レストラン・ニコスパーク

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    遠方より友来る (^^)v

    オーストリアに友人が多い彼女が
    わざわざ、私に会う時間を作ってくれたのは、とても嬉しい。

    久し振りに来れば
    あちこちで「会いましょう、来て下さい」のお誘いが
    引きも切らないだろうに
    私がお願いした本も届けてくれたし I 嬢に心から感謝。

    さて、その前に、ウィーン放送交響楽団のリハーサル見学。
    メールには11時30分〜12時30分とあって
    ウエブ・サイトでは10時30分〜11時30分と記載されていたので
    どちらですか? とメールで問い合わせたら
    11時30分〜12時30分、という回答が来たのだが
    金曜日に電話がかかってきて
    やっぱり10時30分〜11時30分です・・・って
    あっはっは、イイカゲンというか、ウィーンらしいというか(苦笑)

    場所はオーストリア国営放送のラジオ・クルトゥーア・ハウス。



    内部のホールは、こういう感じ。



    実はこのホールの椅子、大きくて、柔らかくて
    ソファーのようで、ゆったりしていて
    前もしっかり空いている(よって人が通るのに立たずに済む)という
    昔風の作りで、ものすごく座り心地が良い
    ・・・・ので、居眠りしないように、よほど気をつけないと(自爆)

    来週火曜日のコンサートで演奏される
    シェーンベルクの「ぺリアスとメリザンド」のリハーサル。
    最終リハーサルではないので
    後半部分を、し〜っかりやる。

    聴きこんでいる曲だったり
    スコアが手元にあれば、もっと楽しいのだろうが・・・・

    そして夕方、友人と会った私が車を走らせたのは
    ノイジードルにあるレストラン「ニコスパーク

    伝統的な木の部分の部屋と
    現代的な白を基調にした部屋に分かれて
    もちろん、庭もある。

    庭のテーブルで、ロゼのシャンパンを飲みながら
    最初に突き出しとして出てきた
    アスパラガスとクリームの一口おつまみ
    そして、パンにつけるニンジン・ペースト



    右側のスプーンに乗っているのが
    一口おつまみだが・・・ いや、この美味さは言葉にできない(感激)

    オードブルとして選んだ
    グリーン・アスパラガスのフライ


    アスパラガスの美味さも然ることながら
    下にあるポテトのピュレーの見事さ

    友人のオードブルはアスパラガスのジェリー寄せにニジマス



    左のジェリー寄せは、ジェリーというよりは
    ホワイト・アスパラガスを寄せ集めて、ジェリーでくっつけたという豪華版。
    1本だけ出ているところが、かなりユーモラス(笑)



    メインで取ったズッキーニのパスタ。ベジタリアン用。
    パスタの美味しさもそうだけど
    混ざっているズッキーニの絶妙な口当たりと味
    ドライ・トマトとポテトのアクセントに
    他の味を邪魔しないのに、ちゃんと主張のあるソース。

    う〜ん・・・・ 見事だ (--)(__)



    友人はメインにホワイト・アスパラガス。
    私のヘタな写真じゃわからないけれど
    このアスパラガスの太さは、凄かった(笑)

    夜になると、外は少し冷え込んできたが
    久し振りのお喋りに興じて、コーヒーを前に長っちりの我々に
    オーナー氏が、どうぞ、と毛布を持ってきてくれる。

    ウエイター氏も、1年に1回か2回しか行かない私を覚えてくれていたようで
    (いや、そりゃ、こういう地方のレストランに行く日本人は目立つにしても)
    そんなにむちゃくちゃ高いレストランでもないのに
    食事の美味しさはもちろんのこと
    食事を出すタイミングから何から
    サービスの良さは特筆すべきだ。

    このクオリティのレストランだったら
    ウィーンなら、まず値段がこの2倍はするだろうし
    サービスの良さ、という意味では
    ・・・・ まぁ、これ以上は言わないでおく(笑)

    コンサートやオペラに給料以上の金額を注ぎ込んでいるので
    滅多に外食しないけれど
    たまに、本当に美味しいものを、贅沢に田舎のレストランで
    楽しい友人と食す、というのは、命の洗濯になる

    と、むちゃ満足な私に
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    ちょっと食べ過ぎちゃって
    デザートが入らなかったのは残念・・・
    次はデザートまで食べるぞ!
    I嬢、その時は、また是非お付き合い下さいまし。


    グートプアバッハ

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      読者の皆さまご推察の通り
      私、わりと、しつこいタイプなので f(^^;)
      コレ、というモノを見つけたら、とことん拘る傾向がある。

