エッカルツアウ城 ハプスブルク最後の皇帝

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    2023年8月15日

    *** すみません、むちゃくちゃ長い記録になりました。
      読むのが大変なので💦 お時間が充分ある時にどうぞ 🙇‍♀️

    8月15日はヨーロッパ・カトリック圏の祝日で
    オーストリア、ベルギー、フランス、イタリア
    ルクセンブルク、ポーランド、ポルトガル、スペイン
    リヒテンシュタインが法律で定められた祝日。

    国全体がカトリックでないところは
    スイスの8つの州は祝日で
    ドイツのザールラント、バイエルンの行政地区の一部は祝日。

    イエス・キリストの母、マリアが昇天した祝日なので
    マリアを普通の人とみなすプロテスタントでは
    祝日ではないのだ。
    (不公平・・・という意見もあるだろうが
     プロテスタントではイースター前の
     聖金曜日は祝日である。カトリックでは普通の金曜日だが)

    祝日というのは
    お店は全て閉まって、買い物は出来ない。
    (基本的にスーパーマーケットを含む)
    土曜日・日曜日も開けてくれている
    オーストリア国立図書館もお休みだし
    大学の図書館も閉まっている。

    自宅で勉強できない(というより「しない」)ワタシにとっては
    現実逃避をしてしまう機会・・・(こらこらこらこら!)

    というワケで
    友人を誘って
    エッカルツアウ城の見学に行って来た。

    天気は良いし
    車の冷房もバリバリに入るようになったし
    ウィーンからのドライブには最適。

    実はこのお城、何回も行ってはいるのである。
    ただ、城の内部見学は
    ガイディングのみで
    行ったら、もうガイディングがなかったとか
    結婚式でレンタルされていて見られなかったとか
    何故かタイミングが悪くて・・・

    今回は事前に調査しておいて
    14時のガイディングにインターネットで予約した
    ・・・のだが
    ちょっと時間の読みを間違えて
    (カルヌントゥムのローマ遺跡が楽し過ぎて(笑))
    慌てて、先方に電話して
    16時の最後のガイディングに変更してもらった。

    結果的には、16時でラッキー。
    14時のガイディングには50人くらい来たらしいが
    16時は20人くらいのグループで
    ガイドさんの話もはっきり聞けた。

    このお城、オーストリアの最後の皇帝カール1世(1887-1922) が
    1918年11月11日に
    ウィーンのシェーンブルン宮殿にある
    中国の青い壁紙の部屋で
    権利放棄の声明文にサインした後
    オーストリアを去る前に
    最後の滞在をした宮殿なのだ。

    エッカルツアウ宮殿は
    Eckertsau と書かれるので
    エッケルツ・アウなのか(Eckerts-au)
    エッケルト・ザウなのか(Eckert-sau)
    かねがね疑問に思っていたが

    既に13世紀頃に文書に言及がある城砦で
    マルヒフェルトの平原に近いために
    戦争が多く
    (だってすぐ近くにはマジャール人やスラブ人)
    エッケルトという名前の貴族が
    堀に囲まれた城砦を作ったので
    エッケルト家のアウ(=湿地帯)という名称になった。

    ガイドさんの話によれば
    当時は城砦の周りを
    水を張った堀で固めれば
    城砦を攻めてくる軍人はいなかったそうだ。

    当時の軍人の甲冑は
    最低でも20キロ
    モノによっては50キロを越える重さがあって
    水を張ってある堀で転んだら
    そのまま起き上がれなくなって
    死ぬのは確実だったから。
    う〜ん、なるほどね。

    その後、様々な貴族の所有になりながら
    1720年にキンスキー家のフランツ・フェルディナント公が
    この地域(湿地帯)を狩りの場所として購入したので
    このお城も土地と一緒について来たとの事。

    キンスキー家はお金持ちだったので
    中世の城砦を、洒落たバロックに全面改装。

    改装の指揮を取ったのが
    ヨーゼフ・エマヌエル・フィッシャー・フォン・エルラッハ。
    (お父さんのヨハン・ベルンハルト・フィシャー・フォン・エルラッハは
     オーストリア国立図書館やカールス教会などの建築で有名)

    1760年にハプスブルク家のマリア・テレジアが
    この城をキンスキーからプライベートに入手して
    フランツ・アントン・ヒルデブラントによって
    増築と改築が行われたものの

    この地域はドナウ川(当時は治水工事がされていない)が
    年に2回、氾濫して
    お城にも大きな被害をもたらしており
    さすがのハプスブルク家も
    1年に2回の大掛かりな修築工事は手に余る
    ・・・というので
    その後、放置されていた。

    時代は移り、1888年に
    後に皇位後継者になる
    ハプスブルク家のフランツ・フェルディナントが
    狩りのためにこの城に来て
    1897年に自分の所有にする。
    1908年にはドイツ皇帝のヴィルヘルム2世も
    狩りに招待されて、ここに宿泊した。

    さて、ここで
    「悲劇の皇帝」と言われる
    フランツ・ヨゼフ1世の後継者が
    どんどん死んで行ってしまった事件をちょっと・・・
    (ここが長いので、読まなくても構いません)

    フランツ・ヨゼフ1世の第一帝位後継者
    息子のルドルフは

    ウィーン郊外の狩の館のマイヤーリンクで
    マリア・ヴェツェラと銃による自殺(1889年)
    (ただし、本当に自殺だったのか、暗殺だったのかは
     未だにわかっていない)

    次の皇位継承者の
    カール・ルードヴィヒ(フランツ・ヨゼフの3番目の弟)は
    信心深い人で
    ヨルダンで霊験あらたか、と言われる水を飲んで
    腸チフスでシェーンブルン宮殿にて、1896年に死去。

    (2番目の弟はメキシコ皇帝マクシミリアンで
     メキシコでの暴動で1867年に銃殺されている)

    このカール・ルードヴィヒの息子が
    フランツ・フェルディナント (1863-1914)

    フランツ・フェルディナントは
    貴族ではあるものの
    釣り合わない家系、ホテック家のソフィーと大恋愛。

    子孫はハプスブルク家としては認めない旨の
    契約書にサインして、貴賤結婚。
    (アルトシュテッテン城にはホーエンベルク家があるが
     この家系が、フランツ・フェルディナント直系)

    貴族の結婚はほとんどが政略結婚なので
    宮殿は真ん中から、北の部分(男性の住居)と
    南部分(女性の住居)に分かれていたそうだが

    フランツ・フェルディナントは恋愛結婚だったので
    北の部分は閉鎖して
    2人で仲良く南の部分に住んだとの事。

    狩りが好きで
    狩りの獲物は、生涯で27万5千頭。
    (その中には象とかのエキゾチックな動物もいたとか。
     5000頭は鹿だったそうだ)
    いくつかの角は19世紀に増築された部分の回廊に飾ってある。

    さて、ご存知の通り
    このフランツ・フェルディナントは
    1914年、サラエボでのパレードの際に
    妻のソフィー共々
    テロで銃殺されてしまう。
    (第一次世界大戦勃発のきっかけ)

