Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年6日2日 19時〜21時30分
Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky
Petruschuka
振付 Eno Peci
音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
指揮 David Levi
教師 Davide Dato
その妻 Katharina Miffek *
その子供 Raphael Grotrian
校長 Rebecca Horner
2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
Francesco Costa, Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres *, James Stephens
Movements to Strawinsky
振付・舞台・衣装 András Lucács
音楽 Igor Strawinski
Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
Les Cinq Doigts : Largetto
Apollon musagète : Aposhéose
Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
照明 Attila Szabó
指揮 David Levi
チェロ Ricardo Bru
ピアノ Chie Ishimoto
Alice Firenze - Masayu Kimoto
Nikisha Fogo - Greig Matthews
Ioanna Avraam - James Stephens
Oxana Kiyanenko - Igor Milos
Adele Fiocchi - Attila Bakó
Céline Janou Weder - Géraud Wielick
Der Feuervogel
振付 Andrey Kaydanovskiy
音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
reduzierte Fassung von Hans Blümer
ドラマツルギー Richard Schmetterer
舞台と衣装 Karoline Hogl
照明 Vasil Lisichov
指揮 David Levi
イワン Masayu Kimoto
火の鳥 Greig Matthews
ヴァシリッサ Gala Jovanovic
カシェイ Denys Cherevychko
労働者 Scott McKenzie, Dumitru Taran, Arne Vandervelde
掃除婦 Ioanna Avraam, Sveva Gargiulo, Jakob Feyferlik, Richard Szabó
王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
Erika Kováčová, Carolina Sangalli, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
Franziska Wallner-Hollinek
お客さま Attila Bakó, Martin Dempc, Trevor Hayden,
Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem
ホットドッグ Andrés Garcia-Torres
Orchester der Volksoper Wien
Wiener Staatsballett
ともかくこの演目を観るのは
これを最後にしよう・・・と思ったので
贅沢してギャラリーじゃなくてバルコンの席(30ユーロ以上する!)
最初の学級崩壊、先生虐めのペトルーシュカの奥さま役は
ずっとニナ(トノリ)が踊っていたが
昨日の怪我で、代役デビューがカタリーナ。
入団したばかりの新人の抜擢!!!
いやん、フレッシュで可愛い ♡
多少、緊張している硬さは見えるけれど
スタイル抜群で、身体はしなやかで
ダヴィデとのバランスも良いしチャーミング。
・・・ただ、まだピカッと光る、と言う感じではないけれど
いやいや、オーラはこれから出てくるわ、きっと。
ただ、この演目、観れば観るほど
エノ、ごめんね、でも、だんだん退屈になってくるの 💦
陰惨な話とは言え
若い生徒たちの喧嘩ダンスとか
破天荒に面白い振付もあるんだけど
やっぱり話が話だし、何回か観るとだんだん鼻についてくる。
(数回なら大丈夫です。ご覧になっていない方はぜひどうぞ。
ジェームスやフランチェスコのソロが華やかです(喧嘩だけど(笑))
ダヴィデのダンスはやっぱりキレが抜群に良い。
一つ一つの動作が、ピタッとキマる。
でも、私がこの公演に通うのは
2番目のストラヴィンスキー・ムーブメントがあまりに美しいから。
観れば観るほど好きになる、という作品ってあるんだなぁ。
どのカップルも、それぞれに違って
ダンサーの個性が活きているし
トゥッティで出てくるシーンのフォーメーションの美が抜群。
木本クンとアリーチェのソロの後の
全員が舞台で、ほとんど上半身だけの動きで語る部分って
私には、まるで蝋燭のような妄想が浮かぶんだけど
上半身だけのムーブメントで、あれだけの表現って舌を巻くわ。
ジェラウドのモダンのソロも好きだし
イオアンナとジェームスのモダンなソロも好き。
そうか、私ってクラシックよりはやっぱりモダンの方が好きなのか。
この上なくシンプルに見える白と黒の世界で
モダンとクラシックの見事な融合。
これだけなら、あと何回観ても、見飽きないと思う。
ところが実はビックリしたのは
最後の「火の鳥」である。
これも、実はとんでもないテーマの読み替えをしているので
鶏の着ぐるみだの、ホットドッグだの
ロシアのスーパー・マーケットとか
最初は何じゃこれ?!と思ったけれど
いや、観ているうちに、段々、面白くなって来た。
表面の「奇を衒った部分」に囚われず
振付だけを観ると
実に綿密に計算された身体の絡みが見事なんだもん。
前に書いた通り
ヴァシリッサとカシェイとイヴァンは
喋るパートがあるのだが
ヴァシリッサはガラで
これはロシア語?か何かでさっぱりわからない。
カシェイを踊ったデニス(プリンシパルだよ?!)
