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ジャン・ラシーヌ 「フェードル」

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    Burgtheater 2011年9月10日 19時30分〜21時10分

    Jean Racine (1639-1699) Phädra
    ジャン・ラシーヌ 「フェードル」

    テゼー:アテナイ王 Paulus Manker
    フェードル:テゼーの妻。ミノスとパジフィエの娘 Sunnyi Melles
    イポリート:テゼーの子。母親はアマゾーンの女王 Philipp Hauß
    アリシー:アテナイの王族の娘 Sylvie Rohrer
    エノーヌ:フェードルの乳母で相談役 Therese Affolter
    テラメーヌ:イポリートの養育係 Hans-Michael Rehberg
    イスメーヌ:アリシーの相談役 Merle Wasmuth
    パノープ:フェードルの侍女 Brigitta Furgler

    演出 Matthias Hartmann
    舞台と衣装 Johannes Schütz
    振付 Ismael Ivo
    照明 Peter Bandl
    ドラマツルギー Andreas Erdmann

    初演(ザルツブルク) 2010年8月18日
    初演(ウィーン) 2010年9月8日

    国立歌劇場連盟のインターネット・チケット販売を一手に引き受けている
    クルトゥラールという会社は
    年に1回「誕生日プレゼント」と称して
    チケットを1枚、無料でくれるのだが

    夏の誕生日というのは悲しいもので
    オペラ座もダメだし、フォルクス・オパーもない。

    ところが、今年は何だか、とても気前が良くて
    Im Puls Tanz のチケットを1枚無料でくれたし
    (結果的にはそれで行って、あまりにくだらなかったので
     自分で買った2回目の公演には行かなかった。意味がない)
    8月終わりのドブロブニクでの、ラックリンとその仲間たちのチケットも
    オファーされたが、まさかドブロブニクまで行けるはずもない。

    が、何と
    「9月10日のブルク劇場「フェードラ」のチケットを1枚差し上げます」の告知。
    わ〜〜〜い、久し振りにブルク劇場で演劇が観賞できる (^^)v

    しかも、一番良いカテゴリーの平土間10列目が(無料で)取れた!!!

    さて、ラシーヌのフェードル。
    教養のない私は、慌ててウィキペディアで予習する → ここ

    白黒の簡素な舞台で、真ん中の大きな板が中心を軸に廻るようになっている。
    白の側と、黒の側が、それぞれに舞台を作る仕組み。
    衣装は現代風で、やはり白黒。

    100分ほどの短い演劇だが、ううう、内容が暗い。
    唯一、エノーヌ役が、コミカルな造形になっていて暗さを救ってはいるが。

    観賞していて、感情移入がしにくい人物ばかり・・・
    夫の不在中に、義理の息子を愛してしまうフェードルもワケわかんないし

    嫉妬にかられて、事実関係の追及もせずに
    (息子はちゃんと、実はアリシーが好きなんだ、と
     告白しているのに)
    自分の息子に呪いをかけて殺してしまうテゼーの行動も理解不可能。

    ついでに、自分の行ないを後悔したエノーヌも死んでしまうし
    フェードルも自殺してしまう。

    フェードルの激情が、まず、全然わからんのだが
    これは、劇中で何回か言及がある通り、何かの呪いらしい。

    だいたい、義理の息子だって、突然、継母から告白されても驚くだけだろう。
    ここらへんのドラマツルギーは見事だった。

    誰も悪くないし
    ただ、愛と嫉妬が絡まって悲劇になってしまう。

    う〜ん・・・ (-"-;)

    あれだけ感情豊かだと、人生、楽しいだろうなぁ。
    というより、感情に振り回されて辛いのか。

    舞台を見ながら

      ワタシって、他の人より、感情がないんだろうか????

    と、ついつい思ってしまったが
    フェードルとかテゼーの方が、感情あり過ぎ、というか

    テゼーなんて、特に、アテナイの王でしょう?
    あんなに感情に駆られて衝動的な判断をして、王という職務が果たせるの???

    演劇でもオペラでも、恋に身を持ち崩して、というテーマが多いが
    どうも、よくわからん。

    夫の不在中に義理の息子に欲情する、というのは
    男性が周囲に少なければ、理解できないワケでもないが・・・

    テゼーの最後のセリフで
    「愛というのは不思議なものだ」みたいなところがあるけれど
    あれは、愛なのか?
    私には、欲情にしか見えないのだが・・・(こらこらっ!!!)

    どうせ、ロマンを解さない人間です(開き直り)

    ドラマとしては、人物造形が優れていて
    簡素な舞台に、普通の衣装なのに、一瞬たりとも退屈しない面白さがあったけれど
    プログラムの表紙には

     Ich liebe, rasend, über alles Maß

    と書いてあって
    そんなに、ガンガン 欲情 愛したら、ちょっとタイヘン。
    ワタクシにはできません m(__)m

    しかし、フェードルにしても
    オペラのプリマドンナたちにしても
    そこまで 欲情 愛が中心の人生って

    他にする事、ないんですか???? (仕事とか・・・)

    自分が感情に欠けた冷たい人間なのかも、と
    真剣に考え込んでいる私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。

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    更年期を過ぎて、欲情しない、というだけだったりして f(^^;)


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