マリイインキー管弦楽団 + ルドルフ・ブッフビンダー

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    Schloss Grafenegg Wolkenturm 2019年8月24日 19時30分〜21時50分

    Mariinsky Orchester St. Petersburg
    ピアノと指揮 Rudolf Buchbinder
    コーラス Wiener Singverein
    ソプラノ Maja Tumpej, Petra Weinmaier
    アルト Anastazja Fischer
    テノール Wolfgang Adler, Norbert Wachter
    バス Bernhard Schuh

    Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
     Konzert für Klavier und Orchester d-Moll KV 466 (1785)

    Ludwig van Beethoven (1770-1827)
     Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 c-Moll op. 37 (1800/03)
     Fantasie für Klavier, Chor und Orchester op. 80 (1808)

    マリイインスキー・オーケストラは残ったけれど
    今日は、この音楽祭の総監督、大御所のルドルフ・ブッフビンダーが
    ピアノの弾き振りでモーツァルトとベートーベン。

    モーツァルトのピアノ協奏曲20番と
    ベートーベンのピアノ協奏曲3番って
    まぁ、名曲アワーには違いないんだけど
    どちらも短調って、どういう選択なんだ・・・
    (単純な私は、短調の曲がむちゃくちゃ苦手)

    音楽のセンスがゼロで
    感受性が限りなくゼロに近い私なので
    あぁ、聴衆にもマンネリってあるんだなぁ・・・と
    つくづく思った(すみません)
    この2曲、今まで私の人生で何回聴いたんだか・・・
    ベートーベンのピアノ協奏曲3番の1楽章なんかは
    トチ狂った先生が、私が中学2年の時に
    先生がオーケストラ・パートで発表会で弾いた事まである。
    (弾ける実力は当時もなかったし、今も全くない。
     しかも最後のスケール左手間違えてオクターブ一つ下で弾いちゃったし)

    オーケストラもピアニストも
    言ってみれば、いわゆるコンフォート・ゾーンなので
    危なげなく落ち着いた
    この上なく正統なクラシックを聴かせてはくれるのだが
    あまりに正統過ぎて、あまりに端正すぎて
    何だかもう、全然面白くない。

    いや、演奏する芸術家にとっては
    音楽的に高い曲の演奏というのは
    どんなに弾きなれた曲であっても
    一つ一つが真剣勝負なんだろうけど
    こちらは感受性ゼロなので(すみません、そういう人がコンサートに来てて)
    いったん頭の中に入った曲で
    あまり好きじゃない、というものは
    正直言って、どうでも良い(あ〜、言っちゃった(汗))

    何回か聴いてはいるけれど
    暗記するほどではない合唱幻想曲。

    コーラスは楽友協会合唱団で
    これは実力はお墨付き。
    100人の大編成で
    ソリストはコーラスのメンバー。

    まぁ、ブッフビンダーのピアノはよく響くし
    タッチは強いし、クリアだし、端正だし
    変なデフォルメもかけて来ないので
    如何にもベートーベンらしいベートーベン。

    ソロは・・・
    あ〜、やっぱりコーラスのメンバーなので(以下省略)
    プロの歌手と比べると、こんなに違うんだ、う〜ん・・・

    アンコールで合唱部分だけを繰り返した時には
    ソリストが前より声が出ていて(笑)
    まぁ、確かに、コーラスとソロになる前の數十分を
    声出しもせずに舞台に待機していて
    突然のソロだと、声は出ないよねぇ。

    まぁ、今のシーズン、このグラーフェネックしかコンサートないし。
    周囲も常連さんっぽい人ばっかりで
    (もちろん全員、ご年配である)
    車を出す時も、常連が多いと裏道を熟知している人も結構居て
    あまりモタモタする人がいない(笑)

    今日もコンサート前に
    隣の年配カップルが、前の年配カップルと
    クルレンツィスについて、かなりディープな議論をしていた。
    私も常連だし、しかも一人で来ているし(一人の人は非常に珍しい)
    日本人だから目立つとは思うんだけど
    話し掛けるなオーラを出しまくってるからなぁ。
    というか、やっぱりヨーロッパってカップルの世界だなぁ、というのが
    こういう音楽祭に来ると、よ〜くわかる。

    以前、お一人さまについて記事を書いた事があるけれど
    日本の方がお一人さまについては寛容だと思うよ。
    ヨーロッパは、ある程度の歳を取った人が
    カップルではない、というのは
    かなり特異なケースで目立つし
    社会に入れてもらえない。

    実はクルレンツィスの議論に入れて貰えなかったのが
    ちょっと悔しいのかもしれないが(笑)

    明日の夜はルツェルン音楽祭の後に
    グラーフェネックに客演する
    初聴きの上海交響楽団で
    陳某鋼の「五行」の演奏があるのが楽しみな私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    マリイインキー管弦楽団 + ゲルギエフ

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      Schloss Grafenegg Wolkenturm 2019年8月23日 19時30分〜22時10分

      Mariinsky Orchester St. Petersburg
      バイオリン Sergey Dogadin
      指揮 Valery Gergiev

      Claude Debussy (1862-1918)
       «Prélude à l’après-midi d’un faune» (1894)

      Pjotr Iljitsch Tschaikowski (1840-1893)
       Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 35 (1878)
       Symphonie Nr. 6 h-Moll op. 74 «Pathétique» (1893)

      2019年のチャイコフスキー・コンクールのバイオリン優勝者
      セルゲイ・ドガディンを迎えて
      ゲルギエフがマリイインスキー管弦楽団とのコンサート。
      チケットは芝生席に至るまで売り切れ。

      観客は・・・いや、本当に年配ばかり。
      正直、老人ホームの会合としか思えない様相を呈しているのだが
      私だって2年前からは、立派に、お達者倶楽部の会員資格を有したので
      あまり人の事は言えない(汗)

      マリイインスキー・オーケストラのメンバーの中で
      際立って目に飛び込んでくるコンサート・マスター。
      立派な二重アゴで
      ライオンの鬣というか
      ハイドン時代のカツラの 失敗作 特注品のような髪型で
      ニコニコしながら登場。
      携帯電話呼び出し音が会場に響くと(携帯電話切って下さいの合図)
      自分のポケットを探すというチャーミングさ(爆笑)

      ただ、このコンサート・マスター
      本当にゲルギエフの指揮を完璧に熟知しているというか
      こういう人が居てオーケストラを率いているというのは
      素晴らしい事なのではないか、と演奏聴きながら思ったりする。
      (シロウトなので、本当のところは不明)

      最初の曲がドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」で
      その後がチャイコフスキーというのは
      いったいどういうプログラム構成なのか、私にはよくわからんが

      広大な庭園の中の野外会場で
      夕暮れに聴く「牧神の午後への前奏曲」

      なんという遅いテンポ・・・(絶句)
      フルート大変、オーボエも大変、ホルンなんかもっと大変。
      ゲネラル・パウゼもむちゃくちゃ長い。
      外の道路から車の騒音が聞こえてくるが・・・

