アルミードの館 ル・サクレ 6回目(今シーズン1回目)

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    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper
    2019年3月20日 19時30分〜22時

    LE PAVILLON D’ARMIDE
    LE SACRE

    LE PAVILLON D’ARMIDE
    指揮 Michael Boder
    音楽 Nikolai Tscherpnin
    振付・舞台・衣装 John Neumeier

    ヴァスラフ・ニジンスキー Mihail Sosnovschi
    ロモラ・ニジンスキー Nina Poláková
    医者 Roman Lazik
    看護人 Gala Jovanovic, Alene Klochkova, Beater Wiedner
    Alexis Forabosco, Kamil Pavelka
    散歩している人たち
    Elena Bottaro, Marie Breuilles, Katharina Miffek*, Anna Shepelyeva,
    Céline Janou Weder
    András Lukács, Igor Milos, Gabor Oberegger, Tristan Ridel,
    Andrey Teterin
    Tea Bajc, Emely Hetterich, Olive Poropat, Isabella Lucia Severi
    Sergiy Golovin, Alecsandar Orlic, Lance Posternak, Yarden Zana
    過去
    アルミード Nina Poláková
    シャムのダンサー Davide Dato
    タマラ・カルサウィナ Liudmila Konovalova
    アレキサンドラ・バルディーナ Nina Tonoli
    ヴァスラフ・ニジンスキー Denys Cherevychko
    セルゲイ・ディアギレフ Roman Lazik
    ニジンスキーの子供時代 Richard Szabó
    ニジンスキーのクラス・メート Leonardo Basílio, Marian Furnica,
    Trevor Heyden, Gaetano Signorelli, James Stephens
    バレエ・リュス Natalya Butchko, Eszter Ledán, Anita Manolova,
    Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Rikako Shibamoto, Madison Young
    Leonardo Basílio, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Gaetano Signorelli
    James Stephens, Richard Szabó, Narvin Turnbull

    LE SACRE
    振付・舞台・演出・照明・衣装 John Neumeier
    音楽 Igor Strawinsky
    指揮 Michael Boder

    Tänzerin 1 Ketevan Papava *
    Pas de deux Sveva Gargiulo - Géraud Wielick
    Tänzerin 2 Fiona McGee
    Tänzerin 3 Estzer Ledán
    Tänzer 1 Zsolt Török
    Tänzer 2 Dumitru Taran
    Ensemble

    アルミードの館と春の祭典の今年の再演は
    最初の公演が3月16日で
    グスタフ・マーラー・ユースのマーラーの交響曲3番とバッティング。
    先シーズンは全公演を観て皆勤賞だったけれど
    今シーズンは一回欠席。

    指揮は昨年と同じくミヒャエル・ボーダー。

    ミーシャのニジンスキー、雰囲気がある。
    ニナ(ポラコヴァ)のロモラも美しい。
    最初のシーンから、ドキドキ。
    バレエになると、きゃあきゃあ言うしか能がないので
    うわあああ、久し振りなので、とても楽しい ♡
    だけで終わっても良いような気がする。

    キャストはほとんど同じ。
    サナトリウム内を散歩する人(ほとんど背景)は
    バレエ学校の学生さんたちが出演しているのだが
    昨年3月に書いた名前の中から、バレエ団に入団した人もいて
    ああ、1年経ったのか、と感慨深い、

    この公演できゃぁ〜っ、と叫べるシーンは多い。

    最初のニジンスキーの子供時代のダンサーの男の子たちの
    若々しい動きも好き。比較的短いシーンだが。

    シャムのダンサー役のダヴィデのソロ!!!
    いやもう、本当にダヴィデって
    こういう役を踊らせると、色気・・・というより
    背徳的、デカダンス、バレエ・リュスの妖しげな雰囲気
    倒錯の甘い香り、みたいな退廃感が漂っていて
    ものすごい雰囲気を発散する。
    (これが、アミンタとかヨゼフを踊らせると
     一点の汚れもないような素朴な「男の子」にさらっと変身する)

    夢の中のシーンで登場するクラシック・ダンサーも
    ちょっと「熟した果実」の香りのリュドミラと(すみません)
    汚れも色もない若々しくて初々しい感じのニナ(トノリ)

    デニスのダンスがまた素晴らしい。
    体幹の安定、ピルエットやジャンプの美しさや技術性では
    デニスって他のダンサーと比べると、群を抜いている。
    若きニジンスキーの天才的なダンス、という設定だが
    あの技術の高さは、その時代をちゃんと想像させてくれる。
    (最後のジャンプはもう少し舞台袖でやらないと
     ジャンプしながら消えたように見えない(涙)
     あれは、着地しないで舞台袖に消えるところがキモだと思う)

    でも、私がひたすら悶えるシーンは
    ほら、あの、その、ナニである。
    ローマンがミーシャの後ろに立ち
    何とも哀しげな表情で
    手を自分の唇からミーシャの唇に移動させて始まる
    ニジンスキーとディアギレフのパ・ド・ドゥ。

    ひたすらニジンスキーを見て懇願するディアギレフと
    (ほら、こういう役柄って、ローマン得意だし)
    全くディアギレフと視線を合わさず
    自分の世界に閉じこもるニジンスキー。

    ノイマイヤーのこういうシーンの振付って
    ものすごい迫力。
    ベニスに死すのアッシェンバッハとタジオのパ・ド・ドゥも
    アッシェンバッハがひたすらタジオを見ているのに
    タジオは全くアッシェンバッハに気がついていないという
    一方通行の愛って、ひたむきで真剣で、この上なく美しい。
    (勝手に片思いされている方には迷惑な話なんだけどね(笑))

    ニナ(ポラコヴァ)のロモラも抜群。
    彼女の身体のラインの美しさと言ったら・・・
    ミーシャとの息もばっちり合ってる。

    最終シーンも、ミーシャがそのまま
    舞台で、シーンを繋ぐ緊張感を保っていたので
    拍手のフライングなしに
    あの印象的な最終シーンへ移行。
    ミーシャの筋肉の美しさに、ちょっと悶える。

    むちゃくちゃ疲れていたので
    春の祭典は観ずに帰ろうか、と思っていたのだが
    帰るのも面倒で(どこまで疲れていたのやら(笑))
    そのまま居残った。

    視覚的には非常にインパクトのある作品だし
    野生のエネルギーを振付に感じるので
    それなりに、私も元気を貰ったのだが

    あ〜、春の祭典って、こういう曲でしたっけ。
    (いや違う)
    まぁ、それは言うまい。
    バレエ・リュスの初演の時だって
    オーケストラがこの曲を完璧に演奏したとは思えないし。

    ジェローのソロが印象的だった。
    しなやかに、野生のエネルギーを発散させて
    その上にモダン・バレエの洗練を乗せて
    舞台の上で非常に目立った。

    最初の犠牲になるのは、やっぱりエスターなのね。
    このダンサー、本当に犠牲者みたいな役が
    イメージにぴったりハマる。

    最後のソロはケテヴァン。
    この長いソロ、ものすごい体力を必要とする役だが
    ケテヴァンのエネルギーも凄い。

    ただ、やっぱりレベッカのような野生はあまり見えない。
    あくまでも洗練された美しさとか、品が漂って
    それはケテヴァンの役作りなのだろう。

    一回の欠席はあったけれど
    今シーズンのあと2回の公演は
    ちゃんとチケットを確保してある(えっへん)

    ちょっとフラフラだったので
    アップが遅れたけれど
    ちゃんとナイト・ライフも楽しんでいる私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    白鳥の湖 今シーズン6回目千秋楽

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      Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年3月8日 19時〜22時10分

      SCHWANENSEE
      Balett in vier Akten
      振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
      音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
      舞台・衣装 Luisa Spinatelli
      照明 Marion Hewlett
      指揮 Paul Connelly

      ジークフリート王子 Vadim Muntagirov
      オデット・オディール Kiyoka Hashimoto
      ロットバルト Alexandru Tcacenco
      王子の母 Alene Klochkova
      王子の友人たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi
      Tristan Ridel, James Stephens
      王子の教育係 Christoph Wenzl
      侍従長 Gabor Oberegger
      第一幕
      ワルツ Emilia Baranowicz, Eszter Ledán, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
      Leonardo Basílio, Andrey Teterin, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
      Sveva Gargiulo, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc,
      Oksana Timoshenko, Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Madison Young,
      Giovanni Cusin, Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden,
      Scott McKenzie, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull
      女王の付き添い Eriona Bici, Marie Breuilles, Laura Cislaghi,
      Katharina Miffek, Flavia Soares, Beate Wiedner
      第二幕・第四幕
      大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Katharina Miffek, Iulia Tcaciuc*
      小さな白鳥 Elena Bottaro, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto, Nina Tonoli
      白鳥 Tea Bajc, Emilia Baranowicz, Eriona Bici, Marie Breuilles, Laura Cislaghi,
      Tainá Ferreira Luiz, Sveva Gargiulo, Emery Hetterich, Alena Klochkova,
      Dominika Kovacs-Galavics, Zsófia Laczkó, Anita Manolova, Fiona McGee,
      Suzan Opperman, Olivia Poropat, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
      Isabella Lucia Severi, Flavia Soares, Oksana Timoshenko, Chiara Uderzo,
      Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young
      第三幕
      貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
      Anita Manolova, Suzan Opperman, Anna Shepelyeva
      スペインのダンス Gala Jovanovic, Alaia Rogers-Maman
      James Stephens, Andrey Teterin
      ナポリのダンス Fiona McGee, Scott McKenzie
      Eriona Bici, Olivia Poropat*, Joana Reinprecht,
      Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto, Oksana Timoshenko
      ポーランドのダンス Madison Young, Leonardo Basílo
      Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
      Marat Davletshin, Trevor Hayden, András Lukács
      ハンガリーのダンス Sveva Garguilo, Marian Furnica
      Tea Bajc, Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Zsófia Laczkó,
      Katharina Miffek, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
      Giovanni Cusin, Andrés Garcia Torres, Igor Milos, Tristan Ridel,
      Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull, Géraud Wielick

      Wiener Staatsballett
      Ballettakademie der Wiener Staatsoper
      Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
      Orchester der Wiener Staatsoper

      今シーズンの白鳥の湖、最終公演。
      何回も同じものを観て、何が面白いのか
      ・・・という意見はよ〜く聞くが
      同じもの、というのは一つもないのだ(断言)

      今回の白鳥公演、千秋楽にふさわしい出来で
      自宅に帰っても感激が抜けない。
      寿命が延びたような気がする。
      (これ以上延びてどうする、というツッコミは無視)

      ヴァディムの王子さまの素晴らしい事はこの上なく
      この間より、もっと素敵で目がハートと化してしまったし
      加えて、清香ちゃんのオデットとオディールが
      この間より、ずっと良くなっていて
      実はビックリした。

      たった2日で、これだけ演技とレベルを上げてくるって
      いったいどういうダンサーなの?