    ハプスブルク家の直系男子として
    フランツ・フェルディナントの2歳違いの弟
    オットー・フランツに継承権が移ったのだが

    この「麗しのオットー」と呼ばれる伊達男は
    女性が好きで好きで
    結果、1900年頃から梅毒を患って1906年に死去。

    その麗しのオットーの
    政略結婚の相手ザクセン公ゲオルクの王女
    マリア・ヨーゼファとの間に生まれた息子が

    フランツ・ヨゼフ亡き後の
    最後のオーストリア皇帝となった
    カール1世 (1887-1922)

    あまりに面倒なので
    ウィキからの簡単な系図を貼っておく。
    (赤字による死因は筆者が補足)



    カール1世は
    1918年11月11日に
    シェーンブルン宮殿にて権利放棄の書類にサインした後
    すぐにシェーンブルン宮殿を出て
    このエッカルツアウ城に移動。

    このお城は帝国に属するものではなく
    ハプスブルク・ロートリンゲン家の個人所有だった事と

    ウィーンから近いため
    新しい共和国政府が躓いて
    帝政が復活すれば、すぐに戻れるし

    ウィーンに戻れなくても
    隣のハンガリー(オーストリア・ハンガリー帝国!)も近い、という理由。

    当時のカール・レンナー首相(第一次共和制初代首相)が
    カールとその家族をエッカルツアウ城に訪ね

     オーストリア帝国の皇帝位から退位するか

     退位せずに逮捕されるか
     (カールは妻のツィタ共々、退位はしていない。
      あくまでも「権利放棄」をしただけである)

     あるいは、黙ってオーストリアを去るか

    の選択を迫ったそうだ。
    (それでなくても、周囲には暗殺しようとする人が
     かなり居たらしいので
     エッカルツアウ城も安全な場所とは言えなくなっていたようだが)

    というわけで
    カールとその家族はスイスに亡命するが

    その後、ハンガリーの帝位は保持していたために
    何回かの返り咲きを試みたものの
    全て失敗して
    ポルトガル領マデイラ島に流され

    困窮の中で
    風邪を拗らせて、そのまま体調が戻らず
    34歳で亡くなった。

    妻であるブルボン・パルマ家のツィタは
    夫のカール亡き後は
    マリア・テレジアのようにずっと喪服を着て
    1989年に96歳でスイスで死去。

    1989年4月1日に
    ウィーンのカプツィーナ納骨堂に
    心臓を除いて(心臓はスイスのムーリ修道院)眠っている。
    (カールは、そのままマデイラ島に埋葬されている。)

    最後まで「退位」はしなかったが
    長男のオットーは1961年に
    オーストリア帝位請求権の放棄を宣言している。
    (1963年に行政裁判所にて宣言を認定)

    カール1世がオーストリア帝国の皇帝位についたのは
    第一次世界大戦の真っ只中で
    結婚したのがイタリア・フランス系の女性だった事も
    市民の反感をかった上

    何とか、早く戦争を終わらせて
    オーストリア国民の犠牲を最小限にとどめたい、と

    フランスとの秘密交渉をしていたのが
    クレマンソーに秘密をばらされて
    ますます国民が反感を募らせたり

    本当に、ここらへんの歴史を探っていくと
    良かれと思ってやった事が
    次から次に裏目に出てしまう、という悲劇が
    どんどん出て来て
    やりきれない気分になって来る。

    ガイディングで
    オーストリアを去る前の
    最後のランチを取った部屋を見せてくれる。
    (第二次世界大戦で、中のものはほとんど盗難にあい
     現在、展示されているのは
     オーストリア家具博物館からのレンタルだとか)

    メニューは

     スープ(フリタッテン・ズッペ)
     ジビエの盛り合わせ
     ワイルド・ベリーのケーキ

    というもので

    ガイドさん曰く
    ジビエって高級そうに聞こえるけれど
    イノシシはそこら中に居るので
    食べる側も飽き飽きしていたらしい(笑)

    最後のクリスマス・パーティをした図書室。
    前皇帝一家のご滞在という事で
    当時は150人を越える召使いが働いていて
    ほとんどの召使いが地元の人。

    クリスマスには、この召使い全員の名前を読み上げて
    全員にプレゼントを配るという習慣があったそうで

    イギリス国王(ジョージ)からの資金援助はあったものの
    150人分のプレゼントには足りず
    ツィタがどうしようか悩んでいた時に

    屋根裏部屋から
    小さなプレゼントがたくさん入ったトランクが出て来て
    助かった、というエピソードも聞いた。

    最後のミサをチャペルで行った時には
    泣き出す召使いも多かったらしい・・・が

    ガイドさん曰く
    別れがどうのこうのではなくて
    仕事がなくなるから
    明日から住むところと食べるものと
    収入がなくなっちゃう・・・と言うのが
    泣いた理由ではないか(笑)

    このお城、現在はオーストリア森林局が管理していて
    ウエディング・ロケーションとしても人気があるらしい。

    内部はガイディング・ツアーでしか見られないけれど
    歴史の話も含めて
    オーストリアの歴史に興味ある方はぜひどうぞ。
    公式サイトは こちら

    英語とスロヴァキア語のサイトもある。
    サイト内で Über Schloss Eckertsau のところには
    バーチャル・ツアーもあって
    各ルームをマウスで360度見る事も出来る。

    近くのマルヒフェルトの湿地帯では
    デュルンクルートの近くで
    1278年にハプスブルクのルドルフ1世が
    ボヘミア王プシェミスル朝のオタカル2世を破った戦争があって
    これ以降、ハプスブルク家は
    オーストリアを支配する事になるので

    ハプスブルク家のオーストリア支配の始まりと終わりを
    1日のドライブで体験できる地方でもある。

    久し振りに
    オーストリアの歴史に思いを馳せて
    ひたすら現実逃避をしてしまった私に
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    7月16日〜21日の小旅行 5日目 レーゲンスブルク(最終日)

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      2023年7月19日(木)

      実質的に最終日。

      ドレスデンからウィーンまで走れば
      プラハ経由で約6時間だが
      これを1日で走る体力はない・・・

      ではどこで1泊するか、という話になって
      パッサウは避けたいので
      (現役時代の嫌な思い出がある)
      レーゲンスブルクにしよう

      ・・・という、ただ、それだけの理由。



      レーゲンスブルクと言えば
      世界文化遺産だし(最近は何処にでもある)
      大聖堂もあるし
      ドン・フアン・デ・アウストリアという
      神聖ローマ帝国カール5世の庶子が生まれた
      と言われる場所でもある。

      (池田理代子の「オルフェウスの窓」の舞台でもある。
       読み返したくなって来た・・・)

      カルロヴィ・ヴァリの時に走った高速道路を戻り
      約350キロ
      時々、制限速度が
      時速100キロになったり130キロになったりはするが
      基本的に制限速度のない高速道路を
      ひたすらアクセル踏み込んで到着。

