真夏の夜の夢(バレエ)今シーズン2回目

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    Volksoper / Wiener Staatsballett 2018年9月23日 18時〜20時10分

    EIN SOMMERNACHTSTRAUM
    Ballett in zwei Akten vom Jorma Elo
    nach der Komödie von William Shakespeare

    振付 Jorma Elo
    音楽 Felix Mendelssohn Bartholdy
    Ein Sommernachtstraum
    Ouvertüre E-Dur, op 21, Musik op. 61
    Ouvertüre c-Moll op. 95 (Ruy Blas)
    Symphonie Nr. 4 A-Dur, op. 90
    Konzert für Violine und Orchester e-Moll, op. 64, 2. und 3. Satz
    舞台・衣装 Sandra Woodall
    照明 Linus Fellbom
    指揮 Andreas Schüller

    オベロン Vladimir Shishov
    ティターニア Ketevan Papava
    パック Richard Szabó
    シーシアス Andrey Teterin
    ヒポリタ Gala Jovanovic
    ハーミア Natascha Mair
    ライサンダー Scott McKenzie
    ヘレナ Alice Firenze
    ディミートリアス Dumitru Taran
    イジーアス Igor Milos
    職人たち Gabor Oberegger, Alexis Forabosco, Andrés Garcia Torres
    Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Trevor Hayden
    アテネのカップル Madison Young, Marian Furnica
    Katharina Miffek, Zsolt Török
    妖精・アテネの住人たち
    Natalya Butchko, Venessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
    Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder, Madison Young,
    Marcin Dempc, Marian Furnica, András Lukács, Hanno Opperman,
    Tristan Ridel, Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick
    ソロ歌手 Manuela Leonhartsberger, Birgid Steinberger

    Wiener Staatsballett
    Orchester der Volksoper Wien
    バイオリン・ソロ Vesna Stanković
    Jugendchor der Volksoper Wien

    何回観たら気が済むか、と言うと
    何回観ても気が済まないと言う(笑)
    ともかく、この演目、何回観ても楽しい。

    今回の配役、パック役がミーシャからリッチーに変更。
    ライサンダーは可愛い可愛いスコットが登場。
    もちろん、私の初恋の君に似た(妄想あり)マリアンもばっちり。

    いや面白いのは
    リッチーのパック役が、ミーシャとは全く違う印象を与える事。
    ミーシャの場合は、ともかくその存在感が半端じゃないから
    この演目の主人公は間違いなくパックになってしまうのだが

    リッチーはその意味では、悪目立ちせず
    あくまでも脇役に徹して
    ただ、技術的には・・・すごいです、このダンサー。

    小柄だからミーシャよりも小回りが効いて
    ピルエットなんかのキレがものすごく良い。
    本当にシェークスピアのパックらしく
    いたずら小僧で、ちょっと間が抜けていて
    あちこちに神出鬼没に出てくる役にぴったり。

    それに、リッチーの身体って
    何て美しい筋肉のつき方・・・

    いやあのね、ダンサーでも色々あって
    筋肉ムキムキのタイプとか
    どこに筋肉が?というナヨナヨっぽい王子様タイプとか
    それぞれに特徴があるじゃないですか。
    何を見てる、というツッコミもあるだろうけれど
    美しいダンサーの身体をしみじみ見て何が悪い(開き直り)
    (正しい日本語では「しみじみ」ではなく「じろじろ」ではあるが
     ここは何となく「しみじみ」見たいんです(謎))

    パック役は上半身は何も着けず、下半身はタイツだが
    リッチーの体型って、ホント、理想的。
    ムキムキでもなく、無駄な外側の筋肉が見えなくて
    かと言って、弱々しい感じではなく
    実にバランスのとれた、私でも惚れそうな身体つき。
    ちょっと触ってみたくなる(逆痴漢になるから妄想に留めておく)

    シショフは夏休みに少し体重を増やしたような感じで
    またちょっと、その、あの、腹部が少し前に出てるというか
    いや、そりゃダンサーだから前に出てるワケないんだけど
    スクッと立った時のバランスが、多少前方にある感じ。

    いや、これ、別に今回が初めてじゃなくて
    時々、怪我の後とか休みの後とかに起こり得る事だし
    数週間で元に戻るのはわかっているから心配していない。

    村人たちのダンスって
    愉快だし、すごく楽しいのだが
    よく見れば、すごい技術が必要なダンス・シーンが多い。
    クラシックっぽくなくて
    普通のダンスに見えてしまうので
    クラシックの技として、おおおおお、とは思わないのだが
    よく見れば、回転技もスゴイのが入っていて

    それをキャラクター・ダンサーのガボールが
    ものすごく見事に、たいした事ないよ、これ、って感じで
    踊ってしまうのに気がついて、ちょっとビックリした。
    (今まで気づかなかったんかいっ!)

    日曜日の、しかも18時からの公演とあって
    家族連れの子供たちや、若い人たちで満席。
    (子供と若い人たちのチケットは安いのだ)
    ギャラリーの貧民席では
    空いていそう、というので席を移った人もいたようで
    もともとの客が入ってくると、そこでバタバタというシーンも。
    (公演始まってからのバタバタは避けて欲しいんですけどね(笑))

    オーケストラが、何だか異様に元気な演奏。
    元気なのか、やけっぱちなのかはわからないけれど
    すごい音で、親の仇、みたいな感じで演奏してくれて
    それはそれで面白い(笑)

    ライサンダー役のスコットが、本当にカワイイ。
    ナターシャと同じくらいの背しかないので
    カワイイ役ならピッタリだが
    これからダンサーとして、どういう役を踊って行くんだろう。
    でも、今の時期のスコットは
    技術的にも、演技も、ものすごく伸びて来ている。

    ナターシャと組むと
    まるで砂糖菓子のようなカップル。
    あまりにキュート過ぎて悶絶する。

    いやあ、楽しかった。
    この演目、まだ何回か上演があって
    9月28日と10月7日はヤコブがオベロンを踊る。
    (ティターニアがリュドミラ・・・って
     ヤコブはリュドミラにくっつけって事?う〜ん・・・)

    全部は行けないけれど
    それでも楽しみな私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



    午前中のウィーン・フィルの定期公演は
    基本的には土曜日と同じ感想。
    ともかく、あんな美しい音色で
    あんなに情熱的にダイナミックに演奏されたら
    楽友協会の音の洪水に巻き込まれてグウの音も出ません。

    アコスタ・ダンツァ A Celebration

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      Festspielhaus St. Pölten 2018年9月22日 19時30分〜22時10分

      Acosta Danza. Tonkünstler-Orchester
      Carlos Acosta - A Celebration

      De Punta a Cabo
      振付 Alexis Fernández
      衣装 Vladimir Cuenca
      照明 Adam Carée, Pedro Benítes
      音楽 Kumar, Kike Wolf (The Beautiful Cuban Girl von José White),
      Omar Sosa

      Fauno
      振付 Sidi Larbi Cherkaoui
      衣装 Hussein Chalayan
      照明 Adam Carée
      音楽 Claude Debussy (Prélude à l’après-midi d’un Faune) mit
      ergänzender Musik von Nitin Sawhney
      ダンサー Carlos Luis Blanco, Zeleidy Crespo

      Rooster
      振付 Christopher Bruce
      衣装 Marian Bruce
      照明デザイン Tina MacHugh
      照明 Christina R. Giannelli
      音楽 The Rolling Stones (Little Red Rooster, Lady Jane, Not Fade Away,
      Point it Black, Ruby Tuesday, Play With Fire, Sympathy for the Devil)

