ヌレエフ・ガラ 2017年 その3

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    Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2017年6月29日 18時〜21時50分

    NUREJEW GALA 2017
    芸術監督 Manuel Legris
    指揮 Kevin Rhodes


    【TEIL III 】

    WITH A CHANCE OF RAIN : Ausschnitte
    振付・衣装 Liam Scarlett
    音楽 Sergej Rachmaninow, Prélude g-Moll, op. 23/5 und Elegie es-Moll op. 3/1
    照明 Brad Fields
    ピアノ Igor Zapravdin
    Alice Firenze - Mihail Sosnovschi, Nina Polákova - Eno Peci

    IN THE MIDDLE, SOMEWHAT ELEVATED : Ausschnitte
    振付 William Forsythe
    音楽 Thom Willems in Zusammenarbeit mit Lesley Stuck
    Elena Vostrotina - Vladimir Shishov

    LE SACRE : Aussschnitte
    振付・演出・舞台・衣装・照明 John Neumeier
    音楽 Igor Strawinski
    Rebecca Horner

    PROUST OU LES INTERMITTENCES DU CCEUR :
    Ausschnitt : La Prisonnière
    振付 Roland Petit
    音楽 Camille Saint-Saëns, 3. Sinfonie, c-Moll op. 78
    (Ausschnitt aus dem ersten Satz ab Poco Adagio)
    オルガン Kristin Okerlund
    Maria Yakovleva - Roman Lazik

    TSCHAIKOWSKI-PAS DE DEUX
    振付 George Balanchine
    音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
    Ludmila Pagliero - Jakob Feyferlik

    SINPHONIE IN C : Aussschnitt
    振付 George Balanchine
    音楽 Georges Bizet, Symphonie in C, IV. Satz
    Alice Firenze - Robert Gabdulin
    Natascha Mair - Masayu Kimoto
    Liudmila Konovalova - Leonardo Basílio
    Ioanna Avraam - Richard Szabó
    Alaia Rogers Maman - Marcin Dempc, Natalya Butschko - Trevor Hayden,
    Laura Nistor - James Stephens, Adele Fiocchi - Francesco Costa,
    Gala Jovanovic - Alexandru Tcacenco, Suzan Opperman - Andrey Teterin,
    Sveva Gargiulo - Scott McKenzie, Céline Janou Weder - Richard Szabó
    Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles, Aoi Choji,
    Vanessza Csonka, Maria Guilia Fiorti, Emely Hetterich, Oxana Kiyanenko,
    Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová, Balca Okur, Xi Qu,
    Joana Reinprecht, Carolina Sangalli, Isabella Severi-Hager, Anna Shepelyava,
    Iulia Tcaciuc, Franziska Wallner-Hollinek

    毎年7月1日から
    ウィーンでは見事にオペラもバレエもコンサートもなくなってしまうので
    (ああ、その意味ではミュンヒェンとかロンドンとかパリとかは都会だ(違))
    1日分の印象記を、ひたすら引き伸ばしているのだが
    ともかく、これが最後の記事となる。

    さて第三部だが
    本当はニナ(トノリ)とダヴィデのペール・ギュントが予定されていたが
    やっぱりこの演目はキャンセル。

    WITH A CHANCE OF RAIN から LE SACRE まで
    ウィーン国立オペラ座管弦楽団はお休み。

    WITH A CHANCE OF RAIN では
    舞台上にピアノがあり、イゴールがピアノ・ソロ。
    ラフマニノフって、やっぱりお手の物というか、巧いわ。

    登場するのがアリーチェとミハイルで
    これが、ものすごくユーモアあって
    ラブストーリー・・・というよりは
    男女のチョッカイの掛け合いという感じ。

    コミカルなセックス風味もあって
    結構、エロっぽいところもあるんだけど
    これが、ちょうど良いいやらしさがあって
    ミハイルとアリーチェに、すごく良い感じで馴染んでる。
    (ミーシャって、こういう演目になると本当に巧い。
     というより、あれ、地なのかも・・・(失礼、失礼(笑))

    四股踏んで(笑)アリーチェのバストを押さえた
    舞台に後ろ向きの格好のまま
    アリーチェは退場。
    そのままバストの位置に手を置いて
    凝り固まった姿勢でミハイルが固まって
    舞台に残るところに
    ニナ(ポラコヴァ)が登場(ニナは真面目でシリアスなプリンシパルである)

    すごい顔で

    何、こいつ?

    といや〜な表情をするところでは
    思わず会場から笑い声が漏れた。
    (私も笑っちゃった、あまりにリアルで)

    コミカルなアリーチェとミハイルの後の
    ニナ(ポラコヴァ)とエノのカップルは
    すごくシリアスな愛を舞台で見せてくれる。

    エノが髪の毛を伸ばしたのか(それともカツラか?)
    ちょっとヘアのボリュームがあって
    これが、すごく良い感じ。

    上半身ハダカのエノのスタイルも
    一時期、そんなに痩せてどうする?と思った頃より
    少し落ち着いて来て
    ニナとの絡みが巧いわ ♡

    イゴールは舞台衣装が凄いんだけど
    今回もキラキラのスワロフスキー風のネクタイ。

    いったい、何処でああいう珍品を見つけて来るんだろう?
    ズボンの脇もクリスタルでキラキラと輝いていた(笑)

    IN THE MIDDLE, SOMEWHAT ELEVATED は
    フォーサイスの作品。
    マリイインスキーからドレスデンに移籍して
    2017年の夏からはチューリヒに移るエレーナ・ヴォストロティーナと
    同じマリイインスキーから同時期に移籍したシショフが踊った。

    フォーサイスの作品、ナマで観るのは久し振り。
    以前、何本かはウィーンでも取り上げられて
    やっぱりフォーサイスはフォーサイスだなぁ、とつくづく思った。

    まるで壊れた人形のような不思議な身体のカタチ。
    そこでバランスか、というギリギリのところでの不安定感が
    何とも面白くて、不思議な世界を作って行く。

    この前に演じられた、リアム・スカーレットとは
    対極の世界というか
    同じモダンでも、こういう対比がしっかりわかると面白い。

    この後に予定されていたペール・ギュントは
    ダヴィデの怪我でキャンセルになって
    次はノイマイヤーの LE SACRE から
    最後のレベッカのソロ。

    これも今回は録音で対処。
    (アルミードの館と一緒にサクレやった時はナマオーケストラだった)

    ・・・だから、別に録音でも構わないじゃないの(笑)

    レベッカのソロは
    これもフォーサイスと対極にある
    ものすごく有機的なソロ。

    息遣いもちゃんと聴こえて来て
    本当に犠牲になる春の乙女が喘いでいる様子が
    ものすごいエネルギーで炸裂する。

    こういう存在感はレベッカしか出せないよねぇ。
    レベッカはこれでソリストに昇格したのだけれど
    力強く、エネルギッシュで存在感のある素晴らしいダンサーだわ。

    次の PROUST OU LES INTERMITTENCES DU CCEUR からの
    La Prisonnière というローラン・プティの作品。

    舞台下手(しもて)に白いカーテンがあって
    何かこの舞台装置、デジャブがあるんだけど・・・と思ったら
    この間の若い振付師たちの夕べで
    トレヴォアが同じような舞台を作っていた。
    (あれはもしかしたら、この作品のパクリというか
     オマージュだったのかしら)

    ここでオーケストラがビットに入って
    何とサン=サーンスの交響曲3番オルガン付きの
    第一楽章、後半部分を演奏。

    きゃーっ、私、このサン=サーンスの曲、むちゃくちゃ好きなんですけどっ!!!
    多少オーケストラが気の抜けた演奏でも構わないくらい好き(すみません)

    舞台で繰り広げられるのは
    死体?のマリアに縋り付いて生き返らせて
    切ないラブシーンを繰り広げるローマンとマリア!!!

    うわあああ
    ウィーン国立バレエ団って
    演技には難があるなぁ、とか思っていたけれど
    ここに居たじゃん、むちゃくちゃ演技の巧い二人が!!!!

    マーシャの冷たい静けさから
    息を吹き返して、ローマンの切ない愛に応えるところ
    冷たさと情熱が入り混じって
    ツンデレの見事さと言ったら
    私も参考にしたい(いやちょっと違うからそれ)

    縋り付くローマンの情けなさが最高で
    このダンサー、本当にこういうボロボロになる役が
    ピッタリ嵌って、巧いのはスゴイ。

    ストーリーも見えるし
    二人の絡みが
    何とも言えない透明感があって
    切なくて、悲しいのに温かくて
    うううう、これ、すごく素敵な作品だ。

    ローラン・プティの作品って
    どれを取ってもステキで(ほとんどが DVD での鑑賞だけど)
    それにサン=サーンスの私の大好きな曲が演奏されたら
    もう、これは悶絶以外の何物でもない。

    チャイコフスキー・パ・ド・ドゥは
    バランシン振付だが
    音楽はチャイコフスキーの「白鳥の湖」の
    ディヴェルティスマンの曲。

    わっはっは、ずっと聴いてた曲じゃないの。
    オーケストラはお手のものだろうが
    (とは言え、本日はかなりトラも居たようだが)
    ダンサーからしてみれば

    ついこの間、ヌレエフ・バージョンで踊った
    同じ曲で違う振付で踊らされるわけだよね。

    女性ダンサーはパリ・オペラ座のエトワール
    リュドミラ・パリエーロ。
    ベテランのエトワールと組んだのは
    若手のヤコブ。

    ・・・うっ、ちょっと格が違い過ぎる。

    ヤコブは背は高いしマスクは甘いし
    才能溢れるダンサーだけど
    回転技で、ちょっとフラフラするんですよ、まだ若いし。

    それでもさすがにヌレエフ版のジークフリートも踊ったので
    バランシンもちゃんと踊っていたけれど
    やっぱり多少の不安定さんは否めない。

    でもでも、やっぱりヤコブは間違いなく次代の王子さまだ。
    まだ若いしね。これから経験積んだら
    どんなに素晴らしいダンサーになるか
    おばさんはじっくりと追わせてもらうわ(うふふ)

    さて、最後の SYMPHONIE IN C もバランシンの作品。
    (何故か今年はバランシンが多いような気がする)
    ビゼーの交響曲に乗せての華やかな舞台は
    何回も鑑賞しているけれど

    イオアンナの相手役、ダヴィデになってるけど
    どうなるんだろう?と思ったら
    リッチーがジャンプ・インした。
    (よって、群舞にリッチーの名前が入っているけれど
     これは誰か他のダンサーが踊ったのだと思う。
     群舞のチェックまではさすがに出来なかったので(汗))

    この作品、バランシンらしく
    音楽とダンスの振付が見事に合っていて
    爽やかで華やかで、すごく好き。

    ナターシャもいつもの色っぽいキュートさをしっかり出して
    木本クンのバレエの巧さも際立ったのだが

    リュドミラの相手役って、レオナルドになったワケ?

