ピーターパン@フォルクス・オーパー

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    Volksoper/Wiener Staatsballett 2020年9月10日 19時〜21時15分

    PETER PAN
    Ballett in zwei Akten nach der Geschichte von J.M. Barrie

    振付 Vesna Orlic
    音楽 Erich Wolfgang Korngold, Max Steiner, Franz Waxmann,
    Miklós Rózna, Bernard Herrmann, Leroy Anderson,
    Isaac Albéniz, Guido Mancusi, Sebastian Brugner-Luiz
    指揮 Wolfram-Maria Märtig
    音楽コンセプト Vesna Orlic, Gerald C. Stocker
    舞台・衣装 Alexandra Burgstaller
    ビデオ Andreas Ivancsics
    ドラマツルギー Monica Rusu
    リート・テキスト Marcus Everding

    ピーターパン Alexander Kaden
    ピーターパンの影 Gleb Shilov
    ティンカーベル Dominika Ambrus
    ウエンディ Marie-Sarah Drugowitsch
    ジョン Robert Weithas
    マイケル Timon Eis
    ミセス・ダーリン Ekaterina Fitzka
    ミスター・ダーリン Martin Winter
    ナニー Kristina Ermolenok
    キャプテン・フック László Benedek
    ミスター・スミー Roman Chistyakov*
    タイガーリリー Olivia Poropat
    タイガーリリーの兄 Dragos Musat
    インディアンの長 Mamuka Nikolaishvili
    ギター・プレイヤー Andrea Wild
    人魚 Kristina Ermolenok, Tessa Magda, Natalie Salazar
    海賊たち Sarah Branch, Kristina Ermolenok, Tainá Ferreira Luiz, Ekaterina Frizka,
    Tessa Magda, Natalie Salazar, Mila Schmidt
    Gabriele Aime, Cosmin Marinescu, Dragos Musat, Keisuke Nejime*,
    Aleksander Orlić, Felipe Vieira, Martin Winter
    インディアン Sarah Branch*, Kristina Ermolenok, Ekaterina Fitzka, Tessa Magda,
    Natalie Salazar, Mila Schmidt, Gabriele Aime, Cosmin Marinescu*
    子供たち Kinderchor der Volksoper Wien
    オーケストラ Orchester der Volksoper Wien
    Bühnenorchester der Wiener Staatsoper

    ピーターパンばかり何回観てるんだ?と言うツッコミ入りそうだが
    今回で、まだ、たったの5回目である。

    だって、この演目、ストーリー楽しいし
    ダンスはさりげなく高度な技があちこちで観られるし
    それに、何と言っても、音楽が素敵。

    この間の亡霊モノはギャラリーはガラガラだったが
    本日はギャラリーに子供連れの大家族がわさわさ居る。
    子供数人にご両親に祖父・祖母に、加えてお友達なのか
    ともかく、オーストリアって意外に大家族が多いのかもしれない。

    (ちなみに、オーストリアでは子供を産まない女性も多いが
     産む女性は、確か平均で3人以上産んでるはずだ。
     宗教や文化背景の違う人たちは、5人以上子供がいるのも稀ではない)

    よって、会場は割りにうるさい(笑)
    隣(もちろん1席空いているが)の大家族は
    オーケストラの演奏が始まっても
    ずっと普通の声でお喋りしているし
    上演途中でも、普通の声で喋っている・・・けど
    もう、そんな事を気にしていたら
    子供の多い演目なんか観ていられないし

    9月一杯はフォルクス・オーパーは
    子供一律料金1ユーロのキャンペーンをしているので
    普段、劇場とかに足を運ばない家族も
    大量に来ているのである。

    え〜っと、それは、観察しているとわかる。
    演奏中は静かにしている、という基本的ルールを
    大人も守らないし
    座席から乗り出して(後ろの人が見えなくなる)観てるし
    マナーとしては最低なのだが

    教養ある、劇場通いに慣れている裕福な層の方々は
    天井桟敷のお安い席ではなく
    もっとお高級席に行くだろう。
    (もちろん、天井桟敷に、マナーの良い家族が来るケースもある。
     子供が喋ったり、身を乗り出したりすると
     大人がちゃんと注意していて
     あ〜、これはインテリ層だな、と、すぐわかる)

