2024年3月17日 15時30分〜17時45分
Musikverein - Großer Saal
Wiener Philharmoniker
指揮 Zubin Mehta
ピアノ Martha Algerich
Maurice Ravel (1875-1937)
Konzert für Klavier und Orchester, G-Dur
Anton Bruckner (1824-1896)
Symphonie Nr. 7, E-Dur, WAB 107
メータとアルゲリッチ2日目。
本日はオーストリア国営放送ラジオ1番で
ライブ放送がある。
・・・だから
昨日のような、ド派手なアンコールはないだろう
(放送時間の関係もあるだろうし)
と推測していたのに
何と、またもや
ラヴェルの最終楽章をもう1回
アンコールで演奏したのにはひっくり返った。
しかも昨日よりオーケストラが巧くなってる(笑)
土曜日はアタアタしていた第3楽章の木管・金管も
ズレなくピアノにしっかり絡まって来て
いやその疾走感と言ったら
快感と言う言葉はこのためにある。
その後はバッハのイギリス組曲3番からのガボット。
いやすみません、バッハ知らなくて
スカルラッティかな、と思っていたら
後でラジオを聴いたら、曲目をアナウンスしてくれていた。
アルゲリッチの弾いたアンコールの動画が
過去のものだがあったので、貼っておく。
音の立ち方とクリアさの素晴らしさに
どうぞ驚いて下さいませ 😀
さて、ラヴェルのピアノ協奏曲については
昨日、散々書いたし
今日のオーケストラの性能が
かなりアップして
快感でドキドキ。
まだ、火曜日・水曜日に
あと2回聴けると思うと幸せでたまらない ❤️
後半のブルックナーの交響曲7番。
好きな曲ではあるし
ズービン・メータ(御歳87歳)の指揮を見ていたけれど
でき過ぎだよこれ・・・
座った状態での指揮で
指揮棒は使っていて、暗譜。
メータの指揮は
必要な指示は全てする
不要な動きは一切しない
と言うのに尽きる。
目立とうとか
ヘンな事をやろうとか
モダンに現代的に演奏させようとか
そういう類の雑念が全くなくて
純粋に
ブルックナーの7番って
これだよね
・・・と思ってしまう演奏。
ゆっくり目のテンポに乗る
長いボーゲンで描き出されるメロディ・ライン。
教会のオルガンの音に似ていながら
オーケストラの音響を最大に活かした
深みのある厚い音色。
前半が自由奔放、洒落っ気たっぷりの
ユーモアと華やかさに満ちた雰囲気だったのに
後半は突然変わって
敬虔で、齟齬のない
正統的で真面目で
徹底的に美しいブルックナー・・・
お洒落でユーモアあって
自立していて、共稼ぎもOKで
自由で奔放な女の子を好きになって
結婚したら
子供を作るという目的以外の
イチャイチャは許されず
聖処女っぽくなってしまって
食事ごとにお祈りを強要されるんですが
どうしたら良いでしょう?
