引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その8

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    明日からまたまた
    連日コンサート通いの予定だが(懲りないワタシ)
    今日は、夕方に試験があったので
    夜は空けておいた。

    よって、書く事がないので
    以前シリーズ7まで取り上げた
    お達者倶楽部キャンパス日記の続きを・・・

    ええ、誰も読みたくないのはわかってます(開き直り)
    明らかなマウンティングだしね(わかってるじゃないの)

    人間って、基本的に「あ〜、よくやってるね」って褒められると
    嬉しいじゃないですか、いくら劣等生でも。
    (メールでお褒めの言葉を頂くのは遠慮させて頂きますので
     そこんとこ、どうぞ宜しく)

    大学も日本で言えば3年生に突入の5学期目。
    必須科目はほとんどカバー。
    一つだけ、わざと試験を受けない必須単位を残しているのには
    理由があって

    この専攻、学業を終える「前」までに
    ラテン語の試験に合格しなければならないのだ。

    これを間違えると、必須・選択すべて取って
    論文まで書いてしまってからラテン語の証明書を出しても
    卒業できない、という恐ろしい事態になってしまう。

    で・・・
    ラテン語です(沈黙)

    大昔、グラーツ大学に留学生で潜り込んだ時は
    主専攻を哲学にしていたので
    2学期が終わった時点で(当時)
    ラテン語の試験に合格しているのが条件だった。

    あの時は奨学金を口八丁手八丁でブン取って来たので
    1年間=2学期という制限があったから
    最初の学期は週に3回のラテン語の授業に行ったものの
    これやってたら、他の授業、何も出来ないじゃないかぁ!と叫んで
    2学期目はばっくれたのである。

    その時にラテン語アレルギーを発症してしまい(わはは)
    日本の大学院に入った時に
    一応、日本の大学で「ラテン語入門」なるモノも取ったんだけど

    以下、意図的に省略させてクダサイ・・・

    2年間、ラテン語から逃げまくっていたが
    さすがに、そろそろ始めないとヤバイだろう。
    ラテン語のコースは
    週に3回(1回1時間30分)で、2学期(1年)である。
    ・・・ぜいぜいぜい(汗)

    大学休みの8月・9月を利用して
    プライベートに補習校(私立の予備校)に行って
    (もちろん有料である)
    週に2回、それぞれ3時間という
    ラテン語試験準備クラス(基礎知識ゼロでオッケー)に通った。
    (最後の方の数回は、しんどいので、ばっくれた)
    いや〜、この補習に行っておいて、本当に良かった。

    だって、大学のクラスに来ている若い(あるいは年配の)学生
    だいたい、数年、学校でラテン語やったけど
    試験は受けなかった、という人がほとんどだし

    自分でラテン語やっていなくても
    親や兄弟・姉妹がやっている、という人ばかりで
    全く基礎知識のない初心者って、ほとんどいない。

    先生も、またそのつもりで
    結構、激しく攻めてくる(誤解を招くか、この言い方)

    補習校では、ワケのわからんままに
    1ヶ月ちょっとで文法すべて叩き込まれたから
    授業が早くても、今のところ、文法関係はついて行けている。

    いつ落っこちるかはわからんが
    落っこったらマジにやばいので
    全くない記憶力を激しく揺り起こしながら
    デア・デス・デム・デンの代わりに
    オー・エス・ティ・ムス・ティス・ント とか
    ア・アエ・アエ・アム・ア・ア とか
    呪文のように繰り返す毎日。

    主専攻の方だが
    将来的職業云々を全く考えなくて良い立場なので
    興味があって時間の合う授業には
    単位を取るか取らないかは別にして
    聴講生で演習に潜り込んだり
    全く違う分野の単位を取ったりしていて

    単位だけはわんさか取れてはいるものの
    足りない部分と、多すぎる部分が混在している有様。

    今学期はラテン語(来学期も続く)と同時に
    今まであちこちの分野に手を出してきた
    副専攻をドイツ語学に絞って、講義4コマ。

    ラテン語と一緒にやっているので
    頭の中が文法用語で満杯になっているけれど
    基本的には日本語に訳さなくて良いのは、実は楽。

    音楽分析は、もう取っているので単位としては不要なのだが
    先生と学期によって
    音楽分析の内容が違う。

    今学期のバルトークからストラヴィンスキーの分析は
    ワタクシ的には、どうしても見逃せないし

    鍵盤楽器の曲の分析も、バッハからブーレーズまで、という
    こちらは和声よりはフォームが主な対象分析だが
    これは、単位は取らずに聴講生として出席させてもらう予定。
    (よって、宿題もやらず、試験も受けずの気楽な身)

    あと、他の学生からは呆れられているんだけど
    バチュラー・ゼミを2つ取った(ホントにアホである)
    まぁ、単位を落とす(成績5で不合格)んだったら
    それはそれで仕方ないけれど
    興味のある分野だし
    バカだし記憶力ないし、勉強する根性もあまりないけれど
    興味だけで、ちょっと頑張ってみようかなぁ、という甘い選択。

    ところで、音楽学なるものを2年間学んで来て
    私の趣味であるコンサート鑑賞に
    何か影響があったかと言うと

    全然ない(断言)

    そりゃ、聴いていて転調があったりすると
    どの和声を通じて、どう取り扱っているのか
    興味がムクムクと湧いてきたり
    (コンサート後1時間でたいてい忘れる(自爆))
    現代曲の音響分析を突然やりたくなったりとか
    様々な観点から音楽を見られるようになったような気はするが
    あくまでも「気」である。

    美術史だと覚える事はものすごくあるらしいのだが
    絵画を観る目が全く違って来る、と友人が言っていたけれど
    こと、音楽に関しては
    私の知力が足りないのか能力に欠けているのか
    まぁ、もともとアホで単純人間なので(・・・と逃げる)

    そんなこんなで
    またもや、1日3コマ、4コマとか言う日が
    10月から1月まで続く私に
    呆れながらで構わないので
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    こういう、いじましいランキング・ボタンを使うのもアレだけど
    明日も朝6時起きで、朝8時からの授業に行って参ります。

    鼓樂庵 囃子ワークショップ@ウィーン大学

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      Hörsaal 1 Institut für Musikwissenschaft Universität Wien
      2019年7月4日 14時〜16時

      HAYASHI Workshop
      Leitung: Tazae Mochizuki
      Einführung und Moderation: Prof. Dr. Akio Mayeda

      東京バレエ団の THE KABUKI 3回目鑑賞記も書きたいのだが
      個人的メモなので、同日、大学で行われた囃子ワークショップについて書く。

      授業としての単位は関係ないし
      夏休みに入っているので
      何人くらい集まるのかなぁ、と思っていたら
      同学年同じクラスの、いつもの楽しいメンバーが3人。

      私も知り合いを連れていったし
      学生らしき人や日本の方や
      10人くらいかなぁ。
      少ない人数で勿体ないとは思ったのだが
      その代わり、ワークショップという名の通り
      自分で楽器を触るチャンスがあったのは楽しかった。

      昨年、能楽の授業を取らせていただいた前田昭雄名誉教授が
      いつもの格調高いドイツ語で
      囃子の説明を
      ユーモアを交えてして下さった。

      同学年学生3名は、この授業に出席していたので
      能楽云々と言われても、ちゃんと内容がわかる(えっへん(笑))

      伝統芸能教場 鼓樂庵 の望月太左衛先生のお話が
      非常に興味深い。

      能管・小鼓・締太鼓の演奏から始まって
      能管は、昔、神道で使われていた石笛から変化したもので
      メロディというよりは、雰囲気を表したり
      ひしぎと言って、集中する時に観客の注意を引きつけたりする役目。

      締太鼓は太いバチで、真ん中のバチ皮というところを打つのだが
      テンとツクという種類があって
      テン=天、ツク=着く=地面なのだそうだ。

      大鼓(おおつづみ)は、作り方から見せて下さった。
      紐とは言わず、「調べ」と言う名称で
      何故かと言うと、これも楽器の一部で、紐も鳴るから、なのだそうだ。
      (あ〜、今まで、厚顔無知で「紐」とか言っていた。
       これからは、ちゃんと「調べ」と呼ぼう・・・)

      三社祭や、夏祭りの話になって
      太鼓、大太鼓と鉦での演奏で
      てん・てれ・つくつく・てん・てけ・てん
      というのをみんなで練習してから

      3人づつ舞台に上がり(きゃ〜〜〜っ)
      (だって、望月師匠は「ワークショップですから
       これをやらないと帰してあげません」とかおっしゃるし(笑))
      法被を羽織って、夏祭りの音楽の練習。

      いや〜ん、楽しい ♡
      (こんなことで興奮してどうする?!)