      Carmen
      振付 Carlos Acosta
      舞台と衣装 Tim Hatley
      照明 Peter Mumfort
      音楽 Georges Bizet (Carmen), Rodión Shchedrin (Carmen Suite), Martin Yates

      ダンサー Carlos Acosta, Carlos Luis Blanco, Zeleidy Crespo,
      Enrique Corrales, Yasser Domínguez, Mario Sergio Elías,
      Yanelis Godoy, Dayana Hardy, Julio León, Gabriela Lugo,
      Marta Ortega, Juan Carlos Osma, Jayron Pérez, Raúl Reinoso,
      Laura Rodrígues, Javier Rojas, Déborah Sánchez, Alejandro Silva,
      Leticia Silva, Laura Treto, Brian Gonzáles Trull

      オーケストラ Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
      指揮 Paul Murphy

      カルロス・アコスタと言えば
      一世を風靡したロイヤル・バレエのソリストで
      タマラ・ロホとの名場面が頭に思い浮かぶが
      2015年にロイヤル・バレエを去ってから
      故郷のキューバで立ち上げたカンパニーが
      このアコスタ・ダンツァ。

      昨年もサンクト・ペルテン祝祭劇場で公演を行なったが
      今年も来てくれたのは嬉しい。

      このカンパニー、クラシックのみならず
      ヒップホップ、フラメンコ、キューバの民族舞踏など
      ともかくダンスであれば何でもレパートリーにしてしまうし
      世界各国の振付師と協力している。

      今回は前半に3作品。
      De Punta a Cabo は背景にキューバの海岸線とダンサーのビデオを使い
      ダンサーのグループが、キューバの「現代」を踊るという
      アレクシス・フェルナンデスが、このグループのために作った作品。

      Fauno は牧神の午後への前奏曲。
      シディ・ラルビ・シェルカウイが
      ロンドンのサドラースウェルズ劇場の
      In the Spirit of Diaghilev という演目のために振り付けたもの。
      ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲の途中に
      ニティン・ソーニーの音楽が入る。

      牧神の午後への前奏曲そのものが
      既に決まったイメージやストーリーを持っているので
      男性のダンサー(牧神)と、女性(ニンフ)が絡まる構成になるのは
      どの振付でも同じ。
      動きも、どんな作品でも不思議に似て来てしまう。
      ドビュッシーだと思っていると
      突然、他の音楽が混ざってくるのでビックリするが
      森の背景の前で
      ロマンティックな牧神とニンフの絡みが素敵だった。

      Rooster はローリング・ストーンズの音楽とともに
      当時の社会を表すようなダンス作品。
      ロカビリーっぽい、しゃれたお兄ちゃんと
      女性のラブストーリーが、あちこちで交差する。
      いやまぁ、これに登場する「男の子たち」が
      何とも60年代の粋がまざまざと表現されていて楽しい。

      このカンパニーのダンサーたちって
      しっかり演技が出来るなぁ・・・

      後半は、ロンドンのロイヤル・バレエのために
      カルロス・アコスタが振付して
      2015年10月26日にドン・ホセを踊って引退公演にした演目との事。
      今日はカルロス・アコスタはエスカミーリオを踊る。

      音楽はビゼー・・・というより
      最初からロディオン・シチェドリンのカルメン組曲じゃないの(笑)
      トーンキュンストラーが頑張ってる (^^)v

      カルメンの死のシーンから始まって
      雄牛のツノをつけた筋肉ムキムキのダンサーが出てくる。
      あああ、雄牛と言えば
      昔、フォルクス・オーパーでバレエのカルメンを上演した時
      (誰が振付だったのかは失念したけれど)
      エスカミーリオが雄牛になっていて
      グレゴール・ハタラが踊ったんだっけ。

      ・・・とか関係ない事を考えてしまったが
      雄牛の格好したムキムキ・ダンサー
      どう見てもアコスタじゃないから、これはエスカミーリオではない筈。

      この作品に出てくるカルメン役の女性ダンサー
      す・ご・い !!!!!

      ほとんど出ずっぱりで、ずっと激しいダンスを踊っていて
      リフトも半端じゃないし
      しかも、演技力がもうスゴイの。

      女性同士の喧嘩で捕まって
      牢の中で、鎖を使ってドン・ホセを誘惑するシーンの迫力と言ったら
      艶やかな動き、捕まえておけない奔放さとワイルドさ
      しかも妖艶な微笑みから撒き散らされるフェロモン。

      ドン・ホセは、良いところのお坊ちゃんという感じで
      線が細い弱々しさを巧く演じていて
      マジメなので最初は誘惑されても抵抗しているのに
      どんどんカルメンに魅せられていくのが手に取るようにわかる。

      カルメンは、誘惑して落とす事そのものに暗い喜びを見出していて
      ドン・ホセがカルメンに求婚する場面でも
      あ〜、こいつ落としちゃったけど
      よく見ればあんまり魅力ないじゃん、という感じで
      カルメン自体はホセに全然惚れていない。

      そして、エスカミーリオの登場。
      うわああああ、カルロス・アコスタのエスカミーリオ!!!!
      カルロス・アコスタ今年45歳だが
      姿も技術も全然衰えていないじゃないの!!!

      ワイルドさに加わった、何とも言えない品の良さ。
      クラシックで培われた鉄壁の技術で
      ピルエットもジャンプも
      身体の中心がビクともしない。

      実に優雅にクラシックの大技をこなし
      とんでもなく魅力的なエスカミーリオ。

      いや、カルメンでなくても惚れるね、これは(勝手に納得)
      だって、ドン・ホセと(役柄から)えらい違いだもん。
      あまりにエスカミーリオがカッコ良すぎだ。

      ここら辺のカルメンの心情が
      ダンスと演技で余すところなく描かれるのだが
      このカルメン役のダンサー、何という魅力的なダンサーなの。
      身体のバランス、動きに加えて
      目に力があって、表情が豊かで、美人で目立って華がある。
      奔放なジプシーの女性の魅力とフェロモンにクラクラする。

      カルメンの心変わりを知ってすがりつくドン・ホセ。
      最初にナイフを出して脅すシーンでは
      カルメンに大笑いされて
      ナイフなんか出して来て、困った子ね
      ふん、やるならやったらどう?アンタに出来る訳ないじゃない
      というセリフが聞こえて来そうなリアル感。

      次のシーンでも同じように挑発するが
      それに対してのホセの目が据わって
      一瞬の間にカルメンを刺すところのリアルさと言ったら
      不自然さが一つもなくて心理的に完璧に追えて
      ドキドキものなのに、そのシーンがまた美しい(ため息)

      こういう演目を見てしまうと
      ウィーン国立バレエ団のダンサーの演技力の欠如が気になる。
      バレエそのものの水準は高いのに
      演技できるダンサーが少ないのが残念。

      ほら、演技って
      いくら「その人物になりきって」とか心理的に努力しても
      それを外に出して人にわからせる、というのは
      やはり技術が必要だし。

      カルロス・アコスタ、45歳。
      まだまだ衰えていないし
      見た目の優雅さと
      素晴らしい技術の、体幹がビクともしないパの一つ一つが
      丁寧で美しくて、本当に魅力的 ♡

      普通、サンクト・ペルテンのダンス公演は
      1時間とか1時間半で終わってしまうのだが
      今回はたっぷり22時過ぎまでダンスを堪能して
      ウキウキしながら、夜の高速道路をドライブして帰って来た私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      ウィーン・フィル + ブロムシュテット 1回目

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        Musikverein Großer Saal 2018年9月22日 15時30分〜17時15分

