Burg Schlaining 2012年5月15日 19時30分〜21時50分
Klangfrühling Gala 2012
ピアノ Eduard & Johannes Kutrowatz
パーカッション Yi Liu
Gerhard Krammer
4 Jahreszeiten in Japan für 2 Klaviere
3 Inselzeiten für 2 Klaviere und Percussion
Eduard Kutrowatz
Sakura für 2 Klaviere und Percussion
Johannes Kutrowatz
Akatonbo für 2 Klaviere
Ryuichi Sakamoto
The Last Emperor, Filmmusik für 2 Klaviere und Percussion
Mark Glentworth
Blues for Gilbert für Vibraphon Solo
Jenö Takács (zum 110. Geburtstag)
Tagebuchfragmente op. 93 für 2 Klaviere und Percussion
Joe Zawinul (zum 80. Geburtstag) Bearbeitung für 2 Klaviere von Klaus Paier
Birdland
Cannonball
Mercy, Mercy, Mercy
ピアノ・ドゥオ、クトロヴァッツ兄弟が音楽監督をする
クラング・フリューリンク 春の響き祭のオープニング・ガラ。
もちろん、チケットは売り切れ。
(というより、オーガナイザーのエリーが
席が足りない、と焦っていたけれど(笑))
ただ、今日は、州知事の代理とか、市長さんとか
政治絡み、スポンサー絡みの関係者が多くて
音楽愛好家ばかりが集まったワケではなさそうだが(笑)
この音楽祭、すでに10回を越えて
そのクオリティは、音楽愛好家や専門家に高く評価されている。
で、今回の私は、非公式に終了後のガラ・ディナーの挨拶の通訳という事で
その代わりに、チケットは無料で入手 (^^)v うっふっふ。
今年のオープニング・コンサートは、日本がテーマ
(やった!!! \(^O^)/)
ブルゲンラントの現代作曲家、ゲルハルト・クラマーは
以前も、日本の音楽のパラフレーズを作曲したが
今回は「日本の四季」「日本の島」という題名の曲を
ピアノとパーカッションで披露。
「日本の四季」は
「夏の思い出」や「小さい秋見つけた」「雪の降る町を」などの
(すみません、春を忘れてしまった (^^ゞ)
よく知られた日本の歌を、分解し、展開し、再構築したもの。
作曲技法としては、目を見張るものがあって
すごいな〜、と素直に驚嘆できるのだが
オリジナルを飽きるほど聴いて育って来た我々日本人には
かなりの違和感が拭いきれない。
言ってみれば
金髪で青い目で
大柄な外国人男性が
日本人の女性の振り袖を
左右・上下逆さに来て
ブーツを履いて
野球帽を被っているような感じ。
(悪口ではありません。
アートとすれば、その新鮮さは評価されてしかるべき)
エディの作曲した「さくら」は
日本の「さくら」の曲のパラフレーズ?というか編曲なのだが
これは至って素直 (^.^)
ピアノ内部の弦を指で弾く技法によって
ピアノでありながら、まるで日本の琴のような響きを出していて
非日本人が、これだけ日本的な響きを
ヨーロッパの楽器で意図的に
しかも実に自然に出した事にビックリ。
お兄さんのヨハネスが作曲した「赤とんぼ」は
弟エディと全く傾向が異なって
「赤とんぼ」のメロディが枠になってはいるけれど
その間に、他の国の秋っぽいメロディが散りばめられたコラージュ。
ゲルハルト、エディ、ヨハネスと
才能のある音楽家3人が、全く違った観点で、異なる技法を用いて
日本の曲を「料理」してくれているのが面白い。
坂本龍一の「ラスト・エンペラー」についてはご存知の通り。
最後のザヴィヌルもそうだけど
こういう力強い曲になると
エディとヨハネスの、エネルギッシュなピアノは、すごい威力を発揮する。
休憩後のヴィブラフォン・ソロの後に
やはりブルゲンラント出身のタカーチュ・イェネー (1902-2005)の
「日記のフラグメント」
これが・・・・すごかった (☆o☆)
何と言うか、フラグメントではあるのだけれど
ブルゲンラントの太陽が滴り落ちる、湿気のある空気や
一転して曇る空や
平坦なノイジードル湖に響きわたる風とか
飛ぶ鳥の羽音とか
もちろん、具体的な描写ではないが
視覚イメージの喚起もスゴイが
それ以上に、もっと体感的なイメージを、容赦なく刺激してくる。
聴きながら、体感としてブルゲンラントの気象を感じたのは初めての体験。
短い作品なのだけれど
ちょっと鄙びたようなハンガリーとオーストリアの田舎の景色が見えて
これ、誰か、映画にしてくれないかなぁ。
体感と視覚の刺激がバンバン入ってきて
ああああっ、これを聴くだけでも
ウィーンから2時間かけて
150キロをすっ飛ばしてきた甲斐があった(本気です)
最後のジョー・ザヴィヌルは
ご存知の通り、ジャズ・ナンバーで
エネルギッシュなクトロヴァッツ兄弟のピアノとは合うけれど
タカーチュの音楽でノックアウト状態になって
夢想の世界に入り込んでしまうと、ちょっとザヴィヌルは合わない。
まぁ、好みの問題です(きっぱり)
招待された無料のコンサートに
自分の正直な感想を書いてしまって良いかどうか
無料でもらったものについては
手放しで誉め言葉だけ並べた方が良いのかもしれないが
ちゃんと、オーガナイザーのエリーにも
ピアニストのヨハネスにも
「正直な感想、書いちゃって良い?」と聞いた(アホか私は?!)