      夏祭りから歌舞伎の話になり
      拍子木の前に「一番太鼓」というものがあり
      最初は、どんどん、どんと来い、という太鼓で
      最後の太鼓は「出てけ、出てけ、出てけ」なのだそうだ(爆笑)

      歌舞伎における太鼓の使い方の説明が面白かった。
      川、海、風は、まぁ、ヨーロッパにもありそうな
      いわゆる音による自然表現だが

      まさか歌舞伎に「雪」の太鼓があるとは・・・・
      (そう言えば、意識にはのぼっていなかったけれど
       確かに歌舞伎では「雪」の音はある・・・)

      バチではなく
      大きめの頭のマレット(のようなバチ)で
      静かに静かに太鼓を触って
      時々、屋根に積もった雪が落ちるところは
      少し音を大きくする、という
      演奏されてみれば
      ああああああ、と納得するのだが
      「雪」に音楽があるなんて

      日本の歌舞伎って・・・す・ご・い!!!!

      太鼓の風との組み合わせで、蝶々も音楽になるし
      貝を擦り合わせてカエルの鳴き声。

      虫の鳴き声は、興梠などの表現があるのだが
      これは日本人にとっては
      秋の訪れに欠かせない「音楽」なのだが
      ヨーロッパ人には、ただの「雑音」かもしれない。
      (グラーフェネックの興梠は音楽の邪魔(笑))

      雨うちわ、というのもあって
      これ、本当に雨の音が出る(やらせてもらった)

      鼓樂庵のウエブ・サイトは こちら

      すごい経歴の師匠なのだが
      偉ぶったところが全くなく
      とても丁寧に親切に、ユーモアを持ったお話が出来るのは
      ご自分の演奏以外に、研究も重ねられた上で
      更に、後進のご指導や
      一般の人たちへの啓蒙活動に励んでいらっしゃるからで
      もう、えらく感激してしまった。

      こういうワークショップを大学で開催して下さったのは
      前田昭雄教授のお力によるもので
      本当にウィーン大学って良いわ〜〜〜(感激している)

      ひたすら遊んでいる(学業単位にはならない)けれど
      論文とプロジェクトの進み具合は如何?と聞かれると
      ちょっと血の気が引いて
      黙り込む私に

      どうぞ1クリックをお恵み下さい(冷汗)



      望月太左衛師匠のツィッターには
      しっかりと写真がアップされている。
      (わはは、同僚がしっかり写っているぞ)

      番外編 オーストリアを震撼させたイビサ事件

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        芸術を楽しむ云々の前に
        昨日、5月17日金曜日18時に
        ドイツのメディアが発表したビデオで
        オーストリアの政治に雪崩が起きた。

        これが、そこらへんのテレビ・ドラマよりずっと面白くて
        5月18日の夕方まで、ずっとメディアを追いかけていた。

        クルツ首相の記者会見が19時45分からだったので
        18日のダンス公演でも、前半が終わった20時には
        観客全員がスマホを取り出してニュースをチェックしていた、という状態。
        (何の公演に行ったのかは、別記事で書きます)

        オーストリアは小国だから
        日本のメディアは、かなり遅い時点で
        ほんの「ちらっ」と取り上げただけなので
        どの小説よりテレビ・ドラマよりドラマチックだったのに
        全くそれが伝わっていないので
        日本のマスコミより、少し詳しく記述しておく。

        まずは前知識。ご存知の方は飛ばして下さい。

        オーストリアの政党は

        国民党:保守系。実業家、教師、役人などが支持者に多い。
            長く振るわなかったが2017年に若くてイケメンなクルツが党首になって
            選挙で大勝利を収めた。

        社会党:労働者保護に力を入れている。伝統的に労働者層に支持者が多かったが
            難民問題でも積極的に難民を助ける政策を出しているため
            最近は、愛国主義を標榜する自由党に票が流れている。

        自由党:極右の愛国主義を主張する党。
            代々ナチスの党員だった人とその家族も多い。
            外国人は出ていけ、というのを堂々と主張する。
            党首イェルク・ハイダー (1950-2008) が
            1986年に36歳の若さで党首になってから
            その問題発言にもかかわらず、カリスマ的なオーラで支持者を増やしたが
            2008年に突然の交通事故のため急死(享年58歳)
            その後、ハインツ=クリスティアン・シュトラッへが党首になり
            同じようにカリスマとクリーンなイメージで
            社会党の難民政策に納得しない労働者や
            外国人反対運動の支持者を得て
            票を伸ばしている。いわゆるポピュリストである。

        他にも、緑の党や、リベラルのネオスなどがあるが、ここでは割愛する。    

        オーストリアの連邦政府は、2017年から国民党と自由党の連立政権。
        国民党はコンサバ保守だが
        当時31歳だったセバスティアン・クルツを党首にして
        選挙では大勝利を収めた。

        比較的厳しい難民政策を挙げたため
        社会党とは相入れず
        結局、自由党との連立政権が成立。
        (これは、自由党の極端な外国人排斥政策に対して
         正面から戦わず、うまくまとめて中庸政策にした上で
         外国人排斥には賛成だが、極右の自由党を選びたくない、という
         有権者を国民党に取り入れた、という側面があると思う)

        さて、ヨーロッパ連合へ出す議員の選挙も近づいた5月17日(金)の18時。
        金曜日だったし、普通なら、
        ジャーナリスト含めて、みんな帰宅への途中、という時間。

        南ドイツ新聞と、北ドイツのシュピーゲル誌が
        ウエブ上に、シュトラッへと、その腹心グデーヌスが
        ヨーロッパのリゾート地イビサで
        「ロシアの大富豪の姪」と
        2017年の選挙前に
        隠し財産の出資話に応じているビデオを発表。

        オーストリア全土が揺れた、政治的大爆弾が投下された。

        6時間以上、話をしていたらしいのだが
        公表されたのは、その中の一部。

        ただ、これがもう・・・絶句モノの政治家のホンネ。
        (いや、これを全部の政治家のホンネと言ってはいけないと思うが)

        ロシア大富豪の姪は、出資したいが
        公にできない金なので・・・・・と繰り返しているらしい。
        (そこはビデオに登場しない)

        それに対して、シュトラッへ曰く

        クローネ新聞を買いなさい
        (註 クローネ=オーストリア最大の日刊新聞の一つ)
        そしたら、3人か4人、ちょいちょい、と首を切って
        我々の支持者を5人ほど入社させて
        選挙の前にクローネ新聞が扇動したら
        27%じゃなくて34%は選挙で取れますよ。

        そうしたら、建築会社を設立して
        我々が政権に入ったら、
        今、公共事業を請け負っているS社のやってる仕事を
        全部、あなたの会社に発注しますから。

