ウィーン交響楽団 + セバスティアン・ヴァイグレ

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    日曜日のダブルヘッダー。
    午前中のウィーン・フィルは
    土曜日分とまとめて1記事にしたので
    そちらから読みたい方は ここ からどうぞ。

    Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年11月12日 19時30分〜21時30分

    Wiener Symphoniker
    指揮 Sebastian Weigle
    ピアノ Jan Lisiecki

    Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
     Konzert für Klavier und Orchester C-Dur K 467 (1785)
    Hans Rott (1858-1884)
     Symphonie Nr. 1 E-Dur (1878-80)

    夜はウィーン交響楽団のコンサート。
    チクルスは持っているから、いつも行くのだが
    今回はハンス・ロットの交響曲が取り上げられている!!!!
    (とりあえず最初のモーツァルトはどうでも良い)

    モーツァルトのピアノ協奏曲は
    皆さんご存知の21番で
    出だしから、あ〜、これかよ(げっそり)

    ピアニストがヤン・リシエツキ。
    今年22歳になった、この若くて可愛いピアニストは
    2016年の12月19日に
    ショパンのピアノ協奏曲1番で聴いている。

    ポーランド系でカナダ人だが
    9歳の時にデビューしてから
    世界の有名オーケストラ、有名指揮者との共演を総なめにしてきた。

    天才?なのか、どこかのマフィアなのか(すみません)
    運が強い、というだけではなくて
    何かのマネージメントか政治絡みがあるんだろうなぁ、と
    邪推してしまう(すみません、根性悪なので)

    しかしまだ22歳で
    見た目がともかくキュートで、金髪のキラキラ少年だし
    そりゃあちこちでモテるだろう(それも邪推かも)

    で、何でまたモーツァルトのピアノ協奏曲???
    1年前のショパンとか
    もっと派手派手しいラフマニノフとかリストとか
    アピールする曲は多いはずなのに
    オーケストラのメンバー数の予算の関係か?

    確かに有名な曲だし(誰でも知ってる)
    技術的には問題全くないし
    まぁ、プロのピアニストでモーツァルトに技術的問題があったら
    それはそれでタイヘンなのだが
    音楽性たっぷりで
    すごい清潔感があって
    それなりに楽しめたけれど
    ・・・でもモーツァルトだし、しかも21番だし(ブチブチ)

    アンコールにショパンのノクターン op. 48/1

    モーツァルトの後にショパンのアンコール弾くピアニストは
    センスがないから嫌いなのだが

    ・・・このショパンなら許す ( ̄  ̄)

    出だしがシンプルなんだけど
    音の響きがクリアで透明感があって深くて
    最後の超絶技巧に巧く繋いで
    モーツァルトのある意味の単純さから
    ショパンの技巧に橋渡しをした、という印象。

    こいつ、やっぱり只者じゃないわ。

    楽しみにしていたハンス・ロットの交響曲。
    ハンス・ロットは25歳で亡くなってしまったので
    残された作品はほとんどない。

    しかも書かれた当時は
    作曲の賞も取れず(マーラーとクリツァノフスキが受賞)
    ベートーベン賞も取れず
    ブルックナーは怒ったが、どうしようもなく
    やっと奨学金が下りたと思ったら、もう結核で入院していた、という
    ついていなかった作品(と人)なのである。

    この交響曲1番、そのまま歴史に埋もれて
    我々の耳に届く事もなかったかもしれない。
    (初演されたのが1989年ロンドン)
    こういうものを掘り起こしてくれた人に感謝する。

    だってこれ
    正直言って、マーラーがその後の交響曲で
    このロットの交響曲から盗みまくっているんだもん。

    現代ではありがたい事に
    インターネットで探せばいくらでも資料は見つかるので
    おヒマな方はこの交響曲、ちょっと長いけど聴いてみて下さい。

    たぶん、あちこちでギョッとすると思う。

    最初はリヒャルト・ワーグナーに酷似した印象を残すし
    第2楽章はブルックナーばり。
    第3楽章のレンドラーやワルツが現れる部分は
    もっともマーラーを連想させる。

    というより、マーラーのモチーフのかなりの数が
    ここにあるじゃないの!?
    良いのかこれは。

    まぁ、最終楽章でロットの作品も
    あっ、ブラームスの交響曲1番か?っていうところもあるので
    (しかも最後も第1楽章のワーグナーばりのモチーフで終わる)
    あちこちの「引用」は良かったのだろうきっと。

    マーラー自身も、まさか1989年に
    この曲が本当に演奏されちゃうとは
    思ってもみなかっただろう(笑)

    この曲を録音で聴いて
    ひええええ、ワーグナーだ、マーラーだ、ブラームスだ、と
    ひっくり返っていたので
    実際にライブで聴いてみたい、とかねがね思っていて
    ウィーン交響楽団とセバスティアン・ヴァイグレが
    この曲を取り上げてくれたのには感謝 ♡

    オーケストラ編成はクラシックだが大きめで
    これも目一杯鳴らそうと思ったら鳴らせそうな曲だが
    ヴァイグレは、かなり抑制を効かせて
    大袈裟にも感傷的にもならず
    ニュートラルに聴かせてくれたので
    ロットの手法やモチーフが持っている
    他の作品のコラージュがクリアに聴こえて来た。
    (この作品以前か以後かはさておいて)

    しかしまぁ、面白い曲だね、これは。
    グスタフ・マーラーも現代においては
    大人気作曲家になっているから
    ロットの曲が演奏されても
    誰も何も言わない(言えない)だろうが

    マーラーの交響曲1番だけじゃなくて
    2番とか5番のモチーフも、ばっちりここにあるじゃん(絶句)

    マーラーがビッグ・ネームになってしまったので
    今でこそ、「ロットの交響曲から「引用している」」と言われているけれど
    ・・・まぁ、危ないので以下、省略する(笑)

    確かにマーラーがこの作品を褒めたのは事実らしいが
    マーラー自身も、実演されるとは思っていなかっただろうなぁ。

    マーラーの交響曲が好きな方
    ちょっと長い曲だけど
    ぜひ、このハンス・ロットの交響曲を聴いてみて下さい
    ・・・と、ちょっとロットの回し者みたいになっている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    ウィーン交響楽団 + トマーシュ・ネトピル

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      Musikverein Großer Saal 2017年11月5日 19時30分〜21時40分

      Wiener Symphoniker
      指揮 Tomáš Netopil
      ピアノMartin Helmchen

      Johannes Brahms (1833-1897)
       Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur, op. 83
      Olivier Messiaen (1908-1992)
       Les offrandes oubliées - Méditation symphonique
      Richard Strauss (1864-1949)
       Also sprach Zarathustra, op. 30

      ウィーン交響楽団とトマーシュ・ネトピルのコンサートは
      11月4日・5日ともに「売り切れ」のシールが貼ってあったが
      何がそんなに人気だったんだろう???

