ウィーン国立バレエ ヌレエフ・ガラ その3

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    Wiener Staatsoper / Wiener Staatsballett
    2018年6月29日 18時30分〜22時50分

    NUREJEW GALA 2018

    キャストは2日前の記事に写真(縦横反対)でアップしていますので
    ご興味ある方はこちらをどうぞ。

    で、今日で記事は最後にする(笑)

    バランシンのジュエルからダイヤモンドは
    オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージン。

    いや、もう、あの、その、う〜ん
    だから、この2人が出てくると
    そこだけ異次元というか、空気が違う。

    ため息ついて、そのあまりの美しさに
    ボーッとして観ているしかないので
    人に語れるような語彙を持っていない自分が悔しい。

    世界のレベルって、これかよ・・・(悩)

    さて、1年に1回、ルグリ監督が自分で踊る演目は
    プティのランデブー。

    イザベル・ゲランのツンケンのツンツンさがむちゃ魅力的。

    ああいう、イイ女になりたかったわ(無理)
    慕うルグリを手玉に取って、転がせて
    最後に殺してしまう、という

    プティって、こういうヘン◯イなストーリー好きだね(笑)

    ドラマチックな盛り上がり
    心理的駆け引きのスリリングなシーンと
    最後の殺人シーンというショックなストーリーで
    観客を魅了するし

    ルグリ監督の演技の深さに、かなり驚く。

    ルグリのダンサー時代って
    割にマジメな面ばかり際立っていたような気がするんだけど
    (マジメはマジメだし、気取らないし、バレエには厳しいけれど
     練習の時とか、いつも、それ何年前のジャージですか・・・っていう
     いや、あの、その、わはは、あまり外観には拘らない方なんですよね)
    そのマジメな男性が
    ゲランという魔性の女に翻弄されていく様が
    見事に描かれている。

    これ観てると、ルグリって隠れマゾじゃないか、とか
    ついつい妄想がフツフツと・・・

    いや、世の男性の多くは
    ああいう風に悪女に翻弄されたいというタナトスがあるんじゃないのか
    と、とんでもなく勝手な(反ジェンダー的)想像が沸き起こるのだが
    まぁ、それ言うとポリティカル・コレクトネスに抵触するだろう(笑)

    その後はヌレエフ・セレブレーションで
    ライモンダと白鳥の湖からの抜粋。
    ウィーン国立バレエ団のダンサーが勢ぞろい。

    あれだけ、技術も表現力も魅せ方も
    群を抜いて、全く格の違うダンサーたちのパ・ド・ドゥを観てから
    ウィーン国立バレエ団のダンサーによるバレエか
    う〜っ、これ、要らんだろう・・・と思っていたけれど

    それなりに踊り込んだ作品だし
    若いダンサーもベテランも勢ぞろいで
    ウィーン国立バレエ団ファンの私には、そこそこ楽しかった。

    オルガ(エシナ)さまのライモンダ、むちゃくちゃ魅力的。
    オルガ(エシナ)は、この人こそ、バレエのために生まれて来たんだろう、という
    ボリショイに比べても(あまり)見劣りのしない、素晴らしい美しさ。
    ヤコブもハンサムだし、背は高いし優雅だし。

    ナターシャのライモンダ3幕のソロは
    そのキュートさに悶絶するが
    ナターシャも、そろそろ、あの小悪魔的お人形さんから脱皮すべき時期かも。
    ナターシャの演技力はマリー・アントワネットなどで充分に発揮されているので
    ただのキュートさから、もう一歩、先に進む役に挑戦する事を期待する。

    ミハイルのアブデラフマンは、その雰囲気にぴったりだし
    スヴェーヴァとフランチェスコのサラセンの踊りも華やかだけど

    ・・・これ全部、私、今まで何回も鑑賞してますから(笑)

    白鳥の湖の第一幕のコーダ。
    あ〜、レオナルド・・・いや、ミスはなくしっかり踊ってたけど
    今日はワディムさまとかチュージンとか観ちゃってるからなぁ。

    木本クンのジークフリートのバリエーションは
    世界に誇れるレベルだと思う。

    リュドミラがオディールの、あの32回転に
    ドゥーブルを何回も入れて、実に華やかに踊ってくれて
    (これはリュドミラの華やかさとテクニックが最高に発揮されるシーンで
     この技術には圧倒されるし、モロにウケるシーンでもある)
    木本クンのジークフリートのアラスゴンドの回転も
    体幹がまっすぐで、足も下がらず、いやもう、見事にキメた。

    その前に白鳥のディヴェルティメントが何曲かあって
    ハンガリーのダンスでニキーシャ復活は目出度い!!!

    この後、ダンサーの昇格発表があったようだが
    朝からずっと仕事(何故仕事?)していて
    ぐったり疲れていたので失礼(ごめん)

    昇格ダンサーの中では
    柴本梨花子ちゃんとマディソンのデミ・ソリスト昇格と
    リッチーのソリスト昇格が、実はすごく嬉しかったりする。

    というワケで
    今シーズンのバレエ・ライフはこれにて終了。

    もちろん、2019年のヌレエフ・ガラのチケット申し込みも
    すでにしている、という私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    また長くアップがないと心配する方もいらっしゃるとは思うのだが
    7月は本当にナイト・ライフの数が減るので
    (しかもコンテンポラリー・ダンスですし・・・^^;
    ちゃんと生きてますから、大丈夫です。ご心配なく (^^)v

    ウィーン国立バレエ ヌレエフ・ガラ その2

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      Wiener Staatsoper / Wiener Staatsballett
      2018年6月29日 18時30分〜22時50分

      NUREJEW GALA 2018

      プログラムとキャストの詳細を見たい方は
      昨日分にプログラムをスマホで撮って
      縦横反対で(意図的ではありません)アップしていますので
      それをご覧下さい(手抜き最高潮)

      第2部はアシュトンのマルグリットとアルマン。
      ピアノは滝澤志野ちゃん ♡

      この演目もリュドミラやニナ(ポラコヴァ)や
      アルマン役はヤコブとローベルトで何回か観たが

      今回はロイヤル・バレエから
      マリアネラ・ニュエスとワディム・ムンタギロフが出演!!!!

      え〜っと、結論から言うと
      作品そのものが違うんじゃないか、という位のショック。
      (ウィーン国立バレエ団のダンサーがヘタクソという訳ではないが)

      マリアネラとワディムの繊細な表現
      移り変わる感情の動きが
      自然にバレエに乗っていて
      こんな感情移入できるマルグリットとアルマンって・・・初めてだわ。

      あまりに自然すぎて
      演技とかバレエとか頭からすっぽり抜けた。
      そのまま作品に入り込んでしまったような印象。

      マリアネラって持っているオーラは明るいのに
      アルマンの一途な愛情に惹かれていく有様の見事なこと。
      歳上の病弱なマルグリットを庇い
      愛情を注ぐアルマンの優しさ(激情よりは優しい)を
      ワディムが、全く体操っぽさのないバレエで
      何と芸術的に表現する事か・・・

      志野ちゃんのピアノが今日は一段と冴えて
      途中の長いソロの煌めくような美しさのピアノで
      アルマンとマルグリットが愛を確かめ合うところなんか
      もう涙なしには観られないわよ。

      おとうさん役は今まではシショフがやっていたが
      今回は何故かローマンで
      いや、ローマン、すごく上品で良いんだけど
      きっぱりと息子のために断る冷たいおとうさん、というイメージじゃないわ(笑)