    この間の白鳥の湖でレオナルド無視されまくりだったけど
    今回のこの演目でも、リュドミラから無視されまくってますが(笑)

    バランシンの振付が
    音楽とピッタリ合って
    華やかで、クラシック・バレエ鑑賞の醍醐味を堪能させてくれる。

    いや、ホントにウィーン国立バレエ団の素晴らしさが際立つ。
    マニュエル・ルグリが監督になって来てくれてから
    その実力は、どんどん伸びていて
    ファンとしては嬉しいばかり。

    今回は監督のルグリは踊っていないから
    日本で開催されるルグリ・ガラでしかルグリの踊りは見られない(涙)

    日本でルグリ・ガラに行かれる方は
    すごくラッキーだわ・・・
    (って、だったら自分も日本に行けよ、というところだが
     私はこれから貧しい年金生活者になるので・・・)

    ダヴィデの怪我とペール・ギュントのキャンセルは
    本当に残念だったけれど
    来シーズンからは、私、バレエ・クラブの会員にもなる。
    (註 自分が踊るワケではございません。
       ダンサーたちと、もっと親密に、あっ、いや、あのその(汗))

    7月2日から、ちょっとお休みになるけれど
    もしかしたら、音楽のテーマ以外で
    何か書いちゃう・・・かもしれない(まだわからない)私に
    今シーズン最後の1クリックをお恵み下さい。



    ヌレエフ・ガラ 2017年 その2

    0
      Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2017年6月29日 18時〜21時50分

      NUREJEW GALA 2017
      芸術監督 Manuel Legris
      指揮 Kevin Rhodes

      プログラム詳細については
      昨日の記事をご参照下さい。

      昨日のこの公演の後
      とうとう!!!!
      木本全優クンがウィーン国立バレエ団のプリンシパルに昇格!!!!

      橋本清香ちゃんと
      ご夫婦でウィーン国立バレエ団のプリンシパル!!!!!!!
      日本人ダンサーのプリンシパルって
      歴史上、初めてじゃないの?
      しかも、木本クンは押しも押されもせぬダンス・ノーブル。

      うううう、本当に本当に本当に嬉しい 😂 ← 嬉し涙。
      これからの活躍が楽しみだけど
      事故や怪我のないよう、充分に気をつけて欲しい。

      さて、第一部の最後になった MURMURATION は
      私の大好きなモダンの作品の一つ。
      今回は最後の部分(後ろに星が輝くところ)だけを取り上げたが
      ヤコブからニナ(ポラコヴァ)を受け取ったローマンとニナのダンスが
      もう本当に何て素晴らしい。

      ニナ(ポラコヴァ)は
      どうやったら一番自分を美しく魅せるかについて
      努力して熟知しているタイプだし
      ローマンの、あの「役に入ってしまう」演技力と
      目立たないのに信じられない優雅さの体型とダンス。

      音楽も美しいし
      背景も舞台も
      そこに紡ぎ出される
      ズブズブにならないラブストーリーと
      それを取り囲む周囲のダンサーたちの美しい動き。

      何回観ても、最後にちょっと泣けてきてしまう演目で
      この作品、来シーズンも予定されているから
      また追いかけようっと。
      (プルイエットとの組み合わせだが、ブルイエットどうでも良い)

      第二部はラ・バヤデールからの抜粋。

      ううう、実は不勉強で、ラ・バヤデールはまだ舞台で観た事がない(汗)
      ソロルとかニキアとかガムザッティとか言う名前は知ってるし
      何故か聴いてみたら、このミンクスの音楽も記憶にあるんだけど
      でも通しで観た事がない(ごめんなさい)

      今回はガムザッティは登場せず
      壺を肩に抱えたキュートなイオアンナと
      これも王子さまタイプのローベルトがソロル役。

      ところが・・・
      すみません、何だか異様に眠いんですけど(ヤバイ)
      特に幻想部分になってから
      後ろの斜めのスロープを
      アラベスクしながら降りてくる
      大量の女性ダンサーのアラベスク行進を観てると
      (かなり長いシーンである)
      ついつい目が閉じてしまう(汗汗汗)

      この幻想シーンでは
      ソロルとニキアのダンサーが変わって
      ニキアをリュドミラ姐さんが踊って
      ソロルをシクリャーロフが踊ったのだが

      リュドミラ姐さん、いつもの通り
      美しいんだけど
      ほら私を見て見てオーラは
      シクリャーロフという、素晴らしいノーブル・ダンサーを
      パートナーにしても同じなのね(笑)

      リュドミラだと、ニキアというよりは
      ガムザッティだろ、とか思ってはいけない(こらっ)

      舞台がインドから
      何故に全員が白いチュチュのダンサーのシーンになるのか
      とか思ってはいけない。
      要は昔からあるジゼルの話のバリエーションだから(勝手に解釈)

      舞台は美しいんだけど
      やっぱりこういう演目は、数シーンじゃなくて
      全部をストーリーとして観たい。

      ・・・というワケで
      ごめんなさい、ラ・バヤデーレの感想があまりなくて(汗汗)

      明日は続けて第三部の感想記をアップの予定だが
      (実はもう書いてるから(笑))
      これは長くなりそうなので
      どうぞ明日をお楽しみに

      ・・・誰も楽しみにしてないかもしれないけど
      とかちょっと自虐的に自分ツッコミ入れてる私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      木本クンの他に
      エレーナとスヴェーヴァとオクサーナとアデーレが
      デミ・ソリストに昇格。
      私、昔からアデーレのファンだったので、むちゃ嬉しい (^o^)

      ヌレエフ・ガラ 2017年 その1

      0
        Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2017年6月29日 18時〜21時50分

        NUREJEW GALA 2017
        芸術監督 Manuel Legris
        指揮 Kevin Rhodes

        【TEIL I 】

        DORNRÖSCHEN : Ausschnitt
        振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa
        音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
        ダイヤモンド Adele Fiocchi - Dumitru Taran
        エメラルド Laura Nistor
        サファイア Elena Bottaro
        ルビー Xi Qu

        SOLO
        振付 Hans van Manen
        音楽 Johann Sebastian Bach, Partita für Violine solo h-Moll BWV 1002
        衣装と舞台 Keso Dekker
        照明 Joop Caboort
        Masayu Kimoto, Richard Szabó, Géraud Wielick

        SPARTACUS : Ausschnitt
        振付 Juri Grigorowitsch
        音楽 Aram Chatschaturjan (Adagio Spartacus und Phrygia)
        Maria Shirinkina - Vladimir Shklyarov

        GLOW - STOP : Ausschnitt
        振付 Jorma Elo
        音楽 Wolfgang Amadeus Mozart, Sinfonie C-Dur KV 200, 4. Satz
        衣装 Zack Brown
        照明 Brad Fields
        Maria Yakovleva, Ioanna Avraam, Alice Firenze
        Rebecca Horner, Natascha Mair, Oxana Kiyanenko
        Vladimir Shishov, Francesco Costa, Alexis Forabosco
        András Lukács, Alexandru Tcacenco, Kamil Pavelka

        MAGNIFICAT : Ausschnitt
        振付 John Neumeier
        音楽 Johann Sebastian BAch, h-Moll Messe BWV 232, Agnus Dei
        メゾソプラノ Margaret Plummer
        Nina Tonoli - Jakob Feyferlik

        STARS AND STRIPLES : Pas de deux
        振付 George Balanchine
        音楽 John Philip Sousa, arr. Hershy Kay
        Nikisha Fogo - Davide Dato

        MURMURATION : Ausschnitt
        振付 Edwaard Liang
        音楽 Ezio Bosso, Violinkonzert Nr. 1, Esoconcerto in a- und g-Moll, op. 167
        衣装 Edwaard Liang, Laura Lynch
        照明 Lisa J. Pinkham
        バイオリン・ソロ José Maria Blumenschein
        Nina Poláková, Gala Jovanovic, Laura Nistor, Franziska Wallner-Hollinek
        Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Suzan Opperman, Anna Shepelyeva
        Roman Lazik, Jakob Feyferlik, Leonardo Basílio, Francesco Costa,
        James Stephens, Géraud Wielick, Attila Bakó, Igor Milos, Zsolt Török

        【TEIL II 】

        LA BAYADÈRE : Ausschnitt inkl. “Schattenakt”
        振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa
        音楽 Ludwig Minkus
        舞台・衣装 Jordi Roig
        I. Akt
        ニキア Ioanna Avraam
        ソロル Robert Gabdullin
        ドゥグマンタ Gabor Oberegger
        ソロルの友人たち Marcin Dempc, Andrey Teterin,
        Marat DAvleshin, Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres,
        Tristan Ridel, Arne Vendervelde, Jaimy van Overeeem
        Dschampe-Tanz
        Sveva Gargiulo, Célene Janou Weder
        Elena Bottaro, Natalya Butchko, Zsófia Laczkó
        Xi Qu, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
        Schattenakt
        ニキア Liudmila Konovalova
        ソロル Vladimir Shklyarov
        Natascha Mair, Nikisha Fogo, Adele Fiocchi
        Tea Gajc, Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro,
        Marie Breuilles, Natalya Butchko, Aoi Choji, Vanessza Csonka,
        Queralt Figueras Bartes, Maria Giulia Fioriti, Sveva Gargiulo,
        Emel Hetterich, Alexandra Ion, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko,
        Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová, Laura Nistor,
        Suzan Opperman, Guilia Pazzola, Marina Pena, Xi Qu, Joana Reinprecht,
        Alaia Rogers-Manan, Carolina Sangalli, Isabella Severi-Hager,
        Anna Shepelyeva, Iulia Tcacius, Chiara Uderzo,
        Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder

        【TEIL III 】

        WITH A CHANCE OF RAIN : Ausschnitte
        振付・衣装 Liam Scarlett
        音楽 Sergej Rachmaninow, Prélude g-Moll, op. 23/5 und Elegie es-Moll op. 3/1
        照明 Brad Fields
        ピアノ Igor Zapravdin
        Alice Firenze - Mihail Sosnovschi, Nina Polákova - Eno Peci

        IN THE MIDDLE, SOMEWHAT ELEVATED : Ausschnitte
        振付 William Forsythe
        音楽 Thom Willems in Zusammenarbeit mit Lesley Stuck
        Elena Vostrotina - Vladimir Shishov

        LE SACRE : Aussschnitte
        振付・演出・舞台・衣装・照明 John Neumeier
        音楽 Igor Strawinski
        Rebecca Horner

        PROUST OU LES INTERMITTENCES DU CCEUR :
        Ausschnitt : La Prisonnière
        振付 Roland Petit
        音楽 Camille Saint-Saëns, 3. Sinfonie, c-Moll op. 78
        (Ausschnitt aus dem ersten Satz ab Poco Adagio)
        オルガン Kristin Okerlund
        Maria Yakovleva - Roman Lazik

        TSCHAIKOWSKI-PAS DE DEUX
        振付 George Balanchine
        音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
        Ludmila Pagliero - Jakob Feyferlik

        SINPHONIE IN C : Aussschnitt
        振付 George Balanchine
        音楽 Georges Bizet, Symphonie in C, IV. Satz
        Alice Firenze - Robert Gabdulin
        Natascha Mair - Masayu Kimoto
        Liudmila Konovalova - Leonardo Basílio
        Ioanna Avraam - Richard Szabó
        Alaia Rogers Maman - Marcin Dempc, Natalya Butschko - Trevor Hayden,
        Laura Nistor - James Stephens, Adele Fiocchi - Francesco Costa,
        Gala Jovanovic - Alexandru Tcacenco, Suzan Opperman - Andrey Teterin,
        Sveva Gargiulo - Scott McKenzie, Céline Janou Weder - Richard Szabó
        Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles, Aoi Choji,
        Vanessza Csonka, Maria Guilia Fiorti, Emely Hetterich, Oxana Kiyanenko,
        Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová, Balca Okur, Xi Qu,
        Joana Reinprecht, Carolina Sangalli, Isabella Severi-Hager, Anna Shepelyava,
        Iulia Tcaciuc, Franziska Wallner-Hollinek

