シュタイヤーマルク小旅行 その2

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    シュタイヤーマルク小旅行2日目。

    今回は2泊だったので
    真ん中の1日をどうするか。

    こういう、どリッチ超高級ホテル宿泊の場合は
    ホテル敷地内でゴルフしたりテニスしたり乗馬したり
    近くの山道を歩いたりするのが正統な過ごし方とは思うが

    私とタビトモは
    できればなるべく色々な経験をしたいタイプ。

    まずは近く(ドライブ50分くらい)にある
    アドモント修道院を目指す。

    11時に図書館の一般ガイディングがある。
    (図書館はガイディングなしの見学も可能)
    世界で最も大きい(面積的に)修道院の図書館で
    啓蒙時代を反映して
    珍しくも白や金を多用した、明るい図書館。
    (他の修道院の図書館は割りに暗い感じがするのが多い)

    写真は許可されていたが
    私は写真を撮らない人なので(すみません)
    ドイツ語だが、公式サイトからの動画を貼っておく。



    修道院の公式ウエブ・サイト(英語) は こちら

    現在、21名の修道僧がいるそうで
    修道院に付属して、バロックの博物館、ゴシックの博物館
    加えて、現代芸術の博物館と、自然博物館があり
    学校も経営している。

    芸術を通じての啓蒙活動を主にしているようで
    現代芸術(写真が多かった)は、かなり面白かった。
    宗教的なモチーフはほとんど感じないけれど
    神父さんたちが、教会で床にぶっ倒れていたり
    りんごを咥えた姿で立っていたりするシリーズは素晴らしい。

    図書館のガイディングは
    芸術史を大学で専攻しているという女性が
    詳しく説明してくれて、興味深かった。
    この図書館、上のギャラリーに登る梯子がないのだが
    何と、図書館内に4箇所、本を装った向こう側に
    隠し階段がある。
    (見た目を重視して、カッコ良く見せようという
     涙ぐましい努力の結果、階段を隠したらしい)

    自然博物館は
    ウィーンの自然史博物館を知っていれば
    その小規模なもの、と言えるかもしれないが
    地元の虫や蝶のコレクションが圧倒的だし

    農業に精通して
    リンゴやナシを作っていた人が
    ロウ細工で、様々な種類のリンゴやナシを
    ものすごくリアルに作ったコレクションがすごい。
    (どう見ても本物にしか見えないが、ロウ細工である!)





    さて、アドモント修道院から
    更に車で約1時間のところに
    アイゼンエルツという村があり
    そこに、エルツベルクという山がある。

    早回しの動画だがイメージとして、ちょっと見て下さい。
    1分に満たないので。
    (砂利を運ぶトラック、巨大なので
     こんなに早くは走りません)



    この段差のある不思議な山は
    40年前、グラーツ大学に留学した時から気になっていて
    実は20歳の時に
    アイゼンエルツまで列車で出掛けた事がある。

    今、考えるとアホなのだが
    列車の駅が市内や鉄鉱山のど真ん中にあるワケがなく
    市内から離れた、ど田舎の駅で
    いったい、あの段差のある山はどこなんだ?と困惑している時に

    住民の家族の人が声を掛けてくれて
    そのまま、何故か、そのお家に呼ばれて
    お茶をご馳走になって

    何も見学せず、目的だった山も見られず
    帰って来た・・・という、トンマな思い出。

    あの時に何がショックだったかと言うと
    鉱山で仕事をしていた、というご両親が
    文盲だった事。
    息子は字が読める、と自慢していらしたが
    そういう労働者層が居る(繰り返すが40年前の話)というのが
    当時の私には、ひっくり返る程のカルチャー・ショックだった。

    最後のツアーが15時、というので
    ナビを使って行ったのだが
    ナビにアイゼンエルツと入れたら
    本当に山の頂上を目指してしまい(笑、ナビは悪くない)

    車が1台、ギリギリで通れるような道の
    すごい傾斜を走っていったら
    途中で進入禁止(そりゃそうだろ)

    慌てて戻って、どこだ?と探したら標識を見つけて
    何とかギリギリ15時のハウリー・ツアーに参加。

    ヘルメットをもらって
    「世界で一番巨大なタクシー」こと、ハウリーに乗り込む。
    タイヤだけで、人間の身長よりずっと高い。

    ガガガガガ・・・・と、巨大タクシー(笑)は段を登って行く。



    露天掘り鉱山で、今でも毎日爆破が行われているそうで
    (爆破見物ツアーもある)
    365日24時間、休みなく鉄が採掘されているけれど
    現在は自動化がかなり進んでいて
    従業員数も少なくなったとの事。

    観光地というよりは
    今でも採掘が行われている鉱山なので
    トラックの化け物みたいな車が走っていて
    遠くから見ると小さく見えるが
    近くで見ると、すごい大きさで、ド迫力で
    KOMATSU と表示があるので、ちょっと嬉しい。

    ケルト人の時代(700年代)から採掘が行われていたそうで
    ケルト人は、ここの鉄をローマ人に売りつけていたそうだ。
    ローマ人は、この鉄を買って、ワインで支払ったとのこと。

    現在の鉄は、ここからリンツとドナヴィッツに送られていて
    LD転炉という名称は、リンツのLとドナヴィッツのDを取ったもの。

    意外や意外なんだけど
    オーストリアは観光だけではなく
    こういう工業技術開発にも優れている(場合がある)
    近くのレオーベンには、鉱山業大学もある。
    (ウエブ・サイトは こちら

    最後のツアーだったし、普通の水曜日だし
    家族連れと、我々みたいな年配のオーストリア人ばかりだったが
    ギリギリで間に合って良かった ♡

    40年前は、きっと一般公開はしていなかったかもしれないが
    (だって、あくまでも採掘地だしね)
    でも、40年経って、やっと、この段差だらけの山を見られて
    夢が叶ったような気分。

    2時間かけてホテルに戻り
    サウナ入って、夕食を取って
    (丸ごとのシュタイヤーマルクの鱒と
     お魚のバリエーション)
    クリックで大きくなります。





    次の日は、レオーベンやゼンマリンク経由の高速道路で
    途中のお茶休憩2回入れて、3時間でウィーンに戻って来た。

    3日間の短い休暇だったけど
    カーブてんこ盛りの山道を含む800キロ弱のドライブが出来て
    ここ数年、あまり車を運転しなくなっていたので
    ドライブがむちゃくちゃ楽しかった。

    天気にも恵まれて
    久し振りに山を見て
    ハイソサイエティっぽい客の集まる高級リゾート・ホテルで
    身の丈を越えてエンジョイして来た私に
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    天候に恵まれたのもあるけれど
    確かにシュタイヤーマルクって、オーストリアの緑のハートというのが
    よくわかる小旅行だった。

    シュタイヤーマルク小旅行 その1

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      憎きウイルスのために長く旅行できず
      まぁ、旅行好きでもないから別に良いのだが
      久し振りに良きタビトモが来たし
      コンサート3日間なかったし(理由はそれかい!)

      どこへ行く?

