ルカーチ・リドバーク・ドゥアト 2回目

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    Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2020年3月4日 19時〜21時20分

    LUKÁCIS | LIDBERG | DUATO
    MOVEMENTS TO STRAVINSKY
    BETWEEN DOGS AND WOLVES
    WHITE DARKNESS

    指揮 Fayçal Karoui

    MOVEMENTS TO STRAVINSKY
    振付・舞台・衣装・照明 András Lukács
    音楽 Igor Strawinski, Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
    Sinfonia, Serenata Minuetto und Finale,
    Les Cinq Doigts: Larghetto, Apollon musagète: Apothéose
    Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier): Serenata
    オーボエ・ソロ Konstanze Brosch
    チェロ・ソロ Peter Somodari
    ピアノ・ソロ Shino Takizawa

    Alice Firenze - Masayu Kimoto
    Natascha Mair - James Stephens
    Nikisha Fogo - Richard Szabó
    Erika Kováčová - Zsolt Török
    Iliana Chivarova
    Céline Janou Weder - Gaetano Signorelli, Arne Vandervelde

    BETWEEN DOGS AND WOLVES
    振付 Pontus Lidberg
    音楽 Dmitri Schostakowitch, Kammersyphonie für Streicher op. 118a
    Streichquartett Nr. 10 arrangiert für Streichorchester von Rudolf Barschai
    衣装 Rachel Quarmby-Spadaccini
    舞台 Pontus Lidberg, Jaffer Chalabi
    照明 Patrik Bogårdh
    ビデオ・プロジェクション Jason Carpenter

    Nikisha Fogo, Nina Polákova, Ioanna Avraam, Rebecca Horner, Madison Young,
    Oxana Kiyanenko, Fiona McGee, Marie Breuilles, Laura Cislaghi
    Davide Dato, Jakob Feyferlik, Leonaodo Basílio, Tristan Ridel, Narvin Turnbull,
    Arne Vandervelde, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Hanno Opperman

    WHITE DARKNESS
    振付・衣装 Nacho Duato
    音楽 Karl Jenkins, Adiemus Variations I - IV;
    String Quartet No. 2: III Waltz, IV Romanze,
    The Fifth Season; Passacaglia
    舞台 Jaffar Chalabi
    照明 Joop Caboort

    Madison Young - Jakob Feyferlik

    Fiona McGee - Arne Vandervelde
    Sveva Garguilo - Davide Dato
    Nikisha Fogo - Masayu Kimoto
    Kiyoka Hashimoto - Géraud Wielick

    Wiener Staatsballett
    Orchester der Wiener Staatsoper
    (mit Ausnahme der Zuspielung zu White Darkness)

    2回目の上演で
    本日は
    このブログ始まって以来、最も短い記事。

    マディソンとヤコブ 最高 ❤

    地団駄踏んで、悔しがる人が多いと思うけど
    ごめんなさい。

    このご時世、風邪を引いたら大変だし
    アホな事に来週の火曜日に
    演習で、共同発表を組んでしまったし(ホントにアホです)
    先学期の論文は締め切り迫っているのに書けてないし(自業自得)
    ラテン語補習コースの先生があまりに騒ぎ立てるので
    ついつい釣られて3月中旬の試験に申し込んでしまったし
    (受かるとはハナから思っていないけど
     こういう性格なので、できるだけ努力は・・・)
    先学期の音楽分析の成績、まだ出てないし

    ここ数日睡眠不足もあるので
    本日は、これにて寝ます(断言)
    ・・・明日の朝早くから仕事ですし(このご時世に・・・)

    ただ、今チェックしたら
    プロモーション・ビデオが出来ていたので貼っておきます。
    せめてものお詫びということで・・・



    今学期も興味の赴くままに
    色々と計画していて
    さすがに計画倒れが多そうな私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    ルカーチ・リドバーク・ドゥアト プレミエ

    0
      Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2020年3月4日
      19時30分〜21時30分

      LUKÁCIS | LIDBERG | DUATO
      MOVEMENTS TO STRAVINSKY
      BETWEEN DOGS AND WOLVES
      WHITE DARKNESS

      指揮 Fayçal Karoui

      MOVEMENTS TO STRAVINSKY
      振付・舞台・衣装・照明 András Lukács
      音楽 Igor Strawinski, Pulcinella Suite (revidierte Fassung 1949):
      Sinfonia, Serenata Minuetto und Finale,
      Les Cinq Doigts: Larghetto, Apollon musagète: Apothéose
      Suite Italienne (Fassung für Violoncello und Klavier): Serenata
      オーボエ・ソロ Konstanze Brosch
      チェロ・ソロ Peter Somodari
      ピアノ・ソロ Shino Takizawa

      Alice Firenze - Masayu Kimoto
      Natascha Mair - James Stephens
      Nikisha Fogo - Richard Szabó
      Erika Kováčová - Zsolt Török
      Iliana Chivarova
      Céline Janou Weder - Gaetano Signorelli, Arne Vandervelde

      BETWEEN DOGS AND WOLVES
      振付 Pontus Lidberg
      音楽 Dmitri Schostakowitch, Kammersyphonie für Streicher op. 118a
      Streichquartett Nr. 10 arrangiert für Streichorchester von Rudolf Barschai
      衣装 Rachel Quarmby-Spadaccini
      舞台 Pontus Lidberg, Jaffer Chalabi
      照明 Patrik Bogårdh
      ビデオ・プロジェクション Jason Carpenter

      Nikisha Fogo, Nina Polákova, Ioanna Avraam, Rebecca Horner, Madison Young,
      Oxana Kiyanenko, Fiona McGee, Marie Breuilles, Laura Cislaghi
      Davide Dato, Jakob Feyferlik, Leonaodo Basílio, Tristan Ridel, Narvin Turnbull,
      Arne Vandervelde, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden, Hanno Opperman

      WHITE DARKNESS
      振付・衣装 Nacho Duato
      音楽 Karl Jenkins, Adiemus Variations I - IV;
      String Quartet No. 2: III Waltz, IV Romanze,
      The Fifth Season; Passacaglia
      舞台 Jaffar Chalabi
      照明 Joop Caboort

      Madison Young - Jakob Feyferlik

      Fiona McGee - Arne Vandervelde
      Sveva Garguilo - Davide Dato
      Nikisha Fogo - Masayu Kimoto
      Kiyoka Hashimoto - Géraud Wielick

      Wiener Staatsballett
      Orchester der Wiener Staatsoper
      (mit Ausnahme der Zuspielung zu White Darkness)

      新作のポスターが
      男性ダンサー3人が黒の背景で
      リクルート・スーツ(?)を着ている
      何だかとてもクールなデザインで
      ドキドキした演目の初演。

      結論から先に言ってしまうと

      ドゥアト・ナッチョのホワイト・ダークネスが圧倒的で
      あまりに圧倒的過ぎて
      他の2演目が霞んでしまう。

      これ行く方は、ぜひぜひ最後まで残って下さい。
      もっとも、ホワイト・ダークネスの成功は
      主役を見事に踊り切ったマディソンの功績が大きい。

      実は私はナッチョ・ドゥアトのバレエが好きだ。
      個人的には、イジー・キリアーンと同じく
      ドゥアトの独創性には、目を見張る。

      ホワイト・ダークネスは
      ドゥアトのお姉さん(か妹、ドイツ語だと区別がつかない)の実話。
      失恋の後に麻薬を始めて、亡くなった。

      マディソンが、上から降ってくる白い粉に
      手を出そうとするのを必死になって止めるヤコブ。
      最初は放心したようなマディソンの表情が
      苦痛に歪んで
      最後は上から降ってくる大量の白い粉に巻き込まれるという
      もう、見ていて痛々しいというか
      ストーリーという具体的なものではないのだけれど
      心にグサグサ突き刺さって来て
      最後は涙目になるという、恐ろしい作品。

      一緒に4組のカップルが登場するが
      運動着で健康的な生活を送っていたり
      あるいは、やはり粉に依存していたり
      そこまではっきりと性格は出て来ないけれど
      これは、マディソンの夢の中の想像なんだろうか、とか
      現実と対比させているのだろうか、とか
      色々と想像が膨らむと同時に

      どの動きを取っても
      まさにドゥアトでなければあり得ない独創性がある。
      出尽くした感のあるクラシック・バレエとモダン
      場合によってはコンテンポラリーまで含めて
      どんな動きを見せてもらっても
      あるいは、どんな身体の形や動きを見せられても
      あ〜、何かどこかで見た事あるな、というような
      ヘンに何でも観てますという聴衆を
      グイグイ捕まえて、驚きで満杯にして
      え?これ、あり?
      こんな動きって可能だったの?
      しかも、それが、こんなに美しいって何?
      という
      単純過ぎる言い方ではあるけれど
      正にイジー・キリアーンの伝統を見事に継いでいる。

      音楽はテープで
      まぁ、ロジェの後ろの超貧民席に居たから
      音響が悪いので、そう気にはならなかったものの
      ちょっと音量が大き過ぎるきらいはあるかもしれない(良い席なら)

      しかし、マディソンもヤコブも
      この圧倒的なドゥアトの作品の前に
      新作(本日初演)の、犬と狼の間、という
      あ〜、何なんですかこれ?という作品にも出演している。

      あくまでも個人メモの主観で書いているので
      誹謗中傷でも何でもありません、念の為。

      異様にカッコいい銀行エリート男性3名のポスターは
      (まぁ、リクルート・スーツだが、銀行エリートに見えない事もない)
      この、犬と狼の間、という作品の衣装から作られている。

      スクリーンが後ろにあって
      何と、ものすごく古臭い、いや、クラシックなチュチュの
      女性ダンサーの群舞(の中にプリンシパルが何人もいる・・・)

      後ろのビデオに投影されて動いて行くのは
      どう見ても、イノシシにしか見えないんだけど
      あれは狼のつもりなのか?(だったらイラストレータが変)

      スクリーンの影から飛び出して来て
      リクルート・スーツで古臭い、もといクラシックなチュチュの
      女性ダンサーに挑みかかる男性群。

      現代的なリクルート・スーツと
      古臭い、いやクラシックな正統派チュチュの対比が
      独創的な部分なんですかね?
      全然ムードが合ってないんですけど。
      しかも、リクルート・スーツ、カッコいいんだけど
      あの衣装で踊るの、男性ダンサーには大変じゃないのか?
      (ストレッチ素材とか言うならわかるが、どうみてもそうじゃないし
       しかもきっちりネクタイしていて、呼吸は大丈夫なの?)

