ケースマイクル Rosas danst Rosas

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    Odeon 2017年10月20日 20時〜22時

    Anna Teresa De Keermaeker / Rosas
    Rosas danst Rosas

    振付 Anne Teresa De Keersmaeker
    ダンス Laura Bachman, Léa Dubois, Anika Edström Kawaji, Saa Ratsifandrihana
    音楽 Thierry De Mey & Peter Vermeersch
    照明デザイン Remon Fromont
    衣装(1983年版)Rosas

    1983年にアンヌ・テレサ・デ・ケースマイケルを
    一躍有名にした歴史的な作品、Rosas danst Rosas は
    映画にもなった。
    (映画については ここ に記載、一部クリップも貼ってある)

    実際のパーフォーマンスも2009年7月28日に鑑賞しているが
    今回は10月17日から27日までブロックで
    ほとんど毎日の公演がある。

    実は他の日にチケットを買っていたのだが
    仕事で行けなくなってしまい
    慌てて、本日のチケットを別途購入した次第。
    (本当はクリーブランド+メストのヤナーチェック公演を狙っていた)

    クリーブランド管弦楽団とヴェルザー=メストのヤナーチェック公演は
    どうも映画とのコンビネーションだった模様。
    私のいつもの席なら、ビデオ映像は全く見えないから
    まぁ、超貧民席(それだって楽友協会は高い!)を買わなくて良かった。

    さて、この Rosas danst Rosas は
    1983年の作品である!!!!

    何と34年前の作品なのに
    今、パーフォーマンスで見ても、全く古いというイメージがない。

    こういうのを古典作品と言うのだろうなぁ。
    コンテンポラリー・ダンスでは
    この作品は、間違いなくエポック・メイキングな作品。

    女性ダンサーが4人。
    最初から最後まで、実質1時間40分あまりを
    ずっと4人で踊り続ける(かなりハード)

    大まかに分けてしまえば

    全く音楽なしで、床に寝たままのダンス
    ミニマム・ミュージックありの、椅子に座ってのダンス
    椅子を後ろに並べてのフロア・ダンス
    最後に激しいリズムのフロア・ダンスが続いて
    最終シーンでは、クール・ダウン

    という構成。

    ローザスの衣装が何とも洗練されていてステキ。
    何てことのない地味な色の衣装なのだが
    このデザイン、イヤミがなくて
    ダンサーのラインを実に美しく出す。

    スタイル良かったら私も着てみたい。
    いや、あんなに脚がキレイじゃないから無理なんだけど
    シンプルが好きな私には、とてもセンスの良い衣装に見える。

    ダンサーのコントロールされたダンスの動きの中に
    ダンスとは思えない日常的な仕草が入る。

    ダンサーが疲れて腕を落としたり
    腕枕して寝たり
    肘を立てて考えるようなポーズを取ったり

    コントロールされた芸術作品の要素としてのダンスの中に
    日常で見かけられる仕草が組み込まれていて
    ドキッとする。

    同時に、その日常の仕草に籠められた感情表現がリアル。
    ダンスというよりは
    我々の普通の日常的な仕草なので、これにもドキッとする。

    ケースマイケルの作品を最初に鑑賞した時に
    何てフォーメーションの巧みな振付師なんだ、と舌を巻いたが
    初期のこの作品でも
    4人のダンサーのフォーメーションの見事さが素晴らしい。

    揃ったり、離れたり
    1人が別の事をして3人が同じダンスをするとか
    4人のダンスの動きが
    まるで生き物のように有機的。

    個人と集団の溶解と分離が絶え間なく行われて
    そのバリエーションの豊かさから目が離せない。

    確かに、最初の全く音楽のない床での動き
    かなり長いシーンで、多少冗長にも見えるけれど
    ミニマム・ミュージックが入ってからの激しい動きは
    純粋にダンスとして観るだけでも魅力的。

    終演後に大きな声で
    普通のダンスと違う、新しい、前衛的だ、と
    感激しながら大声で話していた人たちがいたけれど

    新しい・・・・って、これ、34年前の作品ですよ?!(笑)

    ケースマイケル自身がダンサーとして出た公演も
    ありがたい事にかなりの数を見る事が出来て
    この後の作品も実際に観ているけれど

    この古典的作品を改めて実際に見ると
    その後に展開されるケースマイケルのダンスの要素が
    既に(少なくとも萌芽として)含まれていて面白い。

    かなり抽象的な作品ではあるけれど
    日常的な仕草が思い切り入っているから
    観たら、絶対に面白いと思う。

    もう一度行きたい、とは思いつつ
    この時期になると、他のコンサートも目白押しで
    残念ながら、今回は1回だけ・・・

    こと、コンテンポラリー・ダンスとか
    現代芸術は残るものは少ないと思われているし
    私も実際はそう思うのだが
    こういうエポック・メイキングな作品は
    やっぱり古典として残るだろうなぁ、と
    いたく感じ入っている私に
    どうぞ1クリックをお恵み下さい。


    ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

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      Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月19日 19時30分〜21時40分

      ORF Radio-Symphonieorchester Wien
      ピアノ Khatia Buniatishvili
      指揮 Cornelius Meister

      Thomas Daniel Schlee (*1957)
       Spes unica op. 72 (2009) (ÖEA)
      Peter Iljitsch Tschaikowsky (1840-1893)
       Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 b-moll op. 23 (1874-75)
      Dmitri Schostakowitsch (1906-1975)
       Symphonie Nr. 12 d-moll op. 112 “Das Jahr 1917)

      一応記録だけはしておくけれど
      このコンサート
      まずは地下鉄が大幅に遅れて
      最初の曲には間に合わず
      大音響の時だけ、ちょっと漏れ聴こえるのを
      必死になって、食物のおこぼれを貪ってる感じで聴いていた。

      くそ、実はシュレーのオーストリア初演の曲がお目当てだったのに (ToT)

      よって、その後のチャイコフスキーのピアノ協奏曲と
      ショスタコーヴィッチの交響曲12番では
      ほとんど気絶していた。

      何だか引退後、仕事しているより忙しいような気がする(汗)
      あまりにやる事が多いのと、移動時間がかかるのと
      まぁ、色々ある。
      彼氏が出来たとか結婚したとか、そういう華やかな事でないのは残念だが。

      でウィーン放送交響楽団のコンサート
      なんでこんなに客が入っているんだろう?と思ったら
      これ、主催が半分ジュネスだった。

      ・・・くそ、ジュネスでチケット買ったら
      コンツェルトハウスより安かったかもしれない。
      ついついコンツェルトハウスのサイトで買っちゃったけれど
      これから気をつけよう。

      よって、私より後ろの貧民席(註 私の席も貧民席)には
      若い人たちが多い。
      これは非常に非常に非常に良い事である!!!

      何が人気だったかと言うと
      やはりピアニストのカティア・ブニアティシヴィリであろう。

      いやもう、確かにすごくキレイな人で
      ボディも魅力的、ドレスはマーメイドで、またこれがすごいインパクト。
      確かに目が離せないわ。

      でチャイコフスキーのピアノ協奏曲。
      うはははははは、さすがブニアティシヴィリというか

      何ですかその速いテンポは (O_O)
      ・・・というところが数カ所あって
      いや、気絶して寝落ちしているのだが
      時々オーケストラとズレて、壮絶な断崖絶壁を歩く感じがするので
      そういうところだけ、起きてしまうのだ。

      というか、人間業とは思えないテンポで
      あの超絶技巧を、見事に実に軽く跳ねながら弾いちゃうって
      チャイコフスキーのピアノ協奏曲って
      もっと、なんかこう、悲壮な感じに聴こえる曲じゃなかったっけ?

