フォルクス・オーパー ロメオとジュリエット(ベルリオーズ)初演

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    Volksoper / Wiener Staatsballett 2017年12月9日 19時〜21時05分

    Roméo et Juliette
    Ballett in zwei Teilen
    振付 Davide Bombana
    音楽 Hector Berlioz
    舞台・衣装・照明 rosalie
    指揮 Gerrit Prießnitz
    コーラス Thomas Böttcher

    ジュリア Maria Yakovleva
    ロメオ Msayu Kimoto
    マブ女王 Rebecca Horner
    ロレンツォ神父 Roman Lazik
    マキューシオ Alexander Kaden
    ティボルト Martin Winter
    ベンヴォーリオ Gleb Shilov
    マブ女王のダブル Tainá Ferreira Luiz, Suzanne Kertész
    Dominika Kovacis-Galavics, Mila Schmidt
    アンサンブル Laura Cislaghi, Marie-Sarah Drugowitch
    Kristina Ermolenok, Tainá Ferreira Luiz, Viktoria Feyferlik,
    Irene Garcia-Torres, Susanne Kertész, Dominika Kovacs-Galavics,
    Tessa Magda, Natalie Salazar, Mila Schmid
    László Benedek, Roman Chistyakov, Samuel Colombet,
    Patrik Hullmann, Dragos Musat, Keisuke Nejime
    Felipe Vieira, Robert Weithas
    ソロ歌手 アルト Annely Peebo
    ソロ歌手 テノール Szabolcs Brickner
    ソロ歌手 バス Yasushi Hirano

    Wiener Staatsballett
    Orchester der Volksoper Wien
    Chor und Zusatzchor der Volksoper Wien

    フォルクス・オパーの新作、ロメオとジュリエット。
    振付はダヴィデ・ボンバーナ。
    フォルクス・オーパーのサイトに振付の経過や動機等の
    かなり詳しい本人によるビデオ・クリップがあるし
    リハーサル・ビデオやプロモーション・ビデオ等
    かなり揃っている・・・という事は
    ずいぶん、力が入ったプロダクションである。

    フル・オーケストラにフル・コーラス
    更に、ソリスト(アルト・テノール・バス)3人。
    大掛かりな作品でもある。

    私も楽しみにしていたのだが
    正直言って

    微妙・・・

    あ〜、バレエそのものは素晴らしかったし
    ダンサーも素晴らしかったし
    マリアと木本クンは、もう息を飲むほどに最高の出来でした。

    微妙なのは音楽で
    いや、オーケストラやコーラスやソリストは良い出来なのだが
    いかんせん、ベルリオーズの音楽が

    冗長過ぎる・・・

    確かにプロコフィエフの音楽で
    クランコ版を見慣れているせいもある。

    ただ、ベルリオーズの音楽って
    オーケストラも大きいし、コーラスにソリストの大所帯で
    オーケストレーションが厚くて
    はっきり言って、大仰で大袈裟で芝居っ気が強くて
    そこまで大袈裟に大騒ぎする音楽なのに
    それが、見事に滑っていると言う感じ(すみません)

    ストーリー的には
    キャプレットが支配者層の上流階級で
    モンタギューが支配される貧民層という設定。

    木本クンが貧民層なので
    衣装が黒に銀のパンクっぽいデザインで
    これが合っていて、ちょっとドキドキする(笑)
    (木本クンが庶民層とは言ってません!)

    マブの女王というのは
    振付師のインタビューによれば
    シェークスピアの原作には登場するキャラクターとの事だが
    悪魔の手先的な役割で
    レベッカが、ずっとしなやかな動きで地上を這い回る。

    場面の数は少ないのに
    長いところが異様に長くて
    例えば、アルト独唱のところは
    ジュリエットが愛の喜びを感じるところだが
    アルトの歌手が乳母役みたいになっていて
    (もちろん歌手だから踊りません!)
    これが、かなり長いシーン。

    同様にバルコニーのシーン
    ロメオとジュリエットのパ・ド・ドゥが

    ものすごく長い!!!!!!

    クランコ版のバルコニーのシーン(プロコフィエフ)だって
    かなり長くて
    おおお、ダンサー大変、といつも思うのだが
    ベルリオーズのこのシーンの長さの比じゃない(と思う)。

    あまりに長いので
    途中でちょっとティボルトのソロが入るけれど
    それでも、ダラダラとかなり長く続く。

    バレエ的には非常に美しい振付で
    リフトの複雑さには目を見張るし

    木本クンとマリアのカップルが
    ・・・うううう、何てチャーミング ♡

    演技派のマリアの、初恋の喜びに満ちた表情とダンス
    一瞬、暗い運命を予期するかのような表情にはハッとするし

    木本クン、君はいつから、そんなに演技が上手くなったの?
    と真剣に問いたいくらいに
    溢れる悦びの表現が、初々しくて可愛らしくて
    ものすご〜〜〜く魅力的!!!!

    (木本クンの演技が突然上手くなった、と感じたのは
     あのヘンな火の鳥の時だった)

    このダラダラして長いバルコニーのシーンの後
    マブ女王に誘導されてしまって
    マキューシオがティボルトにちょっかい掛けて
    殺されるシーン。
    マキューシオは刺されても大丈夫、と無理して踊って
    倒れて死ぬという設定。

    う〜ん、ティボルトってナイフ持ってましたっけ?
    突然、刺すシーンになっても、今ひとつリアル感に欠ける。
    (私の注意不足で、見ていなかった可能性はある)

    でも、その後、ロメオが激情に駆られて
    ティボルトを刺殺するシーンの方が
    あれ?ナイフってどこに???
    どう見ても、手で背中から「刺して」(ナイフがない)いるようで
    何だか不自然なのだが。
    でも、これも私の注意不足かなぁ・・・

    普通はここで、ロメオが捕まって
    ヴェローナから追放される事になって
    その後、ロレンツォ神父のところで結婚して
    2人で朝を迎えて・・・・となる筈なのだが

    それ、全部省略してしまって良いんですか???

    だって、殺人シーンの後、すぐに
    ジュリエットがロレンツォ神父から薬をもらって飲む
    ・・・というところで、第一幕は唐突に終わる。

    それまでダラダラとラブシーンがあって
    重要な結婚式とか、初夜とかを省略してしまって良いのか?!

    後半はジュリエットは既に仮死状態で
    ダンサーが「死体」を運ぶシーンからだが

    うあああああ
    あの角度でジュリエットを運ぶって
    身体をかなり硬直させないと無理・・・
    しかも途中で、頭の部分をかなり下の角度にして
    不自然な運び方のシーンが
    これも長く続くので
    マリア、お疲れさまです・・・
    あれは大変だよね・・・

    床に置かれた仮死状態のマリアは
    さすがにバレエ・ダンサーで
    つま先が完璧に伸びているし(何だか不自然)
    しかも、床での仮死状態のシーンも、かなり長い。

    ロメオ駆けつけて号泣。
    悲しみのダンスはほとんど後ろ向きで
    マリア、いやジュリエットは
    ず〜〜〜っとつま先伸ばしたままで横たわっている。
    死体を抱き上げて泣いたロメオは
    離れたところで毒薬を出して煽る。

    その瞬間に目覚めるジュリエット。

    ぎゃっ
    これ、オペラのグノー方式か!!!

    ワタクシ的には
    ジュリエットが目覚めると
    毒薬を飲んで息絶えたロメオを見つける、というのが正解なのだが

    ロメオはまだそこでは生きている。
    ジュリエットはロメオに気がついて
    あああああ、来てくれたのね!
    バンザイ、これから2人で幸せになれるわ、と
    倒れているロメオを叩き起こして
    2人で踊る。

    ロメオは狐につままれた状態である。

    そりゃそうだろう
    ジュリエットが死んだ、というので
    自分も毒薬を飲んだら
    相手が生きかえっちゃったけれど
    自分は毒を飲んだので、これから死ぬ

    ・・・って、それ、ロメオが可哀想じゃないか!!!

    最後の最後に、自分のアホさ加減を
    これでもか、というほどに突きつけられて死ぬって
    それは、あまりに惨めだ!!!

    (死んでからジュリエットが生き返るのだったら
     少なくともロメオは、自分のアホさ加減は知らずに死ぬので
     まだ救いがある)

    喜びに満ちて踊っているうちに
    パタンと倒れてロメオが死ぬので
    (ああ、この設定、ロメオも可哀想だけどジュリエットも・・・)
    マブ女王が差し出すナイフで
    グッサリ自分を刺して死ぬジュリエット。
    何故か刺すところは腹なので
    普通だったら、あんなに早くは息絶えないが
    まぁ、それは、おとぎ話という事で許そう。

    さて、普通だったら、2人が息絶えたら終わり・・・だと思うが
    この作品は違う!!!!