      まさかメシアンというワケではないだろうし
      リヒャルト・シュトラウスの「ツァラストラはかく語りき」は有名だけど
      それでチケットが売り切れ、という現象もなさそうだし。

      若くて(35歳)イケメンなドイツのピアニスト目当てか
      若くて(42歳)イケメンなチェコの指揮者目当てか
      あるいは若くて美しいオノコ2人の同時舞台登場か
      (見た目しか気にしないのか私は。舞台全然見えない席なのに)

      ブラームスのピアノ協奏曲2番。
      近くの席でオーケストラのスコア読みの人がいて
      あああああっ、しまった、しまった、しまった
      私、オーケストラ・スコアはないけれど
      ピアノ譜持ってるじゃん ^^;
      (もちろん自分では弾けません。三楽章ですら・・・)

      今、ちょっと趣味の世界で
      自分の狂った音感に、むちゃくちゃ苦労しているところなので
      楽譜見ながら聴きたかった。
      変ロ長調とは書いてあるし
      楽友協会のプログラムには
      少しだけ断片的に楽譜が載っているので
      最初のホルンの出だしだけはわかったが。

      う〜ん (ー ー;)
      ウインナー・ホルンらしい柔らかい出だしは良かったんだけど
      なんだか全体的にオーケストラがバタバタしてません?
      最初のバランスは好みの問題かもしれないし
      席の問題もあるかもしれないけれど
      ティンパニ響き過ぎで音が全部、団子状になった部分が目立ち
      途中の管楽器の音程が、かなり不安定に聴こえた箇所もあった。

      まぁ、プロのオーケストラだから
      訓練されていないシロウト耳が何言ってる、と思って下さい。

      ピアノは、さりげないけれど
      この人、ものすごくタッチが(さりげなく)強くないか?
      あまりにさりげなく弾いているので
      意識しないとスゴイとは思わないのだが
      オーケストラのトゥッティに全く埋もれず
      あれだけクリアにピアノの音が響いて来るのは滅多にない。

      なのにピアニッシモはすごくキレイなの。
      オーケストラの壁を破って
      でも、キンキン声にならずに出てくるピアニッシモ。

      ただ、全体的にかなり個性的なピアニストだなぁ、という印象はある。
      (舞台もピアニストも見えないので、音で聴いた印象だけだが)
      個性が際立ってヘン◯イというのではないのだが
      あの聴き慣れた名曲が意外に新鮮に聴こえて来たというのは
      やっぱり個性の問題だと思う。
      (もしかしたら、それでオーケストラが苦労していたのかも・・・)

      緩徐楽章のチェロのソロは
      しっとりした情緒と節度のある音が美しかった。
      (この楽章、例のバイオリン協奏曲と同じで(こちらはオーボエだが)
       あれだけ美しいメロディをチェロが奏でちゃったら
       ピアニストはイヤだろうね、きっと(笑))

      休憩の後はオリヴィエ・メシアンの初期作品「忘れられた捧げもの」
      当然ながらガチガチのカトリック宗教モチーフの曲で
      十字架・罪・整体という3部構成の約12分の曲。

      副題に「交響的瞑想」とかあるので
      静かな曲かと思ったら
      確かに静かな緩徐楽章で始まるけれど
      途中は急な激しいテンポで、ちょっとびっくりする。
      (その後、また緩徐楽章に戻る)

      初期作品だがメシアンの好んだ全音階の使用があって
      晩年まで好んだ和音(これ聴くと、あ、メシアンっぽいと思う)も
      時々顔を出す。

      宗教曲・・・とは言っても
      メシアンの場合は
      そう思って聴かなければ(あるいは他の妄想を逞しくすれば)
      結構楽しんで聴く事が出来るし

      この曲はフランスのドビュッシーとかラヴェルとか聴いていれば
      違和感なく、スッと入って来る曲だと思う。

      オーケストラの皆さま、お疲れ様です。
      (この曲、ピアノ譜もあって、チラッと見たら
       クラクラ来た(笑))

      最後はリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトストラはかく語りき」

      これ、最初の音がオクターブで上がっていく時に
      二人連れで来ている観客の数多くが
      隣の連れに、すごく嬉しそうに何か囁くのだが
      いくらオーケストラがフォルティッシモになっても
      あなたのその声、雑音として聞こえるの、できれば止めてくれ。

      2001年宇宙の旅って
      確かに私の最も好きな映画で
      お陰で、この曲(の出だしだけ)も有名になったけれど
      かと言って
      わざわざ曲の間に、連れの人に知っている事を自慢しなくても・・・(涙)

      あくまでも主観的な個人的な印象なんだけど
      指揮者ネトピルが、なんか、すごく明るい指揮をするので
      (上記を含めて、これからの感想は大・大・大・主観です!)

      哲学者ツァラトストラとかいう
      厳しい哲人のストーリーというよりは

      田舎の素朴なおじいちゃんが
      あちらで蝶と戯れ、こちらで猫と遊び
      ついでにウィーンのホイリゲで気分良く酔っ払って
      ああ、良い気持ち (。-_-。)

      最後はいびきをかいて
      ゆっくり堂々と公園のベンチで眠りにつくのでした

      ・・・ってホームレスか、こいつは。

      この曲、聴いていて
      なんだか異様に楽しいのである。
      楽しくて良いのか、私には判断がつかないのだが
      (多分、そういう曲ではないような気が・・・)
      厳しさとか、難しいテツガク云々で
      超人思想とかいうフレームのどでかい妄想狂ではなくて

      どこか近所をニコニコしながら
      ボロを纏って歩いている
      憎めない変わり者のおじいちゃん

      いかん、いかん、いかん、何だこの妄想は・・・

      私は(何回も書いているが)音楽批評をしているつもりは一切ないので
      個人的な印象だけを、あくまでも主観的に個人的なメモで残しているだけで
      よって、こんなホームレスのツァラトストラがいたら大変なんだけど
      でも、元気一杯の、なんだかすごく温かい感じのツァラトストラって
      かなり良い感じで、私は好きだ。

      今日の午後、実はもう一つコンサートに行く予定だったのだが
      ともかくやる事が多過ぎて
      何がなんだか、ちょっとパニクっているのでサボった
      イケナイ私に、どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      ウィーン交響楽団 + フランソワ・グザビエ・ロト

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        Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月25日 19時30分〜21時45分

        Wiener Symphoniker
        指揮 François-Xavier Roth
        バイオリン Julian Rachlin

        Johannes Brahms (1833-1897)
         Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 (1877-78)
        Johannes Maria Staud (*1974)
         Stromab (EA)
        Robert Schumann (1810-1856)
         Symphonie Nr. 2 C-Dur op. 61 (1845-46)

        昨日と同じプログラム構成だが
        コンサートそのものは
        オーストリア共和国祝日のためのコンサートと銘打ってある。
        (明日、10月26日はオーストリアの祝日なのだ)

        ギリギリに駆けつけたコンサートだが
        私の席にご年配カップルの男性が座っていたので
        そこワタシの席なんですが・・・と言ったら
        いや、あなたの席はそっち・・・と、違う席を自信たっぷりに示してきた。

        席番号をよく見て下さい、その席は私の席です!!!と
        どいてもらったんだけど
        (私の席は、ド根性で取ったベスト貧民席)
        アジア人だから騙せると思ったら大間違いだわよ、ふん。

        大編成、金管勢揃いのオーケストラが舞台に登場し
        指揮者が登場し・・・

        「指揮者(だけ)が登場」???