      本来であれば、大自然に囲まれて
      牧神の世界の優雅さを味わうべき曲なのだろうし
      ゲルギエフは、徹底的にテンポを落として
      しつこいくらいロマンティックに演奏しているのだが
      牧神の世界って、そう清潔に美しいものではなくて
      きっとゴミもあったし、獣の匂いなんかが凄かったんだろうな
      とか考えてしまうのは
      外から聞こえてくる車の爆音が悪い(断言)

      さて、今年のチャイコフスキー・コンクール
      バイオリン部門1位のセルゲイ・ドガディンは1988年生まれ。
      2011年22歳の時に、1位なしの2位に選ばれているのだが
      30歳にて、もう一度出て、念願の1位を射止めた人。
      (審査員の先生に師事したらしい。割にしつこいタイプか?(笑))

      真っ赤なほっぺたの、比較的がっしりした男性だが
      この人の音色の多彩さと言ったら(絶句)

      第1楽章のテクニックに、まずは唖然。
      カデンツァの高音の素晴らしさに息を飲んでいる時に
      芝生席にいる子供が泣き出して
      親があやしたりしている声が響き渡ったのも
      空の上で、小型飛行機が爆音を撒き散らしながら飛んでいったのも
      野外コンサートならではの醍醐味(やけっぱち)

      盛大な拍手が起こった後の
      第2楽章のバイオリンの音が
      第1楽章と全く違うので、椅子からずり落ちそうになった。
      音の色が全然違うのだ。
      ちょっと曇ったような、柔らかい音色で奏でられる
      この上なく甘美なメロディ。
      えええええっ、この人、同じバイオリンを弾いてるよね?
      何故、そんなに音が変わるんですか???

      第3楽章は音の明るさが戻って
      確実なテクニックに、クリアな音色で小気味良い演奏。

      アンコールがこれまた超絶技巧で
      ボウを動かしながら左指でのピチカートとか
      高音の澄んだフラジョレットとか
      度肝を抜かれるテクニック満載なのに
      ものすごく音楽的に響く。

      私はシロウトだから全くわからないけれど
      きっとボーイングのテクニックが卓越しているんだろうなぁ。
      たった1つのバイオリンで
      あれだけ多彩な色が出たら、面白いだろうなぁ・・・

      バイオリン協奏曲の第1楽章の後で
      盛大な拍手が起こったので
      後半のチャイコフスキーの「悲愴」での
      楽章間拍手は、まぁ、もう仕方ないわ、と
      最初から諦め切っていたのだが

      民族衣装ディルンドルやトラハテンをお召しになった
      オーストリアの年配の紳士淑女の皆さまを
      侮ってはいけなかった・・・
      第3楽章の後に
      芝生席から若い声でブラボー・コールに拍手があったけれど
      すぐに周囲からシッ!と窘められて
      客席からは楽章間拍手は全くなし(すごい)

      まぁ、ゲルギエフが第3楽章と第4楽章を
      ほとんどアタッカで繋げた、というのはあるのだが。
      (舞台を見ていたら、指揮者がそのまま振り続けているのはわかる)

      で、このチャイコフスキーの交響曲6番。
      またもや、テンポが遅い。
      ものすごく遅い。
      気味が悪くなるほど遅い。

      その分、ロシアっぽい暗さに満ちた
      ドラマチックな要素が際立つ。
      丁寧に丁寧に描き出されるメロディ・ライン。

      クラリネットの消え入るようなソロの後の爆発は
      テンポを思い切り上げて対比を明確に打ち出してくる。

      遅いところは徹底的に遅く
      速いところは徹底的に速く、というのは
      指揮者あるあるネタだと思うのだが
      ことゲルギエフの手にかかると
      これがイヤミにならず
      しっとりさを保ちながら
      徹底的に雄弁に、劇的に語りかけて来るのは何故なんだ。

      あんなにゆっくりなテンポで演奏されているのに
      緊張感は増すだけで全く失われず
      中間部のドラマも相まって
      呼吸もできなくなりそうな緊迫感のある第1楽章の後

      第2楽章のワルツは
      今度は、まったくタメがなくて
      あっさりとインテンポで流すところが、これまたニクい演出。
      あのしつこい第1楽章と全く違うので、びっくりする。

      ワルツも、ウインナー・ワルツではない。
      では帝政ロシアのとことん優美なワルツかと言うと
      (ムーティさまとウィーン・フィルは正に優雅なワルツだった)
      ヨーロッパ的貴族社会の優雅さからは一歩離れて
      ちょっと田舎的な響きが聴こえてくるという芸の細かさ。

      第3楽章の盛り上げ方は、かなり華やかで
      リズムの乗り方が気持ち良いし
      オーケストラ・メンバーの音の刻みも
      揃っていて見事。

      野外だと、トロンボーンとかが咆哮しても
      まぁ、カッコいいというか
      シンバルを鳴らせた後に
      シンバルを上に移動させて、左右に開けるって
      何だか新興宗教の妖しげな儀式みたいに見えるけれど(笑)
      舞台上のパーフォーマンスとしては、かなり目立つ。
      音響的にもシンバルの響きが会場に満遍なく散って素晴らしい。

      最小の拍手のフライングでアタッカで続けた最終楽章。

      あ〜、もう、こういうロシア的な嘆きというか
      やるせない思いの泣き節って
      ロシアのオーケストラでなければ出ないわ(断言)

      特に、例のコンサート・マスターが率いる
      第1バイオリンの「泣き節」は
      もう、もう、見事すぎる。
      あそこまで、泣いて泣いて泣いて
      それでもイヤミにならないって
      ロシアのオーケストラしか出来ない芸当だろう、たぶん。

      第1楽章と同じく、いやそれ以上に遅いテンポで
      徹底的に泣かせるメロディ。
      途中の長調部分の透明な、まるで空想の中の
      儚い幸せみたいな部分の美しさって
      まるでこの世のものではないような印象。

      じっくり、じっくり、音の一つ一つを歌わせて
      泣かせて、嘆かせて、諦観に至って
      最後は・・・やっぱり「死」の静けさまで

      クラリネットとコントラバスの最後の音が消えてからも
      ゲルギエフ、感極まって固まってしまって

      指揮者が固まっているので
      観客も、周囲で小声で「終わったんだよね?」とかは言ってるけれど
      なかなか拍手しづらくて

      いったいゲルギエフ、いつまで固まってるんだ?
      ・・・と思ったのは
      聴衆だけではなかったようで

      指揮者じゃなくて、例のコンサート・マスターが
      まずは身体の緊張を解いた。
      これで、客席からは拍手の嵐(笑)
      (コンサート・マスター氏、ありがとう(爆笑))

      あまりに最初から最後までの緊張感が凄すぎて
      もうチャイコフスキーでお腹一杯・・・という感じ。
      ロシア的に「しつこい」ドラマチックな泣き節が
      最後は不気味な地下の深いところまで
      とんでもない世界に連れて行かれたという感じ。

      ゲルギエフの指揮棒は
      たぶん、絶対に「指揮棒」じゃないんだけど
      長さとしては
      今まで私が見たなかで最大の長さで
      日本で言えば菜箸くらい。
      普通の指揮者が普通に使っている指揮棒と
      長さはほとんど変わりない。
      (でも、あれ、絶対指揮棒じゃない。
       本当に菜箸だったりして(笑))