      男性ダンサーが女性ダンサーを追いかけ回して
      スクリーンを裏返しにしたり動かしたりして
      誰もいなくなった舞台に
      半分裸体っぽい、狼の頭のぬいぐるみを着たダンサーが登場。
      狼のソロ??? 何だかよくわかんないけど
      そこに、銀行エリートが、犬の頭を被って何人が登場して
      一緒に踊るんだけど、意味不明。

      音楽はショスタコーヴィッチで
      さすがにオーケストラ・ピットの中の音楽は冴え冴えとしていて
      それは良いんだけど
      舞台の上で、何が起こっているのか、さっぱりわからん。

      さすがに古臭い、いや、クラシックなチュチュを
      女性ダンサーに着せるだけの事はあって
      動きが、とってもクラシック。
      なのに、時々、普通に歩いて退場するので
      ものすごい違和感がある。

      最初にイノシシのビデオを出すくらいだし
      途中でダンサーもその後ろでシルエットになっているので
      何か、ストーリーらしいものがあるのかと思ったら
      何もなくて終わり・・・(唖然)

      オオカミを踊っていたのがレベッカで
      これは、女性ダンサーにオオカミを踊らせて
      ジェンダー・スタディの対象にしろって事かい?(違)

      まぁ、1回観る分には
      次に何が起こるだろう、とか期待があるから良いかもしれないが
      何も起こりません、とわかったら(以下省略)
      しかも、何も起こらないのに
      ダンサーの動きだけは、せわしなくて派手で
      無駄にクラシックで踊るところが多くて
      ダンサーは飛んで跳ねて、ものすごく大変なので
      壮大なるダンサーの無駄遣いと言えよう(独断・偏見)

      最初の演目、ストラヴィンスキー・ムーブメンツは
      以前、フォルクス・オーパーで
      ストラヴィンスキーの夕べという演目があった時に
      やはり最初に踊られた作品。

      フォルクス・オーパーの時には
      それに続く、学校での教師が虐められるペトルーシュカと
      スーパー・マーケットのラスボスの火の鳥が踊られていて
      教師虐めとスーパー・マーケットに比べると
      アンドラーシュのストラヴィンスキー・ムーブメンツは
      全く違う傾向の、素晴らしくセンスの良い作品だった。

      ただ、今回、この演目を国立オペラ座に持ってくる際に
      かなり、いや、ほとんどの振付を変えてないか、これ。

      記憶力ゼロで何回同じものを観ても楽しい私だが
      フォルクス・オーパーで鑑賞した時は
      男女がラインで歩きながら移動するシーンが
      もっと多かったような気がする。

      あの歩いて移動のシーンが美しかったのだが
      ただ、フォルクス・オーパーの舞台と
      国立オペラ座の舞台では、かなり大きさが違う。

      よって、国立オペラ座でやったら
      かなり間が抜けるんじゃないかと懸念していたが

      集団での移動を、かなり大胆にカットした分
      PDDを多くしていて
      このPDDが、かなり良い感じ。

      音楽の選択も素晴らしいし
      すごくセンスが良い作品に仕上がっている。

      ただ、最初に書いてしまったけれど
      ナッチョ・ドゥアトのホワイト・ダークネスが
      あまりに素晴らし過ぎて
      もう、格が違うというか
      作品の独創性やレベルが
      他の2つの作品と比べるとずば抜けている。

      まぁ、ホワイト・ダークネスも
      マディソンとヤコブが踊ったから
      ますます、作品が映えたと言うのも絶対あるな、きっと。

      気になるのが、次の公演のキャストが
      まだ発表されていない事。
      マディソンだったら鉄板なのだが・・・

      来週まで、2週間の間に4回公演があるが
      ホワイト・ダークネスのセカンド・キャストって
      誰なんだろう?

      私の妄想の中でのキャスティングはあるけれど
      (このダンサーが踊ったら許せるとか(笑))
      まぁ、たぶん無理だろうなぁと思いつつ
      それでも行く気満々な私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      マクミラン・マクレガー・アシュトン 今シーズン3回目千秋楽

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        Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2020年2月24日 18時30分〜20時45分

        MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
        指揮 Fayçal Karoui

        CONCERTO
        振付 Kenneth MacMillan
        音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
        衣装と舞台 Deborah MacMillan
        照明 John B. Read
        ピアノ Igor Zapravdin
        I. Satz
        Kiyoka Hashimoto - Davide Dato
        Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
        Richard Szabó, Dumitru Taran, Géraud Wielick
        Natalya Butchko, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
        Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman
        II. Satz
        Olga Esina - Roman Lazik
        Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
        Richard Szabó, Dumitru Taran, Géraud Wielick
        III. Satz
        Alice Firenze
        Marie Breuilles, Venessza Csonka, Fiona McGee, Katharina Miffek,
        Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi,
        Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc, Okisana Timoschenko
        Nicola Barbarossa, Marian Furnica, Darius Gramada, Trevor Hayden,
        Hanno Opperman, James Stephens, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde

        EDEN|EDEN
        振付と舞台 Wayne McGregor
        音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
        衣装 Ursula Bombshell
        照明 Charles Balfour
        フィルム Ravi Deepres
        Nikisha Fogo, Rebecca Horner, Natascha Mair, Madison Young
        Andrés Garcia Torres, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Dumitru Taran, Zsolt Török

        MARGUERITE AND ARMAND
        振付 Frederick Ashton
        音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
        舞台と衣装 Cecil Beaton
        照明 John B Read
        写真 Ashley Taylor
        ピアノ Shino Takizawa
        Marguerite : Liudmila Konovalova
        Armand : Jakob Feyferlik
        Sein Vater : Vladimir Shishov
        Ein Herzog : Alexis Forabosco
        Zofe : Liudmila Trayan
        Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
        Verehrer von Marguerite : Giovanni Cusin, Marat Davletshin,
        Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden,
        András Lukácis, Igor Milos, Hanno Opperman
        Lakaien : Caeser Elsner, Riccardo Franchi, Oleksandr Golovin
        Lance Posternak, Francesco Scandriglio, Yarden Zana

        Wiener Staatsballett
        Ballettakademie der Wiener Staatsoper
        Orchester der Wiener Staatsoper

        この演目の今シーズン千秋楽。
        何がお目当てかと言って
        言わずと知れたヤコブのアルマン。

        でも、まずは
        コンチェルトの橋本清香嬢とダヴィデのカップリングが素晴らしい。

        この間も感じたけれど
        この2人、このシャドー・ダンスを完璧に踊る。
        離れて踊っていながら
        ジャンプの高さ、足の上げる角度、ステップ一つ一つが
        完璧にシンクロしていて
        男女の体力差とか筋肉の量の違いとかある筈なのに
        あそこまでシャドーになってしまう2人の
        技術の高さに唖然とする。

        ところで、後ろで踊る3組のカップル
        プログラムには、エレナとアニータと芝本梨花子さんが記載されていたが
        アニータ、出てなかったぞ。
        その代わりに踊っていたのは、誰だったんだろう。
        私が見覚えがない、というのも、ちょっと悔しいが・・・
        (だいたい記憶力ないし・・・)

        何回も書いているけれど
        アダージョでのオルガさま!!!!! ❤
        あ〜、あまりに美しすぎる。
        何故、このダンサーは、こんなオーラを持っているんだろう。
        本当に美しい。
        透明感のある、ちょっと悲しみを帯びた
        ものすご〜〜〜〜く雰囲気のあるオルガさまが
        この役を踊ると、あまりの美しさに、この世のものとは思えない。
        (ジゼルのミルタみたいな感じです)

        このオルガさまを見られただけでも
        今日の公演に来る価値はあった。

        最終シーンのアリーチェのダンスも
        一つ一つのパが丁寧で
        柔らかな流れがあるんだけど
        アリーチェの持ち味の丁寧さが
        ショスタコーヴィッチと今一つ合ってないというか

        このシーンでは、アリーチェがソロで
        あとの2組(清香さん+ダヴィデ組とローマン+オルガさま組)が
        同じような振付で出てくるところがあるのだが
        うううう、アリーチェのグラン・ジュテと
        他のプリンシパルのグラン・ジュテが、かなり違う。

        まぁ、バレエはスポーツ競技ではないので
        芸術的な美しさがそこにあれば
        運動能力の差なんて、大した事はないし
        アリーチェのノーブルで柔らかなダンスもキュート。

        エデン|エデンについてはノーコメント。
        カッコいいし、ダンスは凄いし
        それを踊るダンサーも凄いけれど
        何回見ても、やっぱり、振付師の伝えたい事が
        さっぱりわからん・・・

        さて、マグリットとアルマン。
        今日はオペラ・グラスをヤコブだけに絞って集中。

        うおおおお・・・
        衣装が似合う事!!!