      あ〜、やっとエルベ川じゃなくて
      こんにちは、ドナウ川 ♡



      バイエルンに入ったので
      もう、グーテン・タークとか言わなくて済む
      グリュース・ゴットの世界 😄

      大聖堂の塔1本は修築中。
      あまりにデカすぎて写真に入らない。


      中は真っ暗、ステンド・グラスが美しい。
      (写真ヘタクソなのでよく見えなかったらごめんなさい)



      旧市街をあちこち散歩して
      ドイツ最古のソーセージ屋とか
      ドイツ最古の石橋(ドナウ川の写真に写っているのがそれ)
      ローマ時代のポルタ・プレトリア
      見栄で作られたと言われる金の塔
      (石で作られているので金とは関係ない)
      ドイツ最古のカフェ
      (ここは「ドイツ最古」が好きな街のようだ(笑))
      ドン・フアン・デ・アウストリアの像
      旧市役所や旧帝国議会場とか

      古い街並みがそのまま残っていて
      建物はあちこち歪んでいるし(笑)
      勘違いで描かれた絵が残っているゴリアト・ハウスとか
      (12世紀に官僚を目指す Goliarden と呼ばれる学士が泊まった宿に
       16世紀に聖書の David vs. Goliath ダヴィデ対ゴリアト の壁画が描かれた)



      (うまく写真が撮れなかったので
       このサイトからお写真拝借)

      世界文化遺産でもあるし
      旧市街には、かなり観光客も多いのだが

      インスタ映えしない街(すみません)

      でも古い街並みがそのまま残っているのは面白い。

      次の日7月21日は
      レーゲンスブルクからウィーンまで
      約400キロを
      ずっと車の窓を開けたまま(冷房ないから)
      ひたすら高速道路を走るだけだったので



      今回の小旅行はこれにて終わり。

      もともと出不精なのに
      歳取ってから、ますます旅行キライになっている私は
      長年の旅トモがいなかったら
      絶対にこういう旅行には出ないので
      その意味では、旅トモには感謝しかない 🙏

      ウィーン → カルルシュテイン → カルロヴィ・ヴァリ →
      ドレスデン → レーゲンスブルク → ウィーン

      という強行軍だったけれど
      (しかも車の冷房が壊れているとか・・・)
      大雨にも降られず
      事故渋滞にも巻き込まれず
      (反対側が渋滞だった箇所も多い)
      事故もなく
      無事に戻って来られて良かった 😊

      当分、旅行は勘弁💦 と思っている私に
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      ついでだが
      レーゲンスブルクからウィーンへは
      直通の列車があって
      実は列車を使った方がウィーンには早く到着する。
      (3時間15分くらい。
       ドイツ鉄道が問題なく運行すれば・・・だが(笑))

      環境保護の観点からも
      ヨーロッパ旅行は出来るだけ公共交通機関を使おう・・・

      ところで、今回のドライブ旅行
      高速道路でのトラックの多さには仰天した。

      ヨーロッパの物流って
      こんなに多くのトラック(とその運転手さんたち)に
      支えられているのか、と
      改めて驚いた次第。

      7月16日〜21日の小旅行 4日目 ドレスデン

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        7月19日(水)ドレスデン

        連日300キロから400キロのドライブ旅行の中日で
        やっと今日だけは車に乗らずに済む ☺️

        ドレスデンで観光客が見るところと言えば
        センパー・オーパーのガイディング・ツアー
        ツヴィンガー宮殿にレジデンスと決まっている(断定)
        (フラウエン教会は昨日、さっさと見た)

        9時45分からのオペラ座ガイディングに参加し
        (写真許可は別途3ユーロだったので撮ってない)
        その後、ツヴィンガー、次にレジデンス。

        ツヴィンガー宮殿の絵画館では
        フェルメールとデューラーが見どころ。





        だけど、それ以外にも刮目すべき絵画は多い。
        (って言うか、まるでウィーンの美術史美術館に居るような気分)

        ただ、ここの
        陶器コレクションの凄さは圧倒的。

        この凄まじい数の
        中国製・日本製陶器のコレクション
        ザクセン王国って、どんな金持ちだったんだ?!

        ハプスブルク家の食器コレクションの中にも
        古伊万里があるけれど
        数が違うわ・・・





        こういう部屋(回廊)が
        延々と続くのである・・・



        もちろんマイセン陶器もある。
        って言うか
        マイセンってドレスデンから近いんだよね。





        本来、マイセン陶器の購入のために
        有閑マダムは、みなさん、マイセンに行くような気がするが
        私は有閑でもマダムでもないし
        陶器コレクションするための資金も
        置いておくスペースもないので
        マイセン見学はカット(笑)

        芸術品を見て、見て、見まくって
        レジデンスの中のトルコ軍のテントとか
        武器のコレクションとか
        洋服のコレクションとか

        すごい数の武器(剣など)があるけれど
        これ、戦争の後
        血まみれの死体が散乱するところから集めて
        血を洗って展示してるんだよね・・・と考えると
        かなり気分が滅入る。

        工芸品や楽器のコレクションも面白い。
        コインのコレクションもすごい数。

        このレジデンス
        まるで迷路のようで
        (途中でクローズしている部分もあったので)
        一旦、上の階に行ってから下に行くとか
        広いし、凄まじい数の展示があるので
        本気で見たら、ばっちり1日かかるだろう。

        実は歴史的緑の円天井のところは
        タイム・スロットがない、という事で見られなかったのだが

        それ以外の他の部分だけで
        お腹いっぱい、胸いっぱいで
        ザクセン選帝侯のパラノイア的コレクションの情熱に
        当てられて、クラクラする。

        クタクタになりながら
        最後に入った銃コレクションの回廊の
        あまりに美しいルネサンスの天井にノックアウト。



        工事中だったけれど
        中庭から見られるルネッサンスのファッサードにも
        萌えるワタシ。



        その後
        市電とバスで、ちょっと郊外まで出て
        世界初のケーブル・カーというか
        懸垂式モノレールというか
        1901年から稼働しているモノレールに乗って
        ドレスデンの街を見下ろして来た。

        この懸垂式モノレールの公式サイトはこちら(ドイツ語)

        もう1日遊びまくって
        ドライブはなかったけれど
        グッタリだった私に
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        7月16日〜21日の小旅行 3日目 ラコッツ橋とドレスデン

        0
          2023年7月18日(火)

          カルロヴィ・ヴァリからラコッツ橋まで約300キロ
          ラコッツ橋からドレスデンまで約121キロ
          総計420キロのドライブ(冷房なし)

          ドレスデンまでは180キロほどなのだが
          ドレスデンを通り越して
          どうしても見たいという
          ラコッツ橋へ。

          ドイツに入ると
          基本的に高速道路の速度制限はないので
          アクセル踏み込んで時速150キロくらいまでは
          簡単に出せるものの

          冷房なしで窓を少し開けているので
          耳が痛くて・・・

          高速道路はトラックの運行がむちゃくちゃ多い。
          右側走行車線は
          何十台もトラックが並んでいるような状態で
          それを追い越す・・・んだけど

          追い越し車線にトラックが出て来て
          前のトラックを追い越しするところに出くわすと
          その後ろに乗用車が
          時速100キロくらいで数珠繋ぎになる。

