2024年2月16日 19時〜21時20分
東京オペラシティ コンサートホール
タケミツ メモリアル
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮 沼尻竜典
ピアノ ニュウニュウ
Edvard Grieg
Piano Concerto in A minor, Op. 16
Gustav Mahler
Symphony No. 7 in E minor
ウィーンに戻る?出発する?直前に
何してる?ってところだが
X(旧ツィッター)で
マーラーの交響曲7番、と言うのを見て
アポイントメントの後に
急いで行けば間に合いそう・・・と
ついついポチってしまった💦
で、急いで行った。
何せ、ウチは田舎なのである😅
オペラシティのコンサート・ホールは
以前も来た事がある。
建築的には面白くて
山小屋っぽく三角形の傾斜が
上の方まであって
音響的にも面白い・・・ような気がする。
以前は平土間だったので
音がかなり平坦に聴こえて来たので
今回は上の方に逃げた。
さて、最初はグリーグのピアノ協奏曲。
若い中国のピアニストのニュウニュウは
もちろん初聴き。
日本のオーケストラは
ともかく技術的には非常に高い。
外国のオーケストラなんて
別に聴かなくても良いじゃん、とか思うほど
巧いのは巧い。
個人的なただのシロウトの印象なので
まともに取らないようにお願いするけれど
メロディは続くのだが
小節線が感じられないというか
いわゆる「メトロム」と呼ばれるような
キリッとした感じの切れ味に欠けている
ような気がするんだけど
それって、ホールの音響によるものだろうな、きっと。
ピアノも、もちろんテクニックは素晴らしい。
世界に出るソリストの技術は
年々アップしているので
若いピアニストが
超絶技巧を
しかも力強く披露してくれるのは面白い。
けど、これもピアノの調律や
ホールの音響によるのだろうが
全体的に音が硬くて
打楽器聴いてるみたいな気分。
ただ、これ、好みの問題なので
私がもっと若い頃は
ガリガリ弾くピアニストが好きだったので
それはそれで一つの個性だろうと思う。
ガリガリ、超絶技巧で
完璧に演奏するので
カデンツァも、すごい音がするのだけれど
今ひとつ、色彩が感じられない。
あのカデンツァ、ピアニストによっては
ひえ〜、オーケストラ要らん、と思わせる程の
色彩感と音色の多様性を感じるのだが。
オーケストラの音は素晴らしい。
バランスやパートの強調も
巧いなぁ、と感じるところも多いけれど
色気とか、艶というのは
あまり感じられない。
いやいやいや
考えてみれば
グリーグのピアノ協奏曲の2楽章・3楽章って
私は国立オペラ座のバレエで
ずっと聴いていたので
(バレエ「ペール・ギュント」を何回観たことやら)
バレエの時には
あれあれ状態になる事が多いとは言え
ウィーン国立歌劇場管弦楽団で聴いていたわけで・・・
しかし美しい曲だなぁ。
第2楽章は、今まで書かれた
最も美しいメロディの一つだと思う。
最終楽章は、いまだに
バレエでの精神病院シーンが
自動的に頭の中で再生されちゃうんだけど。
アンコールはなし。
普通、ピアニストってアンコールするんじゃないの?
ソロも聴いてみたかったんだけど残念。
ステージ・マナーは良いし(お辞儀が長い)
イケメンだし、スタイル良いし
アイドルっぽい感じで
キュートなアーティストではある。
後半、大・大・大好きな
マーラーの交響曲7番。
あああ、知っていたら
スコア持ち込みしたのに・・・
でも日本のホールは
客席が暗くなって
読めないかも・・・
テノール・ホルン素晴らしい。
割りに重い感じの演奏だけど
こんな難しい曲を
実に巧く演奏する(って言うか、プロだもんね)
最初から最後まで
(あくまでも個人的シロウトの印象です!)
ゲルマン的な重さと生真面目さが立って
マーラーの持っている
苦笑できるような皮肉さとか
冷笑っぽいところは感じない。
全体的に「イジワル」じゃない演奏?
この曲を聴いていると
時々、うわ、いけず、と思うし
この曲、狂気という面から見ると
かなりぶっ飛んでいると思うんだけど
今日の演奏は非常に素直で美しい。
って言うか
最終楽章で思ったんだけど
分断するところのゲネラル・パウぜがない。
ブロックごとの演奏は
エネルギッシュで良いんだけど
その間の繋ぎにタメが全くなくて
これが「あっさり感」の原因か?
