引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その6

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    歴史音楽学
    民俗音楽学
    システム音楽学

    について書いて来た。

    歴史音楽学と民俗音楽学については
    講義の後、ウエブ・サイトにまとめがアップされるので
    それをしっかり読んでおけば、内容は把握できる(はず)

    だが、この「まとめ」が実に曲者だった。
    だって、だって、だって

    ドイツ語の文が・・・

    異様に長い!!!

    関係代名詞を多用した複文が
    1つの文の中に数カ所埋め込んであり
    しかも書き方が非常に「学問的」

    複文外して主文だけ読んでみても
    これは果たして肯定しているのか否定しているのか
    よくわからんぞ (ー ー;)

    30年以上にわたって
    実社会の中で
    如何にアホでも理解できるドイツ語の文を書くか、という事に
    ずっと頭を使って来た私にとっては
    こういう、わざわざ複雑にしたインテリっぽい
    学術的・学問的ドイツ語のスタイルについては懐疑的なのだが

    ただ、何となく懐かしい(笑)
    学問の世界って、こ〜いう気取ったところがあったんだわ。

    余計な事ながら
    1文が長くて読みにくい上に
    最後まで読んでも、肯定だか否定だかわからない
    というのは

    インテリ向け日刊新聞の
    クラシック音楽の批評にも、よく使われる方式なので
    今更驚きはしない(わっはっは)

    歴史音楽学については
    1センテンスが5行くらいの長さの文章がたっぷりの
    講義のまとめが、毎回5ページから7ページくらいあるのに加えて

    文献と称して、各授業ごとに
    数ページから数十ページにわたる論文(ドイツ語・英語)が
    2〜4論文くらいアップされている。

    マジメそうな怖い教授が最初に言ったのは
    「アップしてある論文は全部読んで下さいね。
     君たちは大学生で、これから論文を大量に読む事になるのだから」

    講義のまとめを「解読」するだけでも大変なのに
    英語やドイツ語の論文まで読むんかい・・・

    って、一応、読みましたけどね。
    時々、むちゃくちゃ苦労する論文もあったけど。

    ただ試験直前に新入生のライン(こっちはワッツアップだが)で

    論文全然読んでないけど
    どの論文が大事かわかる?

    という学生も居たので、まぁ、レベルとか、やる気は
    学生によって色々って事。

    STEOP の講義には
    それぞれ、先輩たちのチュートリムというのがある。

    講義は出ても出なくても構わないし
    チュートリウムも出ても出なくても全然構わないのだが
    学べるチャンスはすかさず掴むのが自分の主義。

    教授に質問したら顰蹙かうかも、というアホな質問も
    先輩なら遠慮なく聞ける(ちょっと違うかも)
    講義の内容の復習にもなるので、これはありがたかった。

    講義には100人近く居るけれど
    チュートリウムには熱心な学生が、まぁ、多くて10人、少なくて5人くらい。
    (しかも来る人は全部のチュートリウムに来る ← 私とか(笑))

    お陰で、講義のまとめのスクリプトに
    肯定か否定かわからない文章がある時には
    先輩を取っ捕まえて
    いったい、これは何を言いたいんですか?って質問も出来たし。

    EU内の留学制度もあったりするので
    ドイツ語が母国語ではない学生も多く

    私、ドイツ語が母国語じゃないので
    このスクリプトで書いてある事がわからなんだけど
    ・・・と書いて来た学生に

    私、ドイツ語が母国語だけど
    それでも書いてある事はわからない
    ・・・と答えた学生もいた(笑)

    民俗音楽学のまとめは、かなり系統だっていて
    ドイツ語の文も不要に難しい構文は避けていたが
    歴史音楽学の方は、わざとだよね、これ、というのが
    結構あったな。

    結果的には、直接関係はないとしても
    文献読んでいて試験で役に立ったところもあるから
    勉強しておくに越した事はないって事だ。

    ところで、このブログで注意深く避けてきた
    STEOP のもう一つ
    独立した分野として
    一般音楽理論、という恐ろしいものがあったのだが

    それはまた後日・・・
    この一般音楽理論は、ちょっと絶句だったと
    今でも思う私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その5

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      昨日はオペラに行ったのでお休みしたが
      誰も興味がなさそうな大学の話の続き (^^♪

      システム音楽学という分野がある。
      資料としてウエブに載っている資料は
      こっちでリンク、あっちもリンクという
      資料のテンコ盛り状態で

      全部プリント・アウトすると
      300ページを遥かに越える(冷汗)

      ただし、教授曰く
      赤字のところが試験範囲で
      授業で扱わなかったところは出さないと言うし

      先輩曰く
      あ〜、あの教授の試験は一番簡単だから大丈夫、大丈夫。

      ・・・ってホントかよ?!

      だって資料を見ると

      これ、音楽じゃないよね?

      物理学だよね???

      最初から波動の原理と
      それを表現する縦軸と横軸の説明が・・・

      波動・・・・(沈黙)

      あ〜、振幅って何だったっけ?

      純音の正弦波で周波数がど〜のこ〜の
      楽音の周波数のグラフをフーリエ解析するとど〜のこ〜の

      ・・・(完璧沈黙)

      最初の授業の後で
      思わずインターネット・サイトの電子書籍で
      「これだけでわかる高校物理」とか
      「一番わかりやすい高校物理・波動編」とかを買って
      真っ青になりながら読んでいたのはワタシです。

      次の授業の時、最初に教授が
      じゃぁ、この間の復習をしよう。
      純音と楽音と雑音の違いは?