      日本からの友人と
      日曜日のお昼、美味しいモノを食べに行こう、と決まったら
      やっぱり、足が向くのは、マックス・シュティーゲルの
      グート・プアバッハなのである。



      レストランの前の建物の煙突には
      コウノトリ。子供2匹も、スクスク育っている様子。



      軽いメニュー3コースを選択。44ユーロ。
      最初は ↑ ヤギのチーズのサラダ。
      どこがヤギのチーズ?と思ってナイフを入れると



      キュウリに巻いてあった中身が、全部、ヤギのチーズ (+_+)
      でも、新鮮でマリネしてあるのか、全然クセがなくて
      野菜と一緒に、スルッと入る。ドレッシングも深みがあって美味。



      ポーチした白身のお魚に、クスクス+野菜。
      ポーションとしては小さいので、拡大写真をサービス(笑)



      魚のポーチの長さが絶妙。これもクセがないのに
      しっかり魚の味は生きているし、ソースがまた美味しい (^-^)

      付け合わせは、ライスの方がワタクシ的には好みだったが
      クスクスも美味しい。
      でも、どうやったらクスクスがこのカタチに収まるんだろう?

      友人はカモをオーダー。



      デザートになって、迷った。
      いつものクレーム・シュニッテにするか
      それとも、メニューにある、アイスのカイザー・シュマーレンか・・・

      で、アイスのカイザー・シュマーレンを選択。
      普通のカイザー・シュマーレンとは全然違うモノが出てきた。
      卵と小麦粉の生地の代わりに、アイス・クリームである。



      しかも、この写真では見えにくいが
      アイスの下には、これでもか、という程のアプリコットが・・・

      食事が終わってからも
      太陽燦々と輝くお庭を見ながら
      (我々は影のところにいたので、暑かったけれど、比較的マシだった)
      ずっと喋っていたら
      シェフのシュティーゲル氏から
      はい、プレゼント・・・というので出てきたのが



      クレーム・ブリュレ!!!!!!

      いや、もう、食べられません!!!!!!と思ったものの
      このクレーム・ブリュレも絶品なのである。

      とろけるような、滑らかなコッテリしたカスタードに
      甘すぎない程度のキャラメルの香ばしさ。
      加えて、上のラズベリー、左のアッサリしたアイスクリームという
      最高のコンビネーション。

      いつもの通り、セクト(スパークリング・ワイン)1杯飲んで
      あとは、ミネラル・ウォーターで通して
      チップ入れて、2人で140ユーロ。
      一人8000円ちょっと。それに、まぁ、ガソリン代が加算されて
      安いとは言わないけれど
      まるで地上の天国のような、静かでノンビリした雰囲気と
      洗練されたサービスに
      絶妙な料理を堪能した日曜日だった。

      夕食は、自宅でお茶漬けでした(笑)という私に
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      来週は、水曜日こそ30℃を越える予想だが
      今週のような猛暑にはならないみたい。
      ちょっと来週はバタバタ、行ったり来たりの予定。

      グルメ 2連発! (^^)v

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        ティーレマンとミュンヒェン交響楽団2日目は、オシゴトで行けず
        そのオシゴトも、かなりグルメと関係あったのだが
        オシゴトなので秘密(笑) もちろん、写真など、もっての外。

        ネタのない時のグルメ・ネタ。
        しかも、本日は大サービスで2連発 (^^)v

        まずは、いつものレストランから。
        先週、半分仕事、半分プライベートで、またもや押しかけたグート・プアバッハのお料理。

        入り口はこういう感じ。



        入ると、ステキな中庭(お客さまがいたので写真は撮れなかったが)

        相手がスープを頼んだので
        オードブルで、小さいサラダを作って、と依頼。



        で、これが、その「小さいサラダ」 (^O^)
        見た目も、コンビネーションも、何てステキ。
        さすがにサラダだけで10ユーロもするだけのコトはある(笑)

        お相手は、伝統的なスープ。中に入っているのはお肉入りのラヴィオリの一種。



        メインでオーダーした、子牛肉のターフェルシュピッツ。
        柔らかく煮た子牛肉が、ホロホロに崩れるくらいで、ナイフがいらない。



        上に乗っているのは、西洋ワサビ(ホースラディッシュ)で、これも新鮮。
        細切れになっているアスパラガスとポテト、その他の付け合わせも、むちゃ美味しい。

