ウィーン放送交響楽団+グルーバー オペラ「審判」

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    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年11月22日 19時30分〜22時

    ORF Radio-Symphonieorchester Wien
    テノール Michale Laurenz (Josef K.)
    バス Tilmann Rönnbeck (Franz, Onkel Albert, Kanzleidirektor)
    バリトン Markus Butter (Willem, Der Gerichtsdiener, Der Advokat)
    バリトン Martin Winkler (Der Aufseher, Ein Passant, Der Fabrikant, Der Geistliche)
    メゾソプラノ Anke Vondung (Frau Grubach)
    ソプラノ Ilse Eerens (Fräulein Bürstner, Die Frau des Gerichtsdieners, Leni, Ein buchliges Mädchen)
    テノール Jan Petryka (Ein Bursche, Erster Herr)
    バスバリトン Wolfgang Bankl (Der Untersuchungsrichter, Der Prüger)
    テノール Matthäus Schmidlechner (Der Student, Der Direktor-Stellvertreter)
    テノール Martin Keiner (Zweiter Herr)
    バスバリトン Daniel Gutmann (Dritter Herr)
    テノール Szabolcs Brickner (Titorelli)
    指揮 HK Gruber

    Gottfried von Einem (1918-1996)

    Der Prozess. Oper in neun Bildern in zwei Teilen op. 14 (1953)
    Libretto : Boris Blacher und Heinz von Cramer
    nach dem gleichnamigen Roman von Franz Kafka

    現代音楽祭の一環で
    ゴットフリード・フォン・アイネムのオペラのコンサート方式上演。
    1953年にザルツブルク音楽祭で初演された「審判」カフカ原作。

    コンツェルトハウスの「声の響き」チクルスのファースト・コンサートでもある。
    ゲネラル・パスの購入者は、比較的良い席をゲットする事が出来て
    舞台に近いロジェの席。

    ・・・は良いんだけど
    結果的に、もしかしたらいつもの貧民席の方が
    音響的には良かったのかなぁ、と思ってしまう私も
    いい加減に音響で贅沢したい欲望から逃れられない(笑)

    舞台に近い脇だけに
    歌手の声の方向性の関係で
    歌手の声量や方向性や飛び方やドイツ語のディクションの差が
    あまりに激しいのである。

    ほとんどオペラには行かないけれど
    ヴォルフガング・バンクルは国立オペラ座のアンサンブルの中では
    最も大きな声量(と身体)を持つベテランだし
    マルティン・ヴィンクラーはフォルクス・オーパーで
    確かすごい声量でジャンニ・スキッキを歌った演技達者な怪物である。
    マルクス・ブッターも絶対に何処かで聴いて賞賛しているはず。
    (名前が名前なので、よ〜く覚えているのだ)

    し・か・し!!!!
    本日の公演で、群を抜いて
    1人だけ素晴らしすぎて
    他の歌手が霞んでしまったのは
    主人公のヨゼフ.K. を歌ったミヒャエル・ラウレンツである!!!

    向こう側に並んだ歌手だったので
    声の届き方が理想的だったのかもしれないが
    ヨゼフ役は最初から最後まで
    ほとんど歌いっぱなしで
    しかも途中で高音をフォルティッシモで、という部分も数多く
    声が疲れて来たであろう最後の方でピアニッシモとか

    フォン・アイネムって
    リヒャルト・シュトラウスのソプラノ苛めと同様に
    テノール苛めが好きなのか???

    ところがこのテノール
    最初から最後まで声に張りがあって
    声量も充分だし、高音も無理のない美声で遠くまで響く上
    ドイツ語のディクションが
    他の歌手の10倍くらいクリアで
    端から端まで歌われているドイツ語が理解できる!!!!

    加えて、主人公という事もあったのかもしれないが
    他の歌手が、手元の楽譜見ながら歌っているのに対し
    (手元の楽譜を見ると、顔が下向きになるので声の通り方が・・・)
    ほとんど役を暗記していて
    時々、演技とかも入れながら
    熱くなってくると、一歩前に踏み出して
    不条理な状況に巻き込まれた主人公を
    バッチリと演じてくれたのである。
    (最後に1人で出て来た時には、会場全体からブラボー・コールが起こった)

    ティルマン・レネベックとマルクス・ブッターは
    舞台で立っている位置が私の席に近過ぎたためか
    あるいは、バリトンの声質が
    オーケストレーションに埋もれるようなものだったのか
    美声だと言うのはよくわかるのだが
    特にマルクス・ブッターの声が、ほとんど響いて来ないし
    前半は楽譜見ながらの歌唱で、ドイツ語もほとんど理解できなかった。

    後半は何故か突然エンジンがかかったように
    楽譜から顔を離して、ちょっぴり演技らしきものも入って
    多少は声も響いて来たけれど、ちょっと残念。

    バンクルの声がでかいのはよく知っているが
    やっぱり、あまり響いて来ないのは
    私の席の音響が、あの歌手の位置には理想的ではないんだろうなぁ。

    怪物マルティン・ヴィンクラーは後半で調子を上げた。
    もともとコミカルで妖しげな演技が出来る人だし
    後半の工場支配人役も良かったし
    何とも恐ろしい神父役は、ゾッとするくらいの雰囲気を出した。

    学生役のテノールと画家のティトレリ役のテノールは
    2人ともすごく優秀で二重丸。

    ・・・という事は
    このオペラって、テノール向きに作られているんだろうか???

    あ、あと、ソプラノのイルゼ・エーレンスが
    役ごとに、声の色を変えていて素晴らしかった。

    原作はカフカの「審判」で
    オペラも正統的に筋に従って行くが
    もともと不条理で不思議な小説なので、よくワケわからん。

    音楽はトナールで、しつようなオスティナートが使われていて
    テキストの重要性を物語るかのように
    歌手のメロディはほとんどなく、セクンドの上下が多い。

    ただ、音楽そのものは、非常に劇的である。
    コンサート方式の上演だったけれど
    シーンごとの情景の描写や
    周囲の音(鞭打ちの音など)
    教会内部の空気や光の感じなどに加え
    心理劇としての、時々、とんでもない皮肉が
    映画音楽に近い直裁的な音楽言語で聴衆に迫って来る。

    別に批判でも何でもないが
    こうやってオペラを聴くと
    如何にヴェルディとかプッチーニが
    歌手を大事にして中心に据えて音楽を作ったのかがわかるなぁ。
    イタリアのオペラ作家、まぁ、ベッリーニでもドニゼッティでも
    あるいはイタリアじゃなくてモーツァルトでも良いけれど
    歌手が聴かせどころを歌う時のオーケストレーションは
    絶対に歌手を殺さないようになっているじゃありませんか。

    コンサート形式でなければ
    大編成オーケストラは、オーケストラ・ビットに入るので
    今日よりも、音量としてはずっと小さい、という事を考えても
    オーケストラと同時に
    しかも時々オーケストラはトゥッティで金管まで響かせて
    そこで、あの繊細なドイツ語の歌詞の
    早口言葉にしか聞こえない歌を歌わせるって、普通、無理じゃないのか。