      うわあああ、こういうダンサーで観てしまうと
      もう、他のダンサーじゃ観られないわ、この作品・・・

      あまりにあまりに完璧すぎる。

      バレエの素晴らしさもさることながら
      ロイヤル・バレエ仕込みの洗練された細かいところまでカバーしている
      卓越した演技力が、演技と感じさせないリアルさを生んで
      あああ、この作品って、こういう作品だったのか・・・

      第3部はフォルクス・オーパーで上演していた
      ストラヴィンスキー・ムーブメントの一部から。

      最初のジェローのソロが圧倒的。
      何というしなやかさ。
      動きの魅せ方が巧くて息を飲む。

      次はルグリ振付の「海賊」
      リュドミラとローベルトのパ・ド・ドゥ。
      美しいカップルだけど、まぁこれは結構繰り返して観た演目だし。

      ペール・ギュントは第一幕最後の
      ペール・ギュントとソルヴェイクのパ・ド・ドゥ。

      ダヴィデ復活!!!!! \(^o^)/
      昨年のヌレエフ・ガラで大怪我してから1年。
      本当に長かった・・・

      あの時にニナ(トノリ)と踊るはずだったペール・ギュント。
      今度はニナ(トノリ)が怪我で休んでいるのが残念。

      ソルヴェイクはニナ(ポラコヴァ)が踊ったが
      う〜ん・・・ ソルヴェイクってイメージじゃない。
      (私はソルヴェイク役はアリーチェでずっと観ていたので
       自分の中でアリーチェのイメージがこびりついているかも)

      ダヴィデの肉体の美しさ、動きのキレ、しなやかさは健在。
      大怪我から、やっと戻って来てくれて、私は嬉しい。

      ノイマイヤーの OPUS 100 は
      ハンブルク・バレエ団から
      アレキサンドル・リアプコとイヴァン・ウルバンのコンビ。

      あああああ、リアプコさま
      この間のノイマイヤー・バレエの時には出演していなかったから
      すごくすごくすごく久し振り。

      サイモン・アンド・ガーファンクルの友情を称えたソングで
      (これはテープだった)
      この上なく美しく語られる男性2人の愛情物語。
      あああ、もう腐女子としては悶絶。

      リアプコとウルバンの肉体の美しさと言ったら
      人間の身体って鍛えるとあそこまで芸術に昇華するのか。
      しかもその動きの活動性と喜びの表現が
      切々と心に迫ってくる。

      同性愛とか偏見を持っている人もいると思うんだけど
      異性間であれ、同性間であれ
      愛は尊いし美しい。
      (いやもう、実際、ここまで愛し合ってみたいものだよ。
       別に愛されてない、とか文句言ってる訳じゃないが(自爆))

      ちょっとだけ、Youtube にあったので貼っちゃう(うふふふふ)
      出だしの部分だが、もう、これだけでも悶絶モノ。
      (クリップはリアプコは踊っている。今回はパートナーは違う)



      今日のアップ分はちょっと短いが
      明日はスミルノワ・チュージンのダイヤモンドから最後まで
      一気にアップするので
      また、バレエできゃぁきゃぁ言ってる、と呆れずに
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      ウィーン国立バレエ ヌレエフ・ガラ その1

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        Wiener Staatsoper / Wiener Staatsballett
        2018年6月29日 18時30分〜22時50分

        NUREJEW GALA 2018

        作品数と出演者があまりに多過ぎて
        手書きで全部書いたら、それだけで体力と気力を使い果たすので
        スマホで撮った写真でアップする(手抜き)

        しかも読者の都合を全く考えない
        縦横反対の写真で、文字小さくて読みにくい(自分で言うか)
        でも、縦横をどうやったら変えられるのかわからないし
        変えられる機能をプラスするなら有料サイト、とか言う可能性もあるので

        お許し下さいまし(お辞儀)

        まずはプログラム(縦横反対)5ページを一気に公開。
        クリックで大きくなります。

        1ページ目第一部
        Valse Fantaisie / Opus 25 / Le Pavillon d'Armide / Concerto



        2ページ目
        Satanella / Giselle Rouge / The Taming of the Shrew / Raimonda



        3ページ目
        Raimonda (続き) / Marguerite and Almand / Movements to Strawinsky



        4ページ目
        Le Corsaire / Peer Gynt / OPUS 100 / Jewels - Diamonds Pas de deux / Le Rendez Vous
        Nureyev Celebration - Raimonda



        5ページ目
        Nureyev Selebration (続き)- Raimonda / Schwanensee




        3部に分かれて
        国立バレエ団のダンサーに加え
        ボリショイからオルガ・スミルノワとセミョーン・チュージン
        ロイヤル・バレエからマリアネラとワディムが出演して
        ルグリとイザベラ・ゲランが踊るという
        超豪華なプログラム。

        1年前にシーズン発表直後に申し込んで
        清水の舞台から飛び降りて、すごく高いチケットを確保したが
        この日にこの値段だったら、高くない(と必死に自分を説得している(笑))
        通常、ケチケチやっているんだから、この位の贅沢は(以下省略)

        第一部最初の Valse Fantasie バランシン作品
        ナターシャとヤコブは、もう徹底してキュートな絵になるカップル。
        後ろでエレナ、アデーレ、スヴェーヴァ、マディソンという
        美女4人が踊るのもキュート。

        エノが振付して、マリアと一緒に踊った OPUS 25 は
        フレデリック・ショパンのピアノ曲をイゴールが弾くのだが

        うわあああ、エノのしなやかさに、まずは悶絶。
        マリアのツンデレの魅力が爆発していて
        何と美しいモダン作品。
        ありがちなラブストーリーとは言え
        音楽・照明・ダンスの美しさで魅了。

        イゴールの衣装・・・
        この間の舞台では光り物は避けたみたいだけど
        今回の素晴らしい衣装も、黒に絨毯的柄があって
        ズボンの横に・・・・あっ、光り物使ってるわ(笑)

        アルミードの館、私の大好きな作品からは
        木本クンがソロ!!!!
        きゃああああああっ!!!!

        このソロ、本舞台では木本クンとダヴィデのダブル・キャストで
        ダヴィデの背徳感に比べて木本クンはおとなしくて真面目、という印象だったのだが

        木本クンのソロが、むちゃ背徳的というか色っぽいというか
        濃いめのメイクも映えて、いや、もう、すごくエロチックで参ったわ〜 ?

