Wiener Konzerthaus Großer Saal 2019年4月10日 19時30分〜21時50分
Helsinki Philharmonic Orchestra
バイオリン Pekka Kuusisto
指揮 Susanna Mälkki
Lotta Wennäkoski (*1970)
Flounce (2017) EA
Peter Iljitsch Tschaikowsky (1840-1893)
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 35 (1878)
Jean Sibelius (1865-1957)
Symphonie Nr. 2 D-Dur op. 43 (1901-02)
重なる時は重なるというか(笑)
今週はシベリウス・ウィークとでも言う感じ。
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の
オーケストラ・トラックがコンツェルトハウスの前にどん!
ツィッターでは挙げたけれど
まだ見ていない方のために出しておこう。
上の周波数かな?と思うところが
人の名前?作品の名前?
フィンランド語なのでよくわからないけれど
全部アルファベットになっている。
最近、女性指揮者も増えては来ているが
それでもまだ数は少ない。
その中で、私はスサンナ・マルッキは非常に好きな指揮者の1人。
(以前はよく現代音楽を振っていたので(笑))
最初の曲はフィンランドの女性作曲家が
ロンドンのプロムスのラスト・ナイトのために作曲した
5分ほどの小曲だが
現代音楽には珍しいリズミック(もちろん変拍子(笑))な
軽快で、むちゃカッコいい曲で、景気良くてチャーミング。
作曲家の意図とは違う受け取り方かもしれないけれど
マルッキのキレの良い指揮の動きと合っていて
すごく楽しい曲だった (^^)v
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲のソリストの
ペッカ・クーシスト
あ〜、黒のTシャツの上に黒のシャツを前をはだけて着て
よれよれ(に見える)の黒のズボンで
ブロンドの髪の毛がチョンマゲ・・・(絶句)
本人の顔本のシンボルにもチョンマゲ髪になっているので
ご興味ある方はどうぞ(笑)
いや、驚いた。なんだかとてもフリーダムな人なのね?
音が細めで、時々、あれっ?という部分があって
不思議な解釈をするバイオリニストで
しかも技術的にちょっと弱いのでは?と思っていたら
演奏後に本人舞台の上から客席に向かって
ものすごく通る美声で
完璧な英語で
ドイツ語できないので、フィンランド語より英語の方が
みなさんには良いですよね?ってアナウンスを始めてしまい
左腕の故障があった事を開示。
(んな事、今、言われても・・・(笑))
アンコールに弾いたフィンランドの民謡は秀抜。
軽やかでリズミックで、ちょっと泥くさい部分も残してチャーミング。
一見、どうみても不良中年にしか見えないのだが
(列車にこの人が座っていたら、私は隣の席は避けるよ、きっと)
アナウンスのユーモアに満ちた美しい英語に惚れたわ。
後半がシベリウスの交響曲2番。
よりによって、2日前に聴いたばかり(笑)
コンツェルトハウスの方が音響的には良いんじゃないか、と
密かに期待していたのだが
あああああっ
ホルンが魔の位置にある。
(ギャラリーだけの現象かもしれないのだが
舞台下手(しもて)の後ろにホルンが並ぶと
ホルンの音が何故かものすごく大きく聴こえてくるのだ。
よって在ウィーンのオーケストラは
あの位置にホルンは絶対に置かない)
マルッキの指揮はキレが良いだけに
メロディよりも、もっとリズムが前面に出て来て
時々、曲が飛び跳ねているような印象を残す。
シベリウスの交響曲はこのオーケストラが
ほとんど初演しているので
その意味、地元の(ほとんど唯一の)大作曲家の作品という事で
頑張って演奏しているのだが
正直、技術的な面だけ言えば日フィルの方が・・・(以下省略)
読者の皆さまは
あ〜、またシロウトが的外れな事を言ってるわ、と思って下さい。
聴き慣れているはずの交響曲なんだけどなぁ。
シベリウスってナマでの演奏回数が少ないし
(ちなみにコンツェルトハウスでは今まで17回演奏されたそうだ。
たった17回ですよ?!
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲は124回だ!)
その意味で、どうしても録音で聴く回数の方が多いから
ナマで聴いた時のバランスが
耳逆らいしてしまうんだろうか。
アンコールに、これまた予想通り
シベリウスの「悲しきワルツ」(爆笑)
まぁ、オーケストラ・マネージメントは
他のホールのプログラムチェックとかまではしないだろう。
そこまでマーケティングできるオーケストラは
たぶん、私の知っている限りではない、と思う。
(だってしょっちゅう同じ曲が同じ時期にぶつかるんだもん)
珍しい体験ではあったけれど
なかなか面白い体験でもあった(詳細省略(笑))
マルッキのキレの良い明確な指揮が魅力的。
また現代音楽を振りにウィーンにも来てくれないかなぁ、と
密かに期待している私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
Helsinki Philharmonic Orchestra
バイオリン Pekka Kuusisto
指揮 Susanna Mälkki
Lotta Wennäkoski (*1970)
Flounce (2017) EA
Peter Iljitsch Tschaikowsky (1840-1893)
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 35 (1878)
Jean Sibelius (1865-1957)
Symphonie Nr. 2 D-Dur op. 43 (1901-02)
重なる時は重なるというか(笑)
今週はシベリウス・ウィークとでも言う感じ。
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の
オーケストラ・トラックがコンツェルトハウスの前にどん!