        最初、ブラームスのバイオリン協奏曲じゃなかったっけ???
        ラクリンはどうした???
        曲の順番を変えるのかしら・・・

        あっ、違う!!!
        いやいやいや、このコンサート
        オーストリア祝日のコンサートと銘打ってあったから

        最初に演奏されるのは
        オーストリア国歌である!!!

        たぶん、起立したの私が一番早かった(笑)

        オーストリア国歌はモーツァルト作曲とか言われていたが
        近年の研究では、たぶん、ヨハン・バプティスト・ホルツァー(1753-1818)が
        フリーメイスンのために作曲したリートと判明している。

        歌詞は Paula Preradović (1887-1951) と言う詩人。
        (名前からお分かりの通り、女性である)
        歌詞そのものは2011年に
        男女不公平がある、と言う事で一部変えられている。

        この Paula Preradović と結婚相手の Molden と
        息子たちの事を調べていたら
        第二次世界対戦中のジャーナリズムとレジスタンスの歴史に
        どっぷり入り込んでしまったので、ここで止めるが
        一つだけ、彼女の結婚相手の Ernst Molden (1886-1953) は
        私が(ウエブで無料で)愛読している日刊新聞 Die Presse の創立者である。

        ブラームスのバイオリン協奏曲
        昨日のようなミスもなかったし
        ラクリンは昨日は赤いポケット・チーフが目立ったのだが
        今日はポケット・チーフはなし(何を見てるワタシは)

        ラクリンのバイオリンのピアニッシモが
        細いけれど、すごく美しくて
        ホール全体に届くのは見事だ。

        昨日のアンコールはバッハだったが
        今日のアンコールはイザイで
        これが超絶技巧で凄かった。
        時々、ハッとするようなモダンなスケールも聴こえて
        幕間の後のシュタウドに続くような印象。

        いやこれ、本当はリサイタルで弾くような曲だよね?
        ここで聴けて、ものすごく嬉しい。

        幕間の後のシュタウドの曲。
        昨日も面白いと思ったけれど
        やっぱりこれ、2回目聴いても面白い。
        セクンドとクウァルテの組み合わせの妙から聴かせて
        特殊奏法も効果的に使われているし
        最後のリズムの饗宴は
        私のようなド・シロート、あるいは
        現代音楽を聴き慣れていない人にも楽しめるところ。

        それに現代音楽って、イメージとして
        なんかいつも「暗い」じゃないですか。
        この曲、「暗さ」は感じない。
        最後のリズムに慣習的なジャズ的要素を入れているせいかもしれないけれど
        暗くもなく、怖くもない現代音楽の曲は貴重だ(笑)

        シューマンはモダン奏法だが
        昨日と同じように
        音が厚くなり過ぎず、スッキリした響きで
        この上なく正統的だけど
        感傷に溺れない適度なエモーションがあって
        ものすごく気分良く聴かせてもらった。

        まぁ、明日が祝日で休める・・・という喜びもあったかもしれないし
        昨日の、どうしても書かなければならなかった
        非常に不愉快なメールに対して
        激昂した返事が来なかったというのも理由かもしれないが(笑)

        指揮者のロトは
        コンツェルトハウスの貧民席から見ると
        後ろ姿で後部の頭の地肌しか見えないし(すみません)
        普通の背広にネクタイで
        見た目、本当にそこらへんに居る
        中間管理職(係長あたり)のくたびれたオジサンに見えるのだが
        指揮しながら、むちゃくちゃ飛ぶし身体を動かすし
        でもキューが適切で、イヤミにならない情熱が迸っていて

        こういうさりげない指揮者って
        すごく好き ♡

        という事で
        明日はオーストリア国家の祝日。
        まさか引退してから祝日を心待ちにするなんて
        思ってもみなかったが
        (毎日日曜日か祝日、という生活だよね普通は)
        しっかり寝るぞ・・・・と

        ついつい明け方5時まで論文読んでた
        アホな私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        ウィーン交響楽団 + フランソワ・グザビエ・ロト

        0
          Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月24日 19時30分〜21時40分

          Wiener Symphoniker
          指揮 François-Xavier Roth
          バイオリン Julian Rachlin

          Johannes Brahms (1833-1897)
           Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 (1877-78)
          Johannes Maria Staud (*1974)
           Stromab (EA)
          Robert Schumann (1810-1856)
           Symphonie Nr. 2 C-Dur op. 61 (1845-46)

          ウィーン交響楽団のコンツェルトハウス定期。
          フランソワ・グザヴィエ・ロトとジュリアン・ラクリンのバイオリン。

          ラクリンのバイオリン、何だか久し振りに聴く気がする。
          割にビオラばっかり弾いていたような気がするのだが誤解かもしれない。

          ブラームスのバイオリン協奏曲。
          バイオリンに関しては、本当に何もわからないし
          みんな巧いので、何も言えないけれど

          割にラクリンのバイオリンって、線が細い(ような気がする)
          コンツェルトハウスのデッドな音響のせいなんだろうか?
          バリバリ演奏するのではなく
          あくまでもメロディを細いソプラノ的な音色で歌っている。

          第二楽章最初の木管、オーボエのソロは美しかったが
          それに重なった木管の中でヘンな音がしたけど???(笑)
          まぁ、そういう事は時々ある。けど、ちょっと残念。

          アンコールはバッハ。
          これもまた、線が細い、その分、情緒たっぷりに歌わせてくれた。

          さて、私が最も楽しみにしていたのが
          ヨハネス・マリア・シュタウドの新曲である。

          ヨハネス・マリア・シュタウドの曲って
          結構な数、初演とかを聴く機会が今まで多かったのだが
          この人の曲、いつも期待を裏切らず、面白い。

          最初は音の音色から始まったけれど
          途中、ほとんどパーカッションだけの部分を経て
          その後の弦のトゥッティの摩訶不思議な音色の世界の次に
          何じゃこりゃ、というポップっぽいリズムの饗宴。

          何だかものすごくユーモアあって面白い。

          たった15分の中で様々な表情や音色を見せるオーケストラ音楽。

          思っていたのは
          う〜ん、現代音楽で「新しい響き」を提供するって
          難しいんだなぁ・・・

          だいたい、現代音楽の新曲って
          むちゃくちゃオーケストラ編成が大きい。
          オーケストラ団員全員に、それなりのギャラが払われるように、とか言う
          暗黙の了解があるのかどうかは知らないが
          大編成オーケストラに加えて

          パーカッションの数が多い。

          今回は意外に伝統的なパーカッション楽器だったが
          (ティンパニの他に大太鼓、ボンゴみたいなものに、鐘にシンバルに
           カラカスみたいなものと、木の破片のでっかい奴と
           油の入っていたような、お得用(家庭サイズ)のカンカンとか
           アジア的なゴングのたくさん吊り下がったものとか)
          5人くらいのパーカッショニストが
          様々な楽器を、1人で数楽器、場合によっては太鼓は後ろ手で打ったり
          途中のパーカッションだけの部分で、大活躍。

          新しい音・・・と言っても
          だいたい伝統的楽器の特殊奏法なんて
          シャリーノとかラッヘンマンあたりがやり尽くしてしまっただろうし
          (でもこの曲、弦の特殊奏法での音響は巧く使っていた)
          あとはパーカッションくらいだろうが
          それもグルービンガーあたりが、最近、やり尽くしているだろうしなぁ。

