お休み中

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    個人的理由により
    2月19日までお休みします。

    2月19日の週の
    楽友協会でのベルリン・フィル
    その後のウィーン交響楽団
    続けてのウィーン・フィルのコンサートには
    間に合うように戻ります 😅

    不在の間に
    行きたかったコンサートも
    山ほどあるんだけど
    (特にブダペスト祝祭管弦楽団 😭と
     フローリアン・ベッシュが・・・号泣)
    まぁ、仕方ない・・・

    では、また19日以降に
    お目にかかりましょう 👋

    おやすみ中でも
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    優しい読者の方は
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    何も御礼はできませんが
    ウィーンに戻ったら
    連日のコンサート行きをお約束します🙇

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    ブログ再開

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      お久し振りでございます。
      ・・・って言うか
      このブログ、読んでる人、まだ居るのか?😅

      とまれ、約1ヶ月の日本滞在って
      40年以上、そんなに長く居た事がない
      という珍しい体験で

      色々あって(以下省略)

      ウィーンに来る?戻る?時に
      フランクフルトからオーストリア航空だったのだが
      搭乗時間のアナウンスで

      「飛行機は準備万端ですが
       クルーがまだ現れておらず
       連絡が取れないので遅延します」

      って言うのを聞いて

      うわ〜、オーストリア🇦🇹

      日本だったら、乗務員が来てない、なんて
      口が裂けても言わないわ。

      15分後に

      「皆さま、嬉しいお知らせです。
       クルーが今、到着しました」

      ・・・嬉しいんだ(笑)

      到着は午前中で
      その日のうちに
      午後の大学の授業2コマに出て
      (来週からクリスマス・新年休暇で大学は休校)
      夜はご近所さんサウナで
      太陽ほとんどないウィーンでの
      時差ぼけを強制的にリセット(笑)

      と言うワケで
      1ヶ月の休みを取り戻すべく
      これからクリスマスまで頑張りますので
      どうぞ宜しくお願い申し上げます。



      夏休み中

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        生きてます(笑)

        ただ、ご存知の通り
        ウィーンは7月1日から
        国立オペラ座もフォルクス・オーパーも
        楽友協会もコンツェルトハウスも
        数ある演劇の劇場も

        一斉に夏休みに入って
        コンサートもオペラもございません(涙)

        郊外ではちょこちょこあるんですけどね(笑)
        (主にオペラとかオペレッタとか)

        そんなわけで
        あっちやこっちに行かねばならず
        ウィーンに戻ったら
        演習の宿題や、ゼミの論文で頑張る(かもしれない)予定なので

        7月29日のグラーフェネックまで
        ブログは(たぶん)お休みします。

        途中で演習ネタとか
        小旅行ネタで何か書く可能性は
        排除できませんが

        書いてなくても
        ワタクシは幸せ一杯(笑)で生存しておりますので
        どうぞご心配なく。

        では、7月末に
        またお目にかかりましょう。

        皆さまも、どうぞ良い夏をお過ごし下さい。

        ウィーン市 観光客促進夏のキャンペーン

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          本日ウィーン市観光局から発表された
          今年の夏の特別キャンーペン・・・



          コロナ感染のロックダウンや
          観光客の減少の2年を経て
          最近、観光客激増のウィーン市に
          もっと、外国からの観光客を増やそうという試みで

          今年6月から9月の夏のシーズンに
          ウィーン市内にある
          数多い、音楽家の銅像に

          すべて、各国の民族衣装を着せるとの決定。

          もちろん、アジアの服も入っていて
          現時点で、日本の着物は

          市立公園のヨハン・シュトラウスと
          カールス・プラッツにあるブラームスが
          日本の着物を纏う事になるらしい。





          王宮庭園にある目立つモーツァルトは
          何を着るかと思ったら
          通常は女性が着るチャイナ・ドレスだそうで

          これはユニセックスというか
          男女の格差をなくそうという
          ウィーン市の新しい試みらしい。

          深いスリットの入ったチャイナ・ドレスから
          美しいおみ足を見せるモーツァルトって
          考えただけでチャーミング・・・かもしれない。



          観光客のメイン・フォトストップである
          市立公園のヨハン・シュトラウスで
          日本の着物を着たヨハン・シュトラウスと
          各国からの観光客が写真を撮っている様子が
          今から頭に浮かんで
          ちょっと楽しい(笑)

          なお、コンツェルトハウス内にある
          ベートーベンの像も
          これに伴って、民族衣装を着せる事になり

          ベートーベンは何を纏うかと言うと

          インドのサリーだそうで(爆笑)
          サリーを纏ったベートーベン 🤗
          どうなるか、考えただけで楽しい。



          少なくとも、にがりきった顔のベートーベンが
          原色を多用したサリーの華やかさで
          インスタ・スポットとしては流行するかもしれない。

          もちろん、伝統的なオーストリアの
          トラハテンやディアンドルを纏う像も
          出てくるのではないかと推測している。

          夏にウィーンの街を歩く方
          各所にある音楽家の銅像に
          どうぞご注目下さい。



          ・・・という妄想が楽しい
          4月1日でした、わっはっは

          マトモに信じた人も
          最初からエイプリルフールねってわかった方も
          妄想に駆られた私に
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          ・・・あ、クリック・ボタンの都市も間違えた 😅