    それに、時々、2名の歌手の歌の最後と最初が被るのである。
    これは非常に聴きにくいし、慌ただしい。
    後半でヨゼフとレニが掛け合いしている途中に
    弁護士のモノローグがずっと背景で歌われているのもわかり難い。

    歌手が優秀だった事もあるし
    オーケストラもバッチリだったし
    音楽的な表現力の豊かさにも目を見張って
    かなり聴き応えのあるオペラだった。

    フォン・アイネムって
    生前は社会党の政治家だった事もあって
    かなり定期的にウィーンのオーケストラが演奏して来て
    死後は、さ〜っぱり聴かなくなった、と思ったら
    先シーズン、オペラ座で「ダントンの死」が上演され評判が良く
    最近はコンサートでも時々、フォン・アイネムの作品が演奏されている。

    良いモノを聴いた、と満足して
    プログラムを捲って、歌手の紹介欄で
    主人公ヨゼフを歌った、超優秀なテノールの写真を見て
    誰これ???
    と一瞬叫んでしまった私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    別に良いんですけど
    アーティストって、時々、いつの写真ですかこれ
    という顔写真をプログラムに載せるので
    ビックリする・・・というより、どう見ても別人なんだけど(笑)

    ウィーン放送交響楽団 + デーヴィス バーンスタイン「ミサ」

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      Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年10月28日 19時30分〜21時30分

      ORF Radio-Symphonieorchester Wien
      Wiener Singakademie
      (Einstudierung : Heinz Ferlesch)
      Opernschule der Wiener Staatsoper
      (Einstudierung : Johannes Mertl)
      Company of Music - Street Chorus
      (Einstudierung : Johannes Hiemetsberger)
      Celebrant : Vojtéch Dyk (Bariton)
      指揮 Dennis Russell Davies

      Leonard Berstein (1918-1990)
      Mass, Ein Theaterstück für Sänger, Instrumentalisten und Tänzer (1971)
      Konzertante Aufführung

      現代音楽祭の一環ではなく(!)
      ウィーン放送交響楽団のコンツェルトハウスのチクルスのコンサートの
      シーズン・オープニングは
      バーンスタインの Mass
      これって、やっぱりミサ曲、と訳すんだろうか。

      確かにミサではあるのだが
      賢明なる読者ご存知の通り、ミサ曲と言うには
      あまりに破天荒すぎて・・・

      プログラムはどっしり厚みが1センチ近くもあって
      対訳(ラテン語・ドイツ語 及び 英語・ドイツ語)が
      ト書き含めてすべて掲載されている。

      舞台一杯に広がったフル・オーケストラの向こうに
      合唱団がずらっと並び
      さらにその向こうのオルガンの脇に
      児童合唱団と合唱団の一部が並び
      舞台の前にストリート・コーラスとバリトンのソリスト。

      この曲は歌手とオーケストラとダンサーのための「劇」なのだが
      今回はもちろんコンサート形式上演。

      実はかなり前にセンパー・デポで
      室内音楽バージョンで、この曲を「劇」として
      かなりぶっ飛んだ演出で鑑賞した記憶が鮮明に残っている。
      (で、あの時、セレブラントをイエス・キリストに見立てるのはともかく
       最後に資本主義への警鐘、みたいなニュアンスが出ていて
       なんじゃこりゃ?と思ったのも、よく覚えている)

      今回はそういう余計なもの(すみません)はなくて
      音楽がそのまま直接響いてくる。
      ありがたい事にホールの照明も
      手元のテキストは充分に読めるくらいに明るい。

      うううう、凄い、すごい、ともかく、凄かった。
      セレブラントを歌った歌手・・・というより俳優さんは
      プラハで活躍しているそうだが
      ものすごくクリアで解りやすい英語を話すし、歌う。

      もちろん、もしかしたらアメリカ英語が母国語の人には
      奇妙に聞こえるのかもしれないけれど
      いや、もう、あんなにクリアに美しい英語が
      時には力強く、時にはとことん甘い囁き、時には喧嘩腰で
      まぁ、なんてバリエーションのある演技力を持った人なんだ(驚愕)
      (しかも最初から最後まで、完璧に暗記・暗譜している!!!)

      ミュージカル・タイプの発声なので、もちろんマイク使用だが
      ともかく、このセレブラントの歌声、話し声に
      最初から最後まで魅了されてしまって(ポッ)
      バリトンと書いてあるけれど
      テノールからファルセットまで自由自在に使い分けるし
      ともかく、マイクを通した声の甘さは、ハート直撃。

      ストリート・コーラスで出て来た歌手は
      え〜っと、あっはっは、みなさまクラシックご出身ですね?(笑)
      確かにジャズ的発声はマスターしているけれど
      音程の正確さで、クラシック出身がバレます(爆笑)
      (以前のセンパー・デポの時は、本当にストリート・コーラスっぽかったので
       音程ズレズレの粗い声が特徴的だった。今回はちょっと「綺麗」過ぎ(笑))

      この曲、演奏時間110分、休憩なしで
      キリスト教のミサの順番で
      キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス
      そしてアニュス・デイの構成にはなっているけれど
      途中に、ミサの典礼にないテキストと音楽がたくさん入って

      音楽的には12音のバリエーション、ブロードウエイ・ショー音楽
      ポップにバラード、新しい教会音楽(ポピュラー)、ロックなどなど
      クラシック的な要素とポピュラー、ジャズ、映画音楽その他
      幕の内弁当か大規模デパート、大々サービス何でもあり状態。
      (プログラムの解説によれば、クラシックな教会音楽、グレゴリア聖歌と
       アカペラ・コーラスだけは避けているとの事。
       確かに教会旋法で書かれた曲はない)

      読者みなさまご存知の通り
      私は「教会音楽」(ミサ曲)が大いに苦手なのだが
      このバーンスタインの大作、ミサと銘打ってはあっても
      実は全然ミサ曲じゃなくて

      神さまに喧嘩売ってるんかいっ!!!

      あ〜、すみません。
      でも、そうとしか思えない部分がかなりあって
      神という概念との戦い
      自分との戦い
      他人との関係から
      人間と自然に至るまでのテーマが
      次から次へと取り上げられて
      (時々は、かなり尖峰的になる)
      セレブラントの血を吐くような叫びが
      だんだん、キリスト教のイエス・キリスト的苦悩にも解釈できて
      確かに演出家としては、読み替えしたくなるだろう、と思う。

      しかしまぁ、取り上げられているテーマの範囲の広さに
      呆気に取られてしまう。
      もちろん、詩に隠されているから
      どこかの国営放送の青年の主張大会にはなっていないが

      様々な社会的局面への批判から
      絶望的な悩みに直面して
      でも、それでも前に進むしかない、という
      ある意味、非常にアメリカ的な進歩礼賛と人間賛歌があって

      当時の社会状況を彷彿させると同時に
      現代にも通じるところがあって
      かなり・・・いや、実はものすごく共感してしまった。
      あ〜、ワタシもまだ若い(って、そうじゃない!)