      とタビトモに聞いたら
      ハルシュタットに行きたい・・・って

      あ〜、それは良いんだけど
      ハルシュタットに行くと
      現役時代の思い出が入り混じって複雑な気分だし
      通るだけで良いと言う事で
      オーストリアの緑のハート、シュタイヤーマルクの
      どリッチな5つ星ホテルに勝手に決定した(すみません)

      どリッチなホテルの公式ウエブ・サイトは こちら

      真ん中あたりに1分47秒のプロモーション動画があるのだが
      何故か、なんぱストーリーになっている(爆笑)
      こんなホテルに美男・美女がシングルで来て
      ナンパされまくりってあり得ませんから。

      まずはウィーンを出て、西高速道路をザルツブルク方面へ走り
      レーガウで高速を降りて
      ザルツカンマーグートをひたすらハルシュタットに向けて走る。

      ハルシュタット市内に一番近いパーキングは満杯。
      他のパーキングも満杯、と書いてあったが
      角にいる担当のおじさんが
      入って良いぞ、という身振りをしたので入って
      何とか駐車して、そこから市内に歩く。

      ハルシュタットは、まぁ知らない人はいないと思うが
      公式ウエブの(ちょっと忙しないけど)動画を貼っておく。



      昨年まで、この小さな村は
      アジアからの観光客で溢れかえる人混みだった。
      もちろん日本からのグループも多くて
      これ以上書くと、現役時代を思い出すので止めておく。

      もちろん、今のハルシュタットは、観光客は多いけれど
      ほとんどがオーストリアないしは周辺国からの観光客である。

      私はハルシュタットに興味はないが(知ってるし)
      実はハルシュタットからちょっと南にある
      クリッペンシュタインのファイブ・フィンガースという
      謎の名所に興味津々。

      以前から名前は知っていた。
      直接には関与しなかったが
      マスコミ取材でもチラッと名前は聞いた。
      調べてみたら、ゴンドラ2つ乗って
      そこから約30分歩くと、絶景になるらしい。

      という事でまずはゴンドラその1で1350メートルまで。
      ゴンドラその2で2100メートルまで昇る。
      そこから約30分、登るのかと思ったら
      途中から降りる道になって
      (この降りる道が長いので、実は帰り道の方がキツい)



      到着したのは、確かに物見台が5つあるところで
      あ〜、これが謎のファイブ・フィンガース。

      そこからの景色はこういう感じ。
      (私は写真を撮らない人間なので出来が悪いのは勘弁して下さい)



      この周辺には本格的な登山道もあるし
      氷河もチラッと見えたし
      登山の格好の人もかなり居た。

      ナビに従って
      本当にこの道路か?みたいな田舎を走り
      ホテルに到着。

      おおおお、さすが、どリッチな5つ星の古城ホテル。
      停まっている車はウィーン・ナンバーが多いのだが
      傷一つないメルセデス・ベンツやジャガーの多い事。

      良いんだも〜ん
      傷一つない車を運転している人って
      たいていがサンデー・ドライバーだし(悔し紛れ)

      スポーツ・ホテルでゴルフしに来ている人も多いみたい。
      如何にもリッチな、ご年配のカップルだらけ。
      我々もリッチなご年配・・・に見えるかしら(無理)

      到着後、私はすぐにサウナに飛び込む。
      サウナも数種類あって
      上の階にはウォーター・ベッドなども完備。
      人も少なく
      プールなんか、ほとんど誰も居ない。

      ホテルのア・ラ・カルトのレストランで
      (ちゃんと、ちょっと良い服で、化粧もして)夕食。

      ベランダ付きのルームからの景色が美しい。

      これが1日目。

      手術後7週間目で、初めての長距離ドライブで
      車を降りた直後は、かなり痛みがあったけれど
      ファイブ・フィンガースへの30分の散歩は全然平気だったし

      サウナは
      まぁ、あの段を上がるのにちょっと苦労したが
      何とかよじ登って上で熱気を堪能できた。

      久し振りの小旅行記を書いた私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      ベルリン 8月13日〜16日

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        ベルリン旅行 2018年8月13日〜16日

        歴史オタクの旅トモと一緒にベルリンに行けば
        テーマは当然ながら
        第一次世界大戦・第二次世界大戦
        ナチス時代、ユダヤ人迫害、東ドイツの時代にベルリンの壁。

        見学したところを自分のメモ用に列記しておく。
        (他にも一応「観光客」としてベルリン大聖堂やニコライ教会等はあるが省略)
        面倒なのでリンクせず、URL を書いておくので
        興味のある方はクリックしてみて下さい。

        ヒットラー最後の地下壕(の跡)
        虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
        https://www.stiftung-denkmal.de/startseite.html
        トレップタワー・パーク(ソビエト兵隊の墓と記念碑)
        https://www.berlin.de/sehenswuerdigkeiten/3561249-3558930-treptower-park.html
        東ドイツ博物館
        https://www.ddr-museum.de/en
        ツリーハウス
        (説明ドイツ語のみ。東西に分断していた時に、どちらにも属していなかった土地に
         トルコ人のオスマン・カリンが目をつけて、畑を作って、家を建てた)
        https://de.wikipedia.org/wiki/Baumhaus_an_der_Mauer
        ザクセンハウゼン強制収容所跡
        http://www.stiftung-bg.de/gums/
        シュタージ博物館
        https://www.stasimuseum.de
        ベルリン地下ツアー
        (様々なツアーがあるのだが事前予約が出来ず、人数も制限されていて
         かなりあっという間にチケットは売り切れ。
         時間的関係で、第二次世界大戦の防空壕の英語のツアーに参加)
        https://berliner-unterwelten.de
        ドイツ・レジスタンス記念館
        https://www.gdw-berlin.de/home/
        ドイツ・スパイ博物館
        https://www.deutsches-spionagemuseum.de
        テロ博物館
        http://www.topographie.de
        ベルリンの壁 記念碑博物館
        https://www.berliner-mauer-gedenkstaette.de/de/

        ベルリンって、ともかく大きくて
        博物館に行くのに、公共交通機関の駅を降りてから
        結構な距離を徒歩で行かねばならない。

        ウィーンに例えれば
        ベルベデーレ宮殿(上宮)最寄駅はウィーン国立オペラ座です
        ・・・というような感じである。

        3日間で、げっそりする程、近代史と向き合う機会をもらって
        政治的人間ではない私でも、いくつか真剣に考える事もあった。

        いくつかの博物館はドイツ政府が主導していて
        入場料無料で公開されているのだが
        ナチ時代の記録が非常に細かい部分まで展示されている。
        じっくり見ようと思ったら、1日どころか、1ヶ月くらい通わないと無理(ホント)

        書式での記録に加え
        ビデオでのドキュメンタリーや学者のインタビュー等
        多大なマテリアルが、これでもか、とばかりに公開されている。

        ベルリン地下博物館のガイドさんが言っていたけれど
        ドイツ人は書式の記録を残すのが好きで(笑)
        よって、ナチス時代の記録も、本当に書式ですべて残っている。
        (それを公開して展示するって、まぁ、ものすごい予算とスタッフが必要だろう)

        東ドイツ時代は、ソビエト連邦から強制されて
        ほとんどの国民は反対だった、というのは理解できるにせよ
        ナチス時代は、オーストリア含めて、ナチスに賛成した人が多かった
        というのは歴史的事実。

        同性愛者の差別から、社会的弱者の排除、
        病人や身体障害者は、国民の税金を使うだけなのだから不要という考え方。

        有名なポスターがある。
        「この人たちは一生、生産性がなく、貴方の金を無駄に使って生きています」
        (ナチスは、そういう人たちを大量に虐殺した)

        基本的人権に関しては国際法もあるし
        日本国憲法第11条で定められてはいる。
        現在取り沙汰されている憲法改定が行われると
        この条文は日本国憲法からなくなる予定らしい。

        ただ、第12条に
        「この・・・自由及び権利は、国民の不断の努力によつて
         これを保持しなければならない」とあるので
        国民が選挙に行かず、自由や権利を保持する努力をしないのだったら
        当然、そういう人権も軽んじられて行く傾向が出てくるだろう、きっと。

        私の子供時代に、親から
        共産主義って怖いんだよ〜、働かざるもの食うべからずだからね〜
        って、親も何を考えていたのか不明だが
        (働かない子供にイヤミを言いたかっただけかもしれない(笑))
        人権は、働く、働かない、役に立つ立たないに関わらず
        人間に備わったものだ。

        ・・・というような考えに至るのは
        私だって、かなり歳を取ってからである。

        健康で、そこそこ成績も取れて
        まぁ、エリートとは言わないけれど
        そこそこの学校を出て
        自分なりに、そこそこの人生を送って来た私は
        社会的弱者に対して、あまり寛容じゃない、という自覚はある。

        だからこそ
        強制収容所跡などに行って
        そこで展示を見ながら
        人間が如何に残酷になれるかを目の当たりにすると

        現代だから、きゃ〜、何て残酷、とか言っていられるけれど
        そのど真ん中に居て
        しかもエリートとして親衛隊とか入っちゃったら
        ユダヤ人や社会的弱者を平気で虐める人間になっちゃったんじゃないか
        ・・・とか、本気で思ってしまう。