      というように、前の授業でやった事を
      簡単に繰り返してくれる。

      しかも手を挙げて当てられて
      正解を言うと
      ステッカーかチョコレートか飴をもらえる(大爆笑)

      音の分析や、発音のホルマントの話とか
      ベルヌーイの定理(楽器音響学)や
      人間の声帯から喉や口腔のしくみ
      人間の耳の内部構造とか

      あ〜、物理だけじゃなくて

      解剖学もアリですか・・・

      ただし、授業ごとの「前の時に扱ったテーマの復習クイズ」は
      全然難しくない。
      数字も定理も数式も不要だし
      基本的な事だけ把握しておけば、何とかなる。
      しかもチョコレートや飴ももらえる。
      (ステッカーは評判が悪く、誰も欲しがらなかったので
       だんだんチョコレートと飴だけになっていった(笑))

      人間の音響の受容について話していた時には
      デートの時に「カテゴリー的知覚」とか言うと
      きっとモテるぞ・・・って
      何を言い出すんだ、この教授(笑)
      (お陰で、音響心理学上のカテゴリー知覚については
       しっかりと記憶に刻まれてしまった。
       ただし、この言葉をデートで言っても
       何の影響もなかったぞ・・・)

      システム音楽学という分野は
      本当に「何でもアリ」みたいな分野で
      音響分析だけではなく、ホールの音響分析研究や
      音響心理学や、楽器音響学なども含まれていて

      教授は、いつもニコニコとチョコレートを持って教室に来るが
      その頭の中は、いったいどんな数字の記憶が詰まってるんですか
      という程に
      音速からエコーから楽器音響に関わる公式に至るまで
      何か質問でもあると、すぐに的確な数字が飛び出して来る(尊敬)

      確かに音楽と関係はあるのだが
      音楽というよりは、音響がテーマ・・・

      ヤバイじゃん、これ。
      物理・数学、全く出来ないのに
      この分野、音響オタクには、異様に魅力的ではないか。

      資料はワケのわからない公式とか定理とか
      グラフとか図表とか、実験の成果の図式で埋まってはいるし
      教室で耳の模型とか、人間の頭の模型とか(声帯付近)が回ってくるし
      風船を膨らませて、針で穴を開けて爆発音をコンピュータで記録して
      その結果のグラフを見たりする。

      どこがどう試験に出るかは不明だが
      先輩によれば「全然心配しなくて大丈夫」
      選択肢の中には爆笑モノがあるわよ、という話だった。

      で、ちゃんとありました。
      選択肢の中の爆笑モノ。
      如何にも「難しく」書いてあるけれど
      あ〜、こういうアホみたいな選択肢(しかも難しいっぽい書き方)
      作る時に教授が、うっしっし、どんなジョーク噛ませてやろうか、と
      ニヤニヤしながら考えているのを想像するだけで笑えて来る。

      この分野も入門が終わった後
      ちゃんと必須で単位を取らねばならないのだが
      どこまで数学・物理が必要なのかは
      おいおい考えて行くとして
      (「高校物理、これだけで大丈夫」とかいう本は
       物理云々の前に、既に数学で躓いて、全部読んでない)

      こんな音響オタクにはたまらない事を
      (音楽とは直接関係はないけれど)
      学ばせてもらえるなんて
      数学・物理、もう少しちゃんとやっておくんだった
      ・・・と
      ちょっと、いや、かなり反省している私に
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      引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その4

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        さて、練習も不要で音楽的才能も(たぶん)不要だろうと
        軽く考えて選んだ「音楽学」の STEOP 続き。

        楽理は別として
        歴史音楽学入門も、まぁ、「音楽学の歴史」と考えれば
        ハンスリックもアドルノも登場するから、何となくわかる。

        しかし
        「民俗音楽学」って何なんだ???

        カリキュラムを見たら
        民俗音楽学は必須科目の中にも入っている。
        (STEOP 修了後も、やらねばならない科目の一つ)

        あ〜・・・
        え〜〜・・・・

        戦後のアメリカ文化バンザイ傾向の中で育って来た私の世代は
        ヨーロッパ・クラシック=エリート文化という意識が強い。

        しかも、ワタクシなどは
        音楽の都ウィーンで、名だたるオーケストラをライブで聴きまくり
        更には常人が理解できないであろう(というか、私も理解できないが)
        現代音楽まで手を伸ばしていて
        人が羨むエリート街道をまっすぐ歩いて来たのに

        (何か激しい勘違いがあるが、まぁ、ほら、あの、その
         彼氏が外国人なの、みたいな意味のない優越感というか
         正しくないけど、何となくっていうの、あるじゃないですか。
         そういうのを正直に言っちゃうワタシもどうかとは思うが)

        何の因果でガムラン音楽とかアフリカの音楽とか
        いや、それを言ってしまうと差別だのエリート意識だの
        そりゃそうなんだけど
        やっぱり、ほら、あの、あれ(汗)
        何となくわかっては下さいますね(と逃げる)

        教授はマダガスカルの音楽の専門家。
        バスコ・ダ・ガマの話から始まり
        旅行記や日記、民俗楽器の収集とその分類
        ヨーロッパの音のシステムで把握できない音の記譜システム
        エジソンの発明した録音機での記録がどう研究されたか。

        物理学者のヘルムホルツまで登場してしまうし
        アレクサンダー・ジョン・エリスのセント概念やら
        アメリカのダンスモアやアラン・ローマックス
        ヤープ・クンストにアラン・メリアム、マントル・フットまで登場。

        ・・・何も知りませんでした(汗)

        時々授業で例として聴かせてもらえる
        アジアの音楽とか、アフリカの音楽とか
        ウィーンのフォノグラム記録所の最初の記録
        フランツ・ヨゼフ皇帝の声とか

        なんだか、意外に楽しい(笑)

        ガムラン音楽って面白いじゃん(ドビュッシー!!!(爆笑))
        アフリカでリズムと叫びの古い録音も何だか聴いていて楽しい。
        現代音楽のパーカッションに影響を与えているのが見えるし。

        残念ながら、歳も歳なので
        民俗音楽専攻で、アフリカへフィールド・ワークしに
        行ける根性と体力はないので
        たぶん、専攻にはしないとは思うが
        (まぁ、でもワタシの事なのでまだわからない)

        さて、歴史音楽学と民俗音楽学入門に加えて
        システム音楽学というのがある。

        これについては、明日に記述する。

        実は週末と来週は全然夜の予定が入っていないので
        ちょっとこのテーマで引き延ばそうと
        姑息な事を考えている私に
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        引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その3

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          引退後に、再度、大学に行く、という目標を
          20歳になるかならずかで持ってしまったアホな私は
          友人の多大なる助けを借りて
          何とか大学に正規学生で入った話は
          ここ と ここ で書いた。

          その時にちらっと書いたが
          現在、ウィーン大学では
          バチュラー課程、教職課程とディプロマのコースについて
          STEOP というものがある。

          STEOP = Studieneingangs- und Orientierungsphase
          ドイツ語だが、何となく語感は掴めるだろう。
          学業初期のオリエンテーション時期、というような意味。