    2人の遺体を床に置いたまま
    コーラスが黒いマントを羽織って現れて
    バス歌手と一緒に出て来たのは
    ロレンツォ神父。

    ローマンがロレンツォ神父役で
    前半ではジュリエットに毒薬を渡すだけの数秒の登場だったので
    それでお終い?と思っていたら

    最後にロレンツォ神父の長い長い長いソロ。

    ・・・要らないわ、これ (ーー;)

    ローマンのダンスそのものは素晴らしいのだが
    でも、ここでロレンツォ神父が
    ああ、2人とも死んじゃった、という1つの事実だけで
    この長いソロを踊る必然性がわからない。

    途中で遺体を移動して、寄り添わせたりするけれど
    基本的には
    ああ、可哀想に、という嘆きだけだし・・・
    それで、あの長い長い長いソロ・・・

    バリトンの平野さんが黒いマントで
    ローマンとの絡みがあるんだけど
    いや、これが、もうカッコよくて悶える。
    平野さん、ローマンより背が高い?
    (貧民席からなので高さがよくわからないが)

    で、実はここからが私には理解不可能なのだが

    マントを着ていたコーラス(大人数!!!)が
    突然、マントを脱ぐの。

    で、垢抜けない普段着の男女が
    突然、舞台上に多数、出現する。

    ・・・絶句

    だって、今まで
    暗い舞台のシェークスピア時代のモダン・バレエの世界に居たのに
    (いくらダンサーがパンクの格好をしていると言っても
     やっぱり、それまでの世界はバレエの世界だった)

    何故、ここで突然、日常生活が舞台に入って来ちゃうわけ???

    非日常の「舞台」の世界から
    ほとんど暴力的な力で、日常の世界に引き戻されるのは
    正直言うと、非常に不愉快。

    ストーリーで省略されている部分が多い代わりに
    シーンがダラダラと長いので
    休憩入れて2時間強とは思えないほどに
    非常に冗長な印象を与えるプロダクション。

    振付やダンスが悪いのではなく
    音楽的なレベルが低いのでもない。

    ベルリオーズの音楽が
    大仰で大掛かりで
    ロマン派になる直前で、でも古典派なのに頑張っちゃった、という
    異様に上滑りしているからかもしれない。
    (音楽だけ純粋に鑑賞すれば、それはそれなりに面白い作品だとは思う)

    さて困ったな・・・
    この演目、追いかける予定で
    何回かチケットを買っているのだが
    これだけダラダラ冗長だと、ちょっと食傷するかも。

    まぁでも、何回か観て慣れてくれば
    ダンスは素晴らしいし、ダンサー素晴らしいし
    また見方も変わってくるかもしれない、と
    ゲッソリしながらポジティブに考える私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    風花が降って
    気温はプラス1℃くらいなのだが
    ウィーンは風がむちゃ強くて(体重軽いと持っていかれそう)
    体感温度マイナス6℃という・・・
    風が強いの、本当にイヤ(涙)

    Dada Masilo/The Dance Factory "Swan Lake"

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      祝日のダブルヘッダーです。
      時系列に読みたい方は、まず こちら からどうぞ。
      下は夜の記録です。

      Festspielhaus St. Pölten Großer Saal 2017年12月8日 19時30分〜20時30分

      Dada Masilo. The Dance Factory
      SCHWANENSEE

      コンセプト・振付 Dada Masilo
      プロデュース・照明 Suzette Le Sueur
      衣装 Dada Masilo, Suzette Le Sueur
      音楽 Pjotr Iljitsch Tschaikowski, Rene Avenant, Camille Saint-Saens
      Arvo Pärt, Steve Reich

      The Dance Vactory Johannesburg
      セレモニー・マスター、ジークフリートの母 Nicola Haskins
      オデット Dada Masilo
      ジークフリート Thabani Ntuli
      オディール Thami Tschabalala
      ジークフリートの父 Henk Opperman
      オデットの母 Khaya Ndlovu
      白鳥(女性)Ipeleng Marafe, Zadile Constable, Nadine Buys, Liyabuya Gongo
      白鳥(男性) Liewellyn Mnguni, Tshepo Zasekhaya, Steven Thibedi, Xola Wille

      すみません、
      たぶん、長年の読者の方には

      あ、またか・・・
      と思われるだろうが

      ダダ・マシロ、好きなんですっ!!!

      サンクト・ペルテン祝祭劇場で
      この公演がある、と知って、即チケットを購入。

      実は今回が5回目の鑑賞。
      オーストリア広し(あまり広くないが)と言えども
      オーストリアで行われた全公演を観ているのは
      私くらいではないかと思う(自慢にならん)

      よって、公演内容はよ〜くわかっているんだけど
      それでも

      面白い!!!!

      最初にバレエを観た人の感想って
      いつ聞いても笑えるし
      ダンサーが、もうその通りの動きを
      揃ってするので
      最初のこのシーン、まさに爆笑モノ。

      アフリカン・ダンスとクラシックのコンビネーションも素晴らしいし
      エネルギッシュなダンスにクラシックの技法が入ったり
      バレエないしはダンスとして観ても素晴らしい。

      それに
      ダダ・マシロのキュートな事 ⭐⭐⭐

      本当に可愛いの、このダンサー。
      2013年にケントリッジの作品で、実際に舞台で見てから
      もう、ずっとファン。

      Youtube にあったインタビューでは
      もともとクラシックやりたかったのに
      黒人だから、という事でバレエ学校に入れなくて
      という話はあったけれど

      クラシック・ダンサーとしても全く問題なかっただろうに。
      華奢で、脚の形がものすごくキレイ。

      黒人で、あれだけ踊れて
      それで表面の筋肉が全く見えないあの美しい脚って
      非常に珍しいタイプだと思う。
      (人種差別主義ではございません。ただの事実なので
       どうか誤解のないよう。白人ダンサーだって筋肉モリモリはいる)

      マシロの踊るオデットの
      ジークフリートへの求愛が、むちゃくちゃキュート。
      チャイコフスキーの音楽のデュエット部分を使っていながら
      激しい動きのかなり長いソロなのだが
      人間というよりは
      鳥(白鳥だからね!)の求愛行動のようにも見えて
      ものすごくチャーミングで可愛らしいの何のって

      あんな可愛い鳥が必死になって求愛していたら
      あまりに健気で悶絶してしまうが

      ジークフリートはオディールに惚れている。
      オディールが男性ダンサーなのだが
      その柔軟性と言ったら女性にも負けない。

      しかも、ポワントであれだけ踊れる男性ダンサーって
      かなり少ないだろ・・・(びっくり)
      フォルクス・オーパーには一人居るけど (^。^)

      ジークフリートとオディールのデュエットが
      またこれ、妖しげで(男性二人です)
      ゾクゾクする色気があるんだけど
      そういう色気に反応するようになると
      これを腐女子と言う(女子って年齢ではないが)

      いつ見ても不思議で
      とことん美しくて
      ミステリアスで色々な事を示唆する最後のシーン。

      まるでキリアーンのベラ・フィグーラのように
      上半身はハダカで、下半身がフラダンスのようなスカートで
      踊るとともに、一人倒れ、二人倒れ
      オデットとオディールが抱き合って
      最後は全員が倒れると言うラスト・シーン。
      泣きそうになる程に美しいシーンなのだが

      ジークフリートはどうしちゃったんでしょうね?(笑)
      オデットと結婚すべきを
      僕が愛しているのはオディールだ、と言い切って
      母親は派手に失神するし

      ちゃんと告白したにもかかわらず
      オディールからは別れを告げられているし
      もちろん、オデットからはビンタ喰らってるし。

      この作品の中で一番かわいそうなのは
      ジークフリートじゃないのか?(笑)

      世間の目があるからと
      オデットと結婚させられそうになって
      振り切ってオディールとくっつくかと思ったら
      オディールからふられてるし
      では戻ってオデットと思っても
      オデットからもふられるし・・・

      マシロのジゼルもそうなんだけど
      彼女は男性に何か恨みでもあるんですかね?

      公演の後、マシロとダンサーの
      公開トークがあったようだが

      基本的にワタクシ、ダンサーはダンスで語るべきと思っているし
      最後のシーンの解釈は
      受け手によって違う自由があると思うので
      さっさと帰って参りました、悪しからず。

      約1時間のプロダクションのために
      往復2時間以上ドライブする私もアホと言えばアホだが

      退職してから、さっぱり車を運転しなくなったので
      久し振りの長距離ドライブが気持ち良かった私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      マリー・アントワネット フォルクス・オーパー(バレエ)

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        Volksoper 2017年11月28日 19時〜20時45分

        MARIE ANTOINETTE
        Ballett in zwei Akten von Patrick de Bana

        振付・演出 Patrick de Bana
        音楽 Georg Philipp Teleman, Antonio Vivaldi,
        Wolfgang Amadeus Mozart, Johann Christian Bach,
        Jean-Philippe Rameau, Jean-Féry Rebel
        Carlos Pino-Quintana
        ドラマツルギー Jaime Milás
        舞台 Marcelo Pacheco, Alberto Esteban, Area Espacios Efimeros
        衣装 Agnès Angot

        マリー・アントワネット Natascha Mair
        ルイ16世 Jakob Feyferlik
        マダム・エリザベート Zsófia Laczkó *
        運命 Géraud Wielick
        アントワネットの影 Nikisha Fogo
        アクセル・フォン・フェルゼン Alexandru Tcacenco
        マリア・テレジア Gala Jovanovic *
        名前なき者 Zsolt Török
        革命家 Marie Breuilles, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee,
        Katharina Miffik *, Suzan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
        Nicola Barbarossa *, Marat Davletshin, Martin Dempc, Marian Furnica,
        Andrés Garcia-Torres, Trevor Hayden, Tristan Ridel, Anne Vadervelde

        普通の神経の人なら
        試験日前にバレエなんか見に行かないと思うのだが
        でもワタシは行くのである。もうやけっぱちの開き直りだもんね。

        ウィーン国立バレエ団監督のパートナーのバナが振り付けた
        マリー・アントワネットという作品は
        2010年12月12日に1度鑑賞して、あ〜、や〜めた、と行かなくなり

        2016年5月に改訂版が出て
        これが、最初の振付より、ずっと良くなっていて驚いたが
        その後、ナターシャとヤコブの公演は日時が合わずに鑑賞できず

        やっと本日、ナターシャとヤコブのカップリングでの公演!!!