      こういう曲って(こういう曲に限らずだが)
      自宅でテキスト見ながら2時間集中して聴かないので
      (怠け者なんですワタシ)
      今回のコンサート、行って良かった (^^)v

      思い切り感激して
      隣で、途中で水飲んだり、立ったりお喋りしたりしていたカップルも
      もう、許すわ、という寛容な気分になった私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      以前のセンパー・デポの上演、このブログに残っていないか調べたのだが
      見つからなかったので、観たのは10年以上前らしい。
      それでも鮮明に記憶に残っているのは、演出がむちゃヘンだったから(笑)

      ウィーン放送交響楽団 + ロレンツォ・ヴィオッティ

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        Musikverein Großer Saal 2018年10月11日 19時30分〜21時30分

        ORF Radio-Symphonieorchester Wien
        指揮 Lorenzo Viotti
        ピアノ Khatia Buniatishvili, Gvantsa Buniatishvili

        Sergej Prokofjew (1891-1953)
         Die Liebe zu den drei Orangen. Suite, op. 33a

        Francis Poulenc (1899-1963)
         Konzert für zwei Klaviere und Orchester d-Moll

        Erich Wolfgang Kornbold (1897-1957)
         Sinfonietta für großes Orchester, op. 5

        ウィーン放送交響楽団は
        今回、新進指揮者のロレンツォ・ヴィオッティを迎えた。

        ロレンツォ・ヴィオッティ28歳。
        既に日本でも振っているようなので
        読者はご存知かもしれない。

        ウィーン交響楽団へのジャンプ・インで
        見事なマーラーを聴かせてくれたのは記憶に新しい。

        さて、ここから言い訳である(見苦しい (・・;)

        今学期は、必須と面白そうな授業が
        徹底的に木曜日に集中していて
        コンサートとかバレエで身体がいくつか欲しい、というのと同じく
        大学でも、身体がいくつか欲しい・・・

        場合によっては、レコーダー持って行ってもらって
        講義を録音する、という方法もあるか、と真剣に考慮中だが
        今学期は演習をいくつも取ってしまったため
        ひたすら文献読んで、民族音楽聴いて
        和声法やら、大昔の不思議な楽譜やらと格闘しなければならないので
        講義の録音を聞いている時間が取れるか・・・というのもある。
        (もともと、怠け者なんですワタシ)

        この日も、朝9時から4コマ(各1時間半)を15分づつの休みで
        15時45分まで集中して
        16時からのチュートリウムはサボり
        (サボった事を、今、ものすご〜〜〜〜く後悔している)
        一旦、帰宅して食事してからコンサート行ったのだが
        ともかく、ひたすら疲れている状態だった(すみません)

        プロコフィエフの音は、とても尖った音がする。
        ウィーン放送交響楽団は、こういうモダンな曲は得意で
        技術的には完璧。
        それに、音の解像度が非常に高くて透明感がある。

        プーランクの2台のピアノのための協奏曲って
        初聴きで(え〜い、予習しろ!!!)
        カティア・ブニアティシヴィリと
        お姉さんのグヴァンスタ・ブニアティシヴィリのピアノ2台。

        わはははは
        あ、すみません突然笑い出して
        ・・・だって衣装が衣装が衣装が・・・

        カティアの方しか最初見えてなかったけれど
        黒の衣装で、背中が半分以上見えていて
        背中で隠れている半分は、透けるレースで
        前は見えるか見えないか、ギリギリのところまで開いていて
        その盛り上がりが(以下省略)

        演奏どころか衣装に気を取られたまま
        あっという間に終わっちまったぜ(←オヤヂと化してる)

        スタイル抜群で、でも痩せたダンサーとかモデルじゃなくて
        出るべきところは、ばっちり出ている3次元美人が
        ああいう悩殺っぽい衣装を着て舞台に登場したら
        視覚的印象ばっかり先立っちゃう(汗・汗・汗)

        演奏後に2人で舞台の前に立った時に見えた
        お姉さんの衣装も、なかなか露出度高く(以下省略)

        アンコールは1台のピアノ連弾でピアソラ。
        技術的な細かい部分はさすがに凄い・・・というより
        まるでサーカスか、これは。
        ただ、女性2人で、あそこまで細かい音符を
        目にも止まらぬ速さで弾いてしまうと
        ピアソラの「タンゴ」っぽい部分が全部欠けてしまって
        力強いというより、細かい音符が流れていく、という印象。

        幕間の後はコルンゴルトの作品。
        このシンフォニエッタは1911〜12年
        コルンゴルト14歳から15歳の時のオーケストラ作品。

        モーツァルトか、キミは?

        という早熟な天才で
        しかもあの時代、そろそろモダンな無調音楽が出始めている頃に
        (シェーンベルクが12音技法を確立したのが1921年
         月に憑かれたピエロが1912年
         ストラヴィンスキーの春の祭典の初演は1913年)
        見事にトナールのメロディックな作品。

        伝統的と言えばその通りだけど
        トナールな曲が作曲され尽くした、みたいな潮流の中で
        何と美しいメロディを作曲したんだ、この天才は!!!

        コルンゴルトと言えば
        昨今、再発見されてはいるけれど
        演奏されるのはオペラの「死の都」とバイオリン協奏曲がほとんどだし
        こういう初期作品を聴けるのは楽しい。

        クラシックだのポピュラーだのを
        簡単に越えてしまったところに
        ほら、楽しいよね?という感じで存在する美しい音楽。

        音楽と心理分析の構造、という講義を取っているのだけれど
        年配の教授から(調べてみたら87歳・・・いや、お元気で(汗))
        作曲家は、聴衆の感情に訴えるものを音楽にしなければならないので
        心理学者であるべき、とのお言葉を聞いて

        現代音楽(に限定せず、いわゆる「現代芸術」一般)に関しては
        だいたい作曲家に意図がないケースもあるのでは?

        と思ったのだが
        コルンゴルトの(子供)時代くらいは
        まだ、聴衆に何かの感情を呼び起そうというのが
        あったんだなぁ、とつくづく思った。
        しかし、本当に世の中には天才がいる・・・

        ぐったり疲れていた筈なのだが
        コルンゴルトの美しい元気な曲を聴いて
        たちまち回復したような気分の私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。



        ついで、と言ったら失礼だけど
        このヴィオッティという若い指揮者も
        ある種の天才のカテゴリーには入る(と思う)。
        ともかく、耳が良いのだろうが
        音響の構築が非常に巧み。

        ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

        0
          Musikverein Großer Saal 2018年6月7日 19時30分〜21時30分

          ORF Radio-Symphonieorchester Wien
          Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
          指揮 Cornelius Meister
          Ein Wiener Sängerknabe

          John Beasley (*1960)
           „Simplexity“ für Orchester (UA)
            ソリスト
             ピアノ Frantisek Janoska
             ジャズ・コントラバス Stefan Bartus
             サクソフォン Eberhard Reiter
             パーカッション Norbert Rabanser