        デザートは、この間はパスしたクレーム・シュニッテを私が取り



        相手はラズベリーのトルテ。シャーベット付き。うわ、これも美味しそう。



        で、トコロ変わってザルツブルクのホテル・ザッハー。
        ウエディングのアテンドだが、お客さまの許可を得て、写真を撮らせてもらった (^^)v

        アミューズ・グール。コースに入っていない突き出し。



        エビ、マリネしたサラダ、マグロのたたき(笑) ポーションはとっても小さい。

        オードブルは、ロブスターのサラダ。



        パッション・フルーツの酸味が、とても爽やかで、サワー・クリームともよく合う。



        見た目はただの普通のスープ、セモリナ粉のお団子入り。
        実はこれ、トマトのエッセンス (+_+)
        トマトの香りがして、トマト味に色々な香料が入って
        暑い季節にピッタリの、さっぱりした味で、見た目地味なだけに新鮮な驚き。

        メインは魚かお肉のチョイス。



        花嫁さんはお肉がダメなので、お魚。リゾットと白アスパラ添え。
        香ばしそうである。これも、グリル・トマトが入っている。

        お肉は、これも子牛肉。
        あっさりした味わいなので、濃い目に味付けされたキノコ添え。



        デザートは、コッテリしたチョコレート・トルテに、新鮮なベリーを飾ったもの。
        右横のガラスの中は、ラズベリーのシャーベット。



        グートプアバッハは、簡素でヌーベル・キュイジーヌの影響が大きく
        ザルツブルクのザッハーは、伝統的なオーストリア料理を極めたという印象がある。

        だいたい、はっぱ家では、食い物に執着するのは賤しい事、という
        暗黙の了解があって
        武士は食わねど高楊枝、というヤセ我慢が美徳とされてきた家系。

        よほど貧乏だったのか(笑)
        あるいは、食い意地が張ってデブだったワタクシを諌めるためだったのか
        歳取ってみると、そんなに美食に拘らない人間が出来上がったが
        モトがケチなので、外食するなら、美味いモノが食べたい。

        で、美味いモノというのは、ワタクシ的な感覚で言えば

            コックさんがお客さまに注ぐ愛情が、どのくらい大きいか

                ・・・というのが基準である (何だそれ)

        グートプアバッハは、コックさんが、お客さまの体調や
        その日の天気や気温などで、微妙に調整して
        素直に全部、綺麗に平らげられて、後で苦しくならないし

        ザルツブルクのザッハーは、ウエディング後の最初の正餐を楽しんでもらおう、という
        コックさんの張り切った心意気が伝わってくる。

        ネタがないので、写真に逃げた卑怯な私に
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        6月2日はキリスト昇天祭で、オーストリアは祝日である。


        グート・プアバッハ

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          ものすごく頻度の少ないグルメ記事(笑)

          高いのだけれど、時々、どうしても食べたくなる
          コックさん、マックス・シュティーゲルのレストランへ。
          今回は手抜きでお昼だったので、5コースとか6コースは取らず
          簡単にメインとデザートだけ。

          でも、セクト(スパークリング・ワイン)は欠かせない。
          車を運転するのは私なので、一杯だけ f(^^;)

          このセクトの美味しさに慣れちゃうと・・・ ううう、他のセクトが飲めない。
          1杯4ユーロ80セントもするだけのコトはある。危険なセクトである(ホント)



          真ん中にあるのは2種類のディップと、ショウガ入りオリーブ・オイル。
          パンは、紙の袋に入って出てくる。袋を上から見ると ↓



          クルミ入りのパンが、香ばしくて美味しい (^^)

          メインは、友人がお魚。25ユーロ。



          私は、シュティーゲルお得意のグラメル・クノーデル。
          2つ?3つ? と聞かれて、3つ!と即答。2つならオードブルにもなる。



          いかん、このお団子の中身の写真を撮るのを、すっかり忘れていた。
          (食べるのに夢中になっちゃうから (x_x) ☆\(^^;) ぽかっ)

          モチモチした生地の中に、カリカリしたグランメルという
          お肉の端切れというか、脂肪のカタマリというか
          ううううん、書いちゃうと面白くもなにもないのだが
          ともかく、コッテリして香ばしくて、カリカリしたジューシーなお肉が入っているのである。

          デザートは、今週のメニューにあったクレーム・ブリュレ。
          左側にあるシャーベットが、爽やかで美味。
          もちろん、コッテリなのに、クリームの味を殺さない甘さのクレーム・ブリュレも絶品。



