カメラータ・ザルツブルク

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2020年9月1日 20時30分〜21時45分

    Camerata Salzburg
    バイオリン Renaud Capuçon
    コンサート・マスター(指揮)Giovani Guzzo

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 61 (1806)
     Symphonie Nr. 1 C-Dur op. 21 (1799-1800)

    コンツェルトハウスのシーズン・オープニング。
    もともと4月のコンサートだったものの代替公演。

    本日の18時30分と20時30分、明日の19時30分の3回公演。
    チケットは座席一つを空けての販売だが

    いつもの天井桟敷に行ってみたら
    ありゃまぁ、ガラガラじゃないの。
    なのに、私の席の前だけ
    4人のご年配の方々が、マスクせずにずっと喋っているので
    ・・・すみません、本当にガラガラだったので
    ちょっと席替えしちゃいました。

    公演前にコンツェルトハウスからのご挨拶。
    今日が、コロナにもかかわらずシーズン・オープニングで
    コンツェルトハウスとしては
    感染を避けるために、出来るだけの努力はしてます、とアピール。
    私は既に何回か来ているけれど
    入り口に足で踏む方式の消毒薬を常備。
    トイレにも、石鹸だけではなく、ちゃんと消毒薬が置いてあった。

    小編成の室内オーケストラだが

    うおおおおお
    観客が少ないので残響が残響が残響が・・・

    今書いているセミナー論文の資料として
    コンツェルトハウスの残響を計測した論文を見つけたのだが

    観客の入っていない状態で
    500〜2000ヘルツで 2,07秒、125〜4000ヘルツだと2,15秒。
    多少の観客は入っているので
    アブソーバーの幕を着けた時の計測値が
    500〜2000ヘルツで 1,78秒、125〜4000ヘルツが1,9秒。

    低周波の125〜500ヘルツで、ほとんど2秒の感じなので
    低い振動数の音の残響が、高い振動数に比べてかなり大きい。
    (ちなみに楽友協会の観客なしの計測値は、どの周波数でも3秒に近い)

    いや最近、グラーフェネックの野外音楽堂で
    残響がほとんどないコンサートを聴いていたので
    コンツェルトハウスの、たっぷり2秒に近い残響がものすごく新鮮。

    カメラータ・ザルツブルクは指揮者なし。
    コンサート・マスターが弾きながら身体で指示を出している。

    ルノー・カピュソンのバイオリンも
    ものすごく力強く響いてくる。
    ナヨナヨしたところがなくて
    なんだかとても、マッチョで筋肉質。
    天井桟敷まで、バンバン聴こえてくるし
    高音の伸びも、筋肉質で硬めなのに
    変に細くならず、聴いていてイヤミがなくて気持ち良い。

    うはははは、やっぱり残響のある室内ホールって良いわ ♡
    カメラータ・ザルツブルクのアンサンブルの巧さは素晴らしいし
    強弱をしっかりつけて、メリハリのある演奏なのに
    「楽聖ベートーベン」とか言うイヤミっぽいところがなくて
    明るくて、すっきり、さっぱりして
    聴いていて、むちゃくちゃ気持ちが良い。

    ガリガリではないのだけれど
    筋肉が程よくついて、バランスが取れている
    若くて元気な体操選手が
    元気にその活躍を見せてくれる、と言うイメージ。

    後半のベートーベンの交響曲1番も指揮者なし演奏。

    カメラータ・ザルツブルクのアンサンブル能力の高さには
    時々、度肝を抜かれるけれど
    今回も、見事に呆気に取られるアンサンブルの揃い方。

    しかも強弱のダイナミックが激しい。
    ついつい、ハイドンのテラス・ダイナミックかこれは、とか
    思ってしまったほどだが
    ベートーベンの初期作品だし
    ハイドンの影響も色濃く残っているはずだから
    こういうダイナミックの付け方、私、すごく好きかも。

    全体の活気がとてもアップして
    実にイキの良い演奏で
    独断偏見で言っちゃえば
    江戸っ子の元気の良いお兄ちゃんが
    お祭りで生き生きと、嬉しそうに踊っている感じ。

    うは〜、小気味良いわ。
    スカッとして爽やかで気持ちが良い。

    しかし、チケット買った時には
    ほとんど席が空いていなかったのだが
    何故にこんなにガラガラ????

    あまりに演奏が良かったので
    明日の同じプログラムに行こうかと
    インターネット販売を見てみたんだけど
    やっぱり、ほとんど売り切れになっていて
    超安席は2席くらい(しかも私の好みじゃないところ)しかない。

    コンツェルトハウスのオンライン販売サイトには
    2020年末まで、オンラインではシングル・チケットの販売のみ
    グループ(2名とか3名とか4名とか、もっと多くとか)の申し込みは
    電話で承ります、と書いてあるから
    オンライン販売に出て来ないチケットが
    かなりあるんじゃないだろうか・・・

    明日は、ともかく伸ばし伸ばしにして
    教授を脅迫して締切を延長してもらったセミナー論文を
    書いてしまわないと、さすがにヤバイので(以下省略)

    今週末がグラーフェネックの最後のコンサートで
    9月はせっせとフォルクス・オーパーや
    国立オペラ座に通う予定。

    セミナー論文だけじゃなくて
    音楽分析の宿題もあったよね・・・💦

    でもまぁ、ナマの音楽を聴く喜びに勝るものはない、と
    自分で自分を、勝手に納得させている怠け者の私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    グラーフェネックの週末は
    ウィーン・フィルの登場だが
    プログラムはベートーベン一色(笑)
    まぁ、確かに今年はベートーベン生誕250年の年なんだよね、コロナに隠れたけど。

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