      というワケで、何とも唖然とする演奏。
      さすがに演奏事故まではいかなかったけれど
      オーケストラのズレは時々あって
      指揮者もオーケストラもお疲れ様です(笑)

      アンコールがリストのハンガリー・ラプソディか何かで
      これもまた超絶技巧、ピアノのフォルテがバリバリの
      女性とは思えないマッチョな演奏だった。

      で、すみません、後半のショスタコーヴィッチ交響曲12番は
      本当に気絶してました。
      最初に奏でられるコントラバスのモチーフが
      繰り返し曲に現れるところしか、記憶にありません。

      いや〜、モーツァルトならともかくとして
      よくショスタコーヴィッチで寝落ちできますね、と
      昔、知り合いに呆れられたけれど
      本当に疲れていて睡眠不足でヘンな食生活しちゃうと
      ショスタコーヴィッチでも充分に熟睡できます(自慢にならん)

      こんなヘンな記録でごめんなさい・・・
      仕事じゃないのに忙しいという言い訳も
      今更通じない事を反省している私に
      どうぞ1クリックをお恵み下さい。


      ウィーン交響楽団 + ラハブ・シャニ

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        Wiener Konzerthaus Großer Saal 2017年10月16日 19時30分〜21時30分

        Wiener Symphoniker
        指揮 Lahav Shani
        バイオリン Joshua Bell

        Sergej Prokofiew (1891-1953)
         Symphonie Nr. 1 D-Dur op. 25 “Symphonie classique” (1916-17)
        Jean Sibelius (1865-1957)
         Konzert für Violine und Orchester d-moll op. 47 (1903-04/1905)
        Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
         Symphonie g-moll K 550 (1788)

        ウィーン交響楽団は
        オーストリア会計検査裁判所から、多大なる金の無駄遣いという通告があって
        マスコミでも取り上げられている。

        コンサートに出演しない団員にも多大なる給料が払われていたとか
        割にここに暮らしていると、どこでもありがちな事なのだが
        (本当はそれではいけない)
        公的機関が公式に発表した、という事はそれなりの何かがあるのだろう、きっと。

        金の無駄遣いをしていても
        別に音楽のクオリティに関係ないだろう、と
        またもやせっせとコンサート通い(笑)

        第一ゲスト指揮者となったイスラエル出身のラハブ・シャニは
        確か今年28歳の若い指揮者。
        画像を探すと、年齢相応に可愛い写真が出てくるが
        舞台を見たら

        ヒゲがある・・・(°▽°)

        シャニよ、お前もか。

        最近、音楽家内部ではヒゲをはやすのが流行なの?
        ネルソンスも、頭部はどんどん後退しているのに立派なヒゲをはやしたし
        一番ショックだったのは
        あのキュートな少年のようなピアニストのダニール・トリフォノフ。
        (ウエブで探すと、まだ可愛い写真が出てくるが、今や立派なヒゲがある)

        いや別にヒゲの事を書こうとは思っていなかった。脱線した (^_^;)

        最初はプロコフィエフの交響曲1番。
        古典交響曲と名付けられた通り
        ハイドンがこの時代に生きていたらこんな曲というコンセプト。
        初めてピアノなしに夏に作曲した作品(とプログラムに書いてあった)

        あれ?
        響きが私の記憶と違う・・・
        何かこう、ちょっと木を叩いたような
        バロック風の音というか
        本当にハイドンの時代みたいな、古楽オーケストラみたいな音。

        ・・・シロウト観察だから本当かどうかわからないけれど
        舞台を見ると、弦楽器がビブラートかけてない。

        細かい部分まで細分化されて
        しっかり聴こえて来るのも
        極限まで(ピリオド奏法とは言わないが)
        ノンビブラートで演奏しているからかなぁ。

        でもこの音の響き、面白い。
        本当にバッハかハイドンかというところで
        プロコフィエフっぽい和声が飛び出して来て
        ちょっとギョッとする。

        これが指揮者の指示ならば
        とんでもない事を考える指揮者だが
        不思議な音響は耳を捉えて離さない。

        シベリウスのバイオリン協奏曲のソリストはジョシュア・ベル。
        身体が柔らかくて、バイオリンと一体化していて
        どんな弱音でも、柔らかく
        しかも天井桟敷の貧民席までしっかり届けてくれる。

        しっとりと、澄んだ空気を思わせる演奏で
        これは正統的なのだろうが、限りなく美しい。

        アンコールはバッハのガボット。
        バイオリンの音色、苦手なはずなんだけど
        澄んだ音が美しくて感激。

        後半はモーツァルトの交響曲40番。
        モーツァルトだし寝落ちするぞ、と思っていたら

        ありゃりゃりゃりゃ。
        プロコフィエフでピリオド奏法に近いスタイルだったので
        モーツァルトもそれでやるかと思ったら

        すごいエネルギーの情熱満杯バリバリの演奏。
        モーツァルトの40番って
        こんな感情的な曲だったっけ?

        クレッシェンドとかデクレッシェンドよりは
        突然のフォルテとピアノの連続で
        テンポ速め設定で
        ぐいぐい推進力で押して来る感じ。

        その分、モーツァルトらしい優雅さとか
        バロックからロマン派への移行で残っているバロックらしさとかが皆無。

        この指揮者
        まさかクルレンツィス路線とか狙っていないだろうな
        ・・・と、ついついヘンな事まで考えてしまいそうになる。

        印象はクルレンツィスの、あの生気溢れる活き活きしたモーツァルトと
        非常に似ているのだ。

        寝落ちどころか
        あれよあれよと感情の渦に巻き込まれてしまって
        あっという間に終わったような印象で
        狐につままれたみたいな気分。

        いや〜、苦手なモーツァルトなのに
        ついつい聴き惚れました(笑)
        ・・・というより、仰け反っているうちに終わっちゃった (^O^)

        面白い指揮者だなぁ。
        未知数ではあるけれど
        こういう事をするなら、これからの注目株かもしれない。
        (まぁ、それでなければ
         この若さで第一客演指揮者にはならないだろうが)

        朝からバタバタの1日だったけれど
        やっぱりコンサートに行くのって
        一番楽しい時間だわ ♡

        とつくづく思う私に
        どうぞ1クリックをお恵み下さい。


        ペリアスとメリザンド 国立オペラ座

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          Wiener Staatsoper 2017年10月15日 18時30分〜21時45分

          Claude Debussy
          PELLÉAS ET MÉLISANDE
          Drame Lyrique in fünf Akten / Text vom Maurice Maeterlinck
          指揮 Daniel Harding
          演出・舞台・照明 Marco Arturo Marelli
          衣装 Dagmar Niefind

          アルケル Peter Rose
          ジュヌヴィエーヴ Janina Baechle
          ペレアス Bernard Richter
          ゴロー Simon Keenlyside
          メリザンド Christiane Karg
          イニョルド Maria Nazarova
          医師 Marcus Pelz
          ベレアスの父 Andreas Bettinger
          Orchester der Wiener Staatsoper
          Chor der Wiener Staatsoper
          Bühnenorchester der Wiener Staatsoper