          第一学期に、この STEOP を受講して
          本当にこの学問を自分がやりたいのか
          向いているか、確かめて下さいね
          という制度である。

          最初の「振り分け試験」と言っても良い。
          当然ながら、試験があるが
          試験は3回まで繰り返しても大丈夫。
          4回目に不合格だと、その日をもって、そこから3学期間
          その分野への入学許可は取り消される事になっている。

          ・・・まぁ、日本に比べたら
          かなり、というより、ものすごく緩い話だが(笑)

          20歳のグラーツ留学時に
          哲学科で年配の学生を何人か見て
          おおおおおっ!と思った話は既に書いたが

          引退してから、ではどの分野で大学に戻るか、というのは
          かなり直前まで迷っていた(アホです)

          最初は(30年前)ドクター論文書いて
          死ぬ時にはフラウ・ドクターのタイトルで、とかも考えたし
          (要はカッコよく見せたかったのよ、わっはっは)

          せっかく旅行会社でミドル・マネージメントもさせてもらったから
          経済・経営でその知識を組織的に深めるか

          会社でコミュニケーションのセミナーを受けて
          日本の素晴らしいコミュニケーション・テクニックが全くない事に
          仰け反りかえった事があるので
          コミュニケーションとか、対人関係、
          更には、いわゆるサービス(オーストリア人に欠けてる観念)を
          深く極めようかとか

          学生時代に副専攻していた哲学で
          大学院で学ぶ予定だった言語哲学を
          ほら、ここヴィットゲンシュタインとか居た場所だし
          もう一度、徹底的に勉強しようか、とか

          大学院時代に興味があったけれど
          ドイツ語は「学校」では学ばないから
          結局やらなかった外国語教育法をもう一度やるか、とか

          一番勉強したかったのは音楽なのだが

          ウィーン音楽大学(むちゃ難しい入学試験がある)を見ても
          ウィーン私立音楽大学、昔のコンセルバトワールの案内を見ても

          器楽専攻、声楽専攻、作曲専攻とかだけで
          激しい練習をせずに、緩く音楽を学べるところじゃないし
          第一、何を専攻しろと?(楽器はできない、作曲もできない)

          ・・・という私の迷いが突然晴れたのは。
          ウィーン総合大学のウエブ・サイトを見ていて
          「音楽学」という専攻を見た時。

          うああああ、これだ、これ!!!
          楽器が演奏できなくても
          作曲が全くできなくても
          これなら入れる。
          しかも入学試験もない(← これ大事!!!!)

          ヨーロッパ的だと思うのだが
          音楽学と言語学は、ウィーン大学の中では
          16番という番号で一つに纏まっている。
          音楽も言語も人間のコミュニケーション・ツールという考え方か。
          面白いなぁ。
          (とは言え、2つの専攻に繋がりはない)

          さて、音楽学にも、上記に書いた通り
          STEOP がある。

          歴史音楽学入門
          民俗音楽学入門
          システム音楽学入門

          が、3コマ+それぞれにチュートリウム
          試験は3コマ一緒の試験で、1時間半。
          それぞれの分野からの出題があるが
          合格・不合格は3つ一緒なので、1つでも成績が悪いと全部不合格となる。

          楽理が1コマ+チュートリウム。
          これが曲者で
          音楽好きとは言え
          日本の小学校・中学校・高校では、楽理のガの字もなかったし
          しかもドイツ語の音符って
          例の cdefgah で、ドレミで育っている私にはさっぱり。

          歴史音楽学だったら楽勝か、と思ったら
          これは「音楽学」の歴史であって
          「音楽」の歴史ではなかった(汗)

          よって、バッハだのベートーベンだのブラームスだの
          ついでにシェーンベルクからシュトックハウゼンまで知っていても
          な〜んの役にも立たない。

          唯一、役に立ったのはハンスリックとかアドルノだな。
          あまり意味がないが。

          だいたい、最初に「アドラー」という名前は
          音楽学には重要である、と言われて

          フリッツ・アドラーが音楽学?
          アルフレッド・アドラーが音楽学?

          ご存知と思うが
          ガイドの勉強で、近代オーストリア史を学ぶと
          オーストリア社会民主党の第一共和国・第二共和国で
          フリッツ・アドラーはオットー・バウアーと共に
          忘れてはいけない政治家の一人だし

          アルフレッド・アドラーは
          日本でも話題になっているアドラー心理学の提唱者。

          どこに音楽と関わりが?と不思議に思っていたら
          音楽学のアドラーは、グイード・アドラーだった。

          アドラーなんて、日本で言えば、佐藤さんとか鈴木さんとか
          たくさんある名前の一つだから
          音楽学者は簡単に言うけれど
          こちらは、ちゃんと下の名前まで言ってくれないとわかりません(涙)

          ピタゴラスがどうやって弦を区切ってオクターブ出したとか
          8オクターブそれをやると音のズレが生じるとか
          中世のラテン語世界の学問では、数学的学問として音楽が扱われていたとか
          まぁ、その辺りは一般教養で何とか。

          民俗音楽、システム音楽と楽理については
          おいおい、また書いていくつもりだが

          この STEOP 試験
          11月28日と29日に行われて
          まぁ、成績はともかくとして
          一発合格 \(^o^)/

          歴史・民俗・システムについては
          全然心配していなかったのだが
          楽理がどうかドキドキものだった(眠れませんでした)

          では、続きはまた明日・・・って
          しつこく書く予定の私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その2

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            10月11日分の記載では
            公証人役場のアポスティーユがダメ、と言う情報まで書いたが
            これを教えてくれた良き友人カップルの示唆で

            大学から証明書(英語)を取る

            → 外務省に持って行って公印確認をしてもらう。
            (詳細に興味のある方は、外務省のこのページ
             私文書(学校など)については
             外務省はアポスティーユを出さない事が明記されているので
             どうぞご参照下さい)

            → その書類を日本のオーストリア大使館に持って行って
             領事認証をしてもらう

            ・・・もちろん、すべての手続きは無料ではない (-。-;

            私の場合は、何せ「入学許可却下」の通告が来てしまってから
            日本の友人が走り回ってくれたので、本当に助かった。
            (これが出来なくて入学許可が下りなかった人も多いらしい)

            入学許可が下りなかったら
            何とか聴講生とかで潜り込めないかと
            当該の部にもメールを書いたのだが
            当該の部からは「部そのものは入学許可には関係ないから」という
            冷たいメールの返信があっただけ。