        マクミランのコンツェルトからは第2楽章。
        ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番の第2楽章って美しいんですよねぇ。
        更に、ニナとローマンのカップリング、すごく良い。
        これは何回か舞台でも見てるけれど
        モダンでニナ(ポラコヴァ)が非常に美しい演目の一つ。

        プティパのサタネラという作品は初めて観る。
        ベネチアのカーニバルがテーマで
        黒い仮面を付けて、素敵な黒い色気たっぷりの衣装をつけた清香ちゃんと
        茶目っ気たっぷりのミハイルのパ・ド・ドゥで
        オーケストラ・ピットからのダナイローヴァ女史のバイオリン・ソロも美しい。

        次のジゼル・ルージュはケテヴァンとエノ。

        このヌレエフ・ガラって
        演目の最初にリハーサル画像が出て、そこに演目が出るのだが
        (今年は何故かダンサーの名前の明記がなかった。
         まぁ、映像見ていればわかるけどさ・・・)
        ジゼル・ルージュのリハーサル画像で
        エノが最後の敬礼の時に、すごいニヤッとしたふざけた表情してるところが写って
        大笑いしたのだけれど
        あの場面、私が一番好きで涙するところに
        いくらリハーサルとは言っても、あの表情は止めてくれ(苦笑)

        このシーンはジゼル・ルージュの前半の最後のシーンで
        革命の最中に、秘密警察のインスペクターが
        (最初はほとんど暴力的に奪うのだが
         途中でバレエ・ダンサーと本当に愛し合うようになる)
        愛しているのに、いや、愛しているからこそ
        自分の権力を使って、バレリーナだけパリに逃すシーン。

        アクロバット的な(エイフマン!)ほとんど暴力的に見える
        無骨な秘密警察員の愛の表現と
        抑えた悲しみをマッチョに隠しまくって
        愛するバレリーナを逃す秘密警察の男性の
        最もかっこいい見せ所。

        もちろん、女性ダンサーに要求されるテクニックも半端じゃないし
        秘密警察の男性とのアクロバット的な絡みが
        ちゃんと芸術に見えなければならない、という難しい演目だが

        ケテヴァンの演技力の凄さ・・・(絶句)

        いや、すみません、泣けて来たこれ。
        ジゼル・ルージュはオルガとケテヴァンとイオアンナで観ているけれど
        ケテヴァンのジゼル・ルージュ、また観たいわ。
        バレエのテクニックだけではないケテヴァンの演技力には
        いつも圧倒される。ケテヴァン、大好きですワタシ。

        続いてはジャン=クリストフ・マイヨーの「じゃじゃ馬ならし」
        ボリショイのスター、オルガとセミョーンのゴールデン・カップル ♡

        これ、Youtube で見つけたので貼っておく。



        この、何とも繊細なカップルのダンス
        ナマで舞台で見たら・・・・ ああああ、悶えます・・・
        動きの美しさ、演技力、どれを取っても

        格が違うって、これかよ・・・

        はい、すみません、ウィーン国立バレエ団だって優秀なダンサー揃いだけど
        オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンって
        技術も表現力も、そこらの(失礼)ダンサーとは段違い。
        この演目だけ、全然レベルが違うというか
        ああ、もう、これ見たら、他のダンサー、別に見なくても・・・

        という大感激・大感涙で別世界に飛んだ後で
        ライモンダというのも(以下省略)

        いや、監督としては
        第一部の最後は自分たちのダンサーで、というのはよくわかる。
        わかるけど、わかるんだけど
        で、ナターシャのソロとか、むちゃ可愛いし
        マリアのライモンダも巧いしキュートだし
        スコットとリッチーの貴族の男の子もすごくキレが良いし
        この演目、何回も何回も何回も観た演目だし
        オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンの後では(以下省略)

        第2部、第3部については
        明日以降にアップします (^^)v

        確かに出し惜しみなんだけど(笑)
        これから7月中旬過ぎのイム・プルス・タンツ
        ウィーン・コンテンポラリー・ダンス・フェスティバルまで
        夏枯れシーズンに入るので、と言い訳する
        見苦しい私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        エイフマン・バレエ チャイコフスキー プロ エ コントラ

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          Burgtheater 2018年6月30日 14時30分〜16時10分
          Burgtheater 2018年6月30日 19時30分〜21時10分

          Eifmann Ballet St. Petersburg
          Tschaikovsky Pro et Contra

          振付 Boris Eifman
          音楽 Peter Ilijitsch Tschaikowsky
          舞台 Olega Schaischmelaschwili, Wjacheslaw Okunew
          照明 Alexander Siwaew, Boris Eifman

          ダンサー 午後公演
          チャイコフスキー Oleg Markow
          チャイコフスキーのエゴ Igor Subbotin
          アントニア・ミルユコヴァ Daria Reznik

          ダンサー 夜公演
          チャイコフスキー Oleg Gabyschew
          チャイコフスキーのエゴ Sergej Wolobuew
          アントニア・ミルユコヴァ Ljubow Andrejewa

          午後+夜公演共通キャスト
          ナジェジダ・フォン・メック Alina Petrowskaja
          くるみ割り人形のプリンス Daniel Rubin
          マーシャ Jana Gordienko
          レンスキー Daniil Starkow
          タチヤーナ Angela Turko
          オルガ Marianna Tschebikina
          スペードの女王・侯爵夫人 Alina Petrowskaja
          スペードの女王・ジョーカー Konstantin Sawschenko

          チャイコフスキーのアルター・エゴの役は
          その他にロットバルト、ドロッセルマイヤー、オネーギン、ヘルマン役を踊る

          先週、クルレンツィスの前にも
          ウィーン交響楽団の Im Klang で、ストラヴィンスキーの「火の鳥」の演奏で
          チェロの横に腰掛けて、オーケストラ内の音響を楽しんでいたりとか
          一応、ちゃんと生きてはいるので
          ブログを長く更新せず、ごめんなさい・・・

          昨日も実はヌレエフ・ガラだったんだけど
          これは盛り沢山過ぎて、例年何日かに分けて書かないと収容つかなくなるので
          まずは、その後、6月30日に2回行ったエイフマン・バレエの記事から。

          私がヘタクソな文章で
          腐女子バンザイ、とかワケわからん事を叫びまくるよりは
          下記のトレイラーをご覧下さいませ。



          本日のブログ、これにて終わり・・・・・とか言えば
          読者が喜ぶのはよく理解できるけれど

          これは私が自分の記憶メモのために書いているブログなので
          感想を書く。腐女子きゃぁきゃぁになるかもしれないが・・・

          ボリス・エイフマン・バレエは
          ロシアには珍しく、本当にプライベートなバレエ・カンパニー。
          エイフマン・バレエについては
          意識高い系のモダン・ダンス・ファンの一部は
          ありきたりだとか、クラシック過ぎだとか
          テーマが分かり易すぎるとか、古臭いとか言う意見もありそうだが

          以前からちょこちょこ観てはいたけれど
          本格的にバレエにハマったのは、エイフマン・バレエが原因と言っても良い。

          アンナ・カレーニナとジゼル・ルージュは
          ウィーン国立バレエ団がレパートリーにしてくれたので
          何回か観るチャンスに恵まれている(何回か?というか、すごい回数かも(笑))

          ボリス・エイフマンは「心理バレエ」と称して
          心理的表現に重点があるので
          取り上げるテーマも心理的葛藤ばかりで

          今回はチャイコフスキーの葛藤を取り上げた。

          プログラムに記載されたエイフマンの言葉を借りると
          チャイコフスキーは世間的には成功して
          美しいメロディを数多く作曲して
          幸せな筈なのに、何故、あんなに悲劇的な音楽を作ったのだろう
          というのが原点だそうだ。

          チャイコフスキー本人(ほとんど出ずっぱり!)と
          アルター・エゴの絡みが、ものすごい迫力で
          男性2人のパ・ド・ドゥの妖しい魅力が・・・(腐女子悶絶)

          前半は交響曲を使って
          途中で白鳥の湖とクルミ割り人形のシーンが出て来て
          後半ではオイゲン・オネーギンとスペードの女王が取り上げられる。

          全編を貫いているのはチャイコフスキーの悲劇で
          もちろん、パトロンのナジェジダ・フォン・メック夫人も登場。
          チャイコフスキーとのパ・ド・ドゥもあるのだが
          2人が全く視線を合わせないという不思議な不思議なパ・ド・ドゥ。
          メック夫人から経済的援助をもらう事で
          生活を繋ぐチャイコフスキーの自虐的な笑いにはゾッとする。