          Jean Sibelius (1865-1957)
           Symphonie Nr. 7 C-Dur, op. 105

          Leonard Bernstein (1918-1990)
           Chichester Psalms für Knabensopran, gemischten Chor und Orchester
           „Symphonic Dances“ aus „West Side Story“

          2010年から首席指揮者だったコルネリウス・マイスターの
          楽友協会での最終コンサート。

          プログラムにはマイスターからの挨拶が1ページ記載されている。
          これ、同じものが、ウィーン放送交響楽団友の会の会員にも来ていた。
          (お手紙ではない、メールの添付である(笑))

          来シーズンはシュトゥットガルトのオペラ、読売交響楽団
          ニューヨークのメトロポリタン・オペラで活躍するそうで
          2019年からのシーズンには、またウィーンに戻ってくる予定とか。

          ご存知の通り、ウィーン放送交響楽団の首席指揮者は
          来シーズンからマリン・オールソップになる。

          最初は初演の曲。
          ジャズの要素を取り入れたゴキゲンな曲で
          ピアノ、ジャズ・コントラバス、サクソフォン、パーカッションが加わって
          途中でインプロヴィゼーションが入る。

          オーケストラの部分は比較的おとなしい・・・というより
          ジャズの要素は入るものの、割にクラシックしていて
          途中でジャズが入ると、むちゃくちゃ弾ける。

          オーケストラを見ていると
          メンバーが身体を揺らして、ジャズ大好き♡とウキウキ演奏している人と
          ひたすらマジメに演奏しているメンバーが居て、ちょっと笑える。

          しかしまぁ、何て楽しい曲なんだ。
          こういう現代曲、楽しくて素敵。

          シベリウスの交響曲7番は
          どこを取ってもシベリウス(笑)
          ブルックナーもそうだけど
          シベリウスも、どの交響曲を聴いても
          しっかりシベリウスだってわかるのが面白い。

          後半はバーンスタイン。
          チチェスター詩篇の最初の曲が終わった後
          指揮者のマイスターが指揮台を降りて
          「ボーイズ・ソプラノを連れてきます」と袖に引っ込んだ(笑)

          プログラムには、ウィーン少年合唱団団員、としか記載がなかったが
          ボーイズ・ソプラノ、とても素晴らしかった。

          楽友協会合唱団は、いつもながら
          何て巧い合唱団なんだ、とため息が出る。

          ヘブライ語で歌われる宗教曲ではあるのだが
          何とも美しい曲。

          最後はご存知ウエスト・サイド・ストーリー。
          ウィーン放送交響楽団って
          オーストリア国営放送のオーケストラなので
          映画音楽とかも演奏しているから
          こういうものを演奏させても、かなり上手くこなす。

          ううううううん
          ウエスト・サイド・ストーリーって
          バーンスタイン自身の録音もあるし
          (例のカレーラス事件ね(笑))
          私も DVD 持ってるし
          (ジェローム・ロビンスの振付に痺れる)
          でも、何回聴いても名曲だよねぇ・・・

          特に途中のラブソングの美しい事と言ったら・・・

          マンボでは、後ろに座っていたコーラスが
          マンボ!と叫んだものの
          地声じゃなくてコーラス声だったので(笑)
          オーケストラに掻き消された感じになった。

          これでウィーン放送交響楽団+マイスターの最終公演かと思ったら
          実はまだあと1回、コンツェルトハウスでのコンサートもあった(笑)

          楽友協会でのウィーン放送交響楽団のチクルスは
          最終コンサートが
          ウィーン音大指揮科の卒業試験で
          これがまた楽しみな私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          ウィーン放送交響楽団 + メッツマッハー

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            こっちは夜のコンサートの印象記。
            午前中のウィーン・フィル(2回目)から読みたい方は こちら からどうぞ。

            Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年5月6日 19時30分〜21時30分

            ORF Radio-Symphonieorchester Wien
            ピアノ David Fray
            指揮 Ingo Metzmacher

            George Gershwin (1898-1937)
             Cuban Ouverture „Rumba“ (1932)

            Arnold Schönberg (1874-1951)
             Konzert für Klavier und Orchester op. 42 (1942)

            Charles Ives (1874-1954)
             The Fourth of July (3. Satz aus A Symphony : New England Holidays) (1904-1913)

            Bernd Alois Zimmermann (1918-1970)
             Alagoana „Caprichios Brasileiros“
              Ballett-Suite für Orchester (1951-1955)

            ウィーン放送交響楽団友の会には
            設立した年に入会したのだが
            コンツェルトハウスのチクルスは
            楽友協会と重なる事が多くて買っていなかったので

            友の会のニュース・レターで
            コンサートの幕間にスパークリング・ワインとスナック付きの
            レセプションをするので申し込みたい人は連絡を
            というのを見て、急いでチケットを購入。

            スパークリング・ワインとスナックには興味がないので申し込まず。
            (だいたい一人で行くとアウエイ感が凄いので行きたくない)

            コンツェルトハウスに着いたら
            「席の変更したくない?」と係の人に言われたんだけど
            (コンツェルトハウス名物、あまりにチケットが売れていない時には
             もっとランクの高い席に無料で変えてくれる)
            舞台が全部見える席を確保してあるので、そのまま貧民席に上がり
            天井桟敷の係の人の許可を得て、1列目に陣取った。
            (ちなみにギャラリー、本当にガラガラだった(笑))

            だって、だいたいプログラムが渋い。
            いや、ワタシは、何だかちょっと、そろそろ
            硬くて噛み応えのありそうなコンサートが聴きたくて
            え〜っ、シェーンベルクにアイヴスにツィンマーマン!というので
            飛びついたのだが

            最初のガーシュインのランバは楽しい。
            大規模オーケストラが目一杯に音量上げて
            コンツェルトハウスだから、どんなに金管が咆哮しても大丈夫だし
            キューバの民俗音楽を取り入れたリズミックでご機嫌な曲。

            で、シェーンベルクのピアノ協奏曲になったら
            後ろのあちこちで囁き声が・・・
            まぁ、よくある現象ではあるのだが
            今日のプログラムって、この後、アイヴスとツィンマーマンだよ?
            そういう曲を聴きたくて来ている聴衆じゃないわけ???