          もちろん午前中11時からのウィーン・フィル+ネルソンスは行って
          エネルギーの塊に元気つけられて
          (今日の7番の最終楽章は途中の煽りがあって(笑)
           最後の煽りはオーケストラ・メンバーが予想していたようで
           余裕持って演奏していた。こういう違いがあるのが面白い)
          夜は久し振りに国立オペラ座にオペラを観に行った。

          先シーズンの初日に観て
          えらく感激した演目だが
          今回は主要歌手はキーンリサイドを除いて変更。
          指揮者もアラン・アルティノグリュから
          ダニエル・ハーディングに変更。

          ゴローのサイモン・キーンリサイド
          イニョルドのマリア・ナザロヴァ
          医者のマルクス・ペルツと
          ペレアスの父アンドレアス・ベッティンガーはそのまま。

          今回のキャスト、ものすごく良い。
          先シーズンだって錚々たるキャストだったけれど
          メリザンドのクリスティアーネ・カルクと
          ペレアスのベルナール・リヒターが
          声も素晴らしいし、見た目もものすご〜〜〜く絵になっている。

          こりゃ、おっさんのキーンリサイド(ごめん!)より
          若くてイケメンのペレアスにメリザンドが惚れるわ、うんうん(勝手に納得)
          (とは言え1973年生まれだから44歳。キーンリサイドは58歳。
           しかし2人とも若く見えるなぁ・・・)

          カルクはスタイルも良いし(37歳、まだ若い)
          声はキレイだし演技は出来るし
          儚くて、しかも天然で邪気の全くない
          ナイーブなメリザンドにぴったりハマっていた。

          ピーター・ローズのアルケルがまた品が良くて
          声はバリトンに近いのであまり低音の深さはないけれど
          最後の方のモノローグとディアローグで朗々とした美声で
          ああいう王様ならワタシ、尊敬しちゃうかも。

          やけっぱちのゴロー、キーンリサイドは
          野生児で単純でワイルドで
          嫉妬と猜疑に凝り固まって自滅していくゴローを見事に演じたし

          イニョルドは先シーズンと同じで
          本当に少年に見えるしキュートで
          大人の争いに巻き込まれた可哀想な少年に見える。

          見える、とは書いたが
          実はほとんど舞台は見えていない(笑)

          何せ13ユーロの席で
          バレエだったらロジェの後ろを買うんだけど
          ロジェの後ろは音響的に最悪なので
          天井桟敷の脇を取って座ってみたら
          ほんの少しだけ舞台が見える。

          乗り出せばもっと見えたのかもしれないが
          今回の私の目的は
          オペラ座の新しい表示システム(日本語!!!)で
          セリフを一つ一つ、しっかり理解しながら聴こうというものなので

          舞台に視覚的興味はないのだが
          少しだけ時々歌手が見えるので
          しっかりと望遠鏡で見てしまう(笑)

          セリフがすべて日本語で理解できるって・・・スゴイです。
          舞台を見ていないので、しっかりとセリフが読めるし
          歌っている内容が何なんだかしっかりわかると
          ドビュッシーの音楽に集中できる。

          この演目、ほとんど演劇みたいなもので
          フランス語のニュアンスに音楽をつけたようなものと思っていたから
          フランス語はわからず日本語で内容だけ理解しつつ聴いて見たら
          うわああああ、ドビュッシーの音楽手法ってスゴイ。

          ワーグナーのアンチ・テーゼとか言われているけれど
          し〜っかりワーグナー的な情景描写や
          シーンの動きを音楽で表現しているじゃないの!!!!

          指輪を落としたり、ナイフが出て来たり
          ペレアスとキスした時に星が降って来たり
          あああああ、舞台で何が起こっていても
          音楽聴いてるだけで、頭の中ですっかりシーンの絵が出来上がっちゃう。

          1回の休憩を挟んで3時間以上の演目だけど
          全然退屈しない。
          また、場と場の間の間奏曲が
          繊細でオーケストラの響きが楽しめて至福の時間。

          ・・・ただ、間奏曲を、オペラの間にお喋りする時間だと
          誤解している観客がかなり多かったし
          (超貧乏天井桟敷貧民席で、立見席の前って言うのもあるだろうが)

          隣の若夫婦+奥さんのお母さんと推測する3人連れは
          若奥さんが一瞬も黙っていられないタイプで
          旦那の腰や背中に腕を回したり身体を傾けたりして
          ず〜〜〜〜〜っと小声で喋っていて
          (旦那が上の空だと今度はお母さんに向かって喋って親子の会話になる)

          一回注意して治らないのは、もう諦めるしかないので
          できるだけ意識から小声の囁きはフィルタリングして聴いていたのだが
          それでも、かなりの拷問(笑)

          乗り出せばちょっとだけ舞台が見えるので
          周囲の人が乗り出すと、その度に椅子が盛大に軋むのも
          なかなか泣ける雑音だった。

          演出ももちろん良いのだけれど
          これだけ優れた歌手を揃えて
          昼間のネルソンスのベートーベンと同じオーケストラとは
          どうしても思えない(メンバー違ったかも(笑))
          とことん室内楽的な繊細な音響のドビュッシーを見事に弾いたオーケストラと
          ともかく、この演目、見て損はない。

          ・・・というより、もう一回観たい。
          貧民席で構わないから(テキスト表示は見たいのでロジェの奥じゃないところで)

          ただ問題は
          そろそろこのシーズンの時期には
          私はほとんど毎晩、何らかのチケットを持っているという事で ^^;

          その意味では勉強サボって
          このキャストによるこの演目
          今日観に行って良かった、と喜んでいる私に
          どうぞ1クリックをお恵み下さい。


          ウィーン放送交響楽団 + コルネリウス・マイスター

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            Musikverein Großer Saal 2017年10月14日 19時30分〜21時40分

            ORF Radio Symphonie Orchester Wien
            指揮 Cornelius Meister
            バイオリン Leonidas Kavakos

            Luigi Cherbini (1760-1842)
             Ouvertüre zu “Anacréon”

            Lera Auerbach (*1973)
             NYs : Fractured Dreams. Konzert für Violine und Orchester Nr. 4
              (“Singende Säge von Katharina Micada)

            Alexander Zemlinsky (1871-1942)
             Die Seejungfrau. Symphonische Dichtung nach einem Märchen von
              Hans Christian Andersen

            午後はウィーン・フィルとネルソンスの
            ベートーベン8番・7番の2回目のコンサートだったが
            基本的に金曜日とコンサートの印象は変わっていないので省略。
            (すみません、時間がないの、ホント、まさかこんなに忙しくなるなんて(汗))
            7番の最後でネルソンスがオーケストラをむちゃくちゃ煽るので
            どんどん速くなっていって
            さすがにウィーン・フィルなのでアンサンブルは崩壊しなかったけれど
            スコア見ながら、手に汗握っていたスリリングなコンサートだった。

            低弦がバッチリ効いていて
            ティンパニがすごくて(昨日よりは控え目)
            ダイナミックで男性的でワイルドで力強くて
            ウィーン・フィルの優雅ないつもの音とは違ってビックリするが
            ウィーン・フィルは、これからネルソンスと中国・マカオ公演。
            ・・・日本は入っていないのよね(ブツブツ)

            さて、夜のコンサートはウィーン放送交響楽団。
            プログラム見ていて
            ああああ、また、ツェムリンスキーの「人魚姫」か
            (この曲、割に近年流行りで、よく聴くのである)
            と思っていたら