        党への寄付は、党に直接ではなく
        とある協会に寄付して下さい。
        協会への寄付なので、会計監査院は通りません。

        大きな会社(ここでいくつかの具体的な会社名が出てくる)は
        大金を(金額に関する言及あり)この協会に寄付してます。

        ちなみに、ここで出された具体的な会社は
        政治的寄付については否定している。

        ついでだが、その後に
        ジャーナリストなんて、みんな娼婦みたいなものだ、とかも言ってるらしい。

        大きな会社も敵に回したが
        それよりも、最大の日刊新聞の一つ、クローネを名指したので
        当該のクローネ紙は、もうカンカン(笑)

        クローネの競争相手のスタンダード紙なんか
        すぐに「うちの新聞はロシア人なしでもお買い求めになれます」
        なんて言う宣伝を打ってくるし(爆笑)

        昨日金曜日の夜
        当該のシュトラッへには、マスコミは連絡がつかず
        自由党事務官のコメントは唯一

        「シュトラッへは法律に触れる事は言っていない。
         このビデオは違法に撮影されたものなので訴える」

        ・・・もちろん、このビデオは偽物だ、とは言えない(本物だから)

        クリーンなイメージを出して
        オーストリア国民が一番です!!!みたいな事を
        堂々と言っていた党首が
        裏でロシア・マフィアと繋がりたがっていたとはね。
        (この会見そのものが、どうもフェイクらしい。
         隠しビデオも、しっかりとカメラを設置して撮影していた)

        しかしまぁ、ここまでホンネを言ったらヤバイわ。
        いくら酒が入っていたとは言え
        ヨーロッパ社会では、酔っ払っていた事は言い訳にならない。
        何せ、ワインの中に真実はある、と言う民族だし。

        一夜明けて土曜日。
        普通は週末で、誰も仕事していない筈だが
        首相官邸のあるホーフブルクの一角は
        物見高いオーストリア人で一杯。

        シュトラッへが12時に会見を開くというので
        ヒマな人たちが集まったらしい。
        (テレビのインタビューで「ヒマだから来てみた」と言ってる人がいた)

        自宅にはテレビ・・・はないので
        オーストリア国営放送のインターネット中継に齧り付く。

        12時少し遅れて登場したシュトラッへは
        最初に辞任云々は言わず

        国際的陰謀の犠牲になった哀れな自分を強調し
        国民党との連立政権で、すべてが上手く行っていた事を強調し
        私の人生で最も大切な妻に詫びなければならない、と強調し

        それからやっと
        首相に、副首相辞任を伝え、容認された。
        此れを以て自由党からも脱党し、党首はホーファーが継ぐ
        酒が入っていたとは言え、大きな間違いをしたのは認める、と言って

        マスコミに質問の時間も与えず
        さっさとホールを去っていった。

        いやもう、最後の最後に
        国際的陰謀論を強調し
        自分はちゃんと政治的業績を上げていたのに
        陰謀の犠牲になった、妻に申し訳ない
        昨日から激励してくれた支持者の皆さま、友人にも申し訳ない、と

        悲劇の主人公を演出するのを忘れないところは
        さすがに政治家(だった)というか
        ブレインの原稿が巧いのかもしれないが
        未練たらしいと言うか、しつこいと言うか(爆笑)

        同席していたグデーヌスも同様に政界から去った。
        (この人、お父さんも有名なナチスの政治家だった2代目議員である)

        いやしかし、この鮮明なビデオ
        しかも2017年の録画が
        どういうルートで
        しかもヨーロッパ連合選挙を直前にした
        このタイミングで
        ドイツのマスメディアが発表する事になったのか

        実際にシュトラッへは見事に嵌められたわけなのだが
        これは対立政党による陰謀なのか
        それとも、自由党内でシュトラッへの人気を羨んで
        自分がトップに登りたいという内部争いなのか
        あるいは、どこかの秘密団体が
        資金のネタになるように誘導したものなのか
        (だってこれ、情報提供者が無料で出したとは思えないでしょ?
         巨額の裏の資金が新聞社から放出されている筈だ)

        公表されていないビデオ部分には
        他の政治家の悪口とかも入っているらしい。
        現在では Spiegel の記事も有料会員限定になっているようだが
        金曜日の18時過ぎにすぐにニュースに飛びついて
        オペラ座のバレエから帰ってから、ずっと記事を追っていた私は
        シュトラッへのオリジナル・ビデオを
        (ちょっと、いや、かなり笑いながら)鑑賞する事が出来た。

        オーストリア首相、セバスティアン・クルツは
        この件に対し
        19時45分に記者会見を行い
        できるだけ早く総選挙をする、という意向を示し
        20時過ぎにオーストリア大統領から
        総選挙の認可を受けたとの事。

        発覚してから18時間で集結した
        政治的失脚劇は
        そこらへんのドラマより面白かった。

        オーストリアの選挙は党選挙であって
        各個人に票を入れる方式ではないので
        各党は、それぞれの政策を明確に打ち出して選挙に出てくる。
        その意味で、選挙の際にあまり迷う事がないのが楽。

        とは言え、オーストリア国籍を持っていない身としては
        自由党がどんどん票を伸ばして行くのが不安だったのだが
        (政治はこちらでは身近な問題に直結する!)
        自由党、ざまぁ見ろ、という感じだったな。

        という訳で、本日は番外編。
        夕方のダンス公演については、また後で書く予定だが
        このドラマをリアルで追えて
        結構、楽しんでしまった私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        ウィーン音楽大学 シニア部新設

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          オーストリア連邦の文部省は
          2020年秋からウィーン音楽大学に
          新しい部を設ける旨を公式に発表した。

          ウィーン音楽大学と言えば
          アメリカのジュリアード大学と並んで
          芸術関係では世界一を誇る大学。

          世界中からの留学生が試験を受けに来るし
          才能のある子供たちの早期教育にも力を入れている。

          新設する予定の部は
          シニア音楽専攻部である。

          文部大臣のシュヴェッツァー博士曰く

          世界に名だたるウィーン音大では
          早期教育に力を入れているが
          昨今、政府からの文化予算の削減もあり

          早期だけではなく、遅期の教育にも参入し
          60歳過ぎのシニアたちの
          隠れた財産、いや、隠れた才能を
          大学で発掘しよう、という主旨であるとの事。

          若い才能ある学生たちの学費負担を少なくするため
          シニア部の学費は、通常の4倍くらいを予定。
          現時点でヨーロッパ連合以外の国からの留学生の学費は
          1学期で800ユーロほどだが
          シニア部の学費は、1学期で3000ユーロ、約45万円にする事が検討されている。

          年金をもらって退屈しているシニアのクラオタは非常に多い。
          コンサートやオペラに行くだけの資金の余裕がある層は
          この程度の学費であれば、喜んで支払うであろう。

          と文部大臣は自信たっぷりである。

          シニア部入学の条件としては

          60歳以上、上限はなし。
          学費を納入できるだけの経済力
          初心者に限る(経験者不可)

          ウィーン音楽大学は非常に難しい入学試験がある。
          シニア部にも、同様に、レベルの高い入学試験を課す。

          弦楽専攻では
          左腕を挙げたまま、1分間キープするという試験。
          (弦楽専攻対象楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの他
           エレキ・ギター、リュート、テオルベ等も対象になる予定)

          管楽器専攻では、肺活量が重要であるため
          息を止めて20秒我慢できるかどうか
          (管楽器はホルン、トロンボーン、チューバ、トランペット
           フルート、クラリネット、オーボエ、コールアングレに加え
           リコーダーも現在検討されている)