            いわゆる「聴講生」とか「外部生」とか言う制度は
            大学関係者からは、そう言うものは、もうない、と言われたが
            (で、ウエブ・サイトにも一切情報はない)
            スチューデント・ポイントで聞いて見たら
            聴講生というのは大学入学資格を持っていない学生で
            外部生というのは他の大学の学生で、ウィーン大学の単位を他の大学の単位にする人
            ・・・と言っていた。

            だったら聴講生というのもあるんじゃないの!!!!(怒)

            世界中からの学生候補が集まる
            世界に名だたるウィーン音楽大学のページには
            こっそり、見つけられないように
            Außerordentliche Studierende(聴講生)という項目が
            学費のところに記載されている。 → ここの一番下

            ウィーン(総合)大学のページにも
            どこかに隠された情報があるのかもしれない。

            ウィーン(総合)大学は
            9万人以上の学生を有する、ドイツ語圏では最も規模の大きい大学。

            従ってウエブ・サイトも何がどこにどうあるのだか
            見つけたサイトは、ちゃんとメモしておかないと
            二度と見つけられない(ホントです)

            英語のサイトもあるので
            ウソだと思ったら、ご自分でご覧下さい(何を開き直ってる?!)

            で、上記のサイトから、講義録を探してみて下さい。
            多分、ものすごく苦労するはず。

            講義録は こちら (英語サイト)
            自力で見つけた方、お疲れ様。

            ウィーン総合大学の提供する学問分野が
            あまりに多すぎて、ワタシはクラクラする。

            昔はマギスター(修士)かドクター(博士)しかなかったけれど
            今は日本と同じ学士(バチュラー)、マスター(修士)とドクター(博士)がある。

            申し込みの時に、専攻をちゃんと選ぶ必要がある。
            引退後の専攻として好まれているのは芸術系の学部。
            一部の学部には入学試験がある。

            あ、すみません、ドイツ語能力証明書というのも必要だった。

            これは何故か30年以上前にウィーン大学の夏期講習の証明書が
            問題なく認定されてしまった(しかも C1 かなんかで認定されていた)

            普通は古い証明書は無効になるようなので
            そこらへん、よくシステムがわからない。
            書類・官僚主義のコチコチなところに、どこか穴があるみたい(笑)

            大学に入学しようと思ったら
            日本の大学で少なくとも3年の学業を終えた証明書(英語可)に
            上記のように外務省公印確認 → オーストリア大使館での領事認証と
            ドイツ語能力証明は B2 が必要らしい。

            ドイツ語試験については、私にはよくわからない。
            テストの見本は ここ にあるので
            最後の B2 のテストをトライしたい人はどうぞ。

            書類さえ揃えば大学入学許可は取れそうだが
            その後の滞在許可については
            私はわからないので失礼 (^_^;)

            学費は1学期(半年)で 760ユーロくらい。
            (学生組合への会費を含む)
            EU 圏内からの「留学生」は半額。

            オーストリアに5年以上正式に在住していて
            その間、税金・社会保険料を払っている人は
            (私は32年払った!!!)
            住民登録の証明書と
            社会保険料支払い証明書があれば
            オーストリア人と同様に、学費は無料。
            (ただし通常の就学期間+1年の留年に限る。
             それを越えて学業を続ける場合は学費が必要である)

            ・・・と言うわけで
            入るのは、書類さえ揃えば比較的簡単に入れるのだが
            その後に STEOP という恐ろしい制度がある
            けれど、それについては、まだ書きたくない(ううう(涙))

            ついでに「潜り込み」だが
            これは実は可能なのである!!!
            (誰も何も言ってくれないし・・・)

            講義録で VO と書いてあるものは「講義=Vorlesung」というもので
            出席も取らないし、出ても出なくても良いし
            遅刻しても、早退しても、誰も何も文句は言わない。

            講義録に教室の場所は書いてあるから
            入学許可だとか面倒な事を避けて
            講義だけ、興味半分で聞きたいわ、というなら
            勝手に潜り込めば良いのだ。

            ・・・これ知ってたら、わざわざ入学なんぞしなかったかもしれない。

            唯一の難点は
            講義録や資料等は、すべて MOODLE というシステムに入っていて
            MOODLE の資料を見るためには
            結局、入学許可が必要だ、という事。

            もっとも教授によっては
            自分のウエブ・サイトに資料をアップしておいて
            最初の講義の時にユーザーネームとパスワードを教えてくれる人もいる。

            現在の七転八倒状態から
            何とか七転び八起きに持って行きたいと
            苦戦している私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            本日土曜日から日曜日にかけて
            夏時間から冬時間への切り替えがあるので
            10月29日日曜日から、日本との時差は8時間になります。

            引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その1

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              最近ブログの更新がないのは
              以下のどの理由か、選べ(複数回答可)

              1) はっぱにめでたく彼氏が出来た
              2) 年金生活になって、とうとう財源が尽きたのでコンサートに行っていない
              3) コンサート以外の趣味が出来た
              4) 年甲斐もなく、とんでもない事を始めてしまってアタアタしている
              5) 引退してヒマになったのでとうとうボケた

              ・・・ ちょっと自分で書いていてなんか笑えてしまうのだが
              ツィッターのフォロワーの方はご存知の通り

              正解は (4)

              ちょっと (2) と (5) も入っているかもしれないが
              「ヒマになった」というのは、全く該当しない (^^)

              5月24日を最終日として
              会社には出なくて良くなったものの
              そのままテイク・オーバーした仕事もあったし
              8月31日までは休暇扱いだったから
              しょっちゅう会社に出ていた。

              でも、

              あぁ、やっと焦らずに買物が出来るし
              好きな事も時間の制限なく出来る (^o^)

              と思っていた楽しい生活は
              10月初旬にて終わりを告げました。

              さて、ここで、このようになった経過を記す。
              誰も読みたくないだろうが、やっぱり書いておきたいという
              やむを得ぬ欲求に駆られているので。

              遥か過去に
              この口の巧さ(笑)で奨学金を分捕って
              学部3年の時
              オーストリアの大学にて1年間正規学生で潜り込んだ。

              セミナールとかで数人、どう見ても学生じゃなくて老人、という参加者。

              「何故、このセミナールにいるんですか?」

              ・・・とか何とか、そういう意味合いの質問をした事がある。
              (いやもう、何て失礼な日本人留学生・・・)

              「僕は工学博士でずっと仕事をして来たけれど
               引退して、以前から興味のあった哲学を始めたんだよ」

              (註 私はドイツ語専攻だったが語学のために留学したくなくて
                 哲学科に入ったのである。一応副専攻は哲学だった)

              おおおおおおおっ!!!
              そのテがあったか!!!!!!