            ウィーン放送交響楽団友の会から
            コンサート前にこの作品の解説を
            楽友協会の音楽学者が地下のホールで行います、ぜひどうぞ
            ・・・というメールが入ったので行って来た。

            楽友協会総裁からの挨拶の後
            あぁ、この人が、いつもプログラム解説を書いているK博士。
            あのクソ真面目な解説をいつも読んでいてイメージしていたのと
            だいぶ違う・・・(すみません)

            ツェムリンスキー協会の話から始まったが
            この人魚姫という曲
            ツェムリンスキーの代表作の一つで

            第一楽章は a moll なのだそうだが
            最初は a moll に聴こえず、d moll のような仮面を被っていて
            d moll はレクイエムなどに使われる調(ほおお、そうなんですか←無知)
            途中に Es Dur が現れて a moll と絡むのは
            推察の域を出ないが
            当時の恋人(?憧れの人?)のアルマ・シンドラーのイニシャルかも
            (当時はまだアルマ・マーラーではなかった)

            コンサートで聴いてみると
            おおお、確かに最初の出だしは a moll には聴こえない。
            う〜ん、この数小節のマスク、すごく効果的に使われている(感心)

            第一楽章でお城の中に6人のお姉さんがいて
            お姉さんが登場するテーマとか
            (あれはお姉さんだったのか、私は波だとばかり思っていた)
            魔女のところで、脚を生やす薬をもらう部分は
            初稿では、ほとんどアトナールが続くそうなのだが
            それでは聴衆にウケないだろう、と
            作曲家が後で改訂してしまったそうで
            その分、初稿より4分ほど時間が短縮されているとか。

            ああああ、私も、そのアトナールな部分って
            聴いて見たかったなぁ。

            海の泡になって消えたくなかったら
            このナイフで王子さまを殺しなさい、とお姉さま方から言われ
            ナイフを手にするものの
            そのナイフを投げて(落ちる下降音階!!!)
            海の泡と消えるところなんか
            長調と短調の複雑な絡み合い。

            それから私もビックリしたのだが
            ベートーベンの時代から
            ツェムリンスキー時代のウィーンの音楽学校では
            長6度の跳躍は「愛」を表現するそうで

            いや、あはは、考えてみたら
            ベートーベンのリート Ich liebe Dich の最初の2音がそうだし
            アデライーデも途中に4度が入ってはいるけれど
            やっぱり長6度である。

            ・・・う〜ん、色々とあるものだなぁ(ひたすら感心)

            この解説聞いてから
            ツェムリンスキーの「人魚姫」を聴いてみると
            確かに全然理解が変わってくる。
            かなりわかりやすい表現方法なので
            全く事前の知識なしに聴いても、それなりに映画音楽みたいなものだが
            ちょっと話を聞くだけでこんなに違うのか。

            プログラムの、ひたすらマジメな解説と違って
            K博士の話は、ものすごく情熱的で、すごく楽しかった。

            さて、これは後半の話だが
            前半最初の曲はケルビーニ。

            ケルビーニでこんなにオーケストラの編成が大きいのか?!
            第二バイオリン(第一は見えない)だけで14人。
            チェロもコントラバスも10人以上いるようだが・・・

            よって、ケルビーニ、というバロック的な音のイメージと全く違って
            ものすごいドラマチックな音がする。
            (でもよく考えたらケルビーニってモーツァルトより若い)
            アナクレオンって、私のイメージだと
            フーゴ・ヴォルフのあの限りなく静かで美しいリートの
            「アナクレオンの墓」が思い浮かぶのだが
            けっこう劇的な生涯を送った人だったようだ(笑)

            レーラ・アウエルバッハのバイオリン協奏曲は
            ヨーロッパ初演。

            あれ?舞台の上に、ノコギリを2つ持った女性が居る。

            以前、アウエルバッハのオペラに行って
            気に入らなかったので、あまり注目はしていなかったのだが

            「夜」をテーマにした13曲の「夢」(全てアタッカ)
            ・・・なんだけど、やっぱりよくわからん(爆)

            カヴァコスのバイオリンの音は限りなく美しい。
            その後ろでノコギリを弓で弾いているところから出る音色が
            これまた美しい。
            ちょっとシロウト耳には、オンド・マルトノっぽい響きで
            控え目にバイオリンとシンクロして
            現実ではないような不思議な音を出す(夜の夢だから(笑))

            ヨーロッパ初演とのことで
            (もともとはニューヨーク・フィルの委嘱作品)
            作曲家ご本人も来ていらっしゃったようだが
            舞台には登場しなかったので見ていない。

            で、後半の「人魚姫」
            K博士は、この曲はストーリーがあると知らずに聴けば
            交響曲にも聴こえる構成があって
            当時のハンスリックの純粋音楽擁護と
            ワーグナーやリストの交響詩を結び付けるような試み
            と言っていたが

            ストーリー知らなくても
            何となく思い浮かぶ情景は、やっぱり交響詩に近いような気がする。
            (まぁ、それ言ったらメンデルスゾーンの
             イタリアやスコットランドは交響曲か、というのもあるだろうが)

            人魚姫なんて、もともとは
            勝手な片思いの押しかけ女房(ストーカーまがい)の話ではあるが
            美しい女性は、そういう勝手な思い込みの
            自己犠牲に酔っても、涙を誘う話になるのだ、うん。

            これが森のタヌキだったら笑い話にしかならん。
            (バレエのシルフィードも妖精だから良いのである)

            美女だったら
            獣であろうが、人魚であろうが
            地球外生物であろうが(地球外生物の「美女」って何だ?)
            何でも許されてしまうのは
            男性社会だった頃の悪しき慣習だな、とは思いつつ

            私だってイケメンがストーカーになっても
            イケメンなら許しちゃうかも
            ・・・とけしからん事をちょっと考えてしまった私に
            どうぞ1クリックをお恵み下さい。



            あはは、人魚と金魚ではちょっと違いますが f^_^;)

            ウィーン・フィル + アンドリス・ネルソンス 1回目

            0
              Musikverein Großer Saal 2017年10月13日 19時30分〜21時10分

              Wiener Philharmoniker
              指揮 Andrís Nelsons

              Ludwig van Beethoven (1770-1827)
               Symphonie Nr. 8 F-Dur, op. 93
               Symphonie Nr. 7 A-Dur, op. 92

              楽友協会主催のコンサートで
              ウィーン・フィルとあって、しかもベートーベンなので
              チケットは売り切れ満員御礼。

              私はチクルスの一環で持っていたのだが
              考えてみたら、明日も明後日もウィーン・フィルの定期で
              同じコンサートを聴きに行くのであった。
              (まぁ、何回聴いても良いんですが。コンサートなんて毎回違うし)

              3回、しかも同じ席で聴けるなら
              では本日はスコアに頭を突っ込んで聴いてみよう、という
              シロウトの怖いもの知らず(笑)

              舞台は全く見えないので
              どんな編成だったのかはわからないけれど

              まずはベートーベンの交響曲8番。
              面白い事に、7番と同時期に作曲されていて
              ベートーベンは気分によって
              今日は8番、今日は7番とか分けて作曲していたんじゃないか
              という説があるらしい。

              爆発的なエネルギーを持つ7番に比べると
              割に「地味」と思われていて、あまり演奏される機会のない
              クラシックに戻ったような端正な8番

              ・・・・と思っていたのだが

              ネルソンスとウィーン・フィルの8番って
              うはうはうは、何ですかこれは (o_o)