          結婚したアントニアとの問題も
          何ともリアルに描かれていて
          (真実とは違うと思うんだけど)
          しかも、そこらへんの心理的描写が、もう、たまらない。

          最初から最後まで、内容が濃くて
          心理葛藤が次から次へと、これでもか、という程に続くので
          午後公演(初観)の時には、ほとんど息苦しくなるくらい。

          チャイコフスキーの性的嗜好を取り上げているので
          ストーリーとしては類型的と言えるかもしれないけれど
          アクロバットに近い超絶技巧も多用しながら
          一つ一つのダンスの動作に無駄がなく
          すべてが心理的な意味を持って迫ってくる。

          いやもう、このダンサーたちの凄さって何なんだ・・・
          午後公演は初観だったので印象が強かった、というのはあるけれど
          ほとんど出ずっぱりのチャイコフスキー役の表現がずば抜けていた。

          アルター・エゴは夜の公演のダンサーが深かった。
          あまりに妖し過ぎて、卒倒しそう・・・

          だいたい、後半に出てくるオネーギンのシーンだが
          どう見ても
          オネーギンとレンスキーがデキていて
          レンスキーがオルガに恋するのを見て
          オネーギンが悩んで、オルガを邪魔しようとして
          決闘になってレンスキーを殺してしまう、という
          全然ストーリーが違うような気がするんだが・・・

          スペードの女王で、またもや妖しげな世界を繰り広げてから
          アルター・エゴとの絡みがあって(悲愴の最終楽章!)
          アルター・エゴの上でチャイコフスキーが死んで(この場面の凄まじさ!)
          チャイコフスキーの死体は
          舞台奥のプレートに逆さづりになって
          う〜ん、まるでイエス・キリストか殉教者か、という
          ほとんど宗教的な儀式っぽい気味悪さがある。

          エイフマン・バレエのダンサーたちって
          本当に優秀だし、身体が大きくて動きが鋭くて
          とんでもないアクロバットを楽々とこなす体力と技術を持つ上に

          白鳥のシーンでは、ちゃんとクラシックまで完璧に踊ってる!!!
          しかも、白鳥の群舞の足音のなさには、ちょっとビックリする。

          いやもう、ホント、エイフマン・バレエって凄い。
          作品も好きだけど
          このカンパニーのダンサーたちの卓越した能力にも感嘆する。

          地元のウィーン国立バレエ団のダンサーたちも巧いけれど
          エイフマン・バレエって、また別の能力を要求される作品だしなぁ。

          会場のスタンドで
          ロダンとカラマーゾフの兄弟の DVD を買った。
          エイフマン・バレエの独自のレーベルなので
          ここで買わないと、どこでも買えないのだ。

          シーズン最後にエイフマンのバレエを観られて
          幸せな私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          ヌレエフ・ガラの感想は
          今、必死で書いているので、ちょっとお待ち下さいませ (_ _)

          マクミラン・マクレガー・アシュトン 4回目

          0
            Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年6月12日 19時〜21時15分

            MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
            指揮 Kevin Rhodes

            CONCERTO
            振付 Kenneth MacMillan
            音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
            衣装と舞台 Deborah MacMillan
            照明 John B. Read
            ピアノ Igor Zapravdin
            I. Satz
            Kiyoka Hashimoto - Mihail Sosnovschi
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo, Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó,
            Susan Opperman, Xi Qu
            II. Satz
            Nina Poláková - Roman Lazik
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            III. Satz
            Ioanna Avraam
            Marie Breuilles, Natalya Butchko, Venessza Csonka, Fiona McGee,
            Katharina Miffek, Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo, Madison Young ; Leonardo Basílio, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Arne Vandervelde, Géraud Wielick

            EDEN
            振付と舞台 Wayne McGregor
            音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
            衣装 Ursula Bombshell
            照明 Charles Balfour
            フィルム Ravi Deepres
            Sveva Gargiulo, Gala Jovanovice, Natascha Mair, Madison Young
            Francesco Costa, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Andrey Teterin, Zsolt Török

            MARGUERITE AND ARMAND
            振付 Frederick Ashton
            音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
            舞台と衣装 Cecil Beaton
            照明 John B Read
            写真 Ashley Taylor
            ピアノ Shino Takizawa
            Marguerite : Liudmila Konovalova
            Armand : Robert Gabdullin
            Sein Vater : Vladimir Shishov
            Ein Herzog : Alexis Forabosco
            Zofe : Franziska Wallner-Hollinek
            Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
            Verehrer von Marguerite : Marat Davletshin, Marcin Dempc,
            Andrés Garcia-Torres, András Lukácis, Scott McKenzie, Igor Milos,
            Gabor Oberegger, Jaimy van Overeem
            Lakaien : Theo Bourg, Sergiy Golovin, Lan Dan Kerstanj,
            Hanno Opperman, Marco di Salvo, Lorenzo di Stasio

            Wiener Staatsballett
            Orchester der Wiener Staatsoper

            感受性ゼロだし
            何回も聴いたり見たりしないと
            自分の感性の良し悪しも判断基準も出来ない悲しい習性なので
            ともかく決まった演目に行く回数は多い。

            マクミランのコンチェルトは
            ついつい舞台のバレエに目が行ってしまうけれど
            演奏されているのはショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番で
            イゴールのピアノがクリアに響いて来る。

            清香ちゃんとミハイルの最初のデュエット
            先日はシャドー・ダンスになっていなくて
            ちょっとバタバタした感じで

            あれって、ああいう振付だったかなぁ、と思っていたら
            本日は踊りのズレが見事に修正されていた。

            清香ちゃん、キレイ・・・
            もともとクール・ビューティの優等生ダンサーだったけれど
            舞台で出るオーラが、産休後、ものすごく明るくなった。

            第2楽章は、音楽も本当にロマンティックで
            ショスタコーヴィッチ作曲とは思えない(笑)
            ロマン派のピアノ協奏曲の緩徐楽章にしか聴こえない(爆笑)

            この間はリュドミラが踊ったが
            本日はニナ(ポラコヴァ)とローマンのカップリング。

            うううう、ニナ(ポラコヴァ)って
            モダン躍らせると、本当にキレイ・・・美しい。
            脚の美しさ、身体の正しい魅力的な見せ方を完璧に出して来て
            リュドミラよりニナの方が私の好みかもしれない。

            第3楽章のソロはイオアンナだが
            曲は軽妙なキレキレのリズムなのだが
            イオアンナの踊りにキレがない・・・というより
            すごく丁寧に踊っているような印象。

            イオアンナ、昨日はフォルクス・オーパーでヘレナを踊っているし
            もしかしたらお疲れ?
            途中で一回、ステップ外しして
            怪我したんじゃないか、とヒヤッとしたけれど
            その後も踊っていたので、とりあえずは大丈夫だった様子。

            それ言ったら
            今日踊っているダンサーのかなりの数が
            昨日もフォルクス・オーパーで踊っている訳で
            あ〜、国立バレエ団って、割にブラックな企業かも(笑)

            マクレガーの「エデン」

            この作品こそが、最初から全然ワケわからなくて
            何回か観たら、なんかわかるんじゃないか、と
            必死になって観ているのだが

            何回観ても、全然わかりません(涙)

            確かにクールな作品で
            ダンサーの肉体美、筋肉美、動きの美しさ
            柔軟性、超絶技巧に加えて
            人間の肉体の限界のしなやかさに震えが来る程だが

            この作品のメッセージって何なんだ???

