その間、このブログに懲りずにアクセスして下さった皆さまには
感謝して跪いて「アナタも好きね(何が?)」と(以下省略)
オーストリアはCOVID-19の管理が比較的巧く進行して
時々ウィーンでちょっとしたクラスターが発見されるのみ。
ホテルや病院等では、無症状感染者の洗い出しで
一斉にテストを行なっているところで
ショップはオープン、レストランやカフェも開業。
美術館・博物館も開館して、学校も再開。
・・・大学だけは今学期一杯はデジタル授業で
図書館も閲覧室はクローズで貸し借りのみ。
コンサートやオペラ等の催物は・・・・
100人までの限定で6月から開始。
観客と観客の間は最低距離1メートル。
舞台上の出演者については「自己責任」という事なので
これから小劇場などが開始されても
演技者がキスも出来ない・・・という事はない(筈だきっと)
国立オペラ座は6月一杯クローズで
ただし、総監督のお別れパーティ催物はあるようだが
多分、関係者と、高いチケットを定期的に買っているような
お金持ちだけの催物になるだろうし
バレエでない限りはあまり興味がない(これを、負け惜しみと言う)
さて、100人までOKとなった途端に反応したのが
私の故郷(何のこと?)の楽友協会である。
総支配人のアンギャン氏が6月で引退なので
その花道かな・・・やけっぱちかもしれないが。
プログラムについては こちら をご参照下さい。
5月27日の午後12時30分から会員発売開始だったので
私もコンピュータ2台にブラウザ4つ開いて戦闘開始・・・だったのだが
サーバーは落ちまくるし、ひたすら待ち時間が長く
おお、取ったぞ、と思うとエラーが出て・・・というのの繰り返しで
さすがにウィーン・フィルのコンサートのチケットは無理でした。悪しからず・・・
コンサートの席表を見ると(大ホールは ここ)
94席とかだったので、多分6席は支配人席と招待者かな、と推測する。
通常2000人近く入るホールで100人限定となれば
チケットは幾ら?というのが関心事だったのだが
もちろん一律料金で
ウィーン交響楽団で50ユーロ(一部40ユーロ)
ベッシュのリート・リサイタルで35ユーロ。
友人情報だと、ウィーン・フィルは60ユーロだったらしい。
・・・普通に平土間の席を買うより安いじゃん。
もちろん、経済状況からドケチにならざるを得ない私は
1回のコンサート、しかも、幕間なしの50分から60分というコンサートで
50ユーロは通常は払わないのだが
楽友協会のコンサートのキャンセル分のクーポン券だけで
600ユーロ以上・・・
(どれだけ3月〜6月でチケット持っていたのか・・・ううう・・・)
これをド派手に使って
どのクーポンをどう使ったのか、全然わからず
後で計算したけど、これを後の祭りと言って
60ユーロくらい、計算と合わないのだが
・・・まぁ、そのくらい、別に寄付してしまっても(おおおおお、太っ腹)
という訳で
ウィーン・フィルこそ逃したものの
8回ほどのナマ音のコンサートに
しかも、普段、自由席の現代音楽祭以外では
絶対に座れない平土間の高級お席で行く事になった。
たぶん、久し振りの音響に感激し過ぎて
ちまちまと文句をつけるとか、出来ない・・・かもしれない。
長い休みでオーケストラがヘタクソになったとか
まぁ、そういう可能性だってない訳じゃないけど(すみません)
よって、個人的主観バリバリの舌鋒鋭い(ウソ)個人メモとか
無理かもしれないけれど
ともかく、来週から、少しだけどコンサート通い再開である。
コンツェルトハウスもコンサートするんだけど
ちょっと色々あって、今のところ行く予定はない。
後は今週半ばにプログラム発表予定の
グラーフェネック音楽祭だけど
仕切り直しになって
今までのチケット買った分はクーポンで戻って来て
それを使ってチケットが買える・・・という情報だが
その重要なクーポン券がまだ来てない(汗)
クーポン券が使えなかったら、行かないわよワタシ(たぶん)
しかし、ここ20年ほど
ほとんど毎日のペースでコンサートやバレエ通いをしていた私が
3月11日から、ず〜〜〜〜っと、ナマの音なしに我慢せざるを得ない状況は
むちゃくちゃ苦しかった。
(自宅では騒音防止の関係上、ヘッドフォンしか使えず・・・)
今週、室内音響学ゼミの発表で
ヨーロッパにおけるコンサート・ホールの発生と歴史を取り上げるのだが
準備しつつ、資料で取り上げられている
数百にわたるホールやオペラ・ハウスのウエブ・サイトを確認していて
どこもかしこもクローズになっているのを見ながら
何だか泣きそうになっていた私も
来週から少し生き返るかもしれません。
ブログの人気順位は、もう落ちるところまで落ちてますけど
(見てないけど)
書いていない間に来て下さった皆さまも
久し振りに覗いて見たという方も
再開予定を祝って下さる方は
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運動不足解消に、自宅から行けるウィーンの森の
山や森林を徘徊していたんだけど
ここ数日は発表準備やら何やらで
狭い自宅に閉じ籠りしてます。