          夏なので道路工事も多いのだが
          工事のところでも時速100キロ制限なのは宜しい。
          (オーストリアだと時速80キロとか60キロで
           道路工事のところは本当にイライラする)

          30代から40代の頃は
          ドライブしまくりだったのだが
          さすがに、この歳になると
          どこの景色も似たようなものだし
          高速道路はEU内での表示が統一されたし
          高速道路でのカーレースも
          あんまり興味がなくなって来て

          まだ目的地に着かないのか
          うんざり 😩 って言う気分の方が勝つ。

          で、そのラコッツ橋。
          湖、と言うよりは
          水溜りの上に作られて
          渡るための橋ではなく

          ただの飾り・・・



          ほら、1800年代って
          ロマンティックが持て囃されて
          作り物の廃墟とかが増えた時代ですし。

          森の中を少し散歩したけれど
          これだけかいっ・・・っていう印象ではあった。

          後で地図を見たら
          ここから10キロくらい行ったら
          ポーランドの国境で

          だったらポーランドにも
          ちょっと足を踏み入れて来るんだった(反省)



          その後、またドレスデンに向かい
          ホテルにチェック・イン。

          パーキング問題に懲りたのだが
          このホテルは
          事前にパーキングの詳細な説明を
          メールしてくれたので
          全く問題なく地下のガレージに辿り着いた 🤗

          まずは修築の終わった
          フラウエン教会の内部を見てから
          塔に登る(高いところが好き)



          ドイツって学生料金のところに
          上限の年齢が書いてない。
          (オーストリアだと26歳未満と書いてある)

          ウィーン大学の学生カードを提示すると
          本当に学生料金(約半額)でチケットが買える。

          ドイツって引退してから
          大学に行く人が少ないのか?
          (それともオーストリアは
           年配学生が特に多いとか?)

          ぐるぐる登って
          階段登って
          360℃の風景(エルベ川付き)を堪能。
          風が強かったので
          あまり写真は撮れなかったのでごめんなさい。

          その後、旧市街を歩いて
          センパー・オーパーやらツヴィンガー宮殿
          レジデンツやドームを一周したけれど

          この都市って
          非ドイツ人が
          「うお〜、これこそドイツ」
          と思う、典型的なドイツっぽい街だなぁ。

          建物がマッチョで
          大きくて堂々としていて
          (ちょいブダペストに似てるかも)
          人を脅かすような感じがある。

          市内は観光客も多くて
          レストランも多く
          活気があって
          さすがザクセンの首都・・・

          実は次の日に
          ザクセン王国の凄さを
          見せつけられる事になる私に
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          7月16日〜21日の小旅行 2日目の2 カルロヴィ・ヴァリ

          0
            2023年7月17日(月)その2

            さて、マリアーンスケ・ラズニェも
            カルロヴィ・ヴァリも
            有名な保養地で
            歴史上の有名人が来る場所というのは共通だが

            マリアーンスケ・ラズニェのお店が
            割りに庶民的というかチェコっぽいところがあるのに対して

            カルロヴィ・ヴァリは
            超高級店(らしき洒落たお店)がズラズラ並ぶ。

            だいたい、旧市街の建物は
            ホテルが並び
            ホテルでなければ超高級(らしき)な洒落たショップか
            レストランしかない。

            あっ、川の向こうには劇場もあった。
            何かやっているのかもしれないが・・・

            行った人は同じような感想を持つと思うんだけど
            このカルロヴィ・ヴァリこそ
            非ヨーロッパ人が
            「これぞヨーロッパ」と思うイメージそのもの。

            19世紀のロング・ドレスと日傘の淑女たちが
            歩いていても違和感がないだろう。



            まぁ、日中は、名物薄いビスケットを持って
            齧りながら歩いている
            アジアの大国の観光客グループが
            ものすごく多かったが。
            (大陸からか、島からかは不明)

            夜になると居なくなるので
            たぶん、プラハからの1日バスツアーとかだろうな。

            ここには、いくつかコロナーダがある。
            写真とかは、ウエブで探せば
            いくらでも出てくるので一つだけ。



            ご存知、吸い口のついた温泉用のカップで
            コロナーダの温泉を飲むのが
            カルロヴィ・ヴァリの保養なんだけど

            あ〜っ😅
            家にある(以前買った)吸い口カップを
            持ってくれば良かった・・・

            旅トモ曰く
            「カップなんか要らないでしょ。
             手で掬って飲んだら?」

            ・・・って
            出ている温水、60℃から80℃くらいで
            手で触ったら火傷するわ 😤

            カップを購入する気もなかったので
            温泉のお湯は飲まなかった(飲めなかった)
            悪しからず。

            川の流れている中心街の左右は山で
            頑張れば山登りも出来そうだが
            我々は、ちょっと登って上から見るポイントには行ったけれど
            本格的な山歩きはギブアップ。

            ホテルの部屋はスイートで
            リビング・ルーム(ソファあり)と寝室。

            バスタブ付きで
            洋服箪笥とかも大きいのは
            もともと保養地で
            長期滞在の人が多かったからだろう。
            ・・・今はどうかわからないけど。

            テルメ(温泉プール)は
            山の上まであって
            街が一望できるようだ。
            (我々は行っていないけど)

            旧市街の突き当たりにある
            グランド・ホテル・プップは
            歴代、有名人が宿泊している
            超高級ホテル。



            ホテルの前の広場の地面には
            宿泊した人の名前と年の石がある。

            フランツ・ヨゼフ皇帝とか
            ドボルジャークとか
            色々あるので一つだけ。



            もちろん、現在でも
            ハリウッドのスーパー・スターが泊まったりしていて
            その名前もある。

            私も泊まった事があるが
            ワタシの名前はない(爆笑)

            グランド・ホテル・プップのカフェで
            ケーキを食して
            このホテルのトルテが美味だったので
            ウハウハしてしまった私に

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            7月16日〜21日の小旅行 2日目の1 マリアーンスケ・ラーズニェ

            0
              2023年7月17日(月)

              カルルシュテインからマリアーンスケ・ラーズニェ 152キロ
              マリアーンスケ・ラーズニェからカルロヴィ・ヴァリ 51キロ
              走行距離 約200キロちょっと。

              ナビがなかったら絶対に行き着けない・・・(汗)
              とんでもない田舎道を
              ナビに従ってドライブして
              (高速道路じゃないので
               窓は開けやすいけど)
              マリアーンスケ・ラーズニェに到着。



              いや、ワタシは来た事があるんですけど😅
              市内に車を停めて
              美しい建物のテラスで
              お茶した思い出しかない。

              路肩に停めて良さそうだし
              駐車チケットの販売の機材もあるし
              適当なところに停めて

              駐車チケット販売機
              旅トモは「カードで払えるでしょ」と楽観的だったが
              いやいやいや、チェコはそれほど甘くない。
              案の定、コインのみ。
              あ〜、大昔にチェコにしょっちゅう行っていた時の
              コインを持って来て良かった。

              手持ちのコインを投入したら
              1時間ちょっと停められるようなので

              そこから歩いて市内へ。
              (もっと市内に近いところの路肩も
               かなり空いていて
               しまった💦と思ったんだけど
               こればかりは事前にはわからないからなぁ)