          指揮専攻では、もっと厳しくなり
          立ったまま、両手を上げて、そのまま3分間キープできるか

          作曲専攻の試験では
          ト音記号とヘ音記号で書かれた
          ルソーの「結んで開いて」の歌を初見で歌えるかどうかが問われる。

          各地にあるシニア・クラブからは
          入学試験が難し過ぎる
          指揮者は腕を3分もキープしないだろう
          などの反対意見も活発に出ているため
          試験のレベルについては、学内と文部省で調整中である。

          楽器に関しては、最初の1学期は、大学で使用された後
          ほったらかされている楽器をレンタルできるが
          2学期目からは、自分の楽器の購入が条件。

          大学と結託している業者から
          30%のコミッションを上乗せした価格での楽器購入が必須となる。

          このコミッションは、政治家への献金として使われ
          このシニア部存続のための重要な資金源となる。

          シニア部の学生たちを集めて
          2学期目からは、オーケストラの結成も予定。

          主な作曲家の名前は、既存のオーケストラに使用されているため
          名称の決定には様々な問題があるが
          現時点での大学の意向としては
          サリエリ・オーケストラという名称を検討中。

          ただし、サリエリの子孫がクレームをつけて来たら
          その時には、また名称について活発な議論が繰り広げられるであろう。

          サリエリ・オーケストラ(仮)は年に1回
          コンサートを予定している。
          指揮は、ウィーン音楽大学指揮科で
          最も成績が悪かった学生に与えられる課題となる。

          楽器初心者のくせに、コンサートに行きまくって
          様々な超一流指揮者や超一流オーケストラの演奏に
          文句つけたり、けなしたりしているシニアのクラオタ・メンバーによる
          初心者オーケストラの指揮は
          指揮専攻の学生にとっては
          その職業を将来も続けられるかの、大きな試金石になる事が期待されている。

          ウィーンの60歳以上の人口が
          25%を超えている現状で
          シニア・ビジネスが疎かにされ過ぎている。
          財産を持ったシニアが、音楽という運動を通じて
          大学に、その財産を放出しながら、健康的に生活できるよう
          場合によっては、自宅への出張講義も考慮すべきである

          というシュヴェッツァー博士の発言に対して
          野党側からは

          それは近所迷惑になる

          という反対意見も出ており
          活発な議論が行われているが

          オーストリア連邦政府としては
          自分たちにも、楽器のコミッションのおこぼれが入ってくる可能性が高いので
          前向きに検討したい、という意向を明らかにしている。

          というのを本当かな、と思った方は
          本日の日付をご覧下さい。

          ついついアホな事を妄想してしまう私に
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          引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その7

          0
            来週から大学の第4学期目が始まるし
            今日も珍しくナイト・ライフがないので
            2017年末に詳しく書いたキャンパス・ライフのその後について
            ちょっと書いておく。

            ほとんどの読者には興味がないと思うので
            どうぞスルーして頂いて構いません 😅

            2017年末の記事のおさらい(笑)

            まずは入学準備と書類でのドタバタその1は ここ
            更に書類についての記載は こちら
            学部・選考決定のプロセスは ここ
            最初の振り分け講義 STEOP に何があるか、その2 というのは こちら
            (STEOP についてその1は学部・選考決定の記事に記載)
            何故か物理学だの解剖学があるのにひっくり返った記事は ここ
            論文に大苦労編は こちら

            ウィーン大学の講義録は ここ に記載されているので
            将来、(引退後に)入学を目指す方は、どうぞご参照下さい。

            基本的に高校卒業証明書があれば、入学試験はないが
            最近、いくつかの専攻では、適性試験と入学試験がある。
            3月末までに、夏学期と2019年・20年冬学期の入学試験申し込みが必要になる。
            情報は ここ
            以前からの専攻に加えて、今年はいくつか学部が増えた。
            入学試験が課される専攻は以下の通り

            法学・経営学・国際経営学・経済学・情報工学・経済情報工学
            新聞学とコミュニケーション学、英語学、化学
            教育学、心理学、社会学、政治学、文化社会人間学
            翻訳・通訳学、生物学、薬学、栄養学、スポーツ学

            上記専攻に関しては、ドイツ語能力 C1 が条件でもある。
            (他の専攻は B2 で良いはず・・・)

            自分のドイツ語能力をオンラインでテストしたい人は
            日本のゲーテ・インスティトゥートが
            無料のオンライン・テストをオファーしているので
            トライしてみて下さい。

            日本の高校卒業資格はオーストリアの資格にはならないので
            実際は日本の大学卒業資格があった方が良い。
            (短大出でも拒否されて苦労したケースがある)
            私が学部生で留学した時には
            日本の大学での最低2年の在籍証明が必要だった記憶がある。

            (註 上記条件を全て満たしたとしても
               オーストリアの滞在許可については
               私は知りませんので念の為)

            音楽学専攻の学部(バチュラー・コース)には
            (講義録を見たい人は こちら です)
            STEOP1と2の試験の後に Arbeitstechniken という
            どうやって調べ物をするか、どうやって論文書くか、という演習があり
            これに合格すると、バチュラー・ゼミを除いて、すべてに参加可能である。

            必須科目は61単位ある。

            トーンザッツ(楽理・和声等)の1と2、及び楽曲分析
            1600年までと、1600年以降の音楽史、歴史記譜法演習
            音楽史(4つあるうちの2つが必修)
            民族音楽入門、民族音楽実習
            システム音楽学入門と、システム音楽学の演習1つ
            ポピュラー音楽

            もちろん平行してプロゼミ(2つ取るとバチュラー・ゼミ参加資格が出来る)や
            他の講義や演習を取って、選択科目(36単位必須)に入れる。

            2017年に書いた時には
            楽理については書かなかったのだが(トラウマです(笑))
            音楽学校とかを出ていて、楽理やってた学生は
            楽理入門(STEOP) と、トーンザッツ1は学校時代の単位でカバーされる。
            トーンザッツ2と楽曲分析は必修。

            私の世代に特有のものかもしれないが
            小学校・中学校・高校で、選択科目でも音楽を取っていたのに
            学校の授業では
            モーツァルトはオーストリア人でベートーベンはドイツ人とか
            (それは全く間違ってる!)
            シューベルトの冬の旅を歌わされたりとか
            もしかしたら、あったのかもしれないけれど
            学校の音楽授業で、楽理を教えてもらった記憶がない!!!!!

            音楽大学とかに進学する予定の人は
            別途に個人教師について、ソルフェージュとか聴音とか
            楽理とかやっていたのだろうが
            私は、そういう才能は一切なかったし
            そこまでして費用をかけて習うだけの経済的余裕もなかった。
            日本語での楽理入門書とかを手に取ってはいたが(以下省略)

            2017年の STEOP の楽理、ちょっと凄まじかったからなぁ。

            だって、インターバルから始まって、調性から教会旋法
            ゲネラル・バスから和音の展開形
            機能和声まで行って、カデンツ(終止形)の書き方まで
            週1回の授業で、2ヶ月ちょっとで詰め込まされたのである。

            毎週、すごい量の練習問題の宿題があって
            試験までに、練習問題を1回どころか、3回以上繰り返して
            ワケわからないところは無理やり暗記した。

            ちなみに、そのワケわからないところは
            その後のトーンザッツ1と2で、あ〜、これだったのね?!と驚きます(笑)
            (トーンザッツ1の試験に合格しないと、2の授業には出られません、念の為)

            楽理って、音楽の言語のようなもので
            何故、こういう基礎的な知識を学校で習わなかったのか
            日本の学校の音楽教育って(少なくとも当時は)何だったんだろう。