        Wiener Philharmoniker
        指揮 Herbert Blomstedt

        Franz Berwald (1796-1868)
         Symphonie Nr. 3, C-Dur „Sinfonie Singulière“
        Antonín Dvořák (1841-1904)
         Symphonie Nr. 7, d-Moll, op. 70

        やっとシーズン開始で
        ウィーン・フィルの定期公演1回目。

        前半のフランツ・ベルワルドの交響曲は初めて聴く。
        ストックホルム生まれのスウェーデン人で
        時代的には、ベートーベン後期、ブラームス初期の時代の作曲家。
        音楽家の家系ではあったが
        ベルリンに留学し、生活のために整形外科の器具などを考案していたらしい。
        その後、ウィーンで結婚し、多少の成功はおさめたものの
        かなり変わった人物だったらしく
        作曲技法も独自の道を行っていて
        なかなか理解されるところまでいかなかったようだ。

        今回の交響曲3番「風変わりな交響曲」も20世紀まで初演されなかったらしい。
        (ウィキペディアの情報による)

        第1楽章の最初の弦の響きが
        あああああ、やっとシーズン始まった
        何て美しいウィーン・フィルの弦・・・(うっとり)
        バイオリンとビオラのメロディの途中で
        入ってくるチェロとコントラバスの低音が
        くっきり美しく聴こえて来て
        全体的にウィーン・フィルらしいノーブルさに満ちている。

        いくら独自路線を突っ走った人でも
        時代的にはブラームスやメンデルスゾーンなので
        音の響きが楽友協会の柔らかい残響にとても合う。

        結構、この曲、悶絶モノかもしれない。
        前期ロマン派的とは言っても
        思いがけなく不思議な和声があちこちに散りばめられているし
        ベートーベン的な繰り返しもあるので
        テーマは頭に残って、楽しく聴ける。

        ブロムシュテットもアメリカ生まれとは言え
        スウェーデン人だから
        自分の国の(知られていない)作曲家を取り上げてくれて感謝。
        指揮の譜面台にスコアは置いてあるものの
        開く事もなく、ずっと嬉しそうに指揮をしている様が
        音楽に対する深い愛に満ちている(ような気がする)

        さて、後半はドボルジャークの交響曲7番。

        ・・・やられたっ!!!

        冷血の異名を持つ(←妄想だが)私は
        滅多に音楽で感情を動かされる事はない(筈な)のだが
        気をつけないと
        時々、ナイフのように感情に刺さってくる音楽があって
        それはもっぱら2人の作曲家によるもので
        一人がチャイコフスキーなら
        もう一人はドボルジャークなのだ(何故かはわからない)

        前半の控えめノーブル、ひたすら美しいオーケストラは
        いったい何処に行った?と頭を抱えるほどに
        最初から、何ですか、この激しさは????

        特にチェロとコントラバスの響きが強く
        切り込んでくるかのような鋭角的な鋭さ。

        メリハリが効いて・・・なんて生易しいものじゃなくて
        何という躍動感と若々しさ。
        ほとんどワイルドな印象まで与えつつ
        スラブ系の土臭さまで、とことん洗練されて
        徹底的なダイナミックで迫ってくる。

        自分の持つ感情の全てを引きずり出されて
        音楽にがっしり両肩を掴まれて
        ユサユサと揺すぶられているような気がする。

        良いんですか、そこまで聴衆の感情を鷲掴みにして・・・

        というより
        ブロムシュテットって、今、91歳だよね?
        矍鑠として、指揮姿にも歳を感じさせないのはともかくとして
        この躍動感に満ちたダイナミックな演奏って
        あまりに若々し過ぎる。
        音楽として枯れたところが全くない。

        いや別に年齢を重ねたから枯れろ、というんじゃないけれど
        あれだけの溢れる若さを
        老練な完璧さで演奏されたら
        向かうところ敵なし、というか

        あんなにワイルドな音がウィーン・フィルから出るなんて・・・

        ちょっと感情的にむちゃくちゃ揺すぶられてしまって
        あ〜、明日、日曜日にもう一回、同じプログラムがあるんだけど
        平常心で聴けるかしら。

        本当は30日にもコンツェルトハウスで同じプログラムがあって
        チケットは持っていたのだが
        チャイコフスキー交響楽団とフェドセイエフのコンサートと
        バッティングするので、チケットを返したんだけど

        ううううううううん・・・
        フェドセイエフのコンサートにも行きたいが(チケット確保済み)
        この同じプログラム、コンツェルトハウスでも聴きたい(涙)
        身体が2つないのが、かなり悔しい欲張りな私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        国立バレエ ジゼル 今シーズン3回目

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          Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年9月21日 19時30分〜21時45分

          GISELLE
          Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
          Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
          振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
          音楽 Adolphe Adam
          舞台 Ingolf Brunn
          衣装 Clarisse Praun-Maylunas
          指揮 Ermanno Florio

          ジゼル Liudmila Konovalova
          アルブレヒト Robert Gabdullin
          ヒラリオン Eno Peci
          ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
          ヴィルフリード Marcin Dempc
          クルランドの大公 Igor Milos
          バチルデ Oxana Kiyanenko
          農民のカップル Nikisha Fogo, Richard Szabó
          ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee, Xi Qu, Rikako Shibamoto
          ミルタ Kiyoka Hashimoto
          2人のウィリー Sveva Garguilo, Anita Manolova

          Wiener Staatsballett
          Orchester der Wiener Staatsoper

          サウナとテルメはどうした?と思っている方も
          もしかしたら居る・・・かもしれないが
          別にランキングの順位どうのこうのじゃなくて
          ちょっとバタバタしていて書けなかっただけなので
          またそのうち続きを書く予定。
          (まぁ、あまり面白くないかもしれないけれど(笑))

          ジゼル公演が続くが
          今日の公演は9月15日とほぼ同じキャスト。
          2人のウィリーだけがチェンジ。

          1日仕事して立ち続けだったので
          超貧民席はちと辛い(膝とか坐骨神経痛とか・・・歳だわホント)
          でも頑張って立っていないと寝落ちしそう(こらこらこら)

          リュドミラの村娘はともかくとして
          前半は、うっふっふ、マリアンが背景に居る。
          (後ろの方だから、高い平土間とかからは見えないけれど
           超貧民席からは、ばっちり後ろが見える ♡)
          いやもう、どこから見ても、どのポーズでも可愛い。
          舞台で動いているのを見ているだけで
          胸がキュンとなるのは
          恋ではなくて、どちらかと言えば
          ペットを見て、きゃあ、カワイイ、と悶える心境。
          (何を自分で分析しているのやら)

          ロベルトのアルブレヒトが良かった (^^)v
          この間、キミン・キムのすごいジャンプを見てしまったので
          見劣りするかと思っていたら、とんでもない。

          もともとノーブルな雰囲気を持つダンサーだが
          以前、若い頃は、体操っぽい粗さがあったのに
          最近は、その優雅さに一段と磨きがかかって
          一つ一つのパが丁寧で、動きがノーブルな上に
          演技が抜群に出来るようになって来て
          さりげなく巧い。

          キミンのように、あああああっ!という凄さではなく
          地味なんだけど、リアルに魅せる。
          アルブレヒトって、もともとアホな貴族のお坊っちゃまだけど
          ジゼルに対しては、割に真剣に愛していたのかなぁ。

          リュドミラは後半が素晴らしい。
          静止のポーズが見事なバランスでしっかり保っていて
          こういうところに鉄壁の技術が活きる。
          静けさを纏った凛とした役が合っている。

          清香ちゃんのミルタも素晴らしい。
          足音も少なくなって来ているし
          激しい動きでも、きちんとキメていて
          クール・ビューティの面目躍如。