        身体の線の見事さと言ったら
        ギリシャ彫刻顔負けというか
        ローマ人真っ青というか

        見せ方が巧みなのもあるけれど
        ああいう理想の身体(あくまでも舞台上です)って
        この世の中に存在するんですね・・・

        上半身と下半身のバランス
        すらっと美しく伸びた脚は
        あくまでも流麗で筋肉でゴツゴツしていないし
        日本の少女向きバレエ・コミック(60年代)も
        負けました、とコソコソ逃げて行くんじゃないか。

        最初のソロから、既にマグリッドへの愛を漂わせ
        サロンのシーンで登場するヤコブの後ろ姿に満ちる愛・・・(妄想)
        後ろ姿ですよ、後ろ姿!
        なのに、何故、そんなに雄弁なの。

        同じく後ろ姿は、怒って憎しみに満ちて登場するシーンにも出てくるが
        この後ろ姿が、最初の後ろ姿とオーラが違うのよ(激しく妄想中)

        マグリッドを見つめる愛に満ちた視線に
        優しい愛だけではない懸念が少し混じって
        これからの悲劇を示唆するかのような
        ほんの少しの苦渋の表情。

        怒りに満ちて登場する時の
        愛の裏返しの激しい怒りの感情の嵐の中に
        秘められた悲しみと
        最後の退場の時に見せる
        希望を断ち切った、でも、やっぱり希望が・・・という
        あの複雑な感情の混乱。

        あああああ、この演目のヤコブのダンスと表情を
        解像度の高いシャッター数のむちゃくちゃ多いカメラで
        一瞬ごとに記録しておきたい・・・・(無理)

        でもって、色々な表情とポーズのヤコブを
        3Dプリンターでミニチュアのフィギュアにして
        100個くらい、机の前に並べておきたい。
        (勉強できなくなるから止めなさい)

        いやもう、本当にヤコブの神ダンスを
        この演目で見られるなんて・・・(感涙)

        オネーギンのレンスキーを踊ってから
        ピルエットの安定感が抜群に増したし
        どんな大技をやっても
        超絶リフトをしても
        絶対に、演じている人間から外れる事なく踊れる演技力。

        最初に登場した頃は
        背が高くて超イケメンで
        でも、まだ技術としては不安定な感じだったのに
        ここ1年くらいでの、この伸びには驚嘆する。

        眼福、眼福 ♡

        学期休みも今週一杯で
        来週から夏学期が始まる上に
        先学期の論文・・・(以下省略)

        あぁ、もう、でも勉強も趣味だし
        コンサートもバレエも趣味なので
        好きな事をしていられる時間を目一杯使うわ、と
        ワケのわからん事を考えて
        勉強をサボっているアホな私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。



        ところで昨日のベートーベンのバイオリン協奏曲のカデンツァだが
        有料記事なので途中までしか読んでいない
        日刊新聞プレッセの批評(の一部)によると
        ベートーベンがもともとピアノのカデンツァとして作曲したもの・・・らしい。
        あ〜、だから、ちょっとリストの超絶技巧みたいに聴こえたのか。
        しかし、ピアノのカデンツァをバイオリンで弾いちゃうカヴァコスも凄いな。

        マクミラン・マクレガー・アシュトン 今シーズン2回目

        0
          Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2020年2月22日 19時〜21時15分

          MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
          指揮 Fayçal Karoui

          CONCERTO
          振付 Kenneth MacMillan
          音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
          衣装と舞台 Deborah MacMillan
          照明 John B. Read
          ピアノ Igor Zapravdin
          I. Satz
          Kiyoka Hashimoto - Davide Dato
          Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
          Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
          Natalya Butchko, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
          Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman
          II. Satz
          Olga Esina - Roman Lazik
          Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
          Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
          III. Satz
          Alice Firenze
          Marie Breuilles, Venessza Csonka, Eszter Ledán, Fiona McGee,
          Katharina Miffek, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi,
          Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
          Nicola Barbarossa, Marian Furnica, Darius Gramada, Trevor Hayden,
          Hanno Opperman, James Stephens, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde

          EDEN|EDEN
          振付と舞台 Wayne McGregor
          音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
          衣装 Ursula Bombshell
          照明 Charles Balfour
          フィルム Ravi Deepres
          Nikisha Fogo, Rebecca Horner, Natascha Mair, Madison Young
          Andrés Garcia Torres, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Dumitru Taran, Zsolt Török

          MARGUERITE AND ARMAND
          振付 Frederick Ashton
          音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
          舞台と衣装 Cecil Beaton
          照明 John B Read
          写真 Ashley Taylor
          ピアノ Shino Takizawa
          Marguerite : Nina Poláková
          Armand : Robert Gabdullin
          Sein Vater : Roman Lazik
          Ein Herzog : Alexis Forabosco
          Zofe : Liudmila Trayan
          Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
          Verehrer von Marguerite : Giovanni Cusin, Marat Davletshin,
          Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden,
          András Lukácis, Igor Milos, Hanno Opperman
          Lakaien : Caeser Elsner, Riccardo Franchi, Oleksandr Golovin,
          Lance Posternak, Francesco Scandriglio, Yarden Zana

          Wiener Staatsballett
          Ballettakademie der Wiener Staatsoper
          Orchester der Wiener Staatsoper

          実は今週、ちょっとしたプローベには行ったのだが
          友の会限定の非公開リハーサルだったので書かない。
          本コンサートには行くので、その時に改めて。

          木曜日はオペラ座舞踏会で
          華やかなオープニング(もちろんバレエあり)は
          オーストリア国営放送のテレビテークで鑑賞。
          (ライブじゃなくて後から。1週間は観られるのは有り難い)

          よって、同じ演目2回続きの個人メモになってしまうが
          どうぞ悪しからずお許し下さい。

          この間の会のヤコブがあまりに良すぎたので
          今日の公演、行くかどうか迷ったのだが
          色々と気が滅入る事があって(質問不可)
          勉強にも気が入らなかったので(言い訳)
          行ってみた。
          (例によってこの公演も直前50%割引の対象になっていたが
           それにしては、意外にちゃんと観客が居て良かった)

          さて、最初のマクミランのコンチェルトのキャストを見て
          うははははは、と飛び上がるワタシ。
          橋本清香嬢とダヴィデのカップリングは期待できるし
          オルガさまとローマンのアダージョだ、うっふっふ。

          清香嬢とダヴィデは掛け値なしに素晴らしかった。
          この2人もさりげなく運動神経抜群で
          キレキレの動きを見せてくれるし
          ダヴィデと清香嬢のシャドー・ダンスの合い方なんて
          男性も女性も卓越した能力を持ってないと無理だし
          しかも、清香嬢の基本に忠実で
          誠実なダンスが、この演目では良く活きている。

          しかし、アダージョのオルガさま!!!! ♡
          オルガさまが出てくると
          もう、オルガさま、と叫んで腰が抜ける私だが
          何故に何故にオルガさまは、こんなに美しいんでしょう?

          身体の美しさ、見せ方の巧さ
          一つ一つのポーズを
          この上なくノーブルに踊ってくれて
          しかも、あの夢見る表情で
          こんな抽象的なダンスに見事なストーリーを紡ぎ出す。
          (ローマンが色のつかないダンサーなので
           徹底的にサポートに徹して
           オルガさまが、ピカッと輝くのも好感が持てる)

          さて、何回見ても、全くわからない謎の作品「エデン」
          ・・・実は7回目にして初めて気がついたのだが
          この作品の正式名称って
          エデンじゃなくて、エデン|エデン という
          ダブルのエデンなのね?!

          ダブルというのは
          肌色レオタードの前半と
          衣装(これも薄くて身体の線が見える短いスカート付き)を着た後半なのか
          それとも、途中で男性のPDDがあったり
          男性だけがハードなダンスを踊ったりする部分が2番目なのか
          何回見ても、いつも、全くわからない内容なのだが
          ダンスは新体操じゃないか、と思われる程に
          激しい超絶技巧と、柔軟性を、これでもか、と見せてくれるので
          若い観衆にはウケが良い。

          レベッカが産休明けで戻って来た ♡
          オペラ座舞踏会のオープニングで踊っていたので
          あ〜、じゃあ復活だ、と楽しみにして居たので嬉しい。
          ニキーシャとレベッカという個性のあるダンサーと
          いつも圧倒的なソロで
          目を見張るナターシャに
          柔軟性と身体の美しさ、若さをたっぷり見せるマディソン。

          今回は木本クンも出演してノーブルで素晴らしいダンスだったし
          ゾルト、ドミトル、トリスタンも見事だし
          アンドレが最近、ちょこちょこ脇役で顔を見せるようになったので
          (最初アンドレを見たのはフォルクス・オーパーで
           ホットドックのヌイグルミだった(笑))
          これからが楽しみ。

          さて、問題の(笑)マルグリットとアルマン。
          最初の病床(身代わりです)のシーンでのローベルトの踊りが
          どう見ても
          次はピルエットだ、次はジャンプだ
          大丈夫かな、踊れるかな、という
          自分だけしか見ていないダンスだったので
          あ、こりゃダメかも・・・と(すみません)

          が、ローベルト頑張った。
          彼なりの必死の演技をしているし
          一生懸命、泣きそうな顔をしながら
          (時々、バレエに気を取られて表情を忘れる)
          頑張ってます!!!というのが見えて
          健気なところがアルマン役にあっている(かもしれない)

          そりゃ、悪いけれど、この間のヤコブと比べたら可哀想だ。
          ローベルトって可愛い顔立ちだし品があるし
          素敵なんだけど、やっぱり、いつも何となく「体操」って感じが出る。
          パーティのシーンでマルグリットに恋するところも
          あまり恋しているようには見えない(頑張ってはいる)