              最初からすごい大音響。
              いや確かにスコアにはフォルテと書いてある。
              けれど、すごい音のティンパニがズンズン腹に響くように叩かれて
              どっか〜ん、と響いてくる8番なんて、初めて聴いた。

              すごい推進力でガンガン攻めて来て
              端正だのクラシックだの古典回帰だのって
              それ、いったい、何の事ですか?と聞きたくなってしまう程
              エネルギーの塊みたいな第一楽章。

              オーケストラ編成が大きいのかしら?
              既存の概念を、すごい風圧で取っ払ったような
              何だか、すごく若々しいベートーベンなんだけど。

              リピートありで
              でもすごい速度で
              弦も思い切りガリガリガリガリ弾いて

              それでもウィーン・フィルの弦の優雅な音色に変わりはないが
              でも、貴族が庶民に混じってエイエイオー、とか叫んでるよ、これは。

              あれよあれよと、驚いているうちにあっと言う間に第一楽章が終わってしまった。
              なんかもう、ここで狐につままれたような気分。

              メトロノーム楽章(実はメトロノームと関係ないがそう呼んでいるのワタシ)は
              さすがのリズム感で、しっかりリズムを刻んで清々しい。
              第一楽章の重さとは対照的に軽めの音響で気分が良い。

              第三楽章は低音をじっくりと重く響かせて
              うわあああ、ウィーン・フィルの低弦って
              こんな重い音も出るんだわ。

              ・・・忘れていたが
              第三楽章のメロディって
              移調のホルンとか移調のクラリネットで奏でられるんだったわ。
              いかん、スコアのメロディ・ラインを追おうとすると
              クラクラくる(まだ移調楽器の楽譜なんか読めません!!!(涙))

              スコアも読めないくせに
              持って来て見たりしていると、こう言う悲惨な事もある。

              いたずらがたっぷり入った最終楽章は
              音符について行くのが精一杯という
              ベートーベンが大好きな
              タカタカタカのリズムがずっと続いて
              ダイナミック差も激しくて
              いやもう、ネルソンスとウィーン・フィルが爆発しているぞ。
              爆発、というよりは
              思いっ切りはしゃいで弾けているような印象。

              演奏される機会が少ないとは言え
              8番って、もう少し落ち着いた感じの曲じゃなかったっけ?
              これ、ここまではしゃいじゃって
              後半は、はしゃぐと言えば天下無敵の7番なんだけど
              いったい、どうなる事やら・・・

              後半7番。
              のだめカンタービレ、いや違った、ともかく超有名な
              ダンスのアポテオーゼと言われている曲で

              これもスコアに頭を突っ込んだのだが
              昨日の睡眠不足がたたって(言い訳)
              スコアに遅れずにページを捲るだけで精一杯(笑)
              (いや、でも最後まで、よく迷子にならず、形だけでも一緒に駆け抜けた (^_^;)
               移調楽器は、とりあえず無視(笑))

              7番は指揮者もオーケストラも
              どれだけ爆発しようが、はしゃごうが、踊りまくろうが
              形になっちゃう曲だし
              半分寝てた(と思う)けど
              リズミックなエネルギーの爆発は聴こえて来た。

              この曲はリピートしなかった部分もあったけれど
              全部リピートすると、聴き慣れた聴衆には退屈だから
              あれは良い判断だと思う。

              印象的には8番と7番が非常に似ていて
              同じようなシンフォニーを聴いたような気分。

              ティンパニが両方とも、すごい音でガンガン飛んでくるので
              オーケストラの近くの上だと
              腹の底にティンパニの一打一打が、ズシンと響いてくる。

              あれはオーケストラから離れた席だと
              また違うんだろうなぁ・・・

              いつもは、この上なく上品で
              ノーブルで貴族的で優雅で洗練されていて
              とことん慇懃無礼なウィーン・フィルの音色が
              あそこまでワイルドになるとは
              思ってもみなかったわ。

              オーケストラそのものも
              本気でワイルドさを発揮していたから
              これはネルソンスの腕かな。

              あと2回、同じコンサートを聴くチャンスがあるので
              ネルソンスのやんちゃ坊主振りを
              ゆっくり、じっくり拝見しよう、と
              ワクワクしている私に
              どうぞ1クリックをお恵み下さい。



              引退後のセカンド・ライフ 七転八倒の日々 その1

              0

                最近ブログの更新がないのは
                以下のどの理由か、選べ(複数回答可)

                1) はっぱにめでたく彼氏が出来た
                2) 年金生活になって、とうとう財源が尽きたのでコンサートに行っていない
                3) コンサート以外の趣味が出来た
                4) 年甲斐もなく、とんでもない事を始めてしまってアタアタしている
                5) 引退してヒマになったのでとうとうボケた

                ・・・ ちょっと自分で書いていてなんか笑えてしまうのだが
                ツィッターのフォロワーの方はご存知の通り

                正解は (4)

                ちょっと (2) と (5) も入っているかもしれないが
                「ヒマになった」というのは、全く該当しない (^^)

                5月24日を最終日として
                会社には出なくて良くなったものの
                そのままテイク・オーバーした仕事もあったし
                8月31日までは休暇扱いだったから
                しょっちゅう会社に出ていた。

                でも、

                あぁ、やっと焦らずに買物が出来るし
                好きな事も時間の制限なく出来る (^o^)

                と思っていた楽しい生活は
                10月初旬にて終わりを告げました。

                さて、ここで、このようになった経過を記す。
                誰も読みたくないだろうが、やっぱり書いておきたいという
                やむを得ぬ欲求に駆られているので。

                遥か過去に
                この口の巧さ(笑)で奨学金を分捕って
                学部3年の時
                オーストリアの大学にて1年間正規学生で潜り込んだ。

                セミナールとかで数人、どう見ても学生じゃなくて老人、という参加者。

                「何故、このセミナールにいるんですか?」

                ・・・とか何とか、そういう意味合いの質問をした事がある。
                (いやもう、何て失礼な日本人留学生・・・)

                「僕は工学博士でずっと仕事をして来たけれど
                 引退して、以前から興味のあった哲学を始めたんだよ」

                (註 私はドイツ語専攻だったが語学のために留学したくなくて
                   哲学科に入ったのである。一応副専攻は哲学だった)

                おおおおおおおっ!!!
                そのテがあったか!!!!!!