          前半の農民カップルのニキーシャがバッチリ目立つ。
          ダンスのキレがものすごく良くて
          人間技とは思えないほどに身体が軽い。

          さすがにダンサーもこれだけ公演が続くと
          それぞれに役に慣れてきて
          かなり見応えのある演目になって来た。

          ビオラのソロがやっぱり悶絶モノでした。
          (舞台のバレエより耳に集中してしまう(笑))

          24日はボリショイの黄金カップル登場だし
          26日は待ちに待ったオルガ(エシナ)とローマンのカップリング。
          全公演観たいんだけど
          そろそろコンサート・シーズンも始まって
          ウキウキしている私に
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          テルメとサウナ その3

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            テルメとサウナ その1 は ここ
            テルメとサウナ その2 は ここ

            本日はアウフグスの後から温水プールまでの事を書く。

            *******

            アウフグスの後、体温をある程度戻したら
            まずはデッキ・チェアでゆっくり休む。

            水分補給は大事。
            高いミネラル・ウォーターを買う必要はない。
            「温泉」は飲用水でもあるので
            サウナ領域には、必ずどこかに「飲用水」と書いた蛇口がある。
            「温泉の水」なので多少クセがある事も多いが
            健康に良い事は間違いない。
            (もちろん、サウナ・バーもあるので
             そこで高いお飲物をお求めになってもよろしい)

            ともかく、身体を休めに来ているので
            せかせかしてはいかんのである。
            ラー・アン・デア・タヤは時間制だが
            バート・タッツマンスドルフやルッツマンスブルクの場合は
            私はよく時間制限のない夕方チケットで行くので
            (タッツマンスドルフだと午後15時30分から割引料金有効で時間制限なし)
            デッキ・チェアで気持ちよく眠りこけてしまっても良い。

            日本の温泉かスーパー銭湯のようなテレビはない(笑)
            デッキ・チェアは背中をぐっと押すと後ろに倒れるので
            足が上がって寝るのには最高の形になる。

            熱いサウナ(90℃前後)が苦手な人は
            スチーム・サウナもある。

            スチーム・サウナにはタオルを持って入ってはいけない。

            これ、結構、こっちの人でも戸惑う人がいるのだが
            入ったら、まずは備え付けのホースで
            自分が座りたいあたりに、水をかける。
            (前の人の汚れを落とすため)
            水を手で少し払ってから、タオルなしにそのまま座る。
            時間制限はないから(温度は低い)
            体調と相談しながら、ある程度のところで出る。

            低温サウナというのも時々あるが
            (ラー・アン・デア・タヤには今回はなかったような気がする)
            これは低めの温度で
            時々、中で環境音楽や、色の変わるライトなどが点いていて
            リラックスしながら、30分〜40分ほど。
            これは、高温サウナより場合によっては大量の汗が出る。
            (私は短時間勝負が好きなので、あまり入らないが)

            サウナの後、外のデッキ・チェアで風にあたるのも気分が良い。
            大空を眺めながら、自然の風に身を任せていると
            身体も神経も解放されて行くのが実感できる。

            サウナ領域は通常、子供(16歳未満)は立ち入り禁止なので
            テルメにおこちゃまが溢れて大騒ぎしている時でも
            比較的静かである。

            ルッツマンスブルクなんかは、家族(ベビー含む)がターゲットなので
            16歳以上の大人領域が広い。
            ベビーと一緒に来るおじいちゃん・おばあちゃんも多いから。
            (ルッツマンスブルクは本当にベビー用領域がある。
             子供の頃から泳がせると頭が良くなる(らしい)ので
             エリートっぽい親がベビー連れて大挙にやって来る)

            サウナ領域からテルメのプールに移動する際には
            その前に水着を着用して出る。

            テルメ領域は水着着用が義務!!!
            ただし、かなりの年配でもビキニは着るし
            (セパレートは脱ぎ着が楽)
            日本みたいに「おしゃれして、うふ」というタイプは少ないので
            どんな水着でもかまわない。

            テルメ=温泉は、温泉ではなく温水プール。
            水着をつけて入り
            中での激しい動きは禁止。
            温水プールなので、平泳ぎや背泳ぎで、ゆっくり泳ぎ
            ヘリのところに座れるように段が作ってあるので
            そこに座ってゆったりするのが基本。

            ゆったりしながら、オーストリア人たちが
            何をやっているか(?)については
            明日、また続きで語る予定の私に
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            今日、仕事で市内にいたら
            ブロムシュテットがホテルに入っていくのを目撃 (^^)v
            お元気そうで、土曜日・日曜日のウィーン・フィルの定期が楽しみ。

            テルメとサウナ その2

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              9月16日に書いた記事の続き。

              ラー・アン・デア・タヤのテルメは時間制で後払い。
              これはテルメによって違う。
              先払いもあってその方が普通かもしれない。

              最低料金18ユーロ50セントには3時間が含まれていて
              それ以上の時間は30分ごとに1ユーロ70セントの追加料金。
              あるいは5時間以上の場合は1日券で27ユーロ。
              18時以降の夜だけ有効料金は18ユーロ50セント。
              サウナに入ると追加料金で8ユーロ50セント。

              テルメによって多少の違いはあるけれど
              上記の値段を激しく逸脱するものではない。

              チップのついた手首に巻くバンドを渡されて
              その数字のロッカーを目指す。
              ロッカーの近くに、番号のついていない多少広めの
              着替えボックス的なドアがあるので
              そこに入って
              座るあたりに原始的な鍵(横にしてドアをストップする)があるので
              それを倒して、誰も入れないようにする。
              (両方のドアにあるので注意、普通は連動している)

              夏休みとか、混雑している時は
              この着替えボックス使わずに
              ロッカーのあちこちで家族が
              子供も大人も、大々的に着替えをしているけれど
              まぁ、ボックスが空いていたら、そこを使うに越した事はない。

              別に使わずにロッカーの前で裸になっていても
              誰も何も言わない(笑)

              着替え終わったら、自分のロッカーに全部入れて
              手首のチップで鍵をかけよう(これ重要)

              私の目的はサウナなので
              裸にバスローブを着て、そのまま直接サウナに向かう。
              手首のバンドのチップを入り口にかざし(これで料金が加算される)
              入ったらデッキ・チェアを確保して
              全部脱いで、バスタオル持ってサウナに向かう。

              サウナ領域も、昔に比べると、かなり改築していた。
              以前、池だったところに新しいサウナが出来ていたり
              外のスチーム・サウナがなくなってシャワーになっていたり
              中のサウナが大きくなっていたりしたけれど
              基本的には変わりないから
              まずはアウフグスのあるサウナに飛び込む。

              この「アウフグス」には注意!!!
              (ドイツ語では Aufguß
               最後はエスツェットで ss で代用される場合もある。
               アルファベットの B ではないので要注意)

              サウナの上のところが緑になっていれば入って大丈夫だが
              赤いランプが灯っていたらアウフグスの時間なので
              入ってはいけない。
              (これ重要。うっかり入ると非難の目に晒される)

              サウナの熱い石に、水を掛けて
              蒸気でサウナ内の温度を一気に上げるのがアウフグスである。

              ラー・アン・デア・タヤの場合は
              自動的にアウフグスをする機能のついた大きなサウナが外にあって
              最初はここに入ったけれど
              やっぱり機械でアウフグスされても、何だか面白くない。

              アウフグスはサウナの中に入っている人がやるのが基本。
              (サウナによっては、係員がやる事もあるが非常に稀)
              上のランプが赤くなると
              サウナ常連の誰かが、アウフグスしたい?とみんなに聞いて
              水の入った桶から、石の上に水をかける。