          恋したマルグリットがパトロンのところに行っても
          だから何?という無表情はおかしくないか。
          あそこは、やっぱりちょっとした嫉妬みたいなものが・・・
          (見てる方は何でも言える。ローベルト、ごめん)

          恋する2人のPDDは、かなり良かった。
          ニナの演技力が素晴らしい。
          マルグリットの方がアルマンに惚れている感じで
          アルマンは自分のサポートが巧く行くか
          戦々恐々としている感じが・・・(すべて完璧だったが)

          お父さんはローマン。
          ローマンのガラスの表情のない目のツンケンは怖いかも
          と思っていたら
          あらら、割にエモーショナルなお父さんで
          最後のシーンで、マグリッドに絆されるかと思ったわ(笑)
          (だって、完璧にマグリッドに同情してるんだもん、ローマン)

          怒っているシーンのローベルトは
          怒っているんじゃなくて
          ひたすら悲しんでいる印象が強い。
          最初から最後まで泣きそうな表情で
          怒ってないけれど
          それがローベルトの役作りなら、それはそれで納得する。
          (金だって、叩きつけるというよりは
           マグリッドの身体の上に、ヒラヒラ落とすという感じだった)

          最後の死のシーンで
          死の床に来るお父さんローマンの慌て振りが
          ちょっとローマンが1人でパニックになって
          マグリッドを支えながら
          今、息子のアルマンがすぐに来るから、と
          ニナを引き摺って行こうとするのが
          1人パニックのエモーションが伝わってきて
          ちょっと微笑ましいというか、笑いそうになった(ごめんなさい)

          こういうストーリーのある演目は
          それぞれのダンサーが
          それぞれの役作りをするので
          それを見るのが、また楽しみの一つ。

          次の最終公演は
          またリュドミラとヤコブに戻るので
          ローベルトとニナの回は本日が最後。
          その意味では
          ニナの演技力(彼女はちゃんと「役」を踊っている)
          ローベルトの初々しさと
          軟弱な悲しみ方も、それなりに説得力があって面白かった。

          月曜日に千秋楽があって
          次のプロダクションは新プロダクションのプレミエ。
          ベルリンで見たナッチョ・ドゥアトの
          ホワイト・ダークネスの主役に
          マディソン抜擢!!!!(相手はヤコブ)というので
          今からワクワクしている私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          この演目、エデン|エデンはテープなので
          オーケストラは2曲だけなのだが(両方ともソロ・ピアノが入る)
          今シーズンのオーケストラ、かなり巧くて
          音楽的にはとても安定して聴けるのだが
          それって、指揮者が悪くないって事なのかしら・・・

          マクミラン・マクレガー・アシュトン 今シーズン1回目

          0
            Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2020年2月17日 19時〜21時15分

            MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
            指揮 Fayçal Karoui

            CONCERTO
            振付 Kenneth MacMillan
            音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
            衣装と舞台 Deborah MacMillan
            照明 John B. Read
            ピアノ Igor Zapravdin
            I. Satz
            Nikisha Fogo - Denys Cherevychko
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            Natalya Butchko*, Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo,
            Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman
            II. Satz
            Nina Poláková - Roman Lazik
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            III. Satz
            Alice Firenze
            Marie Breuilles, Venessza Csonka, Eszter Ledán, Fiona McGee,
            Katharina Miffek, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi,
            Anna Shepelyeva, Iulia Tcaciuc,
            Nicola Barbarossa, Marian Furnica, Darius Gramada*, Trevor Hayden,
            Hanno Opperman, James Stephens, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde

            EDEN
            振付と舞台 Wayne McGregor
            音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
            衣装 Ursula Bombshell
            照明 Charles Balfour
            フィルム Ravi Deepres
            Sveva Gargiulo, Natascha Mair, Ketevan Papava, Madison Young
            Andrés Garcia Torres, Eno Peci, Tristan Ridel, Dumitru Taran, Géraud Wielick

            MARGUERITE AND ARMAND
            振付 Frederick Ashton
            音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
            舞台と衣装 Cecil Beaton
            照明 John B Read
            写真 Ashley Taylor
            ピアノ Shino Takizawa
            Marguerite : Liudmila Konovalova
            Armand : Jakob Feyferlik
            Sein Vater : Vladimir Shishov
            Ein Herzog : Alexis Forabosco
            Zofe : Liudmila Trayan
            Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
            Verehrer von Marguerite : Giovanni Cusin, Marat Davletshin,
            Marian Furnica, Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden,
            András Lukácis, Igor Milos, Hanno Opperman
            Lakaien : Caeser Elsner, Riccardo Franchi*, Oleksandr Golovin*
            Lance Posternak, Francesco Scandriglio, Yarden Zana

            Wiener Staatsballett
            Ballettakademie der Wiener Staatsoper
            Orchester der Wiener Staatsoper

            昨年6月で千秋楽を迎えた作品の再演。
            今回が11回目の上演で
            私は、今までに5回見ているので、今回が6回目。

            今シーズンは3回同じ公演があるのだが
            直前まで、お得意様用のメールで
            チケット50%割引というオファーが入って来ていて

            くそ、こちらは発売開始初日に
            超貧民席を確保してるわい(怒)
            余程、売れてないんだろうか。
            まぁ、確かに、モダンだし
            何回も観たいというものではないかもしれない。

            私も本日は迷ったのである。
            だって、勉強が全然追いついていなくて
            この様子だと、3月のラテン語試験、絶対に無理(涙)

            いや、無理なら無理で、6月に受ければ良いので
            もう、開き直って来学期も週に3回のコースに通う事にしようかしら。
            (午後のコースは他の授業とかち合うので行けないけれど
             行ける日だけでも顔を出してみようか・・・)

            しかし、やりたい事が山ほどあるのに
            試験終わったら一生縁がないような言語に
            時間を割くのも、もったいないのだが(涙)

            補習コースの後
            満杯の大学図書館で、やっと1つ席を見つけて
            (最近、本当に大学本館図書館は混んでいる(涙))
            宿題やって、
            明日の朝、同僚と一緒にやる予定の宿題にかかったのだが
            もう集中力ゼロになってしまい
            ま〜、良いか・・・と
            重いリュックを背負ってオペラ座に向かう。

            マクミランは、ニキーシャとデニスが抜群の出来。
            運動神経抜群の2人が組むと
            動きにキレがあって、スカッとする。
            ニキーシャって、モダンに向いてるなぁ。
            しかも、決まった振付なのに
            ニキーシャが踊ると、都会的に洗練された瀟洒な雰囲気が出る。

            ニナとローマンのアダージョは
            ベテラン同士のしっとり感がなかなか宜しい。
            愛の物語とかにはなっていないが(笑)

            このショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲
            イゴールのピアノの音が、ものすごく「立って」いて
            オーケストラも本日は巧く演奏してくれて
            音楽的に聴いているだけでも、かなり聴き応えあり ♡

            エデンは
            ナターシャの凄いソロから始まって
            何というか、バレエというより新体操みたいな感じ。
            確かに、垢抜けていて、むちゃカッコイイのだが
            振付師が何を言いたいのか
            私には、何回観てもよくわからない。

            ダンサー凄いんですけど・・・

            ただ、本日の白眉は
            アシュトンのアルマンを踊ったヤコブ(断言)

            もともと、見た目の良さはベストに近いダンサーだけど
            ピルエットやリフトが格段に安定して来た。

            衣装が、もう似合うの何のって
            途中の白い王子さまっぽいパジャマ風は
            ワタクシ的には、身体の線が見え難いので好みじゃないが
            最初の青の衣装と、後半の黒の衣装の
            白タイツ姿の、あまりの美しさに悶絶する。

            しかも、ヤコブの演技がますます深くなって
            最初の恋する青年アルマンの
            マグリットを見つめる目つきの甘さに
            ちょっとした悲劇の予兆も含まれていて
            恋愛の甘さと酸っぱさと一抹の不安を
            あれだけ見事に表現するか、このダンサーは!!!

            この間から、岡○真澄にしか見えないシショフも
            やっぱり、まだカッコいいわ ♡
            存在感が圧倒的で、出てくるだけで目を引く。
            (まぁ、このお父ちゃん役は、どうしようもない役立たずの役だが)

            裏切られたと思ったヤコブが
            パーティに乗り込んで来てのマグリットとのデュエットが
            鬼気迫る迫力。
            ヤコブの、怒りと悲しみ(これ大事!)に満ちた
            苦渋の表情で
            思い切りアクロバットなリフトを
            この上なく自然に踊り切ってしまう凄さ。

            全体の身体のこの上なく美しい動きも見事だが
            ヤコブの表情の移り変わりの細かさには目を剥く。
            これ、映画にしても良いんじゃないの。
            そこらへんの俳優さん顔負けの見事な演技で
            大袈裟になっていないのに
            複雑な心理の、移り変わる一瞬一瞬を
            余さず、リアルに伝えて来る。

            ヤコブのアルマンの演技とダンスの巧さで
            この作品のドラマが
            ものすごいリアリティを持って迫って来た。

            リュドミラのマグリッドは安定していて
            技術的には完璧だし
            リュドミラも演技派ではあるのだが(咳とかリアル)
            いかんせん
            ヤコブに惚れているとは、どうしても思えない(すみません)
            どちらかと言うと
            いつもの通り
            ほら見て、ほら見て、キレイなワタシ
            という感じが先に立ってしまう。
            (それを甘く見つめるヤコブ、いや、アルマンの目が切ない・・・)