      第2幕のオデットの登場から
      清香ちゃんの品の良さがじわじわ来る。
      しっかりとジークフリート王子を見つめて
      自分語りをするところのマイムも見事。

      もともと技術的にはトップ・レベルなので
      ポーズもキマるし
      白鳥とオデット姫の切り替えもよくわかる。

      ジークフリートが愛を誓うから、と言うところでは
      やっぱり脳内妄想に

      ああ、ヴァディム素敵だわ、やっぱり王子さまだわ
      パートナーとしても素晴らしいし
      かっこいいし、ホールドもむちゃ上手だし
      あっ、でも、私には全優という夫が・・・(こらこらこら!)
      惚れてくれるのは、すごく嬉しいんだけど
      ここでなびいてしまったら、夫への貞操が
      だから、嬉しいけれど、手放しに喜べないの。
      本当は、こっちのジークフリートと幸せになったら
      素敵だと思うんだけど、夫との生活も捨てられない

      ・・・って、何でこう私は下世話な妄想ばかり出てくるんだろう。

      ロットバルトが登場して、激しい音楽が鳴ると
      あっ、夫が帰って来たわ
      ・・・って、浮気現場じゃあるまいし。

      清香ちゃん、全優クン、ごめんなさい m(__)m

      で、ヴァディムの王子さまは
      もろにオデットの魅力に惚れてる(ように見える)
      もう、オデットにメロメロである。
      悪意ある人間とか、詐欺とかいう世間の事は
      ま〜ったくご存知ない箱入り息子なので
      美人が出て来た、というだけで
      その美人が白鳥だろうが何だろうが
      めちゃ惚れである。
      白蛇だったらどうする?(って、それシルフィードで考えた事がある)

      第3幕のチャーミングなディヴェルティスモン。
      スコットとフィオーナのナポリのダンスの魅力的な事。
      スコットって、本当に可愛いんだけど
      それだけではなくて、ポーズもぴったりキマるし
      体幹がしっかり安定して来て、身体のラインが美しい。
      あ〜、スコットにヨゼフの伝説のヨゼフを踊らせたい!!!!
      という野望が、心の中でムクムクと育って来る。

      ポーランドのダンスのマディソンとレオナルド。
      マディソンが、第1幕のワルツの群舞の時に
      笑顔を見せていた事に実はビックリしていたのだが
      ポーランドのダンスでも輝くような笑顔。

      マディソンって、今までモダン(エデンとか)とか
      ダイアナ(これは笑ったらヘン)とか
      笑顔など見せなくてもむちゃ美少女で雰囲気あって
      そのままのイメージで固まっていたので
      まさか笑顔が見られるとは思ってもいなかった。
      あ〜っ、マディソンって笑えるんだ、という、何だか新発見した気分。

      スヴェーヴァとマリアン(!)のハンガリーのダンス。
      マリアンの身体のラインも美しいし
      パもしっかり入って、あの早いテンポをばっちりこなしている。
      やっぱりマリアン、好きだわ〜〜〜
      向こうは知らないし迷惑だろうが、でも好みなんです、文句ある?(笑)

      清香ちゃんのオディールが
      これまた良かったのだ。
      この間もちょっと驚いたが
      今回は、もっとオーラが出ていて
      以前の、巧いけれど演技力がなくてオーラがなくて
      教科書通りの完璧で地味なダンス、というイメージから
      やっと、ほらほら、見て見て、キレイな私、という
      プリンシパルとしての自信が
      非常に良い方向に出て来たような印象。

      このシーンになると
      もう、夫への罪悪感とか、どこかにすっ飛んでしまって
      やっぱりヴァディムが良いわ(と思っているかどうかはともかく)
      ここでこのダンサー落としておいて
      私のキャリアに協力してもらうわ(とは思っていないと思うが)
      という欲望がモリモリ出て来て
      ほら見て、魅力的なワタシ、というオーラに加えて
      底意地の悪いオディールという黒鳥に化けている。
      その底意地の悪さが
      品の良さに隠れて、そこはかとなく見えるところなんて
      清香ちゃんの演技力の飛躍には目を見張る。
      (それが実は地でしょう、とかは口が裂けても言いません!)

      この幕のヴァディムのソロが、もうタメ息もの ♡
      清香ちゃんとのパ・ド・ドゥで
      衣装の胸元が裂けてしまい
      ちょっとぶら下がった状態になって
      (位置に付く間に自分で止めていたようだが
       やっぱりソロのジャンプの時に同じところが裂けた)
      こんな状態で、あのソロ大丈夫か、と思ったら
      落ち着いて、堂々として
      空間の掴みがものすごく大きくて
      優雅に高雅に気品あって手足が延びて
      柔らかい着地で
      このダンサー、重力って言葉を知らないのか
      とまで思わせるノーブルさ。

      清香ちゃんのソロの時に
      衣装係がばっちり縫って
      次のソロが

      うわああああ、何ですかこれは!
      これこそ王子さま中の王子さま一番!!!
      ピルエットのフィニッシュの時の
      あのもったいぶった身体の動かし方の優雅さには
      客席から盛大なきゃ〜っというのが聞こえた。
      (一部、私も叫んでしまったかもしれない)

      これで清香ちゃんのフェッテ。
      2日前みたいに軸がズレたら怖いので
      シングルで良いじゃん、と思っていたら

      きちんとドゥーブルを何回か入れて
      軸ずれなしに、ばっちり32回転した凄さ。

      続いてのアラスゴンドのヴァディムが
      これまた、足が全く下がらず、体幹まっすぐのまま
      あの回転こそ、人間が表現できる美の最たるものだ
      と思わせる美しさ。

      何という見応えのある白鳥の湖!!!!!
      ああ、もう、ここまででも充分に幸せ。

      第3幕のジークフリートとオデットの最終シーン。
      オデットは嘆き悲しんでいるけれど
      ただただ、嘆き悲しむのではない品の良さが素晴らしい。
      やっぱり夫ある身で、浮気は出来ないの、許して
      (だから、何で私の妄想はソッチ方向へ・・・(冷汗))

      ヴァディムのジークフリート王子が
      オデットに惚れているのが
      このシーンでは、痛々しい程に伝わってくる。

      ローマンみたいな
      「1回は浮気したけれど、本気じゃなかったんだ、許してくれ」
      のボロボロ状態ではなくて

      本当に清香を愛しているんだ
      夫は捨てて僕のところに来て欲しいのに
      何故、来てくれないの?(だから妄想です)
      と、縋り付く愛に満ちた目線に
      オデットが絆されないのが世界の3大不思議である。

      それでも私は夫のところに帰ります
      という芯の強さ、貞操の強さは
      清香ちゃんだからこそ、演技に活きる。
      (勝手に不倫劇になってます、すみません)

      千秋楽公演、行って良かった!!!
      いや、行けて良かった!!!

      だいたい今日は13時から19時までの講義があったのだ。
      「19時にオペラ座に行くから、18時〜19時の1時間
       講義を録音させてくれ」と頼み込んだら
      録音されるのはイヤ、と言われたのに
      たった1時間だし、個人的にしか使わないし
      誰にも貸さないし、ノート取ったら録音はすぐに消すから、と
      無理矢理ゴネたら
      先生がすごい勢いで喋りまくって
      18時には講義が終わっちゃったという・・・

      先生、ごめんなさい(深くお辞儀)
      でも、おかげさまで、この素晴らしい公演を
      堪能する事が出来たので感謝してます。

      とは言いつつ、自分の都合で
      講義時間を1時間削らせてしまったけしからん私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      ちなみに、このブログに引っ越してからの
      白鳥の湖鑑賞は、今回が27回目である。
      (数えてみて、自分でもちょっと驚いた(笑))

      白鳥の湖 今シーズン5回目

      0
        Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年3月6日 19時〜22時10分

        SCHWANENSEE
        Balett in vier Akten
        振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
        音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
        舞台・衣装 Luisa Spinatelli
        照明 Marion Hewlett
        指揮 Paul Connelly

        ジークフリート王子 Vadim Muntagirov
        オデット・オディール Kiyoka Hashimoto
        ロットバルト Alexandru Tcacenco
        王子の母 Alene Klochkova
        王子の友人たち Elena Bottaro*, Adele Fiocchi
        Tristan Ridel*, James Stephens
        王子の教育係 Christoph Wenzl
        侍従長 Gabor Oberegger
        第一幕
        ワルツ Emilia Baranowicz, Eszter Ledán, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
        Leonardo Basílio, Andrey Teterin, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
        Sveva Gargiulo, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc,
        Oksana Timoshenko, Chiara Uderzo*, Céline Janou Weder, Madison Young,
        Giovanni Cusin, Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden,
        Scott McKenzie, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull
        女王の付き添い Eriona Bici, Marie Breuilles, Laura Cislaghi,
        Katharina Miffek, Flavia Soares, Beate Wiedner
        第二幕・第四幕
        大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Katharina Miffek
        小さな白鳥 Elena Bottaro, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto, Nina Tonoli
        白鳥 Tea Bajc, Emilia Baranowicz, Eriona Bici, Marie Breuilles, Aoi Choji,
        Laura Cislaghi, Sveva Gargiulo, Emery Hetterich*, Alena Klochkova,
        Zsófia Laczkó, Anita Manolova, Fiona McGee, Suzan Opperman,
        Olivia Poropat, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
        Isabella Lucia Severi, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko,
        Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young
        第三幕
        貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
        Anita Manolova, Suzan Opperman, Alaia Rogers-Maman
        スペインのダンス Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko
        James Stephens, Andrey Teterin
        ナポリのダンス Fiona McGee*, Scott McKenzie
        Aoi Choji, Olivia Poropat*, Joana Reinprecht,
        Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto,Oksana Timoshenko
        ポーランドのダンス Madison Young, Leonardo Basílo*
        Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
        Marat Davletshin, Trevor Hayden, András Lukács
        ハンガリーのダンス Sveva Garguilo*, Marian Furnica*
        Tea Bajc, Eriona Bici*, Marie Breuilles, Laura Cislaghi,
        Zsófia Laczkó, Katharina Miffek, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
        Giovanni Cusin, Andrés Garcia Torres, Igor Milos, Tristan Ridel,
        Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull, Géraud Wielick

        Wiener Staatsballett
        Ballettakademie der Wiener Staatsoper
        Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
        Orchester der Wiener Staatsoper

        高いチケット買っちゃった〜とか叫んでみても
        所詮はギャラリー、天井桟敷だろうと思って
        会場着いてチケット出したら、バルコン席だった。
        ちょっと脇の方だけど
        前の人が身を乗り出さなければ、ちゃんと舞台は見える。
        前は観光客のグループっぽかったけれど
        マナーはちゃんと知っていて、静かだったし身の乗り出しもなく
        非常に快適な鑑賞となった。

        本日のメイン・イベントはヴァディムである!!!!
        もう、絶対に絶対にヴァディムである!!!!!!!
        日本からのファン・クラブか、と思うほどの人数も来ていたし
        もちろん、オデット+オディールの清香ちゃんも主役だけど
        世界の王子さま大会があったら
        楽々優勝か準優勝するに違いないヴァディムのジークフリート ♡

        だいたい最初のシーンって
        舞台の後ろのところで
        王子さまのジークフリートが本を持って立っているのだが
        ヴァディム、ちゃんと本を読んでますから。

        あ、バレエ知らない人には上記発言は謎でしょうが
        ウィーン国立バレエのダンサーって
        このシーン、まるで本を持ったロダンの彫像みたいに
        み〜んな「固まって」いるんですよ。
        立ってりゃ良いってもんじゃないだろ。
        あれは、現世のバタバタを避けて
        本の世界に閉じこもる王子さまなのであって
        本は「持ってる」だけじゃ意味ないの!!!