2人とも、苦笑いして
「好きなように書けば?」と言ってくれたので
好きなように書いた(きっぱり)
初日なので、コンサート後、離れのホールで
州知事主催のバイキングの夕食会(飲み物付き)
これは、当然ながら交流会にもなっていて
音楽家、芸術家が、一般聴衆(及び政治家とスポンサー関係)と
歓談する、というチャンスでもある。
で、ビュッフェを腹いっぱい楽しんだ後
ホテルのバーで、またもや、ワインやコーヒーを飲みながら歓談。
ヨハネスを捕まえて
「タカーチュが凄かった (☆o☆)」と言ったら
苦笑いして「キミが気に入ると言い出すと思ってたよ」
・・・・ くそ、見透かされてる (-"-;)
結局、夜中の1時にホテルのバーを出て
またもや、150キロを走って(強風で非常に怖かった)
夜中の2時半にウィーンに着いて
このブログを書いているアホな私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。

やっぱり、私、ヨハネスとエディの大ファンです(はぁと)
向こうは多少迷惑と思っているかもしれないけど(苦笑)
Klangfrühling Gala 2012
ピアノ Eduard & Johannes Kutrowatz
パーカッション Yi Liu
Gerhard Krammer
4 Jahreszeiten in Japan für 2 Klaviere
3 Inselzeiten für 2 Klaviere und Percussion
Eduard Kutrowatz
Sakura für 2 Klaviere und Percussion
Johannes Kutrowatz
Akatonbo für 2 Klaviere
Ryuichi Sakamoto
The Last Emperor, Filmmusik für 2 Klaviere und Percussion
Mark Glentworth
Blues for Gilbert für Vibraphon Solo
Jenö Takács (zum 110. Geburtstag)
Tagebuchfragmente op. 93 für 2 Klaviere und Percussion
Joe Zawinul (zum 80. Geburtstag) Bearbeitung für 2 Klaviere von Klaus Paier
Birdland
Cannonball
Mercy, Mercy, Mercy
ピアノ・ドゥオ、クトロヴァッツ兄弟が音楽監督をする
クラング・フリューリンク 春の響き祭のオープニング・ガラ。
もちろん、チケットは売り切れ。
(というより、オーガナイザーのエリーが
席が足りない、と焦っていたけれど(笑))
ただ、今日は、州知事の代理とか、市長さんとか
政治絡み、スポンサー絡みの関係者が多くて
音楽愛好家ばかりが集まったワケではなさそうだが(笑)
この音楽祭、すでに10回を越えて
そのクオリティは、音楽愛好家や専門家に高く評価されている。
で、今回の私は、非公式に終了後のガラ・ディナーの挨拶の通訳という事で
その代わりに、チケットは無料で入手 (^^)v うっふっふ。
今年のオープニング・コンサートは、日本がテーマ
(やった!!! \(^O^)/)
ブルゲンラントの現代作曲家、ゲルハルト・クラマーは
以前も、日本の音楽のパラフレーズを作曲したが
今回は「日本の四季」「日本の島」という題名の曲を
ピアノとパーカッションで披露。
「日本の四季」は
「夏の思い出」や「小さい秋見つけた」「雪の降る町を」などの
(すみません、春を忘れてしまった (^^ゞ)
よく知られた日本の歌を、分解し、展開し、再構築したもの。
作曲技法としては、目を見張るものがあって
すごいな〜、と素直に驚嘆できるのだが
オリジナルを飽きるほど聴いて育って来た我々日本人には
かなりの違和感が拭いきれない。
言ってみれば
金髪で青い目で
大柄な外国人男性が