        シーズン終わりの
        バレエ・ファンにとっては最大の楽しみのヌレエフ・ガラ。

        シーズン初めに、すぐにスタンド・バイで申し込みしておいて
        今回は95ユーロの席(!!!)
        ロジェの2列目だが(ここってそんなに高かったの?!)
        さすがに舞台はよ〜く見える ♡

        演目・出演者の書き出しが大変だったよ〜(笑)

        まとめて全部書くと、書くのも読むのも大変なので
        3回に分けてお届けします(誰も待ってないってば)

        最初はクラシックで「眠れる森の美女」からの抜粋。
        アデーレが可愛い。
        このダンサー、本当に明るいオーラがあって
        落ち着いているしキュート。
        エメラルド・ルビー・サファイアは3人で踊るのだが
        サファイアを踊ったエレナが、パッと目立つ。
        上半身にすごく表情があるのだ。

        この1演目だけのために、あの豪華な衣装って
        贅沢といえばこの上ない贅沢だなぁ。
        この演目、ずいぶん昔にはあったけれど、最近、観てないし。

        次の SOLO は男性ダンサー3人のモダン・ダンスだが
        これが・・・すごかった。
        音楽はバッハだが、これは録音を使用。

        ものすごく速いテンポで
        3人のダンサーがそれぞれにソロを踊るのだが
        そのソロが違っているのに一つに見える。

        木本クンの優雅さは本来はもっとゆったりしたダンス向きだろうが
        このダンサーはモダンも実に巧くて目を奪われる。
        木本クンと最近よく組むリッチーは
        キレのあるダンスが持ち味なので言う事なしだが
        ジェラウドがえらく良くて、ちょっと仰け反った。

        ジェラウドって最近、ぐんぐん伸びて来てる。
        割に地味なダンサーというイメージだったんだけど
        身体の柔軟性がすごくて
        今回は速くて大きな振りも、すごく映えて
        いやもう、見事。
        こういうモダン、すごく好き。
        観客からも大いにブラボー・コール。

        何と、振付のハンス・ヴァン・マネンが
        カーテン・コールに登場したのには驚いた。
        もう少しで85歳になられるそうだが、すごくお元気そう。

        マネンはウィーン国立バレエ団でも何回か取り上げていて
        一時、DVD もかなり買ったんだけど
        もう一度、観てみたいという気にさせる。
        (割にクラシックっぽいイメージがあったんだけど
         やっぱりバリバリのモダンだわ。こういうの好き)

        スパルタクスのアダージョの PDD に登場したのは
        2016/17年シーズンにミュンヒェン・バレエに移籍した
        マリア・シリンキナとウラジミール・シクリャーロフ。
        (後で調べたらご夫婦だそうで、マリイインスキーにも籍は残している模様)

        この二人、すごく演技が巧い!!!
        シリンキナのフリーギア、ものすごく可愛らしいけれど
        しっかり芯の通った力強さもあって
        スパルタクスとの愛がひしひしと迫って来る。

        シクリャーロフは、今日は他の演目にも出演したが
        このダンサー、何てノーブルなの ♡
        王子さま、というバレエのイメージに
        ぴったりじゃないの!!!!

        しかもナヨナヨしていなくて
        筋肉質なのにスタイル良くて
        今年32歳、正に今一番、旬のダンサーだわ!!!😍

        ワタシ、好みがうるさい、というよりは特殊?なので
        みんなが王子さま、とか喚いていても
        時々、ケッ、これが?と心の中で思う事もあるんだけど
        シクリャーロフはどこからどう見ても
        王子さま以外の何者でもない上に
        テクニックがしっかりしていて(さすがワガノワ出身)
        ダンスが安定していて、実に美しく、見せ方も巧い。

        しかもテクニックが凄いので
        シリンキアを片手で持ち上げて
        そのままのバランスで舞台を歩くんだもん。
        ビックリというか・・・凄いわ、このカップル。

        次の GLOW - STOP は以前にレパートリーであったので
        観た事はある。
        モーツァルトの交響曲に乗せて華やかな舞台で
        フォーメーションが実に美しい。
        ウィーン国立バレエ団の実力をしっかり見せてくれた。

        ノイマイヤーの MAGNIFICAT は
        バッハのミサをメゾ・ソプラノがナマで歌う曲に
        我らが王子さまヤコブと、キュートなニナ(トノリ)の組み合わせ。

        ニナの清純な感じとヤコブの王子さまタイプの組み合わせで
        若いカップリングだが、神聖な感じが漂って
        しかも若々しくて新鮮な感じがする。
        さすがノイマイヤーだな、と思う無駄のない振付は
        バッハの音楽をそのままダンスにしたような印象をもたらす。

        さて、次のバランシンの STARS AND STRIPES は
        華やかでキュートな衣装で、ニキーシャとダヴィデが登場。
        明るい音楽で華やかな PDD だったのだが

        ダヴィデのソロ
        ニコニコしながら、速いテンポにキレのあるダンスで
        魅力的にキュートに踊っていたダヴィデが
        突然、膝を抱えて突然に倒れて、起き上がって来ない。

        ・・・・うううう、見たくなかった、舞台上でのまさかの事故。
        膝を傷めたんだと思うけれど
        まさかのまさか、こんな事が起きるなんて(冷汗)

        オペラ座総裁のメイエールがカーテンから登場して
        ダヴィデの怪我を告知して
        このバランシンの演目は続けられないのでカットするとの事。

        ううううう、ダヴィデもかわいそうだが
        踊れなくなったニキーシャもかわいそう・・・

        第一部はこの後
        私の大好きな MURMURATION だったのだが
        続きはまた明日 (^^)

        ダヴィデの怪我がどんな程度なのか
        (だって立ち上がれなかったんだよ?)
        心配している私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。



        ここ数日の猛暑は落ち着いて
        28℃くらいだけど、長袖着てオペラ座行ったら、やっぱり暑かった・・・

        白鳥の湖 今シーズン8回目(千秋楽)

        0
          Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年6月12日 19時〜22時20分

          SCHWANENSEE
          Balett in vier Akten
          振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
          音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
          舞台・衣装 Luisa Spinatelli
          照明 Marion Hewlett
          指揮 Alexander Ingram

          ジークフリート王子 Masayu Kimoto *
          オデット・オディール Maria Yakovleva
          ロットバルト Alexandru Tcacenco
          王子の母 Erika Kováčová
          王子の友人たち Ioanna Avraam, Nikisha Fogo
          Richard Szabó, Dumitru Taran
          王子の教育係 Jaimy van Overeem
          侍従長 Gabor Oberegger
          第一幕
          ワルツ Iliana Chivarova, Adele Fiocchi, Laura Nistor, Franziska Wallner-Hollinek
          Leonardo Basílio, Martin Dempc, Alexis Forabosco, James Stephens
          Elena Bottaro, Natalya Butchko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman,
          Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto,
          Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
          Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
          Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
          女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
          Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
          第二幕・第四幕
          大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
          小さな白鳥 Ioanna Avraam, Elena Bottaro, Natascha Mair, Rikako Shibamoto
          白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Marie Breuilles, Natalya Butschko,
          Iliana Chivarova, Aoi Choji, Vanessza Csonka,
          Maria Giula Fioriti, Sveva Gargiulo, Erina Kováčová,
          Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová,
          Suzan Opperman, Marina Pena, Xi Qu, Joana Reinprecht,
          Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
          Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
          Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
          第三幕
          貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Laura Nistor
          Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
          スペインのダンス Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko
          Kamil Pavelka, James Stephens
          ナポリのダンス Natascha Mair, Richard Szabó
          Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garciulo, Joana Reinprecht
          Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
          ポーランドのダンス Franziska Wallner-Hollinek, Marcin Dempc
          Emilia Baranowicz, Andrea Némethová, Céline Janou Weder
          Marat Davletshin, Trevor Hayden, Greig Matthews
          ハンガリーのダンス Nikisha Fogo, Géraud Wielick
          Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
          Marina Pena, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
          Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Marian Furnica,
          Igor Milos, Tristan Ridel, Zsolt Török, Jaimy van Overeem

          白鳥の湖、今シーズンの最終公演は
          オペラ座脇の大スクリーンでのライブと
          インターネットでのライブ配信まであって

          ジークフリート王子のデビューで
          木本全優クンが登場!!!!!

          予てから、あの日本人離れした優雅なスタイルと
          確実なテクニックに裏打ちされた上品な優美さで
          王子さま役のダンス・ノーブルを踊ったら
          どんなに素適だろう・・・と夢想していたので
          ファンの私としては、非常に嬉しい 😆

          で・・・
          期待を裏切らない出来・・・というより
          期待を遥かに上回った (o^^o)
          何というノーブルさ!!!!

          木本クンの身体のラインが
          ため息が出るほどに美しいのだ。
          あのスタイルの良さというのは
          天性のものもあるだろうけれど
          身体のバランスが、ほとんど理想的で
          (ヘンなところに余計な筋肉とかが付いていない)

          また、その美しい身体のラインの見せ方が
          信じられないくらい魅力的。

          身体的特徴をあげつらうのは
          非常に失礼な事と充分に承知の上で
          バレエ・ダンサーの才能というのは
          見た目の美しさ、という残酷な側面もあるので
          はっきり言っちゃえば

          木本クンは決してイケメンではない(ああああっ、ごめんなさい!)
          ごめん!!!
          でも、木本クンって
          マスクだけ見たら
          どこかの田舎の純朴そうな男の子にしか見えない。

          だけど、私は木本クンを最初に舞台で観た時
          目が吸い寄せられた。

          スタイルの良さが半端じゃないのだ。
          長い手足、胴と四肢のバランス、筋肉の付き方
          全てがもともとのバレエの発祥地とされる
          ヨーロッパのどのダンサーに比べても
          全く引けを取らない・・・どころか
          あんなに身体のバランスの良いダンサーは
          ヨーロッパだって滅多にお目にかかれない。

          加えて、その優雅さと言ったら・・・
          一つ一つのパが丁寧で、荒々しくならず
          どんな高いジャンプからもフワッと着地して
          長い手足で掴む空間が大きくて
          どこを取っても「優美」というのはああいう事を言うのか、と
          これ、本当に日本人ダンサー?とひっくり返っていたのである。

          そんな持って生まれた資質が
          ダンス・ノーブルのダンサーに
          ジークフリート王子を踊らせてみたら
          その優美さが更に際立って
          正に悶絶もの。

          最初のソロから
          落ち着いた確実なパで
          ジャンプは高いし(しかも足が美しい!!!!)
          レオナルドやヤコブだと
          ちょっと不安定で、あっ、とか思うところや
          ドタン、とすごい足音で降りるところを
          確実な安定感で余裕たっぷりにこなす。

          ドン・キホーテのバジルのようなコミカルな役とは違って
          ジークフリート王子は、物憂げな上品さと
          激情に身を焼くところ、絶望やアホな自分への怒りを
          しっかりと演技する必要があるのだが

          木本クン、最近、本当に演技できるようになって来た。

          しかもダンス・ノーブルってナニの人が多くて
          時々、優雅だけどナヨナヨ、というケースが多いんだけど

          木本クンのジークフリート王子は何とも凛々しいのである。
          凛々しいのに爽やかで、ヘンな男臭さもなくて
          これこそ理想の(おとぎ話の)王子さまではないか。