ツィッターでは挙げたけれど
まだ見ていない方のために出しておこう。
上の周波数かな?と思うところが
人の名前?作品の名前?
フィンランド語なのでよくわからないけれど
全部アルファベットになっている。
最近、女性指揮者も増えては来ているが
それでもまだ数は少ない。
その中で、私はスサンナ・マルッキは非常に好きな指揮者の1人。
(以前はよく現代音楽を振っていたので(笑))
最初の曲はフィンランドの女性作曲家が
ロンドンのプロムスのラスト・ナイトのために作曲した
5分ほどの小曲だが
現代音楽には珍しいリズミック(もちろん変拍子(笑))な
軽快で、むちゃカッコいい曲で、景気良くてチャーミング。
作曲家の意図とは違う受け取り方かもしれないけれど
マルッキのキレの良い指揮の動きと合っていて
すごく楽しい曲だった (^^)v
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲のソリストの
ペッカ・クーシスト
あ〜、黒のTシャツの上に黒のシャツを前をはだけて着て
よれよれ(に見える)の黒のズボンで
ブロンドの髪の毛がチョンマゲ・・・(絶句)
本人の顔本のシンボルにもチョンマゲ髪になっているので
ご興味ある方はどうぞ(笑)
いや、驚いた。なんだかとてもフリーダムな人なのね?
音が細めで、時々、あれっ?という部分があって
不思議な解釈をするバイオリニストで
しかも技術的にちょっと弱いのでは?と思っていたら
演奏後に本人舞台の上から客席に向かって
ものすごく通る美声で
完璧な英語で
ドイツ語できないので、フィンランド語より英語の方が
みなさんには良いですよね?ってアナウンスを始めてしまい
左腕の故障があった事を開示。
(んな事、今、言われても・・・(笑))
アンコールに弾いたフィンランドの民謡は秀抜。
軽やかでリズミックで、ちょっと泥くさい部分も残してチャーミング。
一見、どうみても不良中年にしか見えないのだが
(列車にこの人が座っていたら、私は隣の席は避けるよ、きっと)
アナウンスのユーモアに満ちた美しい英語に惚れたわ。
後半がシベリウスの交響曲2番。
よりによって、2日前に聴いたばかり(笑)
コンツェルトハウスの方が音響的には良いんじゃないか、と
密かに期待していたのだが
あああああっ
ホルンが魔の位置にある。
(ギャラリーだけの現象かもしれないのだが
舞台下手(しもて)の後ろにホルンが並ぶと
ホルンの音が何故かものすごく大きく聴こえてくるのだ。
よって在ウィーンのオーケストラは
あの位置にホルンは絶対に置かない)
マルッキの指揮はキレが良いだけに
メロディよりも、もっとリズムが前面に出て来て
時々、曲が飛び跳ねているような印象を残す。
シベリウスの交響曲はこのオーケストラが
ほとんど初演しているので
その意味、地元の(ほとんど唯一の)大作曲家の作品という事で
頑張って演奏しているのだが
正直、技術的な面だけ言えば日フィルの方が・・・(以下省略)
読者の皆さまは
あ〜、またシロウトが的外れな事を言ってるわ、と思って下さい。
聴き慣れているはずの交響曲なんだけどなぁ。
シベリウスってナマでの演奏回数が少ないし
(ちなみにコンツェルトハウスでは今まで17回演奏されたそうだ。
たった17回ですよ?!
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲は124回だ!)
その意味で、どうしても録音で聴く回数の方が多いから
ナマで聴いた時のバランスが
耳逆らいしてしまうんだろうか。
アンコールに、これまた予想通り
シベリウスの「悲しきワルツ」(爆笑)
まぁ、オーケストラ・マネージメントは
他のホールのプログラムチェックとかまではしないだろう。
そこまでマーケティングできるオーケストラは
たぶん、私の知っている限りではない、と思う。
(だってしょっちゅう同じ曲が同じ時期にぶつかるんだもん)
珍しい体験ではあったけれど
なかなか面白い体験でもあった(詳細省略(笑))
マルッキのキレの良い明確な指揮が魅力的。
また現代音楽を振りにウィーンにも来てくれないかなぁ、と
密かに期待している私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。