        オーストリアのマウトハウゼン強制収容所跡は
        仕事の関係で何回か行ったけれど
        その時、収容されている人の中からも
        ナチスにすり寄ってカポという手先になった人がいると聞いて
        う〜ん、自分も行き残るためなら
        絶対に手段を選ばず、そういう人間になってるだろうなぁ・・・

        お偉い方々は、自分はそうならない、と断言できる人も居るかもしれないが
        私はそこまで自分に自信はない。

        今回の博物館探報で、ニュルンベルク裁判の記録を
        動画でやっていたのを、ちょっと見てみたのだが
        ナチスの高官たちが
        「私は総統に命令されて、それを忠実に実行しただけだ」
        と言っているのを聞きながら

        あ〜、そうだよねぇ。
        ナチス高官たちって
        普通の平和な時代であれば
        上司の言う事をきっちり守って
        しかも、如何に効率的に仕事を行うかを考えるという
        ものすごく優秀なエリートの官僚になっていたタイプだもん。

        レジスタンス博物館は
        ヒトラー暗殺を企てて叶わず
        有罪という事で死刑にされた場所の政府の建物の中にあるが
        「静かな英雄たち」という展示を行っている。

        謂われなくナチスに追われそうな人たちを
        匿った、市井の普通の人たちの展示。
        バレて死刑になった人たちも居る。
        誰かを匿うというのは、それだけの危険性があったのにも関わらず
        人道的な見地から
        匿うのは当然の事、として行った人たちが居る。

        うわああ、ワタシ、たぶん無理。
        きっとヒステリーになって
        何でワタシの命まで危険に晒して
        他人を匿わなきゃならんのよ!?と叫ぶに違いない。

        そういう時代があった、という事実を知るのは大事だし
        ドイツが現在、徹底的に過去の洗い出しをした上で
        自分たちの犯した間違いを
        これでもか、という程に
        政府が主導して、展示して教育して、世界に発信している、という事実。
        驚くばかりに徹底的で
        ほとんど自虐じゃないか、と思われるくらいだが
        この悲惨な歴史を繰り返してはならない、という強い意志と
        それを次の世代に伝えねばならない、という使命をひしひしと感じる。

        どこかの国の場合は
        戦争の悲惨さはあちこちで展示されるけれど
        自分たちも戦争に突入した責任の一端を担っているのだ
        という意識はあまりないよね?(違っていたらお許し下さい)

        オーストリアだって、その意味では
        第二次世界大戦後に戦争責任なし、となってしまって
        当時のナチスの高官たちも、そのまま政治家になっちゃったりしていて
        ドイツと比べると、ともかく意識が希薄なのだが。
        (人口比で言えばオーストリアはドイツよりナチスは多かった)

        日本国籍は保持しているけれど
        税金払っているのはオーストリアだし
        (オーストリアの選挙権はない・・・ちっ)
        日本の政治的な事に口を挟む権利はあっても
        どなたか偉い政治家曰く
        義務さえ果たしたら権利を使う事に関しては何も言わない
        という(間違った)基本に従えば
        私は日本で「勤労」と「納税」の義務を果たしていないので
        「生存権」と「参政権」の権利もないんでしょうかね?(笑)

        生物としての生存への本能的欲求は当然あるけれど
        それを超えたところで
        人権や思想に向き合った人たちが居る。

        それを、自分が出来る(ワタシは無理)かどうかはともかくとして
        向き合わざるを得ない歴史を人類が作って来た事について
        (ドイツだけの問題じゃないと思うよ、私見だけど)
        自分と向き合う機会を、たっぷりともらって来た小旅行になった。

        どこかの国の政治家に対するコメントは
        どうぞ無視して下さいまし(笑)
        政治や教育について、色々と考える事はあるけれど
        読者の皆さまもゲッソリするだろうし、ここで止めておきます。

        今週末からグラーフェネックの音楽祭が始まって
        ゆっくりと、いつもの音楽鑑賞記に戻ってくる予定の私に
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        しかしベルリンって、本当に公共交通機関が複雑で
        しかも博物館や記念碑の近くにないのが大変 ^^;

        アンドラ公国 珍道中 その4(最後)

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          2016年8月13日〜14日

          アンドラ公国珍道中、これにて最後です。
          どうぞもう少しお付き合い下さいまし。

          歩行者天国まで歩いて
          地元のお店に入って
          ガスパチョをまたもや大量に飲んで
          (本当に美味しいんですよ、これ)
          魚にニンニクたっぷりの食事。



          このニンニクが美味しくて・・・(笑)
          旅行に出ると、普段食べないものもどんどん食べちゃう。

          さて、最終日。
          昨日、フラフラになりながらも、ほとんどの場所は見たので
          最後に、昔の教会跡に建った、新しい教会を見に行った。
          Nostra Senyora de Meritxell Sanctuary Basilica

          あんまり詳しい説明も写真もないけれど
          英語サイトは ここ

          何枚か珍しく撮った写真はこれ。



          昔の教会が燃えた後に作ったバジリカで
          一部が博物館のようになっていて
          アンドラの様々な教会のジオラマが展示してある。

          ただ、日曜日は自転車のロードレースが行われていて
          しかも、ロードレースの時にも
          道路の閉鎖はなくて
          (あったら交通に支障をきたすどころの騒ぎじゃないと思う)

          車で走っていると
          右から左から、大量の自転車が走ってくるので
          ちょっとコワイ・・・

          ロータリーのところは警官が立って
          交通整理していたけれど
          自転車との接触事故がなくて、本当に良かった(汗汗)

          2日目に車で走ってよくわかったけれど
          ここは冬のスポーツには素晴らしいところだろう。
          (夏でも動いているゴンドラがある街もあったけれど
           あまりに人が多いので行くのは止めた(笑))

          スペイン語かフランス語が堪能なら、という前提だが(爆笑)

          山肌にくっつくように建っている古い石の建物のホテルとか
          本当にピレネー山脈を走ってるんだなぁ、と
          何となく感慨深い。

          天気が良かったので、3日間
          ゴキゲンなマツダの車でガンガン山道走って
          約300キロの距離を踏破したのにもかかわらず
          何と、ガソリンは16リットルくらいで済んじゃって

          マツダって燃費むちゃくちゃ良いじゃん(驚愕)
          しかも、ガソリンがオーストリアより安くて
          最後に満タンにしても、16ユーロくらいで済んじゃった。

          AVIS 近くのガソリン・スタンドに車のキーを返して
          ガソリン・スタンドからタクシー呼んでもらって
          市内のバス・ターミナルで荷物をロッカーに預けてから
          初日に行った首都を散歩した。

          日曜日なのにお店開いてるし・・・
          しかも、すごい人の数。

          レストランは13時からしか開かないので、ちょっとのんびりして
          (註 夜は20時からしか開かないところが多い)
          最後にガスパチョ(またかよ(笑))と
          パエージャ頼んで
          ついでにしっかりクレーム・ブリュレも食す。



          あ、クレーム・ブリュレって
          こちらではカタルーニャ・クリームと呼ばれているので
          ここら辺が発祥の地の筈。
          (好きなんです、クレーム・ブリュレ。今回も2回は食した)

          15時のバスに乗って、またもや小型バスで3時間。
          バルセロナ空港に到着したが
          ターミナル1で降りたら、当該のフライトが見つからず
          オーストリア航空で聞いたら
          あ、この便はターミナル2だから循環バスに乗って、と言われ
          (最後の便はヨーロッパ・ウイングスとの共同運行だった)

          慌ててターミナル2に移動したのだが
          連休の中日なのに、すごい乗客の数で
          カウンター2つしかないのに、100人くらい並んでいて

          しかもカウンターでトラブる客の多いこと(ため息)
          せっかく事前に席の予約もしてあったのだが
          完全に無視されて
          前の列の窓際と廊下側を予約しておいたのに
          かなり後ろの方の廊下側と真ん中になってしまって
          (でももう、カウンターで文句言う気も失せた・・・)

          晴れていたので、窓際だったら
          ニースとかマルセイユとかも見えた筈なんだけど(涙)

          しかし、アンドラ公国なんて
          1人だったら絶対に行く気にならなかっただろうし
          旅トモがスペイン語やフランス語を駆使したから何とかなったけど
          英語とドイツ語だけじゃ、あの国、絶対無理です(断言)