          波瀾万丈

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            久し振りに夜のコンサートを入れず
            (実は行きたいものはあったけど)
            大学での講演会に行った。

            講演会はメディア・ラボから機材を借りて
            大学の講堂(旧一般病院キャンパス)で
            講演会の後に
            聴衆が実験に参加できる、という趣向。

            行ってみたら
            来ているのは、教授陣とアシスタントに
            専攻の学生ばかり(爆笑)

            内輪の集まりっていう雰囲気が圧倒的で
            普通の学生が行ったら
            アウェイ感がスゴイんじゃないだろうか。

            それはともかくとして

            本日の大ニュースは

            ウィーン交響楽団の首席指揮者の
            アンドレス・オロスコ=エストラーダの
            突然の辞任・・・

            ニュース・ソース
            オーストリア国営放送サイト ここ
            日刊新聞 スタンダードの記事 こちら

            2024年・25年以降の契約の延長を
            ウィーン交響楽団が希望しなかった・・・というのが
            理由らしいのだが

            実際、どのような事があったのかは不明。

            今週末にイースター・コンサートもあるのに
            どうするのか、と思っていたら
            ウィーン交響楽団は
            すぐにブルックナー・オーケストラの首席の
            マルクス・ポッシュナーを立てて来た。

            ウィーン交響楽団としては
            2025年6月の任期期間中までは
            うまくやって行こうね、と言う希望だったらしいのだが
            オロスコ=エストラーダが「ブチ切れた」らしい。

            ・・・よくわからん。

            数年前にファビオ・ルイージが
            ドレスデンの首席を突然辞任したのは
            自分に相談もなく
            特別コンサートの指揮者にティーレマンを招聘したから
            という
            まぁ、それなりにわかるわ、という理由だったのだが。

            面白いのは
            上記新聞記事のオロスコ=エストラーダの写真。
            両方とも
            何だか非常に不機嫌で偉そうで
            鼻持ちならない高慢でプライド高そうな表情の写真を使っている。
            (オロスコ=エストラーダは
             ニコニコしているおぼっちゃん、という印象の写真が多いんだけど)

            この時期、劇場やオーケストラは
            2022年・23年のシーズン・プログラムをこぞって印刷するので
            印刷して配布した直後に
            首席指揮者としての役割を
            一方的に放棄するのも、何だか子供のヒステリーみたいで
            責任感がないな、という印象は受ける。

            けどまぁ、オロスコ=エストラーダって
            まだヒューストンの音楽監督をはじめとして
            あちこちで活躍しているから
            別に困らないのだろう、きっと。

            (しかも、オーストリア国営放送のニュース・サイトによれば
             コロナでの収入削減の時期に
             オーストリア政府から、個人として
             3千万円近くの補助金を受け取ったようで(法律違反ではない)
             そこらへんも謂れのない嫉妬を受けた可能性もある)

            もう一つ、驚いたのは
            本日の夜、コンツェルトハウスで予定されていた
            ウクライナ関係で被害を被った人たちのための
            チャリティ・コンサートの突然の中止。

            コンツェルトハウスのサイト
            理由が書かれている。
            原文は下記の通り。

            Die Wiener Konzerthausgesellschaft teilt mit Bedauern mit,
            dass das für den 12. April 2022 geplante Benefizkonzert mit musicAeterna
            unter der Leitung von Teodor Currentzis nicht stattfinden wird.
            Mit der Absage dieses Konzertes respektieren wir den Wunsch
            des Ukrainischen Botschafters in Österreich,
            bei Benefizkonzerten zugunsten der Ukraine
            von der Involvierung russischer Künstlerinnen und Künstler abzusehen.

            コンツェルトハウスは残念ながら、2022年4月12日に予定されていた
            テオドール・クルレンツィスの率いるムジカ・エテルナによる
            チャリティ・コンサートが開催されない事をお知らせします。
            オーストリア在ウクライナ大使から、ウクライナに関するチャリティ・コンサートに
            ロシアのアーティストを使わないで欲しいという要望を尊重して
            このコンサートをキャンセルするものです。
            (文責なしの勝手な翻訳です)

            では、ここから
            外交も政治も全く知らない
            アホなはっぱの妄想のお時間です。


            ワタシがこの立場にあったなら
            このコンサートに同席した上で
            ついでに、その後にレセプションを開催してしまい

            このオーケストラのメンバー(ロシア人)を
            思い切り歓待して

            我々の国の犠牲者に対して
            ギャラ無料でチャリティしてくれて有難う。
            ロシア国民の中にも
            自国の政策に反対して
            我々の味方になってくれる人が居る事に
            感銘を受けると同時に
            あなた方の勇気にも大きな敬意を払う。

             ついでだけど
             このゴタゴタがある程度終わったら
             ウクライナに全員で亡命して来ない?
             ロシアでビクビクして演奏活動しているより
             これからウクライナもEUの一員になる事を予定しているし
             その意味では世界中での活動はし易くなるよ?