            シェーンベルクのピアノ協奏曲なんて初聴き。
            比較的晩年の曲で
            アタッカで続くけれど、間違いなく4楽章構成で
            無調・・・ではあるのだけれど
            12音技法には聴こえない。

            ベルクほど調性っぽく聴こえては来ないが
            でも、最初の楽章、3拍子のワルツだし
            その後、運命の打撃っぽいフレーズがあって
            後半は BACH の音列が繰り返される。

            モダンだけど古典的なフォーム。
            私は予々、シェーンベルクという作曲家は
            かなりのロマンティストで情熱家だと思っているのだが
            このピアノ協奏曲も、隠れたロマンティスムが匂って来る。

            ピアニストのダヴィッド・フレイは
            ロン毛の、ちょっと見たらポピュラーのグループ・サウンズか(古いっ!)という
            気取った感じのお兄ちゃんで(36歳だそうだ)
            ピアノ椅子じゃなくて、普通の椅子でピアノを弾いていて
            譜めくりも自分でやってたけれど
            かなりのテクニックの持ち主。

            アンコールがバッハのコラールというのも
            渋い選択でセンスが良い (^^)v

            後半、チャールス・アイヴスの作品は
            New England Holidays の第3楽章で演奏時間約5分。
            (あ〜ん、全曲演奏していただいても良かったのに・・・)
            英国の民謡などがポリフォニーで埋め込まれて
            ピアニッシモとフォルティッシモの急激な変化がある。
            (フォルティッシモから急にピアニッシモになると
             フォルティッシモの時に客席で喋っていた声が
             そのまま大声で聞こえて来るという非常に恥ずかしい状態になる(笑))
            しかしまぁ、これもご機嫌な曲だし
            こういうポリフォニーたっぷりの近代曲を演奏させると
            ウィーン放送交響楽団って巧いなぁ。

            私が一番楽しみにしていた
            ベルント・アロイス・ツィンマーマンのバレエ音楽
            どう訳すのかわからないけれど
            ブラジル・カプリッチオとでも訳すのかなぁ。

            ブラジル=南米のイメージのモチーフだが
            あくまでもヨーロッパ人が抱くブラジルのイメージを使ったそうだ。
            Ouverture, Sertanejo, Saudade, Caboclo, Finale の5楽章。

            すごい色彩の滝・・・
            (すみません、妄想です)

            バルトークを連想するような(「青髭公の城」!)
            透明感のあるキラキラした色彩が溢れて
            オーケストレーションが見事。

            オーケストラは大規模編成で
            パーカッションは9人居るし
            ピアノにハンマークラヴィーアにチェレスタ
            ハープもサクソフォン(2人)も舞台上に居る。

            ・・・これ、一応、バレエ音楽とか銘打ってるけど
            この大規模オーケストラ、オペラ座のオーケストラ・ビットには入らんぞ。

            などと余計な事を考えながら鑑賞していたのだが
            割に初期作品(本当の成立年代は手稿紛失のため不明)なので
            ツィンマーマンにしては聴きやすい作品だし
            それぞれの曲のストーリーや内容は
            音楽を聴いていると、妄想がダダ漏れして来る。

            かと言って、この音楽使って誰も振付しないだろうなぁ。
            (してくれたら面白いとは思うが)

            楽章間拍手が盛大に起こったけれど
            (第1楽章と第2楽章の終わり方がかなり派手だった)
            それだけ、クラシックのコンサートに行かない人が
            このコンサートに来ている・・・というのも面白い現象。

            噛み砕きにくい曲を聴きたくて行ったコンサートだけど
            それほど歯が痛くなる事もなく(暗喩です)
            それどころか
            新しい聴覚体験をたっぷりと楽しめて

            あ〜、知っている曲を聴いて
            なんだかんだ考える(比較する)のも良いけれど
            本来はやっぱりコンサートって
            知らない曲(できれば近代・現代曲)を聴いて
            脳ミソを体操させる体験だよねぇ・・・と
            すごく気分良く帰途についた私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。


            ウィーン放送交響楽団 + ストルゴールズ

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              Musikverein Großer Saal 2018年4月6日 19時30分〜21時40分

              ORF Radio Symphonie Orchester Wien
              指揮 John Storgårds
              トランペット Håkan Hardenberger

              Gunther Schuller (1925-2015)
               Seven Studies on Themes of Paul Klee
                 1. Antique Harmonies
                 2. Abstract Trio
                 3. Little Blue Devil
                 4. The Twittering-machine
                 5. Arab Village
                 6. An Eerie Moment
                 7. Pastorale

              Bernd Alois Zimmermann (1918-1970)
               Konzert „Nobody knows de trouble I see“ für Trompete und Orchester

              Antonín Dvořák (1841-1904)
               Symphonie Nr. 9 e-Moll, op. 95 „Aus der Neuen Welt“

              ウィーン放送交響楽団の今回の定期は
              ヨン・ストルゴールズ、フィンランドの指揮者である。

              トランペット名人はスウェーデン出身の
              ホーカン・ハーデンベルガー。
              この人のトランペット、絶品なんですよねぇ(涎)

              前半は現代曲というか近代曲で
              最初はアメリカのガンサー・シュラーが
              パウル・クレーの作品にインスピレーションを得て作曲したもの。

              う〜ん、こういう絵画から音楽を起こす作品なら
              少なくともプログラムに
              その「絵画」のコピーが欲しいけれど(色刷りとまでは言わないが)
              1940年に亡くなったパウル・クレーは
              まだ著作権の問題があるんだろうか?

              もとの絵を知らないと
              音楽だけ聴いても、よくわからん(私の感受性の欠如にも原因が)
              パウル・クレーというよりは
              ジョアン・ミロの作品みたいなものが脳内妄想で浮かぶのだが・・・

              シュラーはジャズの研究家で
              ジャズをクラシックに取り入れようとした、との事だが
              ジャズって言ったって
              実に多彩な様々な様式があるから
              ほんの時々、私も知っている様式が出て来た以外は
              ジャズっぽい要素は
              無教養のワタクシには聞き取れませんでした(すみません)

              ベルント・アロイス・ツィマーマンの曲は
              ベルリン・フィルが最近、集中的に取り上げてはいるが
              オーストリアでの演奏は珍しい。

              ・・・で、やっぱり、ものすごくドイツ的というか
              暗いというか、難しいと言うか

              ホーカン・ハーデンベルガーが超絶技巧も感じさせずに
              楽々と演奏しちゃうので何となくあっさりと聴けてしまうのだが
              きっと、ものすごく難しい曲なのであろう。

              いかん、ツィンマーマンって、まだ聴き込んでいないので
              ドアが開いていないというか、馴染みがないので、よくわからんわ。

              ものすごくメロディックで美しいトランペットのソロがアンコールで
              前半は終了。

              前半が近代曲だったのに対して
              後半が名曲アワーの「新世界から」というのも
              ウィーン放送交響楽団らしいプログラム・・・と言って良いんだろうか。

              で、前半、あんなに良かったのに
              ドボルジャークの交響曲9番「新世界から」が

              あ〜、う〜、あのあのあの
              ド・シロートですけどねワタシ
              でも、あちこちでズレまくりだし
              アンサンブルが甘い・・・(以下省略)

              指揮者よ、指揮台の上で
              1人熱くなって身をくねらせるより先に
              オーケストラの音を揃えてくれ・・・
              見事に美しく激しく踊っているのはよくわかるから・・・

              いやもちろん
              私の耳と感受性がおかしいだけで
              実は世紀の名演だった・・・という可能性もない訳ではないが。

              それにしても
              指揮者だけがひたすら熱くなっていて
              聴いている方には納得のいかないドボルジャークだった。

              前半の曲でリハーサルの時間を使い果たしたか・・・
              と邪推する私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。




              ウィーン放送交響楽団 + グスターボ・ヒメノ

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                Wiener Konzerthaus Großer Saal 2018年3月1日 19時30分〜21時05分