          何が楽しかったと言って
          やっぱりマツダで走った山道の
          カーブだらけ、ロータリーだらけのドライブだなぁ。

          景色むちゃ良いし
          ナビゲーターはカタルーニャ語で全然役に立たなかったけど
          (時々、突然警告音を出すので反って邪魔だった)
          あのドライブの気持ちの良さは特筆モノだった。

          という訳で今年の休暇も終わり。
          (金曜日1日だけの夏休み(笑))

          天気に恵まれ
          友人の旅トモの語学力とナビゲーションに助けられ

          自分だけだったら一生行かなかった国を
          満喫して来た私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          アンドラ公国 珍道中 その3

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            2016年8月13日

            2日目、朝8時の朝食の後
            例の500ユーロで9時間というルートを走ろうという事になり
            8時30分には出て
            まずはフランスへの道を走る。

            カーブも多いのだが
            この国、異様にロータリーが多い。
            しかもロータリーというよりは
            道がそのまま続いているのに
            ロータリーっぽく作ってあるだけで
            丸い形にすらなっていない場所がかなりある。

            もちろん、それだって立派なロータリーだから
            左からの車が優先なんだけど
            対向車線みたいなところにあるロータリーなので
            道を間違えて方向転換する以外には
            左側から車が入って来る事は滅多にない。

            フランス方向に走って走って
            アンドラとフランスの国境を越えて
            入ったのは

            スペイン・・・

            実はフランスの中にスペインの飛び地があるのだ。
            どうしてもソコに行きたいというので。

            どうぞ地図をご覧下さい。



            左のアンドラ・ラ・ペリャと書いてあるところがアンドラ。
            右がフランスで
            その中に Llivia と書いてある小さな領地がスペイン領。

            周囲は標識含めてすべてフランス語だが
            入ったとたん、全部カタルーニャ語になる(爆笑)

            そこから左下に出て
            フランスとスペインの国境を通り
            (どこが国境なんだか、全くわからなかった(汗))

            ピレネー山脈の中をずっと走って走って走って
            もちろん、山道でカーブてんこ盛りで
            いろは坂って感じ。

            途中ですごく目立つお城があって
            どうもホテルみたいなので入ってみた。

            そのホテルは El Castell de Ciutat と言う
            ルレ・エ・シャトーのメンバーの大高級ホテル。
            サイトは ここ
            (View で写真をご覧下さい。3番目の写真にお城が出ているが
             これが道路から圧倒的な大きさで目に入ってくる)

            ランチは13時過ぎからでちょっと早かったので
            (たぶん非常にお高いだろうと思ったし)
            テラスでコーヒーだけ飲んで
            ちょっと金持ちになった気分(だけ)を味わう(笑)

            お城は後ろにど〜んと控えていて(廃墟だが)
            周囲はピレネー山脈で
            ホテルにはビューティ・ファームと高級レストランがあって

            ホテルのパンフレットはスペイン語しかありません(爆笑)
            ・・・まぁ、絶対に1人じゃ来られないだろう。

            南から、またアンドラに入るところで

            思いがけない大渋滞・・・
            まぁ、2車線が時々1車線になったりしていたのもあるけれど
            スペインから、フランスから
            大量の車が、買物か何かわからないけれど
            アンドラに入って来ている。

            (註 日曜日に自転車のロードレースがあったので
               その関係だったのかもしれない)

            何だか、ツアーで9時間とか言っていたところを
            5時間くらいで廻っちゃったんだけど・・・

            ホテルのガレージにいったん車を置いて
            14時過ぎから歩行者天国の外のレストランで食事。

            日中は暑いけれど、湿気がないので非常に快適。
            この気候だと、やっぱり

            ガスパチョが美味い!!!!

            結構な量が出てくるのだけれど
            どんどん飲める。いくらでも飲める(笑)
            やっぱり気候にあったものって美味しい ♡

            さて、あれだけカーブだらけロータリーだらけの山道を走ったら
            午後は温泉でも行ってゆっくりできるか、と思ったら

            ついでに北の方にも走ろう、と言われて
            偏頭痛が治っていない状態の私は
            実は一瞬、ゲッソリしたんだけれど

            結果的には行って良かった(笑)

            目指すは北の Ordino という村。

            たいして距離はない。
            ピレネー山脈の山道を
            どんどん登って行くだけである。

            到着して、旧市街に入って目指すは
            Casa d’Areny-Plandolit House Museum
            グーグル・ビューで何枚か写真があるので
            ご興味ある方は ここ をどうぞ。

            ここに行ったら
            ガイド・ツアーしか入れないと言われ
            次のフランス語(ロシア語翻訳が入るらしい)が満杯
            その次が40分後にスペイン語(カスティーリヤ語)のツアー
            最後にカタルーニャ語のツアーって

            英語はないのか英語は(怒)

            もっとも、ここのガイドさん、英語ペラペラ。
            (やっとこの国で英語を話す人に当たった!!!)

            しかも、すごく親切で
            待ち時間に、ミニアチュア博物館に行って来たら?
            歩いて2分のところよ、と言われて

            行ったのがミニアチュア博物館。

            ウクライナの職人 Nikolai Siadristyi という人が作った
            顕微鏡で見ないとわからない
            針の穴の中にローマの戦車が居たり
            エジプトのピラミッドにラクダが居たり
            砂糖の結晶の上に金の壷や皿があったり

            作品そのものは1ミリに満たないので
            肉眼でだいたい作品が見えない!!!

            変わった事をする人が居るものだ(感心)
            同じ博物館はロシアのマトリョーシカ博物館にもなっていた。

            その後戻って、プランドリット・ハウスで
            スペイン語のツアーに参加。

            スペイン語だから、全然わからないけれど(涙)
            キッチンから図書館、寝室、ご婦人の寝室
            子供部屋、遊戯部屋、歯医者さんの部屋からゲスト・ルームまで
            当時のアンドラの貴族?の生活がよくわかる。

            で、この唯一アンドラで英語がペラペラのチャーミングな女性は
            スペイン語でガイディングした後に
            親切にも英語で少し内容を話してくれる。

            面白かったのは食器のコレクションで
            これは、オーストリアのフランツ・ヨゼフ皇帝と
            エリザベート皇女から贈られたもの、というセットが揃っていた。
            思いがけないところで、アンドラの貴族との繋がりがあったのね。

            その後、また山道を登って車で走ったのだが
            行き止まりの手前で疲れ切って
            アンドラに戻る事にした。
            (山道のカーブだらけで、もう運転手ヘトヘトです(笑))

            19時過ぎにホテルに帰れたので
            地下のテルメ(温泉)のスチーム・サウナに行ったのだが
            20時にお終い、という事で
            ジャグジーもマッサージも使えずに
            スチーム・サウナだけで終わり。ちょっと残念。
            (せめて22時までとか開いていてくれたら良いのに)

            まだしつこく続きますが
            明日の記事で最後にしますので
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。


            アンドラ公国 珍道中 その2

            0
              Andorra 2016年8月12日 続き

              市内のコングレスハウスのパーキングは30分無料。
              下から入ったのだが、エレベータで7階まで登ると
              そこが旧市街。

              まずは Sant Esteve Church
              これはわかるぞ、いわゆるステファン教会だわ。
              中の聖人もシュロの葉と石を持ってるし。

              見事な石のロマネスク建築。
              (もっとも、どの教会もみんなロマネスク・・・(笑))

              その後、すぐ横から Casa de la Vall に入る。
              英語のガイディングがあったのでラッキー ♡
              しかも見学無料 ♡♡♡

              古い石のロマネスク建築で1580年に個人宅として建てられ
              1702年に政府の所有になって
              2011年まで、ここで議会が行われていたとの事。
              公式サイトは こちら
              (もちろん、カタルーニャ語オンリーです(笑))

              国政は中の椅子、州政府が外側の椅子で
              写真で見るよりルームはもっと小さい。

              しかも、その後ろには小さなチャペルまであって
              議会の前にチャペルでミサを行っていたそうだ。
              一階には裁判所まである。

              現在は隣のビルに移ったという事だが
              隣のビルって、小さめの、ただの普通の建物(笑)

              パーキングから車を出して
              何とか旅トモのナビでホテルにたどり着き
              ホテルのパーキングに入れて
              初日のプログラム終了。