            ・・・と
            このドル箱(ユーロ箱?)のオーケストラを
            自国に誘致しちゃうけどなぁ。

            だいたい、この間書いた通り
            この時期に、よくロシアのオーケストラが来られたな
            というのもあるし
            更に、そのロシアのオーケストラが
            ウクライナの侵略戦争、いや、特別軍事作戦で
            犠牲になった人のための
            チャリティ・コンサートする、というのが
            非常に不思議だったので

            ワタクシ的には
            このオーケストラがサンクト・ペテルブルクに戻った後
            クレムリンが何をやり出すか
            ちょっと不安だったんですけどね。
            (やりたい放題の独裁者なので
             オーケストラのメンバー全員を逮捕、なんて事もあり得るし
             もっとイヤなのは、全員、徴兵して
             ウクライナとの前線に送っちゃうとか・・・)

            クルレンツィス人気が
            まだ続いている間は
            (いつまで続くかはわからないけれど)
            このオーケストラも
            まだあちこちで公演するチャンスは多いわけだし。

            クルレンツィスは
            既に、南西ドイツ放送交響楽団を
            ムジカ・エテルナ化して来ているから
            いつ、ムジカ・エテルナから離れるかわからないよ?

            ウクライナ侵略戦争は
            どんどん泥沼化してきているし
            タリバンは、またもや
            女性の教育の場を取り上げようとして来ている。
            (あ〜、勿体無い。
             それって、人口の半分をバカにするようなもので
             人的資源の無駄遣いと言うんですよ・・・)

            世界には様々な問題が山積みされていて
            理性的に冷静に考えたら
            勿体無い事が多すぎる・・・
            (建物を壊して、人間を殺して
             経済的に見たら、本当に勿体無いと思うんですよ
             基本的に貧しくてケチなので)

            アブナイ妄想世界に浸ってしまう
            アホで無責任なワタクシに
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            政治の教育は
            日本の政策によって
            ほとんど受けておらず

            しかも、私の若い頃の大学時代は
            ちょうど、学生運動が終わった時期。
            政治的な思想を表明するのは
            マジメな大学生としてはあり得ないし
            政治思想を持っていると不良学生という時代だった。

            言い訳する気はないけれど
            こちらで暮らしていると
            政治が非常に身近になるので
            (オーストリア国籍ではないので
             選挙権はない)
            どうしても政治ウォッチャーになってしまう(笑)

            キャンセル続き

            0
              国立オペラ座が1月1日〜5日にクローズされた事は
              何回か書いているのだが

              その間、空いてしまったナイト・ライフを
              どう救助するか、色々調べて
              1月4日は
              本当に本当に本当に久し振りに
              ローナッハーで行なわれている
              ミュージカル「キャッツ」のチケットを買った。

              確か30代の頃に
              ウィーン劇場(当時はまだミュージカルやってた)で
              元々カレシの関係でロジェか何かの
              若い人用のチケット貰って行った事はあるが

              ロジェの手すりのところを
              猫が登って来たりするので
              ちょっと怖かった。
              (別に猫はキライではないが
               全体的に動物は苦手だし
               ワケのわからん猫より
               犬の方が好きなのである。悪しからず)

              ストーリーもワケわかんないし
              レオタードで美しい身体の線を露わにして
              クラシック・バレエ張りの動きをしながら
              歌う出演者には驚いたけれど

              何だか全体的に暗いストーリーだし
              最も貧しい者が救われるという
              宗教的世界観もよくわからん。

              よって、本当にこの日、空いてしまった
              という理由だけでチケットを買ったのである。

              ミュージカル・ファンの皆さま
              キャッツ・ファンの皆さま
              申し訳ございません。

              もともとオペラも苦手だしな・・・

              極端に安い席を買って
              全く舞台が見えない、というのも避けたいので
              そこそこオペラに近い予算の席を選んでいたのに

              当日の13時39分に
              キャンセルのメールが 😱

               スタッフにCOVIDの陽性が見つかり
               コンタクト・パーソン全員が自己隔離になったため
               1月9日の公演(含む)まで
               すべてキャンセルとなります。

               振り替えの希望日を3つ書いて
               領収書の番号と共にお知らせ下さい。

              メール貰って数分以内に
              1月と2月のカレンダーをチェックして
              何とか夜が空いている日を3つ探し
              (本当に3日しか空いてなかった)

              うち2つが金曜日だったので
              (金曜日は空いていれば夕方は自宅サウナなので)
              「金曜日のチケットが高い事は承知しております。
               差額についてはお支払いしますのでお知らせ下さい」
              まで、親切に書いて出したら

              数時間後に、同じ席で3番目に指定した日のチケットが
              追加料金なしにメールで届いた。

              公演6つ分のチケットの振り替えなので
              数日かかるかと思っていたら
              何という素早い反応・・・

              そりゃ、だったら行けないのでキャンセルします
              となったら、劇場側だって大打撃である。

              ぎゃっ、夜が空いちゃった、と
              慌てて、夜の催物をチェックしたのだが
              フォルクス・オーパーは子供向けのジャングルブック
              (動物キライ)
              アカデミー劇場の催物も、同じくCOVID陽性のため
              キャンセルになっているし
              ブルク劇場のエーデン・フォン・ホルヴァートの演劇は
              ともかく、ムチャクチャ内容が暗そう。
              (ホルヴァートの演劇は観た事があるし
               シラーとかグリルパルツァーとかレッシングとかは
               ま〜ったくドイツ語が理解できないのだが(ゲーテも)
               ホルヴァートとかライムントとかネストロイは
               何とか理解できる)