            まぁ、リーマンの機能和声については
            そこまで無理してドミナントに解釈しなくても?というのはあるけど。
            (賢い同僚が、何で階層法じゃイケナイんですか?と
             先生に喰ってかかってた(笑)まぁ、それもわかる・・・)
            基本的知識は持っていないと
            楽曲分析の時に、論文を山ほど読まされるので
            機能和声がわからないと、全く理解できない(ものもある)。

            さて、大学の演習とか実習とかプロゼミ等には
            人数制限というものがある。
            期限までに申し込みをしなければならない。
            申し込みの際には
            1学期につき1000点のポイントがあるので
            そのポイントを如何に仕分けるか、という技術が必要になる。

            自分の申し込んだ演習とかゼミに
            どの位、他の学生が申し込んでいるかを
            刻々とチェックしながら
            自分の持ち点を注ぎ込んだり、外したりするという
            まるでカジノだな、これは(爆笑)

            例えば20人限定の演習に、30人の申し込みがあったりする場合には
            1000点の持ち点から、300点くらい突っ込んでおく。
            40人制限で、申し込み20人とか言う場合には、1点で大丈夫。
            (必ず点は入れなければいけない)

            私は来学期はプロゼミをどうしても最低もう1つ取っておかないと
            5学期目にバチュラー・ゼミに入れないので
            とあるプロゼミに申し込んだら、結構な人数がいて
            ポイントはかなり突っ込んだのだが
            それでも落ちたら、他のプロゼミを1つ取らねば、と
            もう一つプロゼミに申し込んでおいた。

            結果的に両方とも入ってしまった・・・(汗)
            プロゼミ2つを1学期にやる、というのは
            ちょっととんでもない事になるかもしれない。

            ただし、プロゼミも演習も、3月に授業に出てみて
            あ、こりゃダメだ、と思ったら
            3月31日までに申し込みの取り下げは出来る。
            取り下げを行なわないと、成績5(不合格)がついてしまうので
            気をつけねばならない。

            ただ、演習でもプロゼミでも
            ポイントが足りず入れなかったものに関しては
            最初の授業に出てみて
            先生に激しく自分のやる気をアピールすると
            入れてくれる事があるので
            最初の授業に出る、というのは非常に大切である。

            来週からの学期
            私は張り切りすぎて、すごい数の演習とか実習に申し込んで
            しかもそれが全部通っちゃったので、今、アセアセ状態。
            3月中にキャンセルするものを決めて、課目数を絞る予定。

            こちらの大学は「研究機関」である(断言)
            何かを学ぶ、というよりは
            自分で調べて発表して論文を書く、というのが中心になるので
            あまり多くの演習とかゼミとか入れられないのだ。
            演習1つ取ると、少なくとも授業の2倍以上の時間が
            自分の勉強のために必要になるので
            ただ授業に出てます、というだけでは単位は取れない。

            音楽学専攻の学生のうち
            たぶん、80%以上はポピュラー出身。
            プログレのグループでセミプロで演奏しているとか
            ロック・グループでボーカルや楽器をやってるとか
            民族音楽の方だと、タンゴとかダンス音楽とか
            いわゆるクラシック畑の学生は少ないのだが
            ウィーン国立音楽大学に通いながら、平行して来ている学生もいるし
            私のような引退老人のほとんどはクラシック畑。

            だから、ベートーベンやショパンと並んで
            ローリング・ストーンやプログレの授業が並び
            ガムランの実習とかいう授業があるかと思えば
            1300年頃の計量記譜法の楽譜で歌いましょう、みたいな演習もある。
            もちろん、物理学(システム音楽学)の音響分析とかも。

            学期ごとに、各先生たちが
            様々なテーマでの演習やゼミを用意してくれる。
            必須科目を除いて、同じテーマでは繰り返さないので
            その時にしか出来ないものが多い。
            (私の1学期目にあった現代音楽のプロゼミは
             その後、全然オファーがない・・・(涙)先生、戻ってきて!)

            だからと言って
            あまり詰め込みすぎると
            自分の許容範囲を越えてしまったら
            全然意味がないので
            (勉強時間・研究時間を充分に確保する必要がある)
            来学期、どこまで出来るか
            ちょっとワクワクな私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            日本からの留学生も居るんだろうなぁ、とは思うのだが
            留学生の場合は総合大学じゃなくて音楽大学に行ってしまうケースが多いし
            留学するにしてもバチュラーじゃなくて
            最初からドクター・コースとかに入って来るんだろうと思うので
            ほとんどキャンパスでは見かけません。

            テルメとサウナ その3

            0
              テルメとサウナ その1 は ここ
              テルメとサウナ その2 は ここ

              本日はアウフグスの後から温水プールまでの事を書く。

              *******

              アウフグスの後、体温をある程度戻したら
              まずはデッキ・チェアでゆっくり休む。

              水分補給は大事。
              高いミネラル・ウォーターを買う必要はない。
              「温泉」は飲用水でもあるので
              サウナ領域には、必ずどこかに「飲用水」と書いた蛇口がある。
              「温泉の水」なので多少クセがある事も多いが
              健康に良い事は間違いない。
              (もちろん、サウナ・バーもあるので
               そこで高いお飲物をお求めになってもよろしい)

              ともかく、身体を休めに来ているので
              せかせかしてはいかんのである。
              ラー・アン・デア・タヤは時間制だが
              バート・タッツマンスドルフやルッツマンスブルクの場合は
              私はよく時間制限のない夕方チケットで行くので
              (タッツマンスドルフだと午後15時30分から割引料金有効で時間制限なし)
              デッキ・チェアで気持ちよく眠りこけてしまっても良い。

              日本の温泉かスーパー銭湯のようなテレビはない(笑)
              デッキ・チェアは背中をぐっと押すと後ろに倒れるので
              足が上がって寝るのには最高の形になる。

              熱いサウナ(90℃前後)が苦手な人は
              スチーム・サウナもある。

              スチーム・サウナにはタオルを持って入ってはいけない。

              これ、結構、こっちの人でも戸惑う人がいるのだが
              入ったら、まずは備え付けのホースで
              自分が座りたいあたりに、水をかける。
              (前の人の汚れを落とすため)
              水を手で少し払ってから、タオルなしにそのまま座る。
              時間制限はないから(温度は低い)
              体調と相談しながら、ある程度のところで出る。

              低温サウナというのも時々あるが
              (ラー・アン・デア・タヤには今回はなかったような気がする)
              これは低めの温度で
              時々、中で環境音楽や、色の変わるライトなどが点いていて
              リラックスしながら、30分〜40分ほど。
              これは、高温サウナより場合によっては大量の汗が出る。
              (私は短時間勝負が好きなので、あまり入らないが)

              サウナの後、外のデッキ・チェアで風にあたるのも気分が良い。
              大空を眺めながら、自然の風に身を任せていると
              身体も神経も解放されて行くのが実感できる。

              サウナ領域は通常、子供(16歳未満)は立ち入り禁止なので
              テルメにおこちゃまが溢れて大騒ぎしている時でも
              比較的静かである。

              ルッツマンスブルクなんかは、家族(ベビー含む)がターゲットなので
              16歳以上の大人領域が広い。
              ベビーと一緒に来るおじいちゃん・おばあちゃんも多いから。
              (ルッツマンスブルクは本当にベビー用領域がある。
               子供の頃から泳がせると頭が良くなる(らしい)ので
               エリートっぽい親がベビー連れて大挙にやって来る)

              サウナ領域からテルメのプールに移動する際には
              その前に水着を着用して出る。

              テルメ領域は水着着用が義務!!!
              ただし、かなりの年配でもビキニは着るし
              (セパレートは脱ぎ着が楽)
              日本みたいに「おしゃれして、うふ」というタイプは少ないので
              どんな水着でもかまわない。