            滝澤志野さんのピアノの繊細さに泣ける。
            ピアノ・ソロの時の音が
            光の粒のように降ってくる感じがたまらない。
            オーケストラとのアンサンブルもぴったり合っている。

            脇役のアレクシスのさりげない演技の巧さも良かった。
            目立つ事なく
            さりげなく貴族のパトロンの上品さと
            スケベおやじになりそうでならないプライドの出し方が良い。

            いや、これ、脇役が多いからね。
            確かに、そんなに脇役を見ている人は多くないと思うのだが
            それでも、ダンスが少ないだけに
            背景で気の抜けた演技をしてもらっては困るので
            そこらへんは、ダンサー全員、かなり良い感じで
            演目の登場人物になっていたのは素晴らしい。

            う〜ん、しかし、ヤコブがダントツに良すぎて
            リュドミラが相手だと、ちょっと・・・(すみません)

            実現しない可能性の方が高いんだけど
            これ、マグリッドをオルガさまとか
            ケテヴァンが踊って
            ヤコブがアルマンを踊ったら
            ・・・私、たぶん、腰が抜けて
            オペラ座から出られなくなるかもしれない。
            (だから夢です、夢・・・)

            行くのに散々迷った公演だったが
            (で、蓋開けてみたら、50%割引が効いたのか
             意外に席は埋まっていたような感じ)
            行って良かった。
            ヤコブを見られたというだけで充分な価値があった。

            2回目のキャストは
            ニナとローベルトなんだけど・・・
            あ〜、もう言うまい。
            その時になったら決めます、たぶん。

            何だかもう、時間の経つのが早すぎて
            やりたい事が追いついていない。
            気ばかり焦ると、結局は何も出来ない事は
            よくわかっていながら
            やっぱり焦る私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            これから数日は
            ブログに書けないナイト・ライフの予定なので
            (友人と会ったり、パーティだったり)
            ちょっと早めに切り上げるなり何なりして(以下省略)

            ジュエルズ 国立バレエ 7回目

            0
              Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper
              2020年1月29日 19時30分〜21時50分

              JEWELS
              Emeralds / Rubies / Diamonds
              振付 George Balanchine ©The George Balanchine Trust
              衣装 Karinska
              舞台 Peter Harvey
              照明 Mark Stanley
              指揮 Paul Connelly

              EMERALDS
              音楽 Gabriel Fauré
              Pelléas et Mélisande (Prélude, Fileuse, Sicilienne)
              Shylock (Entr’acte, Epitbalame, Nocturne, Final)
              Pelléas et Mélisande (La Mort de Mélisande)
              ダンサー
              Natascha Mair - Robert Gabdullin
              Maria Yakovleva - Roman Lazik
              Alice Firenze, Anita Manolova, Dumitru Taran
              Emila Baranowicz, Marie Breuilles, Natalya Butchko, Andrea Némethová,
              Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva,
              Flavia Soares, Oksana Timoshenko, Liudmila Trayan

              RUBIES
              音楽 Igor Strawinski
              Capriccio für Klavier und Orchester
              ピアノ Igor Zapravdin
              ダンサー
Nikisha Fogo - Davide Dato
              Gala Jovanovic
              Natalya Butchko, Sveva Gargiulo, Estzter Ledán, Anita Manolova,
              Fiona McGee, Joana Reinprecht, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder,
              Trevor Hayden, Scott McKenzie, Andrés Garcia Torres, Arne Vandervelde

              DIAMONDS
              音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
              Symphonie Nr. 3, D-Dur op. 29 ohne den Ersten Satz
              ダンサー
Olga Esina - Jakob Feyferlik
              Sveva Gargiulo, Anna Manolova, Rikako Shibamoto, Madison Young,
              Leonardo Basílio, Tristan Ridel, James Stephens, Navrin Turnbull
              Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Venessza Csonka, Gala Fredianelli,
              Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Erika Kováčová, Zsófia Laczkó,
              Andrea Némethová, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
              Flavia Soares, Iulia Tcaciuc,
              Marat Davletshin, Marcin Dempc, Marian Furnica, Andrés Garcia Torres,
              Darius Gramada, Trevor Hayden, Gaspare Li Mandri, Igor Milos,
              Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, Andrey Teterin, Zsolt Török

              Wiener Staatsballet
              Orchester der Wiener Staatsoper

              ジュエルズ千秋楽、9回目上演で
              私は7回目の鑑賞。

              やっぱり試験は落ちた。
              冗談でも「落ちる」とか言うと
              本当に落ちるらしい(努力不足)

              昨日の夜、帰宅の途中で鳥のフンが頭の上から降って来て
              (オーストリアは田舎なのであるある)
              これでウンが付いたとか能天気に喜んでいた自分が恨めしい。

              追試が3月にあるのだが
              自分では勉強したつもりで、ヘンな回答はしてないと思うので
              即、教授とアポイントメントを取って
              何が悪かったのかを聞きに行く。
              (だって、原因がわからなかったら、次の試験も落ちるじゃないの)

              まぁ、それはともかくとして
              ゼミの論文のテーマも決まったし
              明日の3つの試験は、ちょっと自信がなくなって来たが
              まぁ、明日が終われば
              後は論文2つとラテン語(と追試(涙))に集中する。

              だいたい、来週、ナイト・ライフはゼロだよ。
              昔のエネルギー週間、今の「冬休み」で
              ウィーンの人はこぞって居なくなる。

              ありがたい事に大学本館図書館は月〜金の22時まで開いているので
              せいぜい利用させてもらおう・・・
              (自宅に居ると勉強しないのだよワタシは・・・(汗))

              さて、本日のジュエルズの千秋楽。
              もちろんチケットは売り切れ状態なのだが
              私のロジェの1列目には
              うるさそうな年配のオーストリア人女性が2人で
              1席は空いているものの
              私を含めて、後ろの超安席は、全員アジア人。

              しかも私の前の女性、穴あきジーンズだよ(ため息)
              それ以外のアジア人も、私を除いては
              全員ジーンズにセーターの服装。

              オーストリア人のお上品なおばさまたちが
              穴あきジーンズとかジャージで来るな、と思っているらしいのが
              ひしひしと伝わってくるので
              ワタシは現地在住です、ジーンズ履いてません、とか
              言えないですよ
              向こうにしてみたら、私もまごうかたなきアジア人だ。

              もう読者の皆さまもアキアキしているとは思うんだけど
              ナターシャがきれい(そればっかり)
              夢みるような表情が
              エメラルドのストーリーに合っていて
              最初のPDDからして、もう美しいの何のって。

              ローベルトは、見た目は王子さまである。
              多少、動きが鈍いけれど
              (ダンスは木本クンの方が上手だと思う)
              ただ、見た目が、とっても可愛い男の子なので
              ナターシャと組んだ時の、見た目のバランスは良い。

              マーシャは今回はローマンとのPDD。
              マーシャも、いつまで経っても美しいし
              技術的にはトップだし
              ポーズもキマるので観ていて気持ちが良いが
              やっぱり、この役、マディソンで最初観ちゃったからなぁ・・・
              マーシャはマーシャなりの良さがあるのだが
              ベテランの貫禄がひしひしと伝わってくるので
              マディソンの、あの輝く初々しさとは比べられない。

              しかしまぁ、ローマンというダンサーは
              本当に化けるダンサーだわ。
              地味にテクニックあって巧いので
              歳のせいで多少キツイところも
              あまりに見事にカバーしてしまい
              足音を立てない着地と
              徹底的なクールさが、ちょっとたまらん。
              (他のダンサーが息切らせて(特にローベルト)
               汗だくで舞台の正面に並んでいる隣で
               何喰わぬ涼しい、汗もかいていない顔で、シラッと立ってる。
               まぁ、ダンスの激しさが全く違うんだけど
               あのクールさが、ちょっとツボ)

              ルビーはこの間と同じく
              ガラがソロの2回目を踊って
              PDDはニキーシャとダヴィデ。

              大柄なガラの隣に
              フィオナとスコットを持って来ていたので
              ガラの存在感が増すが
              ただ、やっぱり、まだ余裕がないというか
              いや、巧くきっちり踊っていて
              それなりに表情も作ってはいるものの
              オルガさまとかが醸し出す雰囲気とは全く違う。
              (コールドのダンサーが抜擢された、って感じで
               必死さが伝わってくる。まぁ、それが微笑ましいというか
               応援したくはなるんだけど)

              しかし、今回のルビーのPDDは
              ニキーシャとダヴィデである。

              この2人、特にニキーシャが登場すると
              (最初の登場時には、コールドは舞台から去って
               2人だけで登場する)

              うわあああ、突然、舞台の雰囲気が変わる。
              華やかというか
              こまっしゃくれた感じの(褒めてます)
              スポーティなニキーシャの生命力が
              輝くオーラになって、観客を直撃する。

              ニキーシャのバランシン、ものすごく良い。
              以前もバランシンを踊った時に
              ニキーシャの抜群のリズム感覚とシャープさに
              目が眩むようだったが
              このルビーも、ニキーシャの個性の本領発揮が
              とことん楽しめる。

              個性のあるダンサーが輝く演目って良いよね。
              ニキーシャはモダンや、バランシンにぴったりだ。

              ダヴィデもジャンプ力のあるダンサーだから
              ニキーシャと対峙して負けていない。
              小粒でピリリという感じのダンスが、とてもチャーミング。

              でも、ハイライトと言えば
              やっぱり、最後のオルガさまとヤコブでしょう。

              オルガさまの完璧な身体のラインと技術に
              あのノン・ストーリーの演目で
              ストーリーを語ってしまう表情の豊かさに唖然とする。