      どんなに指揮棒を持っても
      やっぱり、この人の指揮って、ま〜ったくわからないのだが
      (後ろから見ていてもアインザッツずれてるし)
      それでもああいう音楽が出来ちゃうって
      指揮者がすごいのかオーケストラがすごいのか
      両方ともすごいんだろうな、きっと(笑)

      このコンサート、シリーズの中でも
      最も高いチケットの一つだったのだが
      あれだけ密度の高いチャイコフスキーを聴かせてくれたら
      高いチケットもガソリン代も
      充分にペイした、と
      ものすごく満足している私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



      トーンキュンストラー + ドミトリー・リス

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        Schloss Grafenegg Wolkenturm 2019年8月22日 19時30分〜21時30分

        Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
        バイオリン Baiba Skride
        指揮 Dmitry Liss

        Olga Viktorova (*1960)
         „Qinglong - Azure Dragon“ für Symphonieorchester (2012)

        Ludwig van Beethoven (1770-1827)
         Konzert für Viline und Orchester D-Dur op. 61 (1806)

        Dmitri Schostakowitsch (1906-1975)
         Symphonie Nr. 6 h-Moll op. 54 (1939)

        グラーフェネック夏の音楽祭
        これからせっせと木・金・土・日と通う予定で
        みんなから、グラーフェネックの近くに宿泊するの?と聞かれるが
        いえいえ、毎日ウィーンからドライブします。
        (環境には悪いのは承知なんですが・・・(・・;)

        お久し振りのトーンキュンストラー。
        指揮はロシア人のドミトリー・リス。
        ウラル交響楽団とかロシア・ナショナル管弦楽団とかで指揮しているらしい。
        1960年生まれなので、中堅指揮者と言う感じか。

        18時30分に到着して庭でデッキ・チェアに寝転んでいたら
        リハーサルしていて、ベートーベンとかショスタコーヴィッチが聞こえて来た。
        19時少し過ぎまでリハーサルして、19時30分からコンサート。

        最初の曲がウクライナ生まれの作曲家オルガ・ヴィクトローヴァの作品。
        この作曲家も指揮者と同じ歳。
        曲のテーマが、中国の青龍で
        プログラムの記載によれば、中国では
        東に青龍、北に黒亀、西が白虎で南が赤鳥なのだそうで
        青龍は7つの住処を持ち
        ツノ・背中・根っこ・家・心臓・尻尾・千歯扱
        ・・・と書いてあるのだが、よくわからん。

        でも、この曲、面白い。
        比較的わかりやすい一定のリズムで
        割にわかりやすいモチーフが演奏されて
        7つの部分に分かれているようなのだが
        曲想の変化が、やっぱりわかりやすい。

        ただ、一応これ、現代音楽なので
        あまりわかりやすい調性はなくて
        演奏始まったとたんに、あちこちから聞こえる小声でのお喋り(笑)
        途中で飽きてスマホ出してラインをチェックしたり
        自撮りしたりしている母と娘らしき二人連れが前にいたし
        まぁ、ベートーベン目当てとか
        今日はクラシックのコンサートよ、うっふん、という人には
        がっかりだったかもしれないのだが

        この曲、ゲーム音楽として聞いてみたら
        もっと面白く鑑賞できるのに(笑)
        ・・・と言ってしまったら、作曲家には非常に失礼に当たるだろうが
        ちょっと映画音楽っぽいし、ゲーム音楽としても使えそうで
        それだけ、視覚に訴える面白さがある。

        オーケストレーションもかなり厚みがあるし
        表情は豊かだし、テンポが速くてノリノリだし
        リズムもはっきり聴こえるので、退屈しないのである。

        作曲家も来ていて舞台に上がっていた。
        ウクライナの作曲家が中国のテーマというのも面白いが
        中国の音楽に特有のペンタトニックはほとんど使っていなくて
        (ほんの一部だけ出て来たが)
        プログラムによればトリトノスも使っていて
        アルカイックな雰囲気とか書かれていたが
        そこまで神秘的な感じは受けなかったなぁ。
        まぁ、好みの問題だが。

        バイオリニストのバイバ・スクリーデは
        よくオーストリアで演奏するので
        調べてみたら2010年10月が最初で
        (2008年以前は記事が消えたので、その前はわからない)
        今まで全部で7回聴いている。

        ワタクシ的には、あまり好きなバイオリニストではなくて
        泣き女というか、泣き節というか、そういうイメージが強かったけれど
        今回のベートーベンは
        比較的ベートーベンらしい(私見ですっ!)感じに聴こえて来た。

        ヘンなタメとか音の伸び縮みとかがなくなって
        無用なものを落としたシンプルな形になって来た、という印象。
        気負いがなくなった感じがする。
        以前に強く感じた「見ろ見ろ聴け聴け」感が落ちて
        音楽に素直な演奏になって来ているみたい。

        しかしこの曲の2楽章の
        オーケストラの弦楽器の音色の美しさには唸った。
        さすがオーストリアのオーケストラで
        ベートーベンは熟知している、という感じ。

        グラーフェネック名物の第一楽章終わっての拍手はあったけれど
        もう最近、こういうのは仕方ないと思っているので(笑)
        それはそれで良しとしよう。

        ショスタコーヴィッチの交響曲6番。
        これ、第1楽章が長くて陰鬱なのだが
        ロシアの指揮者なのに
        あまりねっとりするところがなくて
        比較的あっさりと、解像度の高い演奏になっている。

        ただ、さすがに、あのピアニッシモの中間部は
        大自然の中で、既に太陽は落ちて暗くなっている中で
        ああいう演奏を聴くと
        ちょっと、ゾッとするような闇に落ちる気分。
        ホルンのソロまでの数分間が
        まるでお化け屋敷のような感じで
        結構スリル満点だった。

        まぁ、正直言って
        ウィーンからガソリン代使って
        比較的高い(悪天候の時にはホールに席がある)チケットを買って
        わざわざ行くだけの価値があったかどうか、と聞かれると
        かなり微妙ではあるのだが。
        (ショスタコーヴィッチ、やっぱり木管が(以下省略))

        まぁでも、(多分)少ないリハーサル時間で
        あそこまで仕上げてくれれば
        やっぱりプロのオーケストラではある。

        という微妙な感想でお茶を濁す私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        マウロ・ペーター + ヘルムート・ドイチュ

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          Mozarteum Salzburg Großer Saal 2019年8月20日 19時30分〜21時25分

          テノール Mauro Peter
          ピアノ Helmut Deutsch

          Franz Schubert (1797-1828)

          Ganymed D 544 (1817)
          Sehnsucht D 123 (1814)
          Rastlose Liebe D 138 (1815)
          Meeres Stille D 216 (1815)
          Wandrers Nachtlied II D 768 (1824)
          Der Fischer D 225 (1815)
          Der König in Thule D 367 (1816)
          Erlkönig D 328 (1815)
          Erster Verlust D 226 (1815)
          Versunken D 715 (1821)
          Geheimes D 719 (1821)
          An die Entfernte D 765 (1822)
          Wilkommen und Abschied D 767 (1822)

          Richard Strauss (1864-1949)