              歌う噴水、と言うのが公園にあって
              2時間に1回、音楽に合わせて
              噴水の水が踊る😀

              ちょうど11時にタイミング良く間に合って
              他の観光客と噴水を鑑賞。
              (音楽は時間で変わる。
               詳細は公式サイトをどうぞ)

              世界文化遺産の街なのだが
              最近、世界文化遺産が増えすぎて
              どこもかしこもユネスコのマークがあって
              私にもよくわからない。

              コロナーダを見て



              あっ、昔、ここでコーヒー飲んだ
              ・・・というところを見て



              山の上のギリシャ教会まで歩いたら
              月曜日は開いていなかった。
              仕方ない、こういう事は
              思い付きの見学では、よくある。

              さて、車に戻って
              目指すは本日の宿泊地
              カルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)

              市内のホテルを予約しているので
              ナビに入力して
              ひたすら田舎道を走る。

              ところが
              ナビが入れ、と指示した道路は
              行き止まりって書いてあるんだけど???

              しかも、すごい坂を登って行くんだけど???

              ホテルの予約をする時に
              パーキングのあるところ、と、条件で絞ってはいるのだが
              その袋小路の最後
              山の上まで行ったら
              1個だけ車を停められるスペースがあって

              なんか、チェコ語で書いてあるから
              普通の人は車を停めてはいけないのだろうが
              ナビは
              「目的地までは、ここから歩く必要があります」
              ・・・そうなのか???

              ともかく、旧市街にあるホテルだし
              たぶん、この山を降りたら旧市街だから
              そこらへんにホテルがある筈だ。

              ホテル発見 💡
              レセプションのお姉さんは
              チェコ語以外は、あまり出来ず
              カタコトの英語で
              パーキングは市外で
              ここから街を通り越して
              橋を渡って
              ・・・と説明してくれるので

              またもや
              先ほど降りた山を、せっせと頂上まで登り
              車で下の谷に行って
              その方向に走る。
              (ナビに住所を入れろ、と言われたので入れたが
               ナビも混乱している模様・・・)

              で、指示通り、橋を渡ったら
              かの有名なグランド・ホテル・プップの後ろに出た。
              そこのパーキングのおじさんが
              ドイツ語ペラペラで
              ホテル名を言ったら

              あっ、商売仇だね(笑)
              なら、こう行って、ここに公共駐車場があるよ。
              入ったら、空きの数が出ているから
              そこから歩いて
              遠いように見えるかもしれないけれど
              そんなに遠くなくて、10分くらいだから

              と親切に教えてくれた。

              (グランド・ホテル・プップは
               以前に日本人グループと泊まった事がある。
               今回も考えたのだが
               あまりにルーム・レートが高過ぎてギブアップ)

              空きの数1つだけだったけれど
              無事に公共駐車場に入れて
              そこから荷物を引っ張って10分、ホテル到着。

              ランチに行ったけれど
              さすが高級保養地カルロヴィ・ヴァリで
              食事が、たいへんにお高い価格・・・😅

              カルロヴィ・ヴァリについての詳細?は
              明日、アップする・・・かもしれない予定の私に
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              7月16日〜21日の小旅行 1日目 カルルシュテイン

              0
                2023年7月16日(日曜日)

                ウィーンから、ブルノ経由で
                チェコのプラハ方面へ
                高速道路をひたすら走る。

                チェコの高速道路を使うためのヴィネッテは
                最後のオーストリアのドライブ・インで購入。

                車のナンバーを入れると
                デジタルで処理されるので
                シールはなし。
                (車にベタベタ貼らなくて済む。素晴らしい♡)
                最低が10日間有効で17ユーロ。

                最初の目的地カルルシュテインまで
                走行距離約360キロ。

                ほとんどが高速道路。
                冷房故障中なので(涙)
                窓を少し開けて
                時速130キロで走行すると

                まるで飛行機の中のような騒音で
                耳が痛くなる・・・のは、もう仕方がない。

                幸いな事に、気温は28度くらいが最高温度だし
                雨も降らなかったので
                窓開けっぱなしでも、一応、大丈夫。

                久し振りの長距離ドライブで
                (途中で何回かの休憩はもちろん入れた)
                高速道路の追い越しカーレースは疲れるが

                チェコの車、追い越し車線に留まらず
                ちゃんとトラックなどを追い越した後に
                走行車線に戻ってくれるのが有り難い。
                (オーストリアはそのまま追い越し車線を
                 ノロノロ走るドライバーが多いのだ)

                プラハでの宿泊は避けたかったので
                (プラハは仕事していた時の苦い思い出が多すぎる)
                郊外のカルルシュテインのホテルを予約。

                プラハ近くのカルルシュテインには
                神聖ローマ帝国皇帝の
                カール4世(1346-1378)が建てた城砦がある。

                カール4世は
                ルクセンブルク家2人目の神聖ローマ帝国皇帝。

                プシェミシュル家最後のボヘミア王ヴァーツラフ3世の妹
                エリシュカを母としてプラハで生まれ

                王子時代にプラハ城の聖ヴィート大聖堂が建てられ
                プラハが大司教区になり
                プラハのカレル大学の設立や
                金印勅書の発行で
                神聖ローマ帝国内の政治的混乱を治めた人物。

                オーストリアの歴史から見ると
                ハプスブルク家のルドルフ4世(1358-1365)の舅。

                金印勅書にハプスブルク家が入らなかった問題もあり
                ルドルフ4世のプリヴィレギウム・マイオスという
                ヨーロッパ史上でも最大の偽造文書の一つが出来る契機にもなった。

                (オーストリア「大」公 Erzherzog というタイトルは
                 ルドルフ4世が、この時に提案したもので
                 世界に一つしかない、ハプスブルク家のみのタイトルである。

                 司教 Bischof の上に
                 大司教 Erzbischof があるんだから
                 公 Herzog の上に
                 大公 Erzherzog があっても良いだろう・・・という
                 一種のこじつけなんだけど(笑)

                 この偽書を見たカール4世は
                 学者のペトラルカに見せて、どうしよう?と相談したが
                 ワケのわからん怖さを感じたらしく
                 結局、うやむやのままに終わってしまい

                 プリヴィレギウム・マイオスは
                 後世のハプスブルク家神聖ローマ帝国皇帝の
                 フリードリヒ3世のもとで、有効とされる事になった)

                城砦を見学するなら
                プラハからの観光バスに乗った方が良い、と言われていたけれど
                ホテルにチェック・インしてから
                徒歩で約30分ほど(ホテルは市外にある)
                城砦に登ったら
                英語のガイディング・ツアーがあった。





                ・・・ただ、本当は2つ目のツアー(予約要)の方が
                珍しいチャペルとか観られたらしい。

                公式サイトはこちら(英語)

                我々が見たのは Basic Tour だけど
                格子天井と格子の壁のあるオーディエンス・ルームは
                音響的に非常に面白そうで
                ついつい・・・(以下省略)