              すごい音がして蒸気があがるので
              サウナの上の段のところに居ると
              ばっちり熱気が上がって来て気持ち良い。

              この熱気を、タオルで掻き回して全体に広げるのも
              アウフグスした人がやる。
              このタオルの振り回し方が、巧い人と下手な人がいて
              (そりゃ、係員じゃなくて、普通のお客さまがやってる訳だから)
              だいたい、タオルでものすごい音をさせる人の方が
              一般的にはへたくそである(音は派手だが空気は混ざらない)

              アウフグスの間は、入ってもいけないが
              外に出てもいけない。

              もし、上の段が熱すぎるようなら、下に降りても構わないし
              本当に気分が悪くなったら、一言、声をかけて
              出してもらっても良いけれど(緊急事態という事で)

              基本的にアウフグスの間は出入り禁止である。

              ワタシは何でも極端が好きな人間なので
              サウナは一番上の段(最も熱い)に陣取るし
              アウフグスも嬉々として最も熱い蒸気を満喫する。
              (秘密のアドバイスだが、顔だけ手で覆っていれば大丈夫)

              終わってシャワー浴びると
              手足が蛇の目模様になっていたりする(わっはっは)
              ↑軽い皮膚下の内出血でしょう。全然痛くない。

              アウフグスは約10分くらい。
              平均、2回か3回、水かけをして温度を上げる。

              普通のお客さま(の常連かサウナフリークの人)がやっているので
              途中、タオル振り回しがいったん落ち着いたら
              他の人は盛大に拍手をするのが慣例。
              (本当に気分悪くて出て行くなら拍手している間に出よう)

              コンサートの拍手と同じで
              フライングを避けたいなら、他の人が拍手する時に一緒にどうぞ(笑)

              なお、アウフグスの蒸気が上がってくる時に
              多少の「うめき声」(小声でおおおおお・・・、あぁぁぁぁ・・・など)は
              アウフグスしている人には励みになるので喜ばれる(と思う)
              ・・・ただし大声で喚くと救急車を呼ばれるので
              あくまでも、快感に耐えられず声が漏れちゃいました・・・程度で。
              (あっ、何を連想しました?(爆笑))

              その後、サウナ内の熱気と湿気を逃すために
              10分くらいは入場禁止になる。
              (この時、ドアを開け放しておく事も多い)

              サウナのドアの近くに、アウフグスの予定時間が書いてあるので
              その5分〜10分前を見計らってサウナに入り
              ある程度、汗を流してからアウフグスで一気に大汗を出して
              すぐに水のシャワーを浴びて汗を流してから
              外の冷水プールに入る(15℃くらいのプールがある)

              この冷水プールでは泳いではいけない。
              そっと入って、そっと浸かって
              ある程度冷えたら外に出る。

              余力があれば
              その後、水温35度くらいのプールがあるので
              そちらに入って通常の体温に戻す。
              この35度プールには、時々、水圧マッサージが出来るものもある。
              (タヤでは室内の丸いプールが水温高めで
               腰と足に水流マッサージできる。これ気持ちが良い)

              肝心な事を忘れていた。
              サウナ領域はヌーディストである。
              水着をつけては「いけない」のだ。
              水着着用は「禁止」である!!!

              もちろん、男女一緒なので
              日本だったら、劣情が云々という人が居そうだが
              ドイツ語圏は FKK という「身体解放運動」が盛んなので
              みんなヌードに慣れている(なんのこっちゃ?)
              (FKK = Freikörperkultur 直訳すると自然体文化・・ワケわからん)

              というか、普通のおじさん、おばさんたちが
              みんな裸でわさわさ居ると、別に気にもならないです(笑)

              日本の銭湯とは違って、みんな裸でウロウロしている訳でもない。
              だって、移動する時とかは、バスタオル巻いてるし
              寝る時にはバスローブ着用だ。

              以前、この事を日本からの観光客の方に話したら
              盗撮とかないんですか?と聞かれてビックリしたが
              あんなにみんな、堂々と裸になっていたら
              こそこそ写真なんか撮る気にはなれません。

              第一、来てる人たちは、ごく普通のオーストリア人である。
              (言いたい事は察して下さい)
              バレエ・ダンサーとか来ていたら
              もしかしてちょっとワタシも法律違反したくなるかもしれないが(ウソ)

              長くなったので、続きはまた明日。

              ブログの順位が下がったら
              もうこのテーマで書くのは止めようとか
              思って・・・はいないけれど
              それでも励みにはなるので
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。


              国立バレエ ジゼル 今シーズン2回目

              0
                Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年9月17日 19時30分〜21時40分

                GISELLE
                Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
                振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
                音楽 Adolphe Adam
                舞台 Ingolf Brunn
                衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                指揮 Ermanno Florio

                ジゼル Nina Polákova
                アルブレヒト Kimin Kim
                ヒラリオン Alexandru Tcacenco
                ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
                ヴィルフリード Marcin Cempc
                クルランドの大公 Zsolt Török
                バチルデ Alene Klochkova
                農民のカップル Natascha Mair, Richard Szabó
                ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee, Xi Qu, Rikako Shibamoto
                ミルタ Gala Jovanovic
                2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                Wiener Staatsballett
                Orchester der Wiener Staatsoper

                そうそう贅沢もしていられないので
                (回数だけで贅沢である事は承知の上)
                見えないかも・・・という貧民席を購入。

                楽友協会なんか、舞台全然見えない席で28ユーロ以上するし
                プログラムは3ユーロ50セント(チップ入れると4ユーロ)
                クロークは一つ(一人じゃない!)85セント(チップ入れて1ユーロ)

                それを考えれば、立ったら見える(かもしれない)席で
                12ユーロで、キャスト表は90セント(チップ入れて1ユーロ)
                しかもクロークは無料という国立オペラ座は
                貧民には、とても親切な機関であると言えよう。

                日本でのウィーン国立バレエ団公演で
                すごい!と評判だった韓国のダンサー、キミン・キムの登場。
                あのマリイインスキーでプリンシパルで
                ジャンプが凄いという話は聞いていたので期待感ばっちり。

                キミン登場・・・ ぎょっ

                メイクが・・・メイクが・・・メイクが・・・
                目の下に凄いアイラインが入っていて
                いや、日本のバレエ団なら、あのメイクもありか、とは思うんだけど
                あまりにメイクがバレエ・メイクで・・・
                突然、リアルな世界から遠く離れた「バレエお伽話」の世界に突入。

                というより、正直言って、アルブレヒト
                ちょっとあのメイクはこわい・・・

                ジゼルはニナ(ポラコヴァ)
                ベテランなので、技術ばっちりで
                身体のラインも美しいのだが
                やっぱり、村娘のタイプとは違う。
                (リュドミラもそうだけど「キレイ」系で、可愛くない)

                最初のニナとキミンのデュエットで
                同時にジャンプするところで・・・うわわわわ

                キミンのジャンプって
                国立バレエ団のダンサーのジャンプより
                優に10センチ以上高い!!!!

                よってジャンプ着地のタイミング合わず
                あれは、ニナは踊りにくかっただろう。

                キミンのジャンプのむちゃくちゃな高さにはひっくり返る。
                すごいジャンプ力(驚愕)空中で止まってるように見える。
                床からの高さが、もう半端じゃない。

                その上、一つ一つのパが非常に丁寧で
                あれだけ大技を踊っても
                着地の柔らかさって、これ、いったい何???