ものすごく楽しんで踊っているのがわかるんだけど
登場の最初の場面で、バッタリ倒れたまま
大声で喚くシーンがあって
当然ながらロシア語で喚いていると思ったら
途中で、ものすごい早口で
お疲れさまです。ありがとうございました!!!
と日本語で喚いたのには椅子からずり落ちそうになった。
ええええ、デニスって、そういうキャラだったのか!!!
きゃああああ、そう言えば
デニスも日本でのルグリ・ガラに出演が決まっているから
もしかしたら、日本語勉強しているのかしら。
(で、お疲れさまです・・・って、うううううう)
もう一つ、この演目、途中で
4人の掃除のオバサン(2人は男性だけどオバサン)が出て来るのだが
ええええっ、ヤコブがオバサンになってる!!!!
昨日、ジークフリート王子を甘いマスクで
甘い視線で、この上なく上品に踊っていたダンサーが
今日は掃除のオバサン(絶句)
・・・でも、それがまた、合っちゃうという
いやいやいや、キャストの手配、一体どうなってるんじゃ?!
(良いんだけど、ヤコブを続けて2回観られるって幸せだから(^_^*)
ガラのヴァシリッサ、すごくチャーミング。
演技力抜群で、可憐でいじらしくて
レベッカとはまた違ったキャラだけど
ガラって、こういうコミカルな演目でものすごく映える。
木本クンとの絡みがまた良い。
木本クンは、このイヴァンという単純だけど深い役柄を
完璧にモノにしていて
身体はキレイだし、動きは美しいし
演技も迫真的になって来ていて魅力的 ♡
演目ごとに、すごいニコニコした、ドヤ顔で
舞台に上がって来る指揮者は
もう最近になると、ちょっとイタイばかりで
オーケストラは・・・まぁ、お疲れさまです、ですね。
当分、この演目は私の予定には入っていないけれど
また9月・10月に上演されるので
もしかしたら、また行っちゃうかも・・・という私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky
Petruschuka
振付 Eno Peci
音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
指揮 David Levi
教師 Davide Dato
その妻 Katharina Miffek *
その子供 Raphael Grotrian
校長 Rebecca Horner
2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
Francesco Costa, Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres *, James Stephens
Movements to Strawinsky
振付・舞台・衣装 András Lucács
音楽 Igor Strawinski
Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
Les Cinq Doigts : Largetto
Apollon musagète : Aposhéose
Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
照明 Attila Szabó
指揮 David Levi
チェロ Ricardo Bru
ピアノ Chie Ishimoto
Alice Firenze - Masayu Kimoto
Nikisha Fogo - Greig Matthews
Ioanna Avraam - James Stephens
Oxana Kiyanenko - Igor Milos
Adele Fiocchi - Attila Bakó
Céline Janou Weder - Géraud Wielick
Der Feuervogel
振付 Andrey Kaydanovskiy
音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
reduzierte Fassung von Hans Blümer
ドラマツルギー Richard Schmetterer
舞台と衣装 Karoline Hogl
照明 Vasil Lisichov
指揮 David Levi
イワン Masayu Kimoto
火の鳥 Greig Matthews
ヴァシリッサ Gala Jovanovic
カシェイ Denys Cherevychko
労働者 Scott McKenzie, Dumitru Taran, Arne Vandervelde
掃除婦 Ioanna Avraam, Sveva Gargiulo, Jakob Feyferlik, Richard Szabó
王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
Erika Kováčová, Carolina Sangalli, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
Franziska Wallner-Hollinek
お客さま Attila Bakó, Martin Dempc, Trevor Hayden,
Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem
ホットドッグ Andrés Garcia-Torres
Orchester der Volksoper Wien
Wiener Staatsballett
ともかくこの演目を観るのは
これを最後にしよう・・・と思ったので
贅沢してギャラリーじゃなくてバルコンの席(30ユーロ以上する!)
最初の学級崩壊、先生虐めのペトルーシュカの奥さま役は
ずっとニナ(トノリ)が踊っていたが
昨日の怪我で、代役デビューがカタリーナ。
入団したばかりの新人の抜擢!!!