              この暗いご時世に
              もっと暗いホルヴァートの演劇(しかも長い)観ても
              気分が滅入るだけだわ、きっと。

              オミクロン株は
              凄まじい勢いでヨーロッパを席巻していて
              オーストリアでも
              デルタ株より優勢になり
              この間まで
              新感染者数3000人台で収まっていたのに
              突然5000人を越えて
              たぶん、これからどんどん感染者は増えて行く予想。

              ワクチン・パス所有者は
              ギリギリ、オーストリア全人口の70%ほど。
              (それでもかなり上がったんだけど)

              ブースター接種率は
              ヨーロッパの中では比較的高く
              40%を越えてはいるのだが
              (ちなみに、私もやってます)
              オミクロン株は、ブースター接種しても
              感染しないワケではないし

              ブースター接種していると
              軽症、場合によっては自覚症状なし、という事もあるらしく
              それで感染を広げてしまったら
              冗談にならんよなぁ・・・

              問題はオミクロン株の感染拡大に伴って
              コンタクト・パーソン全員の自己隔離が必要になり
              それによって
              今回のオペラ座やミュージカルのように
              スタッフ数が足りなくなる、という事で

              これは、文化だけではなく
              物流や、日常生活にも大きな影響を及ぼす事になる。

              現時点での研究では
              オミクロン株の潜伏期間はデルタに比べて短いらしく
              これをもって、コンタクト・パーソンの隔離期間を
              短くしても良いのではないか、とか
              政府筋では検討されているようだ。

              が・・・

              この分で行くと
              1月に、またロックダウンになる可能性は高い
              ・・・というのは
              私の個人的な感触。

              この間の3週間のロックダウンでは
              精神的にかなり参ったので
              (4回目で、長期には渡らなかったが
               それでも、この冬の時期のロックダウンは辛い)
              できれば避けて欲しいけれど
              (で、政府も避けたい意向ではあるけれど)
              感染爆発は避けられない状況なので
              政府の措置がどうなるか

              ここ数日は
              ニュースに齧り付いている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              なお、空いてしまった夜は
              お風呂に浸かって
              コミック読んで
              不貞腐れて寝ました(自爆)

              ロックダウン 16日目 来週から解除(かも)

              0
                2週間以上のロックダウンは
                それでなくても
                老化が激しく、脳力はますます下がり
                (註 「能力」はもともとない・・・)
                スポーツ・クラブも閉まっているので
                8月から大事に育てた腕の筋肉は退化するし

                いやいや、こういう愚痴を言い出すと
                私も典型的なウィーンの気質を
                身に付けてしまったかもしれない(ヤバイよ、それは)

                本日の昼の記者会見で
                ウィーン市長の発表だと

                 12月12日をもって
                 ワクチン接種者とコロナからの回復者については
                 ロックダウンは、一部を除いて終了する。

                 12月13日から
                 通常の商店はオープン
                 クリスマス市もオープン
                 文化施設(劇場やコンサート・ホール等)は
                 2Gプラスでオープン
                 (2Gプラスは
                  ワクチン接種証明かコロナ回復証明に加えて
                  48時間有効のPCR検査陰性証明を提出する方式)
                 スポーツ・クラブは、身体の接触のないものについてはオープン

                 レストランやカフェとホテルについては
                 2G(PCR検査陰性証明不要)で
                 12月20日からオープン

                という予定になるらしい。

                ただ、他の州がどうなるのか
                連邦としては、12月13日からロックダウンを解除したい方針とは言え
                病院の集中治療室のキャパシティは
                ほとんど目一杯にコロナ患者で使われている状態で
                (うち、約85%はワクチン未接種者の患者)
                予断を許さない状態だし
                ワクチン接種者(2回ないしは3回)は
                12月7日現在で 67.6% なので
                まだまだ足りない。

                (だいたい、とある政党(ワクチン接種義務反対派)は
                 デモを煽動している上に
                 病院に入院しているのは
                 ワクチン未接種のコロナ患者じゃなくて
                 ワクチン接種後の副作用によって病気になった人ばかりだ
                 と、堂々とデモでスピーチして
                 医師会の会長がむちゃくちゃ怒っていた)

                ともあれ、見通しとしては
                12月13日以降は
                コンサートにもオペラにも行ける可能性が高くなったので

                国立オペラ座は
                中止していたチケットの販売を再開。
                2ヶ月前に購入できるので
                すぐに、せっせと、まだ買っていなかった
                1月・2月分のチケットをポチポチ・・・(何やってるんだワタシは)

                他の州や連邦との兼ね合いもあるので
                正式発表は明日以降になる予定。

                さて
                現役時代に色々とお世話になった旅行会社が
                また、オンライン・ツアーを開催するとの事で

                ここで宣伝させて下さい(お辞儀)