                何を人生間違ったんだか
                外国に移住しようという気は一切なかったのに
                気がついたらウィーンに定住していたワタシ。
                (私の学生時代の理想はハイヒールをカツカツ鳴らせて
                 超高級ホテルを渡り歩く通訳だったのだ。娼婦じゃないぞ)

                達成できる売り上げノルマと、理解ある上司と、話をちゃんと聞いてくれる人事と
                とてもやさしく、理解があって、絶対に無理を言わない日本のエージェントさんと
                いつでも何があっても喜んで下さる、品の良いお客さまたちに囲まれて
                (註 言いたい事はわかってクダサイ)
                長い間、仕事をしながら
                どんな事があっても
                2017年には引退する
                引退して、例の工学博士のように大学に入り直すのだ、と誓って32年。

                2017年5月下旬にオフィスから解放された時点で
                すぐに大学の2017年、冬学期(こちらは冬学期が入学時期になる)を調べ
                7月初旬から書類受付開始だったので
                パスポートから、住民票、税金・社会保険料の振込証明に滞在許可。
                古いものは役所で新しい書類を発行してもらい
                大昔のオーストリアの大学に正規学生で入っていた書類まで揃え
                ウィーン大学のスペースに登録してログインして
                初日に書類をアップ。

                ・・・それからがタイヘンだった。

                え?そんな話、聞きたくないって???
                いや、でも、アナタも、もしかしたら大学に入りたくなるかも(笑)

                ウィーン大学のコースは
                以前はマギスター(修士)とドクター(博士)だけだった(はずだ)が
                現在では日本と同じバチュラー(学士)とマスター(修士)
                加えて、その上にドクター(博士)課程がある。

                バチュラー課程に入る許可を外国人が取るには
                高校卒業証明書(ただしこれが認められるか、というのは知らない)
                あるいは、少なくとも3年以上、当該の国の正式な大学での学業証明が要る。

                バチュラーは学部卒業だから持ってるし
                血迷って大学院の修士課程も修了しちゃったので
                マスターの学位も持っている。

                日本の大学から英語でのバチュラー、マスターの証明書は出る。
                ついでに成績証明書も取って

                それをそのまま提出してもダメなのだ!!!!(これ重要!!!)
                (大学のスタッフが英語が読めない、という訳ではない、たぶん)

                これにアポスティーユという
                外務省から「この書類は正しいぞよ」という証明が必要
                ・・・というところまでは大学のインターネットに書いてある。
                (私の書類審査はウエブ上、アポスティーユを付けて出せ、というので止まっていた)

                ところが日本の外務省は
                官公署、自治体などの発行する書類にはアポスティーユを出すが
                大学の証明書とか言うのにはアポスティーユは出さない。
                私文書にアポスティーユを付ける場合には
                公証役場にてアポスティーユを付けてもらうのだが

                注意!!!
                ウィーン大学は、この公証役場のアポスティーユは認めません!!!

                そこまで友人に教えてもらったので
                大学の証明書を在オーストリア日本大使館に持って行って
                (日本の当該の大学の印章が日本大使館に登録されている場合のみ)
                「この日本の書類は間違いなく当該の大学の出した正しい書類であるぞ」
                という証明書を付けてもらって提出したのだが

                おっとっと、その直後、大学の入学許可担当セクションから
                「入学許可は却下されました」と言う冷たいメールが・・・・(冷汗)

                日本大使館の出した「この書類は正しいぞよ」ではダメなのかっ!!!(怒)
                理由にはバカの一つ覚えみたいに「アポスティーユがないから」とあるばかり。

                この決定に対して文句があれば
                郵便にてオリジナルの書類を大学法務部に送れ、という記載があったので
                その時点で持っていたオリジナル書類を全部まとめてすぐに書留速達で郵送。

                大学証明を私の代理で取って来てくれた
                日本の良き友人にすぐに連絡して、駆けずり回ってもらった。

                書いていて自分でも疲れて来たので
                続きはまた、そのうち書く(かもしれない)

                ともかく何とか入学許可も出て
                10月初旬から学生に戻ったものの
                学業の内容があまりに難しすぎて
                (ううううん、学部(=バチュラー課程)なのに
                 やっぱり全く知らない分野で、基礎知識がないとこんなに大変なのか)
                それでなくてもバカなのに、ますます四苦八苦している私に
                どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                在オーストリア日本大使館に証明を取りにいった時に
                この書類では認めてくれないかもしれませんよ、と言われ
                みなさん、書類では苦労なさってます、って同情されたけれど

                だったら外務省で、官公署、自治体以外の私文書にも
                アポスティーユを付けてくれるようにしてくれないかなぁ。
                だいたい大使館って外務省の在外機関だと思うのだが
                何故に大使館でアポスティーユを出してくれないのか、理解に苦しむ。
                (まぁ、色々な理由があるのだろうが・・・・)

                トーンキュンストラー + 佐渡裕 1回目

                0
                  Musikverein Großer Saal 2017年10月8日 15時30分〜17時

                  Tonkünstler-Orchester Niederösterreich
                  指揮 Yutaka Sado
                  ピアノ Roger Muraro
                  オンド・マルトノ Valérie Hartmann-Claverie

                  Oliviert Messiaen (1908-1992)
                   Turangalîla-Symphonie
                    für Klavier, Ondes Martenot und Orchester (1946-48)

                  全国の皆さま!!!
                  ウィーンに定住してから32年
                  やっと、やっと、やっとこの曲を
                  ナマでウィーンで聴ける時代がやって来たとは・・・

                  20世紀最高傑作の一つ、メシアンのトゥーランガリラ交響曲!!!
                  今シーズン、トーンキュンストラーと佐渡裕のコンサートに加えて
                  11月9日には
                  何故かウィーン・モデルン現代音楽祭の一環として
                  ウィーン放送交響楽団も、この曲を演奏する予定。

                  トーンキュンストラーのピアニストは
                  何とロジャー・ミュラロ!!!

                  いや、今日はエクスクラメーション・マークが多いが
                  トーンキュンストラー、最近景気が良いのか
                  オフィスは市内の一等地に引っ越すわ
                  ミュラロをピアニストとしてウィーンに招聘するわで
                  まぁ、すごいわ・・・

                  さて私の貧民席はオーケストラに非常に近い場所である。
                  「現代音楽」(笑)のコンサートなので
                  トーンキュンストラーは、かなりメール等で宣伝してはいた。
                  (チケット持ってるコンサートに今更割引とか言われても面白くない)

                  そんなわけで、比較的空き席があったので
                  係員の人に許可を取って
                  ちょっと離れた席に座らせてはもらったが

                  ・・・やっぱり音が大きい(汗)

                  トゥーランガリラは大編成だし
                  管楽器やパーカッションの数も多いので
                  楽友協会のあの音響ではどうだろう、と懸念していたが
                  やっぱりオーケストラに近いところだと、すごい音量。

                  エネルギーの塊が、ものすごい速度で
                  正面から飛んで来て衝突しているような気分。

                  あまりにエネルギーが大き過ぎて
                  メロディ・ラインが全く聴こえて来ない。

                  まぁ、あの曲にメロディ・ラインがあるかについては
                  色々な意見があるだろうが
                  今まで聴いた CD では
                  音響の中にトナールでのラインが聴こえていた・・・ような気がする。

                  佐渡裕氏は、こういうエネルギッシュな曲は好きそうだし
                  とても合うような気がする。
                  エネルギーの発散からすれば
                  楽友協会の中を、とんでもないエネルギーが満たす感じ。
                  ・・・だが
                  これ、やっぱり、できるだけオーケストラから離れた席の方が良さそう。
                  (かと言って、幕間なしだから動く訳に行かない >_<)

                  聴こえて来るのが大音響の塊だけで
                  中の構成が全然聴こえて来ないし
                  何だか全部が埋もれているような感じで・・・
                  オーケストラ全員が必死になって、すごい音量で演奏するので
                  エレメント同士の掛け合いが全然わからない・・・

                  ミュラロのピアノがすごい。
                  もうこのピアノの色彩感だけで
                  このコンサートに来て良かったと思わせるくらい
                  カデンツァでの音色の煌めきが圧倒的。
                  背筋がゾクゾクする。

                  エネルギッシュな部分は
                  指揮者がオーケストラを思い切り鳴らすので
                  音量も大きいし
                  オーケストラも必死で演奏していて
                  音そのものは、かなりの団子状態で聴こえて来てしまうのだが
                  その中に秘められた熱い思いというのは、充分に伝わって来る。