              朝4時半起きだったし、もうヘロヘロ。

              ホテルから徒歩5分の歩行者天国ショッピング街へ。
              金曜日の夜20時過ぎだけど
              お店は全部開いてる(笑)

              オーストリアとは商売ッ気が全然違う(爆笑)

              アンドラはシェンゲン契約に入っていて
              通貨はユーロだけど
              EU ではないので、免税ショッピングが出来るのだ。

              ショッピング興味ないですが・・・(すみません)

              バッグや靴、ブランドの洋服、宝石に時計、香水に化粧品。
              電化製品から何から、ともかくスゴイお店の数。

              (ここには香水博物館というのもあるらしい)

              ちょっと高級なレストランに入って
              サラダやタパスを山ほど注文してモリモリ。

              せっかくスペイン語圏に来たんだから
              (まぁ正式にはカタルーニャ圏かもしれないが)
              カヴァとかワインとか飲みたいけれど
              旅トモはアルコールは全然ダメなので
              こちらもミネラルウォーターを飲んでいたら

              最後にサービスとして
              カヴァが出てきた ♡♡♡
              久し振りの泡、美味しかったです。

              という事で1日目は終わり。

              しつこくまだ続きます。

              1クリックをお恵みいただければ
              偏頭痛と戦いながら旅行した甲斐があったというモノで・・・(笑)


              アンドラ公国 珍道中 その1

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                Andorra 2016年8月12日〜14日

                小旅行というよりは
                ちょっと大旅行的な珍道中だが(笑)
                8月12日にお休み取って、2泊3日で行って来たアンドラ公国。
                いくつかに分けて書くけれど

                小学校の遠足作文的な
                つまらない記事になりますので
                どうぞお許し下さいまし・・・

                読者ご存知の通り
                私、カメラ持ってませんし(昔からの習慣で(汗))
                スマホは古い古い古い機材なので
                すでにメモリーが満杯で、システムのグレード・アップも出来ず
                (安い契約なので機材を変えられない(汗))

                よって、すみません、写真はございませんが
                その分、サイトをリストするなり何なりして対処します(言い訳)

                30年以上の付き合いになる旅行オタク友人が
                今年はアンドラに行きたい・・・と言い出して
                12日金曜日1日休暇を取った。

                このお盆の時に休暇を取る?と
                ちょっと周囲の目が冷たかったが
                思い切って休暇取らないと、何処にも行けないし(言い訳)

                さて、アンドラという国の観光を調べてみたのだが

                ・・・見事に何もひっかかって来ない。

                ともかく、バルセロナ空港からバスが出ているらしい。
                Andora by Bus という会社で、サイトは ここ

                朝7時出発のバルセロナ行きのオーストリア航空で
                9時15分にバルセロナ到着。

                シェンゲンだし EU だからパスポート検査もなく
                多少荷物が出てくるのに時間がかかったけれど
                10時出発のこのバスに乗り込んだ。

                ・・・高速道路や田舎道を走って3時間。
                3時間ですよ、3時間。
                しかも24シーターくらいの小型バスなので
                中にトイレないし
                到着の1時間くらい前からトイレ行きたくて死ぬかと思った。

                はいはい、どうせ老人ですから、トイレが近いです(開き直り)
                到着したところに、ちゃんとトイレがあったので駆け込んでセーフ(笑)

                さて、アンドラという国は
                東京都23区より狭い面積で、人口は8万人を切るミニ国家。
                しかも、公国なのだが
                大公がフランス大統領とスペインのウルヘル司教。

                フランス大統領はアンドラでは大公になってしまうのか、わはは。
                何かともかく不思議な国なのである。

                首都のアンドラ・ラ・ペリャの天気をスマホで調べていたら
                夜になると10℃を切っているようだが
                天気は旅行中はずっと晴れ。

                日中、太陽が強くて、太陽が出るとむちゃくちゃ暑い。
                太陽に炙られている感じで30℃くらいになる。

                ただ、さすがピレネー山脈のど真ん中なので湿気は少ないし
                暑くなっても夕方に雷雨がある事もなく
                朝晩は20℃を切るくらいの涼しさで
                非常にゴキゲンな天候。

                さて、ホテルは旅行オタク友人が
                温泉好きだよね、というので
                温泉のあるホテルに決定して予約したのだが

                どうもこのホテル、首都のアンドラ・ラ・ペリャにはないようで
                よくよく見たら、住所が Escaldes になっている。

                え〜っとですね
                私もちょっと混乱しているので
                アンドラの州の地図はこちら。



                赤い四角が首都のアンドラ・ラ・ペリャで
                その右側に Les Escaldes とあって、どうもここにあるホテル。

                で、ホテルのサイトは こちら

                ホテルでもらった地図の一番左に大きな矢印で
                Andorra la Vella と書いてあったので
                え、ここ、首都じゃないの?と気がついた
                私、どこまでアホ。

                バルセロナからバスを降りたところで
                このホテル何処?って聞いたら
                タクシーでしか行けないと言われたのも、まぁ、そうですね、はい。

                ただ、このホテルのロケーションは抜群だった!!!

                首都のゴチャゴチャしたところに宿泊するより
                ずっと静かで
                後ろには渓谷を川が蕩々と流れていて
                近くには広大な歩行者天国のショッピング・センターがある。

                ちょっと離れたところには
                ホテル専用の50メートル・プールもあったのだが
                アホな私は、水着を忘れて(以下省略)

                さて、アンドラ2泊予定の我々は
                見どころの情報は(ほとんど)ないし
                旅行オタクは早速、オタクなお店で
                アンドラの地図は買って来て

                あちこち廻るツアーがあるんだけど
                全部で9時間で500ユーロくらいする・・・・って

                いや、それ、さすがに高過ぎだろ。
                だったら、レンタカーにしよう
                というのは、車が好きな私の勝手な判断(笑)

                ナビゲータにされた友人にはかわいそうだが(爆笑)

                ホテルにチェックインしてから
                ガレージの予約をして
                近くのレストランで遅めのランチ。

                で、ですね。
                アンドラという国は
                隣のスペインとフランスからの訪問者がほとんどで
                街を走っている車も
                アンドラ・ナンバーよりも
                圧倒的にスペインとフランスの車が多いのである。

                それが何を意味するかと言うと
                ここでは
                カタルーニャ語か
                いわゆるスペイン語と呼ばれるカスティーリャ語か
                フランス語しか通じない(汗汗汗)

                いやもう、旅行オタクの友人が
                フランス語もスペイン語も出来て良かった。
                私1人だったら、完全にアウトの世界である。
                (そう言えば大昔にセヴィリア周辺を彷徨った時も
                 スペイン語しか通じなくて、英語もドイツ語もダメでイヤな思いをしたのだった)

                お魚の盛り合わせがあまりに美味しくて
                ここ、一応、ピレネーの内陸国だけど
                やっぱりスペインの海岸とかが近いのだな、と納得。

                さて、その後に何するかと言うと
                レンタカーをピック・アップに行かねばならぬ。

                どうも市内からずっと離れたところにあるらしく
                タクシーで行かねばならないようなのだが
                タクシー・スタンドにタクシーいないし
                そこに書いてある電話番号に電話して
                旅トモが何とかスペイン語でタクシー呼んでくれたから良いものの
                私1人じゃ絶対無理(涙)

                AVIS のレンタカー、エコノミーの上のクラスにしたら
                来たのがマツダのデミオのシルバー・グレイ。


                (クリックで大きくなります。
                 日本のサイトからひっぱった写真ですが
                 もちろんレンタルしたのはヨーロッパ仕様の左ハンドル、マニュアル車)

                で、この車、むちゃくちゃ走りやすい上に
                燃費が信じられない程良くて、驚いた。
                ハンドルは軽いし、速度は出るし、ギアも楽に入る。

                惜しむらくはガソリン消費のメーターとかの表示が
                ちょっと暗くてわかりにくいし
                ライトも、スタンド・バイとライトと普通のライトの区別が
                車の中には表示されない事かな。
                (もっともそれは私の見方が悪かったのかもしれない)