        ヴァディムはちゃんと読んでいるし
        ページまで捲っている。
        その間の立ち姿も美しい・・・

        ソロの時の、あの優雅さには、ため息。
        ジャンプの高さもあるけれど
        それよりも、掴む空間が大きい上に
        一つ一つのパが丁寧で優美で
        気品というのは、こういう事を言うのか。
        舞台を歩いているだけでも美しい。
        気品・高雅さがキラキラである。

        あまりの気品の高さに
        パ・ド・サンクを初めて踊ったトリスタンが
        途中で派手にパを抜かしてた。
        そりゃ、気圧されるよねぇ。何となく気分はわかる。

        さて、清香ちゃんのオデット。
        技術的には完璧なダンサーなので、美しい。
        美しいけれど、ちょっとせわしいというか
        タメがなくて、何だか非常にすべてがスムーズに進行してる印象。
        ジークフリートの弓を見て
        驚いて後退るところも
        あまりニュアンスがない(すみません、所詮シロウトの言いたい放題です)

        マイムの部分については
        清香ちゃんが考えたな、という
        ストーリーを伝える工夫もあったし
        悲劇の主人公のオーラを出そうとしているのも
        よく見えるのだが

        あら、こんな素敵なダンサーに誘惑されちゃって
        ああ、でも、私には夫が居る・・・

        何故にここで脳内不倫ストーリーが爆発するのか
        自分でもよくわからない。

        ジークフリートに愛を誓ってもらいながら
        なんだかあまり嬉しそうじゃない、というか
        夫ある身で、ここでジークフリートに惚れるわけにはいかない
        という、日本古来の貞操ある糟糠之妻・・・って
        ストーリーが違う!!!(すみません)

        休憩の後の第3幕の宮廷の場面。
        うはははは、ここのディヴェルティスモンが
        本日はゴキゲンなメンバー。

        ガラとオクサーナ、ジェームスとアンドレイのスペインの踊りが
        大柄なガラとオクサーナの個性あるオーラが活き活きしていたし

        ナポリのダンスにフィオーナとスコットって ♡♡♡
        あまりにキュートすぎるじゃないの、このカップル。

        ポーランドのダンスのソロはあまり目立たないのだが
        マディソンとレオナルドのカップル。
        マディソンは独特の雰囲気があるし
        レオナルドも背が高くて見栄えする。

        ハンガリーのダンスに
        スヴェーヴァとマリアン(!!!)
        マリアン!!!! マリアン!!!!
        あ〜、すみません、ファンなもので。
        ヘンな付け髭つけてるから、顔の魅力はちょっとイマイチだが
        いやああああ、美しい、優雅だ、可愛い。
        多少の技術的手抜きについては、見なかった事にする(ファンだから)

        清香ちゃんのオディール!!!
        ありゃ〜〜〜、これはこれは、オデットと全く雰囲気を変えて来た。
        そりゃ当たり前と言えばそうなんだけど
        清香ちゃん、オディールの方が魅力的。

        夫に貞操を誓う妻から完璧に離れて
        こんな才能ある素敵なダンサーと踊れるんなら
        この際、夫はどうでも良いわ
        (脳内妄想の心の声)
        それでも、多少は夫に引け目があるのか
        完璧に突き抜けて
        このダンサーを誘惑するわよ、という直前で止まっているのだが
        ほんの一瞬見せる「えい、やっちゃえ」というのがなかなか迫力。
        もう良いじゃん、貞操忘れて浮気しちゃえ(違!)とか
        ついつい応援したくなってしまう(だから違う!)

        盛大に話が違ってきているが
        ヴァディムのソロの見事さと言ったら
        あ〜、もうもうもう
        王子さまって、コレなのね。
        しかも、子供の頃から甘やかされて
        好き勝手し放題なので、プライドとかいう意識もない。
        人間の悪意とか全く知らない
        「箱入り息子」(そんなのが居るかどうかは不明)
        この徹底的な世間知らずって、すごい造形だわ。
        しかも、それがヴァディムにぴったりハマっているというのも
        ある意味、ちょっとコワイ。

        清香ちゃんのオディールの最後の見せ場のフェッテ。
        張り切っているのはわかる。
        良いところを見せたいのもわかる。
        そういう意識が出て来たところも高く評価するが
        あれだけドゥーブル入れる必要はないと思う。
        しかも、ドゥーブルのたびに軸がずれるので
        見ていて、ちょっとドキドキする。

        リュドミラはやるけど
        オルガはドゥーブルは入れず
        優雅なシングルの技で魅せるし
        清香ちゃんも美しいシングルのフェッテで良かったと思うのだが。
        その後のヴァディムのアラスゴンドが
        あまりに技術的に飛び抜けていて、凄かったわ。

        最後の美しい幻想的なシーン。
        王子さまは、まだ世間知らずのまま
        オデットに縋りつけば、何とかなると思っている。
        オデットは心の中では
        なるわけないだろ、このアホ
        ・・・と思っているかどうかはわからないけれど
        姫から白鳥への切り替えは
        ばっちり出来ていて、すごく良かった ♡

        やっぱり清香ちゃんって・・・美しいわ。
        ほんと、スタイル抜群で
        美人というのは、彼女のためにある言葉かしら
        というくらい、本当に本当に美人である。
        頑張れ、全優クン(だから脳内妄想ですってば)

        いや〜、眼福だった。
        超王子で世間知らずなのに
        オデットやオディールを見つめる甘い目線。
        オデットやオディールでなくても惚れる。
        夫にするにはどうかと思うけど(関係ないからそれ)

        ボスのルグリは日本に行っちゃってるけれど
        明後日3月8日が白鳥の湖最終日。
        もう一度、ヴァディムと清香ちゃんを見られると思うと
        ドキドキする私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        バレエ コッペリア 3回目

        0
          Volksoper / Wiener Staatsballett 2019年3月5日 19時〜21時30分

          COPPÉLIA
          oder das Mädchen mit den Emailaugen
          Ballet in drei Akten

          振付 Pierre Lacotte (Akte I und II nach Arthur Saint-Léon)
          音楽 Léo Delibes
          リブレット Charles Nuitter und Arthur Saint-Léon
          舞台 nach den Pariser Originalentwürfen (1870) adaptiert von Pierre Lacotte
          舞台再現 Jean-Luc Simonini
          衣装再現 Michel Ronvaux
          照明 Jacques Giovanangeli
          指揮 Lorenz C. Aichner

          スワニルダ Nikisha Fogo
          フランツ Richard Szabó
          コッペリウス Gabor Oberegger
          村長 Franz Peter Karolyi
          農民の娘 Emila Baranowicz
          スワニルダの友人 Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Sveva Garguilo, Eszter Ledán,
          Anita Manolova, Fiona McGee, Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto
          マズルカ Marie Breuilles, Aoi Choji*, Zsófia Laczkó, Olivia Poropat*, Flavia Soares,
          Iulia Teaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder, Beate Wiedner
          Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Andrés Garcia Torres, Sergiy Gllovin,
          András Lukács, Scotta McKenzie, Hanno Opperman, Gaetano Signorelli
          村人 Laura Cislaghi*, Gala Jovanovic, Alene Klochkova, Katharina Miffek,
          Igor Milos, Kamil Pavelka, Alexandru Tcacenco, Zsolt Török
          中国の人形 Nicola Barbarossa
          ペルシャの人形 Marat Davletshin
          楽器を弾く人形 Hanno Opperman
          コッペリア Eriona Bici
          アウローラ Nina Tonoli
          夜 Madisson Young
          夕暮れ James Stephens
          糸紡ぎ Sveva Gargiulo, Eszter Ledán, Anita Manolova, Fiona McGee,
          Joanna Reinprecht, Rikako Shibamoto
          花嫁たち Suzan Opperman, Zsófia Laczko*, Alaia Rogers-Maman, Chiara Uderzo
          婚約者たち Trevor Hayden, Géraud Wielick
          Giovanni Cusin, Marian Furnica, Tristan Ridel, Narvin Turnbull
          12時間 Marie Breuilles, Aoi Choji*, Laura Cislaghi, Gala Jovanovic,
          Alena Klochkova, Katharina Miffek, Olivia Poropat*, Flavia Soares,
          Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder, Beate Wiedner
          領主 Christoph Wenzel

          2月のコッペリア公演は行けなかったので
          マーシャとデニスのキャスティングは残念ながらパス。
          ニキーシャとリッチーの組み合わせは本日が2回目でこれも最後。
          あと、アリーチェとヤコブのカップリングが2回あるが
          これも1回しか観られない。
          ・・・いや、1回でも観られる日があるのは有難い。

          本当に魅力的な演目。
          舞台は美しい、衣装も美しい。
          ストーリーはキュートで可愛らしくて
          (まぁ、バレエのストーリーですから)
          ハッピー・エンドで(これ大事)
          あまり考えずに済んで
          (白鳥の湖だと、いつもストーリー解釈に悩む)
          音楽はゴキゲンで
          こういう音楽やらせると、元気一杯のオーケストラは巧いし
          細かいミスはあっても、手抜きはない(笑)