日本人の女性の振り袖を
左右・上下逆さに来て
ブーツを履いて
野球帽を被っているような感じ。
(悪口ではありません。
アートとすれば、その新鮮さは評価されてしかるべき)
エディの作曲した「さくら」は
日本の「さくら」の曲のパラフレーズ?というか編曲なのだが
これは至って素直 (^.^)
ピアノ内部の弦を指で弾く技法によって
ピアノでありながら、まるで日本の琴のような響きを出していて
非日本人が、これだけ日本的な響きを
ヨーロッパの楽器で意図的に
しかも実に自然に出した事にビックリ。
お兄さんのヨハネスが作曲した「赤とんぼ」は
弟エディと全く傾向が異なって
「赤とんぼ」のメロディが枠になってはいるけれど
その間に、他の国の秋っぽいメロディが散りばめられたコラージュ。
ゲルハルト、エディ、ヨハネスと
才能のある音楽家3人が、全く違った観点で、異なる技法を用いて
日本の曲を「料理」してくれているのが面白い。
坂本龍一の「ラスト・エンペラー」についてはご存知の通り。
最後のザヴィヌルもそうだけど
こういう力強い曲になると
エディとヨハネスの、エネルギッシュなピアノは、すごい威力を発揮する。
休憩後のヴィブラフォン・ソロの後に
やはりブルゲンラント出身のタカーチュ・イェネー (1902-2005)の
「日記のフラグメント」
これが・・・・すごかった (☆o☆)
何と言うか、フラグメントではあるのだけれど
ブルゲンラントの太陽が滴り落ちる、湿気のある空気や
一転して曇る空や
平坦なノイジードル湖に響きわたる風とか
飛ぶ鳥の羽音とか
もちろん、具体的な描写ではないが
視覚イメージの喚起もスゴイが
それ以上に、もっと体感的なイメージを、容赦なく刺激してくる。
聴きながら、体感としてブルゲンラントの気象を感じたのは初めての体験。
短い作品なのだけれど
ちょっと鄙びたようなハンガリーとオーストリアの田舎の景色が見えて
これ、誰か、映画にしてくれないかなぁ。
体感と視覚の刺激がバンバン入ってきて
ああああっ、これを聴くだけでも
ウィーンから2時間かけて
150キロをすっ飛ばしてきた甲斐があった(本気です)
最後のジョー・ザヴィヌルは
ご存知の通り、ジャズ・ナンバーで
エネルギッシュなクトロヴァッツ兄弟のピアノとは合うけれど
タカーチュの音楽でノックアウト状態になって
夢想の世界に入り込んでしまうと、ちょっとザヴィヌルは合わない。
まぁ、好みの問題です(きっぱり)
招待された無料のコンサートに
自分の正直な感想を書いてしまって良いかどうか
無料でもらったものについては
手放しで誉め言葉だけ並べた方が良いのかもしれないが
ちゃんと、オーガナイザーのエリーにも
ピアニストのヨハネスにも
「正直な感想、書いちゃって良い?」と聞いた(アホか私は?!)
2人とも、苦笑いして
「好きなように書けば?」と言ってくれたので
好きなように書いた(きっぱり)
初日なので、コンサート後、離れのホールで
州知事主催のバイキングの夕食会(飲み物付き)
これは、当然ながら交流会にもなっていて
音楽家、芸術家が、一般聴衆(及び政治家とスポンサー関係)と
歓談する、というチャンスでもある。
で、ビュッフェを腹いっぱい楽しんだ後
ホテルのバーで、またもや、ワインやコーヒーを飲みながら歓談。
ヨハネスを捕まえて
「タカーチュが凄かった (☆o☆)」と言ったら
苦笑いして「キミが気に入ると言い出すと思ってたよ」
・・・・ くそ、見透かされてる (-"-;)
結局、夜中の1時にホテルのバーを出て
またもや、150キロを走って(強風で非常に怖かった)
夜中の2時半にウィーンに着いて
このブログを書いているアホな私に
どうぞ1クリックをお恵み下さい。
やっぱり、私、ヨハネスとエディの大ファンです(はぁと)
向こうは多少迷惑と思っているかもしれないけど(苦笑)

プログラム掲載と同じ写真 ©Dario Acosta









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