          そうなると、新しい音響と言うよりは
          それをマテリアルとして
          如何に曲を構築するか、というのが課題なのだろうが
          構築のスキームも研究し尽くされていそうだしなぁ。

          ヨハネス・マリア・シュタウドの曲って
          音色と曲の構築がうまく結びついていて
          無駄な部分がなくて
          最初から最後まで、緊張感を保ったまま
          意外に聴かせてくれるので好きなのだ。

          で、現代音楽を「熱く」指揮する指揮者に
          私が大ファンの、ポメリコという指揮者がいるが
          ロトも・・・・あら、この人、やっぱり現代音楽を情熱的に指揮する人だ。

          シロウトから見ると
          テンポの指示と、正確なキュー出しさえすれば
          現代音楽は指揮できそうな気がするのだが
          指揮棒なしで、全身で動いてジャンプして指示を飛ばして
          すごくエモーショナルな指揮をする。

          曲そのものも
          ドライで感情のない、いわゆる現代音楽とは違って
          かなりドラマチックでストーリーが見えるような
          比較的エモーショナルなものだった、というのも理由かもしれない。

          もっとも、今日の聴衆は
          どちらかと言えば、ブラームスとシューマンがお目当てで来ているみたいで
          時々小声でのお喋りがちょっと聞こえたのは残念。

          現代音楽って雑音の塊みたいなモノなので
          正直言うなら、小声のお喋りは止めて欲しいです(涙)

          シューマンの交響曲2番。
          何だかすごく久し振りにライブで聴く感じがする。
          あまり演奏されないレパートリーの一つではないかと思う。

          かなりスッキリした響きのする軽やかな演奏で
          素直というか、どこも力が入っていない印象。

          あまりにスルスル行きすぎて
          リピートの部分は多少平坦な感じがあるけれど
          ちょっと物足りない位のあっさり感。

          夏に食するレモン・シャーベットって感じ。
          (すみません、シロウトですので・・・)

          無理のない自然な演奏で
          ほら聴け聴け的な押し付けがましさが全くない。

          実は、あの複雑なヨハネス・マリア・シュタウドの曲の後
          幕間も挟まず、そのままシューマンに入ったので
          え〜っと、あの、その
          シューマンのオーケストレーションって割に単純だよね
          ・・・というのがシロウト耳に響いてしまって
          曲として、今ひとつ、物足りなかった感じ。
          (シューマンさん、ごめんなさい)

          最終楽章のゲネラル・パウゼのところで
          派手に携帯電話(しかもメロディ付き)を鳴らしたバカには
          さすがに殺意が湧いたけれど

          疲れた心に、優しく寄り添って
          癒してくれそうなシューマンに至極満足した私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          ウィーン交響楽団 + ラハブ・シャニ

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            Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月16日 19時30分〜21時30分

            Wiener Symphoniker
            指揮 Lahav Shani
            バイオリン Joshua Bell

            Sergej Prokofiew (1891-1953)
             Symphonie Nr. 1 D-Dur op. 25 “Symphonie classique” (1916-17)
            Jean Sibelius (1865-1957)
             Konzert für Violine und Orchester d-moll op. 47 (1903-04/1905)
            Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
             Symphonie g-moll K 550 (1788)

            ウィーン交響楽団は
            オーストリア会計検査裁判所から、多大なる金の無駄遣いという通告があって
            マスコミでも取り上げられている。

            コンサートに出演しない団員にも多大なる給料が払われていたとか
            割にここに暮らしていると、どこでもありがちな事なのだが
            (本当はそれではいけない)
            公的機関が公式に発表した、という事はそれなりの何かがあるのだろう、きっと。

            金の無駄遣いをしていても
            別に音楽のクオリティに関係ないだろう、と
            またもやせっせとコンサート通い(笑)

            第一ゲスト指揮者となったイスラエル出身のラハブ・シャニは
            確か今年28歳の若い指揮者。
            画像を探すと、年齢相応に可愛い写真が出てくるが
            舞台を見たら

            ヒゲがある・・・(°▽°)

            シャニよ、お前もか。

            最近、音楽家内部ではヒゲをはやすのが流行なの?
            ネルソンスも、頭部はどんどん後退しているのに立派なヒゲをはやしたし
            一番ショックだったのは
            あのキュートな少年のようなピアニストのダニール・トリフォノフ。
            (ウエブで探すと、まだ可愛い写真が出てくるが、今や立派なヒゲがある)

            いや別にヒゲの事を書こうとは思っていなかった。脱線した (^_^;)

            最初はプロコフィエフの交響曲1番。
            古典交響曲と名付けられた通り
            ハイドンがこの時代に生きていたらこんな曲というコンセプト。
            初めてピアノなしに夏に作曲した作品(とプログラムに書いてあった)

            あれ?
            響きが私の記憶と違う・・・
            何かこう、ちょっと木を叩いたような
            バロック風の音というか
            本当にハイドンの時代みたいな、古楽オーケストラみたいな音。

            ・・・シロウト観察だから本当かどうかわからないけれど
            舞台を見ると、弦楽器がビブラートかけてない。

            細かい部分まで細分化されて
            しっかり聴こえて来るのも
            極限まで(ピリオド奏法とは言わないが)
            ノンビブラートで演奏しているからかなぁ。

            でもこの音の響き、面白い。
            本当にバッハかハイドンかというところで
            プロコフィエフっぽい和声が飛び出して来て
            ちょっとギョッとする。

            これが指揮者の指示ならば
            とんでもない事を考える指揮者だが
            不思議な音響は耳を捉えて離さない。

            シベリウスのバイオリン協奏曲のソリストはジョシュア・ベル。
            身体が柔らかくて、バイオリンと一体化していて
            どんな弱音でも、柔らかく
            しかも天井桟敷の貧民席までしっかり届けてくれる。

            しっとりと、澄んだ空気を思わせる演奏で
            これは正統的なのだろうが、限りなく美しい。

            アンコールはバッハのガボット。
            バイオリンの音色、苦手なはずなんだけど
            澄んだ音が美しくて感激。

            後半はモーツァルトの交響曲40番。
            モーツァルトだし寝落ちするぞ、と思っていたら

            ありゃりゃりゃりゃ。
            プロコフィエフでピリオド奏法に近いスタイルだったので
            モーツァルトもそれでやるかと思ったら

            すごいエネルギーの情熱満杯バリバリの演奏。
            モーツァルトの40番って
            こんな感情的な曲だったっけ?