                知らない国だし、ナビも必要かと、追加費用でナビをレンタルしたら

                ・・・ナビゲーション、カタルーニャ語オンリーで
                全くわかりません(涙)

                旅トモはスペイン語からの連想でわかるようだが
                何故か、アンドラの州が違うと、通りの名前が出て来ない、と怒っていて
                結局、ナビゲーション全然使わずに走る事になった。

                首都のアンドラ・ラ・ペリャの会議センターのパーキングに停めて
                (いや〜、私の車より短いので停めやすいったら(笑))
                パーキングの7階で降りて旧市街に入る。

                まだ続きます。
                退屈でしょうが、お付き合い下さいまし。
                ついでに1クリックをお恵みいただけましたら望外の幸いです。


                ベルリン印象記

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                  忘れないうちにベルリンの印象を

                  思いつくままにメモして置く。

                  あくまでも個人メモです(断言)


                  ベルリンは大都会なので

                  しかも、東西分かれて発達して来た時代があるので

                  仕方がない部分もあるだろうが


                  公共交通機関がかなりややこしい。

                  地下鉄に S-Bahn にバスと市電があるのは

                  ウィーンだって同じだが

                  路線の数が(市電を除く)半端じゃなくて

                  乗り継ぎにしても

                  何処がどう繋がっているかがわからないとお手上げ。


                  公共交通機関の駅に入るのに

                  エスカレータがない!!!!!

                  時々、エレベータはあるし

                  エスカレータだって、全くない、という訳ではなく

                  ほんの時々、申し訳のようにあるものの

                  基本的には地下鉄から上に出るのは階段。


                  これ、歳取ったら、かなり移動しにくい構造じゃないか?


                  ベルリンに行くなら、身体と足が動くうちに行こう・・・(決心)


                  コーヒーハウスが少ない。

                  というより、スターバックスとか時々見かけるけれど

                  ウィーンだったら街のあちこちにある

                  コーヒーハウスやお菓子屋さん(コンディトライ)がものすごく少ない。


                  ショッピング通りなんて

                  本当にお店ばっかりの連続で

                  ショッピング最中に疲れたら、何処で休むんですかベルリンっ子たちは?


                  甘いものが好きな同僚が居るので

                  やっぱりバウムクーヘンだろう、とお菓子屋さんを探したけれど

                  フリードリヒ通りもウンター・デン・リンデンも

                  アレクサンダー広場もポツダム広場も

                  お菓子屋さんやコーヒーハウスがない。

                  (いや、見つけられなかっただけで、きっと何処かにあるだろうが)


                  ベルリンのエージェントさんと会ったので

                  バウムクーヘンの有名なお店って何処?と聞いたら

                  知らない、とバッサリ。


                  え〜い、じゃぁ、ググってやる、と調べたところで

                  見つかった郊外のお店までわざわざ足を運んだのだが

                  来てるの日本人しかいないよ?

                  (ちなみに、そのお店、ググった結果

                   「ベルリンっ子にも大人気の」とあったけれど

                   生粋のベルリンっ子であるところの業界エージェントも知らなかった。

                   まぁ、そういう事って有り勝ちなのだが・・・)


                  ついでに市内にレストランが少ない。

                  というより、レストランのある場所には集中してあるのに

                  それ以外のところに、全く延々とレストランがない。


                  加えて言えば、市内にスーパー・マーケットがない。

                  雑貨屋さんとかドラッグ・ストアはあるのだが

                  食料品って、いったい何処で買うんでしょう、みなさん・・・


                  (註 オーストリアはヨーロッパ諸国の中で

                     住民一人あたりのスーパー・マーケットの面積が

                     ダントツ一位らしいので

                     街のあちこちにあり過ぎるくらいスーパーがあるのに慣れている)


                  ホテルにスモーキング・ルームがまだあった!!!

                  これは驚き。

                  ウィーンでは、ほとんどのホテルが全室ノン・スモーキングになっていて

                  タバコ愛好者は、ホテルの前に置いてある、どでかい灰皿のところで

                  スパスパ吸ってからルームに行かねばならないのに。


                  その代わりに、市内には灰皿がない!!!!

                  何と驚く事に、まだまだポイ捨てタバコが散乱しているところがある。


                  ウィーンでタバコのポイ捨て禁止になった時

                  しめしめ、これで携帯灰皿を売ったら大儲けできるか、と思ったら

                  街の角々のゴミ捨ての缶の横に

                  タバコ用のゴミ捨て缶が併設されてしまっていて

                  ほとんど角ごとの柱に、灰皿風のタバコ捨てがあるので

                  携帯灰皿持っていなくても、全く不自由しない。


                  ベルリンはそういうのがナイ(断言)

                  どこにも灰皿がない。

                  ホテルの前にも、地下鉄や快速線の駅のところにも

                  (ウィーンは地下鉄駅に降りるところに灰皿が必ずある)

                  バス乗り場のところにもない(地面に盛大に吸い殻が捨てられている)


                  コーミッシェ・オーパーも

                  シラー劇場も

                  クローク・ルームが無料だった。


                  しかも誰もチップ渡してない(だから私もケチった)

                  トイレにも、チップをあげねばならないトイレおばさんが居ない。


                  しかもチケット安いし(笑)

                  ドイツでは文化的な催物には付加価値税がかからないのである。

                  (オーストリアは文化国家とか言ってるくせに

                   現時点では10%、今年5月からは13%の付加価値税をかけている)


                  その代わり(?)プログラムが5ユーロ。

                  ちょっきり5ユーロですよ、チップ渡せませんよ。

                  通常、ウィーンなんかは、4ユーロ50セントとか(5ユーロ渡す)

                  私がいつも買うキャスト表は90セント(1ユーロ渡す)とか

                  半端な金額を切り上げてチップにしているので

                  プログラム5ユーロで、6ユーロあげるべきか悩んだのだが

                  誰もチップ渡していない様子だったのでケチして渡さなかった。

                  (けど、それで良いのか???)


                  で、これはあくまでも印象だが

                  ベルリンには若い人が多い。

                  (逆を言えば、ウィーンは老人だらけ、という事もある)


                  ついでに、すごく不思議だったのだが

                  イスラム教徒の女性のマフラー姿を全く見かけないのだが・・・


                  気温マイナス11℃で、むちゃ寒いので

                  みんな帽子を被っているせいか、とも思ったけれど

                  ウィーンでは山ほど見かける

                  マフラーで頭を隠したイスラム教徒って

                  全然ベルリンでは見かけなかった。

                  (ウィーンには多すぎるのかもしれないけど・・・う〜ん)


                  地下鉄乗っても、ドイツ語が聞こえてくる。


                  いや、すみません、ウィーンの地下鉄に乗ると

                  トルコ語やロシア語、アルメニア語とかチェコ語とか

                  ともかく、ほとんどドイツ語が聞こえて来ないんですわ。


                  私が入院した時も

                  同室全員トルコ人(で毎日家族10人くらいがお見舞いに来る)で

                  病院の下働きの女性もトルコ人で

                  ずっとトルコ語ばっかり聞こえて来て

                  いったい、ここは何処?という感じだった経験がある。


                  ドイツも外国人労働者でトルコ人を山ほど受け入れた時代がある筈なんだが

                  あの時のイスラム教徒のトルコ人は何処に???


                  市内の車が少ない。

                  でもこれ、もしかしたらまだみんなクリスマス・新年休暇なのかも。

                  ただ、メイン道路は別として市内の車交通は少ない。

                  でも、ガソリン代が、ざっくりオーストリアの20%増しだから

                  市内では車は使わないのかもしれないなぁ。

                  (パーキングはチケットを購入するタイプのものだった。

                   値段をチェックしなかったけれど、高いのかもしれない)


                  同じドイツ語だし

                  しかも大学で習った美しいドイツ語に近いし

                  公共交通機関の使い方は

                  1週間ほど居て慣れたら問題ないと思うし


                  ただ、階段の多さと歩く距離が長い。

                  (ウィーンだったら降りたらすぐに目的地(笑)

                   だいたい、観光客の目玉の一つの Museumsinsel が

                   何処の駅からも徒歩5分くらいかかるって、何なんだ?!)