          友人は、私のお勧めで、クレーム・シュニッテ。
          フワフワ、サクサクのパイ生地にカスタード・クリーム。



          お庭のパラソルの下、日光燦々の爽やかな中庭での
          贅沢なランチ。贅沢だけど、たまに、これがないと、やってられないわ(自爆)

          ・・・ しかし、ワタシって、本当に写真が下手だな \(__ )

          ユル記事ですが、お許し下さいませ。
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          ツバメじゃないけれど、レストランの向かい側の家の煙突の上には
          コウノトリの巣があって
          お父さん・お母さんはお留守だったけれど
          子供が、ちょっと顔を出していた。 うっふっふ、カワイイ (*^^*)


          ミュンヒェンの昼食、ザルツブルクの夕食

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            仕事だが、まぁ、写真がアレなので、グルメのカテゴリーで(笑)

             

            朝6時14分ウィーン発、10時30分ミュンヒェン着。
            ・・・やっぱり遠い。着いてしまえば、市庁舎までは列車で2駅。



            市庁舎から徒歩距離にあるバイエルン国立歌劇場。
            バイエルンは、自分たちが「独立国家」であると
            心の中では思っているのが、よ〜くわかる。
            こういうところ、ちょっと好きかも(笑)

            夜は、佐渡裕氏の指揮でコンサートがあったようだが
            残念ながら、私は夜にはウィーンに帰らねばならない。



            みんな知ってるホーフブロイ・ハウス。
            向かい側には、ハードロック・カフェ。どういうコンビネーション?(^O^)

            その隣のレストラン(ホーフブロイ・ハウスではない)で
            私は、今日のメニュー。キャベツのグーラッシュ。



            お客さまは季節モノのアスパラガス。



            プラス、ハムの盛り合わせ。アスパラガスと一緒に食す。



            エージェント氏は、オニオン・ロースト・ビーフ。すごい量。



            ちゃんと完食なさっていた。
            (ご本人から「完食した旨、ブログに書いてよろしい」との許可を得ている (^^)v)

            ミュンヒェンでの仕事の後
            (別に昼食を取りにいっただけではない。誤解のないよう)
            ザルツブルクまで列車で移動。

            乗り換え前に友人に電話したら、すぐ来てくれて
            そのまま、洒落たビストロで夕食。

            まずは、軽くラップ・サンドイッチ。



            ビールに合う!!!

            カレー1人前を、2人で分けたのだが



            これに混ぜても良い、妖しげな香辛料の群れ。



            一部は、かなり強烈だった ・・・ でも美味しかったぁ。

            最後はコーヒーに



            ちょっと甘いものも一緒に



            夜9時1分の列車に乗る・・・・予定だったのだが
            あらら、間に合わず、でも、次の列車が21時10分にあった。ラッキー。
            (普通は1時間に1本しかない)

            でも、21時10分の列車・・・・ほとんど各駅停車に近い。
            あっちに停車、こっちに停車。
            ウィーン到着、真夜中0時25分。

            自宅でメイルをチェックしてブログを書こうと思ったら
            インターネットが落ちていて、接続不可能。
            オーストリアだ、こういう事もある、とは思えど、すごく腹が立つ。

            午前2時を過ぎて回復。ああ、良かった。

            というワケで、本日のユル記事、お許し下さい。

            ユル記事でも、真夜中過ぎにアップする、という根性だけでも認めて下さる
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            午前3時になったので寝ます。明日、いや、今日も朝からオフィスだし f(^^;)

            チョコレート その 2

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              【追記】
              昨日のベルガーのチョコレートだが
              ザルツブログの Sepp 氏から、ザルツブルク市内でも買えますよ、という情報。
              更に、リンツの Cia さんから
              ウィーンにもあるみたい(確かに探したらあった)という情報。
              お二人とも、本当にありがとうございました。

              *** 本題 ***

              チョコレート・・・と書きはじめたら
              ちょっと止まらなくなっちゃった。

                 すみません、もう1回だけ、お付き合い下さい m(__)m

              オーストリアのチョコレートでユニークなものと言ったら
              やっぱり、Zotter だろう。

              自社販売というよりは、あちこちのお店の棚で見かけるチョコレートだが
              その種類の豊富さには目を見張る。
              ナッシュマルクトに自社販売のお店があるが、この写真を見ただけで
              どんなに種類が多いか、想像がつくと思う。

                 ウエブ・サイトから拝借。クリックすると大きくなる(はず)