            エデンと言うタイトルだし
            途中でレオタードの上から服を着るシーンもあるが
            レオタードの時の踊りと
            着服の踊りと、どこかが違うんだろうか?
            (きっと違うのだろう。私が見切れていないだけで・・・)

            現代作品って、何だこれ?と考えながら鑑賞するところが楽しいので
            考える、と言うより勝手に妄想するのは好きなのだが
            妄想しようと思っても
            あまりに動きがキレキレのスタイリッシュな動きなので
            その美しさに目を奪われて、意味を考えている暇がない(言い訳)

            きっと深淵な哲学的考察が隠れている作品だろうとは思いつつ
            自分の頭脳がついて行きません 💦

            最後はアシュトンの「伝統的ストーリー・バレエ」(笑)
            確かにエデン観た後だと、ちょっと古臭いかもしれない。
            (しかも話もモロにベタだし)

            今回はリュドミラ+ローベルトのカップリング。
            リュドミラ姐さんは年増に見えるので
            役柄にはピッタリだし、華やかさがある。

            この間もそうだったけれど
            私の目はローベルトに釘付け ♡

            丸顔に弱い私は
            よく見てみれば、ローベルトなんてワタシの好みのど真ん中じゃないか。

            キレはあまりないけれど
            ノーブルなダンスで、手足のバランスも良くて
            もろに王子さまタイプのローベルトが
            愛情に満ちた表情を浮かべつつリュドミラと踊る・・・

            ああああああっ、リュドミラが羨ましい。
            丸顔イケメンのローベルトが
            そこまで痛ましい表情で迫っているのに
            ほら見て、キレイなワタシを見て、というスタンスが崩れないのは
            なかなか立派である(いや、イヤミじゃありませんが(汗))

            しかしこの演目で演奏される
            リストのロ短調ソナタの美しさと
            そのメロディにぴったり合わせて
            バレエで語られるストーリーの一体感ってスゴイな。

            ピアニストの滝澤志野ちゃんの演奏で
            途中でオーケストラなしの長いソロがあるのだけれど
            音楽に聞き惚れて
            同時に舞台で進行しているラブストーリーに心情的に巻き込まれて
            聴覚と視覚との融合が見事でゾクゾクする。

            この公演にて国立オペラ座でのバレエは
            最後のヌレエフ・ガラを残してシーズン終了。

            ブログの記事の数が
            いつの間にか、オーケストラ・コンサートの数を抜いて
            バレエ・ダンスがダントツに多くなっている事に
            今更ながら気がついて、自分でも驚いている私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            国立オペラ座のバレエに一番足繁く通ってしまう、というのは
            実はオペラ座の超貧民席が、コンサート等に比べて
            抜群に安いから(10ユーロ前後)というのもある。
            もっともチケットを取るド根性は必要だが(笑)

            真夏の夜の夢(バレエ)今シーズン3回目

            0
              Volksoper / Wiener Staatsballett 2018年6月11日 19時〜21時15分

              Ein Sommernachtstraum
              Ballett in zwei Akten von Jorma Elo nach der Komödie von William Shakespeare

              振付 Jorma Elo
              音楽 Felix Mendelssohn Bartholdy
              Ein Sommernachtstraum
              Ouvertüre E-Dur, op 21, Musik op. 61
              Ouvertüre c-Moll op. 95 (Ruy Blas)
              Symphonie Nr. 4 A-Dur, op. 90
              Konzert für Violine und Orchester e-Moll, op. 64, 2. und 3. Satz
              舞台・衣装 Sandra Woodall
              照明 Linus Fellbom
              指揮 Andreas Schüller

              オベロン Eno Peci
              ティターニア Ketevan Papava
              パック Richard Szabó
              シーシアス Igor Milos
              ヒポリタ Oxana Kiyanenko
              ハーミア Natascha Mair
              ライサンダー Alexandru Tcacenco
              ヘレナ Ioanna Avraam
              ディミートリアス Dumitru Taran
              イジーアス Kamil Pavelka
              職人たち Gabor Oberegger, Jaimy van Ovreem, Matteo Magalotti
              Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Trevor Hayden
              アテネのカップル Madison Young, Leonardo Basílio,
              Katharina Miffek, Zsolt Török
              妖精・アテネの住人たち
              Natalya Butchko, Venessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
              Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder, Madison Young,
              Leonardo Basílio, Francesco Costa, Marcin Dempc, Marian Furnica,
              András Lukács, Hanno Opperman, Tristan Ridel, Zsolt Török,
              Arne Vandervelde
              ソロ歌手 Manuela Leonhartsberger, Birgid Steinberger

              Wiener Staatsballett
              Orchester der Volksoper Wien
              バイオリン・ソロ Vesna Stanković
              Jugendchor der Volksoper Wien

              4月の公演の後、6月は本日と6月18日が同じキャスト。
              ジェームスがキャスティングされていたのだが
              ドミトルが踊る事になった。
              (大丈夫かジェームス・・・・)

              パックはミハイルからリッチー。
              オベロンはシショフからエノ。
              オクサーナとイゴールがシーシアスとヒポリタ。
              ヘレナをイオアンナが踊り
              コールドでは、マディソンが役のデビュー。

              リッチーのパック、以前も観た。
              ミハイルの野性味たっぷりとはまた違って
              小粒でピリリ・・・という感じの小気味良いパック。

              リッチーは小柄なのだが、その分、細かい動きにキレがある。
              ミハイルほどのオーラがなくて
              ちょっと地味目に見えてしまうけれど
              身体のバランスは良いし、技術も高い。

              エノのオベロンもなかなか堂々としていて素敵。
              でも、華があると言ったら
              ケテヴァンのティターニアでしょう!!!!!!!

              ホント、ケテヴァンって明るいオーラがあって
              天性の女優で、舞台に出てくるだけで光る。
              オベロンとの夫婦喧嘩なんか、完全にオベロンの負け(笑)

              ロバに惚れる時の、あの美しい妖しげな色気は何なんだ!!!
              客席から見ていても、ケテヴァンのフェロモンにクラクラする。
              昔から(プリンシパルになるもっともっと前から)私はケテヴァンのファンだが
              明るい強いオーラと華があるという点では
              ケテヴァンがバレエ団の中で一番だと思う。

              私は最近、オクサーナに魅入られている。
              脇役ダンサー・・・なんだけど
              大柄ではっきりした顔立ちで
              キャラクターを踊らせると、すごくユニークに目立つ。
              ピンで主役を踊る、というのではないけれど
              オクサーナの脇役の演技って、とても好感が持てる。

              ロバの役は、もうガボールの独り舞台でしょう(笑)
              ロバに変身してからの歌が見事で、キュートで可愛い。
              ケテヴァン もとい ティターニアに誘惑されて
              ブヒブヒしていたら、突然振られて
              ケテヴァンがものすごく冷たくなって
              なに、このヘンな奴・・・・ってつれなくなっちゃうところで
              ついついガボールに同情してしまう(本当はそれではいけない)

              今日のオーケストラ、張り切っていたのかやけっぱちか
              最初からイヤに音量が多くて
              ちょっと粗く聴こえて驚いたけれど
              だんだん耳慣れしたのか、不自然ではなくなった。
              (まぁ、国立オペラ座のオーケストラとは言いません。
               オペラ座オーケストラもバレエの時には、時々えっ?という演奏はするが
               やっぱり腐っても鯛・・・あっ、すみません)