        キャスト表を見て
        あれ〜、おかしいなぁ
        指揮者の名前が書いていない、と指揮者名を探しまくって数分
        あっ、これ、オーケストラなしじゃん
        テープでの公演だった、と思い出したのは
        本当にボケ始めた可能性がある (・・;)

        今回の大発見。

        あのキュートで小悪魔的にチャーミングなナターシャが
        舞台で悩んでいると
        何と、その雰囲気が・・・

        あの悲劇の女王、オルガさまにそっくり!!!!

        舞台から遠い超貧民席だったからかもしれないが
        この演目、後半には市民からイジメられ
        落ち込んでボロボロになっていくシーンがあって

        その時の雰囲気が本当にオルガさまソックリで
        一瞬、あれ?舞台の上にいるのはオルガさま?と思ってしまった位。

        ヤコブは、あんな上着バロック下半身ナマ足という
        とんでもなくヘンテコな衣装を着けていても
        それがまた実に絵になっていて
        その美しさと言ったら、あぁ、もう、もう、もう。

        ダメだ、悶絶してしまう。

        だいたいヤコブとナターシャって
        見た目の美しさと技術の確かさに加えて
        いったいそれはどういう魔法?という演技力があって

        ヤコブがナターシャを見つめる
        苦渋に満ちた表情の迫真的な事と言ったら(以下省略)

        技術はあっても演技が出来ないダンサーも多いから
        (それはたぶん、天性の問題でもある)
        その意味では、容姿・技術・演技力を備えた
        この2人の将来がものすご〜く楽しみ。

        アントワネットの影のニキーシャとジェラールのデュエットは
        キレキレで見事。
        アクロバットが多いのだが、さすがに技術抜群のカップル。

        ガラのマリア・テレジアが、役デビューとあったが
        まぁ、ガラが堂々としていてすごい。
        大柄で手足が長くて、このダンサー、本当に舞台で映える。
        貴族っぽい品があって
        娘を心配する堂々とした母、という雰囲気もある。
        いや、良いわ、ガラちゃん(隠れファン)

        しかし今回の大発見は
        マダム・エリザベートのソフィアだろう。
        (ソフィアって読むのかどうかはわからんが・・・)
        今回、役のデビューとあったが
        超美少女だ〜〜〜〜 (^o^)

        ヤコブと並んで登場したら
        美少女ぶりが華やかで
        ナターシャとモロに張り合ってるじゃないの。

        アレキサンドルのフェルゼンもなかなか良かったし
        私の初恋の君によ〜く似ているコールドのダンサーは
        群舞の時に真ん中にいて
        ジャニーズ系の可愛らしさに悶えてしまう。

        バレエ作品としての出来は
        改訂版になってから悪くないとは思うのだが
        (クラシックとモダンのミックスがなかなかチャーミング)
        史実をもとにしてはいるけれど
        ベルサイユの薔薇もマッサオという
        妄想大爆発のストーリーなので
        観ていて、ちょっとあはは、と思うところはあるが

        ナターシャとヤコブの
        見た目最高(バレエの技術を含む)
        演技力抜群の主人公に加えて
        脇役までばっちり揃った公演を楽しんで
        明日の試験の準備は何もしていない、という
        アホな私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。



        かなり以前のものだが
        オルガさまとヤコブの公演の時のクリップがあったので貼っておきます。


        マクミラン・マクレガー・アシュトン 2回目

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          Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2017年11月10日 19時〜21時15分

          MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
          指揮 Valery Ovsyanikov

          CONCERTO
          振付 Kenneth MacMillan
          音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
          衣装と舞台 Deborah MacMillan
          照明 John B. Read
          ピアノ Igor Zapravdin
          I. Satz
          Natascha Mair * - Denys Cherevychko
          Elena Bottaro, Anita Manolova, Céline Janou Weder
          Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
          Sveva Gargiulo, Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó,
          Susan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
          II. Satz
          Liudmila Konovalova * - Roman Lazik
          Elena Bottaro, Anita Manolova, Céline Janou Weder
          Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
          III. Satz
          Ioanna Avraam *
          Abigail Baker, Natalya Butchko, Venessza Cxonka, Fiona McGee,
          Katharina Miffek, Carolina SanGalli, Isabella Severi-Hager, Anna Shepelyeva,
          Iulia Tcaciuc, Madison Young, Leonardp Basílio, Marian Furnica, Trevor Hayden,
          Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacanco,
          Arne Vandervelde, Géraud Wielick

          EDEN
          振付と舞台 Wayne McGregor
          音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
          衣装 Ursula Bombshell
          照明 Charles Balfour
          フィルム Ravi Deepres
          Nikisha Fogo, Rebecca Horner, Natascha Mair, Madison Young
          Denys Cherevychko, Francesco Costa, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Zsolt Török

          MARGUERITE AND ARMAND
          振付 Frederick Ashton
          音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
          舞台と衣装 Cecil Beaton
          照明 John B Read
          写真 Ashley Taylor
          ピアノ Shino Takizawa
          Marguerite : Nina Polákova *
          Armand : Robert Gabdullin *
          Sein Vater : Vladimir Shishov
          Ein Herzog : Alexis Forabosco
          Zofe : Franziska Wallner-Hollinek
          Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
          Verehrer von Marguerite : Marat Davletshin, Marcin Dempc,
          Andrés Garcia-Torres, András Lukácis, Scott McKenzie, Igor Milos,
          Gabor Oberegger, Jaimy van Overeem
          Lakaien : Theo Bourg, Sergiy Golovin, Lan Dan Kerstanj,
          Hanno Opperman, Marco di Salvo, Lorenzo di Stasio

          Wiener Staatsballett
          Orchester der Wiener Staatsoper

          10月31日のプレミエは鑑賞したけれど
          その後、ウィーン・モデルン現代音楽祭が始まってしまい
          続いて上演された同公演の
          確保していた超貧民席は人に譲ってサボって来たが

          これを逃すと、次の公演は来年の6月。
          ・・・というワケで
          本日はウィーン・モデルンの方を袖にして
          いそいそと国立オペラ座に行って来た。

          キャスト変更があって
          マクミランのコンサートの最初のカップリングは
          ナターシャとデニス(以前はニキーシャとデニス)
          2楽章をリュドミラとローマン(以前はニナ(ポラコヴァ)とローマン)
          3楽章のソロはアリーチェではなくイオアンナ。

          ううう、ナターシャがキュート (^^)
          いつもキュートだが
          こういう超絶技巧の時にも
          ちょっとした仕草がキュートって、もう絶句。
          あぁ、ナターシャ、私は貴女の虜です。

          リュドミラとローマンのカップリングはさすがに迫力。
          リュドミラの派手なオーラが妖しく光るし
          ローマンはあくまでも能面(ちょっとコワイ)
          この第2楽章って、全体の中でも最も重要なシーンだと思うのだが
          いやもう、実に美しかった。

          さて、エデンだが

          プログラムの中にリブレットが入っていた!!!
          これ、以前はなかったよね?
          誰かがクレームでも挙げたんだろうか。

          リブレット、ばっちり4ページあるのだが
          ・・・読んでもさっぱりわからん(英語力不足)

          英語がわかって興味ある方は
          スティーブ・ライヒのウエブ・サイトにテキストが出ているので
          こちらをどうぞ。
          (ただし、全部ではない。
           Cloning / Dolly / Human body machine, Darwin, Interlude
           Robots/Cyborgs/Immortality の一部である)

          この「エデン」という演目
          観れば観るほどにハマる。
          各ダンサーのソロも素晴らしいし
          曲芸か新体操かと見紛うばかりの振付もあるけれど
          やっぱり基本的にはバレエの動き。

          ナターシャの最初のソロが圧巻だが
          それ以外のダンサーたちのソロも実に素晴らしい。

          だいたい、全員が舞台に居て踊っている時に
          後ろでア・ラ・スゴンドのピルエットを連続でやっていたりして
          あれ、クラシックだったら途中で間違いなく拍手が出るところ・・・

          期待の新人、超美少女のマディソン・ヤングが素晴らしい。
          入団したばかりで、既にソロに抜擢されたのも納得する。

          身体の美しさをアーティフィシャルに
          芸術として、ロボット的に、あるいは人間的に
          徹底的に人体解剖した感じの振付で
          これは数回観ると、麻薬みたいにハマりそう。

