WIEN MODERN 07 November 2019
Konzerthaus Schubert Saal 2019年11月7日 19時30分〜21時5分
Boulanger Trio
ピアノ Karla Haltenwanger
バイオリン Birgit Erz
チェロ Ilona Kindt
András Gelléri: Straße für Klaviertrio (2017-2018 UA) - 12’
Alban Berg: Vier Stücke für Klarinette une Klavier op. 5
(1913, Bearbeitung für Violoncello und Klavier) - 8’
Elias Jurgschat: beleuchten für Violine, Violoncello und Klavier (2018 UA) - 12’
Beat Furrer: Lied für Violine und Klavier (1993) - 10’
Johannes Maria Staud: Terra Fluida. Zweites Klaviertrio (2019 ÖEA) - 12’
本日のコンサートはアルバン・ベルク財団50周年記念コンサート。
ピアノ・トリオの作曲コンクールがあって
その優勝作品2点を、本日初演。
審査員だったヨハネス・マリア・シュタウドの曲のオーストリア初演もあり
途中で、受賞作曲家2名とプレイヤー、シュタウドのトークが入った。
一緒に行った大学のお達者クラブ同僚が
「女性3人で14年間、トリオでやって来たのは凄い」
とか、よくわからん理由で感激していた(笑)
最初の受賞曲は、割に伝統的な感じで始まって
ついつい、今日あった音楽分析の授業での
音階の見つけ方・・・みたいな方に脳が動いたのだが
これが、どんどん音色に変化が出て来て
だんだんスペクトル楽派みたいになってきて
ピアノの弦はかき鳴らすわ、バイオリンもチェロも
雑音っぽい不思議な音響をまき散らすわ
あれあれあれ、これ、楽想が最初に戻って
ソナタ形式で終わるんじゃないの?と
シロウト考えでいたら、スペクトル楽派っぽく
唐突に終わってしまって愕然(笑)
アルバン・ベルクの作品番号5番は楽しい。
ベルクの曲って、ミニマリスム的なので
一つ一つの曲が短くて、発想が豊か。
2番目の受賞曲は
最初から、特殊奏法ですっ飛ばし
・・・すみません、途中で寝落ちしたようですワタシ f^_^;
隣の同僚も「何だか、みんな同じ曲に聴こえてくる」と言っていたので
まぁ、あの、その、うははははは。
フーラーとシュタウドの前にトークの時間。
2番目の受賞者は、もっと喋りたかったようだが
1番目の受賞者ばかりに話題が振られて、ちょっと可哀想だった(笑)
シュタウドの曲は、このトリオのために作曲されたものだそうだが
確かにピアノ・トリオそのものの曲は
最近、少なくなったので、是非、リバイバルを!という感じの熱弁だった。
(確かに弦楽四重奏とかはよく聞くが、ピアノ・トリオって珍しい)
フーラーのバイオリンとピアノのための曲は
・・・フーラーらしい(笑)
悪口ではないけれど、細かい音に異様に拘る
小さな音が好きなオタクという感じ。
それに比べると、最後のシュタウドの曲は
むちゃくちゃ派手である。
新人作曲家の初演2曲を、ばっちり食ってしまい
フォルテの連続で
ピアニストも、連続オクターブとか
異様に早いパッセージをフォルティッシモで延々と演奏したり
バイオリニストやチェリストが
大口を開けて、ふううううううっ!と声を出したりして
ちょっと演劇的な要素も入り
最初から最後まで、全く退屈させないのは
流石に手練れの作曲家、という印象がある。
比較的短いコンサートだったし
多様な曲を聴けて
苦手な室内楽なのに、とても楽しかった私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
Konzerthaus Schubert Saal 2019年11月7日 19時30分〜21時5分
Boulanger Trio
ピアノ Karla Haltenwanger
バイオリン Birgit Erz
チェロ Ilona Kindt
András Gelléri: Straße für Klaviertrio (2017-2018 UA) - 12’
Alban Berg: Vier Stücke für Klarinette une Klavier op. 5
(1913, Bearbeitung für Violoncello und Klavier) - 8’
Elias Jurgschat: beleuchten für Violine, Violoncello und Klavier (2018 UA) - 12’
Beat Furrer: Lied für Violine und Klavier (1993) - 10’
Johannes Maria Staud: Terra Fluida. Zweites Klaviertrio (2019 ÖEA) - 12’
本日のコンサートはアルバン・ベルク財団50周年記念コンサート。
ピアノ・トリオの作曲コンクールがあって
その優勝作品2点を、本日初演。
審査員だったヨハネス・マリア・シュタウドの曲のオーストリア初演もあり
途中で、受賞作曲家2名とプレイヤー、シュタウドのトークが入った。
一緒に行った大学のお達者クラブ同僚が
「女性3人で14年間、トリオでやって来たのは凄い」
とか、よくわからん理由で感激していた(笑)
最初の受賞曲は、割に伝統的な感じで始まって
ついつい、今日あった音楽分析の授業での
音階の見つけ方・・・みたいな方に脳が動いたのだが
これが、どんどん音色に変化が出て来て
だんだんスペクトル楽派みたいになってきて
ピアノの弦はかき鳴らすわ、バイオリンもチェロも
雑音っぽい不思議な音響をまき散らすわ
あれあれあれ、これ、楽想が最初に戻って
ソナタ形式で終わるんじゃないの?と
シロウト考えでいたら、スペクトル楽派っぽく
唐突に終わってしまって愕然(笑)
アルバン・ベルクの作品番号5番は楽しい。
ベルクの曲って、ミニマリスム的なので
一つ一つの曲が短くて、発想が豊か。
2番目の受賞曲は
最初から、特殊奏法ですっ飛ばし
・・・すみません、途中で寝落ちしたようですワタシ f^_^;
隣の同僚も「何だか、みんな同じ曲に聴こえてくる」と言っていたので
まぁ、あの、その、うははははは。
フーラーとシュタウドの前にトークの時間。
2番目の受賞者は、もっと喋りたかったようだが
1番目の受賞者ばかりに話題が振られて、ちょっと可哀想だった(笑)
シュタウドの曲は、このトリオのために作曲されたものだそうだが
確かにピアノ・トリオそのものの曲は
最近、少なくなったので、是非、リバイバルを!という感じの熱弁だった。
(確かに弦楽四重奏とかはよく聞くが、ピアノ・トリオって珍しい)
フーラーのバイオリンとピアノのための曲は
・・・フーラーらしい(笑)
悪口ではないけれど、細かい音に異様に拘る
小さな音が好きなオタクという感じ。
それに比べると、最後のシュタウドの曲は
むちゃくちゃ派手である。
新人作曲家の初演2曲を、ばっちり食ってしまい
フォルテの連続で
ピアニストも、連続オクターブとか
異様に早いパッセージをフォルティッシモで延々と演奏したり
バイオリニストやチェリストが
大口を開けて、ふううううううっ!と声を出したりして
ちょっと演劇的な要素も入り
最初から最後まで、全く退屈させないのは
流石に手練れの作曲家、という印象がある。
比較的短いコンサートだったし
多様な曲を聴けて
苦手な室内楽なのに、とても楽しかった私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。