          ダンサーがどんどん成長して行くって凄い。

          第1幕前半でのパ・ド・サンク。
          イオアンナとニキーシャの軽い事と言ったら
          二人とも、本当に空を飛ぶイメージで
          リッチーのキレのあるジャンプに
          ドミトルもしっかり喰らい付いていて
          上品で優雅な木本クンとの絡みにも萌える。

          オデット役のマーシャは
          可憐で、テクニックは凄いのにそれを一つも感じさせず
          木本クンとのパ・ド・ドゥも息がぴったり合って素晴らしい。

          しかもマーシャって
          細かい部分の演技がものすごく巧い。
          ちょっとした仕草、視線で、感情をリアルに表現してくる。

          木本クンのマーシャのリフト、見事だったなぁ。
          マーシャの素晴らしいバランス感覚も手伝って
          微動だにしない長い長いリフト・・・ いやもう呆気に取られてしまう。

          マーシャのオデットは
          演技力と、細かい部分まで行き届いた動き。
          どうみても、本当に白鳥になっているんだもん。
          しかもマーシャ、巧いのに
          ちゃんとパートナーシップがあって
          自分だけ見ろ見ろがなくて
          凛とした、でもその中に儚さを秘めるオデット。

          木本クンのジークフリート王子も
          ほら、僕、カッコいいでしょ、見て、見て、見て
          ・・というのが、全然なくて
          美しいのに何とも奥ゆかしいところが
          ある意味、強烈なオーラがない、というところにも繋がるかもしれない。

          でも、そのヘンなオーラのなさが
          また上品なんですけどね(笑)

          優美・優雅に加えて
          邪心のない素直さ、爽やかさ
          マーシャとの絡みが正に一編の詩のような
          純粋な美を観客までストレートに届けてくる。

          マーシャのオディールは
          華やかで
          子供のくせに親の威光を纏って
          ブイブイ言わせているような小悪魔的な魅力。

          フェッテも、何回ダブル入れてくるの?と驚く。
          安定した細い芯が通っていて
          観ていて安心感に裏打ちされたワクワク感がある。

          第2幕の、あの超絶技巧のジークフリートのソロも
          ため息ものの美しさで優雅に舞きった。
          う〜ん、今思ったんだけど
          木本クンのあの優雅さというのは
          ダンスとかバレエというより
          日本人的感覚に照らすと「舞」に近いかもしれない。

          最後のシーンのオデットとのパ・ド・ドゥも見事だったが
          本当に最後の
          ジークフリート王子が湖に飲み込まれて
          悶える時の、あの紺色の布とスモークから見える
          上半身の動きの美しさに身悶えしていたのはワタクシです。

          世界での日本人の活躍を
          結構、大袈裟に報道するのが
          日本のマスコミだと思っていたのだが

          ウィーンで、ダンス・ノーブルの最も典型的なジークフリート王子を
          しかも世界で最も難しいヌレエフ版で
          更には、ライブ・ストリーミングで
          オペラ座の横のスクリーンと世界中に配布された日に
          日本人の男性ダンサーが踊ったって

          ・・・何でどこの日本のマスコミも取り上げないんでしょうね?

          木本クンの真摯で真面目でノーブルなダンスなのに
          彼の持っている欲のなさというか(笑)
          その奥ゆかしさが、また良いんだけど (^^)

          ともあれ、これにて今シーズンの「白鳥の湖」は千秋楽。
          千秋楽にふさわしい、見応えのある舞台だった。

          ついでに言っておくけれど
          (しかも失礼なコメントだけど)
          今日のオーケストラ、実に良かったです。
          ミスなし、ソロも巧いし
          第2幕のディヴェルティスマンで
          ちょっとしたリズムのズレにヒヤッとした以外は
          今までの白鳥の音楽は何だったの?という張り切り方(笑)

          最近、頭の中で
          ずっと「白鳥の湖」のメロディが鳴っている私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          ・・・これにてやっと
          各回のダンサーの名前を全部書き出すという
          楽しい修行(?)から逃れられる(爆笑)
          皆さま、本当にお疲れさま ♡

          白鳥の湖 今シーズン7回目

          0
            Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年6月8日 19時〜22時20分

            SCHWANENSEE
            Balett in vier Akten
            振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
            音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
            舞台・衣装 Luisa Spinatelli
            照明 Marion Hewlett
            指揮 Paul Connelly

            ジークフリート王子 Leonardo Basílio *
            オデット・オディール Liudmila Konovalova
            ロットバルト Alexandru Tcacenco *
            王子の母 Oxana Kiyanenko
            王子の友人たち Ioanna Avraam, Nikisha Fogo
            Francesco Costa, Géraud Wielick
            王子の教育係 Jaimy van Overeem
            侍従長 Gabor Oberegger
            第一幕
            ワルツ Iliana Chivarova, Adele Fiocchi, Laura Nistor, Franziska Wallner-Hollinek
            Alexis Forabosco, James Stephens, Richard Szabó, Dumitru Taran
            Elena Bottaro, Natalya Butchko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman,
            Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto,
            Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
            Attila Bakó, Marat Davletshin, Marian Furnica, Trevor Hayden,
            Scott McKenzie, Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde
            女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
            Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
            第二幕・第四幕
            大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
            小さな白鳥 Ioanna Avraam, Elena Bottaro, Natascha Mair, Rikako Shibamoto
            白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Marie Breuilles, Natalya Butschko,
            Iliana Chivarova, Aoi Choji, Vanessza Csonka,
            Maria Giula Fioriti, Sveva Gargiulo, Erina Kováčová,
            Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová,
            Suzan Opperman, Marina Pena, Xi Qu, Joana Reinprecht,
            Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
            Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
            Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
            第三幕
            貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Laura Nistor
            Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
            スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Kováčová
            Alexis Forabosco, Andrey Teterin
            ナポリのダンス Sveva Garguilo *, Arne Vandervelde *
            Abigail Baker, Natalya Butchko, Lucie Horná *, Joana Reinprecht
            Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
            ポーランドのダンス Franziska Wallner-Hollinek, Marcin Dempc
            Emilia Baranowicz, Andrea Némethová, Céline Janou Weder
            Marat Davletshin, Trevor Hayden, Greig Matthews
            ハンガリーのダンス Alice Firenze, Francesco Costa
            Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
            Marina Pena, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
            Attila Bakó, Andrés Garcia-Torres, Igor Milos, Kamile Pavelka
            Tristan Ridel James Stephens, Jaimy van Overeem, Géraud Wielick

            今回の「白鳥の湖」
            ジークフリート王子に抜擢されたのは
            デミ・ソリストのレオナルドである。

            で、相手方のオデット&オディールが
            プリンシパルのリュドミラ姐さん・・・

            どういう組み合わせなんだか
            観客としては、ちょっと、いや、かなり悩む。

            とは言え、レオナルドは若手のダンサーの中でも
            技術的には優れているし

            こうやって舞台で観てみると
            スタイル良いし(足が長い!)
            マスクも甘いし
            確かに「王子さま」タイプではある。

            最初のマイムで
            お母さんから
            美人を選びなさい、と言われて
            ちょっと嬉しそうなのは何なのかわからんが(笑)
            (普通は戸惑うか(ヤコブ)、反抗するか(ヴァディム)だろう。
             あ、シショフあたりだと、喜ぶかも(今回は観てないから不明))

            最初のソロで
            足の長さを活かした伸び伸びした大きなジャンプ。
            しかも高さがあって空間が大きい。
            ただ、まだ、必死になって踊ってます!!!というのが見える。

            ちょっと息を荒くしながら
            ジャンプの着地もドスン、という感じだし
            ザンレールも必死に正面向かねば、という印象がある。
            ミスはないし、ちゃんとパは全て完璧に踊っていて
            必死になっているところが割に可愛いので好感は持てるから
            もう少し、振付が身体に入ると、グッと伸びるだろう。

            パ・ド・サンクのニキーシャとイオアンナが素晴らしい。
            両方ともテクニシャンなので
            ジャンプがむちゃくちゃ高く、空気のように空中に浮く。

            特にイオアンナの空間の掴みの大きさには
            いつもながら舌を巻く。

            フランチェスコとジェラウドの
            大きなジャンプ続きのダンスも大胆で爽快。
            フランチェスコの身体能力が飛び抜けていて
            ジェラウドも良いのだけれど、ちょっと霞む。
            (ジェラウドも最近素晴らしいのだが
             彼の場合は身体の優雅な柔軟性の方が
             大きなジャンプ続きのパより勝るかもしれない)

            さて、1幕後半、リュドミラのオデット登場。
            レオナルドのジークフリート王子とのパ・ド・ドゥだが

            わ〜っはっはっはっは、って笑ったらいけないんだけど
            リュドミラが
            「何故、プリンシパルのワタクシが
             デミ・ソリストと一緒に踊らなきゃいけないのよ(ふん)
             皆さん、このストーリーの主人公はワタクシですからね。
             ほら、ワタクシ、綺麗でしょ? 素晴らしいでしょ?
             このデミ・ソリストの男性ダンサー無視して良いから
             ほら、ワタクシを観なさい!!!」

            妄想ですが(笑)
            まぁ、あそこまでジークフリート王子を無視したオデットは珍しい。
            レオナルドのサポートは見事で
            ちゃんとハマっていて
            レオナルドは必死に「愛してます」の演技をしているのに
            キミは私のサポートだけしてくれれば良いの(と言いつつ無視)
            ほら、ワタシ、こんなに美しいのよ
            ・・・とアピールするのがジークフリートじゃなくて
            モロに観客席に向けて、という感じ。

            その分、リュドミラの「ほらワタシ、美しいでしょ」アピールが凄いので
            いつにも増して白鳥のオデットが美しいこと。

            まぁ、ある意味、わかりやすいリュドミラ姐さんではある(笑)
            テクニックあるし、華やかだし
            バランスも最強でピタッとキマるし
            フェッテはもうお手の物だし
            安定して観ていられるオデットではある。

            ・・・というより
            儚さとか、男性にすがる女性らしさとかゼロなんですが(爆笑)
            このオデット、王子さまなんか必要とせずに
            ロットバルトを自力でぶっ飛ばしそうな感じ。

            第2幕のオディールも
            ジークフリートをロック・オンするんじゃなくて
            観客をロック・オンしようとしてるよ (^O^)

            そこまで無視されても
            ものすごく頑張るレオナルド。
            サポートも完璧。
            (というより、ちょっとでもミスしようもんなら
             リュドミラ姐さんにどやされそうだし)
            ジャンプは高いし、足は長くて伸びて素晴らしい。

            リュドミラのアクが強すぎるので
            ちょっとそれに隠れて
            ジークフリートの「華」がなくなっちゃってるけど。

            最後の幕のオデットとのパ・ド・ドゥも同じような雰囲気で
            リュドミラは「ワタシ、キレイでしょ」の連続だし
            ジークフリート無視しまくりだが
            それでも
            まぁ、最後までちゃんと
            キレイな私のサポートお疲れさま、みたいな目付きがたまにあったから
            リュドミラも満足だったのだろう(と切に願うわ)

            白鳥の湖の公演は、あと1回を残すのみとなったが
            この演目って、本当にため息が出る程に美しい。
            究極の美って、こういうものを言うんじゃないのか、と
            時々、真剣に考える。

            バレエ・ダンサーって
            本当にハードな職業で
            身体条件に恵まれているのが前提の上

            子供の頃から訓練続きで
            遊びも何も出来ず、好きなものも食べられず
            むちゃくちゃストイックな生活で

            私のような怠け者には考えられない道なのだが
            それでも、この美の世界の一部になりたい
            と思わせる美しさが、バレエの世界にはある。

            ストイックな訓練をものともせずに
            私のような(怠け者の)観客に
            これだけの美を見せてくれるダンサーが居るって
            本当に本当にありがたい事だ(感涙)

            レオナルドも頑張った ♡
            リュドミラ姐さんには無視され続けていたけれど
            くじけず、めげず、スタミナ切れにもならず
            あのハードな役を、よく踊った、えらい!!!