              小さいチョコレート(1つ70グラム)だが、ハンド・メイドなので安くはない。
              でも、美味しいのは保証付き。
              ただし、ヘンな種類がたくさんあるので、好みにご注意(笑)

              ゴマとか、大豆とか、胡椒やカボチャの種
              様々な果物に加えて、バジリコやティミアンなどのハーブ
              すごいのが、ピーナッツにケチャップ(チョコレートですよ!)などと言うのもある。

              このツォッターのチョコレート、何と「定期チョコレート会員」という制度もあって
              年に5回、ツォッターのチョコレートが送られてくる、というもの(笑)
              ちょっと楽しいかもしれない。ケチャップはイヤかもしれないけど。

              色々なお店(例えば、お肉屋さんのラダッツにも置いてあったりする)にあるので
              見つけたら、あまりヘンなモノでない限り、お試しあれ。

              Xcholat というウィーンのお店も、かなりヨイ感じ。
              プレゼントにもらった事があるが、美味しかった。
              お店もあるが、通販もしているようだ。

              お店のロゴの下に、ウィーン・リンツ・バーデン・世界中 (WELTWEIT) とあるけれど
                    世界中って・・・ 何なんだ?(爆笑)

              さて、知る人ぞ知る名店の名品がある。
              ウィーンの18区と1区に、2店舗しかない。
              しかも1区の店舗は、ものすごく小さくて、狭いドアが一つだけ。

                   何だか教えたくないような気もするのだけれど ・・・ f(^^;)

              アイベンシュタイナーの「栗チョコレート」 (^^)v
              季節限定品。新鮮な栗が入手できる冬にしか入手できない優れモノ。

              栗チョコレートは、あちこちのお菓子屋さんでも作っていて
              栗の形をしたチョコレートを、冬にはよく見かける。
              もちろん、全部、食したワケではないが
              このアイベンシュタイナーの「栗チョコ」は、別格に美味いのである(断言)

              中の栗のペイストが、ホロッとしていて
              正に、和菓子の感じ。
              甘過ぎず、べたつかず、何とも素直に「栗」なのだ (涎)

              安いものではないけれど(確か1個で1ユーロ20セントとかだと思う)
              バラ売りでも買えるし
              プレゼント用なら、10個のケース入りが14ユーロ。

              ただ、ケースが・・・ 上が透明の柔らかいビニールみたいになっていて
              箱ではないので、ちょっと力がかかると、壊れてしまう。

              もともと、栗チョコそのものが、すごく柔らかいので
              以前、これを段ボール箱に詰めて、壊れないようにして持っていったけれど
              開けてみたら、やっぱり、ほとんどが原型を留めずに破壊されていた。

                  破壊されてしまっていても、やっぱり美味しい f(^^;)

              誰かに何か特別な事をしてもらった時とか
              何かの御礼でウィーンっ子にプレゼントする時に
              絶対にハズレがないのが、アイベンシュタイナーの「栗チョコ」である。

              ただし、新鮮なモノしか売らないので、制作数も限定されている。
              金曜日の午後に行ったら、売り切れだった事もある。

                 「たくさん欲しいんだったら、事前に電話してね。
                  オーダーして、必要な数を作って、取り置きしておくから」

              と言われた。うう、何て親切 (T.T)

              え〜っと、この話題を取り上げたのは
              私と会いたいなら、上記のチョコレートを持って来い、という脅迫ではございません。
              いえ、あの、その、決して ・・・ f(^^;)

              書いていたら、栗チョコを食べたくなってしまった。
              月曜日に市内に出なければならないので
              その時に、1つか2つ、自分用に買って来ようかなぁ、と
              本気で考えている私に、1クリックをお恵み下さい。

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              バレンタインにはクルーズに出てしまう彼氏モドキに
              昨日、バラの花束を持っていったのだが
              「ボク、これからずっと不在なのに ・・・」
                 って、糖尿病の人にチョコレート持って行くわけに行かんでしょうが(怒)
               それに、こういうモノって、やっぱり、気は心、というところがあるのを理解しろ!!