                ORF Radio-Symphonieorchester Wien
                Wiener Singakademie
                ソプラノ Eleonora Buratto
                アルト Sara Mingardo
                テノール Kenneth Tarver
                バスバリトン Luca Pisaroni
                オルガン Robert Kovács
                指揮 Gustavo Gimeno

                Gioachino Rossini (1792-1868)
                 Petit Messe solennelle (1863-1867)

                あああああ、すみません!!!!
                いや、もう最初に正直に謝っちゃう。

                ・・・寝てました、たぶん演奏中ずっと 💦

                寝落ちしたのには色々な事情があるのだが
                至って即物的な原因なので(仕事もちょっと関係あり)
                ロマンティックな原因ではございません(きっぱり)
                (いやぁ、生涯に一度で良いから
                 カレシが昨日は寝せてくれなかったの・・・とか言ってみたかった(←無理))

                寝ていたとは言え
                一応、頭の中で音楽は鳴っていたので(たぶん)
                あんまりヘンな印象にはなっていないとは思うのだが

                ウィーン放送交響楽団、本当に久し振り。
                この優秀なオーケストラは
                楽友協会とコンツェルトハウス両方でチクルスがある。

                コンツェルトハウスのチクルスの方が
                初演曲があったりして面白いのだが
                あまりにチクルスが他のコンサートとバッティングするケースが多く
                ついでに別にチクルスでシーズン全部のチケットを買っておかなくても
                その時々のコンサートのチケットは、そこそこ買えるのが有難い。

                この間のミラノ・スカラ座管弦楽団で
                ロッシーニ聴きたい!!!という衝動に駆られて
                今回のコンサートは、ロッシーニの小荘厳ミサ曲。

                苦手な宗教音楽の中でも
                宗教音楽に聴こえず、どう聴いても「オペラだよね、これ?」というのが
                ヴェルディのレクイエムと、このロッシーニの小荘厳ミサ曲。

                ヴェルディの方は、これでもか〜、これでもか〜 と悲劇で押すので
                聴くたびにグッタリしてしまうので、もう聴かない事にしているが

                ロッシーニなら大丈夫 (^^)v

                しかもバスバリトンにピサローニが出演するじゃないの ♡

                舞台一杯にオーケストラとコーラスが並び
                寝落ちしていない一部の印象で言うと

                クリアな明るい音色で
                悩みのない、ものすごく幸せなミサ曲。

                宗教曲だから難しい哲学や人生観が
                音楽に見えなければいけない、とか言う意見もあるだろうが

                いや、音楽って、これだよね。
                美しくて楽しかったら、それで良いじゃないの。
                (しかも、このロッシーニの音楽の美しさと言ったら!)

                躍動感と透明な静けさが交互にやって来て
                ヴェルディとかと違って
                シリアスなんだけどシリアスになり過ぎず
                感情たっぷりでも感情に溺れ過ぎず
                あくまでも楽しい「音楽」としての節度がある。

                ものすご〜〜〜く気持ち良く
                天国の気分で寝られたくらいなので
                オーケストラもコーラスもソリストも素晴らしい。
                (単純だが、案外、良いか悪いかの基準なんて
                 そこらへんにありそうだし・・・)

                ピサローニの声、やっぱり美声だぁ。
                だいたい、出てくるだけで、やっぱりカッコいいのだ、このバリトンは。
                化粧してなくてオペラの衣装じゃなくて燕尾服でも
                やっぱり、すごくイイ男のオーラがある。

                テノールは声量的にはちょっと劣るが
                とても澄んだ声で、宗教曲にはピッタリのハイテノール。

                女性陣の声はかなり強い。
                ソプラノはどちらかと言うとドラマチック・ソプラノだな。
                アルトは豊かな低音が色っぽくて美しい。

                オルガンのソロがまた見事で・・・
                (これはバッチリ目が覚めた(笑))

                抹香臭いミサ曲という感じの音楽ではないので
                寝ながら、ずっと、すごく楽しく聴いていられた。
                ・・・って、本当は寝るなよ、って感じなんだけど f^_^;

                たまには、こういう事もあるわ、と思いつつ
                隣の人は、きっと呆れていただろうなぁ、と
                ついつい周囲を気にしてしまう
                小心者の私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                ↑ まだ雪が降ってるんです。

                寝落ちしていたくせに
                無理やり感想を書いてしまう自分の厚かましさに
                自分でも呆れてる(自爆)

                ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

                0
                  Musikverein Grosser Saal 2017年11月9日 19時30分〜21時15分

                  ORF Radio-Symphonieorchester Wien
                  指揮 Cornelius Meister
                  ピアノ Steven Osborne
                  オンド・マルトノ Nathalie Forget

                  Olivier Messiaen (1908-1992)
                   Tulangalila-Symphonie
                    fuer Klavier und grosses Orchester

                  ウィーン放送交響楽団の楽友協会での定期公演だが
                  同時にウィーン・モデルン現代音楽祭の一環でもあって
                  ゲネラル・パスを持っている人は、当日、チケット引き換え、と記載されている。

                  そうか、いつもの超貧民席じゃないところに座れるのだ、と
                  ゲネラル・パスを翳してチケット売り場に行ったら
                  ウィーン・モデルンのデスクが出来ていた。

                  そこでゲネラル・パスを見せたら
                  チェックして「はい1枚」って、パッと渡された。

                  割り当てられたところがあるんですね?
                  で、席は選べないんですね?!(-"-)

                  ゲネラル・パスで入手したチケットは
                  カテゴリーで言えば
                  上から2番目のカテゴリーの席である。
                  (座席のカテゴリーはだいたい知っている、常連だから)

                  ただ、カテゴリー2の席で
                  私が「音の穴」と名付けている部分があって
                  いつも音響バッチリの席で聴いているのに
                  あのデッドな席ではとても聴けない。

                  音響オタクの多い
                  ウィーン・モデルンのゲネラル・パス所有者に
                  この席を出すか、普通????

                  超貧民席に常連2人を見つけたので
                  この席要らない?と聞いたのだが
                  いや、こちらの方が良い・・・って
                  う〜ん、やっぱり常連は一味違う。
                  変わり者が多いというか、よく知っているというか ^^;

                  私は超貧民席から、ちょっと逃げました。悪しからず。
                  あの大編成オーケストラなら
                  舞台から離れた方が良い、という判断。
                  ついでにかなり空き席もあったので
                  ちゃんと係員の許可を得てます(チップもあげたし)

                  さて、今年はトゥーランガリラ交響曲の当たり年(笑)
                  トーンキュンストラーと佐渡裕が演奏したかと思ったら
                  今度はウィーン放送交響楽団とコルネリウス・マイスター。

                  簡単に書いちゃうと

                  すごいっ!!!!!
                  むちゃくちゃスゴイ!!!!!!!