          Heimliche Aufforderung op. 27/3 (1894)
          Wozu noch, Mädchen op. 19/1 (1888)
          Breit’ über mein Haupt op. 19/2 (1888)
          Traum durch die Dämmerung op. 29/1 (1895)
          Ich liebe dich op. 37/2 (1898)
          Mädchenblumen op. 22 (1888)
           1. Kornblumen
           2. Mohnblumen
           3. Efeu
           4. Wasserrose
          Ständchen op. 17/2 (1886)
          Liebeshymnus op. 32/3 (1896)
          Ich trage meine Minne op. 32/1 (1896)
          Freundliche Vision op. 48/1 (1900)
          Wie sollen wir geheim sie halten op. 19/4 (1888)

          スイスのテノール、マウロ・ペーターを初めて聴いたのは
          2013年7月27日のグラーフェネックの前座のコンサートで
          あまりの声の清らかさとディクテーションの美しさにひっくり返って
          それ以降、私の体力と財力のある限りの追い掛けをしている。

          いやはや、何と清潔感のあるテノールなんだ。
          しかも、卓越した音感とドイツ語のクリアさ。
          技術的な巧さという意味では
          この歌手のレベルはトップ中のトップである。

          ガタイはテノールとは思えぬ良さで
          (厚みではなく、背の高さ。全体的に身体が大きい)
          なのに、声の質は低い音でもまごうかたなきテノールで
          美声で甘い声ではあるのだが
          イタリア・オペラのテノールみたいな泣き節は全くなく
          張り上げての見得も全然なくて
          声の清潔感、透明感、この上なく正確なドイツ語の発音が
          感情と理性の絶妙な狭間でバランスを取っているという
          稀有なテノールのリート歌いだと思う。

          プログラム構成は、モロに私好みというか
          ゲーテの詩による超有名なシューベルトのリーダーと
          私の大好きなリヒャルト・シュトラウスで
          しかも、Mädchenblumen が入ってる!!!!

          マウロ・ペーターの Mädchenblumen は2016年11月24日に
          楽友協会ブラームス・ホールでも聴いている。
          滅多に歌われない曲だし
          ジェンダー・スタディの人からは攻撃されそうな内容なんだけど
          私の青春時代の曲だし
          本当に素晴らしい音楽なの、ピアノも歌も ❤

          さて、最初のシューベルトのブロック。
          美しい・・・・けれど
          やっぱりバリトンに比べると、声の色の変化は少ない。
          ドイツ語がクリアで
          しかも、技術が確かなので
          高音に飛ぶところなんかは、気持ち良いほどに決まって
          不安定さを全く感じさせない。

          けど、高音のフォルテがあまり出ていない。
          Aあたりから、声が前に飛んで来ない。
          テノール歌手としては、一番張り上げたいあたりの声域だと思うのだが
          もしかしたら、張り上げないように細心の注意を払っているのかもしれない。

          その分を補うように
          ヘルムート・ドイチュのピアノがむちゃくちゃ雄弁。
          リートの伴奏という、一歩退いたところが全くなくて
          特に「魔王」なんかは
          もうピアノだけで立派に曲になってる感じで
          テノールの声が押され気味。

          いや、わかるんですよ
          あの美しい清潔感漂うテノールで
          お父ちゃんと魔王と息子の演じ分けはほとんど無理。
          だけど、あそこまでピアノが独立して
          ドラマチックになってしまうと
          歌手とピアノが対等な位置という範囲からはみ出して
          ちょっと違和感がある(個人的感想です、批判じゃありません!)

          このピアノで後半のリヒャルト・シュトラウスになったら
          どうなるんだろう?という心配は
          すぐになくなった。

          Heimliche Aufforderung の色気は
          後半の、あの、密やかな秘密のエロチックさにノックアウト。
          いや〜、あんな美しい声で
          とことん親密に歌われたら
          パーティ抜けてバラ園の草陰で
          何でもしちゃうわワタシ(妄想爆発中)

          Wozu noch Mädchen の瀟洒な軽さは
          マウロ・ペーターの声の質にもあっているし
          こういう曲だと、ドイツ語の美しさが活きる。
          いやもう、ここに登場する女の子の可愛さったらないわ。

          息の長さを活かしたフレージングが見事だったのは
          Traum durch die Dämmerung で、もうため息が出そうになった。
          クリアなドイツ語でありながら
          あくまでも密やかで滑らかな長いフレーズを繊細に歌い上げる。

          まぁ、Ich liebe dich になると
          どうしてもゴツゴツしてしまうのは仕方ないけど。
          それに、声を張り上げて歌うというタイプではないので
          多少の迫力不足は否めないが
          たぶん、それは歌手もピアニストも充分に承知の上で
          ああいう表現になったのだと思う。

          Mädchenblumen の Efeu と Wasserrose の美しさ!!!
          いや、Kornblumen も Mohnblumen も良かったけれど
          Efeu では、ちゃんと高音も美しく出たし
          Wasserrosse のピアノ伴奏の美しさと言ったら
          前半で、ちょっとでしゃばり過ぎだろ、と思っていたピアノが
          繊細な歌と相まって
          水面の輝き、光を見事に表現したのには息を飲んだ。

          Ständchen の軽々とした出だしから
          しっとりした中間部。
          Ich trage meine Minne のキュートさ
          最後の比較的派手な Wie sollen wir geheim sie halten も
          華やかに歌い上げて、あ〜、もう素晴らしい。
          わざわざ来て良かった!!!!
          (今年はウィーンでは歌わないのだ、この人)

          アンコールにシューベルトの野ばら。
          あ〜っ、この人、ちゃんとバラード歌えるじゃないの。
          シューベルトのバラードの
          Der Fischer はシュトローフェン・リートで
          多少、語り口が平坦に聴こえたのだが
          Der König in Thule は、明るい音色のテノールとしては
          かなりドラマチックに、でも行き過ぎずに表現して感心したが
          アンコールの「野ばら」は
          控えめさって何処に行った、という感じのドラマで驚いた。

          リヒャルト・シュトラウスの Nichts ! がアンコール2曲目。
          更に、私の知らないシューベルト(だと思う)を1曲。
          最後の最後に、アンコール定番(笑)の Morgen

          しかしまぁ、何てチャーミングなテノール。
          でっかい身体で、歌い終わって拍手を受ける時の
          満面の笑顔が
          声と同じように、本当に「素直」な感じがする。

          まだ30代前半の若さなので
          声を大事にして
          これからも伸びて行って欲しい。

          来年3月にグラーツでリサイタルがあるようだが
          グラーツまで遠征しようか
          真剣に考えている私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。



          ザルツブルクは名物のシトシト雨で20℃を切っていて
          そろそろ夏も終わりですね・・・という感じだが
          ウィーンは数日後にまた30℃を越える予報(笑)

          ヨーロッパ連合ユース・オーケストラ + ドゥネーヴ

          0
            Schloss Grafenegg Wolkenturm 2019年8月18日 19時30分〜22時10分

            European Union Youth Orchestra
            クラリネット Andreas Ottensamer
            指揮 Stéphane Denève

            Peter Ruzicka (*1948)
             «Fanfare» für Solotrompete und Orchester (2019) UA
              トランペット Nicola Rouse

            Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
             Konzert für Klarinette und Orchester A-Dur KV 622 (1791)