                  この曲、もともと
                  時々、えらくエロチックになる部分がある筈なんだけど
                  いや、う〜ん、ピアニッシモの部分の音色はそれなりにキレイとは言え
                  あまりエロチックとか言うのは感じないなぁ。
                  まだ演奏に余裕がないのか
                  (今日のコンサートは1回目)
                  あるいは、最初から「エロチック」というような
                  不道徳な要素は排除しているのか・・・

                  明日の夜はサンクト・ペルテンでのコンサートだが
                  残念ながら行けないので
                  火曜日に、2回目を聴きに行く予定だが
                  (で、できれば席はできるだけ離れたところに逃げたい)
                  その時に、演奏に慣れて来れば
                  思いがけない色っぽさが出て来る・・・・かもしれない(笑)

                  金管楽器が頑張っていて
                  トロンボーンなんか、ものすごく迫力の音を
                  素晴らしいアンサンブルで出していて魅力的で惚れる。

                  しかし、若しかしたらこの曲って
                  楽友協会の、あの残響たっぷりのホールでは
                  聴いてはいけない曲なのかもしれない、と言う気もしている。
                  (音の焦点がぼけすぎる)

                  全部のパートがフォルテで聴こえて来て
                  ホールの音が濁ってしまうと
                  ちょっとアレアレアレ、という状態になってしまうのだ。
                  まぁ、全員が必死なのはよくわかるが・・・

                  オーケストラを見ていると
                  一部のメンバーに、この曲は楽しそうだ。
                  特に木管・金管が、大変そうだが嬉しそうに演奏していたな。
                  パーカッションも、すごく張り切っていたし。

                  帰宅してから
                  あんなにメロディ・ラインの聴こえない
                  大音響の塊だっただろうか、と自信がなくなったので
                  (記憶としてはブダペストでイヴァン・フィッシャーで聴いた時には
                   ホールの音響がデッドでクリアに聴こえたせいかもしれないが
                   私の記憶に近い音響がしていた筈・・・)
                  今、ラトルの CD を聴き直しているんだけど
                  これはこれで、えらく色っぽい(笑)

                  ラトルの CD の録音は
                  それぞれの楽章の構成が見えるような
                  各エレメントがキレイに浮き出しているけれど
                  これはやっぱりホールの特質の違いなのかも・・・・

                  まぁ、次のコンサートで
                  もしかしたら、また感想変わるかもしれないので
                  それまで待とう、と
                  偉そうな事を言っている私に
                  どうぞ1クリックをお恵み下さい。


                  アコスタ・ダンツァ

                  0
                    Festspielhaus St. Pölten 2017年10月7日 19時30分〜21時30分

                    Acosta Danza

                    Belles-Lettres
                    振付 Justin Peck
                    音楽 Céser Franck
                    衣装 Harriet Jung, Reid Barteilme, Mary Katrantzou, Marc Happel
                    照明 Mark Stanley
                    ダンス Enrique Corrales, Verónica Corveas, Julio León, Gabriela Lugo,
                    Laura Rodríguez, Javier Rojas, Deborah Sánches, Luis Valle

                    Mermaid
                    振付 Sidi Larbi Cherkaoui
                    音楽 Woojae Park, Sidi Larbi Cherkaoui, Erik Satie
                    照明 Fabiana Piccioli
                    衣装 Hussein Chalayan
                    ダンス Carlos Acosta, Marta Ortega

                    Twelve
                    振付 Jorge Crecis
                    音楽 Vincenzo Lamagna
                    衣装 Eva Escribano
                    照明 Michael Mannion, Warren Letton, Pedro Benitez
                    ダンス Carlos Luis Blanco, Enrique Corrales, Verónica Corveas,
                    Mario Sergio Elías, Yanelis Godoy, Julio León, Gabriela Lugo,
                    Laura Rodriguez, Javier Rojas, Deborah Sánches,
                    Alejandro Silva, Luis Valle

                    Imponderable
                    振付 Goyo Montero
                    オリジナル音楽 Silvio Rodríguez
                    音楽作曲 Owen Belton
                    衣装 Archel Angelo Alberto
                    照明 Olaf Lundt
                    ダンス Carlos Luis Blanco, Verónica Corveas, Mario Sergio Elías,
                    Yanelis Bodoy, Julio León, Marta Ortega, Laura Rodríguez,
                    Alejandro Silva, Luis Valle

                    カルロス・アコスタと言えば
                    私の中では、ロンドン・ロイヤル・バレエのタマラ・ロホとの
                    素晴らしいカップリングのバレエを思い出すのだが
                    故国キューバで、このカルロス・アコスタが
                    自分のバレエ団を立ち上げた。

                    こういうモノを持って来てくれるのが
                    サンクト・ペルテンの良いところ (^^)

                    クラシック・バレエあり、コンテンポラリーあり
                    カルロス・アコスタのチームは
                    プログラムの記載によれば、何でもアリで
                    ちょっとキューバ的なニュアンスが入るらしい。

                    最初の作品はサンサーンスのピアノ協奏曲(だと思う)を使った
                    クラシック作品で
                    コールドがオーケストラで
                    男性ソリストがピアノのソロかな。
                    時々、コールドの中からペアが誕生して
                    PDD を披露してくれる。

                    ・・・けど、正直にはっきり言っちゃえば
                    クラシック・バレエで攻めるなら
                    ちょっと、別に、この作品でなくても・・・って感じか。
                    キレイなんだけど、だから何、という部分もある。

                    まぁ、女性ダンサーに胸があるのはちょっと嬉しかったが。
                    (註 ウィーン国立バレエ団は、監督の好みだと思うんだけど
                     みんな、ものすごいクラシック体型で、ものすごくスタイル良すぎで
                     女性ダンサーのバストなんて、あるかないかわからないのである。
                     何を見てるんだ、と怒る人もいるだろうが、でもやっぱり身体を見るのが
                     バレエやダンスの醍醐味の一つでもある(言い訳))

                    ところが、次の作品が凄かった。
                    不思議にアジア風のメロディと歌詞に乗せて
                    (たぶん、韓国語ではないかと推察するが)
                    ワイン・グラスを持った女性が泥酔していて
                    男性が泥酔した女性を助けようとするのだが

                    女性ダンサーのしなやかさが凄い。
                    男性に起こされてリフトされた時の着地が
                    全部ポワントだよ・・・
                    何ともやるせない泥酔の仕方で
                    見ていて、ついつい、自分もああいう泥酔するのかも(こらこらこら)
                    ただ、私の場合は助けてくれる男性はいないが(こらこらこら)

                    男性ダンサーが居なくなってからの女性のソロは
                    もう、こちらの方がずっとやるせない。
                    ちょっと身に染みて、あぁ、そういう時ってあるよねぇ、とか
                    ついつい妄想に駆られて勝手に解釈して自分の身に置き換えて
                    何だか他人事とは思えないやるせなさ。

                    男性のソロの後に、女性が、今度は裸足で登場して
                    男性を慰めるように絡まって行くのが感動的。

                    いや、ウエディングの通訳とかしていると
                    2人で力を合わせて困難に立ち向かうと
                    1人よりも解決できるよ、みたいな事をいつも通訳しているのだが