                まずは動画を・・・・



                いやちょっと、これ、すごくない?
                オーストリアのみならず
                チェコ(しかもプラハだけじゃなくテプリーチェやカルロヴィ・ヴァリまで?!)
                ハンガリーまで取材旅行に行ってる😳
                (いや、ビジネス的に見て
                 いったい、どれだけの費用をかけているんだろうと・・・)

                会社の昔の同僚からは
                「美味しいものもたくさん出ます!」というメールも入ってるし。

                お申し込み、及び、概要は こちら からどうぞ。

                同僚からのメールのネタバレを
                ここで書く事が出来ないのが残念だが(見てのお楽しみです)
                何せ、凝り性の2人の先生方が
                凝り凝りに取材して作ったオンライン・ツアーなので
                ちょっとタイヘンな事になっているらしい。

                12月14日(前編)と21日(後編)で
                見逃し後の配信もあり、だそうです。

                予告編動画には
                現役中にお世話になったガイドさんが映っていて
                あ〜、皆さま、元気でご活躍中・・・
                (でも日本からの観光客、来てないよね、あぁ、切ない)

                ともあれ、あと数日、何とか耐えれば
                12月13日から
                連日連夜のコンサート・ライフの復活。
                (もちろん、毎日PCR検査に行かねばならない、という
                 とんでもないオマケも、もれなく付いてくるけれど
                 こちらのPCR検査は、何回やっても無料)

                オンライン・ツアーの方も
                ぜひぜひ、宜しくお願いします、と
                深くお辞儀しちゃう私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                誤解されるとイヤなので念の為ですが
                私は当該の旅行会社からは利益供与はされていないので
                これ、ビジネスではございません。

                ロックダウン 8日目:ショッピング

                0
                  コンサートもなければ
                  大学の授業は全てオンラインなので
                  図書館閉じ籠りも出来ず

                  ・・・というより、図書館全部閉まってる。

                  (貸し出しだけはしてくれるけど
                   借り出している書籍は
                   次の予約が入らない限り
                   自動的に貸し出し延長になるので
                   ついつい、そのまま、自分の本と混ざってしまう・・・)

                  今学期は、無理しないように
                  ゼミ2つと演習2つに絞り
                  いや、それだって、ゼミ2つはかなりキツいんだけど
                  (私、アホだから)
                  講義は2つだけなので
                  以前と比べると、時間的な余裕はある・・・はずなのだが

                  発表が近づくと、やっぱり、かなり焦る。

                  その時だけは
                  コンサートとかなくなった分
                  多少なりとも余裕を持って準備できるのは良いけれど
                  余裕がある、と考えると
                  最後の最後まで何もしない、と言うのもちょっと。
                  (夏休みの宿題を、泣きながら8月31日に片付けるタイプ)

                  木曜日の発表も
                  1週間前に教授に泣きついていたけれど
                  何とか日曜日に発表資料をまとめて
                  あとは原稿書くだけ。
                  ところでいつ書く?いや、まだ時間はある

                  さて、タイトルにある通り「お買い物」の話。

                  現在、通常の商店は全てクローズで
                  スーパー・マーケットや食料品店(パン屋さんなど)
                  薬局、ドラッグストアなど
                  日常必要品のショップは開いている(FFP2マスク着用義務あり)

                  だいたいコンサートやオペラのチケット以外
                  あまり買物しない。

                  (私の洋服は日本に一時帰国した時の
                   ユニ○ロばかり。
                   あとは、時々H&Mで安い服を買い(時々後悔する)
                   1年か2年に1回
                   郊外のアウトレット・ショップで
                   安くなったブランドのスーツを買う・・・けど
                   ビジネスなくなったので
                   スーツも必要じゃなくなっちゃったしなぁ・・・)

                  密林はオーストリアでも大人気で
                  確かに、これはよく出来たサービスだと思う。
                  それに、流通はしっかりしているので
                  ほとんどの場合
                  予定された到着日より早く着くのもありがたい。

                  スポーツ・センターがクローズしたので
                  慌てて、3キロのダンベルを2つ
                  密林で買ったんだけど
                  大雪の中
                  「重いんだけど」と言いつつ運んで来てくれて
                  本当にありがとう・・・助かった。

                  自炊にも飽きた時には
                  レストランでのテイク・アウトが出来る。

                  もちろん、デリバリー・サービスも出来るけれど
                  デリバリー・サービスのサイトは
                  多少お高くなっているし
                  (そりゃ人件費がかかるので当たり前)

                  だいたい、一人暮らしで
                  大した量は買わないので
                  一人分を自転車で持って来てもらうのも気が引ける。
                  (それに、やっぱりチップ渡さないとね・・・)

                  どこのレストランもサイトを持っているので
                  テイク・アウトの時間を確認して
                  電話してオーダーしておいて
                  ピック・アップに行くのが一番確実で簡単で
                  時間の無駄もなくて済む。

                  さて、それ以外のショッピングだが

                  実は急に楽譜が必要になって
                  というより、突然、欲しくなって
                  (註 もちろん授業で使う分。
                     昔の作品だからペトルッチでプリント・アウトしても良いけど
                     やっぱり本として持っておきたいアナログ人間)

                  密林でも見つけたけれど
                  税金の関係上、密林は避けたい。
                  (あの会社、税金払わず大儲けしているらしいので)