          マルグリットとアルマンはキャスト変更。
          マルグリットがニナ(ポラコヴァ)
          アルマンはローベルト。

          これがまた実に良かった (^o^)

          ニナ(ポラコヴァ)って、あんなに美人だったっけ?(って失礼な)
          赤い華やかなドレスに身を包み
          真っ赤なリップで妖艶に微笑む美女って役柄
          むちゃくちゃ合ってるじゃん・・・

          ローベルトはヤコブほどのオーラはないけれど
          (ヤコブの方が背が高い(笑))
          でも王子さまタイプである事は間違いないし
          ジャンプもピルエットも優雅で
          このダンサーも出てくると絵になるわ。

          ニナの演技がすごく良くて
          最初は「なにこの若造」と上から目線だったのが
          だんだんほだされていくところが、かなりリアル。

          リストのピアノ・ソナタは
          オーケストラが入るアレンジメントなので
          ちょっとムード・メーカーっぽいロマンティックな音楽なのだが
          それを格調高く、世俗になり過ぎずに歌い上げたピアノも素晴らしい。

          う〜ん、これ、最初は何だとか思っていたけれど
          意外に良いプロダクションじゃないの。

          2回の公演、現代音楽に行かずに
          この演目を観た方が良かったかも・・・

          でも身体は一つしかないのが
          すごく残念な私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          プロモーション・クリップが出来ていたので
          下に貼っておきます。
          次の公演は来年6月。


          マクミラン・マクレガー・アシュトン 初演

          0
            Wiener Staatsoper/Wiener Staatsballett 2017年10月31日 19時〜21時15分

            MACMILLAN / MCGREGOR / ASHTON
            指揮 Valery Ovsyanikov

            CONCERTO
            振付 Kenneth MacMillan
            音楽 Dmitri Schostakowitsch, Klavierkonzert Nr. 2, F-Dur, op. 102
            衣装と舞台 Deborah MacMillan
            照明 John B. Read
            ピアノ Igor Zapravdin
            I. Satz
            Nikisha Fogo - Denys Cherevychko
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Céline Janou Weder
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            Sveva Gargiulo, Oxana Kiyanenko, Zsófia Laczkó,
            Susan Opperman, Xi Qu, Alaia Rogers-Maman
            II. Satz
            Nina Poláková - Roman Lazik
            Elena Bottaro, Anita Manolova, Céline Janou Weder
            Richard Szabó, Dumitru Taran, Andrey Teterin
            III. Satz
            Alice Firenze
            Abigail Baker, Natalya Butchko, Venessza Cxonka, Fiona McGee,
            Katharina Miffek, Carolina SanGalli, Isabella Severi-Hager, Anna Shepelyeva,
            Iulia Tcaciuc, Madison Young, Leonardp Basílio, Marian Furnica, Trevor Hayden,
            Scott McKenzie, Tristan Ridel, Alexandru Tcacanco,
            Arne Vandervelde, Géraud Wielick

            EDEN
            振付と舞台 Wayne McGregor
            音楽 Steve Reich, Dolly aus Three Tales
            衣装 Ursula Bombshell
            照明 Charles Balfour
            フィルム Ravi Deepres
            Nikisha Fogo, Rebecca Horner, Natascha Mair, Madison Young
            Denys Cherevychko, Francesco Costa, Masayu Kimoto, Tristan Ridel, Zsolt Török

            MARGUERITE AND ARMAND
            振付 Frederick Ashton
            音楽 Franz Liszt, Klaviersonate h-Moll, arr. Dudley Simpson
            舞台と衣装 Cecil Beaton
            照明 John B Read
            写真 Ashley Taylor
            ピアノ Shino Takizawa
            Marguerite : Liudmila Konovalova
            Armand : Jakov Feyferlik
            Sein Vater : Vladimir Shishov
            Ein Herzog : Alexis Forabosco
            Zofe : Franziska Wallner-Hollinek
            Double von Marguerite : Joanna Reinprecht
            Verehrer von Marguerite : Marat Davletshin, Marcin Dempc,
            Andrés Garcia-Torres, András Lukácis, Scott McKenzie, Igor Milos,
            Gabor Oberegger, Jaimy van Overeem
            Lakaien : Theo Bourg, Sergiy Golovin, Lan Dan Kerstanj,
            Hanno Opperman, Marco di Salvo, Lorenzo di Stasio

            Wiener Staatsballett
            Orchester der Wiener Staatsoper

            ウィーン国立バレエ団の今シーズンの新作は
            イギリス・バレエの3作。

            サー・ケネス・マクミラン (1929-1992) の「コンサート」
            ウェイン・マクレガー (*1970) の「エデン」
            サー・フレデリック・アシュトン (1904-1988) が
            ヌレエフとフォンテインのために振り付けた「マルグリットとアルマン」

            「コンサート」はマジメ・・・というより
            クラシック・バレエの技を見る、という意味での楽しさはあるけれど
            ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番に乗って
            デニスとニキーシャがまずは第一楽章で舞台で飛びまくる。

            白眉は2楽章。
            これは緩徐楽章なのだが
            ニナ(ポラコヴァ)とローマンのパ・ドゥ・ドゥが素晴らしい。
            さすがプリンシパルの2人で
            ラインが非常に美しく、見応えがある。

            第3楽章はアリーチェのソロに
            今までのソロ・ダンサーたちとコールドが揃った
            華やかな最終楽章。

            音楽はステキでイゴールのピアノもかなり聴かせてくれるし
            舞台上のダンサーたちは
            マクミラン特有の、バレエのパが全部音楽とピッタリという
            見事な技を見せてくれる。
            (コールドが多少バタバタしているけれど
             それはまぁ、ウィーンの個性という事で(笑))

            ・・・ただ、う〜ん、ストーリーがあるワケじゃないし
            音楽と合ってるとは言っても
            かなりクラシック・クラシックした演目で
            あまり「面白い」とは言えないなぁ。
            バレエがすごく好きな人には楽しいかも。

            同じ「コンサート」という題名なら
            以前のロビンスの、むちゃくちゃ笑える演目の方が楽しかったのに。

            さて、現代のイギリスの振付師ウェイン・マクレガーによるエデン。
            オーケストラはお休みで、テープでの演奏。
            スティーブ・ライヒの作品で、英語のナレーションがずっと入る。
            (言っている事はよくわからん・・・・)

            幕が開くと、後ろのスクリーンに
            青と白のモノクロームっぽい動画が出る。
            あまりに抽象的すぎて、何を撮っているのかわかりにくいが
            よく見ると、どうも男女のくっ付き合いの状態を
            すごく近いフォーカスで、しかも早いカメラの動き。

            女性の腕のアップらしきものから
            男性の胸毛のアップらしきものとか

            それに直線や曲線がグラフィックで入って
            ワケのわからない英語の単語が出たり消えたり
            昔の哲学だかラテン語だかの中世の手書き文書みたいなものが出たり
            ともかく、わからんビデオが続く。

            これが終わると
            真っ暗の中に、頭に肌色の帽子を被って
            身体の線をピッタリ出す肌色のレオタードで
            ナターシャ登場。

            圧巻のソロ。
            すごいわ、この柔軟性と鋭い動き。
            人間を見ているというより異星人が蠢いているみたい。
            というより、いつからモダン・バレエって
            新体操とか曲芸になったんだ?
            いや、身体の美の極致とか言われればその通りなんだけど。

            ニキーシャにレベッカという
            ナターシャと同じく、運動能力抜群で
            しなやかで強いダンサーに加えて
            新人のマディソン・ヤングがソロに抜擢されている。

            男性陣はデニス、フランチェスコ、木本クン
            トリスタンとツォルトという
            やはりラインが美しくて運動能力抜群で
            スタミナあってという面々。

            エデン、というタイトルがついている位だから
            失楽園っぽい話なのだろうが、う〜ん (ー ー;)

            途中で衣装が降りて来て
            ハゲのカツラも取って、後半のダンスになるんだけど
            衣装が男女同じで
            男性ダンサーだけのデュエットもあるし

            ここまで身体のラインがバッチリ出て
            しかも同じミニ・スカートの衣装だと
            もう、男性も女性も区別つかなくなっちゃうなぁ。

            エデンの園の異星人バージョン?
            いや、あの、その、よくわからないけれど
            フィジカルな側面から見たら、スゴイです。

            クラシックとモダンのストーリーなしの2作品の後
            最後はマルグリットとアルマン。
            ご存知、椿姫、ラ・トラヴィアータのストーリーを
            アシュトンが、フランツ・リストのロ短調ソナタ1曲の中で描き出したもの。

            マルグリットはリュドミラ
            アルマンはヤコブ

            ・・・ううううう、何だか久し振りに
            もろに「絵」になる舞台を観たという気分。
            (すみません、他のダンサーに失礼だわねこれは)

            リュドミラは姐さんに見えるけれど
            持っている雰囲気は華やかなので
            モテモテの娼婦の役どころはピッタリだし

            アルマンのヤコブがヤコブがヤコブが!!!!
            長身で、スタイルの良さは抜群だし
            なんであんなに脚が長くて、しかも美しいカタチをしていて

            その上、むちゃくちゃイケメン ♡

            テクニック的にはヌレエフとは言わないが
            でも、あの若さで、あれだけ安定して
            美しいラインで踊れるなら
            これからもっと伸びる余地は充分にある。