              ここではマディソンとスヴェヴァがソリストとして登場して
              あ〜、マディソン、キレイ。
              スヴェヴァの明るいオーラも好き。
              ついでに(ついでかいっ!)マリアンの凛々しい姿が
              コールドに見え隠れするのも
              隠れマリアン・ファンとしてはたまらん。

              ああ、もう、本当に楽しかった。
              オーケストラは色々とやらかしてくれたけど
              ホーネックさんのソロには聴き惚れたし
              まぁ、バレエの時のオーケストラってあんなもんだ。
              (指揮者が悪いという可能性も高い。
               ただ、シロウトなので、何が原因かはわからん)

              バレエは、フォルクス・オーパーのカルミナ・ブラーナが売り切れなので
              次は2月中旬のマクミラン・マクレガー・アシュトンの再演まで
              ちょっと間が開く(涙)

              最近、コンサートよりもバレエの方が多くなって来たようで
              ちょっとあれ?と思っている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。





              フォルクス・オーパー カルミナ・ブラーナ 通算7回目

              0
                Wiener Volksoper 2020年1月28日 19時30分〜21時45分

                Carmina Burana
                Nachmittag eines Fauns / Bolero

                Nachmittags eines Fauns
                振付 Boris Nebyla
                音楽 Claude Debussy “Prélude à l’après-midi d’un faune”
                ダンサー Tainá Ferreira Luiz, Felipe Vieira

                Bolero
                振付・舞台 András Lukács
                音楽 Maurice Ravel

                Carmina Burana
                振付 Vesna Orlic
                音楽 Carl Orff
                フォルトゥーナ Aleksandar Orlic
                若い女の子 Suzanne Kertész
                若い男の子 Robert Weithas
                既婚女性 Elena Li
                既婚男性 Martin Winter
                ライバル Tessa Magda
                年配女性 Gloria Maas
                年配男性 Kurt Fuckenrieder
                黒鳥 Samuel Colombet
                ソプラノ・ソロ Lauren Urquhart
                テノール Sebastian Reinthaler
                バリトン Alexandre Beuchat *

                指揮 Guido Mancusi
                Orchester der Volksoper Wien
                Chor, Zusatzchor und Kinderchor der Volksoper Wien
                Komparserie der Volksoper Wien

                本日が最初の試験。
                必死になって覚えたところが出たので
                やった!と思って、張り切って書こうとしたら
                覚えたと思っていたところを覚えていないのに気がついて
                自分の記憶力のなさに唖然としつつも
                まぁ、4つのうち、1つはこれにて終了。

                木曜日にあと3つ試験があるが
                1つは、もう出たとこ勝負しかないし
                あとの2つについては
                今日、図書館に10時から14時半まで閉じこもって
                何とか詰め込んだので

                やっぱりフォルクス・オーパーに行こう。
                (ついでにブログも書いてしまえ!)

                カルミナ・ブラーナを最後に観たのは
                2017年2月7日の6回目。
                プレミエが2012年だから
                既に8年たっている演目なのに

                いまだに人気があって
                チケットは売り切れ。

                あまりに人気があって
                今回の公演が54回目(!)だが、それでもチケット売り切れである。

                木曜日の試験準備でやっぱり行けなかったら
                2月の公演に行けば良いわ、と思って調べたら
                2月の公演、既にすべてチケット売り切れ。
                (舞台がま〜ったく見えない意味のない席が数枚・・・)

                というワケで、前置きが長いが行って来た。
                今回の席はギャラリー(天井桟敷)ではなく
                バルコン(2階席)である。

                実はフォルクス・オーパーには、何席か
                柱の後ろで、舞台がほんの少し欠ける席があって
                これが、えらく安いのだ。
                今回のバルコン席でも
                バレエ・ボーナス・カードの割引後の値段で
                9ユーロ35セントという
                まぁ、破産街道驀進中の私には、ありがたいお値段。

                柱があるとは言え
                欠けるのは、舞台の上手(かみて)の一部だけで
                7回目の鑑賞なので、その位は我慢する。

                というより、バルコンだと舞台が近い!!!
                (いったい、いつもどれだけ安席・・・)
                オーケストラも見えるし、ダンサーも近い感じがする。

                牧神の午後への前奏曲は
                2017年と同じ、タイナとフェリペのカップリング。
                まだ若いカップルで
                何とも初々しい。
                踊りこんだという事がはっきりわかる
                素晴らしいダンスで観客を虜にした。

                ボレロは国立バレエ団のアンドラーシュの振付作品。
                アンドラーシュの振付って、実にセンスがある。
                このボレロは、集団の動きが中心になって
                目立つソロの華やかな感じというよりは
                舞台一杯にダンサーが広がったり収縮したり
                下半身はロングのスカートで
                上半身のボードブラの美しさで魅せる。

                いや、本当にこの作品、美しい。
                派手さはないのに
                有機的な動きをするダンサー集団から目が離せない。
                観客にも一番拍手とブラボーをもらっていた。

                けど・・・
                あの演目の後で
                終演してもいないのに
                指揮者が舞台に上がって

                しかも、ソロの楽器の人をいちいち立たせるというのは・・・(呆)

                だって、ボレロって、そういう音楽じゃないですか。
                オーケストラのソリストは大変だろうが
                普通のコンサートでこの曲を演奏したって
                いちいち、ソリストは立たせないわよ。
                (だって、各楽器、全部ソロ部分があるから)

                加えて、これはバレエ作品だ。
                失礼を承知で言っちゃうが
                別にフォルクス・オーパーのオーケストラによる
                ラヴェルのボレロを聴きに来ているワケではない(ごめんなさい)
                いや、ソリスト全員、見事に演奏していたから
                賞賛して然るべきではあるんだけど
                バレエを見に来ている私としては、ちょっとやり過ぎだと思う。

                後半のカルミナ・ブラーナ。
                うううううう・・・ 微妙・・・・・

                オーケストラとコーラスのズレは
                まぁ、あの距離なので、どうしても生じるのは避けがたい。
                けれど、ともかくカルミナ・ブラーナって
                曲を知っているだけに
                どうしても耳からの刺激に敏感になるのは避けられない。

                まぁ、音楽はともかくとして(あ、逃げた)
                フォルトゥーナを踊ったダンサーの存在感が抜群。
                名前からして、フォルクス・オーパーのバレエ監督で
                振付師の親戚筋なのだろうと思うけれど
                大柄である事はともかくとして
                ダンサーの身体以上に、出ているオーラがとんでもないダンサー。

                よって、フォルトゥーナという名前の
                残酷な運命の神を、ばっちりと感じる事が出来る。

                この役、役柄としても目立つけれど
                舞台全体を、そのオーラで制御した上に
                さりげなく振り付けられているのが
                どこもかしこも大技続きで
                私みたいなシロウトが観ても
                おおおおおおっ!と叫びたくなるダンスなのに

                それを、舞台を圧する圧倒的な雰囲気で
                大柄な(あるいは大柄に見える)身体で
                舞台全体を完璧に掌握しながら踊ったダンサーが素晴らしい。

                いや、ホントに、何だか、あ〜、運命の神っているかも
                ・・・と思わせるほどの存在感だった。

                テノールもバリトンも素晴らしい。
                焼き鳥、楽しかったです(笑)

                ソプラノのラウレン・ウルクハルト(と読むのかな)が
                いやもう、澄んだ美しい声で、うっとり。
                この役、ともかく細い美声が必要で
                リッターが移籍しちゃってから
                大丈夫なのか?と思っていたけれど
                このソプラノ、むちゃくちゃ優秀。

                下手(しもて)に立った時の
                スクッとした姿勢での存在感もオーラもあって
                しかも、声が伸びて美しくて澄んでいて
                ああああ、これは天使の声、というのがストンと納得。

                さすがに7回目だから
                どこで、どういうギャグがあって
                どういうストーリーがあるか、という事は知っているので
                初めて観た時のような感激はないけれど

                若い頃のラブストーリーから
                不倫のゴタゴタや(あるんです、こちらでは日常茶飯事だし(笑))
                喧嘩や結婚式や
                子供や
                老年になって、愛しみながら労わりあう夫婦とか

                ・・・う〜、ワタシ、何もやって来なかったぞ(汗)

                いや、でも、体験して来なかっただけに
                他の人は、こういう人生を送っているんだろうなぁ、と
                想像できる楽しみというか

                書いてるうちに支離滅裂になりそうなので
                ともかく、ここで止める。

                明日も朝早くから色々あって
                木曜日の3つのテストに向けて
                最終のジタバタをする予定の私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                ・・・だから、ブログ書いてる場合じゃないんだけど(冷汗)

                ジュエルズ 国立バレエ 6回目

                0
                  Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper
                  2020年1月27日 19時30分〜21時50分

                  JEWELS
                  Emeralds / Rubies / Diamonds
                  振付 George Balanchine ©The George Balanchine Trust
                  衣装 Karinska
                  舞台 Peter Harvey
                  照明 Mark Stanley
                  指揮 Paul Connelly

                  EMERALDS
                  音楽 Gabriel Fauré
                  Pelléas et Mélisande (Prélude, Fileuse, Sicilienne)
                  Shylock (Entr’acte, Epitbalame, Nocturne, Final)
                  Pelléas et Mélisande (La Mort de Mélisande)
                  ダンサー
                  Natascha Mair - Masayu Kimoto
                  Maria Yakovleva - Eno Peci
                  Anita Manolova, Fiona McGee, Dumitru Taran
                  Emila Baranowicz, Natalya Butchko, Andrea Némethová,
                  Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva,
                  Flavia Soares, Oksana Timoshenko, Liudmila Trayan, Beata Wiedner