                  出版社(もちろんドイツ)のサイトでオーダーも可能だが
                  送料だけで、結構な金額が・・・

                  いつも行く楽譜屋さんのサイトを覗いてみたら
                  オーダーして、送ってもらう事も出来るし
                  (ただし送料が4ユーロ近くかかる)

                  お店でのピック・アップができるらしい。

                  送料をケチるわけじゃないけど
                  いや、そういう細かいところはケチるんだけど(汗)
                  欲しいと思ったら、どうしても欲しいので
                  ウエブ上でオーダーした上で
                  店頭受け取りを指定。

                  もちろん、通常の営業時間の
                  月〜金の9時〜18時じゃなくて
                  週に3回、10時〜12時しか受け取り出来ないけれど

                  どうせ暇な引退老人ですから・・・

                  店頭での支払いかと思っていたら
                  現金払い不可で
                  ブツに請求書を渡すから
                  後で銀行振込、という事になるようだ。

                  (いつも思うんだけど
                   オーストリアって
                   間違いなく性善説だよね。
                   いくらインターネットで登録って言っても
                   違う情報入れて
                   ブツを受け取って請求書の支払いしなかったら終わりじゃん。
                   基本的に、みんな払ってくれる、というスタンスが凄いと思う)

                  オーストリア大手の本屋さんも
                  ロックダウン中でも
                  文房具や本のピック・アップは可能になっている。
                  (ロックダウン以前から
                   本のオーダーして、受け取りに行く、というのはやっていた。
                   ワタシの場合、小説とかじゃないけど・・・
                   ドイツ語は読むのが億劫で・・・)

                  愛用しているH&Mも
                  毎日、特別商品30%割引、ここでオンライン・オーダーしよう
                  という通知が入ってくる。
                  (もちろん、これも送ってくれるし
                   お店でのピック・アップも可能だと思う。
                   さすがに服を試着せず買いたくないので
                   オーダーしていないが)

                  そんなわけで
                  ロックダウンでも
                  買物には、実はほとんど不自由していない。

                  いや、ヒマだから
                  ついつい、あれも、これも、と欲しくなって

                  以下省略 💦

                  ロックダウンとは言え
                  実は、そんなに不自由はしていないワタクシに
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  昨年も11月初旬からロックダウンになり
                  クリスマス前の商戦の関係で
                  ちらっと部分解除になってから
                  クリスマス過ぎからまたロックダウン。

                  その後の部分解除はあったものの(商店オープンとか)
                  夜のカルチャー・ライフが復活したのは
                  今年の5月19日からという

                  あの悪夢の日々は
                  繰り返されたくない・・・

                  記憶力のない私のために(かどうかは知らないが)
                  オーストリア国営放送のサイトに
                  今までの経緯が出ているので貼っておく。
                  (ドイツ語ですが・・・)



                  不自由はない、とは言え
                  図書館に閉じ籠って
                  本を読んだり、レポート書いたりするのが好きなので
                  (独りじゃないけど一人という、あの空間)
                  みんなが勉強している図書館の空気が欲しい・・・
                  大学図書館はワクチン接種証明か回復証明が必要だったし
                  第一、研究所のグループ・ルームなんて
                  90%がた、私しか居なかった・・・

                  ロックダウンの日々 3日目 Hanf について

                  0
                    現実から逃げまくっているので
                    (来週発表なのに、読んでいる論文が
                     物理式ばっかりで、さ〜っぱりわからない(涙))
                    ついつい書いてしまうのである。

                    実はちょっと気になる事があったので
                    書いちゃうんですが

                    オーストリアでは

                    大麻は違法です

                    やったら捕まります。

                    Hanf という薬草があり
                    これが、日本語にすると「麻」あるいは「大麻」になっちゃうんですよ。

                    大麻は確かに麻薬なんだけど

                    オーストリアで
                    現在、再流行し始めている Hanf って
                    麻薬になる成分のTetrahydrocannabinol(THC)がほとんどない
                    CBD(Cannabidiol) 成分を含む製品なのだ。

                    で、この Hanf を使った、例えば植物油は
                    オメガ3脂肪酸や、カルシウムや鉄分等のミネラル
                    ビタミンを多く含む健康食品。

                    Hanftee と言う Hanf の薬草茶は
                    鎮静作用があるらしい。
                    (いつもダラダラして怠けている私には必要なさそう・・・)

                    だいたいヨーロッパは薬草のお茶とかが
                    日常的に飲まれていて
                    日本的に言えば、漢方みたいなもの。

                    まぁ、薬草の中には
                    ボルジア家の使ったような
                    こわ〜いモノもございますが
                    もちろん、そういうのは市販されてはおりません。

                    薬草茶と言えば
                    薬局でも色々な薬効のあるお茶が入手出来て
                    私も、身体の調子が悪い時には
                    まずは薬局で薬草茶。

                    ただ、個人的な経験から言うと
                    「痩せるお茶」は下痢になって辛いので
                    お勧め出来ない。(これ、かなりキツイ(笑))
                    神経を静めるというお茶は
                    飲んだ30分後に
                    眠くて眠くて眠くて・・・(笑)

                    お世話になっているのは
                    風邪ひき始めに効く(らしい)カツミレ草とか
                    胃痛に効果的なケーゼパッペルは常備していたし
                    免疫を強くする(らしい)サルビア(セージ)のお茶もある。

                    Hanftee と言う名の
                    CBD成分のお茶は
                    普通のドラッグ・ストアでも売られていて

                    「大麻」ではない!!!!!