              何を人生間違ったんだか
              外国に移住しようという気は一切なかったのに
              気がついたらウィーンに定住していたワタシ。
              (私の学生時代の理想はハイヒールをカツカツ鳴らせて
               超高級ホテルを渡り歩く通訳だったのだ。娼婦じゃないぞ)

              達成できる売り上げノルマと、理解ある上司と、話をちゃんと聞いてくれる人事と
              とてもやさしく、理解があって、絶対に無理を言わない日本のエージェントさんと
              いつでも何があっても喜んで下さる、品の良いお客さまたちに囲まれて
              (註 言いたい事はわかってクダサイ)
              長い間、仕事をしながら
              どんな事があっても
              2017年には引退する
              引退して、例の工学博士のように大学に入り直すのだ、と誓って32年。

              2017年5月下旬にオフィスから解放された時点で
              すぐに大学の2017年、冬学期(こちらは冬学期が入学時期になる)を調べ
              7月初旬から書類受付開始だったので
              パスポートから、住民票、税金・社会保険料の振込証明に滞在許可。
              古いものは役所で新しい書類を発行してもらい
              大昔のオーストリアの大学に正規学生で入っていた書類まで揃え
              ウィーン大学のスペースに登録してログインして
              初日に書類をアップ。

              ・・・それからがタイヘンだった。

              え?そんな話、聞きたくないって???
              いや、でも、アナタも、もしかしたら大学に入りたくなるかも(笑)

              ウィーン大学のコースは
              以前はマギスター(修士)とドクター(博士)だけだった(はずだ)が
              現在では日本と同じバチュラー(学士)とマスター(修士)
              加えて、その上にドクター(博士)課程がある。

              バチュラー課程に入る許可を外国人が取るには
              高校卒業証明書(ただしこれが認められるか、というのは知らない)
              あるいは、少なくとも3年以上、当該の国の正式な大学での学業証明が要る。

              バチュラーは学部卒業だから持ってるし
              血迷って大学院の修士課程も修了しちゃったので
              マスターの学位も持っている。

              日本の大学から英語でのバチュラー、マスターの証明書は出る。
              ついでに成績証明書も取って

              それをそのまま提出してもダメなのだ!!!!(これ重要!!!)
              (大学のスタッフが英語が読めない、という訳ではない、たぶん)

              これにアポスティーユという
              外務省から「この書類は正しいぞよ」という証明が必要
              ・・・というところまでは大学のインターネットに書いてある。
              (私の書類審査はウエブ上、アポスティーユを付けて出せ、というので止まっていた)

              ところが日本の外務省は
              官公署、自治体などの発行する書類にはアポスティーユを出すが
              大学の証明書とか言うのにはアポスティーユは出さない。
              私文書にアポスティーユを付ける場合には
              公証役場にてアポスティーユを付けてもらうのだが

              注意!!!
              ウィーン大学は、この公証役場のアポスティーユは認めません!!!

              そこまで友人に教えてもらったので
              大学の証明書を在オーストリア日本大使館に持って行って
              (日本の当該の大学の印章が日本大使館に登録されている場合のみ)
              「この日本の書類は間違いなく当該の大学の出した正しい書類であるぞ」
              という証明書を付けてもらって提出したのだが

              おっとっと、その直後、大学の入学許可担当セクションから
              「入学許可は却下されました」と言う冷たいメールが・・・・(冷汗)

              日本大使館の出した「この書類は正しいぞよ」ではダメなのかっ!!!(怒)
              理由にはバカの一つ覚えみたいに「アポスティーユがないから」とあるばかり。

              この決定に対して文句があれば
              郵便にてオリジナルの書類を大学法務部に送れ、という記載があったので
              その時点で持っていたオリジナル書類を全部まとめてすぐに書留速達で郵送。

              大学証明を私の代理で取って来てくれた
              日本の良き友人にすぐに連絡して、駆けずり回ってもらった。

              書いていて自分でも疲れて来たので
              続きはまた、そのうち書く(かもしれない)

              ともかく何とか入学許可も出て
              10月初旬から学生に戻ったものの
              学業の内容があまりに難しすぎて
              (ううううん、学部(=バチュラー課程)なのに
               やっぱり全く知らない分野で、基礎知識がないとこんなに大変なのか)
              それでなくてもバカなのに、ますます四苦八苦している私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              在オーストリア日本大使館に証明を取りにいった時に
              この書類では認めてくれないかもしれませんよ、と言われ
              みなさん、書類では苦労なさってます、って同情されたけれど

              だったら外務省で、官公署、自治体以外の私文書にも
              アポスティーユを付けてくれるようにしてくれないかなぁ。
              だいたい大使館って外務省の在外機関だと思うのだが
              何故に大使館でアポスティーユを出してくれないのか、理解に苦しむ。
              (まぁ、色々な理由があるのだろうが・・・・)

              お一人様考

              0
                引退記念に
                (いやまだ継続して一部の仕事はしているのだけれど(笑))
                週末、1泊だけ、温泉に行ってのんびりしよう・・・と

                土曜日〜日曜日に温泉に行って来た。

                さて、問題は
                リゾート・ホテルというのは
                シングル・ルームがないところがほとんどである、という事。

                温泉とかになると
                家族連れがほとんどで
                せめてカップルのロマンティックなキャンドルライト・ディナーとか
                ロマンティックではない年配のカップルには
                ヘルシーなセラビー付きの温泉滞在とか

                シングルは、この国ではマーケットのターゲットにはならんのだよ。

                日本の未婚率とか色々と取り沙汰されてはいるけれど
                お一人様で肩身が狭いのは
                ヨーロッパの比ではないと思う(断言)

                以前に、やっぱり温泉地に
                4泊くらいでセラピーに行った時
                (保険適用のないプライベートのホテルだった)
                そのホテルに泊まる前に
                チェコの方を車で巡って来て
                やっぱり一人で来ている
                リンツか何かの学校の先生という女性と
                ディナーの時に同席した際に

                ええええっ、あなた、一人で旅行なさるの?
                勇気がおありなのね!!!