                    このダンス見ていると、いや、それ
                    もしかしたら本当かもしれない、とか思ってしまう。
                    (まぁ、ほとんどのカップルには本当なのかもしれないけれど
                     私、困難を一緒に解決してくれる人はいない・・・というより
                     友人には色々と助けられているけれど、パートナーいないし・・・)
                    作品の中にドラマがあって
                    最後の手だけの動きで2人がシンクロするところなんか
                    意味わからないけれど、泣けてきちゃうような気分になる。

                    Twelve はその名の通り、12人のダンサーが
                    ペットボトルの中に光源を入れたものを
                    投げたりキャッチしたりという作品。

                    きっと別の何か難しい意味があるのかもしれないけれど
                    ダンサーが動いたり、ジャンプしたり
                    リフトしたりされたりで光源ボトルを投げてキャッチして
                    床に置いて、新しい形を作って
                    またそれを投げて・・・という動きが
                    ダイナミックで、ちょっとサーカスっぽくて
                    動きのバリエーションも豊富で
                    見ているだけで楽しい。

                    後半の演目 Imponderable は光と影を巧く使った
                    コンテンポラリー・ダンスで
                    ダンサーが懐中電灯を持って照らしたりとか
                    かなりせわしない動きで
                    闇と光が交差する。

                    ・・・ただ、ごめんなさい、それ以上の印象は残っていない。
                    こういう、割に自己満足的な作品って
                    結構、他にもあるし
                    今更、闇と光をテーマに、というのも別に目新しくもないし。

                    すみません。
                    寝落ちしたワケでもなくて
                    ずっと集中して目を凝らしていたのだが
                    あまり印象に残らない作品だった。

                    公演の後にカルロス・アコスタとのトークがあったのだが
                    色々な理由で、残念ながら、すぐに会場を出なければならなかった私に
                    どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                    いや、かなりの数の読者はご存知だと思うのだが
                    本日はオーストリア全体が「美術館・博物館の長い夜」で
                    サンクト・ペルテンに行くのに
                    パーキングがなかったら非常に困る・・・・というので
                    (バカ高い)オーストリア国鉄を往復に利用したのだが

                    駅からこの会場まで、何にも道路表示がない上に
                    徒歩で優に20分以上かかるのだ(怒)

                    シャトル・バスくらい出せ!!!とか、ついつい思ってしまったわよ。
                    チケットよりも往復の列車代の方が高かった上に
                    帰りはウィーン西駅に到着する Westbahn の21時50分発の列車に
                    間に合ったのに見送って、22時11分のオーストリア国鉄で帰ってきた。
                    Westbahn だったら片道9ユーロ以下だったんだよねぇ・・・(涙)

                    謂れのない文句を書いてしまったので、お詫びに
                    カルロス・アコスタのインタビューを埋め込んでおくので
                    ご興味ある方はどうぞ。


                    ウィーン交響楽団 + アダム・フィッシャー 1回目

                    0
                      Musikverein Großer Saal 2017年10月4日 19時30分〜21時25分

                      Wiener Symphoniker
                      指揮 Adam Fischer
                      トランペット Gábor Boldoczki

                      Joseph Haydn (1732-1809)
                       Symphonie D-Dur, Hob. I:101, “Die Uhr”
                       Konzert für Trompete und Orchester Es-Dur, Hob. VIIe:1
                      Ludwig van Beethoven (1770-1827)
                       Symphonie Nr. B-Dur, op. 60

                      突然だが、私はフィッシャーのファンである(断言)
                      もちろん、アダム・フィッシャーも好きだし
                      イヴァン・フィッシャーも好き。

                      そのアダム・フィッシャーがウィーン交響楽団の指揮台に立って
                      しかもハイドンとベートーベン(の交響曲4番!)となったら
                      ファンの私はプログラム見た時からヨダレを流しっぱなし。

                      楽友協会も新シーズンを迎えて
                      一部、係員のメンバーが変わったようだが
                      指揮者が出て既に指揮台に立っているのに
                      子供連れの家族6人くらいを
                      そんな状態で会場に入れるのは、あまりに酷いと思う(超怒)
                      (演奏始まってから、喋りながらガタガタと席に着いたので
                       非常に非常に非常に非常に迷惑だった)

                      ハイドンの交響曲101番は
                      その番号が示す通り、晩年のロンドン・チクルスの一環で
                      ハイドンのチャーミングで
                      円熟した技法が爆発する曲で

                      しかもアダム・フィッシャーの音楽作りが
                      モダン・オーケストラなのに
                      軽やかでダイナミックな躍動感を持って
                      ものすごくチャーミングで魅力的で

                      座席で悶絶・・・

                      いやもう、本当に軽やかで
                      かと思うとドラマチックなのに
                      どこにも力が入っていないというか
                      声高に自分を主張しない音楽なんだけど
                      実に華やかで
                      聴衆を喜ばせようとしている音楽。

                      何せ商業用で、しかも一般民衆向けの
                      当時のポピュラー音楽だし(侮辱的な意味合いはありません)
                      ウケを狙っているのは当然なんだけど
                      ただウケ狙い、というだけではなくて
                      音楽的な内容の充実さには、目を見張る。

                      テンポとしては速めで
                      その分、全体の軽さがまるで羽根みたい。
                      なのに、ちゃんとドラマが考えられている。

                      いや、もう参ったな。
                      モダン・オーケストラだから音は明るいし
                      もうその「可愛らしさ」と言ったら、問答無用でノックアウト。

                      トランペット協奏曲も
                      ハイドンらしい曲で
                      交響曲の後に聴くと不思議なデジャブがある。
                      (聴いたもののデジャブというのもヘンかもしれないが)

                      トランペットがまた華やかで何とも言えず素敵。
                      細かいパッセージも美しく響く。

                      いや、こういう楽器、自分でやった事がないから
                      プレイヤーがどんなに難しい事をしているかは
                      シロウトにはさ〜っぱりわからないのだが
                      でも、聴いていて楽しい。

                      まぁ、考えてみれば
                      聴いて楽しい、というのがいわゆる世俗音楽に関しては
                      ベストの評価だろう、たぶん。

                      ハイドンで、ここまで軽やかなチャーミングさを持って来て
                      後半のベートーベンはどうだろう、と思っていたが

                      これがまたドラマチック (^o^)

                      躍動感、ドラマツルギーがバッチリで
                      音楽として鳴らせているので
                      音のクリアさはあまりなくて
                      全体像として聴こえて来るのだけれど
                      語られるドラマがあまりに雄弁で
                      ベートーベンの世界にどっぷり浸かってしまう。

                      あああああ、ステキ、うっとりする。
                      ハイドンでの悶絶もあったけれど
                      ベートーベンでも悶絶して、ひたすら萌える。

                      アダム・フィッシャーって
                      何というチャーミングな指揮者なんだろう。
                      「音楽的」とかって全く理解できない私でも
                      これが「音楽的」なのね、と納得してしまうほどに
                      音楽でストーリーを紡ぎ出し
                      最上の楽しさを演出してくれる。

                      実はこのコンサート、同じプログラムが3回あって
                      ちょっと3回全部は行けない可能性があるんだけど
                      でも一応、チケットは確保している(えっへん)
                      ・・・いや、買っておいて良かった。

                      明日、またあの輝くハイドンとベートーベンを聴けると思うと
                      今からワクワクしてしまう私に
                      どうぞ1クリックをお恵み下さい。



                      やっぱり音楽ってセンスなんですね。
                      センスのない私だけど
                      聴いてみると、はっきりわかる・・・

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