                感情表現も豊かで、ダンスが外向き。
                語りかける力が強い。
                だから、どんなにバレエの超絶技巧を踊っていても
                ただのサーカスや体操にならない。
                あくまでも柔らかく、美しく、芸術表現になっている。

                ところで今回のジゼルでお母さん役を踊っているフランツィスカ。
                昨シーズンで一応引退じゃなかったっけ?
                (オフィシャルには出てないが、一度、花束で子供が出て来て
                 というのがあったので、すっかりアデューかと思っていた)
                だけど、このフランツィスカの演技力はすごい。
                ジゼルとアルブレヒトの不幸な結末を予言するところなんか
                本当に何かが憑依してしまっているし
                ジゼルの亡骸にすがりつくところのリアルさもすごい。

                こういう演技の出来るダンサー
                ウィーン国立バレエ団では貴重なので
                長く舞台に出ていて欲しいものだ。

                農民カップルのナターシャはキュートな定番で
                本当にこのダンサー、技術も色気も可愛らしさも素敵。

                リッチーはザンレールがちょっと不安定でハラハラしたけれど
                締まったダンスを見せてくれた・・・・が

                その後にアルブレヒトのソロが入っちゃうからね(苦笑)
                ジャンプの高さやザンレールでの安定性が
                ちょっと比べ物にならない。
                マリイインスキーのプリンシパルと比べちゃイケナイけど。

                キミンのスタイルの美しさも特記もの。
                無駄な筋肉が全く見えない、素晴らしい脚線美。
                踊れるダンサーって、どうしても太ももムキムキになりがちなんだけど
                キミンの足の美しさ(もちろんタイツなので全部見える)にはクラクラ来る。

                バチルデは今回はアレーナ。
                このダンサー、本当にキレイ。
                顔も小さくて、意外に上背があって
                (顔がキュートなので、ついつい小柄だと思っていた)
                無表情なツンケンした貴族のお嬢さまにピッタリ。
                婚約者の浮気を知っても
                あら、いたずらばっかりしてるのね、という感じの
                上から目線がバッチリ合ってる。

                後半、ガラのミルタ。
                ガラも上背があって手足が長く、演技も上手なのだが

                何だかキミンのあのジャンプに触発されたのか
                ジュテとか、すごい勢いで飛んでいる。

                気が強いミルタ、というのは良いにしても
                ヘンに元気なミルタになっている。

                いや、別に元気なミルタが居ても良いとは思うが
                一応、ミルタって処女のまま亡くなった若き女性って役どころで
                冷たい「死」の雰囲気を纏わねばならない筈。
                そんなに元気にジュテしたら
                死人には絶対に見えません。

                後半のアルブレヒトとジゼルのパ・ド・ドゥだが
                音楽が、ものすご〜くゆっくりテンポ !(◎_◎;)

                その分、ニナのポーズが、いつもの公演の1,5倍くらいの長さ。
                あのテンポはダンサーからのリクエストなのだろうか。
                特にアルブレヒトがニナをリフトするシーンで
                なかなか次のタクトが来なくて
                ずっとリフトし続けていた時には
                客席でちょっとドキドキしてしまった。

                あそこまでゆっくりのテンポで
                ポーズ一つ一つをじっくり見せてくれるのは珍しいので
                ニナもタイヘンだったと思うが
                技術も体力も、身体のラインの見せ方も熟知した
                ベテランの実力発揮というところか。

                オーケストラは色々とやらかしてくれて(笑)
                今まで一度もミスを聴いた事のないプレイヤーが
                音外しした時には立ってる場所からずり落ちそうになったが

                後半のビオラのソロが、ま〜、素晴らしかった事!!!

                音の伸びと透明感、饒舌でロマンチックな音色で
                こういうソロを聴くと
                ビオラって良いなぁ、とつくづく思ってしまう。
                (ビオラは難しい楽器で、本当に名人でないと(以下省略))

                同じ演目でも
                ダンサーもオーケストラ・プレイヤーも違うし
                その時々で面白い発見があるし
                しかもオペラ座の貧民席(バレエ限定)は貧民の味方 (^^)v

                給料の半分を税金と社会保険料で持って行かれても
                貧民の味方なら許せる気がする私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                明日はテルメとサウナの2回目をアップ予定 (^^)v
                (ランキング上がらなかったら書かないかも ← さりげなく脅迫(ウソ))

                テルメとサウナ その1

                0
                  数年来、毎週日曜日の朝から
                  自宅地下でご近所さんとサウナに入っていたのだが
                  先週、サウナのスイッチがご臨終・・・

                  ご近所さんは、新しい装置を買うか
                  修理するか、と言っていたので
                  今度の日曜日にサウナがあるかどうか、知らせてね、とメールしたのに
                  何の返事もなかったので
                  用意して行ってみたら・・・やっぱり壊れたままだった(涙)

                  先週壊れていたので2週間サウナに入っていないと
                  身体に老廃物が溜まって来るような気がする(妄想)

                  今日はナイト・ライフもないし
                  では久し振りに贅沢してテルメに行こう。

                  テルメとサウナの入り方などについては
                  大昔、ブログにものすご〜く詳しく書いた。
                  2008年以前の消えたブログなので
                  それ以前から読んでいらっしゃる方は記憶にあるかもしれない。

                  でも、このブログに引っ越してから読者になって下さった方は
                  私が、以前は、タイヘンなテルメ・フリークだった事はご存知ないと思う。
                  (もとが凝り性なので、いったんテルメにハマると
                   毎週テルメに通い続け
                   いったんルネッサンスの城にハマると
                   毎週末、チェコまで車を飛ばしていた時期もあった)

                  ウィーン市内にも10区(地下鉄1番線)にオーバーラーというテルメがある。
                  え?オーバーラーってケーキ屋さんでしょ、という
                  ウィーン・フリークの方もいらっしゃると思うが
                  もともとオーバーラーは10区の一部の地名で
                  ここに温泉保養地(テルメ)が出来た時に
                  付属のケーキ屋さんだったのがコンディトライ・オーバーラーである。
                  (以前のマイスターの時はウィーン市内に支店を1店出しただけ。
                   その後、代替わりしてから、あちこちに支店が増えた)

                  ただ、週末にテルメ行くならウィーン市内じゃなくて
                  ちょっと車を飛ばしたい(笑)

                  一時期、テルメとかウエルネス(フィットネスではない!)が流行って
                  あちこちにテルメが出来たので
                  ウィーンからドライブ1時間〜2時間(片道)には多くのテルメ施設がある。

                  行きつけのところ・・・と言えば
                  バート・タッツマンスドルフか、バート・ルッツマンスブルク。
                  新しいところではサンクト・マルティンス・テルメ。
                  この3つはブルゲンラント。

                  この間、南高速道路に乗るまでに1時間かかって
                  ゲッソリした事があるし
                  (バート・タッツマンスドルフとルッツマンスブルク方面)
                  サンクト・マルティンス・テルメはブダペスト行き高速道路で
                  これも最近、結構行き帰りとも混んでいる事があるので

                  今回はラー・アン・デア・タヤに行く事に決めた。
                  チェコとの国境のところにある村の大規模テルメ。

                  本当に久し振りのドライブで
                  (グラーフェネックとかはいつも行っているので
                   道路は知り尽くしていて、ほとんど条件反射で走れるから
                   ドライブの楽しみはない)
                  確か田舎の国道をずっと走るんだけど
                  どこで曲がるのだか、今ひとつ覚えてない。

                  たしか、どこかに書いてあるだろう・・・とドライブして

                  案の定、途中コルノイブルク北で出るべきところを見逃した💧

                  ブルノ方面に入っちゃって (^◇^;)
                  えらく遠回りしたんだけど(次の出口が異様に遠かった)
                  その後は、ずっと国道を順調にドライブ。