          ニキーシャのスワニルダは
          ナターシャとはまた違った味がある。
          ダンスのキレが良くて
          元気でおしゃまで、エネルギーに満ち溢れていて
          現代っ子って感じがする。
          ナターシャがおとぎ話なら
          ニキーシャは、もう少しリアルで現代的。
          スマホ取り出してライン始めても、何となく納得するかも(笑)

          だからニキーシャのフランツへの嫉妬ぶりが可愛い ♡
          怒らせたら、このスワニルダ、コワイかも
          ・・・というリアルさが抜群に活きるのが
          第2幕の、人形の振りして
          だんだん、悪ガキになってくるシーン。

          まぁ、この暴れぶりが、わっはっはっはっは。
          本は蹴っ飛ばすわ、人形の剣を振り回すわ
          人形を壊してまわるわ
          ・・・何だかニキーシャ、すごく楽しそうなのだが
          それってもしかして地ですか(ウソウソ、ワタシの妄想です)

          しかも大暴れの後のスペインのダンスが
          実にキレキレで明るいオーラがあって
          ニキーシャにぴったり。

          対するフランツはリッチー。
          このダンサー、入団した時から、ずっと若い。
          何故、老けないんだ???
          小柄で小粒でバネがある、っていうのはあるけれど
          本当に若く見える(ある種のバケモノか(笑)←褒めてます)

          割に地味、というイメージがあるリッチーだが
          おバカで単純なフランツ役の演技も出来ていて
          ニキーシャに振り回されたり
          コッペリアへの浮気心ダダ漏れだったり(爆笑)
          (それも地ですか?とは言わない、マーシャにぶっ飛ばされそう)

          この演目の見どころは
          華やかな群舞にもあって
          カラフルな衣装でのダンスは楽しいのだが
          ・・・舞台が狭い(汗)

          特に第1幕って、舞台装置が両脇に張り出していて
          あの狭い空間で、あれだけの数のダンサーが
          ぶつからず、お互いに叩かず(手とか足とか)
          一斉に揃って踊るのを見るのは
          実は正直、ドキドキする。
          その分、国立オペラ座の広い舞台よりは
          密集感があって濃い感じがする。

          コッペリウスのガボールはアレクシスに比べて天と地の差がある。
          アレクシスの方が、ずっと演技が深かった。
          人形が踊り出すのを見て
          ただ、わ〜、うれしい、という役ではないぞコッペリウスは!!!
          アレクシスのコッペリウスは
          過剰な演技っていう感じはあったけれど
          それがまた、非常にリアルで
          コッペリウスの心情が手に取るようにわかったけれど
          ガボールの人物造形はアレクシス観た後だと浅すぎる。

          すみません、文句つけ放題で・・・f^_^;)

          スワニルダの友人も美人ダンサーで揃えていて
          いやもう、キュートでキュートで、悶えまくり(おやぢかお前は)

          第3幕のディヴェルティスモンの
          ニーナ(トノリ)の清潔感漂う可憐なダンスも良いし
          ジェームスとマディソンの夕暮れと夜なんて
          現世から離れた、全く違う世界の幻想的な物語で
          ジェームスのリフトでマディソンが浮くところなんて
          本当に本当に、舞台の上に妖精が飛んでる!!!としか思えない。
          (最後のリフトで退場シーン、周囲からホーッという息がかなり聞こえた)

          この演目、フォルクス・オーパーでの上演なのに
          さりげなく素晴らしいダンサーを
          あちこちに配役しているので、ものすごく見応えがあるのだ。

          うふふふふ・・・・
          だって、今日なんかスコットとかが群舞に混ざってるし
          初恋の君(に似た)マリアンも、凛々しい花婿姿(きゃああああ)
          ついつい、凛々しい花婿姿ばかり見ていると
          このシーンではスワニルダとフランツのソロを見逃すので
          あ〜、もう、天井桟敷から10倍の望遠鏡で
          どこを見たら良いんだか(だからもっと良い席を・・・(冷汗))

          ダンサーの皆さまは
          オペラ座では白鳥の湖、フォルクス・オーパーではコッペリアと
          大変な事になっている。
          (明日はオペラ座で白鳥の湖である。もちろん私は行く!)
          ウィーン国立バレエ団って
          そう考えてみると、日本のブラック企業に負けないような気もするが
          むちゃくちゃ客席から楽しませてもらっている身としては
          事故とか怪我がないように祈る日々。

          大学の4学期目が始まって
          むちゃくちゃ演習とかゼミとか申し込んだら
          全部申し込みが通っちゃって、ひたすら焦っているのだが
          初日からコンピュータにシンセサイザーをセットアップして
          ワケわからないけど、何となく楽しい私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          今までコンピュータで音響処理をした事がなくて
          音響分析とかシンセサイザーとかのソフトを
          どう使って良いのか、さ〜っぱりわからない(冷汗)
          プログラミングなんて、やったの20年前だわよ(冷汗)
          これで6月までに自分のプロジェクトを作成って
          ・・・果たしてどうなる事やら。
          (同僚数人は、今日の授業の後、や〜めた!と帰ってしまった(涙))

          白鳥の湖 今シーズン4回目

          0
            Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年3月2日 19時〜22時10分

            SCHWANENSEE
            Balett in vier Akten
            振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
            音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
            舞台・衣装 Luisa Spinatelli
            照明 Marion Hewlett
            指揮 Paul Connelly

            ジークフリート王子 Roman Lazik
            オデット・オディール Liudmila Konovalova
            ロットバルト Andrey Teterin
            王子の母 Oxana Kiyanenko
            王子の友人たち Anita Manolova, Rikako Shibamoto
            Scott McKenzie, Richard Szabó
            王子の教育係 Christoph Wenzl
            侍従長 Gabor Oberegger
            第一幕
            ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Fiona McGee, Isabella lucia Severi,
            Tristan Ridel, James Stephens, Alexandru Tcacenco, Géraud Wielick
            Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman, Xi Qu,
            Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
            Nicola Barbarossa, Giovanni Cusin, Marian Furnica, Trevor Hayden,
            Igor Milos, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull
            女王の付き添い Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka,
            Emily Hetterich, Katharina Miffek, Beate Wiedner
            第二幕・第四幕
            大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Katharina Miffek
            小さな白鳥 Elena Bottaro, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto, Nina Tonoli
            白鳥 Tea Bajc, Emilia Baranowicz, Eriona Bici, Marie Breuilles, Aoi Choji,
            Laura Cislaghi, Venessza Csonka, Sveva Gargiulo, Alena Klochkova,
            Zsófia Laczkó, Anita Manolova, Fiona McGee, Suzan Opperman,
            Olivia Poropat, Xi Qu, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
            Isabella Lucia Severi, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko,
            Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young
            第三幕
            貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
            Suzan Opperman, Xi Qu, Rikako Shibamoto
            スペインのダンス Zsófia Laczó, Alaia Rogers-Maman,
            Alexis Forabosco, Kamil Pavelka
            ナポリのダンス Anita Manolova, Richard Szabó
            Aoi Choji, Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Joana Reinprecht,
            Isabella Lucia Severi, Oksana Timoshenko
            ポーランドのダンス Alena Klochkova, Alexandru Tcacenco
            Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
            Marat Davletshin, Trevor Hayden, András Lukács
            ハンガリーのダンス Nina Tonoli, Géraud Wielick
            Tea Bajc, Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka,
            Katharina Miffek, Oliva Poropat, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
            Giovanni Cusin, Marian Furnica, Igor Milos, Hanno Opperman,
            Tristan Ridel, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull

            Wiener Staatsballett
            Ballettakademie der Wiener Staatsoper
            Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
            Orchester der Wiener Staatsoper

            多少の咳は残っているものの
            風邪という程ではなくなって
            またもや、立ったらちょっとだけ見える貧民席へ。

            2月25日とほとんど同じキャストだが
            アリーチェの代わりにニナ(トノリ)が入っている。
            今日の公演はライブ放映もあったらしい。

            ローマンのジークフリート王子って
            何だか地味・・・

            というか、今日のそのヘア・スタイルは何(絶句)
            短くカットしてちょっと癖毛を残してはいるけれど
            多少もみ上げが残っているとは言え
            パーマが落ちだしたおばさんのヘア・スタイルに近い(ように見える)

            このダンサー、ジャンプの着地は柔らかいし
            テクニックあって、実に優雅なんだけど
            あまりに優雅すぎて、大技でも自然過ぎちゃって
            華がないというかアピールしないと言うか・・・

            パ・ド・サンクにスコットと梨花子ちゃんのカップルが登場して
            少し舞台の明るさが戻った。
            スコット、本当にキュートだわ ♡
            梨花子ちゃんも可愛いしアピールする。
            リッチーとアニータは、ちょっと地味目のカップルだけど
            リッチーのキレの良さ、アニータのバレエの巧さでカバー。

            あ、そう言えば、またもやグラス返却問題が発生。
            この間はマリアンが思い切り舞台の袖に投げたけれど
            今度は、返し損ねて、そのまま床の上。

            しかも舞台の超ど真ん中。

            うわあああ、これ、蹴つまづいたら大事故になる(真っ青)
            1人がパでうまく蹴っ飛ばして
            舞台下手(しもて)のマディソンが気がついて
            さりげなく横にどけて
            (踊りながらああいう事が出来るって・・・すごい)
            その後、たぶんクリストフあたりが舞台袖に移動させたのか
            私の視界からは消えた。

            で、この一連の流れ、舞台のバレエに全く影響なく
            さりげなく行われたのが、さすがのプロというか・・・
            初めてこの演目見た人は全く気づかなかったんじゃないかと思う。

            今シーズン、グラス返却ミス、これで2回目。
            新人たち(グラス集め係)のタイミングのミスか。
            ともかく、事故にならなくて良かった。ヒヤヒヤした。

            さて、地味な王子が教育係にたきつけられて
            白鳥の湖にのこのこ出掛ける第2幕。

            リュドミラ登場 ♡

            リュドミラって、今までのイメージでは
            「ほら見て、ほら見て、キレイなワ・タ・シ ♡」
            のイメージが強くて
            ジャンプして顔を上にする時に口開くのやめろ、とか
            言いたい放題言って来たんだけど(ごめんなさい)

            何だか、今回のオデットでは
            ほらほら見て見て、キレイなワタシ
            というオーラを全く感じないんだけど・・・

            だから儚さや透明感が・・・というと
            そうでもなくて

            あっ、やっと(また)王子が来た
            ここで同情引いてしっかり愛の誓いをさせないと
            ワタシ、白鳥から姫に戻れないんだから
            今度こそ、うまくやるわよ

            という必死さを感じる(話が微妙に違う)

            いやもう、自分のこれからの人生かかってますから
            という、健気な必死さをヒシヒシと感じるのだが
            その分、細かい部分の演技が
            以前より、ずっと洗練されている。

            実はロットバルトなんて
            私の筋肉で簡単に倒せちゃうんだけど
            でも倒しちゃったら魔法が解けないから
            意地でも、か弱い白鳥に見せて
            この王子を引っ掛けなくちゃ
            (どんどん妄想が別の方向へ・・・)

            それでも、演じている「儚さ」は
            演技であっても美しい。
            その分、必死さも伝わってくる(違)

            オルガの姫の役作りも凄かったが
            ある意味、リュドミラのオデットも悲壮感が凄いわ。

            その悲壮感の虜になっていたのかもしれないが
            第3幕のオディールが
            いつものリュドミラの誘惑のオーラを感じない。

            あ〜、相手はローマン(中年)か
            もっと若い男の子持って来い!