              テルメ=温泉は、温泉ではなく温水プール。
              水着をつけて入り
              中での激しい動きは禁止。
              温水プールなので、平泳ぎや背泳ぎで、ゆっくり泳ぎ
              ヘリのところに座れるように段が作ってあるので
              そこに座ってゆったりするのが基本。

              ゆったりしながら、オーストリア人たちが
              何をやっているか(?)については
              明日、また続きで語る予定の私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              今日、仕事で市内にいたら
              ブロムシュテットがホテルに入っていくのを目撃 (^^)v
              お元気そうで、土曜日・日曜日のウィーン・フィルの定期が楽しみ。

              テルメとサウナ その2

              0
                9月16日に書いた記事の続き。

                ラー・アン・デア・タヤのテルメは時間制で後払い。
                これはテルメによって違う。
                先払いもあってその方が普通かもしれない。

                最低料金18ユーロ50セントには3時間が含まれていて
                それ以上の時間は30分ごとに1ユーロ70セントの追加料金。
                あるいは5時間以上の場合は1日券で27ユーロ。
                18時以降の夜だけ有効料金は18ユーロ50セント。
                サウナに入ると追加料金で8ユーロ50セント。

                テルメによって多少の違いはあるけれど
                上記の値段を激しく逸脱するものではない。

                チップのついた手首に巻くバンドを渡されて
                その数字のロッカーを目指す。
                ロッカーの近くに、番号のついていない多少広めの
                着替えボックス的なドアがあるので
                そこに入って
                座るあたりに原始的な鍵(横にしてドアをストップする)があるので
                それを倒して、誰も入れないようにする。
                (両方のドアにあるので注意、普通は連動している)

                夏休みとか、混雑している時は
                この着替えボックス使わずに
                ロッカーのあちこちで家族が
                子供も大人も、大々的に着替えをしているけれど
                まぁ、ボックスが空いていたら、そこを使うに越した事はない。

                別に使わずにロッカーの前で裸になっていても
                誰も何も言わない(笑)

                着替え終わったら、自分のロッカーに全部入れて
                手首のチップで鍵をかけよう(これ重要)

                私の目的はサウナなので
                裸にバスローブを着て、そのまま直接サウナに向かう。
                手首のバンドのチップを入り口にかざし(これで料金が加算される)
                入ったらデッキ・チェアを確保して
                全部脱いで、バスタオル持ってサウナに向かう。

                サウナ領域も、昔に比べると、かなり改築していた。
                以前、池だったところに新しいサウナが出来ていたり
                外のスチーム・サウナがなくなってシャワーになっていたり
                中のサウナが大きくなっていたりしたけれど
                基本的には変わりないから
                まずはアウフグスのあるサウナに飛び込む。

                この「アウフグス」には注意!!!
                (ドイツ語では Aufguß
                 最後はエスツェットで ss で代用される場合もある。
                 アルファベットの B ではないので要注意)

                サウナの上のところが緑になっていれば入って大丈夫だが
                赤いランプが灯っていたらアウフグスの時間なので
                入ってはいけない。
                (これ重要。うっかり入ると非難の目に晒される)

                サウナの熱い石に、水を掛けて
                蒸気でサウナ内の温度を一気に上げるのがアウフグスである。

                ラー・アン・デア・タヤの場合は
                自動的にアウフグスをする機能のついた大きなサウナが外にあって
                最初はここに入ったけれど
                やっぱり機械でアウフグスされても、何だか面白くない。

                アウフグスはサウナの中に入っている人がやるのが基本。
                (サウナによっては、係員がやる事もあるが非常に稀)
                上のランプが赤くなると
                サウナ常連の誰かが、アウフグスしたい?とみんなに聞いて
                水の入った桶から、石の上に水をかける。

                すごい音がして蒸気があがるので
                サウナの上の段のところに居ると
                ばっちり熱気が上がって来て気持ち良い。

                この熱気を、タオルで掻き回して全体に広げるのも
                アウフグスした人がやる。
                このタオルの振り回し方が、巧い人と下手な人がいて
                (そりゃ、係員じゃなくて、普通のお客さまがやってる訳だから)
                だいたい、タオルでものすごい音をさせる人の方が
                一般的にはへたくそである(音は派手だが空気は混ざらない)

                アウフグスの間は、入ってもいけないが
                外に出てもいけない。

                もし、上の段が熱すぎるようなら、下に降りても構わないし
                本当に気分が悪くなったら、一言、声をかけて
                出してもらっても良いけれど(緊急事態という事で)

                基本的にアウフグスの間は出入り禁止である。

                ワタシは何でも極端が好きな人間なので
                サウナは一番上の段(最も熱い)に陣取るし
                アウフグスも嬉々として最も熱い蒸気を満喫する。
                (秘密のアドバイスだが、顔だけ手で覆っていれば大丈夫)

                終わってシャワー浴びると
                手足が蛇の目模様になっていたりする(わっはっは)
                ↑軽い皮膚下の内出血でしょう。全然痛くない。

                アウフグスは約10分くらい。
                平均、2回か3回、水かけをして温度を上げる。

                普通のお客さま(の常連かサウナフリークの人)がやっているので
                途中、タオル振り回しがいったん落ち着いたら
                他の人は盛大に拍手をするのが慣例。
                (本当に気分悪くて出て行くなら拍手している間に出よう)

                コンサートの拍手と同じで
                フライングを避けたいなら、他の人が拍手する時に一緒にどうぞ(笑)

                なお、アウフグスの蒸気が上がってくる時に
                多少の「うめき声」(小声でおおおおお・・・、あぁぁぁぁ・・・など)は
                アウフグスしている人には励みになるので喜ばれる(と思う)
                ・・・ただし大声で喚くと救急車を呼ばれるので
                あくまでも、快感に耐えられず声が漏れちゃいました・・・程度で。
                (あっ、何を連想しました?(爆笑))

                その後、サウナ内の熱気と湿気を逃すために
                10分くらいは入場禁止になる。
                (この時、ドアを開け放しておく事も多い)

                サウナのドアの近くに、アウフグスの予定時間が書いてあるので
                その5分〜10分前を見計らってサウナに入り
                ある程度、汗を流してからアウフグスで一気に大汗を出して
                すぐに水のシャワーを浴びて汗を流してから
                外の冷水プールに入る(15℃くらいのプールがある)

                この冷水プールでは泳いではいけない。
                そっと入って、そっと浸かって
                ある程度冷えたら外に出る。

                余力があれば
                その後、水温35度くらいのプールがあるので
                そちらに入って通常の体温に戻す。
                この35度プールには、時々、水圧マッサージが出来るものもある。
                (タヤでは室内の丸いプールが水温高めで
                 腰と足に水流マッサージできる。これ気持ちが良い)

                肝心な事を忘れていた。
                サウナ領域はヌーディストである。
                水着をつけては「いけない」のだ。
                水着着用は「禁止」である!!!