いやん、フレッシュで可愛い ♡
多少、緊張している硬さは見えるけれど
スタイル抜群で、身体はしなやかで
ダヴィデとのバランスも良いしチャーミング。
・・・ただ、まだピカッと光る、と言う感じではないけれど
いやいや、オーラはこれから出てくるわ、きっと。
ただ、この演目、観れば観るほど
エノ、ごめんね、でも、だんだん退屈になってくるの 💦
陰惨な話とは言え
若い生徒たちの喧嘩ダンスとか
破天荒に面白い振付もあるんだけど
やっぱり話が話だし、何回か観るとだんだん鼻についてくる。
(数回なら大丈夫です。ご覧になっていない方はぜひどうぞ。
ジェームスやフランチェスコのソロが華やかです(喧嘩だけど(笑))
ダヴィデのダンスはやっぱりキレが抜群に良い。
一つ一つの動作が、ピタッとキマる。
でも、私がこの公演に通うのは
2番目のストラヴィンスキー・ムーブメントがあまりに美しいから。
観れば観るほど好きになる、という作品ってあるんだなぁ。
どのカップルも、それぞれに違って
ダンサーの個性が活きているし
トゥッティで出てくるシーンのフォーメーションの美が抜群。
木本クンとアリーチェのソロの後の
全員が舞台で、ほとんど上半身だけの動きで語る部分って
私には、まるで蝋燭のような妄想が浮かぶんだけど
上半身だけのムーブメントで、あれだけの表現って舌を巻くわ。
ジェラウドのモダンのソロも好きだし
イオアンナとジェームスのモダンなソロも好き。
そうか、私ってクラシックよりはやっぱりモダンの方が好きなのか。
この上なくシンプルに見える白と黒の世界で
モダンとクラシックの見事な融合。
これだけなら、あと何回観ても、見飽きないと思う。
ところが実はビックリしたのは
最後の「火の鳥」である。
これも、実はとんでもないテーマの読み替えをしているので
鶏の着ぐるみだの、ホットドッグだの
ロシアのスーパー・マーケットとか
最初は何じゃこれ?!と思ったけれど
いや、観ているうちに、段々、面白くなって来た。
表面の「奇を衒った部分」に囚われず
振付だけを観ると
実に綿密に計算された身体の絡みが見事なんだもん。
前に書いた通り
ヴァシリッサとカシェイとイヴァンは
喋るパートがあるのだが
ヴァシリッサはガラで
これはロシア語?か何かでさっぱりわからない。
カシェイを踊ったデニス(プリンシパルだよ?!)
ものすごく楽しんで踊っているのがわかるんだけど
登場の最初の場面で、バッタリ倒れたまま
大声で喚くシーンがあって
当然ながらロシア語で喚いていると思ったら
途中で、ものすごい早口で
お疲れさまです。ありがとうございました!!!
と日本語で喚いたのには椅子からずり落ちそうになった。
ええええ、デニスって、そういうキャラだったのか!!!
きゃああああ、そう言えば
デニスも日本でのルグリ・ガラに出演が決まっているから
もしかしたら、日本語勉強しているのかしら。
(で、お疲れさまです・・・って、うううううう)
もう一つ、この演目、途中で
4人の掃除のオバサン(2人は男性だけどオバサン)が出て来るのだが
ええええっ、ヤコブがオバサンになってる!!!!
昨日、ジークフリート王子を甘いマスクで
甘い視線で、この上なく上品に踊っていたダンサーが
今日は掃除のオバサン(絶句)
・・・でも、それがまた、合っちゃうという
いやいやいや、キャストの手配、一体どうなってるんじゃ?!
(良いんだけど、ヤコブを続けて2回観られるって幸せだから(^_^*)
ガラのヴァシリッサ、すごくチャーミング。
演技力抜群で、可憐でいじらしくて
レベッカとはまた違ったキャラだけど
ガラって、こういうコミカルな演目でものすごく映える。
木本クンとの絡みがまた良い。
木本クンは、このイヴァンという単純だけど深い役柄を
完璧にモノにしていて
身体はキレイだし、動きは美しいし
演技も迫真的になって来ていて魅力的 ♡
演目ごとに、すごいニコニコした、ドヤ顔で
舞台に上がって来る指揮者は
もう最近になると、ちょっとイタイばかりで
オーケストラは・・・まぁ、お疲れさまです、ですね。
当分、この演目は私の予定には入っていないけれど
また9月・10月に上演されるので
もしかしたら、また行っちゃうかも・・・という私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。