            それにヤコブのスゴイところは
            このダンサー、演技が抜群に出来るのだ。

            マルグリットを見つめる表情と目が
            あまりに甘すぎる。
            あんな表情で見つめられたら
            100% の女性はオチる(女性だけじゃないかもしれない)

            更に、幸せに満ちたところから
            マルグリットに裏切られたと思い込むシーンでの
            壮絶な表情の複雑な事・・・

            このダンサー、細部まで考え抜いて演技しているのか
            ストーリーに思い切り入り込んでしまっているのか
            後者だったら、天才的な演技者だ。
            以前のニジンスキーの時にも驚いたが
            バレエの美しさだけではなく
            ストーリーにおける演技が、しっかりマトモに出来るダンサーは
            ものすごく貴重である!!!(きっぱり)

            いやもう、観ていて最初から最後まで
            実に絵になる。
            リュドミラ姐さんもすごいけれど
            この演目の主人公はヤコブでしょう(断言)

            あの可愛らしさ、いじらしさ、一途な純情、愛情
            裏切られたと思った時の激しさ
            そして最後の死のシーンでの嘆き
            どの場面を取っても、あまりに美し過ぎてドキドキする。

            音楽はリストのロ短調ソナタだが
            オーケストラの伴奏が付いてアレンジされていて
            その意味では、オリジナルの渋さは緩和されて
            かなりロマンティックなメロディが浮き立つようになっている。

            ピアノの滝澤志野ちゃんのピアノが
            ある時にはソロで舞台のストーリーを一緒に作り
            ある時にはオーケストラと調和して溶け合って
            甘やかなムードを盛り上げて

            終わった後も音楽が耳から離れません (^^)

            ある意味、様々なスタイルを盛り込んだトリプル・ビルだと思う。
            最初の2演目で出て行ってしまった人がいたけれど
            (よって私の前が空いた・・・・が
             どちらにせよ、見えない席なので(笑))
            何回も鑑賞するべき舞台かどうかは好みが分かれるところだと思うが
            2つのピアノ協奏曲(まぁ、一つは本来独奏曲だけど)を聴くだけでも
            一度は行く価値はあると思う。

            この演目、追いかけるべきか
            現代音楽祭のコンサートに行くべきか
            ちょっとまだ悩んでいる私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。


            アコスタ・ダンツァ

            0
              Festspielhaus St. Pölten 2017年10月7日 19時30分〜21時30分

              Acosta Danza

              Belles-Lettres
              振付 Justin Peck
              音楽 Céser Franck
              衣装 Harriet Jung, Reid Barteilme, Mary Katrantzou, Marc Happel
              照明 Mark Stanley
              ダンス Enrique Corrales, Verónica Corveas, Julio León, Gabriela Lugo,
              Laura Rodríguez, Javier Rojas, Deborah Sánches, Luis Valle

              Mermaid
              振付 Sidi Larbi Cherkaoui
              音楽 Woojae Park, Sidi Larbi Cherkaoui, Erik Satie
              照明 Fabiana Piccioli
              衣装 Hussein Chalayan
              ダンス Carlos Acosta, Marta Ortega

              Twelve
              振付 Jorge Crecis
              音楽 Vincenzo Lamagna
              衣装 Eva Escribano
              照明 Michael Mannion, Warren Letton, Pedro Benitez
              ダンス Carlos Luis Blanco, Enrique Corrales, Verónica Corveas,
              Mario Sergio Elías, Yanelis Godoy, Julio León, Gabriela Lugo,
              Laura Rodriguez, Javier Rojas, Deborah Sánches,
              Alejandro Silva, Luis Valle

              Imponderable
              振付 Goyo Montero
              オリジナル音楽 Silvio Rodríguez
              音楽作曲 Owen Belton
              衣装 Archel Angelo Alberto
              照明 Olaf Lundt
              ダンス Carlos Luis Blanco, Verónica Corveas, Mario Sergio Elías,
              Yanelis Bodoy, Julio León, Marta Ortega, Laura Rodríguez,
              Alejandro Silva, Luis Valle

              カルロス・アコスタと言えば
              私の中では、ロンドン・ロイヤル・バレエのタマラ・ロホとの
              素晴らしいカップリングのバレエを思い出すのだが
              故国キューバで、このカルロス・アコスタが
              自分のバレエ団を立ち上げた。

              こういうモノを持って来てくれるのが
              サンクト・ペルテンの良いところ (^^)

              クラシック・バレエあり、コンテンポラリーあり
              カルロス・アコスタのチームは
              プログラムの記載によれば、何でもアリで
              ちょっとキューバ的なニュアンスが入るらしい。

              最初の作品はサンサーンスのピアノ協奏曲(だと思う)を使った
              クラシック作品で
              コールドがオーケストラで
              男性ソリストがピアノのソロかな。
              時々、コールドの中からペアが誕生して
              PDD を披露してくれる。

              ・・・けど、正直にはっきり言っちゃえば
              クラシック・バレエで攻めるなら
              ちょっと、別に、この作品でなくても・・・って感じか。
              キレイなんだけど、だから何、という部分もある。

              まぁ、女性ダンサーに胸があるのはちょっと嬉しかったが。
              (註 ウィーン国立バレエ団は、監督の好みだと思うんだけど
               みんな、ものすごいクラシック体型で、ものすごくスタイル良すぎで
               女性ダンサーのバストなんて、あるかないかわからないのである。
               何を見てるんだ、と怒る人もいるだろうが、でもやっぱり身体を見るのが
               バレエやダンスの醍醐味の一つでもある(言い訳))

              ところが、次の作品が凄かった。
              不思議にアジア風のメロディと歌詞に乗せて
              (たぶん、韓国語ではないかと推察するが)
              ワイン・グラスを持った女性が泥酔していて
              男性が泥酔した女性を助けようとするのだが

              女性ダンサーのしなやかさが凄い。
              男性に起こされてリフトされた時の着地が
              全部ポワントだよ・・・
              何ともやるせない泥酔の仕方で
              見ていて、ついつい、自分もああいう泥酔するのかも(こらこらこら)
              ただ、私の場合は助けてくれる男性はいないが(こらこらこら)

              男性ダンサーが居なくなってからの女性のソロは
              もう、こちらの方がずっとやるせない。
              ちょっと身に染みて、あぁ、そういう時ってあるよねぇ、とか
              ついつい妄想に駆られて勝手に解釈して自分の身に置き換えて
              何だか他人事とは思えないやるせなさ。

              男性のソロの後に、女性が、今度は裸足で登場して
              男性を慰めるように絡まって行くのが感動的。

              いや、ウエディングの通訳とかしていると
              2人で力を合わせて困難に立ち向かうと
              1人よりも解決できるよ、みたいな事をいつも通訳しているのだが

              このダンス見ていると、いや、それ
              もしかしたら本当かもしれない、とか思ってしまう。
              (まぁ、ほとんどのカップルには本当なのかもしれないけれど
               私、困難を一緒に解決してくれる人はいない・・・というより
               友人には色々と助けられているけれど、パートナーいないし・・・)
              作品の中にドラマがあって
              最後の手だけの動きで2人がシンクロするところなんか
              意味わからないけれど、泣けてきちゃうような気分になる。

              Twelve はその名の通り、12人のダンサーが
              ペットボトルの中に光源を入れたものを
              投げたりキャッチしたりという作品。

              きっと別の何か難しい意味があるのかもしれないけれど
              ダンサーが動いたり、ジャンプしたり
              リフトしたりされたりで光源ボトルを投げてキャッチして
              床に置いて、新しい形を作って
              またそれを投げて・・・という動きが
              ダイナミックで、ちょっとサーカスっぽくて
              動きのバリエーションも豊富で
              見ているだけで楽しい。

              後半の演目 Imponderable は光と影を巧く使った
              コンテンポラリー・ダンスで
              ダンサーが懐中電灯を持って照らしたりとか
              かなりせわしない動きで
              闇と光が交差する。

              ・・・ただ、ごめんなさい、それ以上の印象は残っていない。
              こういう、割に自己満足的な作品って
              結構、他にもあるし
              今更、闇と光をテーマに、というのも別に目新しくもないし。

              すみません。
              寝落ちしたワケでもなくて
              ずっと集中して目を凝らしていたのだが
              あまり印象に残らない作品だった。

              公演の後にカルロス・アコスタとのトークがあったのだが
              色々な理由で、残念ながら、すぐに会場を出なければならなかった私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              いや、かなりの数の読者はご存知だと思うのだが
              本日はオーストリア全体が「美術館・博物館の長い夜」で
              サンクト・ペルテンに行くのに
              パーキングがなかったら非常に困る・・・・というので
              (バカ高い)オーストリア国鉄を往復に利用したのだが

              駅からこの会場まで、何にも道路表示がない上に
              徒歩で優に20分以上かかるのだ(怒)

              シャトル・バスくらい出せ!!!とか、ついつい思ってしまったわよ。
              チケットよりも往復の列車代の方が高かった上に
              帰りはウィーン西駅に到着する Westbahn の21時50分発の列車に
              間に合ったのに見送って、22時11分のオーストリア国鉄で帰ってきた。
              Westbahn だったら片道9ユーロ以下だったんだよねぇ・・・(涙)