                  途中で田舎のおじいちゃんが、制限速度100キロのところを
                  ずっと50キロで走っていて、追い抜かしたりはしたけれど
                  まぁ、1時間ちょっと、距離としては70キロくらい。

                  オーストリアのテルメは、結構なお値段なのに
                  日本のスーパー銭湯とかと違って
                  自分で何でも用意しなければならない。
                  (バスローブやバスタオルの貸し出しはあるが有料)

                  テルメ(オーストリア温泉)に行くのに用意するもの

                  1) バス用のサンダル(濡れても大丈夫なもの。底が滑らないもの)
                  2) バスタオル最低2枚
                  3) 水着 できれば2着
                  4) バスローブ

                  私はバスタオルは大きめ2枚と小さめ1枚を持って行く。
                  1枚はサウナ用、1枚はデッキチェアに敷くためで
                  小さめのタオルはデッキチェアで横になる時に
                  足が冷える事があるので、足先だけを包むためのもの。

                  続けて書くと
                  あまりに長くなってしまうので
                  料金やサウナの入り方については
                  また来週、2回目をお楽しみに (^^)v

                  続きは来週、火曜日・水曜日・木曜日予定。
                  (来週は月曜日・金曜日の夜、土曜日・日曜日はそれぞれダブル予定)

                  コンサートやバレエに行かない間のネタが
                  ちょっと出来た(というより、本当に久し振りに書いた)ので
                  しめしめ、と思っている私に
                  どうぞ1クリックをお願いします。



                  これで人気ブログ・ランキングが上がらなかったら
                  続きは書くのを止めるかも(と、さりげなく脅迫・・・)

                  国立バレエ ジゼル 今シーズン1回目

                  0
                    Wiener Staatsballett/Wiener Staatsoper 2018年9月15日 19時〜21時15分

                    GISELLE
                    Phantastisches Ballett in zwei Akten von Théophile Gautier,
                    Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges und Jean Coralli nach Heinrich Heine
                    振付・演出 Elena Tschernischova nach Jean Coralli, Jules Perrot, Marius Petipa
                    音楽 Adolphe Adam
                    舞台 Ingolf Brunn
                    衣装 Clarisse Praun-Maylunas
                    指揮 Ermanno Florio

                    ジゼル Liudmila Konovalova
                    アルブレヒト Robert Gabdullin
                    ヒラリオン Eno Peci
                    ジゼルの母ベルタ Franziska Wallner-Hollinek
                    ヴィルフリード Marcin Cempc
                    クルランドの大公 Igor Milos
                    バチルデ Oxana Kiyanenko
                    農民のカップル Nikisha Fogo, Richard Szabó
                    ジゼルの友人たち Elena Bottaro, Sveva Gargiulo, Anita Manolova, Fiona McGee, Xi Qu, Rikako Shibamoto
                    ミルタ Kiyoka Hashimoto
                    2人のウィリー Rikako Shibamoto, Elena Bottaro

                    Wiener Staatsballett
                    Orchester der Wiener Staatsoper

                    いつもの貧民席だと思っていたら
                    実はもっと良いカテゴリーの席を買ってしまっていて
                    (値段はいつもの2倍する)
                    リュドミラとロベルトなのに(あっ、失礼!)
                    何故に贅沢してしまったのか、自分でもワケわからん。

                    チケット料金2倍になっても
                    結局、立たないと見えないのは同じ(爆笑)
                    ただ、舞台全体が正面から奥まで、バッチリ見える。

                    コールドまでバッチリ見える。
                    私の初恋の君に似たマリオンが
                    アルブレヒトとジゼルのパ・ド・ドゥの時に
                    ずっと舞台の一番奥に立っていたので

                    主役級の踊り・・・はもちろん観てはいるんだけど
                    それよりも何よりも、その後ろの
                    あの可愛い立ち姿が気になって気になって。
                    あ〜、ほとんどストーカーになってる ^^;

                    今シーズンのジゼルは、残念ながら全公演は行けず
                    (コンサートと重なる)
                    特に最後の木本クンとマリアの10月20日が
                    イスラエル・フィルとメータの日と重なるのが痛い(涙)

                    オルガとローマンの日も2回あるのに
                    これも1回はチャイコフスキー・オーケストラとフェドセイエフに重なる。

                    こういう悩みが始まると
                    ああ、今年もシーズン開始、とウキウキ(笑)

                    リュドミラのジゼルは
                    技術的には隙がなくて素晴らしい・・・のだけれど
                    リュドミラって
                    キレイ系のダンサーで、「可愛い」系じゃないので
                    前半の村娘シーンが(以下省略)

                    ストーリーのあるものって
                    アーティストのもともと持っているものが
                    その役柄に合うかっていうのが大きい。
                    (それ言ったら、かなりのお歳になるまで
                     ツェルビネッタとかルチアを歌っていたグルベローヴァは
                     50過ぎでもルチア(15歳くらいの役だったっけ?)っぽく見えたが
                     グルベローヴァは丸顔のキュート系なのだ)

                    その分、リュドミラの魅力は
                    後半で活きてくる。
                    凛とした強さで姐御っぽくなるとリュドミラは強い。
                    バランスが抜群のダンサーなので
                    ポーズの決まり方が抜群に美しく
                    見事な「静」の世界を作ってくれる。

                    ロベルトはアルブレヒト役にしっかりハマっている。
                    彼こそ「キレイ系」というより「キュート系」だし
                    ダンスの動きに品があって
                    何も考えていない貴族のお坊ちゃまの雰囲気が合う。

                    大技も美しくキメてくれて
                    さすがプリンシパル。
                    動きそのものが、なめらかでノーブルだし
                    ジゼルを口説くところも、なかなかリアルなのだが
                    あくまでもバレエというおとぎ話のリアルさで好感。

                    エノのヒラリオンは慣れた役で
                    演技が多いのだが、さすがに巧い。
                    でも、このヒラリオン、ものすごく魅力的(笑)

                    本当はアルブレヒトの洗練された美しさに対して
                    森の番人だから、垢抜けなくてワイルドで土臭い役柄のはずなんだけど
                    エノのヒラリオン、見事にカッコいい。

                    ロベルトがお坊ちゃん貴族系なので
                    今回は比較的対比がよくわかったけれど
                    ヒラリオンがあれだけ魅力的なら
                    アルブレヒトに失恋したら、ヒラリオンが居るんだから
                    別に絶望して死ななくても(以下省略)

                    しかしジゼルって、何回観てもワケわからんストーリーだ。
                    男性目線の理想的女性像、と簡単に解釈するのも
                    何となく納得いかないし
                    時代背景とかってあるんだろうなぁ、とは思いつつ
                    このストーリー、演じる方も
                    かなり厳しいんじゃないか、と、つくづく思う。
                    (特に、浮気だった事がバレた後の
                     ジゼルの狂乱を横で見ているアルブレヒトって
                     どう見たってアホとしか思えないじゃないの(笑))

                    女性ダンサーの美しいバランスと
                    幽玄の世界を堪能できるという意味では
                    白鳥の湖(これも突っ込みどころ満杯だが)と並んで
                    何回観ても楽しめる演目ではあるのだが
                    まぁ、ワタクシ的に感情移入が出来るというものではない。

                    その意味、各ダンサーが
                    どうやって、ジゼルとアルブレヒトという
                    (現代から見たら)ワケわからん役どころを
                    如何に(自分なりに)リアルに演じるか、という見所はあるけど。