            今日は強烈なリュドミラのオーラに隠れてしまったけれど
            王子さまオーラを潜在的に持っているダンサーなので
            これから伸びてくると良いな。

            若いダンサーたちの成長と活躍に
            ワクワクしている老人のワタクシに
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。





            白鳥の湖 今シーズン6回目

            0
              Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年6月4日 19時〜22時20分

              SCHWANENSEE
              Balett in vier Akten
              振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
              音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
              舞台・衣装 Luisa Spinatelli
              照明 Marion Hewlett
              指揮 Paul Connelly

              ジークフリート王子 Vadim Nuntagirov *
              オデット・オディール Marianela Nuñez
              ロットバルト Eno Peci
              王子の母 Oxana Kiyanenko
              王子の友人たち Adele Fiocchi, Natascha Mair
              Greig Matthews, Dumitru Taran
              王子の教育係 Jaimy van Overeem
              侍従長 Gabor Oberegger
              第一幕
              ワルツ Elena Bottaro, Ioana Chivarova, Laura Nistor, Franziska Wallner-Hollinek
              Leonardo Basílio, Martin Dempc, James Stephens, Alexandru Tcaceno
              Natalya Butchko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
              Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
              Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
              Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
              女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
              Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
              第二幕・第四幕
              大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
              小さな白鳥 Ioanna Avraam, Elena Bottaro, Natascha Mair, Rikako Shibamoto
              白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Marie Breuilles,Natalya Butschko,
              Iliana Chivarova, Aoi Choji, Vanessza Csonka,
              Maria Giula Fioriti, Erina Kováčová,
              Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová,
              Suzan Opperman, Marina Pena, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
              Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
              Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
              Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
              第三幕
              貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Laura Nistor
              Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
              スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Kováčová
              Alexis Forabosco, James Stephens
              ナポリのダンス Natascha Mair, Richard Szabó
              Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
              Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
              ポーランドのダンス Ioanna Avraam, Masayu Kimoto
              Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Nollinek, Céline Janou Weder
              Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
              ハンガリーのダンス Nikisha Fogo, Géraud Wielick
              Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
              Andrea Némethová, Marina Pena, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc
              Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Marian Frunica,
              Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel, Jaimy van Overeem

              朝はカンカンに晴れて暑かったのに
              真っ黒な雲がかかって、すごい強風があって
              オペラ座に行こうとしたら、外は雨ザァザァという
              何かワケのわからん天気の日曜日。

              明日は祝日なので3連休の中日になるけれど
              引退老人にはあんまり関係ない。
              (SOHO みたいにしちゃったから、土・日にかかわらず
               日本からメール入って来るので処理するものはしてるし(笑))

              本日は英国ロイヤル・バレエからのゲスト
              ヴァディムとマリアネラが登場!!!!!!! ❤
              マリアネラは以前、ドン・キショットのキトリで魅了された事がある。

              で、ヴァディムだが
              あああああああっ
              この間、ヤコブで失神していた のに
              ヴァディムって・・・ちょっとあのそのあの (・_・;

              何という美しいおみ足 (*^^*)
              何なんですか、あのスタイルの良さは。
              足を上げた時の空間の大きさが優雅で

              しかも・・・ジャンプが高いっ (O_O)
              どの大技もバッチリ決まる。

              ヤコブのジークフリート王子が
              まだまだ甘えん坊のお子ちゃまだったのに対し
              ヴァディムの王子さまは

              反抗期 (笑)

              お母さまに対しても
              「え?恋人なんて自分で探しますから、ほっておいて」
              ・・・というツンデレ感が魅力的 💘

              パ・ド・サンクはアデーレとナターシャ、グレイグとドミトル。
              アデーレの明るいオーラがすごく魅力的。
              ナターシャのキュートさとはまた違うけれど
              アデーレのあの素直で陽性のオーラって、私、好きだわ。

              グレイグが良いダンサーになったなぁ、って感じ。
              入団した頃は、まだスタミナがあまりなかったけれど
              芯の通った安定した魅力的なダンスを見せるようになった。

              さて、ツンデレのジークフリート
              自分で恋人くらい見つけるぞ
              とか言った癖に、やっぱり無理かも、と落ち込むソロ
              (いや、そうじゃないかもしれないが)
              弓を持って張り切って湖に行って

              登場したのはマリアネラのオデット。

              ううう、マリアネラのオーラって
              何か、すごく明るいのは何故だ。
              オデットだから、薄幸の美少女で線が細いのは確かだけど
              あんまり悲劇のオーラとか感じないなぁ。

              呪いをかけられて白鳥になりました。
              誰か唯一の愛を誓ってくれる男性が現れたら
              その呪いは解けますが
              でも、別に解けなくても白鳥でそこそこやってますから
              (妄想です、妄想!!!)

              ただ、マリアネラの「魅せ方」はもう格段に素晴らしい。
              緩急自在の、タメタメをバッチリ入れて
              どのポーズも、どんな動きも
              饒舌に観客に語りかけてくるのがスゴイ。

              ・・・とウットリしていたら
              オデットのソロのところで
              木管のソロが止まってしまって
              えっ? 楽器の調子が悪い?・・・でも
              ソロはそのまま踊っていて
              ウィーン・フィルのメンバーの一部が
              木管ソロのメロディを歌って音楽を繋いだ。

              一体どうなってるの、と
              舞台のちょっと下を見たら

              オーケストラ・ピットが真っ暗の停電状態。
              ああ、木管、楽譜が見えなくなったのでソロを止めたのか。
              シロウト考えだと、メンバーが歌えるくらいなんだから
              暗譜で吹けよ、とか思うけれど
              プロは毎日違う楽譜を渡されて、毎日違うものを演奏しているので
              楽譜なしでは何にも出来ないとの事で
              見えなくなった時点で演奏を止めたのは正しい判断だったらしい。
              (註 プロの方から伺いました)

              (いやそりゃでもあの、ダンサーだって
               毎日違う演目や役を踊っていて
               しかも全部暗記してなきゃいけないんだけど
               ・・・とか言ったら失礼なのは承知だけど
               とある趣味のダンサーが同じような事を言っていたなぁ)

              白鳥が舞台に勢ぞろいして
              ジークフリートとオデットが向かい合っている状態で
              オーケストラの音楽は完全に止まってしまった。

              ダンサー全員、彫刻状態にて静止 (°▽°)
              一部の白鳥は咄嗟の判断で舞台の袖にはけて
              ジークフリートとオデットも舞台から出てしまい
              舞台上には、固まったままの白鳥の群れ(うわああ、かわいそうに)

              舞台の幕が降りて
              係の人が「技術的問題が発生したため15分の休憩を取ります」
              とアナウンス。

              15分の休憩の後にオーケストラ・ピットには照明が戻り
              舞台の幕が開いたら
              そのままの姿で固まっている白鳥の群れと
              ビクとも動かないジークフリート王子とオデット
              ・・・・って、かなり異様な光景ではあったけれど
              そのまま、舞台は進行。

              ダンサーには酷な体験だっただろうなぁ。

              4羽の小さな白鳥は
              芝本梨花子ちゃんも、この間より緊張が取れて
              ハードな役なのに、しっかり踊って好感 ♡

              ジークフリートは、ここでオデットに愛を誓うのだが
              このジークフリート、何とも「王子さま」的に優しくて

              なんて可哀想なお姫さまなんだろう
              困っているなら、僕でよければ、喜んで助けてあげよう

              ・・・・って、この王子さま
              結婚詐欺とか、すぐに引っ掛かるタイプ(断言)

              残りの第一幕の終わった後、幕間があって
              第二幕はオディール登場がハイライト。

              ディヴェルティスマンは
              ナポリのダンスはナターシャとリッチー。
              ナターシャ、相変わらず小悪魔的なキュートさ 💕
              木本クンとイオアンナのポーランドのダンスも素敵だったけれど
              ニキーシャとジェラウドのハンガリーのダンスは圧倒的。
              いや、ジェラウドって、今まで目立たなかったのに
              最近、役に恵まれたせいか、どんどん前面に出て来ているので楽しみ。

              さてマリアネラのオディール。

              あ、こりゃジークフリートがオデットと間違えるのも納得。

              他のダンサーが別人80号くらいに化けるのに
              マリアネラは別人7号くらいで
              オデットを擬しているオディールというのが歴然としてる。

              悪魔的とか、悪人とかのイメージがあまりない。
              ロットバルトに操られていて
              このジークフリートというアホを引っ掛けろ、と言われて
              あ、そうですか。それが仕事なら引っ掛けますけど(いや妄想です)

              ただマリアネラの凄さと言うのは
              あのとことん明るい太陽のようなオーラで
              邪気のないオディールなのに
              一つ一つの動きのニュアンスが深くて表現力が凄まじくて
              ジークフリートじゃなくても
              観客でも、このオディールなら引っ掛かっちゃいます・・・(汗)

              二人のパ・ド・ドゥとマリアネラのソロが
              いつもの音楽といつもの振付ではなくて、ちょっと驚いたのだが
              専門家に聞いたら
              あれはインターナショナルのヌレエフ版だそうだ。
              (う〜ん、そう言うモノがあるのか、ウィーン版だけじゃなくて)

              オディールのソロは、
              いつものアジアちっくなメロディのエキゾチックなダンスじゃなくて
              もっと明るいヨーロピアンな感じのメロディでのソロ。
              これ、すごく好きかも。

              ヴァディムのソロは、すべてヌレエフ・ウィーン版。

              いやいやいや、これが・・・・ 凄かった!!!
              ウィーンのダンサー、みんなこれを踊るけれど
              こんなに華やかに、空間を大きく使って
              この上なく優雅に、完璧に見事に踊られると絶句して悶絶。

              結婚詐欺に引っ掛かりやすい王子さまは
              見事にオディールに引っ掛かって、第二幕は終わり。
              (第一幕で、こいつ、簡単に騙せそう、とか思わせたのは伏線か?)

              第三幕のオデットのマリアネラは
              確かに悲劇のオーラは第一幕より強く出して
              悲劇、というよりは、諦観、諦め的に
              あぁ、もう、こうなるのはわかっていたじゃないの
              (という感じのヤケッパチではなくて
               そりゃ、内容的にはそうなんだけど
               表現はあくまでもオデット「姫」なので上品である)

              で、最後の青いシートでの湖なのだが
              お〜い、大道具さ〜ん!!!!
              何でそんなに中に空気をむちゃくちゃ入れて
              まるで舞台の上に大規模キャンプのテントみたいなものが
              出現しているんですか(文句)
              舞台の奥で悶えている筈のヴァディムが見えませんっ!!!