                    だいたい、それを言うなら
                    こちらの人なら
                    いつでも、どこでも
                    ついつい食べてしまう

                    Mohn

                    って、何だか知ってますよね?

                    ポピーとか可愛く言ってるけど
                    あれ、ケシですよ、芥子。
                    場合によっては、麻薬になるんです、あれも。

                    実際、昔の農民たちは
                    農作業の最中に子供が泣くと
                    静かにさせるために
                    あれを舐めさせていたらしい。
                    (もっとも、本当に麻薬にするためには
                     様々な工程が必要なんだろうけど)

                    オーストリアの田舎に行けば
                    ケシの花なんて
                    野生であちこちに咲いてますし

                    我々もスーパーでケシの実を山ほど買って
                    家でケーキ作ったりするし
                    Mohnstrudel とか美味しいですよね〜♡

                    いくら Mohn があちこちにあるからと言って
                    オーストリアでは
                    阿片やモルヒネが合法なんですか、とか
                    誤解して欲しくないですし。

                    もちろん、麻薬問題はオーストリアにもある。
                    麻薬撲滅のために
                    中毒者を助ける機関も数多くある。

                    (私も20歳で留学していた時に
                     とあるパーティで、どう?と言われた事はあるけど
                     いや〜、結構です、とお断りしました。
                     こちらは自由意志が尊重されるので
                     それ以上、強要するような事はなかったけど)

                    ロックダウンでレストランは閉まっているけれど
                    この記事書いていたら
                    突然、Mohnstrudel 食べたくなってしまった・・・(汗)

                    明日、朝の授業の後に
                    パン屋さんに駆け込んで
                    (パン屋さんは開いている。
                     Mohnstrudel だったら、どこでもあるはず)
                    買って来よう、と
                    ひそかに計画している私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    でも、この季節に出回る
                    モンブランも美味しそうだし・・・(悩)

                    追記 本日、お隣の国ドイツの政府が確定したが
                       将来的に大麻(マリファナかな?)が合法になる予定らしい。
                       オーストリアはまだです、念の為。

                    オーストリアのロックダウン 4回目: PCR検査について

                    0
                      ロックダウンである。

                      内容は、11月19日の記事で書いた通り。
                      大学については
                      各大学に判断を委ねた形。
                      (学校は今回は休校になっていない。
                       ただし子供たちは週に3回のテストが義務付けられているし
                       ホーム・ラーニングの選択も可能)

                      ウィーン大学からは
                      講義は全てデジタル。
                      どうしても対面である必要があれば
                      2G(ワクチン接種済かコロナからの回復証明)に加えて
                      48時間内有効のPCR検査の陰性証明を必要とする
                      という連絡が入って来た。

                      問題は月曜日の午後のゼミで
                      万が一、対面授業になるのであれば
                      日曜日にPCR検査をしなければならない。

                      検査結果は約24時間で出る。
                      検査時点から48時間以内の有効性なので
                      月曜日のゼミが午後3時に終わるとすれば
                      原則的には、土曜日の15時以降に検査する必要がある。

                      読者の皆さまは、既にご存知とは思うが
                      ウィーンではPCR検査には3つの方法がある。
                      (ちなみに、PCR検査はいつでもどこでも無料)

                      1) 自宅で検査
                      2) ウィーン市内のPCR検査ボックス
                      3) 薬局

                      自宅で検査する場合には
                      事前にインターネットで登録してQRコードをスマホに入れ
                      ウィーン市内に数多くあるBIPAというドラッグ・ストアで
                      自宅検査キットを貰ってくる(1回で8つくれる)

                      検査キットのQRコードから
                      検査会社のウエブ・サイトに入り
                      キットのバーコードを読み取って
                      カメラで自分の顔を写しつつ(本人認証)
                      60秒間、カメラのタイマー見ながら
                      口の中に入れた塩味の液体をグルグル。

                      その後、ストローで試験管に戻し
                      試験管のバーコードをカメラで撮影して
                      ビニール袋に入れ、箱に入れて
                      スーパー・マーケットの専用の箱に投函する。

                      (注意 スーパーは基本的には日曜日はお休み。
                          土曜日の午後に検査して持って行っても
                          その回収は月曜日の午前中になる可能性が高い。
                          よって、月曜日に結果が必要であれば
                          日曜日に開いているスーパーを探して(リストはウエブにある)
                          そこに持って行って投函する必要がある)   

                      ウィーン市内のPCR検査ボックスは
                      ウィーン市のサイト(登録要)から予約を取って
                      その時間(前後・・・けっこう緩い、オーストリアだから(笑))に行き
                      自分のQRコードでキットを受け取り

                      そこらへん(屋外)で、勝手に開けて
                      グルグル1分(自分で適当に数える)して
                      ストロー以下は同じ。