              最終公演6月18日は別のコンサートと重なるので
              残念ながら行けないので、これが今シーズン最後になるが

              2018年・19年のシーズンにも
              9月・10月に公演があるので
              時間があったら追いかけようというしつこい私に
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              この演目で私が好きなのはディミートリアス役。
              ハーミアを追っかけて空中で走るところがチャーミングですごく好き ❤

              マクミラン・マクレガー・アシュトン 3回目

              0
                Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2018年6月9日 19時〜21時15分

                MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
                指揮 Kevin Rhodes

                CONCERTO
                振付 Kenneth MacMillan
                音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
                衣装と舞台 Deborah MacMillan
                照明 John B. Read
                ピアノ Igor Zapravdin
                I. Satz
                Kiyoka Hashimoto - Mihail Sosnovschi
                Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
                Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
                Adele Fiocchi, Sveva Gargiulo, Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó,
                Susan Opperman, Xi Qu
                II. Satz
                Liudmila Konovalova - Roman Lazik
                Elena Bottaro, Anita Manolova, Rikako Shibamoto
                Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
                III. Satz
                Alice Firenze
                Marie Breuilles, Natalya Butchko, Venessza Cxonka, Fiona McGee,
                Katharina Miffek, Alaia Rogers-Maman, Isabella Lucia Severi, Iulia Tcaciuc, Chiara Uderzo, Madison Young ; Leonardo Basílio, Marian Furnica, Trevor Hayden, Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacenco, Arne Vandervelde, Géraud Wielick

                EDEN
                振付と舞台 Wayne McGregor
                音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
                衣装 Ursula Bombshell
                照明 Charles Balfour
                フィルム Ravi Deepres
                Sveva Gargiulo, Gala Jovanovice, Natascha Mair, Madison Young
                Francesco Costa, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Andrey Teterin, Zsolt Török

                MARGUERITE AND ARMAND
                振付 Frederick Ashton
                音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
                舞台と衣装 Cecil Beaton
                照明 John B Read
                写真 Ashley Taylor
                ピアノ Shino Takizawa
                Marguerite : Nina Polákova
                Armand : Robert Gabdullin
                Sein Vater : Vladimir Shishov
                Ein Herzog : Alexis Forabosco
                Zofe : Franziska Wallner-Hollinek
                Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
                Verehrer von Marguerite : Marat Davletshin, Marcin Dempc,
                Andrés Garcia-Torres, András Lukácis, Scott McKenzie, Igor Milos,
                Gabor Oberegger, Jaimy van Overeem
                Lakaien : Theo Bourg, Sergiy Golovin, Lan Dan Kerstanj,
                Hanno Opperman, Marco di Salvo, Lorenzo di Stasio

                Wiener Staatsballett
                Orchester der Wiener Staatsoper

                先シーズンは、この演目、ちょうどウィーン・モデルン現代音楽祭と重なった時期で
                5回上演のうち、2回しか鑑賞していない。
                よって、今回6回目の上演で、私にとっては3回目の鑑賞となる。

                ただ、この間、全然レベルの違うジゼルの2人を見ちゃったからなぁ・・・

                最初のマクミランのコンチェルトは
                う〜ん・・・ クラシックだ。
                だから何?と言ったら失礼だが(以下省略)

                第2楽章のローマンとリュドミラのソロは美しかった。
                リュドミラの
                ほら見てキレイな私、というオーラがバッチリ活きていて
                バランスやポーズを
                しっかりと、これでもか!と見せてくれるので
                そこが一幅の絵画のようになって美しい。

                マクレガーの「エデン」だが
                これも、昨日、コンテンポラリーでヒップホップで
                独りよがりじゃないとことんエンターテインメントを観ちゃったからなぁ。

                どうしても振付師が
                哲学的、あるいは倫理的メッセージ
                解釈によっては現代社会への警告?と言うべきか
                誰にも一般的な解釈はできない=理解しにくい(=できない)けれど
                作者だけがわかっている深淵なメッセージを
                表現しようとして、思い切りスベっているような気がしてならない。

                だってダンスそのもののレベルはむちゃくちゃ高いのだ。
                最初のナターシャのソロからして
                ものすごい表現力が必要だし
                途中で後ろの方で目立たず踊っている木本クンは
                クラシックなら間違いなく拍手喝采の連続ピルエットをしているのである。

                なのに、作者が哲学的に表現しようとしているだろうと推測されるメッセージは
                最初から最後まで、ま〜ったく見事に理解できない。

                原因その1は、私の感受性のなさで間違いないけれど
                感受性豊かな方は、あの内容を理解できるんでしょうか?

                いやダンスとしては超絶技巧テンコ盛りで、凄いんだけど
                この作品を鑑賞して、いったい何を感じれば良いんでしょうか?

                こういう作品の分析って
                学問論文のテーマになるのかなぁ・・・(分野が違うわ)
                作者のメッセージは作者に聞けば良いのだが
                受け取る方の解釈って、いったいどういう感じになるのやら。
                (アンケートでもして統計取るとか?しかし設問ができないわよ)

                簡単に理解させてくれないところが
                芸術性というモノなのかもしれないが・・・

                最後は、これはいつ誰が観ても
                一目瞭然で理解できるマルグリッドとアルマン。

                昨年11月にニナ(ポラコヴァ)とローベルトのキャストで観た時には
                ニナが思っていたより華やかで、演技が繊細で驚いたが

                今日の私はローベルトにビックリした。
                もともとノーブルなダンサーで王子さまタイプではあるんだけど
                あんなに繊細な演技が出来たダンサーだったっけ???

                そりゃ、この間のセミョーン・チュージンと比べちゃうと
                (比べるなってば!)
                多少、安定性に難はあるんだけど
                もともとローベルトって、むちゃかわいい顔立ちしてるし
                ちょっと私好みの丸顔でもあるし(関係ない)

                その表情がシーンごとに変わって
                マルグリットへの愛情や
                裏切られたと思った時の怒りなどが
                表情とバレエの表現に、しっかり出て来ている。

                ニナ(ポラコヴァ)は、見せ方も心得ていて
                演技も巧いんだけど
                ちょっと咳をし過ぎっていう印象。
                結核なのはわかっているし
                声まで出して、そこまで大袈裟に咳しなくても、と思うのだが
                振付がそうであれば、まぁ、それはそれで・・・

                ベタなストーリーだけど
                リストのソナタのピアノ・ソロの美しさもあるし
                (まぁ、多少、繰り返しのメロディは何回も出てくるので
                 ちょっとだけ、音楽にしつこさはあるのだが)
                衣装の美しさと
                ニナ(ポラコヴァ)の演技の巧さに加えて
                ローベルトが、ここまで迫真した演技を見せてくれると
                かなり見応えのある出来になっている。

                この演目、今シーズンもちょっと別のプログラムと重なって
                全公演4回のうち、2回は行けない・・・
                (しかもまだキャストは発表になっていない)

                よって、あと1回だけなので
                突然、エデンの内容が理解できたり、という事は
                たぶん、ないだろうなぁ、と考えてしまう私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                国立バレエ ジゼル 今シーズン4回目

                0
                  Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年6月6日 20時〜22時15分

                  GISELLE
                  Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                  Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
                  振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
                  音楽 Adolphe Adam
                  舞台 Ingolf Brunn
                  衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                  指揮 Paul Connelly

                  ジゼル Olga Smirnova *
                  アルブレヒト Semyon Chudin *
                  ヒラリオン Eno Peci
                  ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
                  ヴィルフリード Jaimy van Overeem
                  クルランドの大公 Igor Milos
                  バチルデ Alena Klochkova
                  農民のカップル Natascha Mair, Scott McKenzie
                  ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee, Xi Qu, Rikako Shibamoto
                  ミルタ Kiyoka Hashimoto
                  2人のウィリー Sveva Gargiulo, Anita Manolova

                  Wiener Staatsballett
                  Orchester der Wiener Staatsoper

                  親愛なるバレエ・ファンの読者の皆さま
                  まずはキャスト表のジゼルとアルブレヒトをご覧下さい。

                  世界トップレベルのボリショイ・バレエのプリンシパル
                  セミョーン・チュージンとオルガ・スミルノワのゲスト公演!!!!