と、どこかの掲示板に
書き込みがありそうな雰囲気。
聴衆としても切り替えが難しい 😓
本日はオーストリア国営放送ラジオ1番で
ライブがあって
休憩中にメータにインタビューしていたのだが
メータ自身も
このコンビネーションは
アルゲリッチの希望でない限りは
やらないだろう、と言っていたから
指揮者としても切り替えが
困難だっただろう事は想像がつく。
(でもブルックナーは
オーストリアに来てから知って
名だたる名指揮者で聴いて
大好きになったような事は言っていたから
やっぱりブルックナーを演奏したかったんだろうなぁ)
ラジオのインタビューで
若い頃は
楽友協会やオペラ座の立見席に
チケットなしで潜り込んで
ウィーンに感謝してる、という
危ない言及もあったが(爆笑)
今は若い人向けに
チケットを安く放出しているし
潜り込みは出来なくなっているから(たぶん)
ちゃんとチケット買って
行って下さい・・・
とラジオを聞きつつ
ついつい祈る気持ちになった私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
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Musikverein - Großer Saal
Wiener Philharmoniker
指揮 Zubin Mehta
ピアノ Martha Algerich
Maurice Ravel (1875-1937)
Konzert für Klavier und Orchester, G-Dur
Anton Bruckner (1824-1896)
Symphonie Nr. 7, E-Dur, WAB 107
メータとアルゲリッチ2日目。
本日はオーストリア国営放送ラジオ1番で
ライブ放送がある。
・・・だから
昨日のような、ド派手なアンコールはないだろう
(放送時間の関係もあるだろうし)
と推測していたのに
何と、またもや
ラヴェルの最終楽章をもう1回
アンコールで演奏したのにはひっくり返った。
しかも昨日よりオーケストラが巧くなってる(笑)
土曜日はアタアタしていた第3楽章の木管・金管も
ズレなくピアノにしっかり絡まって来て
いやその疾走感と言ったら
快感と言う言葉はこのためにある。
その後はバッハのイギリス組曲3番からのガボット。
いやすみません、バッハ知らなくて
スカルラッティかな、と思っていたら
後でラジオを聴いたら、曲目をアナウンスしてくれていた。
アルゲリッチの弾いたアンコールの動画が
過去のものだがあったので、貼っておく。
音の立ち方とクリアさの素晴らしさに
どうぞ驚いて下さいませ 😀
さて、ラヴェルのピアノ協奏曲については
昨日、散々書いたし
今日のオーケストラの性能が
かなりアップして
快感でドキドキ。
まだ、火曜日・水曜日に
あと2回聴けると思うと幸せでたまらない ❤️
後半のブルックナーの交響曲7番。
好きな曲ではあるし
ズービン・メータ(御歳87歳)の指揮を見ていたけれど
でき過ぎだよこれ・・・
座った状態での指揮で
指揮棒は使っていて、暗譜。
メータの指揮は
必要な指示は全てする
不要な動きは一切しない
と言うのに尽きる。
目立とうとか
ヘンな事をやろうとか
モダンに現代的に演奏させようとか
そういう類の雑念が全くなくて
純粋に
ブルックナーの7番って
これだよね
・・・と思ってしまう演奏。
ゆっくり目のテンポに乗る
長いボーゲンで描き出されるメロディ・ライン。
教会のオルガンの音に似ていながら
オーケストラの音響を最大に活かした
深みのある厚い音色。
前半が自由奔放、洒落っ気たっぷりの
ユーモアと華やかさに満ちた雰囲気だったのに
後半は突然変わって
敬虔で、齟齬のない
正統的で真面目で
徹底的に美しいブルックナー・・・
お洒落でユーモアあって
自立していて、共稼ぎもOKで
自由で奔放な女の子を好きになって
結婚したら
子供を作るという目的以外の
イチャイチャは許されず
聖処女っぽくなってしまって
食事ごとにお祈りを強要されるんですが
どうしたら良いでしょう?
と、どこかの掲示板に
書き込みがありそうな雰囲気。
聴衆としても切り替えが難しい 😓
本日はオーストリア国営放送ラジオ1番で
ライブがあって
休憩中にメータにインタビューしていたのだが
メータ自身も
このコンビネーションは
アルゲリッチの希望でない限りは
やらないだろう、と言っていたから
指揮者としても切り替えが
困難だっただろう事は想像がつく。
(でもブルックナーは
オーストリアに来てから知って
名だたる名指揮者で聴いて
大好きになったような事は言っていたから
やっぱりブルックナーを演奏したかったんだろうなぁ)
ラジオのインタビューで
若い頃は
楽友協会やオペラ座の立見席に
チケットなしで潜り込んで
ウィーンに感謝してる、という
危ない言及もあったが(爆笑)
今は若い人向けに
チケットを安く放出しているし
潜り込みは出来なくなっているから(たぶん)
ちゃんとチケット買って
行って下さい・・・
とラジオを聞きつつ
ついつい祈る気持ちになった私に
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