            Gustav Mahler (1860-1911)
             Symphonie Nr. 5 (1901-03)

            いや〜、生の音楽に餓えた・・・というか
            長きにわたり、ブログのネタがなくて f^_^;)

            グラーフェネック・フェスティヴァルが始まって
            来週から、木・金・土・日と連続の往復ドライブの開始だが
            今週は日曜日のコンサートだけ。

            7月27日に聞いたヨーロッパ連合ユース・オーケストラの最終コンサート。
            今回の指揮はステファヌ・ドゥネーヴ。
            私、この指揮者、実は好きなのである。

            ペーター・ルチツカは今年のグラーフェネックの
            コンポーザー・イン・レジデンスみたいで
            今回のファンファーレも初演だし
            8月31日には作曲者自ら指揮台に乗って
            やはり初演の演奏がある。

            ルチツカ、好きなんです、ワタシ。
            あの神経質そうな繊細さが美しい。
            (個人的には、あまりに繊細で神経質そうなので
             お付き合いしたい、とは思わないタイプの曲だが(笑))

            今回のファンファーレも
            小編成ながらオーケストラが舞台に居て
            ソロのトランペットは舞台脇の高台の上。

            弦のアンサンブルがピアニッシモでの演奏をして
            そこにトランペットのソロが乗る。
            その間に、木管の細かい音符のアンサンブルが演奏されて

            ・・・これ、何となくチャールズ・アイヴスに似てる 🤔

            いわゆる伝統的ファンファーレっぽい
            華やかな感じは全くない。
            あくまでも繊細、あくまでも弱音、盛り上がりもなくて
            さて、この曲のいったい何処がファンファーレ?

            グラーフェネックのコンポーザー・イン・レジデンスは
            例年、ファンファーレを作曲させられるらしいのだが
            このコレクション集めて
            現代音楽におけるファンファーレについて
            ちょっと論文書けるかも
            ・・・と考えてしまうのは、大学生活に毒されている証拠かもしれない。

            さて、続いてはモーツァルトで
            あ〜、こりゃ寝るわ、と思っていたら
            あら、とんでもない。

            例の有名なクラリネット協奏曲だが
            オーケストラ編成が小さいのもあるし
            小さいのに、野外ホールで、ものすごい数の聴衆がいるところで
            音響として理想的ではない会場なのに

            何だ、この繊細さというか、軽さというか
            親密さというか・・・

            ピリオド奏法でもなんでもないのに
            もちろん、音響がホールではないので集中せず
            空気の中にばらけてほどける感じになって
            音量として小さいのはわかるのだが

            その音量を更に絞っているのに
            ちゃんと聴衆のところに、はっきり音楽は届く。
            しかも、この大きな会場で数千人の観客がぎっしり居るにもかかわらず
            雰囲気としては
            小さな宮殿のテラスあたりで演奏されているような
            まるで、風の中に羽が飛んでいるごとくの軽さ。

            アンドレアス・オッテンザーマーのクラリネットが
            これまた、良い意味で軽い。
            瀟洒な感じがして、これを貴族的と言って良いのか
            品があって、とことん美しい。

            第3楽章でクラリネットが多少走り過ぎて
            オーケストラのアンサンブルと
            微妙に合わなかったりした部分はあったものの
            寝落ちもせず、こんな親密な感じでモーツァルトを聴くって
            珍しい体験かもしれない。

            アンコールにクラリネットのソロで
            プッチーニのトスカの「星は光りぬ」を演奏してくれたけれど
            あ〜、伴奏なし、和音なしのソロって、ちょっと間抜け(以下省略)

            後半はマーラーの交響曲5番。
            トランペットのソロの最初の3連譜が2音になっていたりとか
            細かいミスがなかったわけではない。

            このユース・オーケストラ、技術的には巧いんだけど
            それでもやはり、超一流の職業オーケストラには負ける。
            (そりゃ当たり前だが・・・でも、もう一つ、すごいユース・オケがあるし)

            弦の数が多いという事もあるが
            ビオラ、チェロとコントラバスの響きが深い。

            今日は風向きのせいか
            道路からの、車の音が絶え間なく聞こえて来て
            (コオロギの鳴き声は長年通っていて無視できるようになって来た)
            いくらマーラーの音量でも野外会場だから音が散るし
            それが車のエンジン音と重なってしまって
            理想的とは言いかねる状態だったし

            日中の気温が33℃を越えていたのに
            太陽が落ちると、あっという間に24℃くらいまで下がって
            金管やパーカッションの音程が合わせにくかっただろうなぁ
            というのは理解できる。

            そんな条件の中で、良くやった、とは思うし
            オーケストラ・メンバーが
            真面目に必死に演奏しているエネルギーは感じる。
            多少、アインザッツの甘さがあっても
            ちょっとした演奏上の傷があっても

            若いって良いなぁ・・・
            (いったいどういう感想だよ、というツッコミはなしで・・・)

            ドゥネーヴがしっかり細かい部分のアンサンブルには手を入れていて
            クラリネットやオーボエ、ホルンのベルアップも頻繁にあって
            弦の人数の多い事を活かして
            音響の悪さにもかかわらず、かなり迫力の音を出していた。
            (今年のビオラは巧い・・・)

            終演が22時過ぎていたのに
            アンコールとして
            ビゼーの「アルルの女」からファランドール。
            これは掛け値なしに良かった。
            若いエネルギーが、緊張した(であろう)マーラーの後で
            リラックスして爆発した感じ。
            ま〜、メンバーも楽しそうだし
            指揮者も楽しそうだし
            こういうのは、聴衆もついつい乗せられて楽しくなる。

            コンサート後にホール(ライト・シューレ)で
            レイト・ナイト・コンサート。

            年配の観客が、ワインを買って持ち込んで来る。
            まぁ、良いんですけど(飲酒運転OKだから)
            しかし、この年配の方々、みんな車で来てるんだよね。
            (バスの人はコンサート後に帰っているはず)

            かなり興奮しているドイツ語を話す女性と
            ちょっとわかりにくい英語を話す男性が司会で
            最初は17名のアンサンブルによる18世紀の曲。
            全員、暗譜で立ったままの
            18世紀とは思えない元気の良い演奏で
            ムジカ・エテルナかキミたちは、とか言いたくなったりして(爆笑)

            パーカッション4人がジョン・ケージの作品を
            演劇含めて演奏したのは、工夫としては面白いが
            演奏そのものは、あ〜、なんですかこれ、シロウト集団?って感じ。
            (すみません、創意工夫は大いに評価します)

            指揮者のドゥネーヴのインタビューは
            英語の男の子がやって
            (ドゥネーヴはドイツ語もペラペラである!)
            しかも、質問があまりに普通すぎて
            ドゥネーヴが「もっと難しい質問はないのか?」と笑ったくらい。

            ドゥネーヴがこのユース・オーケストラを指揮するのは初めてだそうだが
            大昔、パリでコレペティとして仕事をしていた時に
            コリン・デイヴィスの指揮で
            ベルリオーズのロメオとジュリアの演奏のコーラスにコレペティでついて
            あまりに素晴らしかったので
            本番ではコーラスに入って歌ったオーケストラが
            このヨーロッパ連合ユース・オーケストラだったそうだ。