              確かにあのシートに適当な量の空気を
              的確な場所に入れろ、というのも難しい話なんだけど
              今日のキャンプ用テントはないと思うよ(プンプン)

              しかし、この「白鳥の湖」
              おとぎ話ではあるのだけれど
              今日のキャストを見ていて
              ダンサーによって、表現が違ってくると言うのを
              まざまざと見た気分。
              う〜ん、クラシックって奥が深いわ・・・

              ヴァデイムの技術的に完璧で
              しかも、結婚詐欺の犠牲に簡単になりそうな
              ちょっと反抗期の突っ張った男の子
              ものすごく魅力的だった。
              あのスタイルの良さ、空間の広さ、美しい足さばき。
              何も言う事がないわ、あれこそダンス・ノーブルだわ。

              マリアネラの明るいオーラは
              あまりオデット向き、という訳ではないけれど
              強いオデットに対して操り人形のオディールという
              かなり面白い妄想が出てきて、すごく新鮮だった。

              観光客も多かったけれど
              (ほら、何せ白鳥の湖ですし)
              ヴァディムとマリアネラ狙いのバレエ・オタクも
              かなりの数が来ていたようで
              (私もバレエ・ボーナス先行発売で
               ザ・ベスト・オブ・貧民席を押さえていたので
               バッチリ見えて、すごく幸せ)

              マナーも良かったし
              ヴァディムとマリアネラという
              黄金のコンビを、とことん楽しませてもらって
              幸せを噛み締めている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              白鳥の湖も今シーズン、残すところあと2回。
              最終日は木本クンがジークフリート王子のデビュー!!!

              火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント5回目

              0
                Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年6日2日 19時〜21時30分

                Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

                Petruschuka
                振付 Eno Peci
                音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
                ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
                舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
                指揮 David Levi
                教師 Davide Dato
                その妻 Katharina Miffek *
                その子供 Raphael Grotrian
                校長 Rebecca Horner
                2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
                クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
                Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
                Francesco Costa, Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres *, James Stephens

                Movements to Strawinsky
                振付・舞台・衣装 András Lucács
                音楽 Igor Strawinski
                Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
                Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
                Les Cinq Doigts : Largetto
                Apollon musagète : Aposhéose
                Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
                照明 Attila Szabó
                指揮 David Levi
                チェロ Ricardo Bru
                ピアノ Chie Ishimoto
                Alice Firenze - Masayu Kimoto
                Nikisha Fogo - Greig Matthews
                Ioanna Avraam - James Stephens
                Oxana Kiyanenko - Igor Milos
                Adele Fiocchi - Attila Bakó
                Céline Janou Weder - Géraud Wielick

                Der Feuervogel
                振付 Andrey Kaydanovskiy
                音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
                reduzierte Fassung von Hans Blümer
                ドラマツルギー Richard Schmetterer
                舞台と衣装 Karoline Hogl
                照明 Vasil Lisichov
                指揮 David Levi
                イワン Masayu Kimoto
                火の鳥 Greig Matthews
                ヴァシリッサ Gala Jovanovic
                カシェイ Denys Cherevychko
                労働者 Scott McKenzie, Dumitru Taran, Arne Vandervelde
                掃除婦 Ioanna Avraam, Sveva Gargiulo, Jakob Feyferlik, Richard Szabó
                王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
                Erika Kováčová, Carolina Sangalli, Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
                Franziska Wallner-Hollinek
                お客さま Attila Bakó, Martin Dempc, Trevor Hayden,
                Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
                Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem
                ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

                Orchester der Volksoper Wien
                Wiener Staatsballett

                ともかくこの演目を観るのは
                これを最後にしよう・・・と思ったので
                贅沢してギャラリーじゃなくてバルコンの席(30ユーロ以上する!)

                最初の学級崩壊、先生虐めのペトルーシュカの奥さま役は
                ずっとニナ(トノリ)が踊っていたが
                昨日の怪我で、代役デビューがカタリーナ。
                入団したばかりの新人の抜擢!!!

                いやん、フレッシュで可愛い ♡
                多少、緊張している硬さは見えるけれど
                スタイル抜群で、身体はしなやかで
                ダヴィデとのバランスも良いしチャーミング。
                ・・・ただ、まだピカッと光る、と言う感じではないけれど
                いやいや、オーラはこれから出てくるわ、きっと。

                ただ、この演目、観れば観るほど
                エノ、ごめんね、でも、だんだん退屈になってくるの 💦
                陰惨な話とは言え
                若い生徒たちの喧嘩ダンスとか
                破天荒に面白い振付もあるんだけど
                やっぱり話が話だし、何回か観るとだんだん鼻についてくる。
                (数回なら大丈夫です。ご覧になっていない方はぜひどうぞ。
                 ジェームスやフランチェスコのソロが華やかです(喧嘩だけど(笑))

                ダヴィデのダンスはやっぱりキレが抜群に良い。
                一つ一つの動作が、ピタッとキマる。

                でも、私がこの公演に通うのは
                2番目のストラヴィンスキー・ムーブメントがあまりに美しいから。
                観れば観るほど好きになる、という作品ってあるんだなぁ。
                どのカップルも、それぞれに違って
                ダンサーの個性が活きているし
                トゥッティで出てくるシーンのフォーメーションの美が抜群。

                木本クンとアリーチェのソロの後の
                全員が舞台で、ほとんど上半身だけの動きで語る部分って
                私には、まるで蝋燭のような妄想が浮かぶんだけど
                上半身だけのムーブメントで、あれだけの表現って舌を巻くわ。

                ジェラウドのモダンのソロも好きだし
                イオアンナとジェームスのモダンなソロも好き。
                そうか、私ってクラシックよりはやっぱりモダンの方が好きなのか。

                この上なくシンプルに見える白と黒の世界で
                モダンとクラシックの見事な融合。
                これだけなら、あと何回観ても、見飽きないと思う。

                ところが実はビックリしたのは
                最後の「火の鳥」である。

                これも、実はとんでもないテーマの読み替えをしているので
                鶏の着ぐるみだの、ホットドッグだの
                ロシアのスーパー・マーケットとか
                最初は何じゃこれ?!と思ったけれど

                いや、観ているうちに、段々、面白くなって来た。
                表面の「奇を衒った部分」に囚われず
                振付だけを観ると
                実に綿密に計算された身体の絡みが見事なんだもん。

                前に書いた通り
                ヴァシリッサとカシェイとイヴァンは
                喋るパートがあるのだが

                ヴァシリッサはガラで
                これはロシア語?か何かでさっぱりわからない。

                カシェイを踊ったデニス(プリンシパルだよ?!)
                ものすごく楽しんで踊っているのがわかるんだけど
                登場の最初の場面で、バッタリ倒れたまま
                大声で喚くシーンがあって
                当然ながらロシア語で喚いていると思ったら
                途中で、ものすごい早口で

                お疲れさまです。ありがとうございました!!!

                と日本語で喚いたのには椅子からずり落ちそうになった。
                ええええ、デニスって、そういうキャラだったのか!!!
                きゃああああ、そう言えば
                デニスも日本でのルグリ・ガラに出演が決まっているから
                もしかしたら、日本語勉強しているのかしら。
                (で、お疲れさまです・・・って、うううううう)

                もう一つ、この演目、途中で
                4人の掃除のオバサン(2人は男性だけどオバサン)が出て来るのだが
                ええええっ、ヤコブがオバサンになってる!!!!

                昨日、ジークフリート王子を甘いマスクで
                甘い視線で、この上なく上品に踊っていたダンサーが
                今日は掃除のオバサン(絶句)
                ・・・でも、それがまた、合っちゃうという
                いやいやいや、キャストの手配、一体どうなってるんじゃ?!
                (良いんだけど、ヤコブを続けて2回観られるって幸せだから(^_^*)

                ガラのヴァシリッサ、すごくチャーミング。
                演技力抜群で、可憐でいじらしくて
                レベッカとはまた違ったキャラだけど
                ガラって、こういうコミカルな演目でものすごく映える。

                木本クンとの絡みがまた良い。
                木本クンは、このイヴァンという単純だけど深い役柄を
                完璧にモノにしていて
                身体はキレイだし、動きは美しいし
                演技も迫真的になって来ていて魅力的 ♡

                演目ごとに、すごいニコニコした、ドヤ顔で
                舞台に上がって来る指揮者は
                もう最近になると、ちょっとイタイばかりで
                オーケストラは・・・まぁ、お疲れさまです、ですね。

                当分、この演目は私の予定には入っていないけれど
                また9月・10月に上演されるので
                もしかしたら、また行っちゃうかも・・・という私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                白鳥の湖 今シーズン5回目

                0
                  Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年6月2日 19時〜22時

                  SCHWANENSEE
                  Balett in vier Akten
                  振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                  音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                  舞台・衣装 Luisa Spinatelli
                  照明 Marion Hewlett
                  指揮 Paul Connelly

                  ジークフリート王子 Jakob Feyferlik *
                  オデット・オディール NIna Poláková
                  ロットバルト Eno Peci
                  王子の母 Oxana Kiyanenko
                  王子の友人たち Natascha Mair, Nina Tonoli (Adele Fiocchi)
                  Greig Matthews, Dumitru Taran
                  王子の教育係 Jaimy van Overeem
                  侍従長 Gabor Oberegger
                  第一幕
                  ワルツ Ioana Chivarova, Adele Fiocchi, Laura Nistor, Franziska Wallner-Hollinek
                  Leonardo Basílio, Martin Dempc, James Stephens, Alexandru Tcaceno
                  Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
                  Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
                  Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
                  Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
                  女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
                  Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
                  第二幕・第四幕
                  大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
                  小さな白鳥 Ioanna Avraam, Elena Bottaro *, Natascha Mair, Rikako Shibamoto *
                  白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
                  Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Aoi Choji *, Vanessza Csonka,
                  Maria Giula Fioriti *, Erina Kováčová,
                  Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Andrea Némethová,
                  Suzan Opperman, Marina Pena *, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
                  Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
                  Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
                  Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
                  第三幕
                  貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Laura Nistor
                  Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
                  スペインのダンス Rebecca Horner, Gala Jovanovic
                  Zsolt Török Jaimy van Overeem
                  ナポリのダンス Rikako Shibamoto *, Scotta McKenzie *
                  Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
                  Joana Reinprecht *, Isabella Severi-Hager
                  ポーランドのダンス Franziska Wallner-Hollinek *, Marcin Dempc *
                  Emilia Baranowicz, Andrea Némethová, Céline Janou Weder
                  Marat Davletshin, Trevor Hayden, Greig Matthews *
                  ハンガリーのダンス Alice Firenze, Francesco Costa
                  Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
                  Marina Pena, Carolina Sangalli, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo *
                  Attila Bakó, Leonardo Basílio, Marian Frunica, Igor Milos,
                  Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Géraud Wielick

                  うはははは、ヤコブのジークフリート王子デビュー!!! ❤
                  これに来ないなんて、バレエ・ファンの風上にも置けない(断言)

                  しかも、我らがアイドル(と勝手に決めてる)
                  芝本梨花子ちゃんが、小さい白鳥とナポリのダンスでのデビュー。
                  (勝手に同じ国の出身というのでファンになっている
                   ワタクシがうざいようでしたら、どうかご勘弁下さい(笑))

                  しかも本日の席は平土間ロジェである。
                  (3列目だから貧民席なんだけど、ザ・ベスト貧民席。
                   バレエ・ボーナス・カード(年間25ユーロ)所有者への
                   先行発売があった時に押さえた席だ。根性入っているのだ)

                  まずは、乱れさせてもらおう。

                  あああああああっ、ヤコブ!!!!!!

                  最初から最後まで悶絶しっぱなし。

                  子供の頃のおとぎ話の絵本で
                  西洋の王子さまが登場するような本をご想像あれ。

                  で、その王子さまが、本当に舞台の上に出現したら
                  悶絶以外にないでしょう。

                  背の高い、足の長い、バランスの取れた美しいお姿に
                  1950年代の少女漫画から飛び出して来たような甘いマスク。

                  あまりにあまりに可愛すぎる!!!!