                もちろん、男女一緒なので
                日本だったら、劣情が云々という人が居そうだが
                ドイツ語圏は FKK という「身体解放運動」が盛んなので
                みんなヌードに慣れている(なんのこっちゃ?)
                (FKK = Freikörperkultur 直訳すると自然体文化・・ワケわからん)

                というか、普通のおじさん、おばさんたちが
                みんな裸でわさわさ居ると、別に気にもならないです(笑)

                日本の銭湯とは違って、みんな裸でウロウロしている訳でもない。
                だって、移動する時とかは、バスタオル巻いてるし
                寝る時にはバスローブ着用だ。

                以前、この事を日本からの観光客の方に話したら
                盗撮とかないんですか?と聞かれてビックリしたが
                あんなにみんな、堂々と裸になっていたら
                こそこそ写真なんか撮る気にはなれません。

                第一、来てる人たちは、ごく普通のオーストリア人である。
                (言いたい事は察して下さい)
                バレエ・ダンサーとか来ていたら
                もしかしてちょっとワタシも法律違反したくなるかもしれないが(ウソ)

                長くなったので、続きはまた明日。

                ブログの順位が下がったら
                もうこのテーマで書くのは止めようとか
                思って・・・はいないけれど
                それでも励みにはなるので
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                テルメとサウナ その1

                0
                  数年来、毎週日曜日の朝から
                  自宅地下でご近所さんとサウナに入っていたのだが
                  先週、サウナのスイッチがご臨終・・・

                  ご近所さんは、新しい装置を買うか
                  修理するか、と言っていたので
                  今度の日曜日にサウナがあるかどうか、知らせてね、とメールしたのに
                  何の返事もなかったので
                  用意して行ってみたら・・・やっぱり壊れたままだった(涙)

                  先週壊れていたので2週間サウナに入っていないと
                  身体に老廃物が溜まって来るような気がする(妄想)

                  今日はナイト・ライフもないし
                  では久し振りに贅沢してテルメに行こう。

                  テルメとサウナの入り方などについては
                  大昔、ブログにものすご〜く詳しく書いた。
                  2008年以前の消えたブログなので
                  それ以前から読んでいらっしゃる方は記憶にあるかもしれない。

                  でも、このブログに引っ越してから読者になって下さった方は
                  私が、以前は、タイヘンなテルメ・フリークだった事はご存知ないと思う。
                  (もとが凝り性なので、いったんテルメにハマると
                   毎週テルメに通い続け
                   いったんルネッサンスの城にハマると
                   毎週末、チェコまで車を飛ばしていた時期もあった)

                  ウィーン市内にも10区(地下鉄1番線)にオーバーラーというテルメがある。
                  え?オーバーラーってケーキ屋さんでしょ、という
                  ウィーン・フリークの方もいらっしゃると思うが
                  もともとオーバーラーは10区の一部の地名で
                  ここに温泉保養地(テルメ)が出来た時に
                  付属のケーキ屋さんだったのがコンディトライ・オーバーラーである。
                  (以前のマイスターの時はウィーン市内に支店を1店出しただけ。
                   その後、代替わりしてから、あちこちに支店が増えた)

                  ただ、週末にテルメ行くならウィーン市内じゃなくて
                  ちょっと車を飛ばしたい(笑)

                  一時期、テルメとかウエルネス(フィットネスではない!)が流行って
                  あちこちにテルメが出来たので
                  ウィーンからドライブ1時間〜2時間(片道)には多くのテルメ施設がある。

                  行きつけのところ・・・と言えば
                  バート・タッツマンスドルフか、バート・ルッツマンスブルク。
                  新しいところではサンクト・マルティンス・テルメ。
                  この3つはブルゲンラント。

                  この間、南高速道路に乗るまでに1時間かかって
                  ゲッソリした事があるし
                  (バート・タッツマンスドルフとルッツマンスブルク方面)
                  サンクト・マルティンス・テルメはブダペスト行き高速道路で
                  これも最近、結構行き帰りとも混んでいる事があるので

                  今回はラー・アン・デア・タヤに行く事に決めた。
                  チェコとの国境のところにある村の大規模テルメ。

                  本当に久し振りのドライブで
                  (グラーフェネックとかはいつも行っているので
                   道路は知り尽くしていて、ほとんど条件反射で走れるから
                   ドライブの楽しみはない)
                  確か田舎の国道をずっと走るんだけど
                  どこで曲がるのだか、今ひとつ覚えてない。

                  たしか、どこかに書いてあるだろう・・・とドライブして

                  案の定、途中コルノイブルク北で出るべきところを見逃した💧

                  ブルノ方面に入っちゃって (^◇^;)
                  えらく遠回りしたんだけど(次の出口が異様に遠かった)
                  その後は、ずっと国道を順調にドライブ。

                  途中で田舎のおじいちゃんが、制限速度100キロのところを
                  ずっと50キロで走っていて、追い抜かしたりはしたけれど
                  まぁ、1時間ちょっと、距離としては70キロくらい。

                  オーストリアのテルメは、結構なお値段なのに
                  日本のスーパー銭湯とかと違って
                  自分で何でも用意しなければならない。
                  (バスローブやバスタオルの貸し出しはあるが有料)

                  テルメ(オーストリア温泉)に行くのに用意するもの

                  1) バス用のサンダル(濡れても大丈夫なもの。底が滑らないもの)
                  2) バスタオル最低2枚
                  3) 水着 できれば2着
                  4) バスローブ

                  私はバスタオルは大きめ2枚と小さめ1枚を持って行く。
                  1枚はサウナ用、1枚はデッキチェアに敷くためで
                  小さめのタオルはデッキチェアで横になる時に
                  足が冷える事があるので、足先だけを包むためのもの。

                  続けて書くと
                  あまりに長くなってしまうので
                  料金やサウナの入り方については
                  また来週、2回目をお楽しみに (^^)v

                  続きは来週、火曜日・水曜日・木曜日予定。
                  (来週は月曜日・金曜日の夜、土曜日・日曜日はそれぞれダブル予定)

                  コンサートやバレエに行かない間のネタが
                  ちょっと出来た(というより、本当に久し振りに書いた)ので
                  しめしめ、と思っている私に
                  どうぞ1クリックをお願いします。



                  これで人気ブログ・ランキングが上がらなかったら
                  続きは書くのを止めるかも(と、さりげなく脅迫・・・)

                  カール・チェルニー

                  0
                    あっ、そこのピアノ習っているお嬢さん
                    タイトル見ただけで逃げないで下さい・・・

                    訳あって、カール・チェルニーの研究書とか読む羽目になって
                    読んでみたら、ちょっとハマってしまって f^_^;)
                    チェルニーの墓参りをして来た。

                    ツィッターには挙げたのだが
                    改めてここで・・・カール・チェルニーのお墓。



                    チェルニーが亡くなった時には
                    まだ中央墓地はなかったので
                    後で、栄誉墓地に移されたのだが
                    お花でも・・・・と思ったら
                    花屋さんが閉まっていて
                    隣の蝋燭屋さんで、蓋付き(外に置くから)の蝋燭を買って
                    感謝を込めて立てて来た。

                    カール・チェルニーについての
                    スタンダードな研究書としては
                    ドイツ・ケルンのピアニストのグレーテ・ヴェーマイヤーのものがある。



                    1983年に出版されたこの本の19ページ曰く

                    Czerny war als Lehrer gewiß kein Sadist, seine Empfehlungen für das
                    Unterricht sind ausgesprochen human und gütig.

                    教師としてのチェルニーがサディストではなかったのは間違いない。
                    彼の教育のアドバイスは非常に人間的で良きものであった。
                    (意訳です。文責なしね!)