                  あの大編成オーケストラで
                  オーケストレーションもあれだけ厚いのに
                  (たぶん、使ったのは改訂版だとは思うけれど)

                  オーケストラのパーツの絶妙なバランス
                  徹底的に細かい部分の分析によるものだろうが
                  メロディ要素をバラバラにまず分解してから
                  ものすごい注意深さをもって、再構築した、としか思えない。

                  だって、あの多重層になったテーマが
                  団子にもならず、溶け合ってぐちゃぐちゃにもならず
                  ものすごい明晰さをもって
                  全部聴こえて来て
                  私は思わず椅子からずり落ちそうになった。

                  はったりを噛ませようと思えば
                  いくらでもハッタリが効いてしまう曲なだけに
                  オーケストラの音響の爆発を徹底的に抑えて
                  ハッタリ一つもなく全体を巧みに聴かせたのはすごい手腕。

                  オーケストラもさすがに現代曲に慣れているだけあって
                  むちゃくちゃ巧い。
                  しかも出てくる色彩感の豊かな事。
                  原色からパステル色までホール中に飛び散っている感じ。

                  ただ、徹底的に音響に拘った分
                  リピートのモチーフが多少なりとも単調に聴こえたのは
                  まぁ、仕方ない結果だったかもしれない。

                  ピアニストがちょっと、自分が出たがるタイプで
                  オーケストラの絶妙なバランスの中で
                  ちょっとピアノだけ浮いていた印象はある。
                  (まぁ、指揮者もピアニストにはあまり言えなかったんだろう(笑))

                  あれだけ音響に拘って音量を絞っていたら
                  超貧民席でも良かったかも。
                  (と同時に、カテゴリー2の音の穴に座っていたら、と思うと
                  ああああ、あそこに行かないで良かった、とホッとした)

                  単調に聴こえる、とさっき書いちゃったが
                  アモールの場所では
                  背筋ゾクゾクの色気もあった。
                  (弦のあの微妙なポルタメントの色っぽさって絶句)

                  ゾクゾクしっぱなしの1時間半。

                  今年のウィーン・モデルン現代音楽祭のテーマは
                  頭の中の絵、というものなのだが
                  コンサートを聴いている間中
                  頭の中に音響の色が
                  絶え間なく、浮かんだり動いたり消えたりして
                  ものすごく楽しんでしまった私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。

                  現在、マックの調整中で
                  別の PC で書いているので
                  特殊文字が使えないのは、どうぞお許し下さいませ。





                  ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

                  0
                    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月19日 19時30分〜21時40分

                    ORF Radio-Symphonieorchester Wien
                    ピアノ Khatia Buniatishvili
                    指揮 Cornelius Meister

                    Thomas Daniel Schlee (*1957)
                     Spes unica op. 72 (2009) (ÖEA)
                    Peter Iljitsch Tschaikowsky (1840-1893)
                     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 b-moll op. 23 (1874-75)
                    Dmitri Schostakowitsch (1906-1975)
                     Symphonie Nr. 12 d-moll op. 112 “Das Jahr 1917)

                    一応記録だけはしておくけれど
                    このコンサート
                    まずは地下鉄が大幅に遅れて
                    最初の曲には間に合わず
                    大音響の時だけ、ちょっと漏れ聴こえるのを
                    必死になって、食物のおこぼれを貪ってる感じで聴いていた。

                    くそ、実はシュレーのオーストリア初演の曲がお目当てだったのに (ToT)

                    よって、その後のチャイコフスキーのピアノ協奏曲と
                    ショスタコーヴィッチの交響曲12番では
                    ほとんど気絶していた。

                    何だか引退後、仕事しているより忙しいような気がする(汗)
                    あまりにやる事が多いのと、移動時間がかかるのと
                    まぁ、色々ある。
                    彼氏が出来たとか結婚したとか、そういう華やかな事でないのは残念だが。

                    でウィーン放送交響楽団のコンサート
                    なんでこんなに客が入っているんだろう?と思ったら
                    これ、主催が半分ジュネスだった。

                    ・・・くそ、ジュネスでチケット買ったら
                    コンツェルトハウスより安かったかもしれない。
                    ついついコンツェルトハウスのサイトで買っちゃったけれど
                    これから気をつけよう。

                    よって、私より後ろの貧民席(註 私の席も貧民席)には
                    若い人たちが多い。
                    これは非常に非常に非常に良い事である!!!

                    何が人気だったかと言うと
                    やはりピアニストのカティア・ブニアティシヴィリであろう。

                    いやもう、確かにすごくキレイな人で
                    ボディも魅力的、ドレスはマーメイドで、またこれがすごいインパクト。
                    確かに目が離せないわ。

                    でチャイコフスキーのピアノ協奏曲。
                    うはははははは、さすがブニアティシヴィリというか

                    何ですかその速いテンポは (O_O)
                    ・・・というところが数カ所あって
                    いや、気絶して寝落ちしているのだが
                    時々オーケストラとズレて、壮絶な断崖絶壁を歩く感じがするので
                    そういうところだけ、起きてしまうのだ。

                    というか、人間業とは思えないテンポで
                    あの超絶技巧を、見事に実に軽く跳ねながら弾いちゃうって
                    チャイコフスキーのピアノ協奏曲って
                    もっと、なんかこう、悲壮な感じに聴こえる曲じゃなかったっけ?

                    というワケで、何とも唖然とする演奏。
                    さすがに演奏事故まではいかなかったけれど
                    オーケストラのズレは時々あって
                    指揮者もオーケストラもお疲れ様です(笑)

                    アンコールがリストのハンガリー・ラプソディか何かで
                    これもまた超絶技巧、ピアノのフォルテがバリバリの
                    女性とは思えないマッチョな演奏だった。

                    で、すみません、後半のショスタコーヴィッチ交響曲12番は
                    本当に気絶してました。
                    最初に奏でられるコントラバスのモチーフが
                    繰り返し曲に現れるところしか、記憶にありません。

                    いや〜、モーツァルトならともかくとして
                    よくショスタコーヴィッチで寝落ちできますね、と
                    昔、知り合いに呆れられたけれど
                    本当に疲れていて睡眠不足でヘンな食生活しちゃうと
                    ショスタコーヴィッチでも充分に熟睡できます(自慢にならん)

                    こんなヘンな記録でごめんなさい・・・
                    仕事じゃないのに忙しいという言い訳も
                    今更通じない事を反省している私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                    ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

                    0
                      Musikverein Großer Saal 2017年10月14日 19時30分〜21時40分

                      ORF Radio Symphonie Orchester Wien
                      指揮 Cornelius Meister
                      バイオリン Leonidas Kavakos

                      Luigi Cherbini (1760-1842)
                       Ouvertüre zu “Anacréon”

                      Lera Auerbach (*1973)
                       NYs : Fractured Dreams. Konzert für Violine und Orchester Nr. 4
                        (“Singende Säge von Katharina Micada)

                      Alexander Zemlinsky (1871-1942)
                       Die Seejungfrau. Symphonische Dichtung nach einem Märchen von
                        Hans Christian Andersen

                      午後はウィーン・フィルとネルソンスの
                      ベートーベン8番・7番の2回目のコンサートだったが
                      基本的に金曜日とコンサートの印象は変わっていないので省略。
                      (すみません、時間がないの、ホント、まさかこんなに忙しくなるなんて(汗))
                      7番の最後でネルソンスがオーケストラをむちゃくちゃ煽るので
                      どんどん速くなっていって
                      さすがにウィーン・フィルなのでアンサンブルは崩壊しなかったけれど
                      スコア見ながら、手に汗握っていたスリリングなコンサートだった。