                  RUBIES
                  音楽 Igor Strawinski
                  Capriccio für Klavier und Orchester
                  ピアノ Igor Zapravdin
                  ダンサー
Kiyoka Hashimoto - Denys Cherevychko
                  Gala Jovanovic *
                  Natalya Butchko, Sveva Gargiulo, Estzter Ledán, Anita Manolova,
                  Fiona McGee, Joana Reinprecht*, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder,
                  Trevor Hayden, Scott McKenzie *, Arne Vandervelde, Géraud Wielick

                  DIAMONDS
                  音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                  Symphonie Nr. 3, D-Dur op. 29 ohne den Ersten Satz
                  ダンサー
Liudmila Konovalova - Narvin Trunbull
                  Sveva Gargiulo*, Anna Manolova*, Rikako Shibamoto, Madison Young,
                  Leonardo Basílio, Tristan Ridel, James Stephens, Arne Vandervelde
                  Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Venessza Csonka, Gala Jovanovic,
                  Oxana Kiyanenko, Erika Kováčová, Zsófia Laczkó, Andrea Némethová,
                  Joana Reinprecht*, Alaia Rogers-Maman, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc,
                  Nicola Barbarossa*, Marat Davletshin, Marcin Dempc, Marian Furnica,
                  Darius Gramada, Trevor Hayden, Gaspare Li Mandri, Igor Milos,
                  Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, Andrey Teterin, Zsolt Török

                  Wiener Staatsballet
                  Orchester der Wiener Staatsoper

                  12月が昨年の最終公演だったジュエルズの再演。
                  今回が8回目の公演。
                  私は皆勤賞ではなくて、今回が6回目。

                  だいたい、今週は試験週間である。
                  しかも、普通の授業もある。

                  よって、他のSNSでは
                  ブログ書いてたら睡眠不足で死ぬか
                  試験に落ちる、と書いたけれど

                  あ〜、試験に落ちる方を選択したのね、という
                  読者からのため息まじりの声が聞こえてくるようだ(被害妄想)

                  だが、実際、あまり書く事がない(すみません)
                  だいたい、昨日のオネーギンが凄すぎて・・・

                  エメラルドはニナ(ポラコヴァ)がキャンセルで
                  ナターシャが木本クンと舞台に登場。
                  相変わらず天使のようだ(語彙不足によりいつも同じ感想)

                  木本クンのサポートとソロも優雅でステキ。
                  特に途中の1ヶ所だけの男性のソロの部分の
                  美しい手足の伸びを充分に楽しませてもらった。

                  マーシャとエノのカップリングも悪くない。
                  エノが意外に上品で驚いた。
                  この間のオネーギンの時には、もっとワイルドだったよ?(笑)

                  ルビーの橋本清香さんは、とてもノーブル。
                  ノーブルなんだけど、それだけに
                  光る独自の個性というオーラがない。
                  (いや、これは、もう持っているモノが違うので・・・)
                  清香さんなら、ダイヤモンドの方が合っていたかもしれない。

                  ガラのデビューはめでたいが
                  やっぱり、ある意味、オーラが欠ける。
                  そんな悲しい顔で踊るんじゃない(いや、すみません)

                  ガラって、大昔、私がフォルクス・オーパーで
                  ベジャールのコンクールを観た時に
                  ばっちり目立っていたアメリカの審査員を演じた時は
                  もっと外向きの明るいオーラがあったような気がするのだが
                  その後、オペラ座に移籍してから
                  何となく、くすんでしまった感じがするなぁ(ごめんなさい)

                  ダイヤモンドのナヴリンが
                  やっぱり、まさに「王子さま」で
                  いやもう、素晴らしい。
                  ちょうど、若い伸び盛りの良いタイミングで
                  良い役を踊らせてもらっているな、って感じ。

                  ただ、この演目
                  6回目で、その前に、ベスト・キャストを
                  何回か観てしまっているからなぁ。

                  今日だけ観る、という人には
                  美しくて素晴らしい舞台だとは思うんだけど
                  目が肥えるというのは
                  ある意味、ちょっと悲しいかも。

                  というワケで
                  試験は捨ててブログ書いてるアホな私に
                  適当さが滲み出ている記事ですが
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                  オネーギン 5回目 千秋楽

                  0
                    Wiener Staatsballett 2020年1月26日 19時30分〜21時45分

                    ONEGIN
                    Balett in drei Akten von John Cranko
                    nach dem Roman in Versen EUGEN ONEGIN von Alexander Buschkin

                    振付・演出 John Cranko
                    音楽 Peter Ilijitsch Tschaikowski
                    編曲・オーケストラ編曲 Kurt-Heinz Stolze
                    舞台 Elisabeth Dalton
                    照明 Steen Bjarke
                    指揮 Ermanno Florio

                    オネーギン Roman Lazik
                    レンスキー Jakob Feyferlik
                    マダム・ラリーナ Erika Kováčová
                    タチアナ Ketevan Papava
                    オルガ Madison Young
                    乳母 Beata Wiedner
                    グレーミン侯爵 Vladimir Shishov

                    友人、農民、サンクトペテルブルク社会の人たち
                    Marie Breuilles, Natalya Butchko, Iliana Chivarova, Laura Cislaghi,
                    Venezza Csonka, Sveva Gargiulo, Zsófia Laczkó, Eszter Ledán,
                    Anna Manolova, Katharina Miffek, Andrea Némethová, Suzan Opperman,
                    Xi Qu, Alaia Rogers-Maman, Anna Shepelyeva, Rikako Shibamoto,
                    Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko, Liudmila Trayan,
                    Beata Wiedner
                    Nicola Barbarossa, Leonard Basílio, Marat Davletshin, Marian Furnica,
                    Darius Gramada, Trevor Hayden, András Lukács, Igor Milos,
                    Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, James Stephens, Andrey Teterin,
                    Zsolt Török, Navrin Turnbull, Arne Vandervelde, Géraud Wielick

                    Wiener Staatsballett
                    Orchester der Wiener Staatsoper

                    1月23日と同じキャストだが
                    同じ公演というのは
                    人間が演奏して踊る限りは「同じ」はあり得ないので
                    何回観ても、良いものは良い。

                    ヤコブとマディソンの役作りが深くなった。
                    特にヤコブのレンスキーの人物造形が素晴らしい。

                    オルガに首ったけで
                    甘い視線を送るレンスキーから
                    嫉妬に狂って決闘を申し込む瞬間の感情の爆発
                    その後の決闘前の悲しみと諦観に満ちた苦渋のソロ。
                    ヤコブの造形がとても深い。

                    インタビューでも
                    技術のみならず役柄についても深く考えている事がわかるが
                    千秋楽で見せてくれた技術と演技は、本当に見事。
                    ヤコブの長い手足の美しいアラベスクが冴え渡って
                    安定したピルエットで表出する絶望の深さに加えて
                    オルガの前で見せる矜恃の苦い表出が胸を打つ。

                    オルガ役のマディソンの天真爛漫な少女が
                    これまた、たまらん。
                    ロリータ趣味じゃないはずの私が
                    マディソンから目を離せない。

                    第2幕でオネーギンとくっついちゃうオルガも
                    ナターシャが踊ると
                    ちょっと小悪魔的な意地悪さが見えるけれど
                    マディソンは、本当に天然で天真爛漫で少女で
                    本当に、何も考えていないのだ。
                    オネーギンの意図も見えていないし
                    レンスキーの苦悩も全くわかっていない。
                    若さのなせる技と言えばそうなのかもしれない。

                    マディソンをキュートと言うな、という
                    マディソン・ファンからの強い希望を承ったので(笑)
                    キュートとは言わない。
                    マディソンは、あの役作りからすると
                    1人の独立したアーティストだ。

                    でも、もともと持っている恵まれた外見と
                    確かな技術の上に立つ演技は
                    徹底的に「少女」そのものになっていて、唸らせる。

                    さて、演技派ケテヴァンのタチヤーナは
                    前半の「田舎娘」は、ちょっとツライ。
                    いや、この役って、若い頃と成熟した頃と
                    両方を演じなければならない、非常に難しい役で
                    年齢的に言えば、ケテヴァンは後半の歳に近いはず。

                    オネーギンに惹かれる様子
                    オネーギンが、心ここに在らずのソロを踊る時にも
                    タチヤーナの「あ〜、素敵なお方」という感情は変わらない。
                    恋に恋している感じで
                    その人がどういう人だか、何を考えているかとか
                    ほとんど考えずに
                    自分の中に湧き上がる感情に
                    ただもう、ひたすら酔っている
                    これまた「少女」なのである(ちょっと歳いってるけど)

                    ローマンが前半で醸し出す憂鬱感が素晴らしい。
                    この世に飽いたような、痛烈なニヒリズムが
                    空虚な表情に滲み出る。

                    第1幕最後の
                    タチヤーナの空想の中でのオネーギンとのPDD
                    アクロバティックなリフト満載の素晴らしい場面で
                    ケテヴァンの明るい喜びに満ちた表情に比べて
                    ローマンって、この場面でさえ
                    タチヤーナに首ったけという演技ではない。

                    第2幕で、オルガ(マディソン)を踊っている時の方が
                    何だか表情がイキイキしているじゃないの。
                    そんなにマディソンが好きか(違!)

                    ケテヴァンの本領発揮は、最終幕である。
                    同窓会・・・じゃなかった(すみません)
                    シショフ、いや、グレーミンに嫁いで
                    上流社会での輝くような美しさを身につけて
                    ジェンダー・スタディの人には何か言われそうだが
                    香りたつような「女性らしさ」の発露がある。

                    グレーミンとのPDDの、あの艶やかさと言ったら!!!
                    そりゃ、オネーギンでなくても惚れるわ(違!)