                とワケのわからん事を言われたのだが
                あれは、暗に「彼氏も旦那もいないの?」と驚かれたのかもしれない。

                そうなのよ、本当にこちらは一人で出来る事が少ないのだ。
                コンサートはオタクというジャンルがあって
                私みたいにほとんど毎日、楽友協会やコンツェルトハウスに出没する
                気難しいオジサンとオバサンは結構居るけれど

                オペラになると、これはもう、一人で来ている人は
                圧倒的に少ない。

                これが食事になったりすると
                もっと悲惨であって
                ちょっと良いレストランに行こうとしたら
                これは、さすがの私でも、一人では行けない。

                友人でも知り合いでも
                ともかく誰でも構わないので(あら失礼)
                2人以上で行かねばならぬ。

                リゾート・ホテルも同じで
                だいたいシングル・ルームなんてないんだから(涙)

                そう言えば、健康保険から出る、最低3週間のクアという制度があって
                これは健康に問題がある人が
                3週間(最低)、ほとんど無料で
                しかも会社は病欠扱い(=休暇とは別)で
                リゾート地で、セラピーを受ける事が出来る。

                当然、これは当該の人が一人で参加するのだが
                実は・・・ここでくっつく人が結構いるんですよ。

                ほとんどの場合、既婚者だから
                数週間のアバンチュールではあるのだけれど
                私も30代の時、背骨の問題でこのクアに行った時は
                毎日、年配のカップルが出来上がっているのに驚いた事がある。
                (で、調子に乗って飲み過ぎて、次の日のセラピーに遅刻したりすると
                 即刻、自宅に帰されて、病欠ではなくなります。そのケースもあった)

                あれで本当にくっつく人(で離婚して再婚?)も居るんだろうなぁ。
                私の場合は1000カロリーのベジタリアンを選択したので
                さすがに同じテーブルに男性がいなくて
                それでもしつこく言い寄ってくるのは居たが
                面倒なので相手にしなかった(笑)

                会社だって
                何かあった時の連絡先、というのを提出させられて
                私が「日本大使館」と書いたら
                上司(女性)がわざわざ私のところに来て
                お前は友人なり彼氏なりはいないのか、と詰問して行った位だし。

                だからこちらの人はパートナー探しに必死である。
                離婚も多いお国柄なので
                何歳であろうが、全く構わないため
                結構、年配のパートナー探しも盛んで

                日本と違うのは
                割にみんな、必死になってシリアスにマジメに探している(ちょっとコワイ)

                とある劇場だって
                そのウエブ・サイトで
                一緒に劇を観に行く人を募集、というのをやっていた程である。
                (いいじゃん、一人で行けば・・・とか思ってはイカンのだ)

                舞踏会なんていう「社交界」もあるので
                これはデビューする(=いわゆる成人式みたいなもの)時に
                パートナーがいないと
                人間じゃないような目で見られるし
                もちろん、その後も、必ず「社交界的」なパートナーと一緒に参加が義務である。

                それが何年にもわたって別居している奥さんであっても
                一応、社会的にパートナーであれば、それで良い。
                (愛人を連れて来ても構わないが、その際は愛人は奥さんと見做される)

                オーストリアで
                「彼氏・彼女がいない」というのと
                「運転免許持ってません」というのは
                人間として見做されない、と言うのは歴然とした事実である。

                だからと言って
                今更、一人暮らしの気楽さから
                パートナー云々、探すのも面倒だしなぁ・・・

                その意味では
                日本の方がお一人様には寛容だと思うよ?
                一時帰国している時に
                レストランに入るの苦労する事はあまりないもん。

                それって、ただ、モテなかった事の言い訳?
                ・・・・と言われると

                ハイ、そうです(汗)

                しかし、このシングルのマーケットって
                掘り出せば意外に需要があるような気がするんだけど
                どの業種も乗り出していないのは残念。

                せめてリゾート・ホテルで
                家族のいないお一人様歓迎、みたいなホテル
                ないでしょうかね?

                (というか、あったら、
                 ものすごく気難しい老人ばっかり集まるような気が・・・)

                オーストリアもパートナー探しのマーケットだけではなくて
                開き直ったパートナーいらん、という人のための
                マーケティングをしてくれれば良いのに・・・と
                ちょっと思ってしまう私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。




                祝 退職!!!

                0
                  ワタクシ事で読者の皆さまにはご迷惑である事は重々承知の上で

                  退職したぞ〜〜〜〜 (⌒▽⌒)



                  で、何で寿司の写真が出て来るかと言うと
                  (しかも本来なら縦横が違うんだけど、それを訂正する能力はない・・・)

                  数週間前に、5月24日が最終出社日というので
                  上司から「会社からバジェットもらったから派手に・・・」とか言われて

                  ちょっと待て
                  まず私は、勤務時間中にお祝い事とかの理由をつけて
                  アルコール(オーストリアの場合は大抵スパークリング・ワイン)を飲むのには
                  基本的に反対だし

                  第一、勤務時間中、みんなクソ忙しいのに
                  同僚の個人的なケースのために時間を割くのは非常によろしくない

                  ついでだが、花束もらっても自宅に置くところはないし
                  プレゼントもいらない
                  ましてや、社員に封筒が廻って、そこに何らかの寄付をしなければいけないのは
                  甚だ遺憾である。

                  会社が私の引退日のために予算をくれるなら
                  金具が壊れてボロボロになったリング・バインダーを捨てて
                  新品のリング・バインダーを買ってくれ
                  (↑実はお古しか使わせてくれないので非常に苦労している)

                  ・・・というような事を
                  口頭で伝えても「それはダメ」とか言われるので
                  書式で提出していたのである。

                  最終のミーティング16時30分とアポイントメント取って
                  上司と話していたら
                  突然、他の部の上司がシリアスな顔で飛んできて

                  はっぱ、ミーティング中に悪いけど
                  ちょっと緊急の問題が起こって・・・と言われ

                  会議室に連れて行かれたら
                  上のような机の周りに同僚が待っていた・・・という

                  サプライズするな、と言っていたのに
                  しっかりサプライズが待っていた。
                  ・・・けど、ちょっと嬉しい (^^)

                  高級寿司のパーティ・セットが2つ。
                  机の上には名刺大の「日本の国旗」が50枚(しかも表裏有効(笑))
                  同僚が作った、はっぱのビデオ・クリップを見せられて

                  それがあまりの傑作で
                  爆笑しすぎて涙が出て来た。

                  いや、ホントに、普通だったら
                  感極まって泣くのが正しい社員のあり方だろうが

                  集まっている全員が
                  私が如何にこの日を楽しみにしていたのか知っている。

                  第一、今日が最終出社日ではあるけれど
                  8月31日までは、私はまだ社員である。

                  休暇を66日貯めていたという・・・
                  (だって、どうやって年間30日の休暇を取れと?)