                  それを考えると

                  ベルリンに行くのは、多少なりとも足が動くうちでないと無理か。


                  若い人が多い=老人が少ない

                  というのはあるから

                  老人にはあまり優しい街でない事は確かだからな。


                  引退したら、一度はベルリンに長期滞在してみたい、と

                  野望をメラメラ燃やす私に

                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  私のすごく古いiPhoneで写真撮ろうとしたら

                  メモリー不足になって全然写真は撮れなかった・・・

                  新しい機種を買う余裕はない(こういうベルリン旅行しちゃったから(汗)


                  明日1月6日はオーストリアは祝日でオフィスはお休み。

                  ついでにお店も全部お休みです(笑)



                  グライレンシュタイン城

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                    Schloss Greillenstein  2015年7月5日


                    実は昨日のグラーフェネックの音楽祭を最後に

                    長い夏休みに入る予定だったのだが


                    ツィッターをやっている方はご存知の通り

                    ウィーンから低地オーストリア州に入った高速道路のところで

                    電話が鳴って

                    その後、ガソリン・スタンドに車を停めて

                    33℃の気温の中

                    携帯電話2台使って、問題を解決して

                    更にその後、オフィスに戻って

                    (で、戻ろうとして来た道を戻れず

                     とんでもないヘンな高速道路でウィーンに戻って(←方向音痴))

                    結局、夜8時近くまでかかったので

                    諦めて戻って来た(涙)


                    ちょっと言いたいんだけど

                    これ、ウチのミスじゃないですから(怒)

                    同僚の休暇中、私が完璧に手配を済ませて

                    すべての情報を間違いなく渡していたのに・・・


                    まぁ、ミスは誰にでもある。

                    それは仕方ない。

                    それでコンサートに行けなくなっても仕方ない(涙)


                    いやいや、ここで文句を言っても始まらない。


                    さてウィーンには熱波が来ていて

                    土曜日は33℃。日曜日はそれを越える予想で

                    月曜日〜火曜日はもっと暑くなりそう。


                    日曜日の朝8時の恒例のご近所さんサウナの後

                    今日、みんなでホイリゲに行くんだけど、というのを断って

                    昼ちょっと前に車に飛び乗って

                    目指すはオーストリアには少ないルネッサンスのお城。


                    ルネッサンス好きなんだも〜ん。

                    でも、オーストリアの貴族って、みんな金持ちだったのと

                    30年戦争とかで建物を壊されてしまったので

                    みんな、バロックにしちゃってるので

                    残ったルネッサンスの城は非常に少ない。


                    観光事業関係の方はご存知の通り

                    その中で最も有名なのは、インスブルック郊外の

                    アンブラス城だろう。


                    これは押しも押されもしないハプスブルク家の

                    オーストリア大公フェルディナントが

                    豪商のヴェルザー家のフィリッピーネと貴賤結婚して

                    ともかく金があったらしく(笑)

                    実に豪華絢爛なホールが現存していて(コンサートも行われている)

                    武器庫には、何と損傷の全くない日本の鎧兜まである


                    ・・・・おっと、話がズレた。


                    その他のルネッサンスと言えば

                    やはりヴァルトフィアテル地方のローゼンブルク城では

                    お城の馬場を舞台にして夏の演劇祭が行われている。


                    そんな少ない中で見つけたのが

                    グライレンシュタイン城


                    14時30分からガイディングがあるというので

                    ウィーンから A22 高速道路を走って

                    Stockerau Nord から Horn 方向に国道を走る。


                    オーストリアの良いところは

                    こういう見どころに関しては

                    ある程度、道路標識がしっかりしていて

                    茶色に白抜きの(時々は絵まで添えて)表示があるので

                    何とか迷わず

                    Greillenstein という村まで来た。


                    で、城は何処????(汗)


                    車で5分走ったら村出ちゃったし(大汗)

                    慌ててUターンして、また村に入って

                    ちょっと道路を曲がったら


                    あら、あった。



                    このお城は現在でもクフシュタイン家の個人所有で

                    1960年くらいまで、本当に住んでいたそうだ。

                    見事なルネサンスのアーケードがある ♡



                    ガイディングに参加すると

                    最初に入るのは、何と、事務室と裁判室(!!!)

                    1634年にこの地域の最高裁判権(死刑も可能)をハプスブルクから与えられ

                    1848年に地方裁判所が出来るまで

                    この部屋で、住民や土地の管理をして

                    裁判も行われていたそうで


                    裁判の机はマリア・テレジア時代より古い

                    現存する唯一のもの。

                    (そんなに古くは見えませんが(笑))

                    壁にはずらっと書類棚が並んでいる。

                    ううう、すごい古文書の数・・・・(まだ実際にあるそうです)


                    しかし、この若いお姉さんのガイドさん

                    ほとんど内容のないガイディングだなぁ。


                    いつまで裁判が行われていたのですか、というのに

                    地方裁判所が出来るまで(だからそれ何時?)と答えて

                    他のお客さまがヨゼフ2世の頃とか言い出したら

                    そう、とか言うんだもん。


                    あのね、ヨゼフ2世って1741年〜1790年だから

                    1848年までのファイルがある訳ないでしょうに。

                    (それに1848年は革命の年だったから

                     オーストリアの歴史知ってたら、そこらへん、もう少し詳しく聞きたかった)


                    まぁ、それはともかく

                    チャペルはルネサンスの祭壇が少し残っていて


                    面白い事に、このクフシュタイン家は

                    ずっとこの地方のプロテスタントをまとめていて

                    自分でもプロテスタントだったそうだ。

                    ただ、30年戦争(1618-1648) の時にカトリックに改宗したそうである。

                    (そこら辺の政治状況も、もう少し詳しく話してくれると良かったのだが)


                    図書館は、うははははは

                    う・う・う・羨ましい。

                    これだけの広さがあれば、私の本だって余裕で収まるのに

                    (いや、でも、ここ6000冊とか言っていたから無理かも)


                    本棚はどの時代のもの?と聞かれて

                    若いお姉ちゃんのガイドさん「知らない」と逃げていたが

                    この本棚、様式から言うとビーダーマイヤーだと思うよ?(笑)


                    で、この図書館のルネサンス様式の天井は

                    フランツ2世(1世)が欲しい、というので

                    ラクセンブルクにあるフランツェンスブルクに持って行かれてしまったそうで

                    そう言えば、フランツェンスブルクで確かに見たわ。

                    (あれは盗品の城と言ってもかまわんだろう。立派だが)


                    隣接する、古い小規模な図書室の天井は

                    紛れもないルネッサンスの

                    現存する中で最も色彩が残っている木に描かれた絵画が・・・

                    修復しようにも、当時の絵の具とかがなくて修復できないそうだが

                    あれだけ鮮やかに色の残っているルネッサンス、確かに珍しい。


                    騎士の間、トルコ人の間(オスマン・トルコとの外交交渉に向かったため)

                    先祖たちの肖像画の部屋

                    お城に出る幽霊を描いた絵(笑)

                    プライベートな領域には、17世紀の家具がオリジナルで残っている。


                    オーストリアの作家、フランツ・グリルパルツァーは

                    このクフシュタイン家の召使いと仲が良くて

                    何回かこのお城(か、この地域)に滞在した事があるらしい。


                    庭にある不思議な石も面白い。

                    (小人の石のコレクションもある。これはバロックだが)



                    今のクフシュタイン家は、このお城には住んではおらず

                    向かいの家に住んでいるとの事。

                    ガイディング終わって外に出て来たら

                    向かい側の、やっぱりルネッサンス様式の建物から

                    出てきた女性が「こんにちは」と挨拶して来たが

                    あの方はもしかしたら貴族の方だったのかしら。

                    (いや、召使いという可能性も・・・(笑))


                    外は33℃を越えていたが

                    さすがにルネッサンスのお城は壁が厚いので

                    中はとても涼しかった。


                    が・・・

                    炎天下に停めてあった車の中は

                    シートが燃えてるし(比喩です)

                    ハンドル持てないし(熱過ぎて)


                    すぐ近くのアルテンブルク修道院にチラッと寄ったのだが

                    説明はないのに、何故かゆっくりと廻っていた

                    若いガイドのお姉さんのせいで

                    (しかも最後に「チップのないガイドは幽霊のないお城みたいなものだ」

                     とか言う注意書きがあって、チップを渡す羽目になったという(苦笑))