              謂れのない文句を書いてしまったので、お詫びに
              カルロス・アコスタのインタビューを埋め込んでおくので
              ご興味ある方はどうぞ。


              ジゼル 今シーズン 5回目

              0
                Wiener Staatsoper 2017年10月1日 19時〜21時15分

                GISELLE
                Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli
                nach Heinrich Heine

                振付と演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Jarius Petipa
                音楽 Adolphe Adam
                舞台 Ingold Brunn
                衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                指揮 Valery Ovsyanikov

                ジゼル Nina Poláková
                アルブレヒト Masayu Kimoto
                ヒラリオン Alexis Forabosco
                ジゼルの母 Franziska Wallner-Hollinek
                ヴィルフリート Jaimy van Overeem
                クルランドの公爵 Kamil Pavelka
                バチルデ Vanessza Csonka
                農民のカップル Alice Firenze, Leonardo Basílio
                ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Garguilo, Fiona McGee,
                Xi Qu, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder
                ミルタ Oxana Kiyanenko *
                2人のウィリー Sveva Gargiulo*, Anita Manolova *

                またジゼルか、と抗議の声が聞こえて来そうだが
                10月9日の最終公演はチケット取れなかったので
                これが、5月の再演までの最終鑑賞になる。

                本日はオーケストラが疲れ気味。
                一部のメンバーは土曜日も日曜日もコンサートあったし
                多少緩むのは仕方ないかも。
                (コンマスは昨日と今日、楽友協会でソロやってオーケストラやった
                 ホーネックさんだった。お疲れさまです)

                今回のヒラリオンはハーフソリストのアレクシス。
                友人とも話していたのだが
                やっぱりフランス人のモテモテ男性が舞台に立つと
                謙虚で肉食でない日本人男性はかなわないわ(笑)

                ちょっとワイルドな森の番人で
                登場したら、既にモテのオーラが光っていて
                別にジゼルを口説かなくても
                村の女の子、みんな夢中になってるだろう、とか思っちゃう(笑)

                ニナ(ポラコヴァ)の美しさは後半で映える。
                ポーズがしっかりキマるあの静けさは
                ある程度の年齢が必要なのかもしれない。
                (その意味で前半の「小娘」は難しいのだ・・・う〜ん)

                木本クンは躍らせれば誰よりも巧くて優雅で
                表情も演技も必死になってこなしているのはわかる。

                わかるんだけど
                それ、演技であってリアリティじゃないから・・・

                (ジゼルにリアリティを求める方がアホ、と言う意見もあろうが
                 ロマンティック・バレエというのは
                 無理なシチュエーションをリアルにしてしまうのが醍醐味なのだ。
                 シルフィードなんかモロにそうじゃないか。)

                ペザントで出たアリーチェとレオナルドのカップル。
                レオナルドの技が素晴らしい (o^^o)

                もともと大柄なダンサーだし
                長い足をしっかりバットリーするジャンプの高さには目を剥いた。
                ザンレールもばっちり決まって安定感があって
                膝も足首も柔らかく

                いや、すごいぞ、レオナルド!!!
                もともと技術はあるダンサーだから
                次の世代のダンス・ノーブルかもしれない(期待)

                今回のミルタはオクサーナの登場。
                大柄な落ち着いた感じのダンサーで
                今まではバチルダとか、ライモンダではお母さん役とか
                割に大人の役が多かった。

                ミルタのダンス、テクニック的にはギリギリのところがあって
                バランスも崩れる一歩手前、という危うさはあったし
                できればもう少し、そのポーズで止めて、というのはあったけれど
                (シロウトだから好き勝手放題に言う)
                ジャンプの後の足音も非常に抑えられていて
                見応えのある静けさを纏うミルタになっていた。

                2人のウィリーはスヴェーヴァとアニータのデビュー。
                スヴェーヴァって、コールドの時から
                なんだかチャーミングなダンサーが居る、と思っていたのだが
                いや〜、可愛いしチャーミングだしステキだった。
                出てこい、出てこい、オバサンは期待してるよ ♡

                今日のロジェの一列目のオーストリア人女性は
                アボ(チクルス)買いなので、バレエに興味ないの
                私の興味はオペラだから、後半に席を代わってあげようか?と
                親切に言って下さったのだが

                いえいえいえ、今日は2列目も空いていたし
                (おかしいなぁ、公演は売り切れだったはず)
                後半のウィリーの場面、とてもキレイなので1列目でどうぞ。
                私は2列目壁際(チケット料金は同じ)から
                しっかりと舞台を見せてもらいました。

                終わった後に、キレイだったわ
                でも、全然ストーリーがわからなかったけど(爆笑)
                ・・・・って、それ、言ってくれれば幕間に教えてあげたのに。

                10月9日の最終公演だが
                もともと10月8日〜10日に出張予定で
                それがうまい事キャンセルになって
                (必死になってこの仕事から逃げたのだ。すみません)

                ただ、もともと、コンツェルトハウスの
                マルティン・グルービンガーのチケットを確保していたが
                グルービンガーが病気でコンサート延期(来年1月に!!!)

                ・・・という二重三重のチェンジで
                あっ、ジゼルに行く時間が出来た、とサイトをチェックしたら
                当然ながら、既にチケットは売り切れ (TT)

                最後の公演はイオアンナがジゼルのデビューだし
                内部情報によると芝本梨花子ちゃんが農民カップルで踊るというのに!!!
                ううう、梨花子ちゃんのペザント、観たかったなぁ。
                あのキュートさで踊ったら、ものすごく可愛いに違いない。
                頑張ってチャーミングな踊りを見せて下さい。

                明日の月曜日から
                実は怒涛の一週間が始まる。
                たぶん、今年最後の仕事に加えて
                引退後、目指していた事がやっと実現するので
                バタバタするだろうなぁ、と覚悟している私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                なお、引退後に目指していた事というのは
                彼氏を作るとか結婚とか、引越しとか別荘とか
                自家用飛行機とかシャネルの洋服とか
                そ〜いう華やかなものではなく
                もっともっともっとムチャクチャ地味な事です (^^;;

                何年か前に、とある勧誘を受けた時
                あなたの夢は何か、と問われ
                前に出された大きなシートに

                豪邸、別荘、高級自家用車、ジェットやヘリコプター
                素敵なお洋服、宝石、かっこいいパートナー エトセトラ

                いや、ワタシの夢は⚪⚪⚪⚪なので、この中にはない、と言ったら
                え?いったい、何のために?と言われて
                あぁ、世界観が違う・・・と思った事があるけれど
                「何のために?」と聞かれた、その人にとっては無駄な事に
                これから果敢に挑戦します (^_^)v (←挫折の可能性もあり)

                ジゼル 今シーズン4回目

                0
                  Wiener Staatsoper 2017年9月28日 19時30分〜21時15分

                  GISELLE
                  Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                  Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli
                  nach Heinrich Heine

                  振付と演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Jarius Petipa
                  音楽 Adolphe Adam
                  舞台 Ingold Brunn
                  衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                  指揮 Valery Ovsyanikov

                  ジゼル Nina Poláková
                  アルブレヒト Masayu Kimoto *
                  ヒラリオン Andrey Kaydanovskiy
                  ジゼルの母 Franziska Wallner-Hollinek
                  ヴィルフリート Jaimy van Overeem
                  クルランドの公爵 Kamil Pavelka *
                  バチルデ Vanessza Csonka *
                  農民のカップル Alice Firenze *, Leonardo Basílio *
                  ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Garguilo, Fiona McGee,
                  Xi Qu, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder
                  ミルタ Rebecca Horner
                  2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                  読者諸氏から、あああああ・・・とため息が聞こえて来そうなのだが
                  私だって、そろそろオーケストラのコンサートに行きたい・・・
                  やっと週末から楽友協会のコンサートが始まるのが楽しみ。

                  木本クンとカップリング予定だったマリアが降板してしまった(涙)
                  で、ずっとニナ(ポラコヴァ)がジゼルを踊る事になった。

                  リュドミラのジゼルを観た後で
                  ニナのジゼルを観ると

                  上品・・・・

                  まぁ、リュドミラが下品というものではないのだが
                  彼女の持っている雰囲気は(以下省略)

                  ニナのジゼル、おとなしくて、控え目で、前半は病弱で
                  そりゃもう上品でクラシカルなのだが

                  木本クンは、踊らせたら誰よりも品があって巧い!!!(断言)
                  スタイルもヨーロッパ男性だって滅多にない、というスタイルである。

                  だけど、この演目、ダンスよりマイムが圧倒的に多いのだ。
                  そりゃ、木本クンも一生懸命演技はしている。
                  笑顔も多少引きつってるけど可愛いと言えない事もない。
                  踊らせたら身体のラインは美しくてノーブルだけど
                  マイムの時には

                  えらく地味・・・・

                  で、ニナと木本クンが組むと
                  非常にクラシカルなんだけど
                  この華のなさは何なんだろう (~_~;)

                  いや木本クン、ステキなのよ。
                  だけど、オレ様のオーラが全く欠けているというか
                  凛々しいんだけど、モテ男っぽい狡さがないから
                  ジゼルが惚れるのがよくわからん。

                  アルブレヒトがマジメで誠実で、見た目は地味だけど
                  長期間付き合うと、謙虚さや控え目なところに温かい気分で魅了される
                  ・・・って、アルブレヒト、そういうキャラじゃないよね?!