                      低弦がバッチリ効いていて
                      ティンパニがすごくて(昨日よりは控え目)
                      ダイナミックで男性的でワイルドで力強くて
                      ウィーン・フィルの優雅ないつもの音とは違ってビックリするが
                      ウィーン・フィルは、これからネルソンスと中国・マカオ公演。
                      ・・・日本は入っていないのよね(ブツブツ)

                      さて、夜のコンサートはウィーン放送交響楽団。
                      プログラム見ていて
                      ああああ、また、ツェムリンスキーの「人魚姫」か
                      (この曲、割に近年流行りで、よく聴くのである)
                      と思っていたら

                      ウィーン放送交響楽団友の会から
                      コンサート前にこの作品の解説を
                      楽友協会の音楽学者が地下のホールで行います、ぜひどうぞ
                      ・・・というメールが入ったので行って来た。

                      楽友協会総裁からの挨拶の後
                      あぁ、この人が、いつもプログラム解説を書いているK博士。
                      あのクソ真面目な解説をいつも読んでいてイメージしていたのと
                      だいぶ違う・・・(すみません)

                      ツェムリンスキー協会の話から始まったが
                      この人魚姫という曲
                      ツェムリンスキーの代表作の一つで

                      第一楽章は a moll なのだそうだが
                      最初は a moll に聴こえず、d moll のような仮面を被っていて
                      d moll はレクイエムなどに使われる調(ほおお、そうなんですか←無知)
                      途中に Es Dur が現れて a moll と絡むのは
                      推察の域を出ないが
                      当時の恋人(?憧れの人?)のアルマ・シンドラーのイニシャルかも
                      (当時はまだアルマ・マーラーではなかった)

                      コンサートで聴いてみると
                      おおお、確かに最初の出だしは a moll には聴こえない。
                      う〜ん、この数小節のマスク、すごく効果的に使われている(感心)

                      第一楽章でお城の中に6人のお姉さんがいて
                      お姉さんが登場するテーマとか
                      (あれはお姉さんだったのか、私は波だとばかり思っていた)
                      魔女のところで、脚を生やす薬をもらう部分は
                      初稿では、ほとんどアトナールが続くそうなのだが
                      それでは聴衆にウケないだろう、と
                      作曲家が後で改訂してしまったそうで
                      その分、初稿より4分ほど時間が短縮されているとか。

                      ああああ、私も、そのアトナールな部分って
                      聴いて見たかったなぁ。

                      海の泡になって消えたくなかったら
                      このナイフで王子さまを殺しなさい、とお姉さま方から言われ
                      ナイフを手にするものの
                      そのナイフを投げて(落ちる下降音階!!!)
                      海の泡と消えるところなんか
                      長調と短調の複雑な絡み合い。

                      それから私もビックリしたのだが
                      ベートーベンの時代から
                      ツェムリンスキー時代のウィーンの音楽学校では
                      長6度の跳躍は「愛」を表現するそうで

                      いや、あはは、考えてみたら
                      ベートーベンのリート Ich liebe Dich の最初の2音がそうだし
                      アデライーデも途中に4度が入ってはいるけれど
                      やっぱり長6度である。

                      ・・・う〜ん、色々とあるものだなぁ(ひたすら感心)

                      この解説聞いてから
                      ツェムリンスキーの「人魚姫」を聴いてみると
                      確かに全然理解が変わってくる。
                      かなりわかりやすい表現方法なので
                      全く事前の知識なしに聴いても、それなりに映画音楽みたいなものだが
                      ちょっと話を聞くだけでこんなに違うのか。

                      プログラムの、ひたすらマジメな解説と違って
                      K博士の話は、ものすごく情熱的で、すごく楽しかった。

                      さて、これは後半の話だが
                      前半最初の曲はケルビーニ。

                      ケルビーニでこんなにオーケストラの編成が大きいのか?!
                      第二バイオリン(第一は見えない)だけで14人。
                      チェロもコントラバスも10人以上いるようだが・・・

                      よって、ケルビーニ、というバロック的な音のイメージと全く違って
                      ものすごいドラマチックな音がする。
                      (でもよく考えたらケルビーニってモーツァルトより若い)
                      アナクレオンって、私のイメージだと
                      フーゴ・ヴォルフのあの限りなく静かで美しいリートの
                      「アナクレオンの墓」が思い浮かぶのだが
                      けっこう劇的な生涯を送った人だったようだ(笑)

                      レーラ・アウエルバッハのバイオリン協奏曲は
                      ヨーロッパ初演。

                      あれ?舞台の上に、ノコギリを2つ持った女性が居る。

                      以前、アウエルバッハのオペラに行って
                      気に入らなかったので、あまり注目はしていなかったのだが

                      「夜」をテーマにした13曲の「夢」(全てアタッカ)
                      ・・・なんだけど、やっぱりよくわからん(爆)

                      カヴァコスのバイオリンの音は限りなく美しい。
                      その後ろでノコギリを弓で弾いているところから出る音色が
                      これまた美しい。
                      ちょっとシロウト耳には、オンド・マルトノっぽい響きで
                      控え目にバイオリンとシンクロして
                      現実ではないような不思議な音を出す(夜の夢だから(笑))

                      ヨーロッパ初演とのことで
                      (もともとはニューヨーク・フィルの委嘱作品)
                      作曲家ご本人も来ていらっしゃったようだが
                      舞台には登場しなかったので見ていない。

                      で、後半の「人魚姫」
                      K博士は、この曲はストーリーがあると知らずに聴けば
                      交響曲にも聴こえる構成があって
                      当時のハンスリックの純粋音楽擁護と
                      ワーグナーやリストの交響詩を結び付けるような試み
                      と言っていたが

                      ストーリー知らなくても
                      何となく思い浮かぶ情景は、やっぱり交響詩に近いような気がする。
                      (まぁ、それ言ったらメンデルスゾーンの
                       イタリアやスコットランドは交響曲か、というのもあるだろうが)

                      人魚姫なんて、もともとは
                      勝手な片思いの押しかけ女房(ストーカーまがい)の話ではあるが
                      美しい女性は、そういう勝手な思い込みの
                      自己犠牲に酔っても、涙を誘う話になるのだ、うん。

                      これが森のタヌキだったら笑い話にしかならん。
                      (バレエのシルフィードも妖精だから良いのである)

                      美女だったら
                      獣であろうが、人魚であろうが
                      地球外生物であろうが(地球外生物の「美女」って何だ?)
                      何でも許されてしまうのは
                      男性社会だった頃の悪しき慣習だな、とは思いつつ

                      私だってイケメンがストーカーになっても
                      イケメンなら許しちゃうかも
                      ・・・とけしからん事をちょっと考えてしまった私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      あはは、人魚と金魚ではちょっと違いますが f^_^;)

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