2024年3月6日 19時30分〜21時30分
Musikverein - Großer Saal
Wiener Symphoniker
指揮 Cornelius Meister
バイオリン Maxim Vengerov
Jean Sibelius (1865-1957)
Konzert für Violine und Orchester d-Moll, op. 47
Peter IIljitsch Tschaikowskij (1840-1893)
Symphonie Nr. 1 g-Moll, op. 13, „Winterträume“
指揮者コルネリウス・マイスターと言えば
2010年にウィーン放送交響楽団の首席指揮者に
ベルトランド・ド・ビリーの後任として
30歳の若さで就任したイメージが強い。
最年少25歳でハイデルベルク歌劇場の
音楽監督に就任したアンファン・テリブルも
今年44歳 😅
いや、それは良いんだけど
見た目が見た目が見た目が・・・
あなた誰?
って言う程に変わってしまったのがショック。
ご本人のサイトから拝借した2012年の写真がこちら。
本日、舞台に乗った
ものすごく細い身体の指揮者はこちら。
(楽友協会のサイトでも使われていた写真)
いやそりゃ、若い頃から知っていると
誰ですかアナタってほど
イメージが変わる、あるいは
イメージを変える音楽家が居るのは知っているし
見た目で判断してはいけないけど(以下自粛)
まぁでも、これって
意図的なイメージ・チェンジだろうと推察する。
きっと今まで散々
若い、とか、丁稚とか言われていたのだろうから
40歳を目処に「大人」のイメージに脱皮って事か。
(もうちょっと全体的にお肉をつけたら
もっと大人に見える・・・と言うのは
デブ専のワタシの個人的意見(笑))
マキシム・ヴェンゲーロフのバイオリンは
ものすご〜〜〜く久し振りだと思う。
(Wiki によれば2008年から指揮に専念)
ものすごい技巧の持ち主だし
バイオリンの鳴り方も半端じゃないけれど
完璧な技法に裏打ちされた
「自由」
奔放とも
あるいは
時によってはワイルド過ぎるくらいの印象があるけれど
本当に感じたままを
自由自在に、何の制限も束縛もなく
空間に表現として放って行く様が素晴らしい。
もちろん、あくまでも
歴史的な背景を踏まえての正統的な演奏なので
はみ出しはしないんだけど
ちょっとコパチンスカヤとか
クルレンツィスの自由奔放さに似ているかもしれない。
後半はチャイコフスキーの交響曲1番。
ワタシ、大好きなんですけど 😁
時々演奏されるけれど
演奏頻度はそこまで高くないので
聴き飽きたって程でないところも良い。
最初の音響の立体感が素晴らしい。
各パートを浮き上がらせて
その遠近感をホールに描いて行くので
本当に雪ソリが滑っていく感じと
それを取り巻く広い空間の
雪と冷気に満ちた空気が感じられる。
マイスターは暗譜で指揮してる。
指揮そのものは
長い経験に裏打ちされた技術がある。
私が大大大好きな第2楽章の
弦だけの和声による出だしの
弦の色のパステル・カラーというか
ちょっとくすみの掛かった色合いは
背中がゾクゾクする快感。
(第2楽章の主題メロディは
まぁ、美しいけど
最初と最後の2回しか出てこない
あの弦の和声のメロディに比べたら
ただの映画音楽だろ、あっ、すみません)
立体感を保ちながら
疾走するチャイコフスキーは気持ち良い。
望むらくは
もう少しオーケストラの精度があると良いなぁ。
(あ、ド・シロートの個人的印象です。
的外れな事である可能性は大きいです・・・)
好青年の印象が強かったマイスターが
育ってしまった(いや失礼)ってショックはあったけど
メロディ・メイカーのチャイコフスキーは
いつ、どこで聴いても楽しいな
と単純に考えてしまう私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
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Wiener Symphoniker
指揮 Cornelius Meister
バイオリン Maxim Vengerov
Jean Sibelius (1865-1957)
Konzert für Violine und Orchester d-Moll, op. 47
Peter IIljitsch Tschaikowskij (1840-1893)
Symphonie Nr. 1 g-Moll, op. 13, „Winterträume“
指揮者コルネリウス・マイスターと言えば
2010年にウィーン放送交響楽団の首席指揮者に
ベルトランド・ド・ビリーの後任として
30歳の若さで就任したイメージが強い。
最年少25歳でハイデルベルク歌劇場の
音楽監督に就任したアンファン・テリブルも
今年44歳 😅
いや、それは良いんだけど
見た目が見た目が見た目が・・・
あなた誰?
って言う程に変わってしまったのがショック。
ご本人のサイトから拝借した2012年の写真がこちら。
本日、舞台に乗った
ものすごく細い身体の指揮者はこちら。
(楽友協会のサイトでも使われていた写真)
いやそりゃ、若い頃から知っていると
誰ですかアナタってほど
イメージが変わる、あるいは
イメージを変える音楽家が居るのは知っているし
見た目で判断してはいけないけど(以下自粛)
まぁでも、これって
意図的なイメージ・チェンジだろうと推察する。
きっと今まで散々
若い、とか、丁稚とか言われていたのだろうから
40歳を目処に「大人」のイメージに脱皮って事か。
(もうちょっと全体的にお肉をつけたら
もっと大人に見える・・・と言うのは
デブ専のワタシの個人的意見(笑))
マキシム・ヴェンゲーロフのバイオリンは
ものすご〜〜〜く久し振りだと思う。
(Wiki によれば2008年から指揮に専念)
ものすごい技巧の持ち主だし
バイオリンの鳴り方も半端じゃないけれど
完璧な技法に裏打ちされた
「自由」
奔放とも
あるいは
時によってはワイルド過ぎるくらいの印象があるけれど
本当に感じたままを
自由自在に、何の制限も束縛もなく
空間に表現として放って行く様が素晴らしい。
もちろん、あくまでも
歴史的な背景を踏まえての正統的な演奏なので
はみ出しはしないんだけど
ちょっとコパチンスカヤとか
クルレンツィスの自由奔放さに似ているかもしれない。
後半はチャイコフスキーの交響曲1番。
ワタシ、大好きなんですけど 😁
時々演奏されるけれど
演奏頻度はそこまで高くないので
聴き飽きたって程でないところも良い。
最初の音響の立体感が素晴らしい。
各パートを浮き上がらせて
その遠近感をホールに描いて行くので
本当に雪ソリが滑っていく感じと
それを取り巻く広い空間の
雪と冷気に満ちた空気が感じられる。
マイスターは暗譜で指揮してる。
指揮そのものは
長い経験に裏打ちされた技術がある。
私が大大大好きな第2楽章の
弦だけの和声による出だしの
弦の色のパステル・カラーというか
ちょっとくすみの掛かった色合いは
背中がゾクゾクする快感。
(第2楽章の主題メロディは
まぁ、美しいけど
最初と最後の2回しか出てこない
あの弦の和声のメロディに比べたら
ただの映画音楽だろ、あっ、すみません)
立体感を保ちながら
疾走するチャイコフスキーは気持ち良い。
望むらくは
もう少しオーケストラの精度があると良いなぁ。
(あ、ド・シロートの個人的印象です。
的外れな事である可能性は大きいです・・・)
好青年の印象が強かったマイスターが
育ってしまった(いや失礼)ってショックはあったけど
メロディ・メイカーのチャイコフスキーは
いつ、どこで聴いても楽しいな
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