                城砦の近くには車を停めるところはないので
                市内から坂を登るのだが

                そんなに遠くはないし
                ずっと車だったから
                歩けるのは大歓迎(でないと運動不足になる)

                まぁ、一応、城砦の中は見たし
                カール4世についての話も面白かったし
                景色も良かったし

                ホテルは市内の喧騒から離れた
                自然の中にある古い建物で
                レストランのテラス席が気持ち良かった。



                食したサラダも美味。



                中継地として「だけ」で宿泊したところで
                候補地としては
                ブルノやイフラヴァやプルゼニュ(ピルゼン)も考えたのだが
                知っているところより
                知らなかったカルルシュテインを選んで正解。

                明日からも
                毎日400キロ近いドライブを
                冷房なしの車でしなければならない、と思うと
                1日目から、ちょっと怯んでいた私に
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                7月16日〜21日の小旅行 プロローグ

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                  人生で最も苦手なものは
                  料理と旅行というワタシではあるが

                  長年の旅トモが
                  マリアーンスケ・ラーズニェ(マリエンバート)と
                  カルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)に行きたい

                  ・・・というワケで

                  車でしか行けない所なので
                  久し振りの長距離ドライブ旅行を計画。

                  引退してから、もっぱら公共交通機関なので
                  滅多に乗らないマイカーに乗ってみたら

                  冷房が故障中・・・

                  一時帰国の前に
                  修理工場に持って行って
                  日本から戻った次の日
                  金曜日14日に車をピック・アップしに行ったら

                  「冷房は修理不可能。
                   ホ⚪︎ダの工場に持って行って」

                  え?
                  金曜日で、工場なんか全部閉まってるし
                  日曜日から旅行なんだけど・・・(絶句)
                  10日以上も車を預けていて
                  何かあったらメールで連絡して、と言ったよね?

                  はい、ここは日本ではない
                  オーストリアである・・・(絶句)

                  冷房なしで
                  窓を開けて
                  真夏の恐怖の長距離ドライブ。

                  レンタカーも一瞬考えたのだが
                  ガソリン別で
                  一番安い車で1000ユーロ以上(16万円!)

                  旅程としては
                  日本から戻ったばかりでの時差ボケもあるし
                  ウィーンからカルロヴィ・ヴァリまでの間に1泊
                  マリアンスケ・ラズニェはちょっと見るだけで
                  カルロヴィ・ヴァリで1泊

                  その後、ドレスデンに向かって
                  ドレスデンのもっと向こう
                  ポーランドに近い場所で
                  どうしても見たい、と旅トモの言う場所に向かい
                  ドレスデンに戻って2泊

                  ドレスデンからウィーンに戻る途中で1泊

                  合計5泊6日の、恐怖の強行ドライブ旅行。
                  運転手はワタシ1名のみ。

                  続く 😆

                  というワケで
                  旅行内容をちょっとづつ書こう
                  とは思っているのだが

                  毎日はアップできないかも
                  ・・・という
                  いつもながらの
                  怠け者のワタクシに

                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。
                  (厚かましいのは承知の上・・・)

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                  一時帰国 出国・入国・飛行機

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                    今回の一時帰国は3年振りで
                    レジャーというよりは、気にかかる事が優先だったのだが
                    ともあれ、無事にウィーンに戻って来たので
                    自分用として
                    現時点で一時帰国にかかわる手続きなどをメモ。

                    フライトは、ともかくガソリン代金の高騰に伴い
                    とんでもない料金になっているので
                    信頼できそうな航空会社(状況は刻々と変わるが)で
                    できるだけ安いところを選択して
                    ルフトハンザの VIE/MUC/HND 帰路も同じ。
                    23キロ荷物2つを預けられて、ハンド・ラゲッジ8キロまで一つ込み。

                    日本に持っていく大量のチョコレート 😮‍💨
                    チョコレートは溶けるからイヤだったのだが
                    先方の希望による。

                    しかも、その希望が出たのが
                    出発前日の日曜日。(日曜日はお店は開いていない!)
                    日曜日に開いているダダ混みのスーパーに急いで行って
                    チョコレートの棚を空にして来た。

                    出発前のPCR検査は72時間以内有効だったのを
                    48時間だと思っていて、日曜日の昼に行ったのだが
                    3時間くらいで結果が出た。

                    有料で49ユーロ。
                    場所は仮の小屋みたいなところで、ちと怪し気だが
                    日本の証明書も用意してあって
                    事前に登録、QRコードだけ持って行けば、すぐに終わる。
                    (小屋はガラガラだった。日本人しか来ないんだろうと邪推しちゃう)

                    MySOS なるものをインストール
                    ついでに COCOA もインストール(これは不要だったようだ)
                    MySOS にはワクチン接種証明、PCR陰性結果をアップして
                    数時間で青になって準備万端。

                    ボーディング・パスは前日にチェック・インしてゲット。
                    ウィーン空港では、ボーディングの QRコードで
                    荷物のタッグが出るので(預け荷物2つの場合は2回やって2枚出す)
                    自分でタッグを荷物に付けて
                    無人カウンター(カウンターは数多いのでガラガラ)から
                    勝手に流す。

                    ウィーン空港のセキュリティでは
                    人工股関節でベルが鳴った(事前に言ってあったけど)ので
                    上から下まで触られた(笑)
                    MUCとHNDは言ったけど、問題なし(機械が違う)

                    VIE/MUC はEU便なので飲食サービスはなし。
                    フライト時間45分だから必要はないわ。

                    MUC/HND は中央アジア経由。
                    (ロシアの上空を飛べないため)
                    飛行時間12時間ほどで、ロシア経由とほとんど変わらない。

                    LHの長距離フライトの機材は良かった。
                    行きは満席、帰りもほとんど満席だが、隣が空席でラッキー。
                    (その隣の人が横になっていたので席は使えなかったけど)

                    機内でなかなか眠れなかったので
                    映画も見られたし
                    マリン・オールソップの The Conductor は観たかったので
                    得した気分。
                    内容は似たり寄ったりだが、音楽が良い。
                    字幕はなし。

                    羽田に到着後、MySOS を持って
                    延々と歩かされ、角ごとに係員が立って
                    行く方向を指示され
                    (別に言われなくても表示は出ているんだけど)
                    MySOS 出して、パスポート出して
                    約20分ほど、延々と歩かされる。

                    入国手続きは顔認証であっという間に終わる。

                    羽田空港の国際便ターミナルは初体験だが
                    宅急便のところで、荷物の詰め替えをして
                    大きいトランクはホテルに送る。

                    帰る時にも、大きいトランクは宅急便で送って
                    (2日前の夕方までに集荷してもらう必要あり)
                    空港で詰め替えをして持って行った。
                    いや〜、宅急便って、本当に便利。

                    荷物があるので(チョコレート!)
                    HNDからリムジン・バスで実家近くまで移動。

                    帰りもリムジン・バスと思っていたら
                    HND出発フライトに間に合うリムジンがなくて焦った。

                    今回は実家近くのホテルに宿泊したので
                    そこから列車で品川か浜松町と思っていたら
                    インターネットで調べた列車がなくて(何故だ?)