                  しかも、そんな甘いマスクをしている上に
                  パートナーを見つめる目つきが・・・ううううう、あああああっ
                  あんな目で見つめられたら、誰でも落ちるわ。

                  天性の女たらしになる才能に溢れていて
                  光源氏のヨーロッパ版か、このダンサーは・・・

                  その上、まだ若いので
                  第一幕のお母さんに甘えるのがキュートで
                  ついでに、オデットにもとことん甘えていて

                  イケメンって、時々演技のできないタイプがいるんだけど
                  ヤコブは、ちゃんと演技が出来る。

                  悶絶しそうな甘い表情を
                  しかもイケメンの美しさを一瞬も崩す事なく
                  喜びに満ちた表情から、切ないばかりの表情への変化(失神寸前)

                  足が長いので空間の掴み方も大きく
                  ジャンプが伸び伸びしていて美しい。
                  カブリオールの高さと見事な技には鳥肌が立つ。

                  もちろん本人の努力もあるけれど
                  恵まれた体型とマスクという
                  神から愛されて与えられた人っているのだな
                  (で、それをきちんと活かす本人の努力も凄い)

                  なんかもう、客席から見てる自分としては
                  ヤコブが出てくるたびに
                  ホスト・クラブで良い気分で飲んでるような

                  ・・・あっ、しまった、つい本音が出た(^^;

                  え〜い、話をバレエに戻すぞ。
                  自分でもよくわからん感想記になりそうだし。

                  第一幕のパ・ド・サンクのシーン。
                  ナターシャにニナ、グレイグとドミトルという
                  美男・美女カタログ(ここにヤコブが加わるという眼福)

                  完璧なテクニックに加えて
                  小悪魔的なキュートさで観客を虜にするナターシャのソロの後
                  ニナ(トノリ)のソロが
                  最近、ナターシャの影響を受けて来たようで
                  ロイヤル・バレエ学校の端正なスタイルに
                  キュートさをまぶして、明るさを加えて
                  若い色気を振りかけたようなステキなソロだったのに

                  ソロの後、パ・ド・サンクになるところに
                  出て来たのは、あっ、アデーレじゃないの!!!

                  うっ、ニナ、怪我したんだ・・・
                  何てこと・・・

                  しかしさすがプロ集団だな、と思ったのは
                  その後の進行が全く問題なく(1カップル欠けたのだが)
                  如何にも自然で
                  何も舞台で問題起こってません、という感じに仕上げた事。
                  (よくぞ咄嗟に代役したよ、アデーレ・・・)

                  凄いわ、やっぱり底力があるというか
                  こんな大きな事故を、何気なくカバーしてしまう。
                  (普通の観客だったら気がつかないと思う。
                   ワタシが普通じゃない、とは言ってません、念の為)

                  さすがに第2幕の前に
                  ニナ(トノリ)が怪我をして
                  ハンガリーのダンスはアリーチェが踊ります、という
                  アナウンスが入ったが。

                  第一幕の白眉、白鳥の場面での
                  小さな白鳥にはイオアンナ・ナターシャ・梨花子さん・エレナの順で
                  イオアンナが巧過ぎるけれど(笑)
                  うまく全員を引っ張って行って、見事な出来。

                  大きな白鳥のダイナミックな踊りが私は好きなのだが
                  アデーレとかラウラとか(この2人、すごく雰囲気が似てる)
                  それ程身体的には大きくない筈なのに
                  空間をしっかり大きく使ってダイナミックなダンスになっていた。

                  主役のオデットのニナ(ポラコヴァ)は
                  さすがベテランの貫禄。
                  線の細い、儚いオデットを見事に演じた。

                  ニナ(ポラコヴァ)って、身体の線がキレイで
                  テクニックがしっかりしていて

                  おみ足なんか見ていると
                  その美しさ(特に足の甲が本当にキレイ)にクラクラくる。

                  ここまで儚いオデットになり切ってると
                  2幕のオディールはどうなんだろう・・・と思ったら

                  ぎゃっ、2幕で化けた (°▽°)

                  ニナ(ポラコヴァ)って、いつも悲しいような表情のダンサーかと思っていたら
                  何ですか、この悪魔的華やかさは!!!
                  リュドミラから何か分けてもらったんかいっ(謎発言)
                  それともタヌキだったりして(謎発言)

                  ああ、びっくりした。心臓に悪い(汗)

                  ディヴェルティスマンはいつも楽しいけれど
                  ナポリのダンスのデビューとなった
                  芝本梨花子ちゃんと、パートナーのスコットが
                  ものすごくキュート (*^^*)

                  スコットの足さばき、ものすごくキレイなんだもん。
                  梨花子ちゃんの天性の明るさと組み合わさって
                  見ている私も、すごく幸せになれる。

                  ハンガリーのダンスを踊った
                  ニナ(トノリ)の代役のアリーチェも良かったけれど
                  パートナーのフランチェスコが、さすがの運動能力。
                  こういう役って、フランチェスコにピッタリだわ。

                  タヌキと化した
                  悪魔的魅力を持ったオディールは
                  ヤコブのジークフリートを、しっかりロック・オンして
                  ソロも見事だし
                  32回のフェッテも、ダブルをいっぱい入れて
                  軸ずれも全くなく、素晴らしいキマリ方だった。

                  ヤコブのソロ
                  難しいヌレエフ版の細かいパもしっかり入っているし
                  ジャンプの高さ、大きさ、素晴らしいとしか言いようがない。
                  (最初から最後までホスト・クラブで悶絶中ですワタシ)

                  最終幕のコールドも素晴らしいけれど
                  その後のオデットとジークフリートのパ・ド・ドゥ。
                  ニナ(ポラコヴァ)って
                  さっき、あの悪魔的オディールとは、またもや別人58号と化して
                  (やっぱりタヌキかもしれない、白鳥じゃなくて)
                  あまりに切ない最後のパ・ド・ドゥ。
                  エノの踊るロットバルトが憎たらしく見えてきちゃうじゃないの。

                  最後の波の場面でも
                  ヤコブの身長があれば
                  平土間ロジェからでも、悶えているところ
                  いや、翻弄されているところが、しっかり見えるし
                  その悶え方、いや、翻弄され方が、またもや見事。

                  甘いマスクは見えないし
                  長い足も見えないのに、上半身の動きだけで
                  身悶えするほどの美しさって
                  いや、こりゃないってば!!!
                  上半身だけでホスト・クラブで悶々(呆)

                  いやもう、舞台にヤコブが出てくるだけで
                  背景の登場人物(女性)に動揺が走ると言うか
                  背景の白鳥たちが色気づくと言うか

                  だからと言って
                  ベニスに死すの美少年タイプではなく
                  あくまでも爽やかで甘くて、悪魔的なところは全くない。

                  ジークフリートと言うのはおバカだけれど
                  ヤコブが演じると、邪気のないおぼっちゃまになって
                  オデットやオディールやお母さまに甘えても
                  それが絵になって、許せてしまうのだ。

                  ダンス・ノーブルって、こう言う人の事を言うんだろうなぁ。

                  確かヤコブは、日本でのルグリ・ガラにも参加する筈。
                  とことんキュートなナターシャと
                  世界一の美少年の一人のヤコブは
                  ぜひお見逃しなく(って、何を宣伝しているんだ、私)

                  引退しても仕事が追いかけてくる毎日だけど
                  ちょっと朝は寝坊したりして
                  仕事の合間(は?)にはコミックも読めるし
                  いつでも買い物が出来るという毎日を
                  やっと楽しめるようになってきた私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  実はヤコブがジークフリートを踊るって
                  今日が最初で最後なんですよ。
                  監督、何考えてるの?! 
                  もう一回くらい、ヤコブのジークフリート観たいですっ!!!!

                  火の鳥・ペトルーシュカ・ストラヴィンスキームーブメント4回目

                  0
                    Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年5日28日 19時〜21時45分

                    Der Feuervogel / Petruschka / Movements to Strawinsky

                    Petruschuka
                    振付 Eno Peci
                    音楽 Igor Strawinski, Petruschka, revidierte FAssung 1947
                    ドラマツルギー Eno Peci, Pavol Juráš
                    舞台、衣装、照明 Pavol Juráš
                    指揮 David Levi
                    教師 Jakob Feyferlik
                    その妻 Nina Tonoli
                    その子供 Raphael Grotrian
                    校長 Rebecca Horner
                    2人の生徒 Trevor Hayden, Arne Vandervelde
                    クラスの生徒たち Emilia Branowicz, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
                    Araia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Céline Janou Weder
                    Francesco Costa, Marian Furnica, James Stephens, Andrey Teterin

                    Movements to Strawinsky
                    振付・舞台・衣装 András Lucács
                    音楽 Igor Strawinski
                    Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
                    Sinfonia, Serenata, Munuetto und Finale
                    Les Cinq Doigts : Largetto
                    Apollon musagète : Aposhéose
                    Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier) : Serenata
                    照明 Attila Szabó
                    指揮 David Levi
                    チェロ Ricardo Bru
                    ピアノ Chie Ishimoto
                    Alice Firenze - Masayu Kimoto
                    Nikisha Fogo - Greig Matthews
                    Ioanna Avraam - James Stephens
                    Erika Kováčová - Zsolt Török
                    Adele Fiocchi * - Attila Bakó
                    Céline Janou Weder - Géraud Wielick

                    Der Feuervogel
                    振付 Andrey Kaydanovskiy
                    音楽 Igor Strawinski, Der Feuervogel (1910)
                    reduzierte Fassung von Hans Blümer
                    ドラマツルギー Richard Schmetterer
                    舞台と衣装 Karoline Hogl
                    照明 Vasil Lisichov
                    指揮 David Levi
                    イワン Masayu Kimoto
                    火の鳥 Greig Matthews
                    ヴァシリッサ Gala Jovanovic
                    カシェイ Denys Cherevychko
                    労働者 Scott McKenzie, Zsolt Török, Arne Vandervelde
                    掃除婦 Ioanna Avraam, Sveva Gargiulo, Richard Szabó, Andrey Teterin
                    王女さまたち Emilia Baranowicz, Natalya Butchko, Iliana Chivarova,
                    Erika Kováčová, Carolina Sangalli, Carolina Sangalli
                    Anna Shepelyava, Franziska Wallner-Hollinek
                    お客さま Attila Bakó, Martin Dempc * , Trevor Hayden,
                    Igor Milos, Kamil Pavelka, Tristan Ridel,
                    Alexandru Tcacenco, Jaimy van Overeem
                    ホットドッグ Andrés Garcia-Torres

                    Orchester der Volksoper Wien
                    Wiener Staatsballett

                    鑑賞を休んでいる間にキャストのチェンジがあったようで
                    (今回、私は4回目だが、上演は7回目、と言う事は3回お休みした)
                    学級崩壊、教師イジメ事件の主人公が
                    ヤコブになっていて、ちょっと失神しそう・・・

                    おバカな私は同じ演目でも曲でも CD でも
                    1回だけでの判断が出来ないのだが
                    何回も観たり聴いたりしているうちに
                    あ、これ、何回観ても聴いても飽きない、と思うものが
                    ワタクシ的には「良い演目、良い曲」だったりする。

                    それを考えると、エノには失礼だけど
                    (で振付そのものは面白いのだが)
                    ペトルーシュカは、もう観なくても良いな、と言う感じ。

                    だいたい扱っているテーマの学級崩壊が
                    あまりにシリアス過ぎて
                    ちょっとこれ、生徒のおふざけじゃ済まないでしょう?