              チョコレート

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                2月14日はバレンタイン・デーだが
                チラッと先日書いた通り、こちらでは

                日頃、お世話になっている人に、花を贈る

                   というのが、伝統的で正しいバレンタインデー(だったはずだ)

                10数年前に、2月14日にオフィスに来たら
                スタッフ全員の机の上に、会社からの小さな鉢植えパンジーがあった。
                (まだ景気が良かった頃の事だ (遠い目 ( '_'))

                サプライヤーから、花束が届いた事もある。
                (まだ景気が良かった頃の事だ (遠い目 ( '_'))

                誰かから、深紅のバラの大きな花束が会社に届けられた日も・・・
                (まだ、知りあって間もなくて熱々だった頃の事だ (遠い目 ( '_'))

                ここ数年は、私が花束持っていったり
                チョコレートを持っていったりしていって

                「3月14日は、日本ではホワイト・デーと言って
                 チョコレートをもらった男性が、女性にお返しのプレゼントをする日なのよ」

                と(押しつけがましく)言っているのだが
                最初の反応が

                「パンティを買えば良いんだね?」

                   ・・・ いったい、どこの日本人からそういう話を聞いてくるの?!

                宝石でもバッグでも、ゲンナマでも、別に私は良いが。
                (最悪、パンティでも。ただし、超高級品に限る (笑))
                そんなモノ、一度たりとももらった事がないぞ (-"-;)

                クリスマス・プレゼントはオペラのオーケストラ・スコアだったし・・・
                (忘れている方は ここ をどうぞ)

                先週、電話で曰く

                「2月12日から3月3日まで、僕、旅行に行ってるよ」

                例年のクルーズ仲間の旅行だから、別にそれはそれで良いのだが

                うほっ、ではその期間は、目一杯、コンサートやオペラに行ける \(^O^)/
                    ・・・と、一瞬でも思ってしまったワタクシが、自分ながら情けない。

                いかんいかん (((^^;)(;^^) ))
                チョコレートの話を書く予定だったのに ・・・

                オーストリアのチョコレートは美味しい (何ですか突然)
                もちろん、日本の方が種類は多いし、繊細だし、パッケージも美しいけれど
                スーパー・マーケットの Milka は、ちょっと甘過ぎる印象だが
                好き好きもあろうし。

                1月にザルツブルクのガイドさんが
                「新しくできたチョコレート専門店のものです」と持ってきてくれたチョコレートが

                    バカウマ!!!!! (((^^;)(;^^) ))

                写真を撮ったのだが、見られるような写真ではないので
                興味ある方は、このチョコレート専門店のウエブ・サイトをどうぞ。

                もらったチョコレートは これ で (矢印をクリックすると、たくさん出てくる!)
                フルーツ系統のトリュッフ。中が果物のクリームなのだが
                甘過ぎず、爽やかで、果物の香りがチョコレートと緊密に溶け合って
                も〜〜〜〜〜、天国!!!!!
                (もちろん、あっという間に独りで食べてしまった)

                調べてみたら、ザルツブルク近郊のローファーにしかない(涙)
                ザルツブルクに行くチャンスは時々あるのだけれど
                ローファーまで行くなら、車が必要だ・・・ (-"-;)

                それでも、何とか、このチョコレートを、また食したい、という野望は
                ムクムク育ってきているので
                (ウエブ・サイトを見る限り、送ってはくれないみたいだし)
                遠くない将来に
                「ちょっとローファーにチョコレート買いに行ってきます」
                ・・・ と会社から休みを取って(週末はお店が開いてない)
                往復720キロ、約9〜10時間を、車で飛ばしてきそうな気がする。

                今、ガソリン、むちゃくちゃ高いから躊躇しているのだが
                ああ、こんなチョコレートが買えるなんて
                ザルツブルクの人が、羨ましいっ!!!!! (本気)

                久し振りに、モロに美味なチョコレートを食した後では
                スーパー・マーケットのチョコレートなんて食べられない
                ・・・ と、だんだん(貧乏なくせに)贅沢になっていく私を
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                ウィーンだって、探せば美味しいチョコレート屋さんはあると思うんだけど
                反って、住んでいる処では、街に出ないからなぁ・・・




                ザルツブルクでワイン飲み会

                0

                  ザルツブルク在住の絶世の美女
                  月から来た、かぐや姫で、大和撫子代表の lara 姫のところに
                  ワイン10本担いで行くワタシ。

                  ワイン好きばかりが集まって
                  同じワイナリーの全部違うワインを試そう、という会。

                  昼過ぎにザルツブルクに到着して
                  ホテルから見るザルツブルクの景色。
                  どこにでも載っているような写真だけど、やっぱりキレイ。



                  ワインを lara 姫の家に置いて
                  フィンガーロースで朝食。
                  ここは、1日中、朝食があるのが、とても便利。
                  ちょっと軽く、という時にはベスト。