            クレッシェンドとかデクレッシェンドよりは
            突然のフォルテとピアノの連続で
            テンポ速め設定で
            ぐいぐい推進力で押して来る感じ。

            その分、モーツァルトらしい優雅さとか
            バロックからロマン派への移行で残っているバロックらしさとかが皆無。

            この指揮者
            まさかクルレンツィス路線とか狙っていないだろうな
            ・・・と、ついついヘンな事まで考えてしまいそうになる。

            印象はクルレンツィスの、あの生気溢れる活き活きしたモーツァルトと
            非常に似ているのだ。

            寝落ちどころか
            あれよあれよと感情の渦に巻き込まれてしまって
            あっという間に終わったような印象で
            狐につままれたみたいな気分。

            いや〜、苦手なモーツァルトなのに
            ついつい聴き惚れました(笑)
            ・・・というより、仰け反っているうちに終わっちゃった (^O^)

            面白い指揮者だなぁ。
            未知数ではあるけれど
            こういう事をするなら、これからの注目株かもしれない。
            (まぁ、それでなければ
             この若さで第一客演指揮者にはならないだろうが)

            朝からバタバタの1日だったけれど
            やっぱりコンサートに行くのって
            一番楽しい時間だわ ♡

            とつくづく思う私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。


            ウィーン交響楽団 + アダム・フィッシャー 1回目

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              Musikverein Großer Saal 2017年10月4日 19時30分〜21時25分

              Wiener Symphoniker
              指揮 Adam Fischer
              トランペット Gábor Boldoczki

              Joseph Haydn (1732-1809)
               Symphonie D-Dur, Hob. I:101, “Die Uhr”
               Konzert für Trompete und Orchester Es-Dur, Hob. VIIe:1
              Ludwig van Beethoven (1770-1827)
               Symphonie Nr. B-Dur, op. 60

              突然だが、私はフィッシャーのファンである(断言)
              もちろん、アダム・フィッシャーも好きだし
              イヴァン・フィッシャーも好き。

              そのアダム・フィッシャーがウィーン交響楽団の指揮台に立って
              しかもハイドンとベートーベン(の交響曲4番!)となったら
              ファンの私はプログラム見た時からヨダレを流しっぱなし。

              楽友協会も新シーズンを迎えて
              一部、係員のメンバーが変わったようだが
              指揮者が出て既に指揮台に立っているのに
              子供連れの家族6人くらいを
              そんな状態で会場に入れるのは、あまりに酷いと思う(超怒)
              (演奏始まってから、喋りながらガタガタと席に着いたので
               非常に非常に非常に非常に迷惑だった)

              ハイドンの交響曲101番は
              その番号が示す通り、晩年のロンドン・チクルスの一環で
              ハイドンのチャーミングで
              円熟した技法が爆発する曲で

              しかもアダム・フィッシャーの音楽作りが
              モダン・オーケストラなのに
              軽やかでダイナミックな躍動感を持って
              ものすごくチャーミングで魅力的で

              座席で悶絶・・・

              いやもう、本当に軽やかで
              かと思うとドラマチックなのに
              どこにも力が入っていないというか
              声高に自分を主張しない音楽なんだけど
              実に華やかで
              聴衆を喜ばせようとしている音楽。

              何せ商業用で、しかも一般民衆向けの
              当時のポピュラー音楽だし(侮辱的な意味合いはありません)
              ウケを狙っているのは当然なんだけど
              ただウケ狙い、というだけではなくて
              音楽的な内容の充実さには、目を見張る。

              テンポとしては速めで
              その分、全体の軽さがまるで羽根みたい。
              なのに、ちゃんとドラマが考えられている。

              いや、もう参ったな。
              モダン・オーケストラだから音は明るいし
              もうその「可愛らしさ」と言ったら、問答無用でノックアウト。

              トランペット協奏曲も
              ハイドンらしい曲で
              交響曲の後に聴くと不思議なデジャブがある。
              (聴いたもののデジャブというのもヘンかもしれないが)

              トランペットがまた華やかで何とも言えず素敵。
              細かいパッセージも美しく響く。

              いや、こういう楽器、自分でやった事がないから
              プレイヤーがどんなに難しい事をしているかは
              シロウトにはさ〜っぱりわからないのだが
              でも、聴いていて楽しい。

              まぁ、考えてみれば
              聴いて楽しい、というのがいわゆる世俗音楽に関しては
              ベストの評価だろう、たぶん。

              ハイドンで、ここまで軽やかなチャーミングさを持って来て
              後半のベートーベンはどうだろう、と思っていたが

              これがまたドラマチック (^o^)

              躍動感、ドラマツルギーがバッチリで
              音楽として鳴らせているので
              音のクリアさはあまりなくて
              全体像として聴こえて来るのだけれど
              語られるドラマがあまりに雄弁で
              ベートーベンの世界にどっぷり浸かってしまう。

              あああああ、ステキ、うっとりする。
              ハイドンでの悶絶もあったけれど
              ベートーベンでも悶絶して、ひたすら萌える。

              アダム・フィッシャーって
              何というチャーミングな指揮者なんだろう。
              「音楽的」とかって全く理解できない私でも
              これが「音楽的」なのね、と納得してしまうほどに
              音楽でストーリーを紡ぎ出し
              最上の楽しさを演出してくれる。

              実はこのコンサート、同じプログラムが3回あって
              ちょっと3回全部は行けない可能性があるんだけど
              でも一応、チケットは確保している(えっへん)
              ・・・いや、買っておいて良かった。

              明日、またあの輝くハイドンとベートーベンを聴けると思うと
              今からワクワクしてしまう私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              やっぱり音楽ってセンスなんですね。
              センスのない私だけど
              聴いてみると、はっきりわかる・・・

              ウィーン交響楽団 + オロスコ=エストラーダ

              0
                土曜日のダブル・ヘッダーです。
                時系列に読みたい方は こちら からどうぞ。
                下は夜のコンサートの印象記です。

                Musikverein Großer Saal 2017年9月30日 19時30分〜21時35分

                Wiener Symphoniker
                指揮 Andrés Orozco-Estrada
                ピアノ Lilya Zilberstein

                Richard Strauss (1864-1949)
                 Don Juan. Tondichtung, op. 20
                 Burleske für Klavier und Orchester d-Moll, AV 85
                 Macbeth. Tondichtung, op. 23
                 Suite aus der Oper “Der Rosenkavalier”, AV 145

                夜は同じ会場でウィーン交響楽団のコンサート。
                もともとは明日のチケットだったのだが
                明日は・・・すみません、またジゼルに行く予定なので (^_^;)
                チケットを代えてもらって駆けつけた。

                オロスコ・エストラーダがトーンキュンストラーの首席指揮者だったのが
                2009年から2015年まで。
                この間、トーンキュンストラーのコンサートは日曜日の定期は
                全部行っているので
                オロスコ・エストラーダの指揮のもとで
                トーンキュンストラーのレベルが格段にアップする段階を
                しっかり観察していた(イヤな客である、すみません)

                オロスコ・エストラーダのもともと持っていた才能も
                どんどん花開いて行って
                ウィーン・フィルの定期の指揮台には立つわ
                (最初は代役だったが、次のシーズンでは正式に招聘されていた)
                ベルリン・フィルもフランス国立管弦楽団、ドレスデンにライプチヒ
                フランクフルト放送交響楽団とヒューストン交響楽団の首席となって
                世界中で大活躍するようになった。

                今回はウィーン交響楽団で
                全リヒャルト・シュトラウスのプログラム。

                で・・・・

                すみません、最初から最後まで
                力一杯の熱演で
                そりゃスゴイんだけど
                なんかもう、力が入り過ぎていて
                コンサート終わった後、ものすごく疲れました m(_ _)m