                    ・・・研究者に「サディストじゃない」とか
                    わざわざ言われなければならないチェルニーって
                    なんてかわいそう(涙)

                    結婚もせず、まるで隠遁生活をするかのように
                    静かに生きたカール・チェルニーは
                    1857年、ウィーンのステファン寺院近くの住居で亡くなっている。

                    死の数年前に書かれた
                    Erinnerungen aus meinem Leben (私の人生の思い出)
                    という文章は

                    あ〜、もう、涙なしには読めません。

                    ボヘミアの小さな村に生まれたお父さんは
                    音楽の教師として質素に生きて来て
                    チェルニーの才能に気がついて
                    でも、お金がなくて、10歳でベートーベンの元に弟子入りさせた。

                    それまでの教育も、レッスン費用を払う余裕のない学生から
                    ピアノ・レッスンの代わりに、イタリア語やフランス語を
                    教えてもらっていたという。

                    1802年にベートーベンが交響曲1番と2番のコンサートをした際に
                    11歳にして、オーケストレーションがどうなっているか興味を持ち
                    自分でオーケストラ・スコアを起こしたという天才である。

                    チェルニーは13歳頃から、既にお父さんを手伝って
                    ピアノ教師として仕事をしていた。
                    自分のピアノには、旅するヴィルトゥオーゾのような華やかさはない、と
                    1806年(17歳!)からピアノ教師に専念。

                    ここら辺、本当に何というか、堅実で正直で慎ましやかで
                    自慢っぽいところが一切なくて
                    淡々と書いているのが、もうハートにキュンキュン来る。

                    朝8時から夜の8時まで、20年以上にわたり
                    45歳で教師を辞めるまで、そういう生活をしていた。

                    しかもこの部分だって

                    Etwa 15 Jahre war ich alt, als ich (1806) anfing, selber Unterricht zu geben,
                    und der Zufall wollte, daß ich bald einige talentvolle Schüler erhielt […].
                    Diese verschaffte mit gleich in den ersten Jahren meiner Laufbahn
                    als Lehrer einen bedeutenden Ruf,
                    und bald waren alle Tagesstunden besetzt […].

                    ・・・これ、何と謙遜した書き方なんですか!!!
                    普通だったら、俺の教え方が上手くて、生徒が上達して、とか書くところを
                    偶然にも、何人か才能ある生徒が来て・・・・って。
                    (あ〜、すみません、面倒なので翻訳しませんが f^_^;)

                    しかも、このお金は、生活費として
                    すべて、お世話になった親に渡していたのだそうだ。

                    ベートーベンと出会った時の印象とか
                    フランツ・リストを生徒として取った時の事とか
                    簡素なドイツ語で、淡々と綴られる回想記は
                    チェルニーの、奢らない誠実な人柄を伝えて来る。

                    晩年は病気のために閉じこもりきりになり
                    亡くなった後の財産は、家政婦とその兄弟に一部を譲り
                    後は、すべて寄付したと言う。

                    別の研究書にある肖像画は
                    1845年頃に描かれたウィーン楽友協会所蔵の絵。



                    すみません、ワタシ、本当にメガネ男子に弱いんです。
                    ・・・って、あんまり関係ないか。

                    何を言いたかったか、自分でもわからないのだが
                    カール・チェルニーの練習曲って
                    誰でも子供の頃に、げっそりしながら演奏させられるじゃないですか。

                    私も小学校の頃は大嫌いだったんだけど
                    大人になって、もう一度紐解いてみると
                    実に目的に適った、よく出来た曲が多くて
                    ちょっと驚いているところ。

                    まぁ、本当に実際に会ってみたら
                    ファザコン・マザコンの鬼教師だったのかもしれないけれど(笑)

                    チェルニーに悶えてます、と言うと
                    危ない人を見るような目つきで見られて
                    この人大丈夫?と思われる誤解を解きたくて
                    ついつい、こんな記事を書いちゃいました
                    という私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    へへへ、ちょっとオリジナルを作成してみました (^^)v

                    コンサートやバレエにハマった説明(今更ですが)

                    0
                      たかだか2日くらいなのだが
                      夜の予定がない日が続くので
                      (いや夜の予定あるんですけど音楽と関係ないので)
                      何故に私が
                      こんなにコンサートやらバレエやらに行きまくっているのか
                      ちょっとここで説明しておこう。

                      え〜っと
                      昔からの読者さま、及び
                      個人的にワタクシを知っていらっしゃる方は
                      本日のたわ言は無視して下さいまし。

                      ウィーン在住日本人と言えば
                      ほとんど自動的に聞かれるのが

                      「音楽関係の方でいらっしゃいますか?」

                      30年以上に及ぶ職業生活でも
                      ガイドとか通訳やっていても
                      必ず間違いなく来る質問がこれ。

                      まぁ、他の日本人に会えば
                      私も全く同じ質問をするし
                      まずは80%以上の日本人が、そうです、と答えるだろう。

                      で、ワタクシ、違いますから ^^;

                      中学・高校・大学時代には
                      東京で、ほとんどのオーケストラの学生会員になって
                      ひたすらオーケストラを聴きまくっていたけれど

                      就職したら、もう仕事が忙しくて
                      ついでに、こちらに来て数年は
                      一応、モトカレという存在もあって

                      せっかくウィーンに居るのに
                      コンサートだのオペラだの行く時間もお金もなかった。

                      40歳過ぎて
                      うっ、これでは人生を無駄にしているだろう(汗)

                      モトカレとも30歳半ばでお別れしたし
                      仕事は相変わらず忙しいけれど
                      マイカー通勤だからコンサート後に残業しても帰宅はできる、と
                      コンサートとかオペラやバレエに行きだしたら

                      むちゃくちゃハマりました。

                      1998年くらいから。
                      ちょうどその頃から、ブログの前身の日記サイトみたいなものが出来て
                      コンサートやオペラ、バレエの記録をアップする習慣も出来た。

                      ナイト・ライフの記録だけに特化しちゃったから
                      こういう記録だけ読むと
                      有閑マダムの優雅な生活っぽい

                      ・・・というには
                      行間から貧しさが滲み出ている(あはははは)

                      知り合いから
                      これだけ夜に予定を入れていたら
                      彼氏なんか出来ないよねぇ・・・と
                      しんみり言われたけれど

                      その通りでございます(お辞儀)

                      彼氏はいないけれど
                      モドキというのが居て
                      これは、20年以上、ほったらかしで(以下省略)

                      ちまちまと超貧民席を買って
                      せっせと通っているくせに
                      音楽性も感受性も限りなくゼロに近い。
                      (あ〜、これは自分でよ〜くわかってますので
                       慰めていただく必要はございません。
                       これも個性だから、別に恥というのではないと思ってますし)

                      ただ唯一、私が守っている原則がある。

                      これは音楽批評でも批判でも何でもなく
                      自分の印象記で、人に読ませるのが目的ではないから
                      勝手に好きなように書く。
                      よって、どんなコンサートでもオペラでもバレエでも
                      必ず、チケットは自腹で買う(だからいつも貧民席)

                      仕事していた頃には
                      コンサートなどに、よく招待されるんでしょ?と言われたが

                      観光客向けコンサートに招待された事は数回あるが
                      (で、実は夜が詰まっているので、あまりそういうのは行ってないんだけど)
                      これは招待なので、宣伝を書くか
                      あるいは全く書かない(書いちゃうとヤバイ事になる)

                      プロの音楽評論家は立派な講評を新聞等に発表しているし
                      ブログ等でシロウト評論家は山ほど居て
                      その中で、こんな、ド・シロートが
                      自腹で支払ったコンサートの印象について
                      何を書こうが、営業妨害にはならんだろう。
                      (貧民席でも一応、お客様だ、ワタシは)

                      昨年の8月末に引退してから
                      ヒマになるかと思ったら
                      とんでもない話で

                      来週から夏学期(3月〜6月)が始まるので
                      ますますむちゃくちゃ忙しくなる予定。
                      少し毎夜のナイト・ライフを減らして行こうと
                      思ってはいるのだが

                      毎年、思っているだけで
                      あんまり回数は減っていない私に
                      手抜き記事ですが、どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      超貧民席でもむちゃくちゃ安い、というワケではないのだが
                      それでも外来オーケストラとか
                      普通に楽友協会やコンツェルトハウスのチクルスで
                      日本みたいに何万円もするわけではないし(そういう席もあります)
                      オペラ座のバレエなら、10ユーロ前後の席でも
                      根性出して取れば見える席はあるから
                      文化関係に助成金の多いオーストリア政府には感謝している。
                      (まぁ、モトはと言えば自分が払った税金だけど(笑))

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