                    新宿まで出て
                    乗り換えが面倒なので新宿からリムジン・バス。
                    最後の1席を何とか確保。
                    まぁ、15分か20分置きに出ているので
                    次のバスでも、時間的には問題なかったとは思うが。

                    出発日は朝4時起床で
                    羽田で朝食取って、コンビニでオニギリ買って
                    ・・・と思っていたら

                    出発ゲートのフードコートは行列で
                    サンドイッチ20分待ちと言われて
                    マドレーヌとフィナンシェで妥協。

                    中にはコンビニもなく
                    オニギリも煎餅も何も買えない(涙)
                    お土産屋さんも閉まっていた。

                    HND/MUC は北極経由。
                    飛行時間はおよそ14時間。

                    昔は給油のためにアンカレッジ経由だったが
                    現在はカナダの北方を飛んで、グリーンランドからヨーロッパへ。

                    MUC/VIE はOS便(コードシェア)
                    雷雨のため、約30分遅れ。

                    チェック・インの時に、通路側の席を確保していたのに
                    コード読み取り時に、紙が出て来て
                    3席の真ん中に席が移動されていた。

                    これ、他のお客さまにもあったようで
                    ゴネた人がいたらしく
                    パイロットがアナウンスで
                    従業員の指示に従え、と言っていた。

                    大昔、まだセキュリティが甘かった頃に
                    席がなくて
                    コックピットで飛んだ事があるからな(笑)
                    あの時は飛行時間2時間で、食事もドキドキしながら
                    コックピットで食べたもん。
                    (ここで機材の上に食事をぶちまけたら
                     この飛行機、墜落するかも・・・というドキドキである)
                    あの時はクルーが操縦室に入って
                    とある客が席のアサインでものすごいクレームを挙げていて
                    あれは、絶対に不倫カップルだ、なんて話を(以下省略)

                    MUC/VIE では荷物を預ける人は少なかったようで
                    ターンテーブル開始後、すぐに2つともトランクが出て来た。

                    日本ではユニクロとかダイエーで
                    かなり買物して
                    何せトランク2つだし
                    税関で目を付けられるとコワイので
                    ある程度の(ここ大事(笑))領収書は集め
                    エクセルで表を作って、ユーロに換算。

                    旅行の免税上限は430ユーロ。
                    計算結果が700ユーロ。

                    免税上限越えたと思うんですけど
                    ・・・と元気よく税関に行ったら

                    何処に行ってたの?(仏頂面)

                    3年ぶりの日本です(ニコニコ)
                    何を買ったの?(仏頂面)
                    主に食料品と衣料で(ニコニコ)
                    肉とか魚?(仏頂面)
                    いえ、お米とかお菓子とか乾燥ワカメとか
                    肉製品と魚製品は全くなくて
                    700ユーロの半額くらいが食料品です(ニコニコ)

                    ならオッケー、そのまま出て良いよ(ちょっとニコニコ)

                    ・・・良いのか?
                    いや、食料品は税金対象外とは言ってたけど。

                    日本の便利さと
                    モノの豊富さに慣れてしまうと
                    ウィーンの不便利さが目立っちゃうけど
                    長い旅ではあったけれど
                    また戻って来たので

                    明日からせっせとモダン・ダンスの公演に通います。
                    ただ、多少は節制の必要が生じているので
                    夏の期間は、そんなに通いません。

                    それでも、このアホなブログを
                    読んで下さる皆さまに感謝しつつ
                    励ましの1クリックを、また宜しくお願い申し上げます。


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                    リンツ一泊旅行

                    0
                      2021年9月23日〜24日

                      タビトモが8月に続いて
                      また来ているので
                      小旅行・・・なのだが

                      8月のケルンテンとグラーフェネックで
                      もう、車を運転するのもしんどいし
                      異常気象や環境問題も毎日取り沙汰されていて
                      CO2を排出するのも気詰まりだし
                      どちらにせよ、次の日の昼に別のアポイントメントがあるので
                      オーストリアの近場で列車で行けるところ、と考えると

                      リンツですよ、リンツ。
                      まぁ、高地オーストリア州は
                      ワクチン接種反対派が多いのだが
                      都市部なら大丈夫だろうし
                      ウィーンから鉄道で1時間ちょっと。
                      (車だと2時間かかる)

                      候補地としてはグラーツもあったんだけど
                      これは、ゼメリング鉄道を通るので時間がかかるし
                      確か、ちょうどシュタイヤーマルクの秋という
                      現代芸術祭の真っ最中の筈(人混みキライ)

                      ウィーン・ザルツブルク間の私鉄 Westbahn で
                      特別タリフがあって(早い者勝ち)
                      片道8ユーロ99セントというのも魅力的。
                      あっという間になくなるので
                      (一つ違うと14ユーロ99セントになるし
                       直前になると割引でも20ユーロ以上になる)
                      急いでチケットを確保して
                      滞在時間が少ないので、ホテルは市内の4つ星ホテルを押さえ
                      次の日は朝早い列車だったので、朝食はなし。
                      (次の列車は14ユーロ99セントになっていた)

                      私としては
                      Ars Electronica Center
                      いつものレントス美術館を見て

                      オリジナルのリンツァー・トルテを購入し
                      時間があればリンツ城
                      あと、10月17日まで開催の
                      Höhenrausch という
                      なんかよくわかんないけど
                      高所酩酊? ともかく高いところに登るらしい催物が
                      市内で行なわれていて16時30分にガイディングがあるらしい。

                      と色々と考えていたのだが
                      タビトモが突然、Pöstlingberg に登りたいという意向を表明。
                      駅からホテルまで歩いて
                      見学箇所は全部、徒歩で回ろうと思っていたんだけど
                      Pöstlingberg に登るなら
                      公共交通機関に Pöstlingberg も含めた
                      リンツ体験24時間チケット
                      1人10ユーロちょっとを買った方がお得。

                      インターネット万歳で
                      事前にリンツの24時間体験チケットも購入し
                      (市電でも Pöstlingbergbahn でも1回も検札来なかったけど)
                      駅からバスでマリエン・ドームに移動。

                      まずはジンドラックにてリンツァー・トルテを購入。

                      ヨーロッパ最古のトルテ・・・とか言う言い伝えのある
                      伝統的な素朴なトルテで
                      もちろん、友人へのプレゼント用と
                      ご近所さんへのお土産用である。
                      (けど、ちょっと大きめのトルテ一つは
                       自分用に購入した。
                       だいたい、どこに行って何を買ってもプレゼント用で
                       自分の口には入らないのが通例なのだが
                       リンツァートルテって日持ちがするはずなので
                       たまには贅沢しても・・・(言い訳))

                      トランクにどっさりトルテを詰め込んで
                      ホテルに荷物を置かせてもらい
                      大聖堂を見て
                      そのまま、中央広場から Pöstlingbergbahn に乗る。
                      30分に1本しか出ていないし
                      天気の良い日だったので
                      ご年配のグループや、学校の遠足で列車は満杯。

                      ・・・なんだか、列車が新しくなっている。
                      しかも、私の記憶だと、郊外の駅から乗ったはずだが
                      いつの間にか中央広場から出ている。