            ・・・という訳ではないと思う(思いたい)のだが
            本気で誘惑していない感じで

            どうでも良いけど、一応、親の命令だから
            このアホを誘惑しなきゃイケナイのよね
            どうせ、私の魅力に参っちゃうに決まってるけど、ふん。

            ふん、とは言わないが、そういう雰囲気を纏うオディール。
            ソロは妖艶で美しく魅力的だが
            聴衆を全員、私の虜にしてやる、という気概は伝わって来ても
            そのエネルギーが王子さまを的にしているか、というと
            何となく違う(ような気がする)

            しかしさすがの、あの最後のフェッテでは
            (最初からドゥーブル連続技・・・・)
            王子さまに向けて、ほら見て見て見て見て
            あなたのアラスゴンドより私のフェッテの方が迫力よっ!
            (とは言ってないが)

            迫力でオディールの勝ち(笑)
            ローマン、ちゃんとノーブルに踊っているのに
            ここでも、ただの気の良い甘いお坊ちゃんにしか見えない。
            (ちなみに、それが正しい。でも地味である)

            ところが・・・
            最終幕のオデットとジークフリートになると
            オデットが

            あ〜、(また)失敗されちゃった
            この役立たず
            ・・・姫だから、そういう下品な事は言わないが
            やっぱり怒ってるだろオデットは(笑)

            嘆き悲しんで(怒っている)オデットに縋り付くローマンが
            きゃああああああ
            もう、このダンサー、なんでこう
            なさけないボロボロの役が巧いのよ・・・

            アホ的に見開いた、何も考えていない
            まん丸のお目目が、あまりになさけなさ過ぎる。
            ジークフリート、反省し過ぎて、もうボロボロである。

            あんな状態見たら
            ロットバルトに、ちょっとこの王子
            あまりにアホすぎて、あまりにボロボロだから
            ちょっと許してやったらどうなの?と
            モンスター・ペアレンツ的に物申したい気分になる。

            オデットとジークフリートのパ・ド・ドゥのところで
            舞台から雑音が聞こえていたが
            何か装置の不調だったんだろうか。
            確かに、最後の波だけど
            舞台袖から6人が手作業で空気を入れていたけれど
            あれって機械でやってたっけ?手作業だったっけ?

            ローマンのジークフリート
            波に翻弄される部分の演技も多少端折ってたが
            腕だけ見せて溺れるところを巧くアピールしたのは見事。

            この演目、最終幕はジークフリートとロットバルト以外
            男子ダンサーは誰も出てこなくて
            すごい数の女性ダンサー勢揃いで群舞して
            その後、じっとソロの間、風景に溶け込んで身じろぎできないという
            女性ダンサーには過酷な演目(だからこそ美しいんだけど)

            男女平等の世の中なので
            あの白鳥の群れの半分くらいが男性ダンサーでも
            私は構わないけれど(男性ダンサーのポワント?)
            万が一、それやったら
            ヌレエフが墓から化けて出て来そうだなぁ、と
            ワケのわからない妄想にふける私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            この演目、ニナ(ポラコヴァ)の時は観ていないのだが
            オルガもリュドミラも
            ここまで深く役を掴んで踊っていると
            最後の2公演の、橋本清香嬢のオデット・オディールが
            技術的な事以上の役作りとして
            どの程度のクオリティを見せてくれるか
            期待しながら、ちょっと心配しているところ・・・

            白鳥の湖 今シーズン3回目

            0
              Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年2月25日 19時〜21時10分
              (途中退場)

              SCHWANENSEE
              Balett in vier Akten
              振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
              音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
              舞台・衣装 Luisa Spinatelli
              照明 Marion Hewlett
              指揮 Paul Connelly

              ジークフリート王子 Roman Lazik
              オデット・オディール Liudmila Konovalova
              ロットバルト Andrey Teterin
              王子の母 Oxana Kiyanenko
              王子の友人たち Anita Manolova, Rikako Shibamoto*
              Scott McKenzie*, Richard Szabó
              王子の教育係 Christoph Wenzl
              侍従長 Gabor Oberegger
              第一幕
              ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Fiona McGee*, Isabella lucia Severi*,
              Tristan Ridel, James Stephens, Alexandru Tcacenco, Géraud Wielick
              Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Zsófia Laczkó, Suzan Opperman, Xi Qu,
              Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder
              Nicola Barbarossa*, Giovanni Cusin, Marian Furnica, Trevor Hayden,
              Igor Milos, Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, Zsolt Török
              女王の付き添い Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka,
              Emily Hetterich, Katharina Miffek, Beate Wiedner
              第二幕・第四幕
              大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Katharina Miffek
              小さな白鳥 Alice Firenze, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto, Nina Tonoli
              白鳥 Tea Bajc, Emilia Baranowicz, Elena Bottaro, Marie Breuilles, Aoi Choji,
              Laura Cislaghi, Sveva Gargiulo, Alena Klochkova, Zsófia Laczkó, Anita Manolova,
              Fiona McGee, Suzan Opperman, Olivia Poropat, Xi Qu, Joana Reinprecht,
              Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko,
              Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young
              第三幕
              貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
              Suzan Opperman, Xi Qu, Rikako Shibamoto
              スペインのダンス Zsófia Laczó, Alaia Rogers-Maman,
              Alexis Forabosco, Kamil Pavelka
              ナポリのダンス Anita Manolova, Richard Szabó
              Aoi Choji Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Joana Reinprecht,
              Isabella Lucia Severi, Oksana Timoshenko
              ポーランドのダンス Alena Klochkova, Alexandru Tcacenco
              Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
              Marat Davletshin, Trevor Hayden, András Lukács
              ハンガリーのダンス Alice Firenze, Géraud Wielick
              Tea Bajc, Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka,
              Katharina Miffek, Oliva Poropat, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
              Giovanni Cusin, Marian Furnica, Igor Milos, Hanno Opperman,
              Tristan Ridel, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull

              Wiener Staatsballett
              Ballettakademie der Wiener Staatsoper
              Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
              Orchester der Wiener Staatsoper

              ニナ(ポラコヴァ)とデニスの白鳥は
              他のコンサートその他と重なったので行けず
              リュドミラとローマンの組み合わせの初日で

              何故かこの日、発売同時に入ったものの
              超貧民席が全くなくて、ギャラリーの横の1列目。

              舞台は見えるのだが、乗り出さないと見えないので
              オペラ・グラス(望遠鏡)を使おうとすると
              肘が邪魔になって、望遠鏡は使えない・・・(涙)

              その上、金曜日にうつされた風邪が大いに悪化した。
              1月終わりから2月初旬の風邪がやっと治ったと思っていたら
              今回の風邪はもっと酷い。

              自分が病原菌のカタマリである事は自覚しているのだが
              こちら、覆面禁止法でマスクするわけにいかないし
              ともかく、咳する時はティッシュペーパー使用して
              ティッシュはできるだけ取り替えて捨てて
              周囲にバイキンを撒き散らかさないように注意はしたものの

              しんどいので
              あ〜、もう、第3幕終わったら帰ろう・・・と
              本当に途中退場して来た(すみません)

              リュドミラの白鳥、かなり何回も見てるし
              ローマンのジークフリートは珍しいけれど、昔はよく踊ってたし
              ベテラン同士の、落ち着いた素晴らしい舞台になる事は予想がつく。
              で、リュドミラが一番輝くのは、オディールである事も知ってる(笑)

              オペラ・グラスが使えないので
              表情が見えないから
              どうしても身体の表現に目が行く。

              ローマンのジークフリートの安定感ってすごいな。
              派手ではないのに、一つ一つのパを確実にこなして
              ジャンプの着地に音のないしなやかなジークフリート。

              多少年増だけど(笑)現代ではモラトリウム王子も居るだろうから
              アラサーで花嫁探しに困っていても
              それはそれでリアル・・・かもしれない。

              安定感があるから、ノーブルさも半端じゃない。
              ナヨナヨしているけれど、優しい。
              甘やかされて育った世間知らずの王子さまの雰囲気がバッチリ。
              アピールがすごい訳ではないけれど
              それはお育ちの良さなので、この役作り、ローマンに合ってる。

              リュドミラは・・・やっぱり美しい。
              ちょっとたくましく見えてしまうのだが
              リュドミラの持っている華やかさって、天性のものだ。

              技術的にはリュドミラはほとんど完璧なので
              ローマンと同じで、安定感があって安心して見ていられるし
              バレエの緩急も、王女さま+白鳥によって変えているのがわかるし
              オデットの悲しみも

              あ〜、オデットの悲しみね〜、う〜ん・・・

              いや、これはこちらの妄想なのだが
              リュドミラのオデットって
              あ〜、また王子さまが来たわ
              ここで引っ掛けて、今度こそは、私を救ってもらわないと・・・

              ・・・だから妄想なんだけど
              オデットの何回かの試みのうちの5回目、みたいな感じがする。
              また来たわ、こんどこそ!という迫真の演技力。
              いや、違うんだけど、ワタクシ的妄想ではそう見えちゃうんです。

              だからこそ(いや違うけど)リュドミラのオディールは
              掛け値なく素晴らしい。
              オディールに関して言えば
              私はリュドミラが一番好きかもしれない。

              あの黒い衣装でオディールだけが舞台に立つ時の
              あの威圧感というか
              広い舞台を一人だけの魅力で制御してしまうオーラ。
              オディールが登場するだけで
              舞台の雰囲気がガラッと変わる。

              色気ムンムンというか
              いや、色気だけじゃなくて
              もっと人間に根源的なエネルギーの発露。

              正のエネルギーだけじゃなくて
              負のエネルギー含めて
              輝くようなオーラがあって
              負のエネルギーというのも
              人間のオーラには必要なのだなぁ、と思わせる。
              (すみません、妄想爆発してます)

              しかも、あの有名なフェッテ・・・
              しょっぱなから
              え?ドゥーブル・・・じゃなくてトリプル?
              しかも連続で????
              リュドミラのドゥーブルは見た事あるけど
              何と更に技術的にレベルを上げて来た???