                    奥さん役のニナ(トノリ)はむちゃくちゃ可愛いし
                    ヤコブとデュエットすると
                    二人のキュートさにジ〜ンと来るのだが

                    だいたい先生虐めなんてやっちゃいかんだろう、という
                    私の中のモラルが、演目のテーマにひたすら逆らうのだ。

                    生徒の中に私の初恋の君(にものすごく似たダンサー)もいるし
                    ジェームスやフランチェスコのソロは見事だし
                    レベッカの校長先生の存在感はスゴイんだけど
                    あまりに暗い話だし。
                    (子供が多いんだけど、あ〜いうモノを観せても良いのか?)

                    ストラヴィンスキー・ムーブメントは
                    多分、何回観ても良い演目の一つ。

                    衣装も舞台もモダン・バロックで
                    ストラヴィンスキーの新古典主義の音楽とも合っていて
                    スタイリッシュで洒落ていて
                    ムーブメントが本当に美しい。

                    ものすごい完成度を持った作品なので
                    他の作品とは一線を画していて
                    何回でも観たい。

                    さて、最後の「火の鳥」だけど
                    木本クンのイヴァンは前にも観ているが
                    いやん、ガラが可愛い 🤗

                    大柄なガラと木本クンのカップリングが
                    なかなか見事なデュエットになってるし
                    考えてみれば
                    ガラって、最初、何年か前の
                    フォルクス・オーパーでやった
                    ベジャールの「コンクール」の時に
                    あれ、すごく巧い子がいる、と思ったのが発見のきっかけだから
                    もともと、すごく演技の出来るダンサーだったんだわ。

                    最近、国立オペラ座の方で
                    シリアスな役しか見ていなかったので忘れていたわ。

                    で、カシェイ役だけど
                    ぎゃはははははは
                    デニスにあのカシェイを踊らせるとは・・・(^○^)

                    コミカルというよりはアホ役としか言えないけれど
                    あんなに実力のある国立バレエ団のプリンシパルを
                    あんなアホ役に持って来てしまうなんて・・・

                    しかもアホ役なのに、技術が凄いので
                    いやもう、見応えある事ある事(爆笑)
                    しかも、どうも本人も楽しんでいるようで(もっと爆笑)

                    この演目、各ダンサーが
                    自分の母国語で喚くシーンがいくつかあって
                    レベッカの時にはドイツ語だったからちょっとわかったけれど
                    他のダンサーが何を喚いているのか
                    (ロシア語とかだろうと思うが)
                    今ひとつよくわからんのだが

                    日頃の不満(しかも公式には言えないような事)を
                    思い切りブチまけていたら
                    ロシア語わかったら面白いんだろうなぁ。

                    ついでに木本クンのセリフ(日本語)もあります。
                    「やった!」という一言だけだけど。

                    この演目はあと1回だけ観に行く予定。
                    9月にも何回か上演されるけれど
                    今日のギャラリー(貧民席)の入りの悪さを見ると
                    もし9月に観たかったら
                    直前割引50% を使っても
                    全く問題なくチケット入手できそう(笑)

                    フォルクス・オーパーながら
                    とんでもない役どころに
                    国立バレエ団の新進気鋭のメンバーや
                    プリンシパルも出演するし
                    気合いは入っているので
                    数回観るならオススメです。

                    さて明日からまたコンサート続きの私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                    白鳥の湖 今シーズン4回目

                    0
                      Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2017年5月25日 14時〜17時

                      SCHWANENSEE
                      Balett in vier Akten
                      振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                      音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                      舞台・衣装 Luisa Spinatelli
                      照明 Marion Hewlett
                      指揮 Paul Connelly

                      ジークフリート王子 Robert Gabdulin *
                      オデット・オディール Maria Yakovleva
                      ロットバルト Andrey Teterin
                      王子の母 Erika Kováčová
                      王子の友人たち Alice Firenze, Nikisha Fogo
                      Masayu Kimoto, Richard Szabó
                      王子の教育係 Jaimy van Overeem
                      侍従長 Gabor Oberegger
                      第一幕
                      ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Laura Nistor
                      Leonardo Basílio, Dumitru Taran, Alexandru Tcacenco, Andrey Teterin
                      Elena Bottaro, Natalya Butchko, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
                      Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
                      Francesco Costa, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie,
                      Tristan Ridel. Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
                      女王の付き添い Abigail Baker, Marie Breuilles, Vanessza Csonka
                      Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli
                      第二幕・第四幕
                      大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Laura Nistor
                      小さな白鳥 Alice Firenze, Nikisha Fogo, Natascha Mair, Nina Tonoli
                      白鳥 Abigail Baker, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles,
                      Natalya Butschko, Iliana Chivarova, Vanessza Csonka, Erina Kováčová,
                      Zsófia Laczkó, Eszter Ledán, Anita Manolova, Katharina Miffek
                      Andrea Némethová, Suzan Opperman, Xi Qu, Joanna Reinprecht,
                      Alaia Rogers-Maman, Caroline Sangalli, Isabella Severi-Hager,
                      Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto, Iulia Tcaciuc,
                      Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
                      第三幕
                      貴族の娘たち Elena Bottaro, Eszter Ledán, Laura Nistor
                      Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva
                      スペインのダンス Rebecca Horner, Erika Koválova
                      Alexis Forabosco, Andrey Teterin
                      ナポリのダンス Natascha Mair, Richard Szabo
                      Abigail Baker, Natalya Butchko, Sveva Garguilo, Xi Qu
                      Isabella Severi-Hager, Rikako Shibamoto
                      ポーランドのダンス Ioanna Avraam, Masayu Kimoto
                      Emilia Baranowicz, Franziska Wallner-Hollinek, Céline Janou Weder
                      Marat Davletshin, Marcin Dempc, Trevor Hayden
                      ハンガリーのダンス Nina Tonoli, Mihail Sosnovschi
                      Marie Breuilles, Vanessza Csonka, Adele Fiocchi, Zsófia Laczkó,
                      Katharina Miffek, Andrea Némethová, Carolina Sangalli, Iulia Tcacius
                      Attila Bakó, Leonardo Basílio, Francesco Costa, Igor Milos,
                      Kamil Pavelka, Tristan Ridel, James Stephens, Jaimy van Overrem

                      キャスト書き出すだけでタイヘンで
                      主役級以外は後で自宅でしっかりチェックするので
                      今は変えてない(お許し下さい)

                      本日は祝日でオフィスはお休み。
                      ここ1ヶ月くらい、週に1回、木曜日に休みを取っていたので
                      身体のリズムとしては悪くない。
                      (けれど、昨日、明け方3時まで起きていて
                       今日の朝もいつもの時間に目覚めて(あぁ、悲しい習性)
                       午後になると・・・眠い(涙))

                      白鳥の湖は、何と今日は昼と夜の2回公演 (°_°)
                      さすがに主役級のキャストは変わるけれど
                      コールドはそのままで2回踊るのか・・・
                      むちゃくちゃハードだな。

                      今日の夜はウィーン・フィルは
                      シェーンブルン宮殿の庭園での無料サマー・コンサートで
                      今、演奏しているメンバーも行くんだろうか?
                      (だってコンマス、シュトイデさんだったし
                       木管によく見るメンバーが結構いたぞ)

                      ローベルトがジークフリート王子のデビュー。
                      あれ? ローベルトって王子さまタイプなのに
                      ジークフリート踊った事、なかったっけ?

                      いや、やっぱり生まれついての王子さまタイプって
                      最初に舞台の奥で本を広げて立っているだけで優雅 (^^)

                      ご友人のニキーシャ、アリーチェ、リッチーに木本クンって
                      なかなか良い組み合わせ。
                      木本クン、最近、リッチーと組む事が多いけれど
                      やっぱり踊りは優雅だし、体型、本当にキレイだし
                      6月の木本クンのジークフリートが楽しみ。

                      ローベルト、ステキ ♡
                      海賊を踊った時は、荒々しさがなくて
                      子供の頃に攫われた王子さまかよ、と思っていたけれど
                      あの優雅さがジークフリートにはぴったり合う。
                      柔軟さと、ジャンプの大きさもなかなか熟れていて
                      役のデビューとは思えない堂々としたところがある。

                      マーシャのオデット
                      きゃ〜〜〜〜っ、王子さまを誘惑してる
                      (というのは私の妄想です)

                      技術的にスキはないし
                      ボードブラは美しいし
                      人間から白鳥への変身の鮮やかさ
                      細かいステップの見事さ

                      ただ、マーシャの雰囲気って
                      あのナヨナヨして何も出来ないオデット姫というよりは
                      もっと芯の通った強い女性を感じさせる。

                      第二幕、オディールとなったマーシャは
                      本領発揮って感じ?(笑)
                      ちょっと根性悪そうな、でも太陽みたいな笑顔を振りまいて
                      王子さまを堂々と誘惑する。

                      あああ、ローベルト、手の内で転がされてるわ、うふ。
                      オデットの時も、何となく手玉に取られてる感じがあったけれど
                      オディールになったら、一発だ。

                      マーシャのこういうところ、好きだわ〜ワタシ。

                      ローベルトとマーシャのパ・ド・ドゥは
                      素晴らしかったのだが
                      何せ昼間の公演で、子供連れ家族も多くて
                      今ひとつ、観客の盛り上がりに欠けて
                      拍手が長く続かず
                      拍手終わってるのに、またローベルトとマーシャが
                      挨拶しなくてはならず・・・

                      う〜ん、実はわかるんだよね。
                      だって、あの後、ローベルトは
                      すごいソロを踊る事になっていて
                      あの拍手のタイミングで息を整えないと無理。

                      なのに、あの短い拍手で
                      そのまま、超絶ソロに入らねばならず
                      かなりキツかっただろうな、と思ったけれど

                      見事に広い空間を掴んで
                      優雅に踊ったのは素晴らしい。

                      マーシャはパ・ド・ドゥでの拍手の少なさを回復するかのように
                      例のフェッテでは
                      最初からダブルを連続で入れてきて
                      ひえええええええっ、そこまでやるか?!

                      さすがに最後の方、少しだけ軸がズレて
                      位置が動いていたけれど
                      ものすごい力の入った渾身のフェッテ。
                      ちょっと張り切りすぎ・・・かもしれないけれど
                      プリンシパルのプライドを見た。

                      ロジェの前に座っていた親子連れが
                      消えてしまったので
                      (小さな子供にはちょっと辛かっただろう)
                      2列目に動いて、何と、立たずに舞台が見えたのだが

                      ・・・それがまずかった(汗)
                      第三幕、オデットとの悲劇のシーンで
                      ごめんなさいっ!!!
                      最初のコールドの踊りは見てるんですけど
                      で、ローベルトが探しに来たあたりまでは記憶があるんだけど
                      寝落ちしました(あああああああっ、バレエ・ファンとは言えない)

                      一列目に移動したオバサマが
                      最後は良かったわ〜と言っていたから
                      マーシャのオデット
                      しっかりローベルトを手玉に取ったんだわ(違!)

                      うううん
                      睡眠不足のワケがないのに
                      座ると寝落ちする体質になってしまったか(冷汗)

                      マーシャのオデット・オディールは
                      次の楽しみにしている木本クンとの組み合わせだけなのに
                      最後の幕で寝落ちするとは、何という一生の不覚(涙)

                      でも、この演目、まだ追いかけます、という
                      しつこい私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



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