                ドン・ファンから、もう力いっぱいで、すごい音。
                もともとシンフォニー・オーケストラだから
                交響詩で物語を「語る」というよりは
                ほとんど交響曲的な「音楽」そのもので押し切っちゃった印象。

                うははは、すごいな・・・・

                次のブルレスケだけど
                ピアニストはリーリャ・ジルベルシュテイン。
                プログラムによれば、2015年からウィーン音楽大学での教鞭も取っているとの事。

                ちょっと色々と事情があって
                今のところ「音楽を楽しむ」以外のところに
                ひたすら興味が向かっているので
                音楽そのものを楽しめた・・・というよりは

                すごいなピアノのテクニック
                ・・・とか言うところに目が行ってしまって (^^;;

                その意味では、完璧なテクニックのピアノなんだけど
                だけど、なんか音楽が平坦。
                きっと私の耳と感覚がおかしいのだろうが
                最初から最後まで同じ調子に聴こえて来てしまう。
                すみません、感受性がない人は、これだからダメなんです・・・(反省)

                で、この音楽的平坦さって
                後半になったら、もっと目立って来て
                マクベスって、ものすごくドラマチックな曲だし
                確かにドラマチックに演奏はされているのだが

                あまりに人工的意図的ドラマチックさが見えてしまい
                しかもオロスコ・エストラーダが
                全部の拍を、しっかりしっかり振るので
                動きは確かにモダン・ダンスのようで美しいが

                見ていて疲れる (_ _)

                別に力を抜くなとは言わないし
                若い指揮者で体力あるから
                全部の拍子を振ってもらって構わないのだが
                でも、やっぱりせわしない。

                しかも最初から最後まで、力一杯だし。

                あれだけ指揮者に力が入っていると
                オーケストラも疲れるんじゃないかなぁ(余計なお世話)

                薔薇の騎士組曲も、これまた力が入っていて
                いや、このオペラ、ウィーンのクラオタだったら
                何回も何回も何回もオペラ座で観ているはずで
                (ちなみに「薔薇の騎士」はウィーンのオペラ座の中で
                 確か最も上演回数が多い演目だったと思う)
                こんなに力瘤のできるような曲ではなかった・・・はずだ、たぶん。

                聴いてる方も、ついつい身体に力が入ってしまう。
                ともかく、シンフォニックと言えば良いのか
                フッと息抜きができる部分が全くなくて
                ドラマチックに演奏しているのはよ〜くわかるのだが
                遊びがないし余裕がない(ように聴こえる)

                そりゃ、薔薇の騎士ですからね
                しかも最後はワルツだしさ
                ウィーンのオーケストラなら血に染み付いていると思うんだけど
                それにしても
                オペラを演奏する機会の少ないシンフォニー・オーケストラの
                弱点と言ったら失礼な言い方だが
                マジメで力一杯でまっすぐでエネルギッシュな指揮者に
                しっかり応えてしまった最強職人軍団が
                これも力一杯演奏してしまうので

                そりゃ、巧い、むちゃくちゃ巧い。
                (ホルンの首席、すごい人が入った!!!)
                だけど・・・疲れるわ、これ。

                所詮はシロウトの印象記だから
                読者の皆さまはマジメに取らないように(笑)
                ・・・とついつい誤魔化す私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                ウィーン交響楽団 + トマーシュ・ネトピル

                0
                  久し振りに日曜日のダブル・ヘッダー。
                  時系列に読みたい方は こちら からどうぞ。
                  下は夜のコンサートの勝手な印象記です。

                  Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年9月24日 19時30分〜21時30分

                  Wiener Symphoniker
                  指揮 Tomáš Netopil
                  ソプラノ Simona Šaturová
                  バスバリトン Adam Blachetka
                  コーラス Wiener Singakademie

                  Johannes Brahms (1833-1897)
                   Tragische Ouverture d-moll op. 81 (1880)
                  Antonín Dvořák (1841-1904)
                   Te Deum op. 103 für Sopran, Bass, Chor und Orchester (1892)
                   Symphonie Nr. 6 D-Dur op. 60 (1880)

                  日曜日の朝8時から
                  自宅地下でご近所さんサウナに入って
                  11時からバレエを見て
                  午後に少しお昼寝しよう・・・とか思っていたのに

                  料理して仕事して、その他色々やっていたら(秘密)
                  お昼寝している暇もなく
                  10分のうたた寝で、そのままコンツェルトハウスへ。

                  ウィーン交響楽団のチクルス初日。
                  コンツェルトハウスのスタッフはかなり変わって
                  以前の人たちは年金生活に入ったんだろうなぁ。

                  迎えた指揮者はトマーシュ・ネトピル。
                  ビエロフラーベック亡き後を継ぐ若手のチェコの指揮者の1人。

                  意外にチェコって指揮者を輩出しているんだなぁ。
                  ヤクブ・フルシャも活躍しているし。

                  でもチェコの若手指揮者がオーストリアに登場すると
                  何故かこぞってチェコの作曲家のプログラム。

                  まぁ、歴史的にチェコはオーストリアと対立してますし(笑)

                  最初はブラームスの悲劇的序曲。
                  あ〜、久し振りにウィーンのオーケストラを
                  コンツェルトハウスで聴くという快感・・・
                  外国のオーケストラの様々に違う音響ではなくて
                  聴き慣れた、ある意味、安心できるホームグラウンドの音。

                  ウィーン交響楽団の明るい音って
                  やっぱりコンツェルトハウスの大ホールにすごく合う。
                  ブラームスの「悲劇的」なのに
                  割に冷静でズブズブの感傷にならないのに
                  ブラームスらしい和声は充分に歌わせるという芸当をやってのける。

                  ドボルジャークのテ・デウムなんて初聴き。
                  (教会音楽苦手で逃げているせいもある)

                  プログラム読んだら
                  ブラームスがこの作品にコメントして曰く
                  ボヘミアによる、ウィーンとベルリンの破壊を祝って演奏される曲
                  ・・・と書いてあったが

                  きゃ〜〜っ、ブラームス天才(笑)
                  出だしを聴いた途端に
                  えっ?これ本当にドボルジャーク?ヤナーチェックじゃないの?
                  と思わせる程に
                  ボヘミアのリズムや民族的なエレメントが精一杯詰め込まれていて
                  宗教曲って感じじゃないわ、これは。

                  それも道理で、元々はアメリカのスポンサーから
                  コロンブスのアメリカ発見400年記念のための
                  世俗的カンタータを作曲する依頼があって
                  その「世俗的カンタータ」のテキストが長過ぎたので
                  このテ・デウムを作曲したらしい。

                  4部(=4楽章)に分かれてアタッカで続く
                  交響曲のような構成を持った20分くらいの曲。

                  ティンパニの刻むリズムが面白くて舞台を見ていたら
                  隣のパーカッション2人のうち
                  1人はシンバル
                  もう1人は右手で大太鼓を叩いて、同時に左手でトライアングルやってた。
                  (右手・左手は違うリズムである)
                  手品を見てるみたいで、ちょっと目が離せなかった(何を見てるんだワタシ)

                  宗教曲は苦手なのだが
                  純粋にボヘミアがウィーンとベルリンをなぎ倒す音楽として聴けば
                  すごく楽しい(ちょっと誤解があるけど、それはまぁ、さて置いて)