            低地オーストリア州の州知事とかも来ていて
            インタビューがあったのだが
            今日が最終公演だし、オーケストラのメンバー興奮しまくりだし
            どのインタビューでも
            オーケストラ礼賛になってしまうのは、まぁ、避けられない。

            コントラバス12人でのフィンランドの民謡の演奏は
            かなり聞き応えがあったし
            最後のブラス・アンサンブルとパーカッションのノリノリの曲では
            何と、指揮者のドゥネーヴも
            カラカスを持って舞台に登場して
            若人の中でノリノリに演奏していた(爆笑)
            観客席の間を、オーケストラ・メンバーが列になって踊りまくり
            最後はほとんどディスコ状態だった。

            終わったのが、夜の23時45分。
            みんな年配の引退者ばかりだから
            明日はゆっくり寝られるだろう・・・・・って
            私も引退老人の一人なのだが
            明日は朝9時から(以下省略、ちなみに仕事ではない)

            グラーフェネックから高速道路をドライブして
            45分ほどで自宅に到着。
            多少、酔っ払いかこいつ、みたいなドライバーも居たけれど
            そういうのは、どんどん追い越して来た私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            ウルティマ・ヴェス Go Figure Out Yourself

            0
              Im Puls Tanz
              Vienna International Dance Festival

              mumok Hofstallung 2019年8月7日 19時〜20時30分

              Wim Vandekeybus / Ultima Vez (BE)
              Go Figure Out Yourself

              演出・振付 Wim Vandekeybus
              ドラマツルギー Aïda Gabriëls
              照明デザイン Davy Deschepper, Wim Vandekeybus
              衣装デザイン Isabelle Lhoas
              シーン Ultima Vez
              ダンサー Sadé Alleyne, Maria Kologova, Hugh Stanier,
              Kit King, Tim Bogaerts

              ウルティマ・ヴェスのダンサーたちは
              とんでもなく踊れるダンサーなのは知っているのだが
              今回のパーフォーマンスは
              私が最も苦手とする

              観客参加型

              ホールには椅子はない。
              (持ち込み用の椅子はあったらしく
               年配の女性数人が持って入って来たが
               壁際に置くしかなく
               そうすると、その前に立っている人の壁が出来て
               結局、何も見られない)

              かなりの人数が会場に入ったあと
              背の高い男性が
              何だかわからないけれど
              英語で哲学的に聞こえる
              詩的で論理や前後の繋がりのない感じのスピーチ。

              あ〜、こういう英語でのスピーチって好きじゃないわ。
              英語圏のショーを見に来ている訳ではなく
              私は、ダンスを見に来ているんだけど・・・

              会場広くて、マイクを付けていてもあまり音響は良くないし
              周囲のおしゃべりなんかもあって、よくわからんのだが
              (自分の英語能力のなさは当然ながら最も大きな理由だけど)
              みんなで会場を移動しましょう・・・とか言われて
              100人以上がゾロゾロ歩いて移動するのも何かなぁ・・・

              ダンサーは男性3名に女性2名。
              背の高い英語で何だかおしゃべりしていた男性が
              まずは踊り出し
              そこに、女性ダンサーが、他のところで踊り出して
              小柄な男性ダンサーのアクロバットみたいな回転技が入って

              その度に、大人数の観客が
              場所を開けたり、あっちに行ったりこっちに行ったり
              油断していると、前の方に出ている観客のギリギリのところに
              すごい勢いで飛んで来たダンサーがぶつかりそうになる。

              すぐそこの足元で
              ダンサーがブレイク・ダンスをしているのを見る、という体験も
              滅多にないのだけれど
              あまり近いと、ダンサーの汗で濡れた床が滑りそうだし
              あまりに近すぎる床で踊っているダンサーって
              ちょっと、その存在がコワイ。

              ライティングが変わったとたん
              ダンサー全員が「獣」と化して
              唸ったり叫んだりしながら会場の床を駆け回り
              転げまわり、ダンサー同士で動物の喧嘩みたいに絡んだり
              ・・・まぁ、これは、ダンサーがすっ飛んで来た時に
              ぶつからないように注意すればそれで良い。

              でも、ダンサーごとの小グループに分かれて
              一人一人の目をじっと覗き込まれて
              ワケのわからん内容の英語を話されても
              どう反応して良いのか、戸惑っちゃうんですが。

              しかも床に座れとか言われても
              私、坐骨神経痛がひどくて・・・(以下省略、結構辛かった)

              その後も、ダンサー1人が高い台に登って
              上から、またもや哲学的・詩的な英語のスピーチをしたり
              (意味不明・・・)
              はい、みんな、前に来て、手を上げて〜・・・って

              こういう、ちいちいぱっぱ、幼稚園の頃から好きじゃないんですワタシ。
              団体行動苦手だし(って関係ないか)

              踊っている時には
              素晴らしい身体能力と、身体の形を見せてくれるので
              ダンスという面では見応えがあるんだけど

              この演目を、何故に「観客参加型」にする必要があったのか
              さっぱりわからん。
              だって、普通に舞台の上で
              英語のスピーチして
              5人のソロと、何人かの絡みで
              普通に踊ったら、それで充分、見応えのある公演になりそうなのに。

              観客参加型で、観客がゾロゾロ動くのもあるけれど
              それに加えて
              ダンサーが観客の手を引いて
              無理やりダンサーと踊らせたり
              ダンサーの踊っている中に立たせたり

              だいたい、こういうパーフォーマンスに来ている観客のうち
              90%くらいは、自分たちもダンサーなので(内輪の集まりみたいなもんだ)
              嬉々として、ダンサーに手を取られて出ていって
              そこで、ダンサー顔負けのダンスしちゃう人もいる(笑)

              かと思うと
              どう見ても、ど素人の初老のオジサンが
              ダンサーの前にただ立っていれば良いのに
              ヘンに身体をクネクネさせて
              踊るダンサーが困惑・・・はしていないが(プロだから)
              踊りにくそうだったのは、ちょっと微笑ましかった。

              でもまぁ、基本的に
              男性ダンサーが、手を取って連れてくるのは
              若くて美人の女性ばかりでしたが(爆笑)

              私の顔をじ〜っと見て、目を合わせながら
              「僕のお母さんは云々」と喋ったダンサー。
              あ〜、良いんですけど
              こんな場所で年齢を意識させられるとは思わなかったわ。

              でも、その後、私の隣の女性に
              「僕のお婆ちゃんは云々」と言ったダンサーも居たし
              (あとで小声で謝っていた、隣だから聞こえちゃった)
              お婆ちゃんと称された隣の女性は
              たぶん、私と同年代か、少し下かもって感じだったので
              「お母さん」に擬えられたという事は
              多少なりとも若く見られたんだろう、と
              自分の小さなプライドを必死で慰めてたりして。
              (自分ながらいじましい・・・)

              あと、あの狭いホールで
              全員で叫ぼうアワーというのがあって
              いやはや、鼓膜が破れるかと思った。
              音響とデシベルを考えて欲しいわ(苦笑)
              ダンス好きでディスコに入り浸っていたりする人なら
              この程度の瞬間的音量は、あまり気にならないのかもしれないが。