                  ちょっとチケット高かったけれど
                  (いつもの超貧民席は最初から売り切れだった)
                  頑張って散財して買って良かった (^^)v

                  この公演、この2人のダンサーのレベルが
                  あまりに他のダンサーと違い過ぎて

                  この2人のところだけ異次元というか空気が違う。

                  オルガ・スミルノワの表現力の凄さ
                  病弱な村娘ジゼルの最初のシーンから
                  足音全然しないし
                  まるで空気に溶けるようにジャンプが軽くて

                  うわああああ

                  セミョーン・チュージンのノーブルさも素晴らしい。
                  ちょっとなよなよしているタイプなので
                  貴族の押し付けがましいところはあまりないけれど

                  この2人のラブシーン、不思議にむちゃくちゃリアルに見える。
                  おとぎ話だしあり得ない設定だし
                  ラブシーンだってバレエなんだけど
                  でも、2人が愛し合ってるな、というのが観客に伝わって来る。
                  (それにアルブレヒトが本当にジゼルに惚れているのもわかる)

                  ここに村娘のコールドが出て来るんけど
                  いやちょっと全然レベル違って・・・(以下省略)

                  オルガ・スミルノワがあまりにノーブル過ぎて
                  「垢抜けない村娘」には見えない、というのもあるんだけど。

                  バチルデのアレーナ、美人だし頑張っていたけれど
                  ちょっと貫禄負けです、すみません。
                  (あれは踊る役ではなく演技の役だけどね)

                  農民カップルのナターシャとスコット登場で少し救われたけれど
                  ナターシャがちょっと張り切り過ぎか
                  あるいはオーケストラのテンポが速過ぎたのか
                  最後に珍しく不安定さを見せたけれど
                  まぁ、ナターシャのあの小悪魔的キュートさのオーラは凄い。

                  スコットが最近、急に伸びて来て
                  キュートだし踊りはキレキレだし、すごくチャーミング。

                  セミョーン・チュージンの最初のソロも圧巻。
                  しかし、このソロは木本クンのレベルも負けていないわよ、うん。

                  ものすごい迫力の狂乱の場で
                  チュージンの脇での細かい演技が、むちゃくちゃ巧かった。
                  (あそこでアルブレヒトをどう演じるかは非常に難しいのだ。
                   だいたいが、アホみたいに突っ立っているのだが
                   チュージンは、気にかかって仕方ないというのをしっかり見せて
                   結構、細かいところでしっかりと動いて演技していたので
                   アルブレヒトがただの貴族のバカぼっちゃんで(いや、バカなのだが)
                   ジゼルを騙したわけではない、というのがよくわかる)

                  後半、ウィリーの場は橋本清香ちゃんがミルタ。
                  この間より、足音に気をつけていたようで
                  もともとクール・ビューティだし、役柄としては合う。

                  ・・・けれど

                  オルガ・スミルノワが出てくると
                  だから、そこだけ空気が、全く違ってしまうのだ!!!!!

                  だって最初の登場の時のあの激しいソロで
                  足音しないし、バレエの難度も上げてるし
                  安定さがすごい上に、あの線の細さと儚さ・・・

                  あのソロでバタバタせずに静謐に踊るダンサーが居るなんて
                  私は今まで知らなかったわよ。

                  オルガ・スミルノワだけで舞台全体を圧倒していて
                  正直、他のウィリー、邪魔・・・(ごめんなさい)
                  清香ちゃんも、さすがに貫禄負け・・・・

                  あの静かさ、透明さ、本当に精霊がそこに居るかのような雰囲気。
                  もう、他のウィリーなしでオルガ・スミルノワだけで結構です。
                  あまりのレベルの差に唖然とする。
                  今まで観ていたジゼルは何だったんだ???

                  セミョーン・チュージンとのパ・ド・ドゥの美しさと言ったら
                  ああああああ、もう、もう、もう
                  だから異次元なんだってば・・・

                  チュージンの最後のソロの
                  ザンレールのあの速さと安定性は何なんですか?????
                  さすがの木本クンも、あれは無理だろう。
                  アントルシャ・シスの連続技も
                  技術的にも見事だし
                  それが芸術性まで高まっているのには度肝を抜かれた。
                  全く「体操」に見えないのである。

                  うううう、さすがボリショイのダンス・ノーブル・・・

                  なんかもうレベルがあまりに違い過ぎて
                  今まで観て来たジゼルは何だったんだろう
                  ・・・とか書いたら
                  ウィーン国立バレエ団に失礼だとはわかっているものの

                  それでも、やっぱり全然違ったというのは厳然たる事実で
                  眼福だったものの、ショックも大きかった私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                  国立バレエ ジゼル 今シーズン3回目

                  0
                    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年6月4日 19時〜21時15分

                    GISELLE
                    Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                    Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
                    振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
                    音楽 Adolphe Adam
                    舞台 Ingolf Brunn
                    衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                    指揮 Paul Connelly

                    ジゼル Ioanna Avraam
                    アルブレヒト Denys Cherevychko
                    ヒラリオン Alexandru Tcacenco *
                    ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
                    ヴィルフリード Jaimy van Overeem
                    クルランドの大公 Igor Milos
                    バチルデ Alena Klochkova *
                    農民のカップル Rikako Shibamoto *, Leonardo Basílio
                    ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Adele Fiocchi*, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee, Xi Qu
                    ミルタ Oxana Kiyanenko
                    2人のウィリー Sveva Gargiulo, Anita Manolova

                    Wiener Staatsballett
                    Orchester der Wiener Staatsoper

                    ツィッターではちょっと呟いたのだが
                    もともとこの日、夜は別の用事が入って
                    超貧民席だし、まぁ、放棄すれば良いわ、と
                    チケットを人に譲らず持っていたら

                    前日にその用事をキャンセルされて
                    いそいそと国立オペラ座に向かうワタシ。
                    あ〜、良かった、チケットをキープしておいて。

                    本日のジゼルはイオアンナ、アルブレヒトはデニス。
                    よ〜し、じっくり超貧民席から見るぞ、とバッグを見たら

                    ぎゃあああっ!!! オペラ・グラス(望遠鏡)が入ってない。
                    他の用事だから、と自宅に置いてしまっていた。

                    という訳で
                    本日はオペラ・グラスで表情だのつま先だのを
                    じっくり見られなかった代わりに(なんかヘンタイみたいだが)
                    全体の舞台を楽しませてもらった。

                    前半のイオアンナのジゼル、むちゃキュート ♡
                    身体が軽いダンサーなので足音しないし
                    ホントに可愛いジゼルになっている。