ホールの音響に慣れていないし
久し振りのコンサートだから
耳がおかしくなっている事は
大いに自分でも認めるところなので
営業妨害でも
悪口でも
ましてや批判や批評でもございません。
あくまでも「個人メモ」なので
怒らないでお許し下さい。
ああ、でも
ナマのオーケストラの音って良いなぁ。
あと数日で
また楽友協会の超貧民席で
あの、長い残響での
お風呂っぽい音響を楽しめると思うと
14時間半+乗り継ぎの
拷問としか思えない移動も
何とか耐えられる・・・ような気がする私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
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気分を害された皆さま
どうぞお許し下さい🙇
東京オペラシティ コンサートホール
タケミツ メモリアル
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
指揮 沼尻竜典
ピアノ ニュウニュウ
Edvard Grieg
Piano Concerto in A minor, Op. 16
Gustav Mahler
Symphony No. 7 in E minor
ウィーンに戻る?出発する?直前に
何してる?ってところだが
X(旧ツィッター)で
マーラーの交響曲7番、と言うのを見て
アポイントメントの後に
急いで行けば間に合いそう・・・と
ついついポチってしまった💦
で、急いで行った。
何せ、ウチは田舎なのである😅
オペラシティのコンサート・ホールは
以前も来た事がある。
建築的には面白くて
山小屋っぽく三角形の傾斜が
上の方まであって
音響的にも面白い・・・ような気がする。
以前は平土間だったので
音がかなり平坦に聴こえて来たので
今回は上の方に逃げた。
さて、最初はグリーグのピアノ協奏曲。
若い中国のピアニストのニュウニュウは
もちろん初聴き。
日本のオーケストラは
ともかく技術的には非常に高い。
外国のオーケストラなんて
別に聴かなくても良いじゃん、とか思うほど
巧いのは巧い。
個人的なただのシロウトの印象なので
まともに取らないようにお願いするけれど
メロディは続くのだが
小節線が感じられないというか
いわゆる「メトロム」と呼ばれるような
キリッとした感じの切れ味に欠けている
ような気がするんだけど
それって、ホールの音響によるものだろうな、きっと。
ピアノも、もちろんテクニックは素晴らしい。
世界に出るソリストの技術は
年々アップしているので
若いピアニストが
超絶技巧を
しかも力強く披露してくれるのは面白い。
けど、これもピアノの調律や
ホールの音響によるのだろうが
全体的に音が硬くて
打楽器聴いてるみたいな気分。
ただ、これ、好みの問題なので
私がもっと若い頃は
ガリガリ弾くピアニストが好きだったので
それはそれで一つの個性だろうと思う。
ガリガリ、超絶技巧で
完璧に演奏するので
カデンツァも、すごい音がするのだけれど
今ひとつ、色彩が感じられない。
あのカデンツァ、ピアニストによっては
ひえ〜、オーケストラ要らん、と思わせる程の
色彩感と音色の多様性を感じるのだが。
オーケストラの音は素晴らしい。
バランスやパートの強調も
巧いなぁ、と感じるところも多いけれど
色気とか、艶というのは
あまり感じられない。
いやいやいや
考えてみれば
グリーグのピアノ協奏曲の2楽章・3楽章って
私は国立オペラ座のバレエで
ずっと聴いていたので
(バレエ「ペール・ギュント」を何回観たことやら)
バレエの時には
あれあれ状態になる事が多いとは言え
ウィーン国立歌劇場管弦楽団で聴いていたわけで・・・
しかし美しい曲だなぁ。
第2楽章は、今まで書かれた
最も美しいメロディの一つだと思う。
最終楽章は、いまだに
バレエでの精神病院シーンが
自動的に頭の中で再生されちゃうんだけど。
アンコールはなし。
普通、ピアニストってアンコールするんじゃないの?
ソロも聴いてみたかったんだけど残念。
ステージ・マナーは良いし(お辞儀が長い)
イケメンだし、スタイル良いし
アイドルっぽい感じで
キュートなアーティストではある。
後半、大・大・大好きな
マーラーの交響曲7番。
あああ、知っていたら
スコア持ち込みしたのに・・・
でも日本のホールは
客席が暗くなって
読めないかも・・・
テノール・ホルン素晴らしい。
割りに重い感じの演奏だけど
こんな難しい曲を
実に巧く演奏する(って言うか、プロだもんね)
最初から最後まで
(あくまでも個人的シロウトの印象です!)
ゲルマン的な重さと生真面目さが立って
マーラーの持っている
苦笑できるような皮肉さとか
冷笑っぽいところは感じない。
全体的に「イジワル」じゃない演奏?
この曲を聴いていると
時々、うわ、いけず、と思うし
この曲、狂気という面から見ると
かなりぶっ飛んでいると思うんだけど
今日の演奏は非常に素直で美しい。
って言うか
最終楽章で思ったんだけど
分断するところのゲネラル・パウぜがない。
ブロックごとの演奏は
エネルギッシュで良いんだけど
その間の繋ぎにタメが全くなくて
これが「あっさり感」の原因か?
ホールの音響に慣れていないし
久し振りのコンサートだから
耳がおかしくなっている事は
大いに自分でも認めるところなので
営業妨害でも
悪口でも
ましてや批判や批評でもございません。
あくまでも「個人メモ」なので
怒らないでお許し下さい。
ああ、でも
ナマのオーケストラの音って良いなぁ。
あと数日で
また楽友協会の超貧民席で
あの、長い残響での
お風呂っぽい音響を楽しめると思うと
14時間半+乗り継ぎの
拷問としか思えない移動も
何とか耐えられる・・・ような気がする私に
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