                      窓口で係の人がビニール袋を開けてくれるので
                      そこに落とし込んで終わり。

                      私が愛用している場所は
                      割りにスムーズに待ち時間なしで検査できるが
                      以前、別の場所で45分待っても
                      順番が来なかった事もあるので
                      場所と時間帯によって、かなり違うのではないかと思う。

                      薬局は、薬局のサイトで登録し
                      近くの薬局を選んで時間を指定し
                      フォーマットを出して持って行く。
                      予約はしたものの
                      コンサート通いがなくなったのでキャンセルし
                      これは、まだやった事がない。

                      ウィーンの行政府は
                      伝統的に社会党が強い。
                      社会党というと
                      日本っぽい感覚だと共産主義に近い印象かもしれないが
                      こちらの社会主義というのは
                      弱者も含めて
                      セーフティ・ネットを充実させて
                      みんなが機会平等になるようにしよう、という主義。

                      弱者保護が進んでいる事で
                      それを悪用する人も多いし
                      (怠けても国が救ってくれる)
                      私だって、時々は
                      必死に仕事して頑張っても
                      怠けものに搾取されるだけじゃん、とか思った事もあるが
                      (税金と社会保険料はかなり高い。
                       給与の約半分はそれで消える)

                      自分だって、いつ病気や事故や失業で
                      弱者になるかわからないのだから
                      セーフティ・ネットはあった方が良い。

                      現在のウィーン市長(=州知事)は
                      ちょっと目、ただのふくよかな中年のオジちゃんだが
                      今回の措置は、最初からものすごく早くて適切だった。

                      感染初期には
                      大規模見本市会場に多数のベッドを持ち込んで
                      暫定の隔離・入院システムを作ったり
                      (これ、結局、不要だったのだが
                       不要で良かった、と市長は言っていたし
                       市民も「税金の無駄遣い」とは一切言わなかった)

                      最初に必要になった迅速抗原検査の場所も
                      ウィーンのあちこちに作り
                      昨年のインフルエンザ予防注射は無料にして
                      市内のみならず、市電も会場にしたり
                      (ちなみに、今年もインフルエンザ予防注射は無料です)

                      PCR検査が必要かも、という事になったとたん
                      では、ウィーン在住の人は
                      全員、できるだけ簡単な方式で出来るようにしよう、と
                      Alles gurgelt みんなでうがい
                      というキャンペーン(上記方法の (1)) を
                      大々的に繰り広げた。

                      よって、他の州のPCR検査ラボのキャパシティが
                      大変な事になっているのに対し
                      ウィーン市(州)は、先週でも
                      観光客にまで、無料のPCR検査をオファーしていて
                      ラボのキャパシティにも、まだ余裕があるという素晴らしさ。

                      ワクチン接種も
                      インターネットか電話で予約のスムーズさ
                      その後は、予約なしで、いつでもどこでもシステム
                      会場だけではなく
                      地域へのバスでのワクチン・サービスもあった。
                      (それでもワクチン反対論者はいる・・・残念ながら)

                      更に、国の行政に先駆けて
                      他の州より厳しい予防措置を早期から実行したため
                      (マスク着用義務や、職場での証明、外食での証明等)
                      今回の大規模感染拡大でも
                      ウィーン市(州)は最も低い数値をキープしている。

                      が、それでも感染拡大は収まらず
                      いくつかの州のロックダウンの話は決定していたが

                      さすがに社会党で、社会的連帯をモットーとしていて
                      ウィーン市の数が少なくても
                      オーストリア全体が危機であれば
                      一緒にその危機の克服をするべく
                      連帯して、我々もロックダウンする、と宣言。
                      「ウィーンは、聖人だけの孤島じゃない」
                      ・・・これ、以前(戦前だったかも)誰か政治家だかなにかが
                      オーストリアは聖地である、みたいな発言をしたののもじりだな。
                      11月22日付けの新聞記事(ドイツ語)は こちら

                      この市長
                      「別に好かれたくて政治家やってるワケじゃない。
                       やるべき事をするだけ」という発言もあった。

                      (まぁ、ウィーンは伝統的に社会党がめったやたらと強いので
                       次の選挙で負ける、という事は、まずはあり得ないから
                       という理由もあるだろう)

                      ほんわりした見た目(すみません)と違って
                      意外に硬派で、しっかりした人である。
                      今回の措置をハタから見ていて(私には選挙権はない)
                      まぁ、感心しきり。

                      連帯感でロックダウンされて
                      各所は苦い思いも味わっているけれど
                      (もちろん補助金等の救済措置はあるが)
                      ある意味、ウィーンに住んでいて良かったかも
                      と、しみじみ思う私に
                      どうぞ、本日もお見捨てなく
                      1クリックをお恵み頂けましたら嬉しいです。



                      なお、市内のPCR検査ボックスのキットに使われる
                      塩味の液体は
                      自宅でやる検査の量の2倍くらいあるのは何故なんだろう。
                      (ストローで戻す時に、いつも苦労する・・・)

                      ついでですが 
                      月曜日の午後のゼミはデジタルになった。
                      またもやコンピュータに向かって喋るハメになった(涙)
                      せっかく日曜日に開いているスーパーまで検体出しに行ったのに。

                      ところで、その、癒し系市長のお姿を拝見したいという方
                      ご本人のウエブ・サイトは こちら です。

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