ウィーン・フィル + ブッフビンダー

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    Schloss Grafenegg Wolkenturm 2020年9月6日 19時〜20時10分

    Wiener Philharmoniker
    ピアノと指揮 Rudolf Buchbinder

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur op. 19 (1786-1801)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 c-Moll op. 37 (1796-1804)

    雨である。
    ウィーンを出発する時も雨だった。

    最初は15時30分にコンサートするかどうか判断するという話だったのが
    バス出発の16時30分には
    決定は17時45分・・・って、まぁ、結局バスは出発せざるを得ない。

    どうせ雨だよなぁ・・・と
    ここでバスのスタッフに
    ではバスに乗らずに帰りますって言って
    戻ってくれば良かった・・・・

    いや、演奏は良かったんですよ。
    安心の安定感、驚きのスタンダードというか
    ピアノの鍵盤が濡れると
    タオルで拭きつつ
    しかもオーケストラに指示も出しつつ
    2番と3番を続けて演奏したブッフビンダーは凄い。

    というより
    コロナ云々の頃から
    一部の例外を除き
    何だかピアノと言うと
    ブッフビンダーしか聴いていないような気がするんだけど・・・

    グラーフェネック到着
    雨は小降り状態だけど、止む気配はない。

    野外音楽堂から漏れ聞こえてくるリハーサルの音。
    うううう、この雨の中で演奏する気なのね。

    結構な雨だったので
    持参したグラーフェネックの使い捨てレインコートを着込み
    椅子に敷くウレタン・シートをもらって席に移動。

    担当者が「雨降ってますが、まずは2番だけ演奏して様子を見ましょう」
    と言うことで、2番開始。

    雨音が、頭を覆っているビニールを通じて
    ずっと耳に鳴り響いていて

    ああ、大昔のレコードって
    こういう雑音あったよなぁ。
    ノイズ・キャンセラーとかあったら良かったのに・・・
    とか、しょうもない事ばかり考えて

    ブッフビンダーも
    途中でピアノを弾かないところでは
    タオルでそっと鍵盤を拭いていたので
    風はあまりなかったものの
    やっぱり雨が降り込んでいたに違いない。

    オーケストラはかなり後ろの方に位置している。
    そりゃそうだ、弦楽器が濡れたら冗談にならん。

    2番が終わって
    アナウンスあるかな、中止かな、と思ったら
    続けて3番の演奏に突入。

    何人もの観客が2番の途中や、2番が終わった後で
    席を立って帰って行ったので
    残っている人は
    バスで来ているから、仕方なく残っているか
    ブッフビンダーのファンか
    ウィーン・フィルのファンか
    寒くないように、セーターとか上着とかを
    山ほど着込んでいる人に違いない。

    だから観客の集中力はかなりのものだったのである。
    雨音以外に雑音聞こえて来ないし。

    ただもう、こちらは、どんどん下がってくる気温で
    いくらビニールとは言え
    前の襟口から中に水分は入ってくるし
    (ティッシュで中から拭き拭き)
    だいたい、端的に言えば

    寒いんですけどっ!!!!!

    一応、上着の下に着られるように
    セーターは持って来ている。
    ショールもある。

    ・・・が、ビニールのポンチョを被った状態で
    大雨の中で、どうやって着ろと?

    そんなわけで
    あまりの寒さと雨音に
    全く音楽には集中できず

    この天候の中で
    ひたすら演奏する舞台上のアーティストたちを
    半分、呆れて見ていたんだけど

    後でチェックしたら
    これ、少し時間を遅らせて
    オーストリア国営放送テレビのライブ配信をしてたのね。

    あ、そりゃ、放映権とか、時間の枠とか
    色々と経済的な事情がおありでしょう。
    会場に来ているお客さまも
    多少の入場料は支払ってはいるけれど
    テレビ放映権の方が、がっつり経済的には助かるはず。

    はい、了解。
    私だって
    こういう文化的な催物が
    現時点で経済的にどんなに大きな打撃を被っているか
    わからない訳ではないので。

    コンサート終了後
    バスに乗り込んで
    セーター着て、膝にショール掛けて
    震えながらウィーンに戻った私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ともあれ、これにて今年のグラーフェネックは終了。
    初めてバスを使ったり
    屋内のホールが使用できず
    雨の中で音楽を聴いたり(聴こえないけど)
    でも、晴れた日には、天国のような長閑さだったし
    この状態で、クラスター発生もなく
    何とか無事に済んだのは、とても有難い。

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