                  農民カップルにはアリーチェとレオナルドがデビュー。
                  アリーチェはベテラン中堅でキュートで
                  何でも踊れてしまうので安心してニコニコ観ていられる。

                  レオナルドが頑張ってる!!!
                  もともと大柄で手足長いから大きな技が映えるし
                  ちょっと体操になってはいるけれど
                  ザンレールもしっかりキマったし
                  テクニック的には素晴らしいし
                  元気いっぱい、頑張るぞ、張り切ってるぞ、というのが
                  微笑ましくて可愛い (^^)

                  レベッカのミルタは相変わらずエネルギーが横溢しているが
                  あれは彼女の持ち味だからなぁ、ミルタの静けさには合わない。

                  2人のウィリーの梨花子ちゃんとエレーナ。
                  梨花子ちゃん、相変わらず頑張ってるし
                  ラインも美しくキュートで表情も透明感があって良いんだけど
                  ちょっと気負いが出過ぎちゃってるというか・・・
                  頑張ってます、ほら、すごいでしょ、観て観て感が伝わって来ちゃう。

                  あまり頑張り過ぎの観て観て感が出ちゃうと
                  リュドミラになっちゃうので・・・
                  そこまで頑張って張り切って野心的でなくても
                  充分にキュートだから大丈夫なのに、と
                  オバサンは観ながらちょっと心配になる。

                  エレーナがどんどん良くなって来ている。
                  このダンサー、以前は群舞の中でも別に目立つというタイプじゃなかったのに
                  スタイル良いし、頭小さいし、腕も足も長くてポードブラがキレイで
                  身体の捻り方もよく計算されていてしっかり観客にアピールするし
                  表情が自然で気負っていないので
                  踊っている時の無心なウィリーと
                  カーテンコールの時の素直な笑顔がキュート。

                  この演目のチケット発売が始まったのが5月だったので
                  キャスト未定の状態でチケットを買い漁ったんだけど

                  う〜ん・・・正直言って
                  プリンシパルが欠けた状態でのジゼルは、かなりキツイわ。
                  だいたいウィーンの国立バレエ団で
                  演技抜群でジゼルを踊れるダンサーと言えば
                  イリーナかオルガか(オルガはミルタの方が良いかも)
                  ケテヴァンくらいだろう。
                  清香ちゃんもクール・ビューティだからジゼルの役どころは合いそう。
                  (全員産休中である)

                  マリアは今回、出演しないけれど
                  マリアは演技はすごく出来るけれど
                  ジゼルのキャラクターに合うか、と言ったらちょっと・・・

                  プリンシパル7人のうちの4人が産休中って
                  まぁ、仕方ないと言えばそうなんだけど
                  観客側からすると、かなり悲惨(涙)

                  有名な演目だから、チケットは売れているから
                  良いと言えばそれでも良いんだけど。

                  今年の最終公演ではイオアンナがジゼルに抜擢されているのだが
                  ちょっと色々な事情があって
                  この日だけ行けない。
                  (というより、行けるようになった時点でチケットは売り切れだった)

                  まぁ、人生、すべてが思い通りに行く訳ではないし
                  と言いつつ、結構、自分の好き勝手にやっている私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  バナーが焼き芋だと言うのには別に何の意味もございません・・・

                  ジゼル 今シーズン3回目

                  0
                    Wiener Staatsoper 2017年9月26日 19時30分〜21時45分

                    GISELLE
                    Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                    Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli
                    nach Heinrich Heine

                    振付と演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Jarius Petipa
                    音楽 Adolphe Adam
                    舞台 Ingold Brunn
                    衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                    指揮 Valery Ovsyanikov

                    ジゼル Liudmila Konovalova
                    アルブレヒト Robert Gabdullin
                    ヒラリオン Andrey Kaydanovskiy *
                    ジゼルの母 Franziska Wallner-Hollinek
                    ヴィルフリート Marcin Dempc
                    クルランドの公爵 Igor Milos
                    バチルデ Oxana Kiyanenko
                    農民のカップル Nikisha Fogo, Richard Szabó
                    ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Garguilo, Fiona McGee,
                    Xi Qu, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder
                    ミルタ Gala Jovanovic
                    2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                    またジゼルかよ、と呆れられそうだが
                    バレエ追っかけで、今シーズンから
                    とうとうファンの集まりのバレエ・クラブにまで入会した身なので
                    ジゼルは見逃す訳に行かない。

                    よって読者の都合は無視する(笑)

                    今日、その当該のバレエ・クラブから
                    ジゼルを踊る予定だったマリアが
                    結局、全公演から降板というメールが入って来た。

                    9月28日・10月1日公演は
                    木本クンとニナ(ポラコヴァ)の組み合わせ。

                    ・・・ちょっと、いや、かなりショックかも 😱

                    まぁ、それはさて置いて
                    本日のジゼルはリュドミラ姐さん(あら失礼)
                    アルブレヒトは王子さまタイプのローベルト。
                    この間の土曜日に見逃したカップルである。

                    で、これが意外に良くてビックリした。

                    リュドミラは何と言っても「華」があるのだ。
                    どんなにアクが強いタイプでも
                    年増の姐御に見えても(ごめん!)
                    舞台に出てくれば、やっぱりそこだけ光が当たるような華やかさがある。

                    ニナ(ポラコヴァ)もテクニック凄いし安定していて
                    演技も巧くて素晴らしいのだが
                    今ひとつ、バレエに観客が期待する華やかさには欠ける。
                    地味で真面目なんですよ、全体的に。

                    リュドミラの「小娘役」はリーズの結婚があって
                    これはかなり浮きまくっていたが
                    リーズは若手ダンサーも踊ったので
                    別にリュドミラじゃなくて良いだろ、というのがあった。

                    ジゼルだって前半は「小娘」役である。
                    リュドミラ姐さんは、どう見ても「小娘」には見えず
                    カマトトを気取っている海千山千
                    ・・・・あっ、言い過ぎた、ごめんなさい (^^;;

                    堂々としていてテクニックは鉄壁だし
                    華やかだし、綺麗だし、見ていて何となく明るい気分にはなる。

                    ローベルトとのラブシーンで
                    リュドミラが拗ねたりすると、かなりわざとらしさがあるけれど
                    ローベルトがひたすらマジメに愛情の篭った表情を見せるのが
                    なかなか可愛くて
                    おお、若手ダンサー、頑張っとるな、というおばさんの気分 (^o^)

                    アンドレイはヒラリオンの役デビュー。
                    このダンサーも演技派だから、細かい部分でのマイムが巧み。

                    アルブレヒトに失恋してからのジゼルの狂乱の場は
                    ニナの方が惨めったらしいリアルな感じだった。

                    リュドミラの表情も、なかなか虚ろで良いのだが
                    ニナのように髪振り乱して、という惨めさはない。

                    まぁ、こういう狂乱というのは難しい。
                    ダンスのテクニックだけでは表現しきれないし
                    かと言って、演技がリアルって
                    だいたい、失恋したからショックで死ぬっていうのが
                    あり得ないシチュエーションだから、リアルもなにも・・・
                    (ドニゼッティとか言い出す人がいると思うけど
                     あれはコロラチューラを聴かせるためのだけの狂乱だ)

                    農民カップルはニキーシャとリッチー。
                    ニキーシャ、かなりキュートで魅力的。
                    ナターシャみたいな小悪魔的な魅力ではなく
                    素直でエネルギーの横溢している健康で若い農民ガール。
                    細かいパの処理が見事で魅入られたし
                    リッチーも、小粒でピリリという感じが嵌っていた。

                    今回はガラがミルタ役。
                    ガラは2011年にフォルクス・オーパーで
                    ベジャールのル・コンクールを上演していた時から
                    目を付けていたダンサー。

                    大柄でスタイル良いから舞台で映える。
                    腕が長いからポードブラがすごく綺麗に見えるし
                    身体の軸がしっかりしていて安定感がある。

                    しなやかさから言えばレベッカの勝ちかも。
                    ただ、ミルタの冷酷さ、冷たさみたいな感じは
                    ガラのダンスにはよく出ていたし
                    ジゼルと対峙するところでも
                    リュドミラ姐さんのオーラに
                    堂々とボス的キャラでやりあっていたのは素敵。

                    ウィリーたちって、まぁ、本当にキレイだな。
                    この白いダンスの美しさは
                    白鳥の湖の美しさにも匹敵する。

                    エレナと芝本梨花子ちゃんの2人のウィリーも美しい。
                    男性に恨みを持っている処女の幽霊とかには見えない(笑)
                    もっと何か純粋な、感情のないような彼岸の透明感。
                    恨みだのの世俗的な感情からは距離を置いている印象。

                    さて、ウィリーとなったリュドミラだが
                    男性を恨む幽霊になっても
                    リュドミラの持っている華やかさは消えない(笑)
                    本当にこのダンサー、出てくるだけで舞台が明るくなる。
                    やっぱりキレイなのよ、多少年増に見えても。

                    しかもウィリーになったジゼルは
                    アルブレヒトを庇うという重要な役目はあるけれど

                    基本的にはアルブレヒトは無視して(もともと死人なんだし)
                    自分の世界で自己憐憫に浸りながら踊ってキマる役柄だから

                    リュドミラ姐さんの
                    ほら、見て見て、キレイな私を見て、のオーラが
                    ばんばん舞台に飛んで来ても
                    それはそれで絵になっちゃうのである!!!!

