

    先シーズンに観たおかげで
    見どころはわかるし、細かいところまで目が行く (^^)v

    う〜ん。やっぱりバレエって す・て・き (*^^*)

    後半はジョージ・バランシンの作品2つで
    最初のストラヴィンスキーのバイオリン協奏曲は初演。

    舞台装置のない舞台で、コールドとソリスト(2カップル)が踊るのだが

    ううう・・・ ちょっと、これ、一応、ストラヴィンスキーだよね。
    ソリストが頑張っているのはわかるのだが
    いちおう、そつなく音は聴こえてくるけれど
    全体的に透明感に欠けて、各パートがクリアになっていないし
    ストラヴィンスキーらしい鋭さが全くなくて
    もやもやしたウィーンっぽい響きになっちゃってますが・・・

    バレエ音楽(=劇判)だから、それでも良いのだろうが
    音楽として聴くと、ちょっと、いや、かなり不満 (-"-;)

    でも、舞台上のバレエと一緒に、ちょっと不満でもストラヴィンスキーを聴くと
    ストラヴィンスキーの音楽って
    非常に劇的なモノが、隙間なく、茶目っ気たっぷりで入っているのがよくわかる。

    しかも、バランシンの振付が、その茶目っ気や遊び心を顕在化して
    ユーモアに満ちていて、実に楽しいのだ。

    カップル2組は Olga Esina + Roman Lazik と
    Nina Poláková + Mihail Sosnovschi

    Roman Lazik は、もともとにやけた王子さまタイプで無難な感じ。
    Mihail Sosnovschi 久し振りに素顔で見ると
    やっぱり、ゴツゴツしていて、顔が長くて大きいけれど
    技術的にはスゴイ。
    こういう人、もう少し歳をとったら
    すごく良いキャラクター・ダンサーになるんじゃないだろうか。

    最後のテーマとバリエーションは
    チャイコフスキーの交響曲3番、第4楽章。

    ぎゃははは、やっぱりオーケストラは、こういう伝統的な曲ではソツがない。
    チェロのソロの妙なる調べにうっとり。
    ただ、全体的に音のまとまりがなかった。

    フィリップ・グラスもストラヴィンスキーも
    オーケストラの音としては、かなり不満が残る演奏だったのは
    オーケストラにトラが多かったのか
    指揮者が悪かったのか・・・・

    さて、これ、バランシンの中でも、かなり伝統的な振付だろう。
    舞台の上に、何故かシャンデリアが釣り下げられていて
    ダンサーは、昔ながらのチュチュ(ただし色付き)

    ・・・ でも、すみません、これ、あんまり楽しくない。
    古典的な作品を、現代枠に取り入れただけの中途半端な感じがある。
    モダンばかり続けて観た後の、クラシックな振付だからかもしれない。

    という訳で
    一応、オーケストラのナマ音は聴いたし
    バレエも堪能したけれど

    こういうモダンな演目、ストーリーがないだけに
    バレエ・ファンでないと、ちょっとキツイかなぁ、というのも本音。
    ロビンスを取り上げるのなら
    以前、後半でやっていた、めちゃ笑えるパロディをやれば良かったのに・・・

    でも、舞台を観ながら
    ああ、こういうモノが、ナマで観られるなんて
    実は、大きな奇跡かもしれない・・・・と
    ちょっと感激、感傷的な気分になったのは

    やっぱり餓えているのである(爆笑)

    今年後半はコンサートの数もちょっと絞って行こうとは思っているけれど
    大規模オーケストラの絶妙なアンサンブルとバランスを楽しむなら
    やっぱり、バレエの劇判じゃなくて
    きちんとしたコンサートに行きたい、と切望する私に

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    1300メートルでは、既に雪が降っているらしい・・・・




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