                  一部、そのまま引き継ぐ仕事もあるし
                  今の席は片付けて
                  これから、ノマド専用の机に移動するだけで
                  あんまり「退社」の悲壮感はない(というよりゼロ)

                  何が嬉しいって
                  これから、毎月、レポート書いて
                  何で昨年より売り上げが落ちているか、という言い訳をしなくて済む(笑)

                  ついでに電話が鳴ったらビクビクしなければならない、という
                  24時間の恐ろしい(笑)緊張感から解放される。
                  (まぁ、今はシリーズものがないので少ないけれど
                   コンサート前に電話が鳴ると
                   大抵の場合、ホテルに何回も確かめて書式で確認取ったにもかかわらず
                   アホなフロント・デスクが、バスタブなしのルームをアサインした、という・・・
                   この電話が鳴ると、コンサート行きはぶっ飛ぶ場合がある)

                  緊急電話が鳴らないように
                  バスとかガイドの手配、その他、ともかく
                  しつこくしつこく、しつこくパラノイアのように仕事して来たんだけど
                  現場のスタッフがミスしたら、もうどうしようもないからね。

                  という訳で
                  まだ社員証も持っていて(鍵兼用)
                  ガレージも使えて
                  ノマド専用スペースも確保していて

                  退社・・・というよりは
                  待ちに待ったロング・バケーション 😀 という感じ。

                  32年間、結構な速度で走り続けて
                  次の人生のステージに入る前に
                  ちょっと、まずはゆっくり休憩(←根は怠け者だと思う)

                  日本のエージェントさんからは
                  「え〜っ、退社ですか?
                   契約社員とかで雇ってくれないんですか?」と同情されたけれど

                  残ろうと思えば、そのまま正社員で残れたのだが
                  5年延長して年金がほんの少しだけ増えてもあまり意味がないし
                  早いところ法律で許された年齢で引退して
                  自分の好きなコトだけやりたい、と思っていたので

                  すごく嬉しい ☺

                  この件は個人的な事なので
                  これに関しての「おめでとう」メールや
                  同情メールや、嫌味メール等、一切ご辞退させていただきます。
                  (メール入って来ても無視、メールをくれた方は友達認定から外します(笑))

                  もともと夜は予定がずっと詰まっているので
                  これからもブログに関しては、あまり変化はないと思うけれど
                  やっと一息つけそうな私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  ついでに笑っちゃう話だが
                  この1時間半の寿司パーティのお陰で
                  予定していた仕事が出来ず
                  コンサートの後に戻って真夜中まで残業するハメになりました(爆笑)


                  楽友協会改築計画

                  0
                    本日はコンサート感想記ではなく
                    久し振りにオーストリア生活のジャンル。

                    音楽の都と呼ばれるウィーンのシンボル
                    コンサートの聖地とも言える
                    ウィーンの楽友協会が
                    2018年7月から12月まで
                    改装工事を予定している。

                    楽友協会の支配人によれば

                    最近、政府からの補助もカットされ
                    また、外国からの観光客も増えて
                    大ホールの1700人という収容人数は
                    現代のホールとしてはあまりに少な過ぎる。

                    しかしながら、1870年に建った建築物なので
                    椅子と椅子の間は非常に狭く
                    これ以上の観客席を作る事ができない。

                    ホールの収容人数を増やすため
                    黄金の間の、平土間上の空間に
                    ガラス張りの特別観客席を設ける事を決定した。

                    この特別観客席は
                    現在のシャンデリアのある部分のうち
                    シャンデリア4つを外し
                    そこにガラス張りのボックスを吊り下げるものである。

                    このガラス・ボックスは
                    完全な防音装置を装備し
                    ここの席を購入した観客は
                    中でどんなにお喋りしても、外には聴こえない。

                    もちろんボックス内の観客には
                    演奏されている音も聴こえて来ないが

                    その代わりに、ガラスを通して舞台はしっかり見えるし
                    楽友協会の全景が360℃で見えるので
                    写真、ビデオは、このボックス内の客だけ
                    特別に許可を出す。

                    これによって
                    楽友協会ホールに
                    音楽を聴きに来るのではなく
                    写真を撮りにくる観光客に取っては
                    素晴らしいアトラクションになる予定。

                    もちろん、コンサートの舞台を
                    スマホのビデオでずっと撮っていても
                    音楽そのものは聴こえて来ないので

                    これに対する措置として
                    当該のコンサートの mp3 の音源を
                    1回のコンサートにつき
                    300ユーロ(税金別)での販売も考えている。

                    加えて、地元の観客を
                    もっと楽友協会のコンサートに誘致するために
                    何をしたら良いのか
                    楽友協会の委員会で徹底的に健闘した結果

                    2011年に出来た地下のホールのうち
                    コンサートにはあまり使われていない「木の間」に
                    コンサート後、1時間はオープンしている
                    スーパーマーケットを誘致する事に決定。

                    これにより
                    毎日コンサートに行っているので
                    食料品等を購入する買物の時間がない、という
                    クラオタの方々に
                    コンサート後にミルクやパンを購入できる機会を提供し
                    心置きなく
                    毎日楽友協会に通ってもらう事が可能になる。

                    この改装工事のため
                    2018年9月〜12月中旬までは
                    楽友協会の大ホールでのコンサートは中止となるが

                    総支配人によれば
                    毎年のシルベスター・コンサートや
                    ニューイヤーコンサートまでには
                    このガラス・ボックスと地下のスーパーマーケットの工事を完了し
                    2019年のニューイヤー・コンサートには
                    ガラス・ボックスの中から写真を撮りたい、という客を受け入れる意向。