                  後半には楽しみにしていたドボルジャークの交響曲6番。
                  田園的な交響曲だし
                  チェコのダンスの要素たっぷりの
                  ともかくチェコ・チェコした曲で

                  ネトピル、ウィーンに喧嘩売ってんのかい?(ウソウソ)

                  この曲がもう見事に良くて、うっとり (⌒⌒)
                  オーケストラの音色に透明感があって
                  スッキリ爽やかな秋晴れの気分。
                  (ちなみに外は曇りで寒い)

                  金管楽器・木管楽器、最高!!!!
                  ウィーンの音で、柔らかくチャーミングに
                  抜けるようなクリアさと爽やかさで
                  ちょっと泥臭い(はずの)チェコではなくて
                  チェコの音楽なんだけど
                  ウィーンで水に洗われて洗練されて都会的になった感じ。

                  リズムはバッチリ決まっているし
                  弦のアンサンブル、あれだけ細かい部分が多いのに
                  音符を全く潰さずに、ぴったり揃ってのアンサンブルを聴かせてくれる。

                  ああああ、やっぱりウィーンのオーケストラ、素敵!!!
                  これだけチェコっぽいものを演奏させても
                  絶対に泥くさくならないエリート臭が漂うところが
                  ほとんどイヤミっぽくて、実はこういうところ、すごく好き(笑)

                  しかも今日の演奏、全体のバランスが理想的で
                  これは指揮者の腕なんだろうか。

                  最後にオーケストラ、むちゃくちゃ煽られてたけれど
                  微動だにせず、バッチリ付いて行った気迫が凄まじかった。

                  トランペットもホルンも金切り声にならず
                  オーボエもアニメ声にならず
                  品があって奥行きがあって
                  この爽快感、すごいわ。

                  ドボルジャークって、新世界よりばっかり演奏されるキライがあるけれど
                  他の交響曲、素敵なものがたくさんあるので
                  もっとナマで聴きたいわ、と
                  切望する私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                  ウィーン交響楽団 + フィリップ・ジョルダン

                  0
                    Musikverein Großer Saal 2017年6月21日 19時30分〜21時30分

                    Wiener Symphoniker
                    Singeverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
                    指揮 Philippe Jordan
                    ピアノ Jean-Yves Thibaudet
                    ソプラノ Anja Kampe
                    アルト Daniela Sindram
                    テノール Burkhard Fritz
                    バス René Pape

                    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
                     Frantasie für Klavier, Chor und Orchester c-Moll, op. 80
                      “Chorfantasie”
                     Symphonie Nr. 9 d-Moll, op. 125

                    ウィーン交響楽団とフィリップ・ジョルダンは
                    今シーズン、ベートーベンの交響曲を演奏して来て
                    (来シーズンはコンツェルトハウスでまたチクルスをするらしい)
                    今シーズンの最後は、もちろん交響曲9番
                    ・・・だけだと短すぎるので(笑)合唱幻想曲のオマケ付き。

                    コンサートは本日と明日で
                    本当は2回目の方が良くなっているとは思うんだけど
                    明日はちょっとミーハーになる予定なので(秘密です)

                    その代わり、歌手の声がちゃんと聴こえるように
                    今回は清水の舞台から飛び降りるつもりで
                    (最近、飛び降り過ぎ・・・(冷汗)(^^;;
                    バルコン・ロジェの45ユーロの席を買った。

                    どうせ舞台は何も見えないけれど
                    歌手の声はまっすぐ飛んでくるから音響は良いはず。

                    合唱幻想曲って、確かこの間、聴いたばっかりだよね。
                    同じオーケストラでブフビンダーの指揮振りで・・・
                    (6月3日のコンツェルトハウス。おヒマな方はこちら

                    オーケストラのメンバー、みんな忙しいから
                    リハーサルに時間を取られないようにしたのかしら?(邪推)

                    ジャン=イヴ・ティボーデのピアノは
                    ブフビンダーの構成のクリアな如何にもゲルマン的な演奏と比べると
                    構成とかよりは
                    もっと音の色とか、深みとかが前に出て来ていて
                    最初のソロの時に
                    うわあああ、あんなペダルを多用しても音が濁らない
                    と驚いていたら、和音が重なる部分になったら

                    このピアノ、ほとんどオーケストラじゃん !(◎_◎;)
                    すごい色彩感と多重な手触りがあって
                    いや失礼ながら、もうオーケストラ要らん(ごめん)

                    音の響きが良い席だったので
                    ピアノの高音でのトリルが響き過ぎて
                    ちょっと神経をガリガリやられたけれど
                    それだけティボーデのピアノの存在感が半端じゃないのである。

                    オーケストラとコーラスとの一体感が
                    イマイチだったのは、私の耳がおかしいのだろうが
                    ピアノの音色があまりに際立っていた、というのもあるかも。

                    前の2列目に居たカップルは休憩時間の後に戻って来なかったが
                    まさか、合唱幻想曲を、交響曲9番と思って帰ったんじゃないだろうな。
                    確かに合唱幻想曲ってメロディ的には、9番の最終楽章に似てるし
                    まぁ、でもそれは余計なお世話(笑)

                    さて、メインのベートーベンの交響曲9番。
                    大規模なオーケストラとコーラス、ソリストが必要なので
                    演奏される機会は少ないけれど
                    ちょっと仕事のトラウマで、この曲、冷静に聴けなかった時期もあった。

                    今日は仕事じゃないけれど
                    朝から、結構、イヤな事もあって
                    クサクサしていたので、多分、この曲を聴く体調じゃなかったかもしれない。
                    (ちょっと睡眠不足もあって・・・仕事じゃありませんが。
                     ついでにラブラブの色っぽい話も全くありません)

                    やっぱり、こういう名曲になると
                    自分のイメージが決まってしまっているし
                    本日はいつもの超貧民席ではないので
                    オーケストラの音の聴こえ方も違う。

                    舞台から離れている分
                    音のまとまりは良いのだけれど
                    パートのクリアさは犠牲になっていて
                    印象として、中心になる核がグラグラしているような印象。
                    (はい、これ、個人の好みです)

                    名曲を演奏して
                    聴衆にそこそこ印象付けようと思ったら
                    かなり変わった事をする以外に現代では方法がないわけで

                    ジョルダンは、テンポだけは超高速で取ったところはあるけれど
                    (ホルンのソロ、お疲れさまです。かなりギリギリだった)
                    それ以外の部分は、かなり正統派の奇を衒わない演奏だったと思う。

                    だからちょっと拍子抜けするほど
                    ルーチンワークに聴こえて来てしまったりする(すみません)
                    すごく細かい部分まで真剣に演奏しているのはわかるけれど
                    いまひとつ、こちらを揺さぶるだけの熱に欠けている
                    ・・・と思っていたら

                    最終楽章で起きた・・・というか
                    ルネ・パーぺのバスのソロが鳥肌モノで
                    あんな声量で(しかもオーケストラとのバランスを崩さず)
                    あの美声で「おお、友よ」と語りかけて来られたら悶絶する。