              すごい・・・・(絶句)

              最後の方で「え〜い、もう一丁サービス」(妄想)と
              またもやドゥーブル入れてくる技術・・・

              ダンサーって、年齢と共に
              運動能力も下がっていくと思うのだが
              リュドミラが、ベテランの年齢で
              しかも、あれだけ技術的に完璧なレベルの人が
              更に高みを目指して努力して
              それを結実させてしまう、というのは
              涙が出るくらいに感動する。

              いつもリュドミラ姐さんとか言っていてごめんなさい。
              リュドミラの、あの高い技術を更に磨くという努力と野心
              ものすごく尊敬します!!!!!

              私は、病原菌のカタマリなので
              このオディール見た後、幕が降りたら即引退。
              帰ってスープ飲んで即ベッド。

              この演目、確かに女性ダンサーばかり酷使されて
              ちょっとかわいそうなのだが
              今日は見なかったけれど
              第4幕の白鳥の群舞って
              本当にため息が出るほど美しいのだ(観客からは)
              ジークフリートがオデットを探しに来て
              白鳥を立たせていくシーンなんて
              もう、あまりの美しさに頭がボーッとするくらい。

              3月のあと3回の公演は
              しっかり風邪は治して、ちゃんと見るぞ!
              と堅く決心している私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              しかし風邪って、ど〜やったら治るんでしょうか?
              だいたい風邪で病欠した事がない人生だったので
              (会社に行って夢中で仕事していたら自然に治った)
              家でじっとしているのが何とも苦痛で・・・

              白鳥の湖 今シーズン2回目

              0
                Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年2月13日 19時〜22時20分

                SCHWANENSEE
                Balett in vier Akten
                振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                舞台・衣装 Luisa Spinatelli
                照明 Marion Hewlett
                指揮 Paul Connelly

                ジークフリート王子 Jakob Feyferlik
                オデット・オディール Olga Esina
                ロットバルト Eno Peci
                王子の母 Alena Klochkova
                王子の友人たち Alice Firenze, Nina Tonoli
                Richard Szabó, Dumitru Taran
                王子の教育係 Christoph Wenzl
                侍従長 Gabor Oberegger
                第一幕
                ワルツ Adele Fiocchi, Eszter Ledán, Anita Manolova, Rikako Shibamoto,
                Leonardo Basílio, Tristan Ridel, James Stephens, Géraud Wielick
                Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Suzan Opperman, Xi Qu,
                Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder, Madison Young,
                Giovanni Cusin, Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden,
                Scott McKenzie, Gaetano Signorelli, Zsolt Török, Navrin Turnbull
                女王の付き添い Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka,
                Katharina Miffek, Flavia Soares, Beate Wiedner
                第二幕・第四幕
                大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Katharina Miffek
                小さな白鳥 Elena Bottaro, Alice Firenze, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto
                白鳥 Emilia Baranowicz, Eriona Bici, Marie Breuilles, Aoi Choji,
                Laura Cislaghi, Vanezza Csonka, Sveva Garguilo, Alena Klochkova,
                Zsófia Laczkó, Anita Manolova, Fiona McGee, Suzan Opperman,
                Olivia Poropat, Xi Qu, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
                Isabella Lucia Severi, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko,
                Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young
                第三幕
                貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
                Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
                スペインのダンス Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko
                Alexis Forabosco, James Stephens
                ナポリのダンス Anita Manolova, Richard Szabó
                Sveva Gargiulo, Fiona McGee, Joana Reinprecht,
                Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto, Oksana Timoshenko
                ポーランドのダンス Madison Young, Dumitru Taran
                Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
                Trevor Hayden, András Lukács, Gaetano Signorelli
                ハンガリーのダンス Nina Tonoli, Mihail Sosnovschi
                Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó,
                Katharina Miffek, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
                Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Igor Milos, Kamil Pavelka,
                Tristan Ridel, Zsolt Török, Navrin Turnbull, Géraud Wielick

                Wiener Staatsballett
                Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                Orchester der Wiener Staatsoper

                キャストは2月11日とほとんど同じだが
                パ・ド・サンクとハンガリーのダンスに、ニナ(トノリ)が登場。
                今日のオーケストラは
                まぁ、時々、えっ?!というところもあったものの
                比較的無難な演奏だったし
                11日と同じシュトイデさんのバイオリン・ソロは
                息を飲む美しさだった。

                今までバレエの指揮者はケヴィン・ローデスが多く
                この人、バレエ専門みたいな人で熱心なのだが
                かなり突っ走るところがあって
                テンポ的に、おいおい、という箇所が多かったのだが
                今回の白鳥は、やはりバレエ専門のポール・コネリーが来てくれて
                オーケストラとバレエの一体感が、ものすごく良い感じ。

                パ・ド・サンクがかなり見応えあって
                リッチーとドミトル、違うタイプながら、ダンスは巧い。
                見事に息があって、男性2人のシーンはダイナミックで華やか。
                アリーチェのソロ、ナターシャほどのキュートさはない代わりに
                上品で明るくて、いかにも貴族という香りがするし
                ニナ(トノリ)のダンスも細かいパを完璧に余裕でこなして
                初々しい感じのキュートさがあって素晴らしい。

                プリンシパルに昇格したヤコブの長い手足が美しい。
                このダンサー、普通に観客席に居たりすると
                普通の男の子に見えるのだが
                舞台に立つと俄然キラキラしだす。
                ダンスも、かなり安定して来て
                苦手な左周りの不安定感もなくなって来た。
                初々しいながら、王子さまの気品があって優雅。
                少し残る不安定感も、かえって若々しく見えるから不思議。

                ただ、このプロダクションの主人公は
                間違いなく、オデットのオルガさまでしょう(断言)

                先回にも書いた通り
                今回は、ただ悲劇的オーラ巻き散らかすだけのオデットではない。
                悲劇的オーラはオルガさまの持ち味だけど
                それ以上に、「姫」としての気品、プライドが出ていて
                ただの「白鳥にされた悲劇的女性」ではなくて
                「お姫さま」なのだ。

                このオルガさまの気品と並ぶと
                ヤコブは、まだ、そこまで王子さまの貫禄はない(笑)
                (いや、これからよ、これから)

                第3幕のディヴェルティスモンも、それぞれ非常に良かった。
                マディソンとドミトルのポーランドのダンス
                他のダンサーと振付はほとんど同じなのに
                マディソンって、本当に独特の雰囲気がある。

                オルガさまのオデットがあまりに見事すぎて
                オディールの方は多少弱い。
                悪人になり切れていないというか(笑)
                本気で誘惑してないというか(爆笑)
                オルガさま、若い男の子にそんなに優しくしたらダメよ、というか
                何だか、親切心が見えて
                お姉さんかお母さん的で、悪女にはならないのである。
                いや、それがまたオルガさまの持ち味なので
                それはそれで、実に美しいのだが。

                最終のオデットのシーンは
                オルガさまの持ち味が最高に活きて
                悲劇の運命を嘆き悲しみつつ
                ジークフリートと別れを告げて
                白鳥になって去って行くシーンが何ともリアル。

                ウィーンのヌレエフ版の白鳥の湖は
                最後がハッピー・エンドにならないので
                最初観た時にはビックリした。
                個人的には、やっぱりハッピー・エンドになっては欲しいけれど
                オデットは白鳥として去り
                ジークフリートは溺れ死にという
                救いようのない終わり方ではあっても
                オデットはまた次のチャンスがあるかもしれないし(妄想)

                しかしジークフリートが溺死しちゃったら
                オディールは妃の地位もなくなり
                愛を誓われただけでまだ結婚していないので
                遺産相続権もないし、なんだかアホみたいじゃない(妄想)

                かと言って、ジークフリートがそのままオディールと結婚していたら
                オディールは毎日、旦那から泣き言と文句を言われるのだろうから
                (お前さえいなければ云々・・・って言いそうだよね?)
                それもまたうざい日々ではあろう。

                まぁ、そういうアホのような妄想はともかくとして
                オルガさまのオデットは、ある意味、一つの完成形に見える。
                オデットの造形は、オルガさまが若い頃から
                様々なバージョンで踊って来た白鳥の湖の中から結晶したものだろう。
                若い頃のオデットも観ているけれど
                今回のオデットは、ずっと深みを増して
                お人形さんではない、生身の「姫」としてのリアリティがある。

                今回の白鳥はオルガさまは本日で終わり。
                この後、ニナ(ポラコヴァ)とリュドミラ
                清香ちゃんのキャスティング。
                ジークフリートはデニス、ローマン、そしてワディム(!)

                全部の回は行けないけれど(コンサートとバッティングする)
                これからの他のキャストの公演も楽しみにしている私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                バレエばっかりじゃないか、とお怒りの皆さま
                また今週末からコンサート通いも始まりますので
                どうぞお見捨てなく・・・

                白鳥の湖 今シーズン1回目

                0
                  Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2019年2月11日 19時〜22時20分

                  SCHWANENSEE
                  Balett in vier Akten
                  振付 Rudolf Nurejew nach Marius Petipa und Lew Iwanow
                  音楽 Peter Iljitsch Tschaikowski
                  舞台・衣装 Luisa Spinatelli
                  照明 Marion Hewlett
                  指揮 Paul Connelly