                    これにより
                    更に観客席は増え
                    また、別途の mp3 の発売も予定しているので
                    ウィーンの楽友協会は
                    世界のホールの中でも珍しく
                    写真、ビデオ撮り放題(ただし音源は有料)という
                    ユニークなホールとして
                    ますます音楽の都の中心としての役割を担って行くであろう。

                    ・・・という話を
                    本当に信じた方は
                    本日の日付をご覧下さい。

                    毎年ワケのわからん妄想に駆られている私に
                    どうぞ本日も(ジョークでかまいませんので)
                    1クリックをお恵み下さい。



                    アメリカ・ファースト

                    0
                      ツィッターで散々喚いたので
                      ご存知の方はご存知だが

                      それはオランダの1本のビデオから始まった。

                      とは言え、まずはそのモトになったビデオを貼っておく。
                      日本のニュースでも流していたとは思うのだが
                      全部聞いてないぞ、という方は、ぜひどうぞ。



                      なかなか簡潔な英語で(笑)
                      英語がものすごく苦手な私でもわかる(爆笑)
                      まぁ、言ってる事は、マトモと言えばマトモなのかもしれないけれど

                      上記のビデオの9分くらいのところ
                      アメリカ・ファースト!!! をおちょくって

                      まずはオランダのテレビの深夜番組で
                      下のようなビデオ・クリップを流したのである。
                      テレビ番組のオランダ語だが、39秒あたりから始まります。



                      さて、これを見たドイツの放送局の深夜番組が
                      オランダがセカンドの訳がないだろう
                      俺たちドイツがセカンドだ!!! とビデオを作った。
                      (テレビ番組で前置きがドイツ語(これも面白い)だが
                       当該のクリップだけ見たい方は、1分47秒くらいから始まります)



                      ドイツのこのクリップの中で

                      貴国には KKK があります。
                      ドイツには FKK があります

                      というところを思い出すだけで笑えてくる。
                      (FKK = Freikörperkultur の略。要はヌーディスト)

                      それに乗っかって
                      他の EU の国が、どんどんおちょくりビデオを作成。

                      とうとう、アメリカ・ファーストは認めるから
                      俺たちをセカンドにしろ、という EU 内の公式クリップのサイトが出来た。

                      と思ったら
                      俺たちセカンド、は EU 内に留まらなくなってしまって
                      とうとう世界地図まで出来てしまった。
                      そのサイトは こちら

                      世界各国のロケーションの勉強にもなります(笑)

                      今までのアメリカ大統領の醜聞や
                      選挙中のとんでもない発言や
                      メキシコとの壁を作る問題とか
                      様々な局面を取り上げて

                      各放送局が、アメリカ大統領の話し方の真似をして
                      自分の国を紹介して、ウチがセカンドだ、と言い合う
                      ビデオの競演である。

                      オーストリアは後発隊だったし
                      オーストリア国営放送のジョーク番組部門が作ったにしては
                      全然面白くない。

                      (それでも見たいという方
                       途中で出てくる、娘さんと家の内部と白いコンクリートの外観の家は
                       何年か前に娘を地下に閉じ込めて、何年も近親相○をしていたという
                       オーストリアの大スキャンダルの家です)

                      ドイツが例のあの人物を取り上げているのだから
                      あの人物は実はオーストリア人だった、とかやっちゃえば良かったのに。
                      (オーストリアは音楽の国。
                       音楽家が数多くいます。
                       ベートーベン ピーッ いかん、ボン生まれだった。
                       でも間違いなくオーストリア生まれのヒ○ラーという偉大な人物が
                       ・・・とかね。私ならやっちゃうが)

                      大笑いできたのはスイス(これは先発の方)

                      スイスには金塊がたくさんあります。
                      ユダヤ人はスイスに金塊を預けて
                      不思議な事に、何故か、ほとんど戻って来ませんでした。
                      我々はこの金塊をフォンデューのように溶かします。
                      フォンデューはスイス人は食べず
                      もっぱら観光客用ですが、観光客はこれが大好きです。

                      ・・・というところには大笑い。

                      ついでだが、スイスの自虐ネタで
                      ユーロヴィジョン・コンテストで毎年12ポイントというのは
                      12ポイントって最下位なんです(爆笑)

                      追随しているのがルクセンブルクで、これもクセモノ。
                      何故かサイトからはリンクしていなかったので
                      勢いづいて載せておく。



                      各国が(たぶん)国威にかけてジョークを作っているので
                      かなり笑えるシーンもある。

                      チェコなんかは、何故かすごくキレイな英語で
                      我々の国にも壁があります。
                      この壁は非常に堅固で
                      入ってくるどころか、出て行く事もできません(爆笑)

                      ヨーロッパ以外でモロッコなんかちょっと凄まじいよ。
                      男性の暴力で出来た痣をどうやって隠すか、という
                      テレビ番組まであります。
                      メラニアは喜ぶでしょう
                      ・・・って、ちょっとすごくないですか。

                      興味のある方は、それぞれリンクのビデオをご覧あれ。
                      各国の紹介ビデオにもなっていて
                      (多少の皮肉が入っているし
                       他国へのヘイト・スピーチもジョークで入っている)
                      かなり楽しめます。

                      国威にかけてまで、こういう事をやる精神も謎だけどね(爆笑)

                      それは良いんだけど
                      これに対して、当のアメリカ大統領が
                      ツィッターなんかで反応するか、と思っていたら
                      今のところ沈黙を守っているのが・・・ちょっと不気味。

                      だってね、こういうおちょくりをやられた時に
                      最適な攻撃方法って

                      諸君、みんなアメリカ・ファーストを認めてくれてありがとう。
                      では、諸君たちをみんなセカンドにしてあげよう。
                      その代わりに、国家予算の100分の1ほどで良いから
                      アメリカに寄付しなさいね

                      とか言い出したらどうする?

                      で逆らったら、ではレッド・ボタンを押すぞ・・・とか
                      いや、実に冗談にならないのがコワイ。

                      後世の教科書に
                      第三次世界大戦は
                      インターネットに載った冗談ビデオが発端でした
                      ・・・なんて書かれなければ良いけれど、と
                      半分本気で心配している私に
                      どうぞ本日も1クリックをお恵み下さい。



                      就任直後のあの大混乱は、ともかく凄かったし
                      ドイツのアナウンサーが言っていた通り
                      本当に目が離せなかった。
                      本気でコワイです、この人。まぁ、他にもコワイ人はいるけど。

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