                    ガイディングには間に合わず

                    レストランで食事だけして帰って来た。



                    アルテンブルク修道院は

                    何年も前にグループ送った事があって

                    (冬のマイナス20℃の時である)

                    勝手に暖炉に薪をくべて

                    修道院のワインを真夜中過ぎまで痛飲して

                    次の日のミサには二日酔いの頭抱えて参加した経験があるが

                    まぁ、それは別の話(笑)


                    という訳で

                    2015年前半の音楽シーズンはこれにて終了。

                    時々、こういうネタで書くかもしれないが

                    次のコンサートは8月8日で

                    それまで、もしかしたら長い休暇をいただくかも。


                    更新なくなって申し訳ございませんが

                    これは夏に何もないウィーンという都市が悪い

                    ・・・と人に罪を被せる私に

                    今シーズン最後のクリックをよろしくお恵み下さい。





                    オルト城 ドナウ湿地帯国立公園

                    0

                      Schloss Orth - Nationalpark Zentrum


                      5月25日は聖霊降臨祭でお休み(わ〜い)

                      朝8時からご近所さんサウナでバッチリ汗を流したのは良いのだが

                      どうも天気が今一つ・・・


                      大雨にはならないけれど

                      曇っていて暗い。でも気温はそれ程低くはないみたいなので

                      ドナウ川の北側にあるお城に行く事に決定。


                      Orth と名前がつくお城は

                      Gmunden の方が有名だが(高級ホテルである)

                      実はドナウ川流域の湿地帯にもある。


                      ここら辺のお城って、何回か通った事はあるのだが

                      閉まっていたり、時間がなかったりで中を見た事がなかった。

                      本当は隣にある Eckertsau を一度観てみたいのだが

                      (ハプスブルク家最後の皇帝カール1世は、ここからスイスに亡命した)

                      行くたびに結婚式だの、今日は終わりだので見られないので

                      まずは手始めに、その手前の Orth 城だ。


                      ウエブ・サイトは こちら

                      (ちゃんと英語もあるぞ(笑)


                      ドナウ川の北側の高速道路を走り

                      延々と22区を走り抜け

                      田舎の道路をドライブして到着したが


                      あら、駐車場がない(汗)

                      隣の教会のパーキングは満杯だし(聖霊降臨祭だもん)

                      お城パーキングはここ、みたいな表示もないし

                      街から出そうになって大汗かいて(2回目のサウナ(ウソ))

                      Uターンして、何とか適当な道路に停めて

                      ここかな?と歩いていったら

                      関係者以外立ち入り禁止とあって

                      ショックを受けていたら

                      その左手に、ちゃんと


                      ドナウ湿地帯国立公園インフォメーション・センターの表示があった。


                      入ったら子供連れの家族ばっかりだが

                      15時からのガイディングがあるようなのでそれに参加。

                      大人一人11ユーロ。

                      (しかし、こういう時に力を発揮するガイドのライセンス(笑)

                       もっともコピー取ってたから、後で請求来るかも(爆笑))


                      低地オーストリア州は

                      その中に国立公園を2ヶ所抱えるオーストリアで唯一の州だそうだ。

                      ご参考までにオーストリアの国立公園の地図を下に貼っておく。


                      ↑ どれがどれだか分からない方は

                      こちらの サイト をどうぞ。


                      ドナウ川流域は、氾濫を繰り返しながら

                      両岸に肥沃な土砂が積もっていって

                      肥沃なので生物が多く

                      ここを生息地とした鹿などは他の地域より大きくなったので

                      昔からハプスブルク家の狩りの地として有名だった。


                      ただ、ドナウの治水工事によって

                      氾濫がなくなってから、この周囲の生態系が変わってきた。


                      私の記憶にもある、ハインブルク水力発電所プロジェクトは

                      1984年〜1985年に、自然を守れ、という住民運動と

                      予定地への座り込みで中止され

                      その後、この地域は動植物を保護する国立公園となった。


                      ドナウ川には60を越える種類の魚がいて

                      生物の数としては(昆虫などを含めて)5000以上の種が生存しているそうだ。

                      ドナウ川治水工事の前の状態に少しでも近づけるために

                      現在は、支流を作ったりする試みが行われていると言う。


                      ガイディングはドイツ語だが

                      子供向けの内容なので

                      劇場風の物語になっていたり

                      地図や風景が出たりしながら

                      テープもお父さんと小さな息子の会話で進められて

                      途中で子供の遊びまで用意されている。

                      ・・・そこに大人一人で参加している私はウキまくり(笑)

                         ↑ もちろん全然気にしてません。


                      そう言えば、このドナウ湿地帯国立公園って

                      ずいぶん前に、会社に招待状をくれた事があったっけ。

                      週末ならともかく、普通の日だったので

                      ドナウ川流域の自然保護地帯のハイキングに興味はあったけれど

                      行けなかったのだ(会社から何人かは参加したようだ)


                      それに、日本の旅行会社で

                      わざわざドナウ川流域のカエルだの蛇だのを見るために

                      ツアー組むとは思えないし。

                      (それでツアー作ろうと言う勇気のある会社の方いたらお知らせ下さい)


                      ガイディングは一般的な情報に始終したけれど

                      実はこのオルト城の最も楽しいアトラクションは庭にある。



                      お城を出て中庭を通り、ドナウ川の支流を越えたところに

                      小さな島が作ってあって

                      ミニ動物園と水族館のようになっているのだ。

                      (規模はむちゃ小さい)


                      折り重なって寝ている亀とか



                      昆虫のホテルとか



                      最も魅力的なのは

                      地下の通路から、池の中が見える水族館。

                      本当に池の下に通路を作ってある。


                      様々な魚が泳いでいる様が素晴らしくて

                      ついつい見とれてしまったのだが


                      子供がかくれんぼして奇声を出して走り回ったり

                      (そりゃ、ちょっと暗いからかくれんぼには理想的だが)


                      どこかの田舎のおばさんたちが

                      あらぁ、すごい魚が居るわ、とはしゃいで

                      ガラス叩いて、ほら、こっち来い・・・・って


                      犬じゃあるまいし(呆然)


                      子供が騒いだり

                      大人がガラスを叩くたびに

                      魚は驚いて逃げていくし(涙)


                      多少静かになると、また、色々と戻ってきて

                      これがもう楽しくて。


                      小さな魚でガラスぎりぎりに泳いでいる奴は

                      自意識過剰か、あるいはガラスに写る姿に見とれているのか(違)


                      小さな水槽では

                      大きな目の小さな銀色の魚が

                      ガラスのところに頭をくっつけて

                      おかしいなぁ、何でここから先、行けないんだろう?と

                      ウロウロしてるし(爆笑)


                      ううう、焼いて味噌漬けにしたら美味しそう

                      ・・・・と考えてしまった私を

                      自然保護主義者の皆さま、どうぞお許し下さい。


                      公園内には、蛇もいるし(とぐろ巻いて二匹で絡まって寝てた)

                      羊もいるけれど

                      まぁ、それ以上のアトラクションは別にない。


                      高度成長時代の東京に育ったシティ・ガールの私は

                      別にこれと言って自然に興味はないし

                      カエルだの蛇だの鳥だのはともかくとして

                      虫がブンブン飛んでいるような地域は

                      できれば避けたい。

                      (案の定、帰って来たら、こめかみに虫刺され)


                      帰りの売店でも、ヘビとかカブトムシとか

                      青虫とかのミニチュアが多くて

                      いや、買って帰ってオフィスにミニチュア蛇を飾ろうかと思ったが

                      また部下に睨まれそうだし。


                      ただ、こんな曇りの日ではなくて

                      天気の良い夏の日中に

                      ちゃんと帽子被って、虫除けスプレー持って

                      ガイドさんと、ドナウ川流域を

                      カエルを探しながら歩き回る、というのもオツかもしれない。


                      帰りは22区を避けて

                      ハインブルクの方まで出て空港高速道路で帰って来た私に

                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      池の下のお魚の写真だが

                      あまりに楽しくて見とれてしまって

                      写真を撮ろうなんて考えもしなかったので

                      ごめんなさい、写真はありません。




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