                  ↑ このパンに ↓ カプチーノ付きで4ユーロ50セント。




                  その後、lara 姫宅で乱立するワインの群れ。


                  赤ワイン8本を、夕方4時からチビチビ飲んで
                  おひさまさんのオードブル、lara 姫のカボチャスープ
                  パスタ・サラダに野菜のテンプラ、アーティチョークの丸ごと食い。
                  そして、ワイン大好きグルメの A 氏が前日から煮込んだ鹿のラグー。


                  チーズにチーズ・ケーキ。
                  夜中の11時過ぎまで、食べて飲んで
                  結局、8本全部空けちゃいました f(^^;)

                  おしゃべりも楽しくて、もう最高 (^^)v

                  1日でどのくらいのカロリーになったか
                  知りたくない私に1クリックをよろしくお願いします。

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                  ワイン・コレクター

                  0

                    いや〜、あっはっは (^o^)

                    アンケートの集計を見ると、結構、タイヘンな事になっていて
                    今のところ、群を抜いて人気なのが「指揮者」

                    指揮者って、孤独だと思うんですけどね(笑)
                    アンサンブルが好きな向きは、みんなでワイワイという
                    弦楽器グループに人気があるのでは?と思っていたら
                    意外に少ない。

                    皆さまのコメントが、とっても面白い。
                    というより、普段、コメント欄なしで書いているので(すみません)
                    読者の皆さまの息吹が伝わってくるような感じ。
                    コメント大歓迎!!!

                    私の乱文を、いつも読んでいただいて
                    本当にありがとうございます(深くお辞儀)

                    さて
                    ワタクシが昔々、ワインおたくだった事を知る人は少ない。

                    立派な証明は ↓ コレ

                    (・_・")?
                          いえいえ、わかる方はおわかりでしょうが・・・

                    一応、オーストリア・ワイン・アカデミーの卒業生なんだもんね f(^^;)
                    (大昔だから、忘れちゃったわよ。
                     ガラクタを全部出して、やっと見つけた卒業生バッジ ( ;^^)ヘ..)

                    あちこちのワインは呑みまくったが
                    ここ数年、飲むワインは決まっていて
                    それは、もちろん

                     ココ

                    ザルツブルクの隠れ大和撫子 lara 嬢のところに
                    1991年だかのワインを持っていって
                    これが、生きている、どころか、タイヘンなワインだったので
                    また、ワインを飲もう!!!という話で盛り上がってしまい

                    久し振りにワインをオーダーした。↓ コレ


                    6本で1カートン、全部で6カートン=36本・・・・
                         請求書も、まぁ、中途半端ではなかった(自爆)

                    だが、この36本以外に、以前からキッチンの棚の横に積んである箱もある。
                    古い奴はザルツブルクに持っていって飲んでしまったが
                    いったい、どのヴィンテージがあるんだろう、と開けてみたのが下の写真。



                    乱立するワインの群れ・・・
                    (後ろのマンガは無視して下さい f(^^;))

                    見つかったのは、1993年のブラウフレンキッシュと
                    1995年のブラウブルグンダー(ピノ・ノワール)が数本。
                    1998年と1999年が、それぞれ数本づつ。

                    うわ〜1993年と1995年のワイン。17年+15年モノ。

                    生きてるだろうか・・・ (;¬_¬)

                    で、このワインの群れに
                    2000年のブラウフレンキッシュとピノ・ノワール
                    2003年のブラウフレンキッシュとピノ・ノワール
                    ピノ・グリの2008年と2009年が加わった。

                    ワインのウンチクについては
                    日本で出版されている本の方がずっと詳しいので書かない。

                    だったら、ナニよ、今日の記事・・・と思った方
                    すみません
                    ついつい、ワインが来たので嬉しくて、はしゃいだだけです(爆)

                    実は、地下室に、もっともっと古い古い古いワインが数十本以上眠っているのだが
                    今、ちょっと怖くて開けられない・・・
                    (たぶん、ほとんどはワイン・ビネガーになっていると思う・・・・)

                    新しく届いた36本を何年かかって飲むんだろう?と
                    自分でもちと途方にくれている私に、どうぞ1クリックをお願いします。

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                    アンケートも続行していますので、コメント添えて、ぜひどうぞ ココ


                    グラフェネックのモーアヴァルト

                    0

                      知人のご令嬢がウィーンに長期滞在中。
                      お母さまから、お食事のご招待 (^^)
                      美味しいモノを、値段を気にせずに食せる機会を逃すものか(笑)