                    ローベルトはもちろんパ・ド・ドゥのパートナーではあるけれど
                    リュドミラ姐さんにしてみれば
                    しっかり支えてなさいよ、程度の存在でしかない(極論)

                    まぁ、このジゼルのウィリーがピカピカに舞台映えする。
                    見事なド迫力。さすがプリンシパルのベテラン。

                    アンドレイのヒラリオンは、これも迫力。
                    エノよりちょっとダンスが不安定な分
                    ウィリーたちに殺されるリアルさがある(不安定というのも演技かも?)

                    ローベルトのアルブレヒトだが
                    前半も演技はバッチリ決まってたし
                    (愛の目付きがジゼルに無視されているというのはまぁ・・・)
                    後半も、もの哀しげにジゼルのサポートをしていて
                    ソロも頑張ってバッチリ決まったんだけど

                    デニスの踊っていた最後の見事なソロって
                    ローベルト、踊ってない・・・・?????

                    踊れないから省略って・・・
                    そういう事もあるのか。
                    まぁ、海賊の時もローベルトとデニスのジャンプ違ってたし。

                    マリアの降板に従って
                    国立オペラ座のサイトの写真も
                    マリアのジゼルからローベルトとリュドミラに変わったが
                    残り公演は、最終日のイオアンナのジゼルを除いては
                    全てニナ(ポラコヴァ)が踊る事になったのに

                    国立オペラ座のプロモーションの動画が
                    イリーナがジゼルで、エノがアルブレヒトで
                    ミルタがオルガさま、というとんでもないキャストで残っている。
                    (イリーナもオルガさまも産休中)
                    ちょっと、いや、かなり悔しい気分なのだが
                    木本クンのアルブレヒトに期待が高まる私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    ジゼル 今シーズン2回目

                    0
                      Wiener Staatsoper 2017年9月24日 11時〜13時15分

                      GISELLE
                      Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                      Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli
                      nach Heinrich Heine

                      振付と演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Jarius Petipa
                      音楽 Adolphe Adam
                      舞台 Ingold Brunn
                      衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                      指揮 Valery Ovsyanikov

                      ジゼル Nina Poláková
                      アルブレヒト Denys Cherevychko
                      ヒラリオン Eno Peci
                      ジゼルの母 Franziska Wallner-Hollinek
                      ヴィルフリート Marcin Dempc
                      クルランドの公爵 Igor Milos
                      バチルデ Oxana Kiyanenko
                      農民のカップル Natascha Mair, Dumitru Taran
                      ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Garguilo, Fiona McGee,
                      Xi Qu, Rikako Shibamoto, Céline Janou Weder
                      ミルタ Rebecca Horner
                      2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                      9月22日に鑑賞した時とキャストは同じ。
                      まぁ、普通の感覚なら、何回も観ないのだろうが
                      舞台なんて、全く同じものは一つもないので(含む音楽)
                      その場の一瞬でしかない芸術を
                      最貧民席10ユーロで観られるのは
                      ウィーンならではの楽しみ。

                      まぁ、10ユーロの席は
                      運が良ければ、立てば見える(席によっては多少舞台が欠ける)という
                      だったら立ち見席に行けば・・・・と
                      数年にわたって思ってはいるのだが(笑)
                      ↑どうせ立っているので同じだし、立ち見席の方が視界は良い。

                      今回のジゼル公演だが
                      驚くべき事にオーケストラがなかなか見事で
                      いや、そりゃウィーン・フィルのメンバー様たちだから
                      オーケストラは素晴らしい筈なんだけど
                      バレエの時って、ちょっとあのその、あちゃーって言う事も時々あるのだが

                      今回の音楽は非常に落ち着いている。
                      コンマスはこの間と同じくダナイローヴァ女史。
                      バイオリンのソロも素晴らしいけれど
                      後半のヴィオラのソロが・・・・いやもうこれ絶品です ( ̄  ̄)

                      群舞もかなり落ち着いて来た感じで
                      それぞれのダンサーがしっかり踊っていて安心感がある。
                      多少バラバラなのは
                      これはもうウィーンの個性なので
                      お人形さんみたいにきっちり揃っているよりも人間っぽくて良い(笑)

                      ニナ(ポラコヴァ)の鉄壁のテクニックと
                      自分を如何にして見せるかを周知したダンスは素晴らしい。
                      雰囲気がちょっと暗いタイプなので
                      裏切りの後からウィリーの後半がぴったりハマって
                      悲劇のオーラがバンバン飛ぶ。

                      いや、このジゼルというストーリー
                      熱心な読者はご存知の通り、ダダ・マシロが
                      コンテンポラリーで読み替えをしていて
                      何回かブログにも載せた。

                      もとがハインリヒ・ハイネが紹介したウィリー伝説で
                      ウィキで調べると
                      結婚を目前にして亡くなった娘たちの亡霊が
                      迷い込んで来た男性を殺す、という言い伝え。
                      更に、結婚直前で男性に裏切られたというのが加わるようで

                      男性に恨みを抱いた怨霊・・・・って
                      ちょっと、いや、かなりコワイ。
                      日本でも居るよね、お岩さんとか。

                      日本の場合は美人の幽霊というよりは
                      恨み辛みの、しかも汚れの文化があるからだろうが
                      見た目も崩れてしまって
                      若い美人でなくなるのは何だか残念な気がするが
                      そこらへんで対照文化論とか出来ませんかね?

                      ヒラリオンなんか、ジゼルを愛していて
                      君の恋人は君を騙してるだけだよ、とアドバイスしただけなのに
                      取り憑かれて殺されちゃうし
                      女性の怨霊って、見境なしか。
                      (でもヨーロッパではそのコワイ怨霊がみんな美人・・・)

                      だいたい、こういう伝説は男性目線で作られているケースが多く
                      見境なしの若い娘の怨霊という幻想は
                      古今東西、男性が女性を裏切ると
                      後がコワイぞ、という警告・・・というのは深読みし過ぎか。

                      しかもジゼルがアルブレヒトを庇って
                      永遠の愛を・・・・っていうのは
                      これは間違いなく男性の都合の良い妄想であろう。

                      でも男性目線の後半のジゼルの
                      あの静謐さ、純粋さ、この世のものではない存在の透明さはすごい。
                      ニナ(ポラコヴァ)のウィリーのジゼルの美しさは
                      静けさ、たおやかさ、透明さを兼ね備えて、本当に美しい。

                      デニスのアルブレヒト
                      ともかくテクニックが抜群で
                      回転技の軸がま〜ったくズレないデニスの持ち味に
                      大きなジャンプで身長を感じさせないし
                      「モテ男」のオーラが中途半端じゃなく出ていて
                      デニス、実生活でもモテモテなんだろうなぁ、とか
                      ついつい下賤な邪推を・・・・(あっ、ごめんなさい)

                      エノのヒラリオンは前半はマイムだけなのだが
                      エノのマイムが巧いのだ (^o^)
                      舞台中央で仁王立ちしているだけで絵になるんだもんなぁ。

                      後半の呪い殺されるところでは
                      あまりに均整の取れた美しいジャンプとピルエットを
                      次から次へと苦もなく踊ってくれてしまうので
                      あんまり呪い殺されるというハードなシーンに見えない。
                      テクニックと体力のあるダンサーの意外な弱点?(笑)

                      レベッカのミルタは、ダンスは完璧で
                      安定していて滑らかでこの上なく美しく
                      ため息が出るほど素晴らしいのだが

                      私の偏見、というより先入観で
                      春の祭典やヨゼフの伝説の時のイメージが強過ぎて
                      どうしても芯から冷たい死者のボス、というよりは
                      活き活きとした熱い心を隠している芯が強い女性に見えちゃう。
                      (この間も書いた通り、こういうエネルギーのダンサー、私は好き)

                      ジゼル役は今回の一連の公演では
                      ニナ(ポラコヴァ)とデニスのカップリングの他に
                      リュドミラとローベルト(もう今から想像がつく)
                      マリアと木本クンの公演が(現時点では)2回あって
                      10月の最終公演ではイオアンナがジゼルのデビュー。

                      欲を言えば
                      私、どうしても将来、ケテヴァンのジゼルが見たい!!!
                      あのケテヴァンのすごい演技力とオーラでジゼル踊ったら
                      (エイフマンの「赤いジゼル」の時、凄かったし)
                      特に後半のウィリーのシーン
                      この間プロイエットで見せてくれた
                      あの女性らしい透明感に溢れるジゼルになるんじゃないかと・・・
                      監督、お願いします!!!

                      肝心なケテヴァンは産休中なのに
                      今から勝手に配役決めちゃうという
                      恥知らずバレエ・オタクの私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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