                  ジークフリート王子 Jakob Feyferlik
                  オデット・オディール Olga Esina
                  ロットバルト Eno Peci
                  王子の母 Alena Klochkova
                  王子の友人たち Adele Fiocchi, Alice Firenze
                  Richard Szabó, Dumitru Taran
                  王子の教育係 Christoph Wenzl
                  侍従長 Gabor Oberegger
                  第一幕
                  ワルツ Emila Baranowicz*, Eszter Ledán, Anita Manolova, Rikako Shibamoto,
                  Leonardo Basílio, Tristan Ridel*, James Stephens, Géraud Wielick*
                  Elena Bottaro, Sveva Gargiulo*, Suzan Opperman, Xi Qu*,
                  Alaia Rogers-Maman, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder, Madison Young*,
                  Giovanni Cusin*, Marian Furnica, Andrés Garcia Torres*, Trevor Hayden,
                  Scott McKenzie, Gaetano Signorelli*, Zsolt Török, Navrin Turnbull*
                  女王の付き添い Marie Breuilles, Laura Cislaghi*, Vanessza Csonka,
                  Katharina Miffek, Flavia Soares, Beate Wiedner
                  第二幕・第四幕
                  大きな白鳥 Adele Fiocchi, Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Katharina Miffek*
                  小さな白鳥 Elena Bottaro, Alice Firenze, Eszter Ledán, Rikako Shibamoto
                  白鳥 Emilia Baranowicz, Eriona Bici*, Marie Breuilles, Aoi Choji,
                  Laura Cislaghi*, Vanezza Csonka, Sveva Garguilo, Alena Klochkova,
                  Zsófia Laczkó, Anita Manolova, Fiona McGee*, Suzan Opperman,
                  Olivia Poropat*, Xi Qu, Joana Reinprecht, Alaia Rogers-Maman,
                  Isabella Luciz Severi, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Oksana Timoshenko,
                  Chiara Uderzo, Céline Janou Weder, Beata Wiedner, Madison Young*
                  第三幕
                  貴族の娘たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Eszter Ledán
                  Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
                  スペインのダンス Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko
                  Alexis Forabosco, James Stephens
                  ナポリのダンス Anita Manolova, Richard Szabó
                  Sveva Gargiulo, Fiona McGee*, Joana Reinprecht,
                  Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto, Oksana Timoshenko
                  ポーランドのダンス Madison Young*, Dumitru Taran*
                  Emilia Baranowicz, Céline Janou Weder, Beata Wiedner,
                  Trevor Hayden, András Lukács*, Gaetano Signorelli
                  ハンガリーのダンス Alice Firenze, Mihail Sosnovschi
                  Marie Breuilles, Laura Cislaghi*, Vanessza Csonka, Zsófia Laczkó,
                  Katharina Miffek, Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo
                  Marian Furnica, Andrés Garcia Torres, Igor Milos, Kamil Pavelka,
                  Tristan Ridel, Zsolt Török, Navrin Turnbull*, Géraud Wielick

                  Wiener Staatsballett
                  Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                  Jugendkompanie der Ballettakademie der Wiener Staatsoper
                  Orchester der Wiener Staatsoper

                  今シーズン初の「白鳥の湖」
                  通算で数えてみたら、私は2014年から22回目だが
                  このブログに引っ越す前にも、かなり観ている(記録は消えたけど(涙))
                  ただ、この演出、国立オペラ座では237回目の上演だそうだ。

                  まずは

                  ヤコブ、おめでとう!!!!㊗

                  本日の公演の後、プリンシパル任命が発表された。
                  21歳の若きプリンシパル誕生である (^^)v

                  白鳥の湖でジークフリートにアサインされているのを見て
                  今回はプリンシパルになるに違いない、と
                  せっせとチケットを買い込んでおいて良かった ♡

                  さて、第一幕だが
                  ちょっと待て・・・
                  とある楽器のミスが、あまりに酷くて
                  「退場!」と叫びたくなる位で
                  そんな時に限って、この楽器のソロが結構多くて・・・

                  まぁ、バレエだからな、そういう事もある(かも)

                  コールドにいる私の初恋の君(に似た)マリアンが
                  グラスを返し損ねて、思い切り舞台袖に投げたのには驚いたが
                  うまく舞台袖に入ったので大勢に影響はなし。

                  ヤコブは舞台だと、立っているだけで絵になる ♡
                  ソロも、長い手足がのびのびとしてノーブル。

                  でも、この舞台の主人公は
                  オルガさま!!!!!
                  オルガさま!!!!!!!!!!

                  2007年から2009年にかけて
                  オルガさまはオデット・オディールを踊っていて
                  その後、2014年の再演の初日3月16日に怪我をして
                  なのに最後まで踊りきって降板。
                  オルガさまの白鳥は2014年の9月まで待たねばならなかったのだ。

                  でも、以前のオルガさまに比べると
                  今回のオデットは、なんだか芯が強い。
                  ただの儚いオーラをまとった、薄幸の美女というだけではなくて
                  何とも言えない気品と、その存在感が、とても大きい印象。

                  オルガさまの存在感が強すぎて
                  ちょっとヤコブが霞む・・・
                  めちゃくちゃ美しいカップルなのだが
                  オルガさまが、あれだけ存在感を出してくると
                  ヤコブが、ちょっとお人形さんに見えてしまうのだ。

                  ヤコブはこの役は踊るのは2回目。
                  (役デビューは2017年6月1日で
                   オデット・オディールはニナ(ポラコヴァ)だった)
                  それなりの役作りはしっかり出来てはいるのだが
                  このアホなジークフリート王子って
                  ヤコブの卓越した演技力が目立つという訳でもない。
                  演技力が活きるのは、ペール・ギュントとかニジンスキー役だな。
                  クラシック・バレエの王子さまって
                  何だかワケのわからないアホが多いんだもん。

                  でも、ヤコブとオルガさまが組むと
                  それはそれは美しい。
                  ともかく絵になる。
                  あり得ない少女漫画の一コマに見える ♡

                  ポーランドの踊りではマディソンとドミトルが登場。
                  いや〜、マディソン可愛いわ。ホントに魅力的。

                  ハンガリーのダンスでアリーチェの相手役に
                  ミハイルが出て来たのには驚いた。
                  ただ、ミハイルのダンス、以前と比べると
                  ちょっとキレがなくなって来たかなぁ。
                  コールドで躓いて男性ダンサーが1人転んで
                  後に続くダンサーが踏んづけていったけど
                  最後はまとまったので、大怪我ではなかったと思う。
                  (しかし、あの体勢から、よくぞフィナーレをまとめたものだ。
                   さすがプロだわ・・・)

                  オルガさまのオディール、魅力的。
                  オデットと雰囲気が全く違う。
                  今回の公演、オルガさまがオデットとオディールの役作りを
                  徹底的にしたのがよくわかる。
                  見せ所の32回転も、完璧な体幹で
                  ドゥーブルとかはやらなかったけれど
                  完璧な回転を実にノーブルに美しく見せてくれた。

                  そんな悪女のオディールの後の
                  最後の幕のオデットの
                  あまりの透明感溢れた美しさに唖然とする。
                  ヤコブのアホなジークフリードも良かったけれど
                  これはもう、オルガさまの独り舞台みたいなものだ。

                  同じキャストで2月13日にもう一度公演がある。
                  その後はデニスとニナ(ポラコヴァ)
                  ローマンとリュドミラ
                  3月の最終公演の2回は、ヴァディムがゲストで
                  オデット・オディールは橋本清香ちゃん!!

                  全部の公演には行けないけれど
                  これからも白鳥の湖を追いかけます!という
                  懲りない私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                  バレエ コッペリア 初日

                  0
                    Volksoper / Wiener Staatsballett 2019年1月27日 19時〜21時45分

                    COPPÉLIA
                    oder das Mädchen mit den Emailaugen
                    Ballet in drei Akten

                    振付 Pierre Lacotte (Akte I und II nach Arthur Saint-Léon)
                    音楽 Léo Delibes
                    リブレット Charles Nuitter und Arthur Saint-Léon
                    舞台 nach den Pariser Originalentwürfen (1870) adaptiert von Pierre Lacotte
                    舞台再現 Jean-Luc Simonini
                    衣装再現 Michel Ronvaux
                    照明 Jacques Giovanangeli
                    指揮 Simon Hewett

                    スワニルダ Natascha Mair
                    フランツ Denys Cherevychko
                    コッペリウス Alexis Forabosco
                    村長 Franz Peter Karolyi
                    農民の娘 Emila Baranowicz
                    スワニルダの友人 Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Sveva Garguilo, Eszter Ledán,
                    Anita Manolova, Fiona McGee, Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto
                    マズルカ Marie Breuilles, Venessza Csonka, Zsófia Laczkó, Flavia Soares,
                    Iulia Teaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder, Beate Wiedner
                    Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden,
                    András Lukács, Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, Géraud Wielick
                    村人 Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Alene Klochkova, Katharina Miffek,
                    Igor Milos, Gabor Oberregger, Kamil Pavelka, Alexandru Tcacenco, Zsolt Török
                    中国の人形 Nicola Barbarossa
                    ペルシャの人形 Marat Davletshin
                    楽器を弾く人形 Hanno Opperman
                    コッペリア Eriona Bici
                    アウローラ Nina Tonoli
                    夜 Madisson Young
                    夕暮れ James Stephens
                    糸紡ぎ Sveva Gargiulo, Eszter Ledán, Anita Manolova, Fiona McGee,
                    Joanna Reinprecht, Rikako Shibamoto
                    花嫁たち Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman, Chiara Uderzo
                    婚約者たち Scott McKenzie, Arne Vandervelde
                    Giovanni Cusin, Marian Furnica, Zsolt Török, Narvin Turnbull
                    12時間 Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Venessza Csonka, Gala Jovanovic,
                    Oxana Kiyanenko, Alena Klochkova, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
                    Flavia Soares, Iulia Teaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder
                    領主 Christoph Wenzel

                    コッペリアのプレミエ(初演)

                    激しく悶絶中・・・・

                    ゲネラル・プローベは15ユーロでバルコン席だったが
                    本日は貧民席の天井桟敷に逆戻り。
                    チケットは今日の方が高い。
                    更に、年間25ユーロを払っている
                    バレエ・ボーナス・カード(全バレエ公演15%割引)は
                    プレミエには適用されないのである。
                    天井桟敷21ユーロの席で
                    何をブツブツ言ってるやら(苦笑)

                    いやもう、本当にこの演目、チャーミングでステキ ♡
                    舞台も衣装もダンスも
                    伝統的なロマンティック・バレエそのものだし

                    音楽が良いんですよ、コッペリアは。
                    (シルヴィアもドリーブで、後半、同じ曲が使われていた(笑))
                    レオ・ドリーブという作曲家は
                    バレエ以外ではコンサート等で演奏される事は滅多にないけれど
                    チャイコフスキーが聴いて感激したくらいだし
                    第一、聴いてみたら、誰でも知ってます (^^)v

                    キュートなキュートなナターシャが
                    キュートに語るスワニルダの役と
                    キャラクターに挑戦のアレクシスが
                    役作りについて語るフォルクス・オーパーのプロモーション・ビデオをどうぞ。
                    (すみません、ドイツ語だけです)



                    第2幕だが
                    これ、スワニルダが人形に代わってから
                    スワニルダは出ずっぱなしで
                    人形の動きをしたり(ナターシャも難しいと言っている)
                    人間の動きになったり
                    (途中でコッペリウスが本を読んでいる時にフランツのところに行くのも
                     人間の動きをする。2役をとんでもない短い間に行ったり来たりする)
                    シーンにある人間に化すシーンの後
                    足で本を蹴っ飛ばしたり
                    人形を壊そうとしたり、とんでもない悪ガキになる(これがまた可愛い)。
                    でもって、スペインのダンスを踊っちゃったりするので
                    まぁ、このスワニルダって、技術に加えて
                    とんでもないスタミナが必要だわ。
                    (第3幕には、もちろんパ・ド・ドゥもソロもある!)