                    そんなわけで
                    これから(数回は欠けるけれど)
                    せっせとジゼルに通う予定の私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    今までジゼルって何回観たか、定かではないのだが
                    このブログに引っ越した(その前のブログは消失)2008年から
                    12回目くらいじゃなかったかなぁ、たぶん。

                    真夏の夜の夢(バレエ)今シーズン1回目

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                      Volksoper / Wiener Staatsballett 2018年9月12日 19時〜21時10分

                      EIN SOMMERNACHTSTRAUM
                      Ballett in zwei Akten vom Jorma Elo
                      nach der Komödie von William Shakespeare

                      振付 Jorma Elo
                      音楽 Felix Mendelssohn Bartholdy
                      Ein Sommernachtstraum
                      Ouvertüre E-Dur, op 21, Musik op. 61
                      Ouvertüre c-Moll op. 95 (Ruy Blas)
                      Symphonie Nr. 4 A-Dur, op. 90
                      Konzert für Violine und Orchester e-Moll, op. 64, 2. und 3. Satz
                      舞台・衣装 Sandra Woodall
                      照明 Linus Fellbom
                      指揮 Andreas Schüller

                      オベロン Vladimir Shishov
                      ティターニア Ketevan Papava
                      パック Mihail Sosnovschi
                      シーシアス Andrey Teterin *
                      ヒポリタ Gala Jovanovic
                      ハーミア Natascha Mair
                      ライサンダー Alexandru Tcacenco
                      ヘレナ Alice Firenze
                      ディミートリアス Dumitru Taran
                      イジーアス Igor Milos
                      職人たち Gabor Oberegger, Alexis Forabosco*, Andrés Garcia Torres*
                      Nicola Barbarossa, Marat Davletshin, Trevor Hayden
                      アテネのカップル Madison Young, Marian Furnica*
                      Katharina Miffek, Zsolt Török
                      妖精・アテネの住人たち
                      Natalya Butchko, Venessza Csonka, Zsófia Laczkó, Katharina Miffek,
                      Flavia Soares, Iulia Tcaciuc, Céline Janou Weder, Madison Young,
                      Marcin Dempc, Marian Furnica, András Lukács, Hanno Opperman,
                      Tristan Ridel, Zsolt Török, Arne Vandervelde, Géraud Wielick *
                      ソロ歌手 Manuela Leonhartsberger, Birgid Steinberger

                      Wiener Staatsballett
                      Orchester der Volksoper Wien
                      バイオリン・ソロ Bettina Gradinger
                      Jugendchor der Volksoper Wien

                      フォルクス・オーパーでは通算18回目。
                      私は2013年から鑑賞して通算9回目。
                      確率50%って、意味ないけど(笑)←ついつい数えたくなる。
                      今シーズン最初のバレエ公演は
                      ベスト・キャスト!!!の上に
                      マリアンが出て来た〜〜〜〜っ。
                      (あ〜、すみません・・・)

                      以前ちらっと書いたけれど
                      リーズの雄鶏を踊った時に
                      カーテン・コールで被り物を取ったら
                      あっ、私の小学校時代の初恋の君が・・・という
                      衝撃的な体験をしたので
                      (似てるんです、まぁ、妄想たっぶり入って美化もあると思うけれど)
                      その後は、コールドで群舞に入っていても
                      ついついオペラグラス(望遠鏡)で追いかけてしまうという
                      本人が知ったら、気味が悪いのだろうが
                      (60歳過ぎのババアのストーカー?)
                      何も害はないからお許し下さいまし。

                      ちょっと写真載っけてしまおう。
                      (ウィーン国立バレエ団のオフィシャル・サイトから拝借)



                      ・・・だって私、丸顔が好きなの。
                      で、バレエ・ダンサーの顔って、みんな長いのよ(意味不明発言)

                      それはともかくとして
                      ミハイルのパックは絶品。
                      ともかく、バレエのキレが良い上に
                      抜群の存在感があって
                      パックらしい動きのユーモアがむちゃくちゃキュート。
                      ちょっとした振りに観客席からも笑いが起こる。

                      ガラのヒポリタ、堂々としていて、気品があって好き。
                      フォルクス・オーパーのダンサーだった頃から注目していたが
                      (監督に見出されて国立オペラ座の方に移籍した)
                      大柄だし、演技が出来て
                      悲しい白鳥からコミカルな役
                      ヒポリタのように気品に満ちた役まで
                      ばっちり自分のものに出来るのは優れた才能だわ。

                      ハーミアのナターシャはますますキュート♡
                      彼女もそろそろ「大人」になる年齢なんだけど
                      いつまで経ってもキュートでお人形さんみたい。
                      (小悪魔的にもなれるし演技力はある)
                      アリーチェのヘレナが、もう健気で健気で
                      ついつい感情移入しちゃうわ。

                      ディミートリアスのドミトル、何回も観ているけれど
                      クールな感じがたまらん!!!
                      あれこそ、演技できないと務まらない役だと思うが
                      ドミトル、良く見ればイケメンだし
                      (あんまりパッと目立つイケメンじゃないけど)
                      クールな役どころがバッチリ嵌って、すごく良い感じ。

                      ケテヴァンのティターニアは、出て来ただけで
                      明るいオーラがパーッと舞台に広がる。
                      成熟した大人の女性の魅力も充分に備えながら
                      子供をめぐる争いでオベロンとやりあうのも
                      大人なんだけど、ちょっと子供っぽいところもあるという
                      なんとも魅力的なティターニア。

                      しかもケテヴァン、色気あるから
                      ロバに惚れるシーンとか
                      その後、オベロンとの甘々なラブシーンとかで
                      その色香を振りまくと、観客としてはメロメロになる。

                      シショフ、表情が豊かになったよねぇ。
                      以前はツンとした王子さまタイプだったのに
                      この演目でオベロン踊ると
                      イケメンどこ行った、みたいな
                      目を見開いたり大口開けて叫んだり(声は出てません、念の為)
                      コロコロ変わる表情が、ストーリーをあますところなく伝えて
                      本人も楽しんで演技している様が伝わって来る。

                      ロバ役は、ガボールでないと無理でしょう(笑)
                      ロバに変身した後に、自分でギョッとするところとか
                      やけっぱちで歌を歌うところとか(これがむちゃ楽しい)
                      ブヒブビ鳴くところとか
                      ティターニアに惚れられてのデュエットなんか見事。
                      身体の芯がしっかり通っているので
                      どういうダンスをしても、安定感が素晴らしい。
                      こういうのは、やっぱりベテランの良いところ。

                      肝心のマリアンは
                      最後のシーンで
                      これも注目株のマディソンとカップルになってのソロ。
                      (2組いたけれど、オペラ・グラスでこのカップルしか見てなかった(笑))
                      うはははは、眼福

                      この演目、後半になると多少ダレるんだけど
                      (ストーリーなしでバレエだけ、しかも群舞のシーンが多い)
                      でも、掛け値無しに楽しい公演だ。

                      メンデルスゾーンの音楽も最高。
                      まぁ、夏休み明けなので
                      オーケストラはそれなりで(笑)
                      ちょっと、あ?というところも度々あったものの

                      バイオリン・ソロが、むちゃくちゃ巧かった。
                      (メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲の最終楽章がある)
                      音がクリアで伸びが良くて
                      明るいオーラでばっちり観客席に響いて来て、聞き惚れた。

                      ことバレエとなると
                      ともかく夢中になって
                      きゃぁきゃぁ言ってるだけのババアと化すが(すみません)

                      この楽しい演目、9月・10月にあと数回あるので
                      何回か行く予定の私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


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