                    ボロボロになって夫不在の時に駆け込んでくるオネーギンとの
                    最後のPDDには、息を飲んだ。

                    人妻として、オネーギンに冷たい拒否の態度を取りながら
                    途中で熱情に駆られるところのリアルな事。
                    ちょっとしたバレエの動きを
                    ほんの少し、早くする事で醸し出される
                    制御の効かない感情の表現。

                    このPDDを観ていると
                    オネーギンが悪いわけでもなく
                    タチヤーナが悪いわけでもなく
                    ただ、本当にタイミングが合わずに
                    運命に翻弄された2人の悲劇、としか思えない。
                    よって、両方の人物に感情移入してしまい
                    どちらの味方にもなれず
                    自分の中の複雑な感情と闘う羽目になってしまう。

                    恐るべしケテヴァンとローマンのベテラン・カップル。

                    バレエで、役を演じる・・・というよりは
                    役そのものを内在化して
                    役そのものを生きてしまうアーティストって最強だ。

                    今の国立バレエ団って
                    若手は順調に育って来ているのだが
                    残念ながらベテランの前の20代半ばくらいのダンサーがいない。
                    プリンシパルは、新しく任命された若手を除けば
                    みんな30代以上になって来ているので
                    その意味で、このタチヤーナは非常に難しい。

                    そんな中での演技派のケテヴァンの健闘は素晴らしい。
                    後半の、あの匂い立つ女性らしさのオーラに満ちた
                    限りなく美しいケテヴァンに悶絶する。
                    (私はケテヴァンがプリンシパルになる前からのファンだ!)

                    これにて今シーズンのオネーギンは終了。
                    このキャストなら、何回観ても良いと思うのだが
                    残念ながら、本日が見納めである。

                    バレエ・ダンサーって
                    やっぱりその時々の旬があるから
                    その意味では、バレエというのは
                    実に残酷な芸術だなぁ、と
                    しみじみ考えてしまう私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                    ブリティッシュ・コロンビア・バンクーバ・バレエ Ballet BC Vancouver

                    0
                      Festspielhaus St. Pölten 2020年1月24日 19時30分〜21時20分

                      Ballet BC Vancouver

                      BUSK
                      振付・音響デザイン Aszure Barton
                      舞台 Jonathan Alsberry
                      衣装 Michelle Jank
                      照明・舞台 Nicole Pearce
                      ダンサー Chanse Buntrock, Emily Chessa, Quaba Venza Ernest,
                      Parker Finley, Scott Fowler, Miriam Gittens, Kiera Hill, Kiana Jung,
                      Jordan Lang, Justin Rapaport, Dex van ter Meij, Nicole Ward,
                      Sophie Whittome, Kirsten Wicklund, Zenon Zubyk

                      BEDROOM FOLK
                      振付 Sharon Eyal
                      振付助手 Gai Behar
                      振付アシスタント Tom Weinberger
                      音楽・サウンド Ori Lichtik
                      照明デザイン Thierry Dreyfus
                      照明効果 Alan Cohen
                      技術監督 Baruch Shpigelman
                      衣装 Rebecca Hyttins
                      ダンサー Emily Chessa, Parker Finley, Scott Fowler, Jordan Lang,
                      Justin Rapaport, Dex van ter Meij, Nicole Ward, Sophie Whittome,
                      Kirsten Wicklund, Zenon Zubyk

                      SOLO ECHO
                      振付 Crystal Pite
                      照明デザイン Tom Visser
                      舞台 Jay Gower Taylor
                      衣装 Crystal Pite, Joke Visser
                      舞台設定 Eric Beauchesne
                      ダンサー Chase Buntrock, Scott Fowler, Miriam Gittens,
                      Justin Rapaport, Dex van ter Meij, Nicole Ward, Kirsten Wicklund

                      ちょっと、あの、その、ううう
                      とんでもないモノを観てしまった。

                      ただし、今回の場合は
                      ワタクシは限りなく感動している・・・

                      むちゃくちゃ、しんどくて
                      トラブル続きの仕事を
                      何とか形にするために
                      少ない報酬で(社会保険と税金だ!)
                      いったい自分は何をやっているんだろう、という日だったのだが
                      まぁ、そういう時もあるわ。
                      早く仕事止めたい・・・って
                      まだズルズル仕事している自分も悪いのだが。

                      さて、疲れ切って辿り着いたサンクト・ペルテン祝祭劇場。
                      駅から歩くと、かなり遠いので
                      いつもうんざりするんだけど
                      今日は、野生の勘が、何だか上手く働いたらしく
                      あるいは、しんどい1日の神さまのプレゼントかもしれないが
                      普通より、ずっと早く
                      え?こんな裏道あったの?という位に到着してしまった。
                      (で、その裏道を覚えておけば良いのだが
                       きっと、すぐに忘れる。
                       というより、普通、駅から歩きません(笑))

                      ブリティッシュ・コロンビア・バレエ団
                      バンクーバーからサンクト・ペルテンが引っ張って来た。
                      いや、すごいわ
                      バンクーバーという都会から
                      この有名なバレエ団を
                      サンクト・ペルテンに呼ぶなんて・・・

                      18時30分からのプレトークでは
                      バンクーバーBCバレエのエミリー・モルナーが登場。
                      昔のプレトークは無理やりドイツ語でやっていたが
                      最近は、聴衆は英語がわかるというのが前提みたい。
                      (サンクト・ペルテンのバレエ学校の生徒も多いけれど
                       3分の2は年配客ばかりである(笑))

                      さて、そのBCバレエ団が持って来たのは
                      女性の振付師によるモダン・バレエのトリプルビル。

                      こういう作品の感想を書こうとする事自体が
                      私の語彙力では全く不可能で(汗)

                      だったら、ようつべにある動画でも、と思ったけれど
                      モダンの舞台って暗いのだよ。
                      暗いところにスポット照明で、ほとんど白黒の世界なので
                      本当に舞台を見ないと
                      ビデオでは、全然雰囲気が違う。

                      ううう、どうしたら良いんだこれは。

                      とりあえず、最後のクリスタル・パイトのショートビデオを埋め込んでおく。



                      ブラームスのチェロ・ソナタ2曲を使い
                      最初は若い頃の作品番号38番
                      後半は99番

                      プレトークの時に
                      どうぞ事前にプログラムに記載のある詩を読んでおいて下さい
                      と言われたので
                      英語の詩を読んだんだけど

                      ・・・詩はわからん
                      英語力不足だけじゃなくて
                      やっぱり明らかな感受性不足だと思う。

                      ご興味のある方は ここ が、その詩です。

                      後ろには雪が降っていて
                      前半ではソロ、後半ではダンサーたちがラインになって
                      繰り広げる不思議な世界(理解できない=不思議)

                      なのに、何故か感動する。
                      ダンスに感動しているのか
                      ブラームスの音楽に感動しているのか
                      区別はつかないけれど
                      そんな事を区別する必要もないのだろう、これは。

                      こういう作品って
                      自分の中にあるポジティブな感情も
                      ネガティブな感情も
                      全部引っ張り出してくる。

                      どうせ、もともと能天気なので
                      あまり悩みはないのだが。

                      まぁ、確かに本日のトラブルで
                      明日、エージェントからどんなお怒りが飛んでくるかは
                      ちょっと心配ではあるけれど
                      そのネガティヴな感情は湧き上がって来なかったなぁ。
                      もっと、人間の根本的・哲学的な部分の深いところに
                      直接、作品がタッチしてくる感じで
                      表層的なものではないのだ。

                      最初の BUSK が面白かった。
                      面白いというよりは
                      照明と、ミニマムな身体の動きで
                      こんな事が出来るのか、という驚き。
                      (もっとも、このテクニックはクリスタル・パイトも
                       私がいくつか見たビデオでは使っているので新しいものではないのかも)
                      時々、滑稽にも見えるソロのダンサーと
                      集団でマントを羽織って現れるダンサーたちの動きが
                      気味わるくて、集団がちょっとコワイのは
                      私自身が、人間の集まりに対して
                      ものすごい不安感を持っているんだろうなぁ、と考えてしまう。

                      真ん中の BEDROOM FOLK は
                      決まったリズムにのってダンサーたちが動くので
                      最初のBUSKに比べると
                      バリエーションが少ないような印象を受ける。

                      クリスタル・パイトの作品については
                      最近、ものすごい称賛の嵐なので
                      一度、舞台で観たいと思っていたのだが

                      確かに、これは、本当に舞台で見ないとわからんわ。
                      どんなに言葉に尽くして表現しようと思ってもできない。

                      コンテンポラリー作品ではあるけれど
                      コンテンポラリー・ダンスというよりは
                      クラシック・バレエの基礎がしっかりあって
                      特に BEDROOM FOLK は、クラシックの動きのソロも多かった。

                      こういうモノの感想メモって
                      どのカテゴリーに入れれば良いんだろう(悩)

                      一応、バレエ団だし
                      クラシックの要素もあるので
                      バレエ・ダンスのカテゴリーに入れておこう、と
                      適当に決定した怠け者の私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      しかしサンクト・ペルテン祝祭劇場って
                      本当にスゴイわ。
                      こういうニッチ・プロダクトに関してのアンテナの鋭さは
                      驚愕する。
                      もっとも、そこまでしないと、ウィーンのウルサイ観客は
                      わざわざサンクト・ペルテンまで行かないだろう。
                      努力と苦労をしていらっしゃるんだなぁ、お疲れさまです。

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