                      昔の列車は、本当に古くて
                      運転席を見ると、運転手さんが手動で
                      取手をグルグル回したりしていて風情があったんだけど
                      2008年〜9年にかけてモダン化されたようだ。

                      途中にブルックナー大学の停留所があった。
                      へええええ、ブルックナー大学ってここにあるのか・・・

                      Pöstlingberg は私は何回か行った事がある。
                      天気が良いので、上から見るリンツと郊外が
                      多少、霞はかかっているけれど、美しく見える。

                      30分に1本で
                      学校の遠足の児童と年配グループで満杯の列車で戻り
                      アルス・エレクトロニカ・センターへ。

                      
オーストリアのこういう博物館や美術館では
                      オーストリア・ガイドのライセンスが力を発揮する(笑)
                      まずは、ちょうど間に合った Deep Space 8K に入る。

                      まぁ、テクノロジーの進んだ日本人なら
                      ちゃちい、と思われるかもしれないけど
                      大スクリーンと床に投影される宇宙のリアル・フィルムや
                      3Dの芸術作品(メガネを借りて見る)や
                      動く床と壁(遊園地とかにありそう(笑))とか
                      けっこう、大人の子供心を刺激する。

                      内容はその時々で違うみたいだけど
                      公式のプロモーション・ビデオがあったので貼っておく。
                      我々が見たのは、全く違う内容だったが。



                      地下には人工知能をテーマとした展覧会もあったのだが
                      う〜ん、こう言う科学的テーマは
                      ちゃんとプライベートのガイディングでもお願いして
                      しっかりと説明してもらわないと無理だわ・・・(情けない)

                      市内の中央広場のカフェ・ブルックナー(笑)のテラスで軽食の後
                      レントス美術館へ。
                      建物が大きいので、タビトモは時間がかかると思ったようだが
                      常設展が、そんなに大きくないのは私は知っている。
                      (だいたい、近代・現代美術にあまり興味がなければ
                       付き合ってもらうのも申し訳ないんだけど・・・
                       私は、ああいう美術館なら、1点の絵画の前で
                       数十分は立ち尽くしたいタイプだけど(妄想爆発ゾーンに入る))

                      常設展と、地下のオーストリアの画家の絵をチラッと見て
                      (それでも、数枚の絵の前で妄想爆発時間は過ごせたのがラッキー)
                      旧市街に戻り
                      目指すは「高所酩酊」展覧会(笑)
                      レストランで聞いた時には
                      そこから歩いて5分、と言われて
                      本当に5分くらいで着いた(こういう事って珍しい)

                      旧市街にある場所は
                      高地オーストリアの「文化センター」
                      建物の上に、木で作った塔が立っていて
                      ほほう、これを登るのか
                      リンツ市が上から見えて面白そう。
                      (まぁ、午前中に Pöstlingberg から見てるんだけど
                       バ○とネコは高いところが好き、という諺(?)もある)

                      展覧会のチケット売り場に行って
                      ガイドのライセンスを見せたら
                      う〜ん・・・って戸惑われた(笑)
                      (観光客用ではない施設やプライベートな博物館や
                       動物園なんかは、この葵の紋は通用しないのである)

                      16時30分からガイディングありますよね?
                      と言ったら
                      え?そんなのあったっけ?
                      ・・・って、この展覧会のウエブ・サイトに記載されてますが。

                      売り場の人が、あちこちに電話を掛けまくって
                      16時30分のガイディングがある、という事を確認して
                      ガイディング費用だけは、私の分は無料にしてくれた。

                      時間があったので、下のカフェで一休みして
                      16時30分に行ったら
                      ガイディング参加者は我々2人だけ(笑)
                      プライベート・ガイディングだ、バンザイ。

                      この Höhenrausch は、今年で11年目。
                      各年にテーマを決めて、芸術作品の展示をするが
                      今年が最後という事で(建造物は取り除くそうだ)
                      思い切って行けて良かった♡

                      今年のテーマは「パラダイス」
                      ・・・だけど
                      もちろん、環境保護問題と関係のある芸術ばかり。
                      商業用と化したフラミンゴの模型とか🦩
                      日本のアーティストが作った霧のインスタレーションとか
                      (聞いたら、霧のインスタレーションは、環境保護ではなく
                       瞑想するための空間、という事らしい)

                      どんどん階段を登って、屋根まで出ると
                      下の床が格子状になっていて、透けて見える。
                      (ガラスじゃなくて良かった・・・(笑)
                       でも私は高所恐怖症はないので、ガラスでもイケたかも)

                      木の塔の途中に掛かっているのは
                      ロシアのアーティストが作った「船」
                      (その向こう側には、午前中に登った Pöstlingberg の教会が見える)



                      いや〜、天気が良くて、寒くもなく
                      風もなくてラッキー(晴れ女だからなワタシ)

                      塔の上まで登ってリンツ市を上から見て堪能し
                      降りて行くと、今度は建物から隣の教会の屋根に入る。

                      うお〜っ、昔のバロックの教会の天井裏の木の枠組み!
                      そこにも、愛の詩を書いた紙に、ミツバチのワックスを塗ったものが
                      吊り下がっている芸術作品がある。
                      (ガイドさんが居なかったらわからないわよ、これは)

                      教会の天井裏を通って
                      最後は隣の教会に出るという展覧会。
                      かなりユニークだわこれ。
                      それに、ちゃんとガイドさんが説明してくれて
                      本当に楽しかった。
                      やっぱり、ガイディングがあれば絶対に参加すべし。
                      我々2人だけだったので、チッピングしてお別れした。

                      ホテルにチェック・インして
                      夕食は近くのレストランを探し
                      電話してみたら
                      満杯なんだけど、バーなら席がある、というので
                      それでOKと出掛けてみたら
                      急なキャンセルがあったとの事で
                      レストランに席を作ってくれた。バンザイ。

                      行ったレストランは ここ

                      ともかく1日で、めちゃくちゃ歩いたし
                      オーストリア料理の油ギトギトのものを食したくて
                      レストランお勧めの
                      (メニューに「センセーション」と書いてあった(笑))
                      バウエルン・シュマウス(農民のお祝い用料理)をオーダー。
                      いや〜、ソースの半分以上が脂だよね、という
                      罪深い美味しさ(舌がオーストリア化している)



                      このレストラン、満杯だったせいか
                      サービスは非常に鈍いんだけど
                      その分、デザート出るまでにすごく時間が空いて
                      デザートのバリエーションまで完食。



                      次の日は朝早い列車(8ユーロ99セント(笑)で
                      ウィーンに戻った私に
                      どうぞ本日も1クリックをよろしくお恵み下さいませ。



                      バナーのケーキはエスターハージー・シュニッテで
                      リンツァー・トルテではありません。

                      ところで、何故リンツ?と考えた時に
                      リンツ市が最近作って、物議を醸し出した
                      とんでもないプロモーション動画に影響を受けている事は否めない。
                      ドイツ語だけではあるのだが貼っておく。
                      観光プロモーションとは思えないぶっ飛び方(笑)



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