              観客参加型で、観客がダンサーであれば
              違う意味で楽しめたのかもしれないが
              ここまでダンサーとの距離が近いと
              私は返って緊張してしまう。

              ダンサーはやっぱり「人間」というよりは
              動く彫刻(すみません)みたいなもので
              観客席とは離れた場所にある
              舞台という、別世界の上で
              触れる事もできない神聖なフィギュアとして
              鑑賞している方が
              程よい縄張り感が明快にあって気楽。

              パーフォーマーと観客の間が遊動的というのが
              ヴィム・ヴァンデケイビュスの目指すところだったのだろうし
              その目的はある程度は果たされてはいるものの

              観客参加型パーフォーマンスなんて
              今さら、目新しいものではないし
              あれだけ踊れてしまうダンサーが
              圧倒的なダンスやソロを披露している時に
              観客がパーフォーマンスの一部って、かえって邪魔くさい。

              しかしまぁ、相変わらずベルギーのコンテンポラリーってスゴイわ。
              ネザーランドも負けてないけれど
              あの地域のコンテンポラリー・ダンスの優位性って
              いったい、どこから出てくるんだろう。

              約1時間半くらいの
              観客巻き込み型パーフォーマンスで
              この1時間半に、21ユーロ(年配割引適用)の価値があったか、と
              考えると微妙ではあるのだが
              イム・プルス・タンツの最後のパーフォーマンスだし
              ダンスとしては見応え充分だったので
              ま、良いか、という気分の私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              ホフマン物語@クロースターノイブルク

              0
                Klosterneuburg
                Kaiserhof Stift Klosterneuburg / Babenberger Saal
                2019年8月2日 20時〜23時45分

                Les Contes d’Hoffmann - Hoffmans Erzählungen
                Phantastische Oper in fünf Akten
                Libretto von Jules Barbier
                nach dem gleichnamigen Drama von Jules Barbier und Michel Carré
                Musik von Jacques Offenbach

                指揮 Christoph Campestrini
                演出 François de Carpentries
                舞台 Hans Kudlich
                衣装 Karine van Hercke
                振付 Monica I. Rusu-Radman
                コーラス指導 Michael Schneider
                メイクアップ Csilla Domján
                照明 Lukas Siman
                オーケストラ Beethoven Philharmonie
                コンサート・マスター Hartmut Ometzberger
                コーラス operklosterneuburg

                ホフマン Zurab Zurabishvili
                リンドルフ・コッペリウス・ミラクル・ダペルトゥット Thomas Hall
                ミューズ・ニクラウス Margarita Gritskova
                オリンピア Daniela Fally
                アントニア Florina Ilie
                ジュディッタ Eugenia Dushina
                スパランツァーニ・ナタナエル Martin Mairinger
                ルーテル・クレスペル Horst Lamnek
                アンドレス・コシュニーユ・フランツ・ピティキナッチョ Thomas Glenn
                アントニアの母 Regine Hangler
                ヘルマン・シュレミール Lukas Johan
                ステッラ Johanna Weinstich

                ウィーン郊外クロースターノイブルクの夏のオペラ。
                オペラ苦手なので、あまり行かないし(時々行く(笑))
                今年は、あの長いホフマン物語というのもあって
                行く気はなかったのだが

                大学の同級生がスタッフのアルバイトをしていると聞いて
                でも、割引券は出ないという話も聞いて(笑)
                ↑ だって、ほとんど全公演、売り切れである。
                行ってみようか、と
                最終公演で一番安いチケットを買ってみた。
                ・・・それでも、40ユーロというのは、安くはない(ちっ)

                かなり曇っていたのだが
                クロースターノイブルク修道院の庭で始まる前に
                アナウンスがあり
                もし、雨が降ったら、近くのバーベンベルガー・ホールに
                会場を移しますとの事。

                うううううう、バーベンベルガー・ホールって
                いわゆる田舎の公民館なので
                舞台も狭いし、どうしても雰囲気が「学芸会」になっちゃうのだが
                残念ながら、開始20分で、ちらほら雨が降り出し
                10分待ったところで、会場移動のお知らせ・・・(涙)

                コーラスのスタッフが
                野外舞台だと広いから踊りまくれて楽しいけれど
                ホールは舞台が狭い、と、チラッと言っているのが聞こえて来た。
                まぁ、その分、オペラ・グラスは不要で
                舞台に近い席から、しっかり舞台もオーケストラも見える。

                さて・・・
                ド素人が何言うか、と怒られるかもしれないけれど

                ホフマン役のテノール
                あれは、いったい何なんですか?

                もしかしたら、今日が最終公演なので
                昨日、夜遅くまで、みんなで集まって
                酒飲みながら大騒ぎでもしたんですか?

                演技が木偶の坊で
                身体が全然動かず
                あの衣装だと、どう見ても浮浪者にしか見えず
                それでも、しっかりと女性にはキスする
                (でも、身体が堅いのでポーズに無理があったりする)
                ・・・とか言うのは、まだ許すが

                声が粗いし、コントロールが効いていなくて
                歌のニュアンスが全くない。
                高音だけ、大音量で叫べばそれで良し、というタイプ。
                その大音響の高音だって、時々音程が不安定。
                声が荒れているので、時々被ってなくて
                話し声かそれは、と突っ込みたくなる箇所も。

                最初に野外舞台で聴いた時に
                何じゃこりゃ、と思ったのだが
                長いオペラだから、だんだん調子を上げるかと
                期待していて損した。
                最後まで無理やり声を張り上げていて
                ま〜、お疲れさま。
                正直言って、問題外(すみません)

                それに比べると、ミューズ役のメゾソプラノが抜群。
                スタイル良くて、動きにもキレがあって
                見た目も美しいが
                それ以上に、あの深みのある美しいメゾ・ソプラノの声!
                低音もしっかり響く強い声なのに
                深みと暖かさのバランスが抜群で
                しかも高音も裏返りもせずに、しっかりあの美しい音色で響く。

                キュートな感じの小柄な女性だが
                ケルビーノとかセストとか歌わせたら、映えるだろうなぁ。
                ちょっと見つけ物をした気分。

                オリンピア役はダニエラ・ファリーだったのだが
                いや、確かにファリーってコロラチューラ・ソプラノで売り出したけど
                ・・・ちょっと、いや、かなり無理かかってないか。

                演出と振付が、かなりせわしくて
                左右非対称の絶え間ない動き(瞼のパチパチを含む)を要求しているせいもあるか。
                昔取った杵柄、という感じで
                確かにコロラチューラの高音は、しっかり当たるのだが
                アジリタにあまり余裕がなくて
                聴いていて、ちょっとドキドキする。

                かと言って、この人、ドラマチック・ソプラノというわけでもないし
                以前にジルダとか歌った時には、全然輝かなかったし
                一時期、コロラチューラで派手に活躍していたから
                これからの役をどうするか、という問題があるのかもしれない。
                (最近、あんまりパッとしないし・・・(あっ、失礼))

                演出だが、途中から狭い舞台に変わったのが残念だが
                衣装も舞台も、かなりカラフルで、ド派手。
                カツラやマスク、被り物も多用して
                舞台装置は(舞台が狭いから)小規模ながら
                小物には、しっかり凝っている。
                (コッペリアの目玉のコレクションとか)

                幻想と現実の間を行き交うというのがコンセプトらしい。
                その意味では、コミックのような感じが上手く出ていて面白い。

                ベネツイアのシーンで出てくるコーラスのメンバーの女性が
                手に鞭とか持っているのは、そのテの趣味の人かな(笑)
                給食のおばさん的帽子を被った修道女が
                手にムチ持ってると、ちょっとワクワクする(こらっ!)