                    テノールのブルクハルト・フリッツが
                    ものすごく良くて仰け反った。
                    声は出るし神経触らないし、怒鳴ってないし
                    どこにも無理がかかっていない。

                    この人、ヘルデン・テノールだ、と思ったら
                    やっぱりバイロイトで歌っていた人で
                    私も2011年3月9日のオペラ座の「ナクソス島のアリアドネ」で
                    テノール役(バッカス)で聴いて、絶賛していたわ(笑)

                    ソプラノが多少叫び声になってしまうのは仕方ないけれど
                    それでも叫びにならないように抑えていたし
                    この4人が一緒に歌うところが、まぁ、見事で聴き惚れる。

                    楽友協会の合唱団は優秀だし
                    いつもの通り素晴らしかったんだけど
                    ちょっと・・・ごめん、今回は大味だなぁ、という印象。
                    でも、最後になってオーケストラもノリノリになって来ていたし
                    拍手のタイミングがちょっと早すぎたのは残念だけど
                    私の心理状態や体調の関係もあって
                    あんまり感激しなかったのは、まぁ、仕方がない。
                    そういう時もある。

                    ただ、ソリストの4人は、本当に素晴らしかったので
                    満足している私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい(手抜き記事ですが・・・)



                    オーストリアは猛暑で
                    連日30度を越えているけれど
                    みんな、それにふさわしい、すごい格好(半裸とも言う)で歩いているので
                    私もタンクトップでうろついております(笑)

                    ウィーン交響楽団 + リオネル・ブランギエ2回目

                    0
                      日曜日も、時間はちょっと違うけれど
                      全く同じダブルヘッダーです。
                      時系列に読みたい方は こちら からどうぞ。

                      下は夜のコンサートの印象記です。

                      Musikverein Großer Saal 2017年6月11日 19時30分〜21時20分

                      Wiener Symphoniker
                      指揮 Lionel Bringuier
                      バイオリン Arabella Steinbacher

                      Sergej Prokofjew (18910-1953)
                       Konzert für Violine und Orchester Nr. 2 g-Moll, op. 63
                      Antonïn Dvořák (1841-1904)
                       Symphonie Nr. 9 e-Moll, op. 95 “Aus der Neuen Welt”

                      はい、前言撤回。
                      シロウトだから、何でも言えるんです。
                      読者の皆さま、よって、こういう人を信用しちゃいけませんよ(笑)

                      プロコフィエフはまずは置いておいて
                      後半のドボルザークの「新世界から」

                      2回目をしっかり聴いてみると
                      いや、このブランギエという指揮者も
                      かなりあざとい。

                      第1テーマを、ものすご〜くゆっくりしたテンポで
                      ひたすら歌わせるのである。

                      いや〜、金管、お疲れさまです。
                      トロンボーンもホルンも、トランペットも
                      あの速度で吹くのは
                      普段の3倍くらいの肺活量が必要だったに違いない。

                      もう見事に遅いテンポが徹底的に遅い。
                      それでもメロディの失速のギリギリで抑えてはいて
                      極端に長いボーゲンが、ちゃんとまとまって聴こえるのはすごい。

                      最初の金管の続けてミスにはちょっとムッとしたけれど(笑)
                      そこらへん、やっぱりウィーン交響楽団だって
                      プロの矜持があるから
                      その後は、しっかりとどでかい音量で演奏してくれた。
                      ・・・しかも、あのとんでもなく鈍いテンポで。

                      もちろん、遅いテンポだけでは
                      歌はあるけれどダレるから
                      アッチェルランドもすごくて
                      時々、細かいところが潰れそうな位の
                      今度はむちゃくちゃ速いテンポでブンブン押し捲る。

                      だから全体が、やっぱり見事にドラマチックになっていて
                      まぁ、昨日はティーレマンの
                      あまりにドラマチックなブラームスの陰で霞んだものの
                      数時間後にこのドボルザークを聴いちゃうと
                      尋常でないドラマチックな演奏である事が見えてくる。

                      いや、こいつ、まだ30歳で、このあざとさかよ(褒めてます)
                      かなり癖があって
                      最終楽章の木管のメロディなんか
                      普通とは全く違う印象で響かせていたし
                      その意味では、この人も一種の天才ではある。

                      ここまでドラマチックに
                      しかも熱っぽく(小型ティーレマン?)演奏されちゃうと
                      ドボルザークがアメリカの土地を新世界として
                      希望に満ちた交響曲を書いたとか言うのは
                      全然信じられなくなってしまって
                      どちらかと言うと
                      全世界の破滅の後に、最後の木管が長く音を引いて
                      ・・・そして誰もいなくなった

                      という妄想を掻き立てる。
                      まぁ、良し悪しは別として(笑)

                      しかしウィーン交響楽団の音って
                      芯があるなぁ。
                      コンサート専門軍団だからかもしれないが
                      どのホールで演奏しても、音が不要に拡散しないのだ。

                      あの楽友協会の恐るべき残響の長さにも
                      ウィーン交響楽団の音は、しっかりと鋭く響く。

                      それから(すごく失礼なんだけど)
                      何だか最近、このオーケストラの弦って
                      むちゃくちゃ良くなってない???

                      以前は、管楽器は優秀だけど
                      弦がちょっと弱いという印象があったのに
                      最近、弦の音がすごく良い。

                      今回も第2楽章の弦の入ってくる時の美しさ
                      手触りの柔らかさにゾクゾクして鳥肌がたった。
                      低弦もしっかり響くし
                      バイオリンの音があそこまで充実してくると
                      実に聴きごたえのあるオーケストラだ。

                      プロコフィエフのバイオリン協奏曲2番は
                      昨日と同じ印象が強い。
                      プロコフィエフの薄めのオーケストレーションに
                      伸び伸びと素直に乗ってくるバイオリンの爽やかな音 ♡

                      アラベラ・シュタインバッハーのバイオリンの音って
                      本当に癖がなくて、素直で伸び伸びしていて気持ちが良い。
                      他のバイオリニストと比べると
                      ヒラリー・ハーン的系統なんだけど
                      ヒラリー・ハーンのあの透徹した美しさというより
                      もう少し庶民寄りの感じ(褒めてます)

                      アンコールに、ふん、やっぱりバッハかと思ったら
                      バッハと思わせて違ってたし
                      (後でサイトにアップされたら追記します。
                       ディアス・イラエのモチーフがダブル・ボーゲンで
                       ガリガリ演奏されちゃう割に有名な曲だと思う)

                      昨日より観客のマナーはかなり落ちたけれど
                      (ピアニッシモのところで後ろで盛大に鼻をかまれたりするとね・・・)
                      プロコフィエフもドボルザークも名曲だし
                      (第2楽章の例のメロディが始まると
                       あちこちで囁きが聞こえたんだけど
                       あれは、知ったかぶり人口が多かったんだろうなぁ(笑))
                      充実した2時間だった。

                      引退してしまうと(仕事はあるけど(苦笑))
                      曜日の感覚が変になって来るのだが
                      (だいたい、私の持ってるエージェントさん
                       土曜日・日曜日にもオフィス開いてるから
                       曜日にかまわずメール入って来るし)
                      明日は月曜日、ちょっと仕事があるから
                      早起きしなきゃ、というヘンな私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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