                    デニスに口説かれている時の表情は見えないけれど
                    全身で愛される喜びを表現しているし
                    バチルデの裾を愛でる様とか、すごくいじらしい。

                    デニスはデニスらしいアルブレヒトで
                    ちょっと天然のおぼっちゃま、オレ様の雰囲気が良く出てる。

                    イオアンナの狂乱の場が、これまた真に迫っている。
                    イオアンナは赤いジゼルでも何回か踊っていたので
                    役はしっかり身に入っていて、とてもリアル。

                    農民のカップルは梨花子ちゃんがデビュー。
                    お相手はレオナルド。
                    梨花子ちゃん、ものすごくキュートだけど
                    かなり緊張していたような印象。
                    レオナルドは長い手足で優雅に踊ってくれて
                    まだ多少の不安定さは残るものの、これからますます伸びそうで楽しみ。

                    後半のミルタをオクサーナが踊った。
                    オクサーナって大柄で、ちょっとクセはあるんだけど
                    その分、キャラクター役をやらせるとハマる。

                    ミルタも足音を抑えて
                    さすがにグラン・ジュテでは足音がしたけれど
                    それ以外のところは、ほとんど聞こえず
                    プライドの高い、冷たいミルタを演じて好感度抜群。

                    イオアンナの後半でのジゼルが、これまた見事。
                    だって足音しないんですもん。
                    (マーシャは結構、時々、とんでもない足音がしていた)
                    どこまでもコントロールの効いたクラシックなダンス。
                    透明感があって、凛としていて
                    すごく雰囲気のあるジゼル。

                    ストーリーはあくまでもアホらしいのだが
                    ちょっとイオアンナのジゼルには感激してしまった。

                    ただ、オペラ座の中が暑くて・・・
                    今、ウィーンはローマより暑い上に
                    湿気が多くて、本当に日本の夏みたい。

                    それに、ここ、冷房ありませんから・・・
                    (大学の講義室で、全員、汗ダラダラという事もある)

                    うまく行けば、今シーズンのジゼルは
                    皆勤賞になるかもしれない。

                    加えて、9月のジゼルのチケットも
                    せっせと買っている私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    ただし、1回だけ、ヨナス・カウフマンのコンサートとぶつかる日がある。
                    カウフマンのコンサート、コンツェルトハウスにしては
                    かなりチケット高め設定なので
                    (だって一番高いカテゴリーって184ユーロ!)
                    まだチケット、全カテゴリーかなり空席があるが(会員発売期間)
                    全席売れるのかしら?

                    国立バレエ ジゼル 今シーズン2回目

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                      土曜日のダブルヘッダー
                      時系列に読みたい方は こちら からどうぞ。
                      下は夜の部の勝手な印象記です。

                      Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年6月2日 19時30分〜21時45分

                      GISELLE
                      Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                      Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
                      振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
                      音楽 Adolphe Adam
                      舞台 Ingolf Brunn
                      衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                      指揮 Paul Connelly

                      ジゼル Maria Yakovleva
                      アルブレヒト Masayu Kimoto
                      ヒラリオン Eno Peci
                      ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
                      ヴィルフリード Marchin Dempc
                      クルランドの大公 Igor Milos
                      バチルデ Oxana Kiyanenko
                      農民のカップル Anita Manolova, Dumitru Taran
                      ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Eszter Ledán, Fiona McGee
                      Xi Qu, Rikako Shibamoto
                      ミルタ Gala Jovanovic
                      2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                      Wiener Staatsballett
                      Orchester der Wiener Staatsoper

                      なにせジゼルですから
                      上記の主要ダンサー以外にも
                      農民たちとか、狩に来ている貴族とか
                      もちろん後半ではウィリーたちとか
                      山ほどダンサーが出演するのだが

                      忙しいので(←言い訳)全員の名前は書き出せない。
                      すみません、ご勘弁下さいまし。

                      実はジゼル、5月30日にも観て来たのだが
                      蝸牛と基底膜で頭が一杯で
                      書いている暇もなかったので、ごめんなさい。

                      5月30日とキャストはほとんど同じ。
                      5月30日には農民カップルをナターシャが踊り
                      ミルタは橋本清香ちゃんが踊った。

                      5月30日は、私は清香ちゃんのミルタに釘付けだったのだが
                      (なにせ雰囲気がぴったりで・・・あ〜、こわ(笑))
                      今日は、木本クンのアルブレヒトがセンセーショナル!!!!
                      (この間もセンセーショナルだったが本日はもっと見事)

                      木本クンについては
                      デビューした頃から、なんてノーブルなダンサーが、と
                      折に触れ書いて来たけれど

                      まさか、ここまで伸びるとは・・・
                      最初の頃から、スタイルの良さと品のあるバレエだったけれど
                      どこまで巧くなるんですか、このダンサーは。

                      身体の中心がビクともせず
                      ピルエットが徹底的に安定していて見事だし
                      手足が長くてのびのびしていて
                      ジャンプが高くて(アルブレヒトの最後のソロ!)
                      掴む空間の大きさが抜群。

                      抑制の効いたクラシックの型を守りつつ
                      最初のソロから圧倒的な空間の広さとノーブルさ。
                      しかも着地が柔らかくて、ほとんど音がしない。
                      (後半ではウィリーのマーシャより
                       アルブレヒトの方が足音がしないので、ちょっと笑った)

                      すごいよ、木本クン・・・

                      エノのヒラリオンはマイムが多いけれど
                      演技の巧さで、しっかりストーリーのキーパーソンになってる。
                      安定した高速ピルエットは、ものすごく魅力的。

                      マーシャのジゼルは、ハマり役。
                      最初のキュートさ、純情さもステキだけど
                      アルブレヒトの正体を知った時の狂乱の場の迫力と言ったら
                      ちょっと怖い、いや、かなり怖い。

                      あそこまで狂乱したら
                      死後は、アルブレヒトに恨みがましく祟りそうだが
                      ご存知、後半のウィリーのシーンでは
                      身を以て(まぁ、死んでるけど)アルブレヒトを守り抜く。

                      この後半のマーシャの演技が、また見事・・・
                      凛として静謐で、すでにこの世のものでないモノとなりながら
                      永遠の愛を持って、現世で自分を騙した男を庇う。

                      って、ハインリッヒ・ハイネって
                      どこまで女性に幻想を持っていたんだよっ!!!

                      あと、本日特筆すべきは
                      後半のジゼルのソロの音楽の時に演奏される
                      ビオラのソロ!!!!!
                      うわあああ、なんて素晴らしい音色と音楽!!!!
                      マーシャには失礼だけど
                      ついつい、踊りの途中でオーケストラ・ビットを覗き込んでしまった。
                      あんなに美しいビオラの音色って、なかなか聴けません。

                      ジゼルのストーリーは
                      数あるバレエのストーリーの中でも
                      最もアホらしいものの一つだし
                      この作品、割にマイムが多くて
                      見せ所のソロはあまりないのだが

                      そのソロの素晴らしさや
                      後半のウィリーたちの幻想的な美しさや
                      とんでもない演技力を要する狂乱の場など
                      ついつい虜になってしまう。

                      私も取り憑かれてしまったクチなので
                      またせっせとジゼルに通う予定の私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      ところでフランツィスカだが
                      この間アデューだったはずなのに
                      何故かまだ出演している。
                      引退したけれど、結局、まだ仕事してるって
                      あ〜、どこかの誰かみたい・・・

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