                    デニスがまた、小回りが効いたキレのよい踊りをするし
                    ちょっと浮気オトコのフランツ役とぴったり合っていて
                    ナターシャ・デニスのカップルって
                    パリのおケーキの上に乗ってますって感じの砂糖菓子みたい。

                    スワニルダの友人役も美少女揃いでキュートで
                    あ〜、もう、これこそ舞台の上の「おとぎ話」そのもの。

                    アレクシスのコッペリウスは演技の役だが
                    ゲネプロの時も思ったけれど
                    彼はこの役をよくこなしている。
                    インタビューでも言っていたけれど
                    人物をしっかり自分の中で構築しているのがよくわかる。
                    (演技できるダンサーが増えるのは嬉しい)

                    細かい部分の配役に至るまで
                    すごく合っていて
                    どのシーンを観てもため息ものの美しさ。

                    第3幕で私の初恋の君に似たマリアンが
                    凛々しい花婿姿で登場するのも
                    客席から望遠鏡で見ながら
                    眼福感に酔ってしまうのである。
                    (個人的感想です。でも、この衣装、ものすごく合っていて♡)

                    いやもう、ウィーン在住の皆さま
                    機会があれば、是非、ご覧下さいませ。

                    ただ、この演目、子供でも見られるし
                    (今日も後ろの子供が、ずっと足で私の席を蹴っ飛ばしていた)
                    ものすごい人気になるんじゃないかなぁ。
                    徹底的なロマンティック・バレエだから
                    子供と年配の客が多そうだ。

                    とんでもない講義を取ってしまって
                    まだ書式の試験なら、見てダメだと思ったら出てくれば済むのだが
                    恐ろしい事に、水曜日に口頭試問なので
                    ワケのわからんドイツ語と格闘しているので
                    今日はここまで・・・

                    まぁ、試験ダメだったら
                    また2月に追試のチャンスはある・・・と思うけれど
                    最後の最後まで悪あがきしている私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    悪あがきしているくせに
                    バレエやコンサートには行く(断言)
                    だって、これに行かなかったら
                    何のために大学行ってるのか
                    本末転倒なのですワタシの場合は(笑)

                    しかし本気でワタシはナターシャのフィギュアが欲しい・・・
                    (机の上にあったら勉強しなくなる可能性はあるが・・・)

                    バレエ コッペリア ゲネプロ

                    0
                      Volksoper / Wiener Staatsballett 2019年1月25日 11時〜13時30分

                      Generalprobe
                      COPPÉLIA
                      oder das Mädchen mit den Emailaugen
                      Ballet in drei Akten

                      振付 Pierre Lacotte (Akte I und II nach Arthur Saint-Léon)
                      音楽 Léo Delibes
                      リブレット Charles Nuitter und Arthur Saint-Léon
                      舞台 nach den Pariser Originalentwürfen (1870) adaptiert von Pierre Lacotte
                      舞台再現 Jean-Luc Simonini
                      衣装再現 Michel Ronvaux
                      照明 Jacques Giovanangeli
                      指揮 Simon Hewett

                      スワニルダ Natascha Mair
                      フランツ Denys Cherevychko
                      コッペリウス Alexis Forabosco
                      村長 Franz Peter Karolyi
                      農民の娘 Emila Baranowicz
                      スワニルダの友人 Elena Bottaro, Adele Fiocchi, Sveva Garguilo, Eszter Ledán,
                      Anita Manolova, Fiona McGee, Isabella Lucia Severi, Rikako Shibamoto
                      マズルカ Marie Breuilles, Venessza Csonka, Zsófia Laczkó, Flavia Soares,
                      Iulia Teaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder, Beate Wiedner
                      Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Andrés Garcia Torres, Trevor Hayden,
                      András Lukács, Hanno Opperman, Gaetano Signorelli, Géraud Wielick
                      ブーツの踊り Gala Jovanovic, Oxana Kiyanenko, Alene Klochkova, Katharina Miffek,
                      Igor Milos, Gabor Oberregger, Kamil Pavelka, Alexandru Tcacenco, Zsolt Török
                      中国の人形 Nicola Barbarossa
                      ペルシャの人形 Marat Davletshin
                      楽器を弾く人形 Hanno Opperman
                      コッペリア Eriona Bici
                      アウローラ Nina Tonoli
                      夜 Madisson Young
                      夕暮れ James Stephens
                      糸紡ぎ Sveva Gargiulo, Eszter Ledán, Anita Manolova, Fiona McGee,
                      Joanna Reinprecht, Rikako Shibamoto
                      花嫁たち Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman, Chiara Uderzo
                      婚約者たち Scott McKenzie, Arne Vandervelde
                      Giovanni Cusin, Marian Furnica, Zsolt Török, Narvin Turnbull
                      12時間 Marie Breuilles, Laura Cislaghi, Venessza Csonka, Gala Jovanovic,
                      Oxana Kiyanenko, Alena Klochkova, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
                      Flavia Soares, Iulia Teaciuc, Oksana Timoshenko, Céline Janou Weder
                      領主 Christoph Wenzel

                      日曜日にプレミエを迎える
                      フォルクス・オーパーのバレエ「コッペリア」の最終リハーサル。

                      普通、ワタシ、最終リハーサルの時には記事は書かないのだが
                      (だってプレミエに行く人に失礼だもんね)
                      フォルクス・オーパーのゲネプロは
                      ちゃんと料金取って、チケットは購入するのである。

                      もっとも他の公演と違って
                      チケットは一律15ユーロだが(笑)

                      知ってる人は知っているので
                      チケットは、あっという間に売り切れてしまう(そりゃそうだ)
                      私は気がついたのが遅かったので
                      バルコンの後ろの席だが
                      通常はギャラリーの一番後ろあたりでウロウロしている身としては
                      15ユーロで、この席が購入できるのは有難い。

                      金曜日の11時からの公演とあって
                      来ている観客の99%は年金生活者(後の1%は関係者であろう、たぶん)
                      そのうち、約90%が女性。
                      会場すべてが、お達者クラブのパーティ状態となっている。
                      ・・・いや、私もとうとうその1人になってしまったけど
                      でも、マッサージの話だの、どこの医者がどうの
                      リハビリ施設がどうの、娘が息子が孫が、という話には
                      付いていけません。

                      さて、コッペリアをフォルクス・オーパーでやる、というのは
                      かなり早い時期から
                      かのキュートなナターシャが
                      窓から顔を出しているポスターがウィーン市内に貼られていた。

                      フォルクス・オーパーでのバレエって
                      通常、新しい振付とかでビックリする事が多いのだが
                      (ロメオとジュリエットの音楽もベルリオーズだったし(笑))
                      今回は何と、大昔のラコットの振付で
                      大昔のパリ・オペラ座の舞台と衣装で
                      ものすごく伝統的に攻めて来た。

                      衣装がむちゃくちゃカワイイ ♡
                      舞台もむちゃくちゃカワイイ ♡
                      こんな古臭い、いや、もとい伝統的で正統的なバレエを
                      まさか現代で見られるなんて・・・というキュートさ。
                      好み的には、あまりに「おとぎ話」過ぎるきらいはあるが
                      どの年代にもウケる正統派バレエの舞台ではある。

                      ナターシャ・・・きゃあああああああっ!!!
                      もともとキュートなのがスワニルダとか踊ったら
                      あざといまでにキュート過ぎて
                      少女漫画(昭和30年代)かこれは、という世界。
                      仕草ひとつひとつが、まさにコミックの世界。

                      まぁ、そういう演目だよね、これ。

                      フランツのデニスは
                      スワニルダの恋人でありながら
                      コッペリアにも色目を使いたがるという
                      まぁ、若い年代に居そうな浮気男なんだけど
                      デニスにはばっちり役柄が合っていて
                      ナターシャと同じく、技術も抜群だし
                      演技も洒脱でチャーミングでキュートで
                      ナターシャとのカップルとしては理想的に合う。

                      第3幕のデヴェルティスモンで
                      ニーナ(トノリ)やマディソンや
                      ジェームスという若手の才能抜群の
                      見目麗しいダンサーたちを堪能できるのも
                      バレエ・ファンとしてはたまらん(うはうはうは)

                      これだけ伝統的な舞台になると
                      たぶん、批評としては
                      この時代に、この伝統的舞台の必要はあるのか
                      とか言われそうだが

                      普通にヌレエフ版のクルミ割り人形とか白鳥の湖とか
                      ヌレエフに輪をかけて踊らせるルグリ監督の
                      シルヴィアとか海賊とかを
                      完璧に踊るダンサーたちが
                      古典に戻って、ラコットの伝統的な振付を踊るチャンスがあるのは
                      そう悪いことではないと思う。
                      (派手なパはあまりないけれど、その分、基礎力が問われる)

                      派手な超絶技巧満載のバレエばかり見ていると
                      ラコットの振付は
                      あくまでも、美的だけど地味に見えるのだが
                      ともかく伝統的にキュートな舞台に仕上がっている。

                      ナターシャが、ここまでキュートに踊ってしまうと
                      スワニルダ、他に誰が踊れるんだろう???
                      (年齢の高いダンサー向きの役じゃないし)
                      ・・・と、フォルクス・オーパーのキャストを調べたら
                      マーシャとニキーシャ、アリーチェがキャストされていた。

                      ニキーシャとリッチーのコンビネーションも
                      アリーチェとヤコブ(!)のコンビネーションも
                      見たいのは山々なのだが
                      この時期になると、他のコンサートともぶつかる。
                      (ニキーシャ・リッチー組の日はラトルが楽友協会で・・・)

                      ナターシャのキュートなお写真が
                      フォルクス・オーパーの公式サイトにあったので
                      勝手に貼らせてもらう(見ながら悶絶中(笑))
                      Natascha Mair (Swanilda) @Wiener Staatsballett/Ashley Taylor



                      何回も追いかけが出来ない演目なのが残念だが
                      伝統的バレエも意外に楽しいわ、と
                      改めて思った私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      大昔にオペラ座で観た時には
                      第二幕で、もっと多くの人形が背景にいたような
                      うっすらとした記憶があるのだが
                      (だって突然動き出すので驚いたのだ(笑))
                      このフォルクス・オーパー版は
                      人形は3体です。お疲れ様です(動けないから)

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