    でも、このキャンペーンで
    普段、文化活動に来ない人たちが来てくれて
    その面白さに目覚めて、劇場通いにハマる人もいるかもしれない。

    子供チケットとか、学生(27歳未満の場合が多い)割引とか
    時々はフォルクス・オーパーでシニア割引というのもあるけれど

    実は割引って、あまり将来的効果はないような気がするのだが。
    だいたい、安く買っていたチケットを
    突然、27歳以上になって高くなったら
    誰も買わなくなるし、行かなくなる。

    ただ、安いチケット買いまくって学生時代に通っていた人が
    多少なりとも余裕が出来ると
    40歳以上で戻って来る、というケースは多い。
    (まぁ、ワタシもそうなんだけどね(笑))
    その意味では、長い未来を見据えた投資ではある。

    前置きが長いが
    ともかく、この演目、面白いので、何回観ても見飽きない。
    ジョークのシーンも、既にネタバレしているけれど
    それでも何回観ても笑えるし面白い。

    後半の最初で管楽器が思い切り蹴っつまずいて
    一部、とんでもない事になったけど(爆笑)
    この音楽、かなり複雑で大変なのはよくわかるし
    ダンサーがカウントはちゃんと数えていたし
    さすがにプロなので、うまくカバーした。

    ホック船長はずっとラズロ・ベネデックが踊っていて
    これはもう、このキャラクターが染み付いた感じ。
    適役なのに、ものすごく愛すべきキャラになっていて
    タンゴやフラメンコは踊るわ
    部下に隠れて白鳥の湖を踊っちゃったりする。
    ストーリー上、悪人だけど
    負けるとヒステリー起こして悔しがるし
    ともかく憎めない。

    ティンカー・ベルが可愛かった ♡
    コミックに出てくるような金髪で白い肌の美人で
    動きが軽くて、本当に妖精みたいだし
    ウェンディに嫉妬してキーキーするところが
    これも憎めなくて、キュート。

    タイガーリリー役のダンサーは
    健康的な体型の野性味溢れる感じがすごく良かった。
    ルグリ前監督好みの、触ったら折れそうに細い金髪美少女じゃなくて
    こういうモダン系に合いそうなダンサーが増えるのは歓迎する。
    ダンスも力強くて、如何にも我々が妄想しそうなインディアンに
    ぴったり役柄がハマって、見応えあった。

    ウェンディもタイガー・リリーに嫉妬して
    ピーターパンの前でごねるシーンがある。
    何故、ウェンディが怒っているのか
    ピーターパンには全く理解できず、っていうシーンだけど
    まぁ、こういう事に関しては
    女性の方が早熟だからな。よくわかるぞ。

    アレクサンダー・カーデンのピーターパンも
    根占さんとは、またちょっと違って、とても良い。
    茶目っ気もあるし、邪気がないし
    若さと純粋さが爆発したようなフレッシュな感じ。

    本来は家族で来る演目なのだろうが
    お一人さま年配の観客も(私みたいな(笑))そこそこ居て
    シニア割引25%バンザイ(爆笑)

    実は後になって、もっと凄い割引があるのが判明したのだが
    その時には、既にチケットを買っていたので遅かった。
    まぁ、多少なりとも文化的催物に経済的に貢献できるのであれば
    数ユーロの違いは不問にするわ(おお太っ腹・・・ってたかが数ユーロ)

    新感染者数が、オーストリアでとうとう700人くらいになり
    しかも、その半数がウィーン。
    ウィーンのコロナ信号がオレンジになったら
    劇場関係(コンサート・ホールを含む)が
    250人までになってしまうため
    また文化的催物はすべてキャンセルという事になりそうなので

    これから秋になって
    ますます感染者が増えて来たら
    オペラとかバレエとかコンサートとか
    ある日、突然「すべて閉鎖です」という
    3月11日のような悲惨な事になる可能性が高いので
    今のうちに、せっせと通えるものは通っておこう、という私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    夏休みの宿題の締め切り日がそろそろ迫っていて
    現実逃避をしている、という自負も(何が自負!?自覚だろ!)
    自分の中にはあるんですけど
    ブーレーズのマトリックス、複雑すぎてついていけない・・・

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