                      天気も良かったし
                      一度行ってみたい、と思っていたグラフェネック城のモアヴァルトへ。

                      コンサートのある日は全く予約は取れないけれど
                      何もない水曜日なんて、ガラガラ。

                      夕暮れのグラフェネック(これです)で、催物がなにもないと
                      本当に人がいない。誰もいない。
                      広大な庭を、お城まで行ったら

                      やっぱり虫に刺された(自爆)
                      (人がいない=我々しか「食糧」がない)
                      A嬢、ごめんね。お互い、かゆかったよね〜。

                      さて、20時に入ったモーアヴァルト。
                      内部はバロック調のデコレーションになっているのだが
                      壁にかかっている絵が・・・・ 何だ、この統一性のなさは (*_*)

                      バロック後期調、ビーダーマイヤー調、印象派調に加えて
                      近代絵画まで、何の関連性もなくかかっていると、かなり違和感。
                      どういう趣味?????
                      (来るお客さまの様々な趣味に全部合うようにしているの? でも、ヘン)

                      メニューは ここ

                      我々2人は、うっふっふ。アラカルトで選ぶのではなく
                      「シェフのお任せ4コース・メニュー」にする (^^)v

                      「モツ系は避けてね」←ワタクシがダメなのだ。
                      とだけ、お願いして、シェフのお手並み拝見。

                      最初の Gedeck と呼ばれる「突き出し」は(もちろん有料)
                      脂身のベーコン!!!! すごい、これ、美味しい。

                      オードブルは子牛肉のカルパッチョに
                      ツナのソース。肉と魚のコンビネーション。
                      上に乗っている、小魚の唐揚げが美味で
                      はっきり言っちゃえば、この小魚の唐揚げだけで日本酒飲みたい(こらっ!)

                      カルパッチョとツナのソースのコンビネーションは
                      興味深い味わいではあるのだが
                      あんまり、う〜ん、どうも、そんなに・・・ちょっと奇を衒い過ぎた感じかなぁ。
                      (主観の問題)

                      次のオードブルは、トラディショナルに、アイアーシュヴァンメル(アンズダケ)と
                      クノーデル(お団子)のコンビネーション。
                      これは、伝統的に素直なお皿で、クノーデルを少し焼いたカリカリ感が香ばしい。

                      さて、メインだが

                      え?
                      え??
                      え?????

                      差し渡し50センチはあろうかという銀のお皿に乗った
                      お魚まるまる1匹のグリル!!!!!!!

                      ちょっと待って、これ、本当に2人分?
                      4人〜6人分じゃないの?????

                      目を丸くしているアジア人女性2人(しかも18歳と53歳)を
                      隣のテーブルの上品な熟年のご夫妻がニコニコして見ている。

                      あまりニコニコしていらしたので
                      ついつい「一緒に召し上がります?」なんて声をかけてしまって
                      「残念ながら、私たちは、今、食事を済ませてしまったんですよ」と
                      お店のスタッフともども、大笑いしながら
                      スタッフにお魚を捌いてもらう。

                      もちろん、全部食せるワケがございません。
                      半身の更にまた半分くらいで2人とも満腹。

                      付け合わせのミニトマトが、グリルしたのかなぁ、ものすごく甘みが出て美味。
                      皮つきのジャガイモが、これまた焼いてあるだけの筈なのに
                      やっぱり、すごく甘みがあって、まるでサツマイモのよう。

                      後で持ってきてくれた温野菜も、一つ一つの野菜の味が際立っている。
                      魚も、マリネ?したのか、焼く時の魔法かは不明だが
                      魚本来の味を殺さない程度の塩味がしっかり効いて
                      淡白な味わいに、濃い野菜のコンビネーションが抜群。

                      デザートは、比較的伝統的にクノーデル(お団子)
                      中にチョコレート・トリュッフを使い、付け合わせにフルーツ。

                      未成年はアルコールが飲めないし
                      私はドライバーだからアルコールが飲めないので
                      最初のリースリング・シャンパンを1杯だけ。

                      いや、これが美味しくて(さっぱりしていてコクがある)
                      そのまま、ワインに突っ込めたらどんなに幸せか・・・
                      いやいや、食事の後、車で1時間走らねばならん (;_; )( ;_;)

                      写真を一応、撮ってみた。が、初心者だし
                      料理の前でカメラを構えるのに照れもあるし
                      カメラの機能も、何かよくわからないので
                      まぁ、あの、その・・・

                      どうしても見たいという方は続きをどうぞ。

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