                主人公の木偶の坊ホフマンをバッチリ喰った
                素晴らしいミューズの出来以外にも
                脇役がかなり良い感じ。
                こいつ、バレエやってるだろう、という動きの良さで見せてくれたり
                見た目良しで声も出る、というテノールもいた。
                (若いテノールだが、ああいう子にホフマン歌わせれば良いのに・・・)

                ホフマン役のあまりの酷さに
                (最後まで、この人が歌うと(声量はあるが無理やり出してる感じ)
                 耳を塞ぎたくなったという体たらくだった)
                オリンピア聴いたら、帰ろうか、と思っていたのだが
                アントニアが、かなり良い感じだったし
                ジュリエッタは、ちょっと金属的な声だけど
                見た目が娼婦っぽくて演技が巧かったし

                ついつい最後まで見てしまいました(笑)

                あの演出と舞台だったら
                野外舞台だったら、かなり映えて良かっただろうなぁ。
                終演後に外に出たら、雨は止んでいたので
                ものすごく残念なのだが

                これが最終公演だったので
                また行くというワケに行かないのが
                ちょっと悔しい私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                雨でホールに移動する時に
                何人かの人が、グラーフェネックの雨合羽を羽織っていたのが
                ちょっと面白いというか(私も実は持っていた)
                やっぱり、同じような人たちが集まるんだなぁ。

                金も体力もないので、あまり遠征したくない私のようなタイプは
                どうしても行くところが同じになっちゃうんですよね(笑)

                リクイッド・ロフト スタンド・アローン(ポリフォニー)

                0
                  Im Puls Tanz
                  Vienna International Dance Festival

                  Leopoldsmuseum 2019年8月1日 21時〜22時30分
                  Liquid Loft
                  STAND-ALONES [polyphony]

                  ダンス・振付
                  Luke Baio, Stephanie Cumming, Dong Uk Kim,
                  Katharina Meves, Dante Murillo, Anna Maria Nowak,
                  Arttu Palmio, Hannah Timbrell
                  芸術監督・振付 Chris Haring
                  音楽・サウンド Thomas Jelinek
                  理論・テキスト Stefan Grissemann

                  オーストリアのコレオグラーフ、クリス・ハーリング率いる
                  リクイッド・ロフトは
                  コンテンポラリーだから当たり外れはあるけれど
                  比較的面白い作品が多い。

                  今回の会場はエゴン・シーレのコレクションで名高い
                  レオポルド美術館。
                  MUMOK という隣の近代美術館での公演がよくあるので
                  間違えてそちらに行ってしまい
                  美術館が違うよ、と言われて焦ったが
                  建物はすぐ近くだし
                  21時開演とか言っても、21時に開場だったので
                  充分間に合った。

                  題名が示す通り、今回のテーマは、ポリフォニー。
                  レオポルド美術館の地下のスタジオの
                  各ルームに、それぞれダンサーが1人づつ居て
                  観客は、あちこちのルームに移動しながら鑑賞する方式。

                  昨年の作品「バビロン」と同じく
                  各ダンサーは小さなコンピュータ端末とブルートゥースのスピーカーを持つ。

                  それぞれのルームで、それぞれのダンサーが
                  背後に、微かに鳴っている音楽と重ねて
                  別のセリフや音楽や雑音などに合わせて

                  「踊る」と言って良いのか、判断がつかない。
                  「身体のカタチを見せる」と言った方が良いかもしれない。

                  もちろん、激しい動きもあるけれど
                  基本的に1スケッチについては同じ場所に居る。
                  ただ、居る場所での「身体の歪み」がスゴイ。

                  プログラムにはゴシック様式の巨匠による
                  絵画の歪みについての言及があったけれど

                  確かにダンサーの顔や身体を自由自在に使って
                  ゴシック的?な、歪んだ彫刻だか絵画だかを見ている気分になる。
                  まぁ、あの歪み方は近代絵画かもしれないが。

                  普通の表情で普通に立っていれば
                  国立バレエ団のナターシャのお姉さんかな、と思われる美女が

                  手で顔の皮膚を引っ張って
                  白目剥いて
                  歪んだ状態で立ちつつ
                  スピーカーから流れる男性の声の口パクしているところなんて
                  ものすごい迫力なのだが
                  そう書いたら、読者諸氏にも想像できるだろうか。

                  壁にもたれ掛かりながら
                  手が何処に行ってるのよ、という、身体の歪み方だったり

                  完全な裸になって
                  ほとんど手足逆さみたいな状態で
                  部屋の角にへばり付いていたり

                  ともかく、不思議な物体が
                  その時々に位置やカタチを変えて、その部屋に居る。

                  観客は、気の向くままに、ルームからルームへと移動したり
                  あるいは、ダンサーの近くや遠くの床に座り込んで見ている人も多い。

                  隅々までコントロールの効いた身体が
                  徹底的なオフ・バランスで作り出す歪んだカタチ。
                  まるで、ダリの世界を見ているような気分になる。

                  裸の男性が壁に向かって立って
                  お尻のお肉だけを細かく揺らすって
                  いったい、どうやったんだろう?
                  いや、尻の肉量に関しては
                  絶対に私の方が優っているに違いないのだが
                  あんなに細かくは揺らせないぞ・・・

                  もちろん、ダンサーはみんな、ひたすら真面目なのだが
                  しかし、その歪みに、何とも滑稽なユーモアのセンスが見える。
                  こういうところ、ハーリングの面目躍如かもしれない。
                  (ハーリングの振付って、何となく「笑える」部分があって楽しい)

                  部屋を移動しながら、5人のダンサーそれぞれの
                  不思議な肉体の動きを鑑賞して
                  最後は大ホールに全員集まってフィナーレ。

                  約80分の公演だが
                  むちゃくちゃ面白かった。
                  こういうのは、実際に見てみないと
                  その面白さは伝えられないのが残念。

                  動くゴシック絵画を見たい、とか言う趣味の方には
                  絶対に気に入ると思う。
                  明日、明後日と公演があるが
                  明日は既にチケット売り切れみたい。

                  さすがに2時間近く、立ったままで移動しながら鑑賞するのは
                  膝が痛くてツライので、続けての鑑賞はしないけれど
                  かなり見応えのある公演だったので
                  満足している私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                  今日の朝は5時に起きて(2時間半しか寝てない)
                  ホテルから駅までバスの停車場3つの距離を歩き
                  始発の列車でウィーンに帰って
                  コンツェルトハウスのチケット取りと
                  オペラ座のオープン・ハウスのチケット取りをした(炎天下待ち時間1時間)
                  自分ながら呆れる根性が
                  勉学に全く活かされないのは何故なのだろう・・・

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